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ボクシングニュース

完全アウェー洗礼に散った岩佐「慣れて忘れていた」

ムロジョン・アフマダエリエフに5回TKOで敗れた岩佐亮佑(AP)

<ボクシングIBF&WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦>◇3日◇ウズベキスタン・タシケント

IBF世界スーパーバンタム級暫定王者岩佐亮佑(31=セレス)が、王座統一で2冠奪取に失敗した。

IBF&WBAスーパー世界同級王者ムロジョン・アフマダエリエフ(26=ウズベキスタン)との統一戦。19年に奪取以来1年4カ月ぶりの初防衛戦で、レフェリーリーストップによる5回1分30秒TKO負けを喫した。日本人として旧ソ連での世界戦は5戦全敗となり、5人目の2団体統一王者の座も逃した。

   ◇   ◇   ◇

あっけない幕切れだった。岩佐は5回に左アッパーからの連打にロープまで追い込まれると、あっさりレフェリーが割って入った。早いストップに岩佐は苦笑いも、手が出ずに防戦一方だった。

海外は3連続4戦目で、過去3敗はすべて左も前回はTKO奪取した。岩佐は「海外経験はあるし、左の鬼門は突破した」と自信を見せていた。相手はプロ初の凱旋(がいせん)試合で、国挙げての興行に大観衆。レフェリーはロシア人と完全アウェーだった。

「あっけなく止められた。あそこまで想定できなかったのは自分の落ち度。アウェーに慣れて、アウェーを忘れていた」と反省が口をついた。

2回から圧力に手数も少なくペースをとられた。「前半は耐えてと思っていた」が「勢いづかせない」作戦を遂行できず。左目周囲に赤いあざが残る。「今までで一番のパンチ力。5回は効いてひるんだのは確か」と相手の実力を認めた。

髪をマゲのように束ねたヒゲ面で、ガウンは着物を模した。サムライ魂で挑んだ「人生で一番大きな試合」で、WBC王者ネリに山中のあだ討ちの野望も、アウェーの洗礼に砕かれた。「正直もう少しやらせてほしかった。少し休みます」とのコメントを残した。

ムロジョン・アフマダエリエフと対戦する岩佐亮佑(AP)
ムロジョン・アフマダエリエフと対戦する岩佐亮佑(AP)
ムロジョン・アフマダエリエフと対戦する岩佐亮佑(AP)

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王者天海が大差判定で3度目防衛「まだ実力不足」

防衛を果たし挑戦者の緒方と健闘をたたえ合う王者・天海(撮影・実藤健一)

<プロボクシング:WBO女子世界タイトルマッチ>◇4日◇大阪・堺市産業振興センター◇ライトフライ級10回戦◇観衆400人

王者天海ツナミ(36=山木)が、挑戦者の緒方汐音(32=寝屋川石田)を大差判定で下し、3度目の防衛に成功した。天海は18勝(12KO)1分け9敗、緒方は11勝(3KO)1分け7敗となった。

「1ラウンドからチャンスがあるな」という天海は2回にダウンを奪った。その後も攻勢の手を緩めず、KOこそ逃したがジャッジ3人とも100-89のフルマークで勝利した。

天海は2度目の防衛に成功した19年12月以来、約1年半ぶりの実戦だった。完勝にも満足はなく、「倒して勝ちたかった。緒方さんが強かったのもあるが、判定ということはまだまだ自分の実力不足」と意識の高さを示す。

今後に向けては「決めてもらった試合を確実に勝ちたい。倒すボクシングを目指して、高い目標を持っていきたい」。8月に37歳となるが、気持ちの衰えは全くない。【実藤健一】

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挑戦者の緒方汐音「一枚も二枚も上」大差判定負け涙

防衛を果たし挑戦者の緒方と健闘をたたえ合う王者・天海(撮影・実藤健一)

<プロボクシング:WBO女子世界タイトルマッチ>◇4日◇大阪・堺市産業振興センター◇ライトフライ級10回戦◇観衆400人

王者天海ツナミ(36=山木)が、挑戦者の緒方汐音(32=寝屋川石田)を大差判定で下し、3度目の防衛に成功した。

天海は18勝(12KO)1分け9敗、緒方は11勝(3KO)1分け7敗となった。

挑戦者の緒方はプロ10年目で初の世界挑戦だった。完敗に涙、涙。「地元での世界戦なんで何が何でも勝ちたかった。この世界戦に多くの人がかかわってくれた。それに応えたかったが相手が一枚も二枚も上だった」と完敗を認めた。

