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ボクシングニュース

RIZIN王者堀口恭司「ベルト取る」12・3米国でベラトール王者に挑戦

12月3日、米アンカスビルでベラトール・バンタム級王者ペティス(左)に挑戦することが発表されたRIZIN同級王者堀口(RIZIN提供)

RIZINバンタム級王者堀口恭司(31=アメリカン・トップチーム)が12月3日(日本時間4日)、米アンカスビルでベラトール同級王者セルジオ・ペティス(28=米国)に挑戦すると20日(同21日)、RIZIN、ベラトール両団体から発表された。発表を受け、現在は米フロリダ州の所属先でトレーニング中の堀口は公式SNSを更新し「試合が決まりました。ベルト取りに行きます!!」と気合十分の気持ちをつづった。

堀口は18年RIZINバンタム級王座決定戦で、当時のベラトール王者ダリオン・コールドウェル(米国)と対戦。一本勝ちで王座を獲得し、19年6月には米ニューヨークに乗り込み、コールドウェルのベラトール王座に挑み、判定勝ちで日本人初のベラトール王者&メジャー団体2冠獲得に成功した。しかし右膝前十字靱帯(じんたい)断裂、同半月板損傷で同年11月に両王座を返上していた。

20年大みそかには朝倉海に1回TKO勝ちし、RIZIN同級王座に返り咲き、今年9月にベラトールへの定期参戦が発表されていた。約2年半ぶりのベラトールへの復帰戦が、いきなり王座挑戦となった。故障から復帰後、目標として定めてきた2冠王者への返り咲きのチャンスとなる。

一方、元UFCライト級王者アンソニー・ペティスが兄で、自らもUFCフライ級ランキング1位までのぼり詰めたペティスは今年5月に王座獲得したばかりで、堀口戦が初防衛戦となる。

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村田諒太「しっかり照準定めて仕上げていきたい」12月ゴロフキン戦交渉中

村田諒太(19年12月撮影)

ボクシングWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(35=帝拳)が、交渉の進む年末の元3団体統一同級王者で現IBF世界同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(39=カザフスタン)との王座統一戦に向けて準備を進めている姿勢を示した。21日までに所属ジム公式サイトを通じ「こうやってビッグマッチをうわさされるようになりましたが、しっかりと照準を定めて仕上げて行きたいという気持ちでこの先も頑張っていきます」と意欲をみせた。

9月下旬から10月上旬まで約1週間、千葉県内で走り込み中心の合宿を消化。10月4日からジムワークに戻っており「体調も良いですし、ウエートもちょうど良いところをキープしている状態です。毎日、練習でやっていることの整合性という意味で実戦練習をやりたいという気持ちで練習で臨んでいます。良いんじゃないかなと思える点がいくつも頭に描けているので早く試してみたいですね」と調整状況を説明した。

12年ロンドン・オリンピック(五輪)の男子ミドル級で金メダルを獲得からプロ入り後の軌跡を振り返りながら「26歳の時に金メダルを取って、その直後は本当にプロ入りという気持ちはなくて、悩んだ末に27歳になる前にプロ転向を決めましたがその僕も35歳、足かけ9年のプロキャリアですか」と感慨深げ。特に17年にWBA世界同級王座を獲得した当時の自分をみつめ「でも31歳の時に世界王者になって今、35歳の自分と比べるとどうやっても前の自分に負ける気はしないです。年齢はしょせん数字なんだとも言えますけれど、あの頃にイメージしていた35歳というともう少し衰えを感じている気がしたんです。でも心は落ち着いて、ボクサーとしての力も衰えているとはまったく思えません」と心身ともに充実している様子だった。

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ファイティング原田とエデル・ジョフレ、画面越しに再会「当時思い出す」

ボクシング史に残る伝説の王者が“再会”を果たした。ファイティング原田こと原田政彦さん(78)と、史上最強の評価を受け「黄金のバンタム」と呼ばれたブラジルのエデル・ジョフレさん(85)が20日、オンラインで対面し、画面越しにシャドーボクシングで拳を繰り出して笑顔も見せた。原田さんは「試合当時のことを思い出す。顔が見られて本当に良かった」と感激の面持ちだった。

