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大相撲ニュース

貴ノ岩も諦めない!3敗も虎視眈々「ボチボチです」

貴ノ岩は大翔丸(右)をはたき込みで下す(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇11日目◇20日◇東京・両国国技館


 貴ノ岩が大翔丸との3敗対決を制して、優勝争いに踏みとどまった。

 右のかち上げで相手の上体を起こして、焦って出てくる瞬間に右に開いてはたき込んだ。「最初の当たりでしっかり当たれた」と納得の一番。4場所ぶりに勝ち越しを決めて、自身初の賜杯を抱くチャンスはあるが「ボチボチですね」と浮かれることはなかった。

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かど番Vへ前進あるのみ!豪栄道「しっかりとるだけ」

御嶽海を寄り切りで破った豪栄道(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇11日目◇20日◇東京・両国国技館


 大関豪栄道は10勝目を挙げ、単独トップの1敗をキープ。早ければ明日13日目にも2度目の優勝が決まる。

 豪栄道は千代大龍の3敗目を目の当たりにし、後続に2差がついた後、御嶽海を寄り切った。東の番付で最上位の若手に対し「受けて立つんじゃなく、こっちからどんどん攻める」と宣言していた通り、スキのない取り口で白星を手にした。かど番が現行制度になった69年名古屋場所以降初となる2度目のかど番優勝へ前進。「1日一番しっかりとるだけ」と両目を見開き、正面を見据えた。

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今場所まで10場所連続勝ち越し中/朝乃山アラカルト

朝乃山アラカルト

<大相撲秋場所>◇11日目◇20日◇東京・両国国技館


 新入幕の東前頭16枚目朝乃山(23=高砂)が平幕の魁聖を寄り切り、デビューから10場所連続の勝ち越しを決めた。富山県出身力士の幕内勝ち越しは、94年夏場所の琴ケ梅以来。00年春場所の貴闘力以来となる幕尻優勝の可能性をわずかに残した。

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若手印象深い、うまさより馬力の朝乃山/八角理事長

魁聖(右)を寄り切りで破る朝乃山(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇11日目◇20日◇東京・両国国技館


 新入幕の東前頭16枚目朝乃山(23=高砂)が平幕の魁聖を寄り切り、デビューから10場所連続の勝ち越しを決めた。八角理事長(元横綱北勝海)のコメント。

 「朝乃山は思った以上に馬力のある印象だ。若いうちは、うまさより馬力で勝っていった方が三役まではスッと行ける。阿武咲、貴景勝ら若手が印象深い、いい相撲を取っている」。

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貴源治が再十両濃厚「頑張りたい」若手活躍に刺激

木崎(左)を寄り切りで破る貴源治(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇11日目◇20日◇両国国技館


 東幕下筆頭の貴源治(20=貴乃花)が、西幕下3枚目木崎(24=木瀬)を下して勝ち越しを決めて、九州場所(11月12日初日、福岡国際センター)での再十両が濃厚となった。

 3勝2敗同士の一番だったが、気負うことなく鋭い出足から、左上手を狙って取った。勢いそのままに寄り切って勝ち越しを決めてが「来場所に向けてもう一番。終わっても稽古があるし、目標は十両じゃない」と最後の一番まで、全力で取る姿勢を見せた。

 新十両だった夏場所は4勝11敗で、1場所で幕下に陥落した。再十両を目指している間に、平幕の貴景勝(21=貴乃花)や阿武咲(21=阿武松)らが幕内で活躍するのを見て刺激を受けていた。「まだ十両ですけど、もうそろそろ世代交代だと思う。自分は十両に行って頑張りたい」と力を込めた。

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朝乃山が破竹の5連勝、待望の新入幕勝ち越し

<大相撲秋場所>◇11日目◇20日◇両国国技館


 東前頭16枚目の朝乃山(23=高砂)が、7日目から破竹の5連勝で、待望の新入幕勝ち越しを決めた。

 自分より一回り大きい、195センチ、192キロで西前頭13枚目の怪力・魁聖(30=友綱)と対戦。頭から真っ向勝負で当たり、瞬時に右を差し、左前みつを引くと魁聖の上体が浮いた。休まず攻め立て寄りきりで8勝目を挙げた。

 この日の朝稽古後、師匠の高砂親方(元大関朝潮)に「中から入るか、横から攻めるか」と攻略法を伝授された。取組後、朝乃山は「自分は相撲が下手。横からは攻められないので」と真っ向勝負を選択。その攻めの姿勢が功を奏した。

 「順調に勝ち越すことが出来ました。挑戦者の気持ちでやっています」と朝乃山。この5連勝は全て、最近2場所で負けている相手からの白星で、きっちりリベンジを果たしている。望外だろうが、優勝争いでトップの大関豪栄道に2差の3敗トリオ(ほかに千代大龍、貴ノ岩)の中にいる。残り4日でさらに白星を重ね、新入幕での三賞、その先を目指す。

勝ち名乗りを受ける朝乃山(撮影・鈴木正人)

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千代大龍3敗悔し…報道陣避け支度部屋の外へ直行

<大相撲秋場所>◇11日目◇20日◇東京・両国国技館


 勝っても負けても冗舌だった西前頭3枚目の千代大龍(28=九重)の口が、重くなった。

 過去6勝2敗と合口の良い小結玉鷲(32=片男波)に押し出されて3敗目を喫した。トップを走る大関豪栄道(31=境川)と2差がついて、優勝争いから1歩後退。普段は支度部屋の上がり座敷に座って結い直すまげも風呂場で行い、報道陣を避けるように裏手で浴衣に着替えた。