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長井香織が判定初防衛このままでは「上にいけない」

日本王座を初防衛した長井(右)と挑戦者の垂井(撮影・実藤健一)

<プロボクシング:日本女子タイトルマッチ>◇4日◇大阪・堺市産業振興センター◇アトム級6回戦

王者長井香織(31=真正)が初防衛に成功した。

同級5位樽井捺月(29=山木)を2-0判定で下した。長井は6勝(2KO)3分け2敗、樽井は4勝2分け7敗となった。

「本当に緊張した試合。今までで一番緊張しました」と振り返る通り、相手の動きに合わせるだけの展開が続いた。「4回から硬さがとれた」と何とか形を作るが、小差の際どい判定勝利だった。

王者本人が最も分かっている。「今日のボクシングじゃ上にはいけない。もっと練習していずれは東洋(太平洋)、世界をとれるよう頑張りたい」と逆に刺激を受けた。

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岩佐亮佑2冠奪取失敗反省「あっけなく止められて」

ムロジョン・アフマダエリエフに5回TKOで敗れた岩佐亮佑(AP)

<ボクシングIBF&WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦>◇3日◇ウズベキスタン・タシケント

IBF世界スーパーバンタム級暫定王者岩佐亮佑(31=セレス)が、王座統一での2冠奪取に失敗した。IBF&WBAスーパー世界同級王者ムロジョン・アフマダエリエフ(26=ウズベキスタン)と対戦。19年12月の王座奪取以来の試合だったが、アマ経験豊富な同国の英雄に5回1分30秒TKO負けした。岩佐は試合後に、左目の周囲に赤いあざのある顔写真とコメントをSNSに投稿した。

5回に後退してロープに詰まると、突然とも言えるレフェリーストップ負けした。「前半は予想通りガンガンくると思っていたので、耐えてと思っていましたが、あっけなく止められてしまいました。あそこまで想定できなかったのも自分の落ち度でした。アウェーに慣れて、アウェーを忘れてしまっていました」とコメント。海外では4戦目だったっが、アウェーの洗礼を浴びる結果を振り返り、反省の弁を記していた。

初防衛に成功したアフマダエリエフに対しては「めちゃくちゃ強かった。今までで一番パンチ力ありました。びっくりしました」と潔く実力を認めていた。今後については「少し休みます」とした。

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兄は元世界王者…山中菫デビュー連勝も「反省多い」

2連勝の山中菫(右)は応援に駆けつけた元世界王者の兄・竜也とポーズ(撮影・実藤健一)

<プロボクシング:女子ノンタイトル戦>◇4日◇大阪・堺市産業振興センター

元WBO世界ミニマム級王者山中竜也(26)の妹、菫(19=真正)が、プロデビュー2連勝を飾った。

アトム級4回戦で山田夏牙(24=セレス)と対戦。サウスポー同士、テクニカルな一戦となったが、山中が判定2-0で制した。試合後は「反省が多い。練習してきたことが出せなかった」と渋い表情。一方で応援に駆けつけた元世界王者の兄は「動きはよかった。センスは高い」と評価した。

兄の影響を受け、相生学院高校でボクシングを始めた。しかし、兄は18年7月の2度目の防衛戦で敗れた際、硬膜下血腫を患い、引退となった。それにショックを受け、一時はボクシングから遠ざかったが、再びリングへの道を選択した。

順調にプロの道を歩み出したが、志は高い。「今のままでは全然ダメ。来てくれるお客さんに喜んでもらえる試合がしたい」とプロ魂を口にした。

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石橋俊コロナ陽性で1試合中止

日本ボクシングコミッション(JBC)は3日、石橋俊選手(アポロ)が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性と判定されたため、4日の堺市産業振興センターでの興行で同選手が闘う予定だった8回戦を中止すると発表した。

興行はこの1試合を除いて実施され、世界ボクシング機構(WBO)女子ライトフライ級タイトルマッチも予定通り行われる。(共同)