1965年5月、愛知県体育館での世界バンタム級タイトルマッチ。原田さんは圧倒的不利の予想を覆し、50戦無敗だった王者のジョフレさんに2-1で判定勝ち。「日本ボクシング界最大の勝利」と語り継がれる一戦だ。

2人は89年にブラジルで対面している。今回はジョフレさんが滞在中のロサンゼルスと、原田さんが会長を務めるジムがある横浜市をつないで実現。原田さんは白髪の相手に「お互い年をとっちゃったね。元気でね」と呼びかけ、ジョフレさんは「とても幸せ。こういう機会ができて本当に喜ばしい」と返した。

関係者の求めに応じてファイティングポーズを取ると、お互いに画面に向けて数分間、連打を披露。原田さんは「おっ、ワンツーだね。やっぱりボクシングは違うね。懐かしい」と56年前を思い起こした。

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23歳富施郁哉「1つ箔がつくかな」判定で日本ユース・バンタム級王座獲得

日本ユース・バンタム級王座を獲得した富施郁哉

<プロボクシング:日本ユース・バンタム級王座決定8回戦>◇20日◇東京・後楽園ホール

日本バンタム級16位富施郁哉(23=ワタナベ)が日本ユース同級王座を獲得した。同級12位田井宣宏(23=RST)とのユース同級王座を懸けて拳を交え、3-0(79-73×3)の判定勝利を挙げた。左右にスイッチするスタイルの田井に対し、サウスポースタイルから左ストレートを狙った。ワンツーや左アッパー、ボディー打ちで攻め込み、ジャッジ3人が6ポイント差をつける判定勝ちとなった。

17年全日本バンタム級新人王を獲得している富施にとって2度目の日本ユース王座挑戦だった。19年8月、日本ユース同級王座決定トーナメントに出場したものの、石井渡士也(REBOOT.IBA)に5回負傷判定負けを喫した。ユース王座再挑戦でベルトを手にした富施は「新人王以来のタイトルがなかったので、1つ箔(はく)がつくかなと思う。相手がスイッチすることは気にしないように自分のボクシングをやるのが1番。それに集中していた」と新しいベルトを手に笑顔を浮かべていた。

なお日本ユース王座は、日本では24歳未満でA級(8回戦)ボクサーに挑戦資格がある王座となる。

日本ユース・バンタム級王座決定戦を制し、勝ち名乗りを受ける富施郁哉(左)

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計量失格の佐々木尽11回TKO負け「いい子、責めないで」平岡アンディ

10回、佐々木(右)を攻める平岡(撮影・鈴木みどり)

<プロボクシング・フェニックスバトル81大会:日本、WBOアジア・パシフィック・スーパーライト級王座決定12回戦> ◇19日◇東京・後楽園ホール◇日刊スポーツ新聞社後援

18日の前日計量でリミット(63・5キロ)よりも1・8キロオーバーの65・3キロで計量ミスした日本ユース同級王者佐々木尽(20=八王子中屋)が日本、WBOアジア・パシフィック・スーパーライト級王座決定戦に臨み、11回TKO負けを喫した。

18日夕方、日本ボクシングコミッションに義務付けられた当日計量で規定の8%(68・4キロ)以内となる68・1キロで試合を成立させ、IBF世界同級6位平岡アンディ(25=大橋)と両ベルトを懸けて激突。7回に連打からの右フックで2度ダウンを喫し、11回に右アッパーで沈み、同回1分58秒TKOでプロ初黒星を喫した。

佐々木は勝利しても両王座ともに空位のままとなるものの、ガッツあふれるファイトをみせた。「来い!」と手招きする挑発で負けん気の強さをみせ、強引な左フックが空を切ると会場がどよめいた。ガードしながら距離を詰め、左右のロングフックを振り回し、攻勢をかけて意地をみせた。 佐々木に勝った平岡は以前からスパーリングの練習パートナーとして拳を交えてきたこともあり「結構なラウンドのスパーリングをしてきた。本当に良い子で、練習熱心な選手。これから王者になると思います。良いヤツなんです。あまり責めないでください」とおもんばかっていた。

