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ボクシングニュース

力石政法が那須川天心と対戦要求「階級を上げるならやってあげる」亀田興毅氏ジム興行に出場

8・14興行に出場する力石(左から3人目)、但馬(右から3人目)ら。中央右は興毅会長、左は大毅副会長(2022・6・25 ANAクラウンホテル 撮影・実藤健一)

プロボクシングの3150ファイトクラブからKWORLD3ジムとなって初の興行について、追加カードを含めて元世界3階級制覇王者の亀田興毅氏(35)が25日、大阪市内のホテルで会見した。

8月14日にエディオンアリーナ大阪の第1競技場で行い、セミファイナルで東洋太平洋スーパーフェザー級王者・力石政法(28=緑)の初防衛戦が組まれた。同級14位トムジュン・マングバッド(フィリピン)と対戦。力石は「自分は1試合1試合に人生をかけている」。その上でボクシングに転向する那須川天心(23)について「ボクシングなら自分が上。階級を上げるならやってあげますよ」と対戦を求めた。

8・14に初防衛戦に臨む東洋太平洋王者の力石(2022・6・25 ANAクラウンホテル 撮影・実藤健一)

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亀田興毅氏プロモート興行の会見、アベマTVで異例中継「公開オファーです」皇治に出場求める

8・14興行に出場する力石(左から3人目)、但馬(右から3人目)ら。中央右は興毅会長、左は大毅副会長(2022・6・25 ANAクラウンホテル 撮影・実藤健一)

プロボクシングの3150ファイトクラブあらためKWORLD3ジム主催初の興行について、追加カードを含めて元世界3階級制覇王者の亀田興毅氏(35)が25日、大阪市内のホテルで会見。その模様をアベマTVが中継する異例の会見となった。

「3150FIGHT vol.3」として8月14日にエディオンアリーナ大阪のメイン競技場で開催する。プロモーターライセンスを取得した興毅会長は、この興行からプロモート業に専念するため、肩書も「創立者」を意味するファウンダーに変える。

すでにメインは日本ヘビー級1位の但馬ミツロ(27)が史上最短2戦目でのタイトル奪取をかけて、韓国同級王者イ・ソンミン(31)との対戦が発表されている。新たにセミファイナルとして東洋太平洋スーパーフェザー級王座を獲得した力石政法(28=緑)の初防衛戦が組まれた。同級14位のトムジュン・マングバッド(フィリピン)と対戦。力石は「自分は1試合1試合に人生をかけて、負けたら終わりと思って戦っている。今回も同じ。頑張りたい」と意気込んだ。

興毅ファウンダーは、「公開オファーです」と、立ち技格闘技の人気選手、皇治(33=TEAM ONE)に出場を求める意向を明かした。以前からボクシング転向をすすめており、今回も実現すれば、日本ボクシングコミッション(JBC)の管轄外で、4回戦を計画するという。

8・14に初防衛戦に臨む東洋太平洋王者の力石(2022・6・25 ANAクラウンホテル 撮影・実藤健一)

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WBO王者ゴンサレスが初防衛成功 9月にも京口紘人と米ラスベガスで統一戦の可能性

ジョナサン・ゴンサレス(2019年8月20日撮影)

<プロボクシング:WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦> ◇24日(日本時間25日)◇米フロリダ州キシミー

WBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(ワタナベ)との統一戦が浮上しているWBO世界同級王者ジョナサン・ゴンサレス(31=プエルトリコ)が初防衛に成功した。同級8位マーク・アンソニー・バリガ(29=フィリピン)の挑戦を受け、3-0(115-113、117-111×2)の判定勝利を収めた。

サウスポー対決となったゴンサレスは序盤から右目周囲を腫らしながらも、中盤以降、スピードで上回り、終盤にかけて尻上がりに力強さが増した。判定では最大で5ポイント差をつけて危なげなくベルトを守った。19年8月、名古屋でWBO世界フライ級田中恒成(畑中)に挑戦して7回TKO負けした後に2連勝したゴンサレスは昨年10月、WBO世界ライトフライ級王者エルウィン・ソト(メキシコ)に判定勝ちし、世界王者となっていた。

