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勅使河原が輪島ジム初王者へ 会長自伝で改心の過去

勅使川原弘晶(左)は王者ジェトロ・パブスタンをにらみつける


 WBOアジアパシフィック・バンタム級6位勅使河原弘晶(27=輪島)が王座奪取で人生を変える。

 同級王者パブスタン(フィリピン)の初防衛戦の前日計量が11日に都内であり、ともにリミット53・5キロでパスした。勅使河原は義母に虐待を受けて非行に走り、2度少年院に入った。そこで元世界王者輪島会長の自伝を読んで心を入れ替えた。11年のデビューから初の王座挑戦で、世界王者岩佐らとスパーし、元世界王者長谷川氏の指導も受けた。創設29年でジム初の王者へ「死に物狂いで勝つ。王者を手ぶらで病院送りにし、ベルトを会長にささげる」と誓った。

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村田諒太対ゴロフキン戦可能性残っていると本田会長

ミット打ちで右ストレートを打ち込む村田諒太(撮影・阿部健吾)


ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)の今後について本田明彦会長が20日に取材に応じ、元3団体統一同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)との対戦の可能性が残っていると明かした。

15日に米国で行われた2団体統一(WBAスーパー、WBC)世界同級タイトルマッチで、挑戦者の元2階級制覇王者アルバレス(メキシコ)に0-2の判定負けで初黒星を喫したが、以前より両者の間で東京ドームでの興行の交渉が進んでいた。王座陥落したことで消滅と思われたが、「評価は落ちていない。タイトルが無くても戦う価値がある選手」と8年間も王者であり続けた実績を分析。「ゴロフキンの気持ちしだい」と述べた。村田は10月20日に米ラスベガスで同級2位ロブ・ブラント(米国)との2度目の防衛戦を迎えるが、「内容が問われる。圧倒的に勝たないといけない」と見定めた。

村田本人はこの日は都内のジムで調整に励み、「あと1カ月ですね。調子は良い」と強調した。ゴロフキンを含め、今後のマッチメークを円滑に進めるためにも、内容が問われる一戦になる。

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田口良一、現役続行表明「あれで終わっていいのか」

現役続行を表明した田口良一(中央)と渡辺均会長(左)、梅津宏治トレーナー


前WBA&IBF世界ライトフライ級王者田口良一(31=ワタナベ)が20日、都内のジムで現役続行を表明した。

5月にヘッキー・ブドラー(30=南アフリカ)に敗れて王座を陥落したが、再戦で雪辱を目標に掲げた。陣営は王座奪回後はフライ級に上げて、2階級制覇を目指すプランも明かした。

ブドラー戦では日本人3人目の統一王者で初防衛に、WBA王座は日本歴代6位に並ぶV8を逃した。「いい引き際」と、家族、友人、先輩の元世界王者内山高志氏らに1度は引退すると伝えた。大半から続行を希望されたが、以前から考えていた飲食店経営の準備にとりかかろうとしていた。

3週間後に体を動かし始めると、悔しさが湧いてきた。「心身ともうまくいかなかった。不完全燃焼でふに落ちない。あれで終わっていいのか」という気持ちが強くなった。「とにかくブドラーにリベンジしたい」と6月中旬には現役続行を決断した。渡辺会長も「オプションもあるのでできると思う」と、即再戦への交渉に入る。

減量苦もあるため、フライ級も視野に入れている。同級では24日にWBO王者木村と3階級制覇を目指す田中が日本人対決する。田口と田中の王座統一戦が注目されていた時期もある。渡辺会長は「勝者とやれるようなら面白い」と話す。

再出発へ「心機一転で変化をつけ、一からスタートしたい」と話す。そこで元日本王者の梅津トレーナーと練習していくことにした。入門時の洪トレーナーと同じ門下生で気心は知れている。9年間ついていた石原トレーナーもサポートしていく。1週間前から本格ジムワークを始め、ブドラー対策にも取り組んでいる。田口は「まだ伸びシロがあり、さらに強くなっていく」と再び世界の舞台を目指す。

現役続行を表明した田口良一(中央)と渡辺均会長(左)、梅津宏治トレーナー

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木村翔V3戦を後押し、中国企業2社がスポンサー

ミット打ちをする木村(撮影・林敏行)


ボクシングWBO世界フライ級王者木村翔(29=青木)を中国マネーが後押しする。24日の名古屋でのV3戦に向け、19日に都内のジムで練習を公開。有吉将之会長が中国企業2社と契約したと明かした。世界三大蒸留酒の1つ「貴州茅台酒(きしゅうまおたいしゅ)」と北京ダックの老舗チェーン「全聚徳(ぜんしゅとく)」。中国が世界に誇る企業で、日本で販売戦略拡大の一環として契約が実現した。

木村は昨年に五輪連続金の鄒市明から王座奪取し、中国で人気者になった。前回も中国でV2を果たして人気は増すばかり。「一緒に練習したい」と現在もジム会員の中国人も20人近い。日本駐在ビジネスマンも多く、今回はその紹介で中国企業との異例のスポンサー契約がまとまった。

今や世界最大のアルコール飲料メーカーの貴州茅台酒は、中国の国酒として政治外交の宴席の乾杯で用いられる。全聚徳の北京本店には世界各国の首脳も訪れ、日本などに海外進出している。今回は2社の名をトランクスのベルトと前面やガウンの背中に入れる。

セコンドにも強力な援軍が加わる。元協栄ジムで数多くの世界王者を育てた大竹トレーナー。木村が6回戦時代から目にかけ、世界挑戦前からアドバイスしてきた。田中の3階級制覇阻止へ、リング内外から強力サポートを受ける木村。「すべて万全でありがたい。今一番脂が乗っていてワクワクする。KO決着したい」と、世界戦4連続KOを狙う。【河合香】

木村のトランクスのデザイン

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拳四朗「外食があんまり…」フィリピン合宿終え帰国

フィリピン合宿中、現地の美女に囲まれてご機嫌の拳四朗(BMBジム提供)


WBC世界ライトフライ級王者拳四朗(26=BMB)が19日、4度目の防衛戦(10月7日、横浜アリーナ)に向けたフィリピン合宿から成田空港に帰国した。9日から現地でフィリピン人選手と60ラウンドのスパーリングを行った。世界王者として、現地のテレビ、ウェブ媒体などの取材も受けたという。

拳四朗は「すごくいいスパーリングができました。被弾もありましたが、徐々に自分の距離で戦えるようになったと思います。1日だけ、すごくダメな日がありましたけど、次の日には修正もできたのでよかったです!」などとコメントした。

フィリピン合宿は3度目。「前回、前々回みたいに外食があんまりできなかった。おいしい料理をいっぱい食べたかったことだけが、心残りです。次は旅行で行きたいと思います」と食べ歩きが趣味の王者らしい感想も口にした。

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V3狙う木村翔「一番脂が乗っている」会長も大絶賛

公開練習を前に拳を突き出し、健闘を誓う木村(撮影・林敏行)


WBO世界フライ級王者木村翔(29=青木)が19日、都内のジムで練習を公開した。

24日に名古屋・武田テバオーシャンアリーナで、同級1位田中恒成(23=畑中)と日本人対決のV3戦を迎える。すでにスパーリングは17日で打ち上げ、この日は5回のミット打ちなどで汗を流した。

タイでの合宿などでスパーリングは合計150回を消化してきた。帰国後にジムでも12回スパーをこなしたが「全然疲れない。29歳で一番脂が乗っている」と言い切る。有吉将之会長(44)も「怖いぐらい調子がいい。不安は全くない」と満面の笑みだった。

体重も練習後でリミットまで1・8キロ程度。前日は鍋やうどんを食べ、オレンジジュースを2リットル飲んだという。前日計量はCBCで生中継されるが「まだ減量してない。あしたぐらいから」と余裕の弁だった。

今回はセコンドに強力な援軍も加わる。元協栄ジムで数多くの世界王者のマネジャー、トレーナーを務めた大竹重幸氏(60)。木村が6回戦ボーイの時に潜在能力を見抜き、世界初挑戦時も「勝てる」と断言。その後は練習でもアドバイスを送ってきた。有吉会長は「百人力で裏方も万全」と、今回はセコンド参戦をお願いした。

挑戦者の田中は高校4冠で世界最速タイの3階級制覇を狙う。木村は24歳でプロデビューし、それも1回KO負けを喫した。エリート対雑草の日本人対決。大竹氏は「木村は素直で吸収力がある。ボクに言わせればエリート。負けるわけがない」と太鼓判を押した。

木村はここまで世界戦すべてKOで勝ってきた。また敵地だが、応援団も約200人駆けつける。「ワクワクして楽しみ。強い相手なら燃える。名前を売るチャンス。ボクがチャンピオン。KO決着できれば」と4連続KOを期した。

WBO世界フライ級タイトルマッチ12回戦 ミット打ちを行う木村(右)と有吉会長(撮影・久永壮真)
和やかな雰囲気で会見する、左から青木ジムの有吉将之会長、木村、大竹重幸トレーナー(撮影・林敏行)

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井上尚弥「世界一決定戦」チケットが1万枚突破

スパーリングを公開した井上尚(左)


ボクシングWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が横浜アリーナで臨む10月7日のワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)1回戦のフアンカルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)戦チケットの売り上げが1万枚を突破した。所属ジムの大橋秀行会長が18日、明かした。今回は約1万2000席が用意されており、残りは2000席ほどだという。国内開催の井上の世界戦では過去最大の会場となるが、満員間近の朗報に「やっぱり人が多いと気持ちも盛り上がるのでいいですよね」と歓迎した。

井上を含めた3団体の世界王者ら8人による階級最強を決める賞金争奪トーナメントは国内外で大きな注目を集めている。チケットは先月31日から大橋ジム、今月15日からはチケットぴあで発売が開始されており、大橋会長も「完売する前に購入してほしい」と呼びかけた。井上本人はこの日、パヤノと同じサウスポーのアマチュア選手を練習パートナーに4回のスパーリングを消化。今週中にはスパーリングを打ち上げ、パヤノ戦に向けて最終調整に入る。世界最強を目指すトーナメント開幕戦の機運がぐっと上がってきた。

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最速3階級制覇へ田中恒成「これまでにない危機感」

田中恒成(2017年9月20日撮影)