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岩佐亮佑2冠ならず、旧ソ連での世界戦は5戦全敗

ムロジョン・アフマダエリエフと対戦する岩佐亮佑(AP)

<ボクシングIBF&WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦>◇3日◇ウズベキスタン・タシケント

IBF世界スーパーバンタム級暫定王者岩佐亮佑(31=セレス)が、2冠奪取に失敗した。IBF&WBAスーパー世界同級王者ムロジョン・アフマダエリエフ(26=ウズベキスタン)との王座統一戦。19年12月の王座奪取以来の試合だったが、アマ経験豊富な同国の英雄に5回TKO負けを喫した。日本人として旧ソ連での世界戦は5戦全敗となり、5人目の2団体統一王者の座も逃した。

   ◇   ◇   ◇

岩佐は伸ばした髪を束ね、まるで野武士のような風貌だった。グレーのガウンは羽織はかまを模し、右胸には赤い金魚が描かれていた。「人生で一番大きな試合。侍の姿を見てほしい」と誓ったリング。コロナ禍で1年4カ月ぶりの試合だった。完全アウェーにも侍魂で勝利を期したがはね返された。

相手は300勝15敗という元アマエリートで、16年リオ五輪では銅メダルを獲得した。18年のプロデビューから8戦目の世界初挑戦で王座を奪取。岩佐は「アマ出身で技術があり、自由奔放で勢いがある」と分析。小林会長は「勢いをつけさせないよう前半は腹に打ち込みたい。5回まで五分なら」と読んでいた。

アフマダエリエフは昨年1月に2冠王者だったダニエル・ローマン(米国)に2-1で判定勝ちした。岩佐は現地で観戦していた。史上初めて4団体を統一したバーナード・ホプキンス(米国)からは会場で「お前を知っている。お前なら勝てる」とエールを送られた。何よりの自信となっていたが、期待に応えられなかった。

これまでに喫した3敗は、後に世界王者となった山中の1敗と、世界戦での2敗。いずれもサウスポーと苦手にしていた。19年12月のマーロン・タパレス戦では左ストレートできれいに仕留め「前回結果を出した。鬼門は突破した」と話していたが、またもサウスポーの壁が立ちはだかった。

米国を拠点とするアフマダリエフにとって、プロ初となるホームでの凱旋(がいせん)試合。国を挙げてのイベントで、岩佐陣営は入国審査もなく、飛行機に横付けされた車でホテル入り。まさに「国賓級の扱い」だった。

海外では4戦目で、15年には英国でも世界挑戦した。「1回経験して不安はない」と話していた。ホテル内にジムもあるが、調整は自室にこもって汗を流した。小林会長は「これまでも海外では部屋で練習していた」と話し、体をケアするトレーナーも同行して万全を期していた。

旧ソ連では、これまで日本人がウクライナで3人、ロシアで1人と、計4人が世界戦に出場。いずれも世界挑戦だったが敗れていた。これで5戦全敗。気負いもなく抜かりない対策をとったが、会場には英雄を応援する観客約6000人を収容。やはり慣れぬアウェーのハンディはあっただろう。

岩佐はすでに次なる標的をぶち上げていた。WBC世界同級王者ルイス・ネリ(26=メキシコ)。自身が黒星を喫した山中に連勝も、薬物疑惑に体重超過の問題児。「いけ好かない。山中さんの意思を引き継いでぶっ飛ばしたい」と意気込んでいた。そのチャンスをつかむ前に王座陥落となった。

ムロジョン・アフマダエリエフと対戦する岩佐亮佑(AP)
ムロジョン・アフマダエリエフに5回TKOで敗れた岩佐亮佑(AP)

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元世界5階級王者ドネアがウバーリに挑戦 米報道

ボクシングの元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(38=フィリピン)が5月29日、米国でWBC世界バンタム級王者ノルディーヌ・ウバーリ(34=フランス)に挑戦する見通しとなったと3日、米専門サイト「ボクシング・シーン」が報じた。既に両者ともに契約書にサインしているという。試合会場は米コネティカット州アンカスビルが候補に挙がっている。