11回、佐々木(左)からダウンを奪いTKO勝ちした平岡(撮影・鈴木みどり)

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関根勤「感激です。さんまさんにメールします」旧知の平岡アンディ2冠奪取

試合後、関根勤(右)と記念撮影する平岡(撮影・鈴木みどり)

<プロボクシング・フェニックスバトル81大会:日本、WBOアジア・パシフィック・スーパーライト級王座決定12回戦>◇19日◇東京・後楽園ホール◇日刊スポーツ新聞社後援

ボクシングIBF世界スーパーライト級6位平岡アンディ(25=大橋)が2冠奪取に成功した。日本ユース同級王者佐々木尽(21=八王子中屋)との日本、WBOアジア・パシフック同級王座決定戦で拳を交え、11回1分58秒、TKO勝ちで新王者となった。7回に連打からの右フックでダウンを2度奪取し、11回に強烈な右アッパーでダウンを追加し、レフェリーストップに追い込んだ。

前日計量で佐々木が体重超過で失格し、当日計量をクリアして試合成立した1戦だったが、平岡は「試合する前からいろいろあり、僕は切り替えて試合に臨むようにした」と平常心を貫いていたという。約2年前から王座挑戦のチャンスがあったものの、その強さゆえに対戦相手が決まらずに時間が経過したこともあり「2年ぐらい待った王座をやっと。試合も勝って注目されてうれしかった」とほっとした笑みを浮かべた。

10歳当時、TBS系列で放送されたバラエティー番組「さんまのスーパーからくりTV」に出演した平岡は「あがり症」を克服するために、明石家さんまに手紙を出したアンディ少年として有名。ボクシングの素質を発揮できず、優しい性格で父ジャスティス・トレーナーに怒られる「気弱なボクシング少年」としてお茶の間の人気を集めた。

試合後には当時、同番組に出演していたタレント関根勤と対面。「親戚のおじさんのよう。感激です」と笑顔の関根から「アンディ少年はそこにいない。あの頃は気弱だったけど立派な王者に。今日、(明石家)さんまさんにメールします。『ホンマか』と返信がくると思います。」と熱いエールを送られた。平岡も「(泣き虫アンディは)返上でいいですよね」と満面の笑みを浮かべた。

世界ランキング入りしている平岡が国内、アジア王座も同時に獲得したことで世界挑戦の可能性も広がった。所属ジムの大橋秀行会長(56)は「なかなか日本で世界戦をやれる階級ではない」と前置きしながらも「(世界挑戦の)チャンスがあれば」と来年以降を見据えた。「ラスベガスのメインで世界戦」を目標に掲げている平岡は「もうひと踏ん張りして世界を目指したい」と強い決意。「泣き虫アンディ」から「世界のアンディ」へと突き進む区切りの勝利となった。

解説を務める、左から入江、関根勤、八重樫氏(撮影・鈴木みどり)

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井上尚弥来年4月「国内でビッグマッチ」大橋会長明言 王座統一戦へ

井上尚弥

ボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(28=大橋)が来年4月、国内で他団体王者との王座統一戦に臨む可能性が高まった。

19日、所属ジムの大橋秀行会長(56)が都内で明かしたもので「来年4月、国内でビッグマッチを考えている」と説明した。井上は年内に首都圏で世界ランカーとの防衛戦を控えており、同会長は「コロナ(=新型コロナウイルス感染症の状況)でどうなるかは分からないが、その次もまた国内でやるつもり」と明言した。

WBO同級王者ジョンリール・カシメロ(32)WBC同級王者ノニト・ドネア(38=ともにフィリピン)の対抗王者2人が対戦候補となりそうだ。

井上は同日、東京・後楽園ホールで開催されたフェニックスバトル81大会(日刊スポーツ新聞社後援)に足を運び、同門のIBF世界スーパーライト級6位平岡アンディが臨んだ日本、WBOアジア・パシフィック同級王座決定戦などの応援に駆けつけた。