ボクシングの元WBO世界ミニマム、ライトフライ級王者で、同フライ級1位田中恒成(23=畑中)が18日、同級王者木村翔(29=青木)との世界戦(24日、愛知・武田テバオーシャンアリーナ)を前に名古屋市内の同ジムで練習を公開した。

WBAライト級王者ロマチェンコに並ぶプロ12戦目での世界最速3階級制覇がかかる。「3階級制覇という点のこだわりはない。KOができれば、と思いますが、勝つことだけに集中したい。これまでになく危機感があるので」と語った。

畑中清詞会長(51)が「ブルファイター。メンタル、体力両面でスタミナが非常にある」と称賛する王者に対し、田中は何度も「危機感」という言葉を口にした。“最強の敵”に対するリスペクトを胸に、フィリピンから2人のパートナーを呼び、約80ラウンドのスパーリングをこなした。

田中は「自分との戦いになる。どんな展開になるか、予想はしていません。リングに上がってみないと、本当の強さはわからない」と本番への抱負を語った。

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防衛戦控える村田諒太、アルバレス参考に「前に」

スパーリングで右ストレートを打ち抜いた村田


WBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)が17日、都内のジムで6回のスパーリングを敢行した。同級2位ロブ・ブラント(米国)との防衛戦(10月20日、米ラスベガス)へ、「やっぱり前に出た方が強いな」と確信したのは2回。初回に相手に前に出てこられ、自身の重心を浮かされた。反省から2回には逆に前に出ることで、重心を低く保った豪快な右を打ち込み続けた。

「昨日の試合もそうでしたから」と振り返ったのはミドル級頂上決戦。挑戦者アルバレスが予想に反して1回に前に出て、2団体統一王者ゴロフキンにプレッシャーをかけ、主導権を握って判定勝ちした。熱戦もヒントに、自らもミドル級覇権争いに加わっていく。

練習中にタオルで汗をふく村田

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現役復帰メイウェザー、パッキャオ再戦は「東京で」

会見を終え、笑顔を見せるメイウェザー(中央左)。左から亀田3兄弟の長男興毅氏、1人おいて次男大毅氏、三男和毅(撮影・足立雅史)


ボクシング元5階級制覇王者で17年8月に現役引退したフロイド・メイウェザー(41=米国)が19年に現役復帰する。17日に都内で会見し「東京で、パッキャオと試合するかもしれないので今、詰めている。米国に帰って(米ケーブルテレビ大手)ショータイムなどと話して展開を考えたい」と表明。15年に「世紀の一戦」として拳を交えた6階級制覇王者の名前を具体的に挙げた。

米国で展開中の自身ブランド、TMT(The Money Team)の日本拠点を設立し、元3階級制覇王者亀田興毅氏ら3兄弟が所属する協栄ジムの協力を得てボクシングイベントを計画中。また日本でナイトクラブなどの事業も考えており「(日本で)カジノの世界に進んでビジネス展開したい」と意欲を示した。

会見で笑顔を見せるメイウェザー(撮影・足立雅史)

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メイウェザー、パッキャオと再戦「詰めている状態」

会見に臨むメイウェザー(撮影・足立雅史)


プロボクシングで50戦無敗の5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(41=米国)が17日に都内で会見し、2019年に復帰戦を行うことを発表した。

メイウェザーは会見の最後に、15日に東京・お台場で開かれたイベントで再会した6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(39=フィリピン)との15年5月に判定勝ちして以来の再戦について、あらためて触れ「日本でマニーとの試合があるかも知れないということで、それは今、詰めている状態」と言及した。ただ、具体的なことは明言しなかった。

メイウェザーとパッキャオの試合は、2015年5月2日にWBA、WBC、WBO世界ウエルター級王座統一戦として行われ、WBA、WBC王者メイウェザーが、WBO王者パッキャオに12回3-0の判定で勝ち、王座を統一した。

両者の対戦は、パッキャオがウエルター級に階級を上げた09年以降、何度もうわさされ、9年越しで実現。ファイトマネーの合計が330億円以上、総収入が4億2000万~4億4000ドル(約504億~528億円)とも言われる、史上空前のビッグマッチとなった。試合は序盤からパッキャオがプレッシャーをかけたが、次第にメイウェザーがフットワークと巧みな防御技術でかわしはじめ、中盤以降、ペースを握った。ジャッジの採点は118-110が1人、116-112が2人とメイウェザーの快勝だった。ただパッキャオは、試合の3週間前に練習中に右肩を負傷しながら、それを公表せずにリングに立っていた。試合前には痛み止めの注射を求めたが、ネバダ州のボクシング認証団体はけがのことを知らされていなかったため認めず、第4ラウンドに悪化させた。

試合後は、ひたすら足を使い、カウンター狙いに終始したメイウェザーの戦い方に批判が集まった。一方、パッキャオも、右肩の負傷の件を隠して戦い、負けたことで損害を被ったなどとし米ネバダ州ラスベガスの住民から500ドル(約6億円)以上の損害賠償を求めて集団訴訟を起こされる騒動となった。パッキャオは5月6日に右肩の手術を受けた。

メイウェザーは試合後、パッキャオと1年後に再戦する意思を示していたが、5月7日にケーブルテレビ大手ショータイムのインタビューに「気が変わった。現時点ではノーだ。彼が痛々しい敗者で臆病者だからだ」と再戦する気はないと強調。パッキャオの右肩の故障が試合に影響したかについて「絶対にない。彼は左右両方とも速くて強いパンチを打っていた」と否定的な見解を示していた。

メイウェザーは最後に「日本全体にとにかくありがとうと言いたい。世界展開は自分の夢なので、感謝の気持ちでいっぱい」などと話した。【村上幸将】

会見で笑顔を見せるメイウェザー(撮影・足立雅史)

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メイウェザー現役復帰戦は「日本でパッキャオかも」

会見で笑顔を見せるメイウェザー(撮影・足立雅史)


プロボクシングで50戦無敗の5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(41=米国)が17日に都内のホテルで会見し、19年に現役復帰戦に臨むことを発表した。米国で展開する自身のブランド「TMT(The Money Team)」の日本拠点となる「TMT Tokyo」の立ち上げ、そして自らの現役復帰戦などについて口にした。主催者からの質問に対して応じる形で、メイウェザーが次のように話した。

-今回の来日目的は

「ウルトラジャパン(お台場のイベント)をみなさんと一緒に参加してお祝いして、TMT Tokyoの立ち上げについての話のために来ました」

-日本の印象は

「日本はグレートな街、大好きな国で8回目の来日になる。これからも頻繁に来たい」

-日本でのビジネスは

「TMTモデル、TMTラグジュアリーカーズ、TMTナイトクラブ、TMTボクシングを日本で展開していきたいと思う」

-日本でのボクシングプランは

「亀田兄弟とタッグと組んでコラボレーションし、アジアでもボクシングの展開を広げていきたい」

-今後の日本とのパートナーシップについて

「どんどんカジノの世界に進んでいって、ビジネスを展開したい」

-リングに戻る

「先日、偶然にもパッキャオと会った。今度米国に帰って(米ケーブルテレビ大手)ショータイムなどとも話して今後の展開を考えたい」

-次回の来日はいつ

「もう既に来月に来ることになっている。展開しているベンチャーについて進めていきたい」

-ボクシングが恋しい

「ボクシングは恋しいことはない。ただボクシングは大好きなので、新しいチームとともに新しい世界に進むことを考えたい」

-なぜ東京に拠点を

「(TMT)ブランドが伸びるマーケットとして良かったからだ」

-若者へのアドバイス

「1歩ずつ進む。成功は1日にしてならず。コツコツと努力をしていくことが大切だろう」

-米国に続き日本でジム経営

「ちょうど今日と明日、ジムの話をしている。メイウェザーブランドを立ち上げているところなので、ジムも展開できるように頑張りたい」

-現役復帰について

「日本(東京)で、マニー(・パッキャオ)と試合するかもしれないので、今詰めているところだ」

花束を手に笑顔を見せるメイウェザー(撮影・足立雅史)

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メイウェザー「日本でカジノ」復帰よりビジネス?

日本で会見を開いたフロイド・メイウェザー(撮影・村上幸将)


プロボクシングで50戦無敗の5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(41=米国)が17日、都内で会見を開き、日本で現役復帰する方向で調整をしていると明らかにする一方で、自身の会社「メイウェザー・ホールディングス」と、亀田興毅(31)らが所属する協栄ジム、ローラやダレノガレ明美らが所属する芸能事務所LIBELAと共同で新会社「TMT(The Money Team)Tokyo」を立ち上げると発表した。

メイウェザーは会見で20分近くにわたって自身の今後について語ったが、内容はボクシングの復帰の話より、日本での新規ビジネスに主眼が置かれた。メイウェザーは「メイウェザー・ファンドを、日本で立ち上げているところで、その話を、ちょうど昨日、今日としていたところだ。これから事業を展開できるように頑張りたい」とビジネスに意欲を見せた。その上で日本でのパートナーシップについて「カジノの世界にどんどん、進んでいってビジネスを展開したい」と即答し、7月の国会で「特定複合観光施設区域整備法(IR法)」が成立したことを受け、日本でも議論を呼んでいるカジノに強い意欲を見せた。

メイウェザー・ホールディングス東京のブレントア・ジョンソンCEOも「カジノの世界を進め、ビジネスを展開したい」と続けた。さらに「LIBELAさんとのコラボレーションで、カジノの事業を、どんどん進めたい。2020年東京オリンピック開催地ということで、すごくポテンシャルがある」と、LIBELAとのコラボでのカジノへの進出に期待を寄せた。

一方、LIBELAの関係者も「メイウェザー・ホールディングスとTMT Tokyoとマネジメント契約を結び、メイウェザー氏の日本でのマネジメントはLIBELAが行うこととなりました」と、メイウェザーの日本でのマネジメントを担当することを明らかにした。その上でLIBELAの子会社として「TMTモデルズ」を発足させ、「日本から海外、海外から日本へのマネジメント会社を設立、運営していこうと思います」と、芸能での新たなビジネス展開も明らかにした。

さらにジョンソンCEOはジュエリー界への進出も明言し、高級時計、ブライダルジュエリーの会社「ゆきざき」ともパートナーシップを結んだことを明らかにした。「こちらの方も、どんどん展開したい。東京を第2のホームとして頑張っていきたい」などと、ジュエリービジネスにも強い意欲を見せた。