WBC同級1位ドネアは当初、昨年12月19日にウバーリに挑戦する予定だったが、王者のコロナウイルス陽性判定で中止に。代替試合として前IBF世界同級王者エマヌエル・ロドリゲス(28=プエルトリコ)との同級王座決定戦に臨むことが決まったものの、今度はドネア自らがコロナウイルス陽性判定を受け、離脱せざるを得なくなった。最終的にロドリゲス-レイマート・ガバリョ(24)のWBC暫定王座決定戦が開催され、ガバリョが僅差判定勝利で暫定王者となっていた。

一時、ウバーリは休養王者になっていたが、正規王者に復活。今年3月に母国フランス・パリで世界戦を計画していたが、コロナ禍で実現していなかった。

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五輪ボクシング代表入江聖奈「緊張」入学式で大役

ファイティングポーズを見せるボクシング東京五輪女子フェザー級代表の入江(撮影・平山連)

ボクシング東京オリンピック(五輪)女子フェザー級代表の入江聖奈(20=日体大3年)が3日に日体大世田谷キャンパスで行われた入学式に出席し、在校生代表として新入生に歓迎の言葉を送った。来月にはロシアで開催される国際大会に派遣予定となっている入江は「1年2カ月ぶりとなる外国人選手との戦いになり、海外選手の圧力や距離感を経験したい」と意気込みを語った。

大役を終えて入江は「オリンピック予選くらい緊張した」と笑みを交えて振り返り、「オリンピックでは金メダルを取ることしか考えてないので、夏に向けて突っ走っていきたいです」と今夏に迫る東京大会に向けた意欲を見せた。

今春、体育学部3年に進級した。教職を取りながら、文武両道の学生生活を送っている。新入生に向けて「大学は自分で考えて行動しないといけない。先生の言葉を待っているだけではいけないので、これから4年間で『考える力』を磨いてほしい」と先輩の威厳を見せた。

先月24日に53歳で亡くなった古賀稔彦さんは母校の大先輩で、入江が目指す金メダルを獲得した1人。「オリンピック予選を経験して、メダルを取るすごさを身に染みて感じた。母校にそんな偉大な先輩がいると実感し、より身が引き締まった」と語っていた。【平山連】

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王者天海ツナミ「調子バッチリ」緒方汐音「全力で」

4日の世界戦を前に前日計量を終えた王者の天海(右)と挑戦者・緒方(提供=関西JBC)

WBO女子世界ライトフライ級タイトルマッチの前日計量が3日、行われた。王者の天海ツナミ(36=山木)、挑戦者の東洋太平洋同級王者の緒方汐音(32=寝屋川石田)ともに48・7キロでパスした。4日に大阪・堺市産業振興センターで対戦する。

天海は「3度目の防衛戦。しっかり防衛したいと思います。調子はバッチリです」とコメント。対する緒方も「1年7カ月ぶりの試合ですが、全力で頑張っていきます」と意気込みを語った。

戦績は天海が17勝(12KO)1分け9敗、緒方が11勝(3KO)1分け6敗。

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岩佐亮佑「侍の姿見て」ウズベキスタンで計量クリア

計量をクリアして右腕を突き上げる岩佐亮佑(セレスジム提供)

ボクシングIBF世界スーパーバンタム級暫定王者岩佐亮佑(31=セレス)が2日、ウズベキスタン・タシケント市内で前日計量をクリアした。

岩佐はリミット55・3キロより100グラム少ない55・2キロ、IBF&WBAスーパー世界同級2冠王者ムロジョン・アフマダリエフ(26=ウズベキスタン)は55・3キロでパスした。岩佐は「まず計量をクリアできほっとしてます。あすは僕のすべてをかけて戦ってきます!侍の姿を見てほしい」と決意のコメント。試合は日本時間の3日深夜に行われる。

フェイスオフする2冠正規王者ムロジョン・アフマダリエフ(左)と暫定王者岩佐亮佑(セレスジム提供)
計量をクリアした2冠正規王者ムロジョン・アフマダリエフ(左)と暫定王者岩佐亮佑(セレスジム提供)

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東日本地区20代男子プロボクサー1人がコロナ陽性

日本ボクシングコミッションは2日、東日本地区のジムで20歳代の男子プロ選手1人が新型コロナウイルス感染で陽性判定を受けたと発表した。

1日にPCR検査を受けて判明し、無症状も3日からホテルに隔離予定。現在のところ濃厚接触者はいないという。

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リナレス「問題ない」ヘイニー戦セコンドは現地調達

元3階級制覇王者ホルヘ・リナレス(2019年9月7日撮影)