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世界ランカー平岡アンディ2冠王者 「今度は世界に」関根勤も熱いエール

佐々木に11回TKO勝ちした平岡(中央)(撮影・鈴木みどり)

<プロボクシング・フェニックスバトル81大会:日本、WBOアジア・パシフィック・スーパーライト級王座決定12回戦>◇19日◇東京・後楽園ホール◇日刊スポーツ新聞社後援

ボクシングIBF世界スーパーライト級6位平岡アンディ(25=大橋)が2冠奪取に成功した。

日本ユース同級王者佐々木尽(21=八王子中屋)との日本、WBOアジア・パシフック同級級王座決定戦で拳を交え、11回1分58秒、TKO勝ちで新王者となった。7回に連打からの右フックでダウンを2度奪取。11回にダウンを追加したところで、レフェリーストップ勝ちとなった。

前日計量で佐々木が体重超過で失格。当日計量をクリアして試合成立した1戦だった。平岡は「試合する前からいろいろあり、僕は切り替えて試合に臨むようにした。父(のジャスティス・トレーナー)に40~50%の内容と言われそうなので(内容は)まあまあ。2年ぐらい待った王座をやっと取れた」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

平岡は10歳当時、TBS系列で放送されたバラエティー番組「さんまのスーパーからくりTV」に出演したアンディ少年で有名。ボクシングの素質を発揮できず、優しく生真面目な性格から「気弱なボクシング少年」としてお茶の間の人気を集めた。19年5月5日に放送されたTBS特番「明石家さんまの熱中少年グランプリ」では10年ぶりに紹介されて話題になった。

当時の番組に出演していたタレント関根勤が試合生配信されるひかりTV、dTVチャンネルの解説に入った。関根からは「アンディ少年はそこにいない。あの頃は気弱だったけど、立派な王者でした。今日、(明石家)さんまさんにメールします。今度は世界に向けて頑張ってください」と熱いエールを送られた。

約2年前から王座挑戦のチャンスを狙っていたが、強さゆえに対戦相手が決まらずに時間が経過。米プロモート大手トップランク社と契約を結び、世界ランキングにも入るなど実績を残してきたが「ここまで長かった。決まりそうで、決まれなかったから。周りの人も支えてくれたし、好きなスポーツなので」とトレーナーの父らのサポートに感謝。「もうひと踏ん張りして世界を目指したい」と強い決意を口にしていた。

10回、佐々木(左)を攻める平岡(撮影・鈴木みどり)

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栗原慶太が10カ月ぶり王座返り咲き「パパが勝ったよ」愛娘に歓喜の報告

3回、中嶋(左)を攻める栗原(撮影・鈴木みどり)

<プロボクシング・フェニックスバトル81大会:東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ12回戦>◇19日◇東京・後楽園ホール◇日刊スポーツ新聞社後援

前東洋太平洋バンタム級王者で同級2位の栗原慶太(28=一力)が約10カ月ぶりの王座返り咲きに成功した。初防衛戦だった同級王者中嶋一輝(28=大橋)に挑戦。3回52秒、TKO勝ちで、ベルトを奪い返した。同回に右フックでダウンを奪うと、立ち上がった中嶋をロープに追い込み、再び右フックでダウンを追加。レフェリーストップ勝ちとなった。

1月に元WBC世界同級暫定王者井上拓真(25=大橋)に9回負傷判定負けで王座から陥落。約10カ月ぶりの再起戦で挑戦して取り戻した東洋太平洋のベルトを手にし「前回負けて悔しかった。どんな形でも勝つと言い聞かせていた」と安堵(あんど)の笑み。スタンド観戦していた長女星空ちゃんに「とうちゃん、パパが勝ったよ」と歓喜の報告で試合会場をわかせた。

この中嶋戦から王座育成に定評のある田中栄民トレーナーとコンビを結成した。中嶋のようなサウスポーの対策に乗り出し、潜在的にあった“苦手意識”を克服ししていた。栗原は「前回負けて、もう6敗しているのにすごく悔しかった。現実逃避したけれど、すぐに前を向いてこの試合に向けて練習した」と振り返る。強打を誇る中嶋とのハードパンチャー対決を制したが「今までの対戦相手で1番のハードパンチを持つ。極力もらわないように距離を取ったが、かなり食らってしまった」と苦笑いも浮かべていた。