一方、メイウェザーの現役復帰、日本での復帰戦などボクシングに関わる件について、協栄ジムの金平桂一郎会長の説明は「詳細は、まだ詰め切ってないですけど、メイウェザー氏と協栄ジムが一体となってボクシング界を盛り上げていこうということは確実に決まっている」というレベルにとどまった。「当然、メイウェザー選手は世界一のボクサーであり、歴史に残っていくボクサー。1973年にモハメド・アリを日本に招聘(しょうへい)したことと並ぶ…それ以上のことでないかと」と壮大な構想を口にしたものの、話の内容は具体性を欠いた。

メイウェザーは、亀田興を横に「お隣の亀田兄弟とパートナーシップを結び、どんどんコラボレーションして、ボクシングの展開をアジアでも広げていきたい」とボクシングの展開について言及したものの、具体的な内容は乏しかった。

15日に東京・お台場で開かれたイベントで再会した、6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(39=フィリピン)との、15年5月の判定勝ち以来の再戦についても「日本でマニーとの試合があるかも知れないということで、それは今、詰めている状態」と言うにとどまり、日本での復帰戦の日程など、ボクシングの現役復帰についての話は、最後まで具体性を欠いた。【村上幸将】

会見に臨むメイウェザー(左)。中央は亀田興氏、右は協栄ジム金平会長(撮影・足立雅史)
会見に臨むメイウェザー(撮影・足立雅史)

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メイウェザーが19年に復帰戦、亀田家とタッグ組む

会見で笑顔を見せるメイウェザー(撮影・足立雅史)


50戦無敗の5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(41=米国)が17日、都内で会見し、2019年に復帰戦を行うと発表した。現役復帰となれば、17年8月26日に米総合格闘技UFC2階級制覇王者コナー・マクレガー(アイルランド)のボクシングデビュー戦の相手として対戦し、10回TKOで勝利し、当時新記録の50連勝を飾って以来。メイウェザーは「ボクシングが恋しいことはなかったが、好きなので新しいチームと共に新しい世界に進みたい」と意気込んだ。

今回の復帰戦は、メイウェザーの会社「メイウェザー・ホールディングス」と、日本初の3階級制覇を達成した亀田興毅(31)と弟の亀田和毅(27)らが所属する協栄ジムと、ローラやダレノガレ明美らが所属する芸能事務所LIBELAと共同で「TMT(The Money Team)Tokyo」という会社を立ち上げる一環だ。日本で新たなビジネスを展開するといい、メイウェザーは「日本は好きで8回、来た。これからも来ることになるだろう。ナイトクラブ、ボクシングのビジネスを展開したい。亀田兄弟とコラボレーションし、アジアでもボクシングを展開したい」と語った。来月も来日し、ベンチャービジネスについて話を進めるといい、「東京はビジネスが伸びるのにいいと思い(新規ビジネスを立ち上げる地に)選んだ」と語った。

15日に都内で再会した、6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(39=フィリピン)との15年5月に判定勝ちして以来の再戦については「先日、偶然に会った。米ショータイムと今後の展開を話したい」と再戦に含みを残した。

メイウェザーは2015年9月14日に米ネバダ州ラスベガスで行われたWBA、WBC世界ウエルター級タイトルマッチで、WBA同級暫定王者アンドレ・ベルト(米国)に3-0の判定で勝ち、56年に無敗で引退した伝説の元ヘビー級王者ロッキー・マルシアノ(米国)の49戦全勝に肩を並べる49勝(26KO)の記録を残し、38歳で引退を表明。「これでキャリアは終わりだ。私はすべてを成し遂げた。お金も十分にあるし、これ以上やるべきことはない。(全勝記録は)次のメイウェザーが破ってくれればいい」などと語った。

ところが、17年8月にマクレガーのボクシングデビュー戦の対戦相手として“現役復帰し、スーパーウエルター級12回戦を戦い、10回TKO勝ちした。区切りの50連勝を飾り、試合後に「これが私の最後の試合です。今日が最後」と、改めて引退を宣言。マルシアノの全勝記録を超えたことについては「彼(マルシアノ)は伝説。わたしもいつかなれれば」と語っていた。

亀田興は「メイウェザーからアドバイスをうけて、米国のように盛り上げていこうと…うれしく思う。将来的にメイウェザーの選手と日本人選手が戦い、盛り上がって行ければな、と。力の指標をマネーとすると、行ききった選手。ボクシングは、まだ厳しい。世界王者になってもバイトしなければいけない子もいてて…変えたい。その中、メイウェザーとやっていくと明るい未来があるのではないか。若い世代で、それをやっていきたい」と抱負を語った。【村上幸将】

会見に臨むメイウェザー(撮影・足立雅史)

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王者ゴロフキン初黒星…判定への不満は口にせず

アルバレス(左)のパンチをかわすゴロフキン(AP)

<プロボクシング:2団体統一(WBAスーパー、WBC)世界ミドル級タイトルマッチ12回戦>◇15日(日本時間16日)◇米ネバタ州ラスベガス、Tモバイル・アリーナ


2団体統一(WBAスーパー、WBC)世界同級タイトル戦は、挑戦者のカネロこと元2階級制覇王者サウル・アルバレス(メキシコ)が、王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)に2-0の判定勝ちで初黒星をつけ、1年ぶりの再戦に決着をつけた。

8年間保持した王座を失ったゴロフキンは言葉少なに会場を後にした。判定への不満は口にせず、後半盛り返す展開に「良い試合だった。彼より良い戦いをした」とだけ言った。

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アルバレス新王者「またやってもいい」再戦へ含み

ゴロフキン(右)に強烈なパンチを出すアルバレス(AP)

<プロボクシング:2団体統一(WBAスーパー、WBC)世界ミドル級タイトルマッチ12回戦>◇15日(日本時間16日)◇米ネバタ州ラスベガス、Tモバイル・アリーナ


今年最大のビッグマッチはメキシコの至宝に軍配が上がった。挑戦者のカネロこと元2階級制覇王者サウル・アルバレス(メキシコ)が序盤から前に出る積極性で、王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)と渡り合い、2-0の僅差判定勝ちで新王者についた。ミドル級新記録の通算21度目の防衛を阻み、プロ初黒星も与え「明白な勝利だ」と誇った。

1年前は引き分け。5月の再戦は自身のドーピング違反で延期となり、6カ月の出場停止処分明けだった。疑惑の目を向けられ続け、怒りを抱えていた。1年前の守備的戦術ではなく、効果的なボディーなど、打ち合って強者を証明。「人々が望むなら、またやってもいい」と3度目の決戦へ含みを持たせた。

ゴロフキンを下し新王者に輝いたアルバレス(AP)

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村田諒太「遠ざかる」王者ゴロフキン初黒星で統一戦

テレビ出演後に取材対応する村田

<プロボクシング:2団体統一(WBAスーパー、WBC)世界ミドル級タイトルマッチ12回戦>◇15日(日本時間16日)◇米ネバタ州ラスベガス、Tモバイル・アリーナ


ボクシングのミドル級頂上決戦は、WBA世界同級王者村田諒太(32=帝拳)にとって、長く険しい道を強いる結果となった。

15日(日本時間16日)に米ラスベガスで開催された2団体統一(WBAスーパー、WBC)世界同級タイトル戦は、挑戦者のカネロこと元2階級制覇王者サウル・アルバレス(メキシコ)が、王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)に2-0の判定勝ちで初黒星をつけ、1年ぶりの再戦に決着をつけた。生中継したWOWOWでゲスト出演を終えた村田は「遠ざかりますよね、興行的には。またしんどい道が始まる」と率直な心境を述べた。

ゴロフキンとは青写真が描けていた。交流があり、WBA王座統一戦として東京ドームでのビッグマッチに関心も示していた。10月20日にラスベガスで同級2位ブラント(米国)とのV2戦が控える村田も、次々戦に据えていた。対してアルバレスは、米国での人気は群を抜き、日本に呼べる可能性は低い。興行的な観点から「2、3段階ステップを踏まないと、カネロは出てこない。たどり着けないと思う」と分析した。

現実は厳しい。ただ、「いちいち揺れ動いていてもしょうがない。次の試合に集中するだけ。証明すべきことがまだまだある」。新たな覚悟を固め、より本場でアピールする必要性を口にした。【阿部健吾】

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村田諒太、カネロ勝利にビッグマッチ「遠ざかった」

新王者となったアルバレス(AP)


ボクシングのミドル級頂上決戦は、WBA世界同級王者村田諒太(32=帝拳)にとっては、長く険しい道を歩む結果となった。

15日(日本時間16日)に米ラスベガスで開催された2団体統一(WBAスーパー、WBC)世界同級級タイトルマッチ12回戦。挑戦者のカネロこと元2階級制覇王者サウル・アルバレス(28=メキシコ)が、8年間王者だったゲンナジー・ゴロフキン(36=カザフスタン)に2-0の判定勝ちでプロ初黒星をつけ、1年ぶりの再戦に決着をつける結果となった。生中継したWOWOWでゲスト出演を終えた村田は、アルバレスの勝利に「遠ざかりますよね、興行的には。またしんどい道が始まる」と率直な心境を述べた。

遠ざかる理由は、ゴロフキンとの縁にあった。ミドル級に君臨し続けた絶対王者とは交流があり、WBA王座統一戦として東京ドームでのビッグマッチに関心も示していた。10月20日に米ラスベガスで同級2位ロブ・ブラント(米国)とのV2戦が控える村田も、次々戦の明確な目標として、国内ボクシングの恩返しという意味でも、標的を明確に定めていた。ゴロフキンが勝ってほしい…。戦前にはその気持ちはあったはずだ。

メキシコ出身のアルバレスは、米国での人気は群を抜いており、日本に呼べる可能性は限りなく低い。興行的な観点から、「2、3段階ステップを踏まないと、カネロは出てこない。たどり着けないと思う」と冷静に現実を見据えた。

正直ショックはあるだろう。ただ、「いちいち自分自身が揺れ動いていてもしょうがない。次の試合に集中するだけ」と気持ちは切れてはいない。むしろ、新たな覚悟を決め、より本場でアピールする必要性も痛感している。「証明すべき事がまだまだある」と泰然と述べた。