京口は契約を結ぶ英プロモート大手マッチルーム社からゴンサレスとの2団体王座統一戦のオファーを受けている。統一戦交渉が成立すれば、9月17日(同18日)、米ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催される4団体統一スーパーミドル級王者サウル・アルバレス(31=メキシコ)-WBAスーパー、IBF世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(40=カザフスタン)戦のアンダーカードで組まれることが濃厚となっている。

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アルバレス、ゴロフキン96秒間の「視殺戦」&「舌戦」会見場に緊張感 9月18日に3度目対決

至近距離でにらみ合うアルバレス(左)とゴロフキン(マッチルーム社公式インスタグラムより)

今秋に3度目の注目対決を控えるプロボクシング4団体統一スーパーミドル級王者サウル・アルバレス(31=メキシコ)とWBAスーパー、IBF世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(40=カザフスタン)が両者そろった会見で緊張感あふれる「視殺戦」を展開した。

9月17日(日本時間18日)、米ラスベガスのT-モバイル・アリーナで対戦する両者は24日(同25日)、米ロサンゼルスのハリウッド・レギオン・シアターでキックオフ会見。実に73秒間のフェースオフが展開された。アルバレスがにじり寄り、至近距離で視線を合わせた。さらにアルバレスがベルトを持った形でのフェースオフも23秒間行われるなど、両者が静かに闘争心を燃やした形となった。

両者は17年の初対決で引き分け、18年の再戦ではアルバレスが僅差判定勝利を収めた。何度も3度目対決が期待されながら実現せず。ゴロフキン側から「対戦を避けている」とほのめかされたことにアルバレスは怒っていた様子。「彼はいつも人前で良い人のふりをしている。私は良い人のふりはしない。2人は違う人間だ」と気持ちをむきだした言葉を発した。

挑発的な発言も多く「私が最高クラスのファイターと戦っている時、彼はC~Dクラスのファイターと戦っていた」とも豪語した。報道陣からゴロフキンを引退させる試合になるのか問われると「すごく、いいね」と言葉に自信を込めた。

そんなアルバレスの言動にゴロフキンも冷静ながらも対抗心メラメラ。「彼が1度何か間違ったことをした場合、それを完全に忘れることはできない。何か間違った時にはきれいにならない」と過去のアルバレスによるドーピング違反を思い起こさせる発言で“反撃”。常に両者にはピリピリムードが漂った。

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グリーンツダジムが8月大阪興行 下町俊貴と水野拓哉がフェザー級8回戦がメイン

グリーンツダジムの8・7興行を告知するポスター(グリーンツダジム提供)

ボクシングのグリーンツダジムが毎年8月に大阪・枚方市総合体育館で行う恒例の興行実施を24日、発表した。

今年は8月7日、メインは日本スーパーバンタム級8位、東洋太平洋同級10位・下町俊貴(グリーンツダ)と元日本ユース・スーパーバンタム級王者・水野拓哉(松田)のフェザー級8回戦が組まれた。

セミには大商大で日本拳法の日本一となり、プロボクシングで9勝(4KO)無敗と売り出し中の日本フェザー級6位の前田稔輝(グリーンツダ)が登場。フィリピンのジュンリエル・ラモナルと契約58キロの8回戦に臨む。

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日本王座獲得の堤聖也「プロ転向のきっかけの1人。上の舞台で」井上拓真との世界争いに意欲

日本バンタム級王座を獲得した堤聖也(右)

<プロボクシング:日本バンタム級タイトルマッチ10回戦>◇23日◇東京・後楽園ホール

日本バンタム級1位堤聖也(26=角海老宝石)が同王座獲得に成功した。初防衛戦だった同級王者沢田京介(34=JBスポーツ)に挑み、8回47秒、レフェリーストップによるTKO勝ちを収めた。