3回、中嶋(左)からダウンを奪いTKO勝ちする栗原(撮影・鈴木みどり)
3回、中嶋(下)からダウンを奪いTKO勝ちする栗原(撮影・鈴木みどり)
中嶋に3回TKO勝ちし、雄たけびを上げる栗原(撮影・鈴木みどり)
中嶋に3回TKO勝ちし、ポーズを取る栗原(中央)(撮影・鈴木みどり)

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東洋太平洋王者の中嶋一輝が初防衛失敗 栗原慶太に3回52秒TKO負け

3回、中嶋(左)からダウンを奪いTKO勝ちする栗原(撮影・鈴木みどり)

<プロボクシング・フェニックスバトル81大会:東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ12回戦>◇19日◇東京・後楽園ホール◇日刊スポーツ新聞社後援

東洋太平洋バンタム級王者中嶋一輝(28=大橋)が初防衛に失敗した。元王者の同級2位栗原慶太(28=一力)を迎え撃ったが、3回52秒、TKO負けを喫した。「パンチには自信あるので3回以内にはKOしたい」と臨んだ初防衛戦だったが、挑戦者の強打に散った。序盤から左ストレート、左ショートを駆使していたが、3回に右フックでダウンを許した。何とか立ち上がったものの、ロープに追い込まれて再び右フックでダウンを喫し、レフェリーストップ負けとなった。

栗原に敗れ、引き揚げる中嶋(右)(撮影・鈴木みどり)
中嶋に3回TKO勝ちし、雄たけびを上げる栗原(撮影・鈴木みどり)
中嶋に3回TKO勝ちし、ポーズを取る栗原(中央)(撮影・鈴木みどり)

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大橋ジム期待のホープ豊嶋海優、プロデビュー勝利も「あんまり実力出せず」

堀井(右下)に勝利した豊嶋(撮影・鈴木みどり)

<プロボクシング・フェニックスバトル81大会:スーパーフライ級6回戦>◇19日◇東京・後楽園ホール◇日刊スポーツ新聞社後援

アマ強豪の東洋大で主将を務めたジム期待のホープ豊嶋海優(かいゆう、22=大橋)が鮮やかなプロデビュー戦を飾った。

堀井翔平(30=トコナメ)とスーパーフライ級6回戦で激突し、ジャッジ2人がフルマークをつける3-0の判定勝利を収めた。

サウスポースタイルから、的確な左ストレートを繰り出し、2回にはロープに追い詰めてラッシュもみせた。白星でプロ初戦を飾った豊嶋は「自分の持っていたボクシングはまったくできなかった。悔しいデビュー戦になった」と反省を忘れなかった。

アマ戦績は60勝(15RSC)20敗の豊嶋は中学時代から大橋ジムでトレーニングを開始。アマで実績を積み、今春の大学卒業を契機に大橋ジムの門をたたいた。父の耕志トレーナーとの二人三脚で着実ににレベルアップ。アマ時代に思ったような成績が残せず、一時は競技からの引退も考えていたが、大橋ジムの大橋秀行会長(56)からの助言もあってプロへの道を進むことを決めた。

豊嶋は「もっと、みに来て良かった、という試合をしたい。今回の試合であんまり実力出せなかったですが、これからも応援よろしくお願いいたします」と口にしていた。

6回、堀井(下)にボディを放つ豊嶋(撮影・鈴木みどり)

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前日計量失格の王者・佐々木尽、当日計量8%以内をパスし試合開催決定

前日計量で体重を落とせなかった佐々木尽(2021年10月18日撮影、大橋ジム提供)

19日夜のボクシング興行フェニックスバトル81大会(日刊スポーツ新聞社後援=東京・後楽園ホール)で開催される日本、WBOアジア・パシフィック・スーパーライト級王座決定戦は開催が決まった。