村田諒太(2018年6月13日撮影)

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アルバレス、絶対王者ゴロフキン下す!村田の動向は

新王者となったアルバレス(AP)

<プロボクシング:2団体統一(WBAスーパー、WBC)世界ミドル級タイトルマッチ12回戦>◇15日(日本時間16日)◇米ネバタ州ラスベガス、Tモバイル・アリーナ


今年最大のビッグマッチ「ミドル級頂上決戦第2弾」は、メキシコの至宝の勝利に終わった。挑戦者のカネロこと元2階級制覇王者サウル・アルバレス(28=メキシコ)が、8年間王者であり続けたゲンナジー・ゴロフキン(36=カザフスタン)に2-0の判定勝ち(115-113、115-113、114-114)でプロ初黒星をつけ、1年ぶりの再戦に決着をつけた。

アルバレスは50勝(34KO)1敗2分け、ゴロフキンは38勝(34KO)1敗1分けとなった。

立ち上がりからアルバレスの積極性が目立った。ゴロフキンの重くコンスタントなジャブを恐れずに、前に出た。2回には左のアッパーをカウンターで顔面にヒットさせるなど、リズムをつかんだ。ゴロフキンは4回に左の多彩な連打で正面から突破口を探り、シャープなアッパーも披露したが、アルバレスの勢いは止まらない。5回には連打のボディーブローを的確に集め、ゴロフキンを後退させた。

流れが変わったのは終盤になってから。スタミナの影響か手数が減ったアルバレスに対し、ゴロフキンのペースが落ちない。10回には右ストレートを顔面に打ち込み、相手を下がらせた。ボディーブローの影響で動きに鈍さは出たように感じさせたが、序盤の劣勢を盛り返してみせた。12回を戦い抜くと、最後は互いに抱擁した。

ともに一発でパスした前日計量の写真撮影時には、アルバレスがゴロフキンに挑発的に額を付き合わせ、関係者が制止に入る一触即発状態になった。1年前、引き分けに終わった「第1弾」ではあった互いへの尊敬の念は消えうせたとともに公言して臨んだ戦いだった。すべてはドーピング問題に起因していた。

引き分けで再戦の機運が高まり、5月に決着戦が組まれたが、アルバレスのドーピング違反が発覚。陽性反応を示したクレンブテロールは、メキシコの家畜に使用されてはいるが、筋肉増強剤にあたる禁止薬物だった。「メキシコで食べた牛肉が汚染されていた」と故意ではないと主張し、出場停止6カ月という短期間の処分で済んだが、これに対してゴロフキンは疑問を突きつけた。「薬物入りの牛肉を誤って食べたという彼の主張は信じない」と批判したことで、両者は一気に敵対モードとなった。リスペクトなき頂上決戦はそうして初戦と互いの心情を変えながら、ゴングの時を迎えていた。

勝利のリングで、アルバレスは「セコンドが接戦だと教えてくれた。感情が高ぶって言葉がありません。みなさんに感謝します。自分を信じてくれたみなさん、ありがとう」と声を張り上げた。ゴロフキンについては、「彼は素晴らしいパンチャー」「栄誉ある素晴らしいライバル。必要な存在。良い試合ができた」とも述べた。3度目の戦いについては「もし再戦、三度目の正直を求めるなら、しっかり家族との休みを取ってやりたい」とした。

WBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)の動向にも大きく影響してくる決戦は、アルバレスの勝利で幕を下ろした。

注目の大一番で拳を交えるゴロフキン(左)とアルバレス(AP)

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王者ゴロフキン、アルバレス写真撮影で乱闘寸前状態

写真撮影で乱闘寸前になる王者ゴロフキン(右)と挑戦者アルバレス(AP)


ミドル級頂上決戦第2弾が15日(日本時間16日)に挙行される。

WBAスーパー、WBC世界ミドル級王座戦(米ラスベガス)の前日計量が14日(同15日)に行われ、王者ゲンナジー・ゴロフキン(36=カザフスタン)、挑戦者の元2階級制覇王者サウル・アルバレス(28=メキシコ)ともに一発パスした。向き合っての写真撮影では、アルバレスが挑発的にゴロフキンと額を付き合わし、関係者が制止に入る一触即発状態に。1年前の「第1弾」は引き分けに終わり、5月の再戦は、アルバレスのドーピング違反で延期となった決戦にいよいよ決着がつく。

写真撮影でポーズをとる王者ゴロフキン(AP)

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メイウェザーVSパッキャオ世紀の対決再戦の可能性

マニー・パッキャオ(2015年8月6日撮影)


ボクシングで「世紀の対決」として注目されたフロイド・メイウェザー(41=米国)とマニー・パッキャオ(39=フィリピン)が再戦する可能性が出てきたと15日、米スポーツ専門局ESPNなど複数の欧米メディアが報じた。元世界王者メイウェザーが写真共有アプリ「インスタグラム」で、詳細は不明ながら「年内にパッキャオと闘うために復帰する」などと投稿したという。

両者は15年5月に対戦。世界が注目した一戦はメイウェザーが判定勝ちした。その後、ともに1度は引退したが、世界主要4団体で6階級制覇を成し遂げたパッキャオが16年11月に現役復帰。メイウェザーも昨年6月に復帰し、総合格闘技の選手と対戦するなど話題を呼んだ。

フロイド・メイウェザー

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メイウェザー&パッキャオ「再戦合意」12月決戦も

フロイド・メイウェザー


「世紀の一戦」再び-。50戦無敗の5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(41=米国)と6階級制覇のマニー・パッキャオ(39=フィリピン)が再戦する可能性15日、浮上した。

メイウェザーが自らのSNSで同日に東京・お台場で開かれたイベントで、来日中のパッキャオと再会したことを報告し「パッキャオと対戦するために戻る」と投稿した。

対戦が実現すれば15年5月以来。当時ファイトマネーの合計が330億円以上ともいわれたビッグマッチ。試合はメイウェザーが3-0の判定で制している。

パッキャオも自身のSNSでメイウェザーと対面した動画をアップ。その映像ではメイウェザーがパッキャオを見つけて「やろうぜ」と呼びかけ、それに呼応して「Letsdoit」と返答。さらにメイウェザーがパッキャオを指さして「easy(楽勝だぜ)」と挑発する姿が映し出されている。自身が独白するもようも収められていた。メイウエザーが独白するもようもあり、その中で「12月に俺はカムバックすることを決めた」と語っている。

メイウェザーにとっては17年8月、総合格闘技UFCの2階級同時制覇王者コナー・マクレガー(アイルランド)とのボクシングルール戦以来のリングとなる。

パッキャオは14日に都内でアスリートサポートパートナーに就任したトレーニングギアSIXPAD(シックスパッド)の新商品発表会に出席し、12月9日か来年1月19日に初防衛戦を計画していると明かした。その上で「現役の時間は多くない。日本で試合がしたい」と98年5月の東京・後楽園ホール以来となる日本リングを希望していた。

来日し、笑顔で取材に応じるパッキャオ(撮影・奥山将志)=2015年8月6日

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メイウェザー「パッキャオと対戦する」年内に再戦

フロイド・メイウェザー


ボクシング元5階級制覇王者で50戦全勝のまま現役引退したフロイド・メイウェザー(41=米国)が15日、6階級制覇王者で現WBA世界ウエルター級王者マニー・パッキャオ(39=フィリピン)と年内に再戦すると自らのSNSに投稿した。

同日に東京・お台場で開かれたイベントで、来日中のパッキャオと再会したことを報告し「パッキャオと対戦するために戻る」とコメント。今年12月にも、判定勝利を挙げた15年5月以来となる2度目のパッキャオ戦が実現すると明かした。既に米メディアも一斉に2度目の「世紀の一戦」が実現しそうであると報じた。復帰が実現すれば、17年8月、総合格闘技UFCの2階級同時制覇王者コナー・マクレガー(アイルランド)とのボクシングルール戦以来のリングとなる。

一方のパッキャオは14日に都内でアスリートサポートパートナーに就任したトレーニングギアSIXPAD(シックスパッド)の新商品発表会に出席し、12月9日か来年1月19日に初防衛戦を計画していることを明かした。その上で「現役の時間は多くない。日本で試合がしたい」と98年5月の東京・後楽園ホール以来となる日本リングを希望していた。

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メイウェザー&パッキャオが再戦― 米ESPN報道

フロイド・メイウェザー=2013年12月21日


「世紀の一戦」再び-。50戦無敗の5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(41=米国)と6階級制覇のマニー・パッキャオ(39=フィリピン)が対戦すると、ESPNなど米メディアが報じた。

メイウェザーはインスタグラムで「今年、パッキャオと戦うために戻ってくる」と投稿している。

対戦が実現すれば15年5月以来。当時ファイトマネーの合計が330億円以上ともいわれたビッグマッチ。試合はメイウェザーが3-0の判定で制している。

来日し、笑顔で取材に応じるパッキャオ(撮影・奥山将志)=2015年8月6日

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WBSSが井上に密着「たまたま」怪物ボディー披露

WBSSの映像スタッフの密着取材を受けながらミット打ちを消化するWBA世界バンタム級王者井上尚弥(左端)


ボクシング3階級制覇王者となるWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(25=大橋)が2日間にわたって世界発信されるドキュメント映像の撮影に臨んだ。

10月7日、横浜アリーナで開幕する階級最強を決めるトーナメント、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)1回戦(フアンカルロス・パヤノ戦)に備え、14日からWBSS映像スタッフが来日。

15日には横浜市の所属ジムで井上本人、父真吾トレーナーがインタビューを受けた。前日14日には大橋秀行会長ら関係者も取材を受けた。 来日したデビット・フィンチ・ディレクターによれば、今回のドキュメント映像は日本をはじめ、米国、カナダ、英国、中東などでWBSS公式の映像として放送される見通しだという。撮影を終えた井上は「いつもの(国内の撮影と)変わらない感じですよ。ただ海外メディアだと日本とは考え方も違いますし、違った角度からの質問があるので一瞬、困りますけれど」と笑いながら振り返った。

15日には4回予定のスパーリングに臨んだが、3回途中に強烈な右ボディーが入って練習パートナーがギブアップ。WBSS映像スタッフの目前で「モンスター」ぶりを見せつけた井上は「たまたま(良いパンチが)入っただけですから」と謙遜していた。なおWBSS1回戦となる初防衛戦の挑戦者、元WBAスーパー王者パヤノと同じサウスポーとのスパーリングは来週いっぱいで打ち上げる予定となっている。