2回に左フックでダウンを奪取。6回には強烈な左アッパー、7回には打ち合いもみせ、8回に右ストレートでぐらつかせ一気にラッシュを仕掛けて勝負を決めた。

アマチュアを通じても自身初となる日本一の称号。堤は「ボクシングを始めて13年。今日のためにやってきました」と感慨深げ。勝利直後はコーナーポストによじ登り、雄たけびをあげた。7回終了後のインターバルでセコンド石原雄太トレーナーに「倒しにいきます」と宣言し、有言実行で仕留め、大きな自信になった。

リング上で、堤は応援に駆けつけた母邦代さんに感謝の言葉を届けた。「ボクがボクシングを始めた時からそばで支えてくれたボクの母、お母さん、あなたがいたから育ててくれたから日本のベルトを巻くことができた。これはあなたのおかげです。愛している。このベルトよりももっともっと高いベルトを取ったら見せるから元気でいてください」。

世界バンタム級は、モンスター井上尚弥(大橋)が3団体を統一し、年内には4団体統一を目指そうとしている。「ボクが目指すところは世界なので1つ1つクリアして頑張りたい」と口にした堤は「自分は井上尚弥さんの次の、ネクスト・エイジだと思っている」と自己分析。標的は井上尚弥の弟で元WBC世界同級暫定王者拓真(大橋)とし「高校時代に負けているから対戦したい。(井上拓が)プロ転向のきっかけの1人でもある。上の舞台で戦いたいですね」と将来的に世界舞台で拳を交える希望を口にした。

日本バンタム級王座を獲得した堤聖也(右)。左は石原雄トレーナー

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堤聖也が王者沢田京介に8回TKO勝ちで日本バンタム級王座獲得「目指すところは世界」

日本バンタム級王座を獲得した堤聖也(右)。左は石原雄トレーナー

<プロボクシング:日本バンタム級タイトルマッチ10回戦>◇23日◇東京・後楽園ホール

日本バンタム級1位同級1位堤聖也(26=角海老宝石)が日本同級王座を獲得した。初防衛戦だった同級王者沢田京介(34=JBスポーツ)に挑み、8回47秒、レフェリーストップによるTKO勝ちを収めた。2回に左フックでダウンを奪取。6回には強烈な左アッパー、7回には打ち合いもみせ、8回に右ストレートでぐらつかせ一気にラッシュを仕掛けて勝負を決めた。

アマチュアを通じて初めての日本一の称号を得た堤は「ボクシングを始めて13年。今日のためにやってきました。負け知らず(6勝2分け)と言っても、格好いいものではない。ここ2試合は引き分けで、この2年ぐらいボクが勝利する姿を見せられませんでした」と会場に訪れた300人弱の応援団のサポートに感謝。「今は沢田選手が強くて戦ってくれたありがとうという気持ちが充満している」と敬意を表した。

「ボクが目指すところは世界なので1つ1つクリアして頑張りたい」と目標を掲げた堤は「ボクがボクシング始めた時からそばで支えてくれたボクの母、お母さん、あなたがいたから育ててくれたから日本のベルトを巻くことができた。これはあなたのおかげです。愛している。このベルトよりももっともっと高いベルトを取ったら見せるから元気でいてください」と感謝の気持ちを伝えていた。

日本バンタム級王座を獲得した堤聖也(右)

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元東洋太平洋Sバンタム級王者・和気慎吾が再起戦勝利「もう1度世界舞台に立ってベルト巻く」

右ジャブをねじ込む元東洋太平洋スーパーバンタム級王者和気(右)

<プロボクシング:スーパーバンタム級8回戦>◇23日◇東京・後楽園ホール

元東洋太平洋スーパーバンタム級王者和気慎吾(34=FLARE山上)が再起戦を飾った。日本同級9位水谷直人(33=KG大和)との同級8回戦に臨み、7回2分56秒、TKO勝利を挙げた。サウスポー同士の打ち合いとなったが、左ボディーアッパー、上下への連打で攻め続けると7回終了間際でレフェリーストップに追い込んだ。