18日の前日計量でリミット(63・5キロ)よりも1・8キロオーバーの65・3キロで計量ミスした日本ユース同級王者佐々木尽(20=八王子中屋)が18日夕方、日本ボクシングコミッションに義務付けられた当日計量に出席。規定の8%(68・4キロ)以内となる68・1キロで、試合が成立した。

これで2つのベルトを懸けた同王座決定戦は開催され、平岡が勝った場合は日本、WBOアジア・パシフィック両王座の新王者に。佐々木が勝利の場合は両王座ともに空位のままとなる。

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JBCが日本協会の浦谷氏辞職要求に対し審議継続中を強調

日本プロボクシング協会理事会(JPBA)で、日本ボクシングコミッション(JBC)の浦谷信彰執行理事に辞職要求が出たことを受け、JBCは18日、同氏の処遇について審議中であるとの見解を示した。

昨年大みそかに田中恒成との2度目の防衛戦に臨んだWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔に起こったドーピング問題に端を発し、JBCのガバナンス問題が浮上。現場責任者となる同氏は、永田有平理事長とともにJBC理事会に進退伺を提出している。

一部メディアに井岡のドーピング検査結果などの情報が漏えいしたことを受け、JBCは第三者委員会にガバナンスに関する調査を依頼している。しかし9月24日に開催されたJBC理事会までに同委員会から答申が出ていないため「(浦谷氏らの)処遇については継続審議中」と言うにとどめた。JPBAによる浦谷氏の辞職要求書とは別に、JBC理事会独自で処遇を決定する意向だ。

浦谷氏は15年にJBC本部事務局長に就任した後、統括本部長も兼務し、現在は執行理事を務めている。JPBAは「長らくJBCの責任者として采配してきた中で、1番責任を追及される人物になる」と指摘。JBCに対して浦谷氏の辞職要求書を提出し、月内の回答を求めることを16日の理事会で決定している。

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元王者の栗原慶太10カ月ぶり再起戦で王座返り咲き狙う「運がいいなと」

19日の東洋太平洋バンタム級タイトル戦に備え、計量クリアした王者中嶋(左)は挑戦者栗原とフェースオフ(大橋ジム提供)

ボクシング元東洋太平洋バンタム級王者で同級2位の栗原慶太(28=一力)が再起戦で同返り咲きを狙う。19日、東京・後楽園ホールで開催されるフェニックスバトル81大会(日刊スポーツ新聞社後援)で、同級王者中嶋一輝(28=大橋)に挑戦する。

18日には中嶋とともに都内で前日計量に臨み、リミット53・5キロでクリア。中嶋も100グラム少ない53・4キロでパスした。

21年1月、中嶋の同門で元WBC世界同級暫定王者の井上拓真(25)に9回負傷判定負けを喫して王座陥落。約10カ月ぶりの再起戦で再び王座返り咲きのチャンスを得た。「本当に運があるなと思いましたね。こんなに早くチャンスをもらえるとは思っていなくて」とタイトル再挑戦を歓迎した上で「(王者中嶋は)国内でも1番やれたらいいなというところだったので、すごく運がいいなと思いました」とやる気満々だ。

今回から王者育成で定評のある田中栄民トレーナーとコンビを組んだ。中嶋のようなサウスポーに対し、苦手意識はなかったという栗原だが「(サウスポーに)苦手意識はなかったですが『なぜにそんな感じなんだ』と指摘されました。今回は違和感なく、できています。(田中トレーナーも)認めてくれていると思います」と手応えを口にした。

なお同興行は17時15分からひかりTV、dTVで生配信される。

19日の東洋太平洋バンタム級タイトル戦に備え、計量クリアした王者中嶋(左)と挑戦者の同級2位栗原(大橋ジム提供)

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東洋王者中嶋一輝「1回でKOしたい」19日元王者栗原慶太と初防衛戦

19日の東洋太平洋バンタム級タイトル戦に備え、計量クリアした王者中嶋(左)と挑戦者の同級2位栗原(大橋ジム提供)