WBSS映像スタッフの密着取材を受ける井上尚弥

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王者ゴロフキン、アルバレス前日計量で一触即発状態

写真撮影で乱闘寸前になる王者ゴロフキン(右)と挑戦者アルバレス(AP)


今年最大のビッグマッチ「ミドル級頂上決戦第2弾」のゴングが迫ってきた。

WBAスーパー、WBC世界ミドル級タイトル戦(米ラスベガス)の前日計量が14日(日本時間15日)に行われ、王者ゲンナジー・ゴロフキン(36=カザフスタン)、挑戦者のカネロこと元2階級制覇王者サウル・アルバレス(28=メキシコ)ともに一発でパスした。互いに向き合っての写真撮影「facetoface」では、アルバレスがゴロフキンに猛進し、そのまま額を付き合わし、関係者が制止に入る一触即発状態に。舌戦も含め、完全決着への盛り上がりは最高潮になってきた。

「第1弾」は1年前。当時3団体統一王者だったゴロフキンに、メキシコの至宝アルバレスが挑む世紀の一戦は、12回を戦い抜いて引き分けに終わった。その後再戦の機運が高まり、5月に決着戦が組まれたが、アルバレスのドーピング違反で延期となったことが、両者の因縁をより深くした。

アルバレスが陽性反応を示した禁止薬物クレンブテロールは、メキシコの家畜に使用されてはいるが、筋肉増強剤にあたる。元WBC世界バンタム級王者山中慎介さんの防衛を阻み、結果的に引退に追い込んだルイス・ネリ(メキシコ)が陽性反応を示したジルパテロールと同系統の物質で、ネリと同じようにアルバレスも「メキシコで食べた牛肉が汚染されていた」と故意ではないと主張。出場停止6カ月という短期間の処分で済んだ。

これに対し、ゴロフキンは「薬物入りの牛肉を誤って食べたという彼の主張は信じない」と批判したことで、両者は一気に敵対モードとなった。処分を終えたアルバレスは「ばかげたことに嫌な思いをしているが、それをこの試合に向けたトレーニングのモチベーションにしてきた。怒っている。でもおれは、それを試合で自分のため使うつもりだ」と憤りを隠さない。

前日計量で乱闘寸前まで高まった両者の感情は、どのようにリングで解き放たれ、どんな結末をもたらすか。WBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)の動向にも大きく影響してくる決戦は、日本時間16日午前11時以降に開始となる予定だ。

写真撮影でポーズをとる王者ゴロフキン(AP)
写真撮影でポーズをとる挑戦者のアルバレス(AP)

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岡田博喜が19連勝、米デビュー戦1P差の判定勝利

岡田博喜


ボクシングWBO世界スーパーライト級3位岡田博喜(28=角海老宝石)が、辛くも判定で米デビュー戦に勝利した。

14日にフレズノでのノンタイトル10回戦でクリスチャン・ラファエル・コリア(36=アルゼンチン)と対戦。4回には左フックでぐらつかせるなどしたが、接近戦中心で決定打を奪えなかった。10回には右ストレートにダウンしたが、ダメージは少なく立ち上がった。勝敗は判定に持ち込まれ、2-1での辛勝となった。採点はいずれも95-94の1ポイント差だった。

今回は米大手プロモーターのトップランク社と年3試合で3年契約した第1戦で、今後も米国を拠点として世界挑戦を目指していく。岡田は日本同級王座を6度防衛、現在はWBOアジア太平洋同級王座を保持し、プロデビューから19連勝(13KO)となった。

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JBCが体重超過ルール改定、中止規定を明文化


日本ボクシングコミッション(JBC)は14日、体重超過に関するルールを改定したと発表した。

超過が契約体重の3%以上の場合は計量失格で試合中止とする。3%未満は2時間の猶予が与えられるが、再計量でも超過は計量失格とする。この場合の出場可否、処分は別項で規定され、試合中止しない場合も、当日計量義務付けで試合中止、ライセンス停止、制裁金処分などが下される。今年に入って国内の世界戦でも体重超過が相次ぎ、世界に例のない中止規定が明文化された。

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藤岡奈穂子が王座統一&初防衛、会長は6階級色気

判定で初防衛を果たした藤岡はポーズを決める(撮影・山崎安昭)


国内初の5階級制覇王者藤岡奈穂子(43=竹原&畑山)が、王座を統一して初防衛にも成功した。暫定王者イルマ・サンチェス(30=メキシコ)を初回から圧倒。ダウンは奪えなかったが、ジャッジ3人ともフルマークの完勝で、3-0の判定勝ちを収めた。

藤岡は「初回から倒しに行った」とゴングからグイグイと攻めた。右ストレートがきれいに決まり、左ボディー、右ジャブでも相手をのけ反らせる。アッパーなど多彩なパンチとコンビネーションでスキを与えず。何度も後退させ、ロープやコーナーに追い込んだ。サンチェスは打たれ強く最後までダウンしなかったが、昨年12月に男女を通じて国内初の5階級制覇の実力差を発揮した。

藤岡は「初回でパンチは見えたし、距離も分かった。顔が打たれ強く、まとめて最後にボディーで倒しに行ったが、中盤で判定かなと思った」。完勝にも相手のタフさを認めた。43歳も「まだ伸びシロがある」と言い、パンチの精度や右アッパーなどを試しことができた。まだまだ進化している。

竹原会長も「きれいなボクシングで対応できていた。完勝。6階級いっちゃおうか?」と言うほどだった。今後の目標には「大きな舞台で」と、海外でのビッグ興行に参戦を願った。

WBA世界女子フライ級王座統一戦 10回、藤岡(左)はサンチェスに左ストレートを打ち込む(撮影・山崎安昭)
WBA世界女子フライ級王座統一戦 6回、藤岡(左)はサンチェスに左ストレートを打ち込む(撮影・山崎安昭)

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パッキャオ、シックスパッドで日本企業と初契約

「SIXPAD」新製品発表会に出席した、マニー・パッキャオ(左)と香川照之(撮影・村上幸将)


ボクシング6階級制覇王者マニー・パッキャオ(39=フィリピン)が14日、都内で行われたMTG社のトレーニングギア「SIXPAD(シックスパッド)」新製品発表会に出席した。

パッキャオは、7月15日にマレーシアの首都クアラルンプールで行われた約1年ぶりの再起戦で、WBAウエルター級王者ルーカス・マティセ(35=アルゼンチン)に7回2分40秒TKO勝ちして新王者になった。

パッキャオは、MTG社とアスリートサポートパートナー契約を結んだ。日本企業と契約を結ぶのは初めてだという。6階級制覇の秘訣(ひけつ)について聞かれると「地道な、規律あるトレーニングが重要。毎日、朝1時間と午後から夜にかけて3~4時間、練習しています」と語った。

シックスパッドは、腹筋や上腕二頭筋などに微弱電流を流して筋肉を鍛える機器で、パッキャオは日々のトレーニングにシックスパッドを使っているという。「使ってから体の状態が変わった。筋肉の状態が改善した」と効果を実感しているようだ。

パッキャオはこの日、発表された足裏、ふくらはぎ、前すねを鍛える新商品「フットフィット」を体験した。「フットフィット」は、電気が足裏からふくらはぎ、前すね、太ももを通り左右の足を通電し、足の筋肉に刺激を与える機器で、パッキャオは足を乗せた途端、ふくらはぎが震えるほどの刺激を感じると「ナイス」と言い、サムアップポーズした。

この日は芸能界きってのボクシング通で知られる、香川照之(52)も駆け付けた。香川は憧れのパッキャオとの初体面に大興奮。パッキャオが2006年11月18日に米ラスベガスでエリック・モラレス(メキシコ)と3度目に戦った1戦を「最も好きな試合」として上げると、パッキャオも「3?」と返し、笑みを浮かべた。

パッキャオは壇上で、ミット打ちも披露した。パッキャオの実演前に、注目のポイントを聞かれた香川は「お金が発生するところを、ただで見られるのが注目。パッキャオ選手の身長は、僕と同じくらいで170センチくらい。僕が見てきた20年のパッキャオ選手は、追い詰めて打ち込んでいく。下半身の動きから来る左ストレートを見てほしい」とポイントを語った。

パッキャオは、トレーナーが持つミットからバン! バン! と音が出るほど、力を込めたパンチを披露した。香川は感激のあまり「肩甲骨のヒットマッスルがぶれない。ワン・ツー・スリーを本気で打っていただきましたが、4発目の返しを見たかった」と、まくしたてた。そして「おそらく、7つ目のタイトルはフィリピンの大統領だと思う。なったらセブンパッドに名前を変えてほしい」とリクエストした。パッキャオは「(壇上のミットうちは)貴重な体験をさせていただいた。(シックスパッドは)筋肉の更生に役立つ。ぜひ使っていただきたい」とアピールした。【村上幸将】

「SIXPAD」新製品発表会で新商品を体験するマニー・パッキャオ(左)と見つめる香川照之(撮影・村上幸将)
「SIXPAD」新製品発表会でミット打ちを披露するマニー・パッキャオ(撮影・村上幸将)

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パッキャオ次戦は12月か1月「日本でも試合したい」

「SIXPAD」新製品発表会でミット打ちを披露するマニー・パッキャオ(撮影・村上幸将)


ボクシング6階級制覇王者で現WBAウエルター級王者のマニー・パッキャオ(39=フィリピン)が14日、都内で行われたMTG社のトレーニングギア「SIXPAD(シックスパッド)」新製品発表会に出席し、次戦は12月2日か19年1月19日になる見込みだと明らかにした。

パッキャオは、発表会後の囲み取材で次戦について聞かれ「次の試合を12月2日、または1月19日、どちらかで計画しています。米国の可能性もありますが確定していない」と語った。対戦相手については「まだ決定していない。今月中に発表するが、現時点で言えるのはボクサーだということだ」と言い、報道陣を笑わせた。