昨年11月、元WBC世界バンタム級暫定王者井上拓真(大橋)とのWBOアジア・パシフィック同級王座決定戦に判定負けして以来、7カ月ぶりのリングだった。圧勝を目標に掲げていただけに「苦戦したのは反省点で残念。言い訳できないですが、前回、井上拓真選手との大きい試合で負けてから進退を考えた」としながら、会場に足を運んだ1185人の観衆に向けて感謝の気持ちを伝えた。「自分にはこれだけたくさん応援してくれる人がいたので再起できました。中途半端にはできない。もう1度あの世界舞台に立って、世界ベルトを巻く強い気持ちでリングに立ちました」と報告。16年7月、ジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)とのIBF世界同級王座決定戦で敗れて以来の世界再挑戦を見据えた。

緊張した再起戦のリングを振り返り「すごく重圧があって、1人で苦しい思いをして減量した。ただ勝ったことで次に舞台が用意されている。その舞台がある限りリングに立つつもりです」と気合を入れた。現在、WBC世界同級19位に入っているものの、まだ世界挑戦可能なランクではない。まずは世界ランキングのアップを狙うことになる。

再起戦勝利の勝ち名乗りを受けた元東洋太平洋スーパーバンタム級王者和気(左)

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亀田和毅、ボクシング転向の那須川天心との対戦を熱望「盛り上がるなら喜んでやりたい」

那須川天心との対戦を熱望した亀田和毅(撮影・実藤健一)

元2階級制覇王者でWBA世界スーパーバンタム級3位の亀田和毅(30=TRYBOX平成西山)が23日、兵庫県西宮市内の所属ジムで取材に応じ、ボクシングに転向する那須川天心(23)との対戦を熱望した。

和毅は、ジム移籍初戦として7月30日に神戸市中央体育館でウィリアム・エンカーナシオン(33=ドミニカ共和国)とフェザー級10回戦を戦う。エンカーナシオンはロンドン五輪代表のオリンピアンでWBCラテンアメリカスーパーバンタム級王者。強打を誇るオーソドックスのボクサーファイターだ。

強敵との一戦。だが、和毅の視線はその先を見据える。キックボクシングで頂点を極めた天心が、ボクシング界に挑んでくる。スーパーバンタム級、フェザー級が有力とされ、そこは和毅と同じ土俵となる。

和毅は「ボクシング界が盛り上がるなら、喜んでやりたい。下(違うカテゴリー)から出てくる選手が出てこないと、ボクシング界は盛り上がらない。自分はその壁になりたい」と言った。

那須川の武尊との試合も動画中継でしっかりチェックした。「反応、スピードはすごいと思うが、ボクシングでどれだけ引き出しがあるか。6回戦、8回戦レベルなら問題ないと思うがタイトルマッチの10回戦、12回戦は未知数。武尊戦でも3回にはスタミナが危なかったように思うし、そこは分からない部分が多い」と話した。

和毅はベルトへのこだわりはない。「もう2回、ベルトはとっているし、関係なく(天心とは)やりたい。見ている人の記憶に残るような、そういう試合をやりたい」。元世界2階級制覇王者とキック界の頂点を極めた男との対戦が実現すれば注目度、盛り上がりは間違いない。

和毅も日本のボクシング史に残る、ビッグマッチ実現だけを願っている。【実藤健一】

那須川天心との対戦を熱望した亀田和毅(撮影・実藤健一)

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WBA元王者の久保隼が現役引退へ 17年4月王座獲得 18戦15勝3敗

久保隼(22年4月撮影)

ボクシングのWBA世界スーパーバンタム級元王者の久保隼(32=真正)が現役引退を決めたことが23日、関係者への取材で分かった。

久保は京都市出身で南京都高(現京都広学館高)、東洋大を経て2013年5月にプロデビュー。世界初挑戦だった17年4月に王座を獲得、同年9月の初防衛戦で敗れた。19年5月にWBAフェザー級王座に挑んだが、2階級制覇を逃した。

左ボクサーファイターで戦績は18戦15勝(10KO)3敗。直近の試合は4月に行われたノンタイトル8回戦で、佐川遼(三迫)に3回KO負けした。(共同)