ボクシング東洋太平洋バンタム級王者中嶋一輝(28=大橋)が1回KO勝ちへの意識を高めた。19日、東京・後楽園ホールで開催されるフェニックスバトル81大会(日刊スポーツ新聞社後援)で、同級2位の元王者栗原慶太(28=一力)との初防衛戦を控え、18日には都内で前日計量に臨み、100グラム少ない53・4キロでパス。栗原はリミットでクリアした。

今回も対戦相手の試合動画などをチェックすることなく「(栗原は)身長が高いぐらいの印象です。対策はしていないですが、自分の技術を高めていました」と口にした中嶋は「どんな展開でも倒したい。1回でKOしたいですね。狙って倒したいです」と3分間以内の決着に向け、強い意識を示した。

同門の元WBC世界同級暫定王者井上拓真(25)が21年1月、栗原に9回負傷判定勝利を挙げている。その井上と栗原戦に向けたスパーリングを続けてきた中嶋は「あの試合(栗原-井上戦)よりも早く良い試合ができれば」と気合十分だった。

なお同興行は17時15分からひかりTV、dTVで生配信される。

19日の東洋太平洋バンタム級タイトル戦に備え、計量クリアした王者中嶋(左)は挑戦者栗原とフェースオフ(大橋ジム提供)

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平岡アンディ「小さい頃から見ていただいている」旧知の関根勤に2冠みせる

19日の日本、WBOアジア・パシフィック・スーパーライト級王座決定戦に備え、計量パスしたIBF世界同級6位平岡アンディ(大橋ジム提供)

ボクシングIBF世界スーパーライト級6位平岡アンディ(25=大橋)が「親族のおじさん」的なタレント関根勤にささげる2冠奪取を狙う。

19日、東京・後楽園ホールで開かれるフェニックスバトル81大会(日刊スポーツ新聞社後援)で、日本ユース同級王者佐々木尽(21=八王子中屋)との日本、WBOアジア・パシフック同級級王座決定戦を控える。自らはリミット(63・5キロ)より200グラム少ない63・3キロでパスしたものの、佐々木が1・8キロオーバーの65・3キロで計量ミスした。

試合は開催予定で、同王座決定戦は平岡が勝った場合のみ両王座の新王者となる変則的な形となった。佐々木の計量ミスにも、平岡は「人間は失敗はあるもの。これを機会にないように」とおもんばかった上で「自分はやってきたことを出すだけ。KOは狙っています」と静かに燃えた。

平岡は10歳当時、TBS系列で放送されたバラエティー番組「さんまのスーパーからくりTV」に出演したアンディ少年で有名。ボクシングの素質を発揮できず、優しく生真面目な性格から「気弱なボクシング少年」としてお茶の間の人気を集めた。19年5月5日に放送されたTBS特番「明石家さんまの熱中少年グランプリ」では10年ぶりに紹介されて話題になった。

当時の番組に出演していたタレント関根勤が今回、試合の生配信されるひかりTV、dTVの解説に入る。平岡は「関根さんは自分が子供の事から知っている存在。家族以外で、関根さんはずっと小さい頃から見ていただいている方。今回の僕の試合をみて、どう思ってくれるのかワクワクしています」とキッパリ。幼少時代からの旧知の「おじさん」に、2つのベルトを奪取する姿を見届けてもらうつもりだ。

日本、WBOアジア・パシフィック・スーパーライト級王座決定戦に備え、計量パスした平岡(中央)。右後方は対戦相手の佐々木(大橋ジム提供)

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佐々木尽が前日計量で1・8キロオーバー 王座決定戦は開催される予定

19日の日本、WBOアジア・パシフィック・スーパーライト級王座決定戦の前日計量で体重を落とせなかった日本ユース同級王者佐々木尽(大橋ジム提供)

19日に東京・後楽園ホールで開催されるボクシングの日本、WBOアジア・パシフィック・スーパーライト級王座決定戦に出場予定だった日本ユース同級王者佐々木尽(20=八王子中屋)が、前日計量で体重超過した。