質疑応答では、引退まで誰と戦いたいか、15年5月の試合で判定負けし、現在は引退しているフロイド・メイウェザー(米国)とやりたいか? と質問が飛んだ。パッキャオは「引退までに残されている試合は、あまり多くはないと思う。もしメイウエザーが、またやりたいということなら、やる気持ちはあるが、彼は引退しているので復帰してもらえるかどうか、という話になってしまう」と語った。その上で「試合したいという選手は他にもたくさんいる。次の対戦相手は決まっていないが、いずれにしても今月中には発表できる」と繰り返した。

パッキャオが17年7月に判定負けしたジェフ・ホーン(オーストラリア)を6月に9回TKOで破り、WBOウエルター級王者となり3階級制覇を達成した、テレンス・クロフォード(米国)は再三、パッキャオとの対戦を熱望している。そのクロフォードとの対戦の可能性を聞かれると、パッキャオは「可能性は十分、ある。交渉がうまくいけば、誰とでも対戦する可能性はある」と語った。

パッキャオは囲み取材の最後に「いつか日本でも試合したい」と日本でのファイトを希望した。【村上幸将】

「SIXPAD」新製品発表会に出席した、マニー・パッキャオ(撮影・村上幸将)

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「なめんな」村田リスペクト欠く挑戦者に鉄拳制裁だ

WBA世界ミドル級王者村田諒太(2018年4月13日撮影)


ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)のV2戦の鍵は、怒りとの向き合い方になりそうだ。14日、都内のジムでのスパーリングで4回を消化。

10月20日に米ラスベガスで同級2位ロブ・ブラント(米国)を迎えての2度目の防衛戦が控えるが、「なんとなく倒したいという気持ちが芽生えている。なめんなよ、という気持ちですね」と静かに燃えるKO宣言が飛び出した。

先の発表会見でも「怒り」について口にしていた。ブラント陣営との交渉過程において、「リスペクトの問題」で看過できない事があったという。声高にKO宣言をして試合に臨むタイプではない。結果的にKO勝ちになれば、というのがこれまでの常だった。今回の試合に関しては「倒す気満々」。「(気持ちが)はやらないようにしないと。うまくコントロールしてやりたい」と感情の持ちようが1つのポイントととらえている。

この日のスパーリングでは、左のジャブがさえた。よどみなく打ち抜いて手数も多く、右ストレートでは重低音を響かせた。先週風邪をひき、この日がスパーリングの再開日だったが、「動きとしては良かった。ジャブも良くて、ガードも破られなかった。合格点ですね」と話した。

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岡田が計量クリア、米デビュー戦は「いつも通りに」

米デビューへ計量を終えた岡田博喜(左)と相手のクリスチャン・ラファエル・コリア(角海老宝石ジム提供)


ボクシングWBO世界スーパーライト級3位岡田博喜(28=角海老宝石)が13日、米デビュー戦の前日計量をクリアした。

14日にフレズノでの10回戦でクリスチャン・ラファエル・コリア(アルゼンチン)と対戦する。岡田はリミットを100グラム下回る63・4キロ、コリアはリミットでクリアした。

岡田は「思ったより小さかったけど、打たれ強そうな顔をしていた。初めて海外での試合だが、いつも通りに戦って勝つ」と話した。計量後もいつも通りに鈴木会長による特製おじやを食べた。元世界王者小国らが同行し、応援にも多数駆けつけるなどジム挙げてのサポートを受ける。

今回は米トップランク社と、年3試合で3年契約した初戦となる。メインではWBC同級王者ホセ・カルロス・ラミレス(米国)が、アントニオ・オロスコ(米国)の挑戦を受ける。ラミレスが初防衛すれば、岡田がV2戦で世界初挑戦の可能性がある。

計量後に岡田博喜(左)はクリスチャン・ラファエル・コリアとフェイスオフ(角海老宝石ジム提供)
鈴木真吾会長(左)が調理したお粥を食べる岡田博喜(角海老宝石ジム提供)

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藤岡奈穂子が計量「次のステップに行ける試合に」

計量をクリアしたサンチェス(左)と藤岡


ボクシングWBA世界女子フライ級王座統一戦の前日計量が13日に都内であり、正規王者藤岡奈穂子(43=竹原&畑山)は暫定王者サンチェス(メキシコ)とともにクリアした。

藤岡は昨年12月に国内初の5階級制覇も今回は昨年3月獲得王座の初防衛戦となる。今年は米ロサンゼルスで2度合宿した。「ステップなど基本や意識の仕方で新たな面白さに気づいた。海外のビッグイベントとか、次のステップに行ける試合にしたい」と意欲は衰えていない。

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井上尚弥の弟拓真オフ1日で始動、サウスポー対策も

オフ1日で練習を再開した井上拓真


11日のボクシングWBC世界バンタム級指名挑戦者決定戦を制した同級10位井上拓真(22=大橋)が13日、オフ1日のみで早くも練習を再開した。

来年予定の世界初挑戦をにらみ、横浜市の所属ジムでWBA世界同級王者の兄尚弥(25)とともにジムワークを消化した。2日前に拳を交えた東洋太平洋同級王者マーク・ジョン・ヤップ(六島)とフルラウンドの12回を戦い抜き「全身が筋肉痛です」と苦笑いしながらも表情に疲労はなし。「試合後に父(真吾トレーナー)から(練習再開を)言われ、始めました。コンディションはキープしていきたいので」と静かに燃えた。

現在、空位のWBCバンタム級は10月に1位ウーバーソ(フランス)と4位ウォーレン(米国)による王座決定戦が計画。この勝者が2位ペッチソーチット(タイ)と初防衛戦を終えてから、井上が王座挑戦できる順番になっている。ランキング1位、2位、4位はいずれもサウスポー。井上は「左対策をしていきたい」と始動日にもかかわらず、サウスポーとの軽めのスパーリングにも取り組んでいた。

軽めのスパーリングを消化したWBC世界バンタム級指名挑戦者の井上拓真(右)

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藤岡奈穂子「スリリング」相手グローブ薄くても余裕

計量をクリアした暫定王者イルマ・サンチェス(左)と正規王者藤岡菜穗子


ボクシングWBA世界女子フライ級王座統一10回戦の調印式と前日計量が、13日に都内で行われた。正規王者藤岡奈穂子(43=竹原&畑山)、暫定王者イルマ・サンチェス(30=メキシコ)とも、リミットより500グラム少ない50・3キロで計量をクリアした。藤岡は昨年12月にWBOライトフライ級を制し、国内で初の5階級制覇を達成した。この王座は返上し、今回は昨年3月に獲得した王座の初防衛戦となる。

グローブはともにメキシコ製も違うメーカーで、スポンサーのものを使用する。サンチェスは日本でなじみがなく、より薄いグローブに藤岡陣営は「薄すぎ。大丈夫か?」の声さえ上がった。藤岡は「ガードを気をつけるけど、スリリングでいい」で余裕の弁だった。相手からメキシコの民族衣装をサプライズプレゼントされ、「あした何か用意しないと」とこれには恐縮していた。

今年に入って、米ロサンゼルスで2度合宿した。「ステップとか基本のちょっとしたや、意識の仕方とか、新たな面白さに気づかされた」という。大目標を達成後で最初の試合になるが「次のステップに行ける試合にしたい」と話す。さらなるレベルアップの先には、海外でのビッグイベントに参戦を目標に掲げた。

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井上拓真、夢の兄弟同時王者へ 来春にも世界初挑戦

ヤップに勝利した井上拓真(中央)は兄尚弥(左)と父真吾トレーナーと記念写真でポーズを決める(撮影・滝沢徹郎)

<プロボクシング:WBC世界バンタム級指名挑戦者決定12回戦>◇11日◇東京・後楽園ホール


世界3階級制覇王者井上尚弥の弟で同級10位の拓真(22=大橋)が世界初挑戦の切符をつかんだ。同級3位マーク・ジョン・ヤップ(29=六島)に3-0の判定勝ちを収めた。序盤はカウンターパンチを軸に攻め、5回途中には左フックでダウンを奪って試合の主導権を握った。最終回に出てきたヤップとの打ち合いにも負けずに競り勝った。同じ階級での兄弟王者を目指し、来春にも世界挑戦が実現しそうだ。

最後まで倒しにいった。5回に左フックでダウンを奪い、途中採点でも優位に立つことを知りながら井上は「気持ちは最後までKOを狙う」とこだわった。12回フルラウンド終了時には勝利を確信し「スピードは自分の方が上だと思っていた」。東洋太平洋王者でもあるヤップを下し、自信に満ちた笑顔をみせた。

来春にも世界初挑戦が組まれる。現在、空位のWBCバンタム級は1位ウーバーソ(フランス)と4位ウォーレン(米国)による王座決定戦が来月に開催予定。この勝者が2位ペッチソーチット(タイ)との初防衛戦を終えてから挑戦-との通知がWBCから所属ジムに届いている。兄尚弥から「十分に力がある。2人で(バンタム級を)独占できれば」とエールをもらった弟は「兄と同じ階級で、(世界奪取は)小さい頃からの夢なので必ずかなえたい」と、日本2組目となる兄弟王者への自信を示した。

ヤップ(左)に右ストレートを見舞う井上拓真(撮影・滝沢徹郎)

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井上尚弥&拓真兄弟で来春にもバンタム王座独占!?