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賞金120万円を懸け佐藤友規と小川魁星が29日に対戦、アマ10冠今永虎雅のデビュー戦も予定

29日のフェニックスバトル89大会の第1試合で拳をまじえる佐藤友規(左)と小川魁星

29日に東京・後楽園ホールで開催される大橋ボクシングジム主催フェニックスバトル89大会の第1試合が22日、発表された。プロ戦績2勝(1KO)1敗の佐藤友規(22=パンチアウト)が、プロデビュー戦となる小川魁星(21=伴流)と対戦することが決定。ライト級4回戦が濃厚だ。

両者は大橋ジムの大橋秀行会長(57)に選抜された次世代ボクサーを発掘するプロジェクト「ボクサーズロード」の8選手から最終審査を勝ち抜いた2人。勝者はボクサーズロード賞金120万円を手にする。

なお同興行メインイベントでは元世界3階級制覇王者田中恒成(27=畑中)がWBOアジア・パシフィック・スーパーフライ級王者橋詰将義(28=角海老宝石)に挑戦するカードが組まれている。

また、史上初の高校8冠を含むアマ10冠ボクサー今永虎雅(22=大橋)のプロデビュー戦(62.0キロ契約6回戦)が予定されている。

B級プロテストに合格した今永虎雅(右)(2022年4月22日撮影)

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元WBA王者古川夢乃歌、4年8カ月ぶり復帰戦黒星「バテてしまった」一度はキックでRISE参戦

約4年8カ月ぶりにリング復帰した元WBA女子世界アトム級王者古川夢乃歌

<プロボクシング:女子51.2キロ契約体重6回戦>◇22日◇東京・後楽園ホール

元WBA女子アトム級王者古川夢乃歌(28=山木)が、約4年8カ月ぶりに復帰戦で黒星を喫した。

日本女子フライ級10位阿比留通子(32=オークラ)との女子51.2キロ契約体重6回戦に臨み、0-2(57-57、56-58、55-59)の判定負けとなった。

もともと相手は約2階級上の相手でもあり、当日計量でも3キロ差あった。主戦場をミニマム級に設定している古川は「バテてしまった。1~2回は冷静にできましたが、その後は足が使えなくなり、ポイントを取られてしまった」と肩を落とした。

「体格差やパワーで勝てると思っていなかった」と足を使いながらジャブを打ってリズムをつかもうと試みたが、阿比留の左フックを浴びると、負けじと連打で応戦。3回以降は打ち合いの展開になったものの、相手のワンツーで後退するシーンもあり、競り勝つことはできなかった。

17年10月、アルゼンチンでIBF女子世界フライ級王者レオネラ・ジュディカ(アルゼンチン)に挑戦し、敗れて以来のカムバック戦だった。1度はボクシングから引退。警備会社に就職も、勤務先の社長から勧められたキックボクシングを開始し、那須川天心らが主戦場としてRISEに参戦した。山本ユノカのリングネームでミニフライ級NEXT・QUEENトーナメントなど5試合に出場したが、昨夏からはボクシング復帰に向けてジムワークを積んでいた。

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菊池真琴「取りました」プロ3戦目で東洋太平洋王座獲得 デビュー戦で苦杯の赤林檎へリベンジ熱望

プロ3戦目で東洋太平洋女子バンタム級王座を獲得した菊池真琴(中央)

<プロボクシング:東洋太平洋女子バンタム級王座決定8回戦>◇22日◇東京・後楽園ホール

18年ボクシング全日本女子選手権ウエルター級覇者菊池真琴(35=山木)が、プロ3戦目でタイトル獲得に成功した。

日本女子バンタム級3位の菊池は同級2位佐山万里菜(34=ワタナベ)と東洋太平洋女子同級王座決定戦で拳を交え、3-0の判定勝利。

菊池は「(王座を)取りました。アマチュアあがりですが、テクニックとか華麗さはない。挑戦者の気持ちを持って挑戦していきたい。泥くさい根性の塊で、自分は世界王者になります」と目標を掲げた。