2つの王座を懸けて拳を交えるIBF世界同級6位平岡アンディ(25=大橋)とともに18日に都内で開かれた計量に出席。200グラム少ない63・3キロでパスした平岡に対し、佐々木がリミット(63・5キロ)よりも1・8キロオーバーの65・3キロで計量ミス。日本ボクシングコミッション(JBC)の体重超過に関する規定により、3%以内の超過のために2時間の猶予を与えられたものの、最終的に減量できなかった。

同王座決定戦は開催される予定で、平岡が勝った場合は日本、WBOアジア・パシフィック両王座の新王者となり、佐々木が勝利の場合は空位のままとなる。

なおJBC規定では当日計量が義務づけられ、再計量時に8%(68・4キロ)以上超過した場合、試合は成立しない。計量後のオンライン取材を受けた平岡は「人間は失敗はあるもの。これを機会にないように。自分はやってきたことを出すだけ。高いチケットを買ってくれた人たちのために頑張りたい」と平常心だった。

計量パス後、オンラインで取材に応じたIBF世界スーパーライト級6位平岡アンディ

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谷口将隆が世界戦に向け王座返上 サルダール戦以来、2度目の世界挑戦へ

日本ミニマム級王者谷口将隆(2021年6月7日撮影)

ボクシング日本ミニマム級王者谷口将隆(27=ワタナベ)が18日、同王座を返上した。日本ボクシングコミッションに所属ジムから返上届けが提出された。

WBO世界同級ランキングで1位に入っている谷口は、10月6日(日本時間7日)にWBOからWBO同級王者ウィルフレド・メンデス(24=プエルトリコ)との指名試合を義務づけられており、同20日には入札が設定されている。

谷口の世界戦が決まれば、19年の当時のWBO同級王者で現WBA同級正規王者ビック・サルダール(30=フィリピン)に判定負けして以来、2度目の世界挑戦となる。

ワタナベジムは「世界タイトルマッチのため、来年のチャンピオンカーニバルへの出場は難しいと判断したため、同タイトルを返上します」としている。

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元2階級制覇王者フェンテス、ダウン後意識不明 脳の血栓取り除く緊急手術

ボクシング世界戦で2度来日している元2階級制覇王者モイセス・フェンテス(34=メキシコ)が、16日のメキシコ・カンクンでの復帰戦後に緊急手術を受けた。海外メディアが報じた。

スーパーフライ級地域王座決定戦で、20戦全勝(13KO)のデビッド・クエイル(19=同)に6回TKO負けした。左フックであおむけにダウンすると意識不明になり、直ちに病院に運ばれた。脳から血栓を取り除く手術を受けたという。

試合は一方的な展開となり、観戦のWBCスライマン会長は5回にセコンドへストップを促したと伝えられている。フェンテスは18年9月に、元4階級制覇王者ローマン・ゴンザレス(34=ニカラグア)の再起戦で、5回TKO負け以来3年ぶりの試合だった。

11年にWBO世界ミニマム級王座、13年にはWBO世界ライトフライ級暫定王座も獲得している。16年には岐阜で田中恒成(26=畑中)との同王座決定戦で、返り咲きを狙うも5回TKO負け。18年には沖縄でWBC世界フライ級王者比嘉大吾(26=志成)に挑戦。3階級制覇を狙うも1回KO負けしている。

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“元ヤン”新王者矢吹正道が英大手から契約オファー「悩んでる」国内も殺到

「ヒーロー」を熱唱する麻倉未稀(左)に聞き入る世界王者の矢吹(中央)と弟の力石(撮影・実藤健一)

WBC世界ライトフライ級の新王者となった“元ヤン”矢吹正道(29=緑)の祝勝会が17日、名古屋市内で行われた。

現役続行を決めた矢吹だが、次戦は未定。その上で英国の大手スポーツイベント会社「マッチルーム・スポーツ」から契約を持ちかけられていることを明かした。

同社はボクシングでは、WBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(ワタナベ)と日本選手で初めて契約を結んでいる。一方で国内のオファーも殺到していると言い「いろいろ悩んでいます」。来年2月か3月の防衛戦を想定し、練習を積む。

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