ヤップに勝利した井上拓真(中央)は兄尚弥(左)と父真吾トレーナーと記念写真でポーズを決める(撮影・滝沢徹郎)

<ボクシング:WBC世界バンタム級指名挑戦者決定戦12回戦>◇11日◇東京・後楽園ホール


世界3階級制覇王者で現WBA世界バンタム級王者井上尚弥(25)の弟で同級10位の井上拓真(22=ともに大橋)が判定で同級3位マーク・ジョン・ヤップ(29=六島)を下し、次期指名挑戦者となった。

現在、WBCバンタム級は前王者ルイス・ネリ(メキシコ)の体重超過による王座剥奪のために空位。それを受けた10月の王座決定戦、この勝者の指名試合を待ってから、井上の挑戦となる。早ければ来春にも世界初挑戦が実現する。所属ジムの大橋秀行会長は「私見ですが、兄尚弥のWBSS(ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ)決勝と一緒にやるパターンもあるかもしれない」と兄弟世界戦の可能性を口にした。

兄尚弥は10月7日のフアンカルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)との初防衛戦を皮切りに階級の世界最強を決めるトーナメント、WBSS優勝に向けてスタートを切る。WBSSには3団体の王者が出場しており、優勝すれば日本初の3団体統一王者になる。尚弥も「自分が優勝して拓真も(世界戦で)勝てば、兄弟2人で独占。それもいいですよね。十分に(世界ベルトを奪う)力はあると思うので」とエールを送った。

日本勢ではWBA、WBC承認時代、亀田兄弟がフライ級を独占。世界ではクリチコ兄弟が、4団体でヘビー級を独占した。日本でIBF、WBOも承認された現在、兄弟で4団体制覇となれば国内初となる。兄弟のトレーナーで父の真吾氏は「その(独占)形になるなら、ぜひしてもらいたいですね。それまでトレーニングあるのみです」と一家の目標を掲げていた。

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井上拓真、連勝中のヤップ下し世界挑戦切符勝ち取る

ヤップ対井上拓 8回、ヤップ(左)に右ストレートを見舞う井上(撮影・滝沢徹郎)

<プロボクシング:WBC世界バンタム級指名挑戦者決定12回戦>◇11日◇東京・後楽園ホール


同級9位井上拓真(22=大橋)が世界挑戦切符をつかんだ。東洋太平洋同級王者の同級3位マーク・ジョン・ヤップ(29=六島)との一戦。序盤はほぼ互角の戦いから、5回に右ストレートでダウンを奪った。6回にも右アッパーでロープまで飛ばし、3-0の判定勝ちを収めた。

5回にヤップの左フックと相打ちで、右ストレートを打ち込んだ。ヤップはロープまで吹っ飛び、立ち直った。ヤップはスリップをアピールも、レフェリーはダウンと判定した。6回には頭を下げて出てくるところへ、右をアッパー気味に繰り出す。再びヤップをロープまで下がらせた。

最終12回はヤップが最後の反撃に来たが、井上は下がることなく打ち合った。採点はジャッジ1人が1点差も、後2人は5、7ポイントと差がついた。「やっと終わって、勝ってホッとした」と胸をなで下ろした。

ヤップは国内のバンタム級トップ選手を次々と撃破し、10連勝中だった。「一番の強敵で不安もあったが、世界の切符がとれてよかった」と笑み。WBCの緑のベルトにちなみ、髪にグリーンのラインを入れた。「世界挑戦は全部緑にしようかと思うけど、キモイかな」と笑わせた。

現在WBO王座は3月にネリ(メキシコ)が計量失格で剥奪後は空位が続いている。1位ウーバーリ(フランス)と4位ウォーレン(米国)の王座決定戦が予定され、勝者は2位ペッチ(タイ)と対戦が義務付けられている。井上はこの勝者に挑戦する。

16年12月に1度は世界挑戦が決まったが、右拳を痛めて中止となった。WBA同級王者の兄尚弥(25=大橋)はすでに3階級制覇。後れを取ったが「必ず一発で仕留めたい。小さいころの夢をかなえる」とリング上から宣言した。

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松本亮、強気の応戦裏目にTKO負け「全然ダメ」

松本対佐川 2回、パンチを交わす松本(左)と佐川(撮影・滝沢徹郎)

<ボクシング・フェザー級ノンタイトル8回戦>◇11日◇東京・後楽園ホール


日本スーパーバンタム級7位松本亮(24=大橋)が再起戦で3回TKO負けを喫した。2月にWBA世界同級王者ダニエル・ローマン(米国)に判定負けして以来のリング。1階級上の日本フェザー級8位佐川遼(24=三迫)と対戦。初回から右ストレートを浴びて3回にはダウンを喫す。立ち上がったものの、再び右ストレートを浴びるとレフェリーに試合を止められた。

松本は初回からまともにパンチをもらった。終盤にコンビネーションよく連打で応戦も、苦しい出だしだった。2回も右ストレートにバランスを崩し、3回にはついにダウンした。すぐに立ち上がって試合再開となったが、ダメージが残る中で松本は真っ向打ち合いに応じた。左フックなどを返すが、また右ストレートにのけ反るとストップ負けした。

コーナーで頭からタオルをかぶると、早々にリングを下りた。控室に戻ると涙が止まらず。「全然ダメだった」。試合前には世界再挑戦へ「スーパーバンタム級でもフェザー級のどちらでもいけるように」と話していたが、厳しい現実が待っていた。

相手は4勝(2KO)1敗と6戦目も、東農大出身のアマ経験者だった。松本は横浜高時代に高校4冠のアマエリート。応援団から「クリンチしろ」の声も飛んだが、ダウン後もダメージ回復よりも打ち合いに出た。キャリアの違いの意地を見せようとしたか。強気の応戦が裏目に出た。

松本対佐川 松本(左後方)に勝利し勝ち名乗りを受ける佐川(撮影・滝沢徹郎)
松本対佐川 佐川に敗れ下を向く松本(撮影・滝沢徹郎)

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井上弟の拓真「WBCヘア」で世界挑戦権獲得だ

前日計量をパスした井上(左)とマーク・ジョン・ヤップ


ボクシング世界3階級制覇王者井上尚弥の弟拓真(22=大橋)が「WBCカラー」のヘアで、世界挑戦のチャンスをつかむ。

今日11日のWBC世界バンタム級指名挑戦者決定戦(東京・後楽園ホール)に臨む同級9位の井上は10日、都内で前日計量に臨み、同級3位マーク・ジョン・ヤップ(29=六島)とともにリミット53・5キロでパス。前日に染めたというグリーンの太いメッシュを入れた新ヘアを披露し「WBC(ベルト)の緑です。KOを狙いたい」と明確な勝利で世界挑戦権を奪う姿勢を示した。

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井上尚弥の弟拓真が手応え「いい感じに仕上がった」

WBC世界バンタム級指名挑戦者決定戦の前日計量をパスした同級9位井上拓真(左)と同級3位マーク・ジョン・ヤップ(撮影・藤中栄二)


ボクシングのWBC世界バンタム級指名挑戦者決定戦(11日、東京・後楽園ホール)に臨む同級9位井上拓真(22=大橋)が10日、都内の日本ボクシングコミッションで行われた前日計量をパスした。

対戦相手で、東洋太平洋同級王者となる同級3位マーク・ジョン・ヤップ(29=六島)とともにリミットの53・5キロでクリア。WBCの緑のベルトにちなみ、グリーンのラインを入れたヘアで登場した井上は「減量も1番調子良く落とせました。かなりいい感じに仕上がりました」との手応えを口にした。

現在10連勝中で、国内のバンタム級トップ選手を次々と撃破してきたヤップに勝てば、3階級制覇王者となる現WBA同級王者の兄尚弥(25=大橋)に続く、世界王座へと近づく。井上は「ポイントは距離。自分の距離での戦いを貫き通したい。KOはしっかり狙っていきたいです」と集中力を研ぎ澄ませた。

また一方のヤップは「明日はKOを狙う。頑張ります」と笑顔をみせていた。

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松本亮、再起戦は1階級上も「苦戦しないように」

2月の世界挑戦以来の再起戦に臨む日本バンタム級7位の松本亮(左)。右は対戦相手となる日本フェザー級8位佐川遼(撮影・藤中栄二)


2月にボクシングのWBA世界スーパーバンタム級王座を逃した日本同級7位松本亮(24=大橋)が11日、東京・後楽園ホールで再起戦を迎える。1階級上となるフェザー級で、日本同級8位佐川遼(24=三迫)との8回戦に臨む。10日には都内の日本ボクシングコミッションで前日計量に臨み、ともにリミット57・1キロでクリアした。

WBAスーパーバンタム級王者ダニエル・ローマン(米国)に判定負けして以来のリング。「(前回の敗戦は)プラスに考えるしかないと思っている」と振り返る松本は「スーパーバンタム級、フェザー級のどちらでも(世界挑戦に)いけるように」と自身初のフェザー級マッチに意欲的。アマチュアで84戦のキャリアを積んでいることもあり「(パンチの)さし合いで負けず、苦戦しないようにしたい。できれば一方的に勝てばいいかなと思いますね」と気合を入れ直していた。

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井岡一翔に「アグレッシブやった」父一法氏が称賛

快勝を見届け、笑顔の井岡ジム・井岡一法会長(左)と同ジムの坂本基歳マネジャー(撮影・加藤裕一)

<プロボクシング:SUPERFLY3・スーパーフライ級10回戦>◇8日(日本時間9日)◇米カリフォルニア州イングルウッド、ザ・フォーラム


元世界3階級制覇王者でWBA世界スーパーフライ級2位の井岡一翔(29=SANKYO)が1年5カ月ぶりの復帰戦を完勝で飾った。WBC同級シルバー王者マクウィリアムズ・アローヨ(32=プエルトリコ)から3回にダウンを奪い、3-0判定勝利。初の同級戦で従来以上の速さ、パワー、アグレッシブさを披露。日本人初の世界4階級制覇へ向け、大みそか開催が有力な同級世界戦に弾みをつけた。

観戦した井岡の父で井岡ジムの一法会長は「いや~良かった」と大喜びだった。「1年半、正確には1年4カ月のブランクがあって、不安はあったけど…。アグレッシブやった。(パワーも?)そうやね」と戦いぶりを称賛。助言を送っていたようで「最後は相手を逃がさんようにしっかり体を当てて。よう言うことを聞いてくれました」。リングサイドで息子と抱き合い、喜びを分かち合った。

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井岡一翔が完勝復帰 大みそか4階級制覇に弾み

試合後、報道陣の質問に答える井岡(撮影・加藤裕一)

<プロボクシング:SUPERFLY3・スーパーフライ級10回戦>◇8日(日本時間9日)◇米カリフォルニア州イングルウッド、ザ・フォーラム


元世界3階級制覇王者でWBA世界スーパーフライ級2位の井岡一翔(29=SANKYO)が1年5カ月ぶりの復帰戦を完勝で飾った。WBC同級シルバー王者マクウィリアムズ・アローヨ(32=プエルトリコ)から3回にダウンを奪い、3-0判定勝利。初の同級戦で従来以上の速さ、パワー、アグレッシブさを披露。日本人初の世界4階級制覇へ向け、大みそか開催が有力な同級世界戦に弾みをつけた。

完勝だった。10回戦でジャッジの1人は99-90、残る2人は97-92。文句なしの3-0判定勝利。だが、井岡の顔はとんでもなかった。「アローヨはパンチ(力が)ありました。これだけ顔が腫れるとは思わなかった」。初のスーパーフライ級。フライ級と約1・3キロ差で世界が変わる。今更ながら思い知った。