5月29日に米ラスベガスでWBC世界ライト級王座に挑戦する元世界3階級制覇王者で同級3位のリナレス(帝拳)が日本でギリギリまで調整し、米国入りする。

22歳の同王者ヘイニー(米国)挑戦が村田のV2戦予定と日程が近いため、日本からの帯同セコンドが少ない見通し。15日まで所属ジムで仕上げ、渡米する意向のリナレスは「セコンドは米国で探せばいい。どうしてもヘイニーと対戦したいから。自分にとって15度目の世界戦だし、問題ないね」と口にした。

ボクシングWBA世界ミドル級選手権 村田諒太対スティーブン・バトラー 5回TKO勝ちし、ホルヘ・リナレス(中央左)、田中繊大(右)と記念撮影する村田諒太(2019年12月23日撮影)

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村田諒太「試合あると想定」5月末世界戦へ調整

フィジカル強化の千葉・成田合宿を終え、所属先でジムワークを再開したWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(右)

ボクシングWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(35=帝拳)が5月開催予定の世界戦を見据えて本格スタートを切った。

3月26日から4月1日まで千葉・成田市でフィジカル強化の合宿に臨んでいた村田は2日、都内の所属先でジムワークを再開。陣営は5月末に2度目の防衛戦に臨む予定で調整を進めている。正式決定すれば19年12月のスティーブン・バトラー戦以来約1年5カ月ぶりのリングとなる。村田は「ここから試合はあると想定した調整をしていきます。今週はボクシング練習を思い出すようなメニューで。来週からどんどんやっていければ」と決意を示した。

4月中旬以降、同じ階級の世界ランカーを含めた外国人パートナー3人を呼ぶ見通しとなっており「5月末に世界戦があるとすれば、もう8週間ぐらいしかないですから」と気持ちを切り替えた。すでに成田合宿で、V2戦を想定した下半身強化はほぼ完了しており「1週間の長い合宿は久しぶりだった。つらさも感じず、強度のある練習も淡々と取り組むことができた。精神面も充実しているのかもしれない」と心身ともに手応えをつかんでいる様子だった。【藤中栄二】

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リナレス、5・29ラスベガスで王者ヘイニーに挑戦

ホルヘ・リナレス(19年9月撮影)

ボクシング元3階級制覇王者のWBC世界ライト級3位ホルヘ・リナレス(35=帝拳)が、王座返り咲きを狙う。

5月29日に米ラスベガスで、同級王者デビン・ヘイニー(22=米国)に挑戦する。帝拳ジムが1日発表した。リナレスは16年にWBA世界同級王座を獲得し、18年のV4戦でワシル・ロマチェンコ(32=ウクライナ)に敗れて以来の世界戦となる。

53戦目で世界戦は15戦目となる今回は、アマ経験豊富で25戦全勝(15KO)の強敵相手となる。「若いがパンチ力はそれほどでもない。スピードには注意しないといけない。同じきれいなボクシングで、プレッシャーは嫌だろう」とコメントした。

3月26日からは村田諒太、尾川堅一と3人で、千葉・成田でキャンプイン。この朝で1週間の走り込みを終えた。「暖かくなり、たくさん走れ、調子もいいし、モチベーションもバッチリ。今回大事なのはコンディションを作ること。年だから、しっかりスタミナを作る」と王座奪回への意欲をコメントした。

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岩佐亮佑 統一2冠戦へ小林会長「減量も順調です」

岩佐亮佑(左)はホテルの自室で同行したパートナー南出とマスボクシングで調整(セレスジム提供)

ボクシングIBF世界スーパーバンタム級暫定王者岩佐亮佑(31=セレス)が1日、ウズベキスタン・タシケント市内で統一2冠戦への記者会見に出席した。

3日にIBF&WBAスーパー世界同級王者ムロジョン・アフマダリエフ(26=ウズベキスタン)と対戦する。岩佐は「コロナでこのような状況の中で試合を開催してくれ、みんなに感謝している。必ずいい試合にする」とスピーチした。

岩佐はホテル内のジムは使わずに自室で調整している。小林会長を相手にミット打ち、パートナー南出とマスボクシングなどで汗を流している。体をケアするトレーナーも同行して調整に余念がない。