サウスポースタイルから左ストレートなど的確にパンチをヒットさせ、佐山との打ち合いに競り勝った。「コンパクトにパンチを出せた。しんどかった7、8回は根性です」と振り返った。

菊池はプロデビュー戦で負けた現WBOアジア・パシフィック同級王者赤林檎(真正)との将来的な再戦を希望。プロ5戦目以内の世界王座奪取という目標とともに「もっと大きな土俵でのリマッチ、お互いに成長して戦いたいと思います」と赤林檎へのリベンジも掲げた。

東京五輪出場を逃した20年にプロ転向した菊池は21年8月のプロデビュー戦で赤林檎に敗れた。昨年5月にプロ2戦目で初勝利し、今回のプロ3戦目でタイトル挑戦だった。

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王者沢田京介「インパクトある試合」挑戦者の堤聖也「自信がある」日本バンタム級王座戦前日計量

計量クリアした日本バンタム級王者沢田京介(左)と挑戦者の同級1位堤聖也

プロボクシング日本バンタム級タイトルマッチ10回戦は23日、東京・後楽園ホールで開催される。

22日に都内の日本ボクシングコミッションで前日計量が行われ、同級王者沢田京介(34=JBスポーツ)はリミット53.5キロ、挑戦者の同級1位堤聖也(26=角海老宝石)は100グラム少ない53.4キロでクリア。今年2月、大嶋剣心(帝拳)との同級王座決定戦を制し、新王者となった王者沢田にとって約4カ月ぶりのリングとなる。

「今年2月に(ベルトを)取った時よりも調子良く仕上げることができた」と手応えを口にした沢田は「インパクトある試合で防衛したい」と気合を入れ直した。故郷の北海道・石狩市から両親や妹、東京の家族、後援者らを含めて250人近くの応援団のサポートを受けるという。「チャンピオンとしての実力をみせたい。ベルトは渡すつもりはない」と強調した。

一方の堤は20年10月、元WBC世界フライ級王者比嘉大吾(志成)と引き分けて以来のリング。20年1月には、後に東洋太平洋バンタム級王者となった中嶋一輝(大橋)とも引き分けているアマ出身の実力者。

「引き分けるなら負けた方がまし。沢田選手が勝ったら見事だと言える。負けたら仕方ないというぐらいのやってきた。(勝つ)自信がある」とキッパリ。

計量後の写真撮影時には沢田が肩にかけたベルトをみつめ、「明日は俺のものになるのかと見ていました。よだれが出る」と日本王座奪取への意気込みを示していた。

計量クリアした日本バンタム級王者沢田京介
日本バンタム級王座挑戦に向けた計量をパスした同級1位堤聖也

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全日本女子覇者・菊池真琴プロ3戦目でタイトル挑戦 佐山万里菜と東洋太平洋女子王座決定戦

東洋太平洋女子バンタム級王座決定戦に臨む日本女子同級3位菊池真琴(左)と同級2位佐山万里菜

18年ボクシング全日本女子選手権ウエルター級覇者菊池真琴(35=山木)がプロ3戦目でタイトル挑戦する。

日本女子バンタム級3位として22日、東京・後楽園ホールで同級2位佐山万里菜(34=ワタナベ)と東洋太平洋女子同級王座決定戦で拳を交える。21日に都内の日本ボクシングコミッションで前日計量に臨み、両者ともにリミットよりも少ない52・9キロでクリアした。

東京五輪出場を逃した20年にプロ転向。21年8月のプロデビュー戦は現WBOアジア・パシフィック女子バンタム級王者赤林檎(真正)に敗れたものの、昨年5月にプロ2戦目で初勝利。3戦目でタイトル挑戦を迎えた。佐山について「クリーンな戦い方をする。かみ合うかは分からない」と自己分析した菊池は「ベルトとかは特に意識していない。早い段階でチャンスを迎えたので、ものにしないといけない」と気合を入れ直していた。

東洋太平洋女子バンタム級王座決定戦の前日計量をクリアした日本女子同級3位菊池真琴

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元女子世界王者・古川夢乃歌1度引退後キック参戦も「ここではない」17年以来のボクシング復帰