1ラウンド(R)から先手をとった。過去にないほどのワイドスタンスと前傾姿勢でジャブ、ボディーと左を打ち分け、3R終了間際にはカウンターのワンツーでダウンを奪った。前に出て、手数で圧倒した。ところが「そうでしたか?」と言い、何十発も決めた左ボディーも「入ってましたか?」と言う。無我夢中の戦いで、より速く、より力強く、より攻撃的な“ニュー井岡一翔”を見せた。

次戦は大みそか、主要4団体いずれかの世界戦が有力。「今日は自分を客観的に見ることができなかったけど、勝ったということは通用するということでしょう」。世界4階級制覇の夢をかけたゴングに備える。【加藤裕一】

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木村翔V3へ「最高の仕上がり」キャンプから帰国

タイでのスパーリング・キャンプから帰国した木村翔


WBO世界フライ級王者木村翔(29=青木)が9日、タイでのスパーリング・キャンプから帰国した。

24日に名古屋で同級1位田中恒成(23=畑中)と日本人対決のV3戦を控え、8月27日から2週間で1ラウンド4分で72回をこなしてきた。「初日からしっかり10回を動けた。最高の仕上がり。あとは体重を落とすだけ」と、田中の最速階級制覇阻止に絶対に自信を見せた。

タイ・キャンプの朝は約1時間で7、8キロのロードワーク、午後は週4回のスパーリングをこなした。パートナーはタイや今回初同行した日本同級王者黒田(川崎新田)の世界挑戦経験者ら。12回も2回こなし、「48分間殴り続けた。こんな日本人いないでしょ。タイ人は丈夫だけど、田中はそれほど丈夫じゃないでしょ」とニヤリ。

初参加の黒田はおなかを下したそうだが、3回目となる木村は「ボクも最初はそうだったけど、今回は食事も問題なし。だいぶタイ人になってきました」。ジム隣のホテルでは、いつも通りに有吉会長と同室で寝泊まり。会長のいびき対策に耳栓も用意したが「使わなかった。メンタルも強くなった」と笑った。

ゴングまで2週間。今後はジムでもスパーリングをしながら調整していく。「日本では楽にできるはず。それを実感できれば」という。試合は夕方ゴングとなる。「試合後はすぐに東京へ帰って、自宅でゆっくりしたい」。強敵相手にもタイ風料理で片付け、早々に敵地を引き揚げるつもりだ。

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井岡一翔が判定勝利「試合をコントロールできた」

井岡一翔

<プロボクシング:SUPERFLY3・スーパーフライ級10回戦>◇8日(日本時間9日)◇米カリフォルニア州イングルウッド、ザ・フォーラム


元世界3階級王者でWBA世界スーパーフライ級2位の井岡一翔(29=SANKYO)が、WBC同級3位シルバー王者マクウィリアムズ・アローヨ(32=プエルトリコ)を3-0判定で破った。昨年大みそかの引退表明を経た1年5カ月ぶりの復帰戦を勝利で飾った。井岡は23勝(13KO)1敗。

試合開始から左で上下を打ち分け、手数、有効打ともにアローヨを終始圧倒した。3回終了間際には、カウンター気味のワンツーでダウンを奪った。井岡は「最高のパフォーマンスをアメリカでできて、すごくハッピーです。アローヨはタフだったけど、こっちが試合をコントロールできた」と話した。

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井岡一翔KO復帰宣言「サプライズを与えたい」

前日軽量をパスした井岡(左)と対戦相手のアローヨ(撮影・加藤裕一)


【イングルウッド(米カリフォルニア州)7日=加藤裕一】8日(日本時間9日)の軽量級イベント「SUPERFLY3」で、1年5カ月ぶりに復帰する元世界3階級王者井岡一翔(29=SANKYO)が前日計量を行った。初のスーパーフライ級でのノンタイトル10回戦へ、51・9キロ(リミット52・1キロ)でパス。相手のWBC同級シルバー王者マクウィリアムズ・アローヨ(32=プエルトリコ)は51・8キロでパスした。

井岡は「サプライズを与えたい。何ラウンドでもいい。KOを狙っています」と快勝を予告した。昨年大みそかに引退表明し、今回の復帰戦でフライ級から階級を上げた。「スピード、パワーとも上がった」という自覚がある。

昨年4月のノクノイ戦後、親交があった元総合格闘家三崎和雄氏(42)の下で肉体改造を行った。新たなトレーニングに取り組み、現地入りした同氏も「今は、簡単に言えば筋量が上がりました」。アローヨは17勝(14KO)3敗のハードパンチャー。プロ24戦目で最強の相手だが「過信さえしなければ、大丈夫」。“古巣”井岡ジム会長・父一法氏も現地で観戦を予定。日本人初の世界4階級制覇を狙う男が、初の米国のリングでグレードアップした姿を見せる。

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井岡一翔が前日計量で宣言「KOを狙っています」

SUPERFLY3の合同会見に出席した井岡一翔(左)と対戦相手のWBC世界スーパーフライ級シルバー王者アローヨ(撮影・加藤裕一)


ボクシングの元世界3階級王者で昨年大みそかの引退を経て、8日(日本時間9日)に「SUPERFLY3」(米カリフォルニア州イングルウッド、ザ・フォーラム)で1年5カ月ぶりの復帰戦に臨む井岡一翔(29=SANKYO)が7日、現地のホテルで前日計量を行った。

フライ級からスーパーフライ級に転向し、ノンタイトル10回戦に臨む井岡はリミットに200グラムアンダーの51・9キロでパス。WBC同級でトップコンテンダー(世界挑戦の最優先選手)のシルバー王者マクウィリアムス・アローヨ(32=プエルトリコ)は51・8キロでパスした。

井岡は「減量はほぼなかった感じ。階級を上げて、食べながら水分だけを抜いていった」と言い、上々のコンディションに仕上がったようだ。初のスーパーフライ級戦、初の米国での試合とあって「僕を知っている人にも、知らない人にもサプライズを与えたい。さらに強くなった自分を見せたい。いい勝ち方をしたい」と力強い言葉を発した。これまでは、中盤まで徐々に相手に圧力をかけ、終盤に勝負を決める試合運びが多かった。「何ラウンドでもいい。KOを狙っています」とKO宣言も飛び出した。

一方のアローヨは、この日の計量後に井岡と向き合った印象を「特に何も感じなかった。彼の方が僕の体を見て思うことがあったんじゃないかな。(井岡は)全体的にいい選手。(KO決着かどうかは)やってみないとわからないが、アクションの高いいい試合になると思う」と話した。

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井岡一翔、大晦日に海外で日本人初の4階級制覇挑戦

SUPERFLY3の合同会見に出席した井岡一翔(左)と対戦相手のWBC世界スーパーフライ級シルバー王者アローヨ(撮影・加藤裕一)=2018年9月6日、米カリフォルニア州イングルウッドのシェラトン・ゲートウエーLAX


【イングルウッド(米カリフォルニア州)6日=加藤裕一】元世界3階級王者井岡一翔(29=SANKYO)が、12月31日に海外での世界戦挑戦が有力なことが分かった。日本人初の世界4階級制覇を懸け、世界戦16度目で初めてアウェーの舞台になりそうだ。

井岡は8日(日本時間9日)に米国で軽量級の世界的イベント「SUPERFLY3」で1年5カ月ぶりの復帰戦を行う。WBA世界スーパーフライ級2位の井岡が、WBC同級シルバー王者で3位のアローヨ(プエルトリコ)に勝つことが前提になるが、関係者によるとSUPERFLYをプロモートするトム・ローファー氏らの意向を総合して「日本と時差の少ない海外で世界戦」を行う可能性が高いという。

候補地にはIBF王者アンカハス、今回WBO王者決定戦を行うニエテスとパクリテの母国フィリピンやマカオ、香港、グアム、サイパンなどが上がる。いずれも時差が少なく、井岡の試合を中継してきたTBSも「大みそか全国生中継」に踏み切りやすい。この日、復帰戦の合同会見に出席した井岡は英語を混ぜてあいさつ。会見後「もっと英語で思いを伝えたいけど、しゃべれないので」と頭を下げたが、その分はリングでイベントを熱くする。

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井岡一翔 復帰戦へ決意「相当の覚悟がある」

SUPERFLY3の合同会見であいさつする井岡一翔(撮影・加藤裕一)


ボクシングの元世界3階級王者で昨年大みそかの引退を経て、8日(日本時間9日)に「SUPERFLY3」(米カリフォルニア州イングルウッド、ザ・フォーラム)で1年5カ月ぶりの復帰戦に臨む井岡一翔(29=SANKYO)が6日、同所で合同会見に出席、メディカルチェックを行った。

「SUPERFLY」は米国のプロモーター、トム・ローファー氏が主宰する軽量級メインのシリーズ。フライ級からスーパーフライ級の転向した井岡は現在WBA同級2位。WBC、WBO同級3位でWBCではトップコンテンダー(世界タイトル挑戦の最優先選手)のシルバー王者マクウィリアムス・アローヨ(32=プエルトリコ)と対戦する。

井岡は「グッド・アフタヌーン」と切り出し「関係者の皆さんに感謝しているので、9月8日、セプテンバー・エイスは盛り上がる試合ができるよう全力を尽くしたいと思います」。英語少々、ほぼ日本語のあいさつを「サンキュー・ベリマッチ」と締めた。

合同会見は元WBO・WBA統一フライ級王者ファン・エストラーダ、WBOスーパーフライ級王座決定戦を行うドニー・ニエテスとアストン・パリクテら世界の強豪と同席した。華やかな舞台にも「普通通りの記者会見という感じ」と特別な緊張はなかったというが、他の選手が1分以上もトークを展開したのに比べ、あいさつはわずか26秒だった。「本当は英語でもっと思いを伝えたいけど、しゃべれないので。少しずつ単語を覚えたい」。7日は前日軽量。「このチャンスをいただいて、相当の覚悟がある。自分の中で大きいこと、人生をかけて取り組んでいる。分岐点になると思う」と気を引き締めていた。

SUPERFLY3の合同会見に出席した井岡一翔。後ろはプロモーターのトム・ローファー氏(撮影・加藤裕一)

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