米在住の岡部トレーナーも合流してセコンドに入る。伊藤雅雪、中谷潤人らを指導し、世界王者に育てた。岩佐のセコンドに入ってからは4連勝中と勝利の女神でもある。小林会長は「減量も順調」とコメントを寄せた。

現地にはトルコ・イスタンブール経由で3月27日に到着した。入国審査もなく、飛行機に横付けされた車でホテル入りと「国賓級の扱い」という。抑留された日本人墓地も訪問した。「日本人は真面目に働いて、今も尊敬されている。先人に感謝」とSNSを通じてコメント。王座統一へ決意を新たにしたようだ。

アフマダリエフはプロ入り後米国を拠点としてきた。9戦目で初のホームと凱旋(がいせん)試合。国を挙げてのイベントとあって「ウズベキスタンでできてうれしい。頑張ります」と初防衛を目指す。

岩佐亮佑(左)はホテルの自室で小林昭司会長とミット打ちで調整(セレスジム提供)

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パッキャオ、WBO王者クロフォードと6月対戦計画

マニー・パッキャオ

ボクシング世界6階級制覇王者で現WBA世界ウエルター級休養王者マニー・パッキャオ(42=フィリピン)が6月5日、4度防衛成功中のWBO世界同級王者テレンス・クロフォード(33=米国)と対戦するプランが明らかになった。

30日(日本時間31日)に米メディアが報じたもので、米プロモート大手トップランクが両者の対決に交渉に入っていると認めたという。開催地の候補は中東などが挙がっている。同カードは契約寸前まで交渉が進みながら、新型コロナウイルス感染拡大の影響で1度消滅していた。

パッキャオは19年7月、キース・サーマン(米国)とのWBA世界ウエルター級王座統一戦以来、リングから遠ざかっている。その後、総合格闘技UFCの元2階級同時制覇王者コナー・マクレガー(アイルランド)や現WBC世界ライト級暫定王者ライアン・ガルシア(米国)らとの対戦も浮上していた。また試合間隔が空いたこともあり、今年1月にはWBA裁定でスーパー王者から休養王者になっていた。

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元UFC王者シウバ、チャベスJrとボクシング戦

米総合格闘技UFCで10回防衛を誇った元ミドル級王者アンデウソン・シウバ(45=ブラジル)が6月19日、メキシコ・グアダハラのハリスコ・スタジアムで元WBC世界ミドル級王者フリオ・セサール・チャベスJr.(35=メキシコ)とボクシングマッチに臨むと30日(日本時間31日)、発表された。ライトヘビー級とクルーザー級の間となる180ポンド(約81・19キロ)契約体重10回戦で拳を交える予定だ。

UFCのレジェンドの1人となるシウバは母国ブラジルで98年、05年にボクシングマッチを経験しており、1勝1敗の戦績を残している。「私の旅を振り返ると無駄なものは何もない。フリオ・セサール・チャベスJr.戦で私自身のボクシング技術を試す機会となり、とても満足している。ボクシング練習も継続して練習している。戦いは私の永遠の息吹です」とコメントしている。

総合格闘家としてのシウバは20年10月のユライア・ホール戦で4回TKO負け。同年11月にはUFCから解雇となっていた。

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亀田興毅氏の「3150」ジム、初興行が発表

5・5共同開催の興行を発表した亀田興毅会長(右)と山下会長(撮影・実藤健一)

元世界3階級制覇王者の亀田興毅氏(34)が会長を務める3150ファイトクラブの初興行が29日、大阪市内の同ジムで発表された。

5月5日に真正ジムとの共同開催で、エディオンアリーナ大阪第2競技場で実施する。メインは元2階級制覇王者・亀田和毅(29)の19年7月以来となる復帰戦。契約体重56・5キロの8回戦で、対戦相手は三宅寛典(32=広島)に決まった。

真正ジムの山下正人会長(58)も会見に同席。「(亀田興毅会長は)知名度抜群。関西のボクシング界を盛り上げていくために協力していきたい」。興毅会長は「マッチメークの難しさを痛感した。(和毅が)どれだけ強い勝ち方をしてくれるか楽しみです」と話し、試合の見せ方についても「新しい配信の方法を考えている」と予告した。

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