約4年8カ月ぶりに復帰する元WBA女子世界ライトフライ級王者古川夢乃歌

プロボクシグ元WBA女子ライトフライ級王者古川夢乃歌(28=山木)が約4年8カ月ぶりに復帰する。22日、東京・後楽園ホールで日本女子フライ級10位阿比留通子(32=オークラ)との女子51・2キロ契約体重6回戦を控え、21日には都内の日本ボクシングコミッションで前日計量に臨み、50・9キロでパス。阿比留はリミットでクリアした。

17年10月、アルゼンチンでIBF女子世界フライ級王者レオネラ・ジュディカ(アルゼンチン)に挑戦し、敗れて以来のカムバック戦となる。1度はボクシングから引退。警備会社に就職も、勤務先の社長から勧められたキックボクシングを開始し、那須川天心らが主戦場としているRISEに参戦した。山本ユノカのリングネームでミニフライ級NEXT・QEENトーナメントなど5試合に出場したが「キックは楽しかったが『ここではない』と。本気にRISE王者を目指しているのか」と自問自答。最終的にボクシング復帰への気持ちが大きくなったという。

昨夏からボクシングの練習を再開し、1年近くでボクサーとしての感覚も取り戻した手応えがある。ボクシングの通算戦績は9勝(6KO)2敗2分けと女子では高いKO率を誇った。元世界王者として「レベルの差をみせつけたい。前のようにガンガンいくだけでなく、冷静に戦いたい。今の目標は世界王者です」とキッパリ。再び世界の頂点を目指し、リスタートする。

約4年8カ月ぶりに復帰する元WBA女子世界ライトフライ級王者古川夢乃歌(左)。右は対戦相手のJBCフライ級10位阿比留通子

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WBO世界ミニマム級王者谷口将隆「大きな試合をしたい」初防衛成功後初めて母校龍谷大を訪問

母校の龍谷大を訪問したボクシングWBO世界ミニマム級王者・谷口将隆(撮影・宮崎幸一)

WBO世界ミニマム級王者の谷口将隆(28=ワタナベ)が21日、初防衛に成功後初めて母校の京都・龍谷大を訪れ、ボクシング部の後輩と触れ合った。

昨年12月に戴冠した谷口は今年4月22日、石沢開との初防衛戦を11回TKOで制した。母校の訪問を「4年間、ボクサーとしての基盤を築いた場所。ここに帰ってくると力をもらえる」と話す。今後は未定だが、「年内にもう1戦。できれば海外にも出たい。大きな試合をしたい」と意気込みを語った。

ボクシング部の後輩とも久々に接した。高橋碧主将(4年)から「夏休みに部としてワタナベジムに行かせてほしい。プロがどういう練習、指導をしているのか勉強をしたい」と熱い直訴を受け、「もちろん。くればたくさん学べると思う。正式に決まったら連絡を」と快諾した。

龍谷大は今春の関西リーグで5位に終わった。さらなる飛躍へ、先輩として手を差し伸べる。

母校の龍谷大を訪問したボクシングWBO世界ミニマム級王者・谷口将隆(撮影・宮崎幸一)
母校の龍谷大を訪問したボクシングWBO世界ミニマム級王者・谷口将隆(撮影・宮崎幸一)
母校の龍谷大を訪問したボクシングWBO世界ミニマム級王者・谷口将隆(撮影・宮崎幸一)

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ヘビー級3団体統一王者ウシク、8・20ジョシュアと再戦 2月にウクライナ領土防衛隊に入隊

ボクシングのヘビー級世界3団体統一王者のオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)が、元王者のアンソニー・ジョシュア(英国)と8月20日にサウジアラビアのジッダで再戦することが決まった。

19日にプロモーターが発表した。12年ロンドンオリンピック(五輪)ヘビー級金メダリストのウシクは昨年9月、ジョシュアを判定で破り、WBA、WBO、IBFの王座を獲得した。母国がロシアによる侵攻を受けているウシクは2月に領土防衛隊に入隊したが、AP通信によると3月に首都キーウを離れ、再戦に向けて練習を再開していた。

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那須川天心、RISE伊藤代表との約束「井上尚弥とやれるようになれ」新たな挑戦「期待して欲しい」

武尊戦の写真を手に笑顔でガッツポーズする那須川(撮影・足立雅史)

井上尚弥とやれるようになれ-。キックボクシングのRISE世界フェザー級王者・那須川天心(23)が20日、K-1王者・武尊(30)に5-0の判定勝ちを収めた“世紀の一戦”から一夜明けた会見で、ボクシング挑戦への決意を新たにした。

「ワクワクしてもらいたいので期待して欲しい」と語り、RISE伊藤隆代表(51)と交わした「世界王座戴冠」の約束を果たすべくリスタートを切る。

   ◇   ◇   ◇

伝説の第2章が幕を開く。キックラストマッチとなった「THE MATCH 2022」(東京ドーム)で武尊との最強決定戦を制した那須川は、ターコイズグリーンのチェック柄スーツに身を包んだ。フレッシュな姿は新たな決意を感じさせた。約7年の時を経て実現した因縁の対決を最後に、ボクシング転向を表明していた那須川。改めてその思いを問われると、「チャンピオンになるという思いは誰しもがある。そこに向かってやっていくのは確かです」と言い切った。

那須川が登壇する前の会見では、K-1の玖村から「キックに戻ったらやりたい」と名指しで対戦要求されていた。前日の大会で、自身が「一番強い選手」と認めるRISEの志朗に勝利した強敵だ。これに対し「(戻る可能性は)ほぼない」ときっぱりと否定。「生半可な気持ちで転向する気はない」と覚悟を示した。多くは語らなかったものの、発する言葉には思いが込められていた。

ボクシング転向を決めたのは約3年前のこと。キックでは42戦無敗となった神童は、常に強敵に飢えていた。階級も上げた。総合格闘技にも挑戦した。18年の大みそかには、プロボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザーともエキシビションマッチにも挑んだ。

パンチの練習でボクシングジムに通う中、新たな世界に魅力を感じた。「刺激しかない。ボクシングでは一番下からのスタート。上にどれだけ強い選手がいるんだろうと思うとワクワクする」。自ら選んだ道だった。

「井上尚弥とやれるようになれ」。高1から8年間、キックの指導をしてくれたRISE伊藤代表が出した転向の条件は、それだった。「やるなら世界を目指せ。それくらいの気持ちがなければ送り出さない」。今月10日に、最強ボクサーを決めるパウンド・フォー・パウンド(PFP)で日本人史上初の1位を獲得した3団体統一王者との対戦。米ラスベガスに伊藤代表を招待する約束だ。

「新たな挑戦。自分もワクワクするし、ファンの皆さんにもワクワクしてもらいたいので期待して欲しい」。名実ともに最強になった男が、まっさらな道を歩み始めた。【勝部晃多】

RISE伊藤隆代表(2022年4月3日撮影)
バックボードに「ヨギボー最高」のメッセージを書き込む那須川(撮影・足立雅史)
会見を終え、笑顔で会話を交わす榊原氏(左)と那須川(撮影・足立雅史)
一夜明け会見に臨む那須川(撮影・足立雅史)
1回、那須川天心(右)は武尊の顔面にパンチを入れる(22年6月19日撮影)

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ボクシング興行の試合数上限撤廃 抗原検査などコロナ対策規制も緩和 新型コロナ連絡協議会

日本ボクシシングコミッション、日本プロボクシング協会は20日、新型コロナウイルス連絡協議会を開き、部分的な規制緩和を決めた。

これまで1興行10試合としてきた試合上限を撤廃し、控室の入室は3人まで認められた(入室は試合関係者に限る)。さらに入場時の観客によるのぼり旗、花束贈呈が許可。興行時のイベントに関しても大人数にならないことを条件に許可されることになった。いずれも今週から解禁されるという。

さらに7月1日からは試合出場選手への抗原検査も緩和。体温37・5度以上の選手、または医師が必要と判断した選手以外は検査を受ける必要がなくなることも決定した。

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