 しばらくして姿を見せたが、そのまま支度部屋の外へ直行。寄ってきた報道陣に目をやると突然、階段を猛ダッシュした。登り切ったところで少しだけ笑いながら「今日はひと言。『相手が強かった!』。おしまい!」とだけ言い残して両国国技館を後にした。

 これまで優勝争いについては「優勝なんて夢のまた夢」「顔じゃない(分不相応)っすよ」と意に介していなかったが、やはりここにきての負け…しかも、同じ押し相撲の力士に負けたことは、よっぽど悔しかったようだ。

千代大龍(左)は押し出しで玉鷲に敗れる(撮影・小沢裕)

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豪栄道が1敗守る、3敗に千代大龍ら3人 秋場所

御嶽海を寄り切りで破った豪栄道(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇11日目◇20日◇東京・両国国技館


 単独トップの大関豪栄道(31=境川)が1敗を守った。立ち合いで関脇御嶽海(24=出羽ノ海)の両前回しを引いて一気に寄り切った。

 横綱日馬富士(33=伊勢ケ浜)は、前頭6枚目逸ノ城(24=湊)を上手出し投げで下し7勝4敗とした。

 2敗で追っていた前頭3枚目千代大龍(28=九重)は、小結玉鷲(32=片男波)に押し出されて1歩後退した。

 旋風を巻き起こしていた前頭3枚目阿武咲(21=阿武松)は、小結栃煌山(30=春日野)に押し出されて3連敗となり7勝4敗となった。

 人気力士の前頭10枚目石浦(27=宮城野)は同14枚目隠岐の海(32=八角)に押し倒されて7連敗で2勝9敗となった。前頭14枚目遠藤(26=追手風)は、同9枚目荒鷲(31=峰崎)の変化にも動じず寄り切って7勝4敗とした。

 11日目を終わって1敗は豪栄道、2敗はいなくなり、3敗で千代大龍、前頭9枚目貴ノ岩(27=貴乃花)同16枚目朝乃山(23=高砂)の3人が追っている。

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豪栄道10勝「自分の体信じて」2敗消え2度目Vへ

豪栄道は1敗を守り懸賞金の束を手に引き揚げる(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇11日目◇20日◇両国国技館


 大関豪栄道(31=境川)が昨年の秋場所以来2度目の優勝へ、大きく近づいた。関脇御嶽海に対し、立ち合いすぐに両前まわしを取り、頭をつけて寄り切った。スキのない攻めで10勝目を挙げ、優勝争い単独トップの1敗を守った。「しっかり見て、懐に入られないように。いい間合いで立てたと思う」と話した。

 休場者を除けば、御嶽海は今場所の東番付で最上位。他に北勝富士、阿武咲、貴景勝ら若手の台頭が顕著だ。「そういう時期と思うね。10歳下が何人かいるから」と世代交代の流れを感じながらも「受けて立つんじゃなく、こっちからどんどん攻める」と壁になる覚悟はある。

 自身の2つ前の取組で千代大龍が敗れ、2敗力士が消えた。1敗の自分と後続の差は残り4日で2に広がった。早ければ13日目にも2度目の優勝が決まる。「そういうのは考えず、自分の相撲を取りきろうと思う」。後半戦に入り、相撲内容も右肩上がりだが「内容がよくても、負けたら意味がない。ただ、結果が出ている。自分の体を信じてやるだけです」と慎重さを崩さなかった。

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新十両矢後が5勝目「先のことは考えずにやるだけ」

千代ノ皇(手前)と激しい取組をする矢後(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇11日目◇20日◇東京・両国国技館


 新十両で西13枚目・矢後(23=尾車)が連敗を免れた。5勝6敗とし、再び相星まで1勝と盛り返した。

 西十両11枚目の千代ノ皇(26=九重)に、突き放してから自分の得意な左四つに組み止め、圧力をかけ続けた。何とか回り込んでしのごうとする千代ノ皇を、腰を落として反撃の糸口さえ与えず危なげなく寄り切った。

 けんか四つの対戦だったが「相手の形にさせる前に自分から攻めようと思いました」とイメージ通りの一番を振り返った。対戦相手の取り口も「ある程度、その人の癖とか頭に入れている。相手の得意にさせないことを徹底して攻めようと思っています」と、勝ち負け以前に自分の相撲を取りきることを心がけている。

 余裕のなさがプラスに働いている。十両残留には7勝はほしいところ。そんな星勘定は頭から取り去る。「一番一番、先のことは考えずにやるだけです。先のことを考えている余裕はないので」と無心で残り4番に臨む。

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水戸龍「頑張ってきたことを出す」新十両昇進に王手

<大相撲秋場所>◇11日目◇20日◇両国国技館


 一昨年のアマ横綱が、所要3場所での新十両昇進に王手をかけた。東幕下14枚目の水戸龍(23=錦戸)が、全勝同士の対戦で、同20枚目の栃丸(25=春日野)と対戦。会心の押し相撲で6戦全勝とした。

 幕下15枚目以内で7戦全勝なら、十両昇進への優先権を得られる。13日目の取組が有力な7番相撲の相手は、2人だけ残された6戦全勝同士の鏡桜(29=鏡山、西幕下49枚目)戦。幕内経験のある同じモンゴル出身の中堅相手の一番に、念願の関取の座をかける。

 初土俵から通算20番目の相撲で、おそらく最短の時間で勝負を決めた。「立ち合いで、つかまえなきゃと思って」(水戸龍)右を差すと一気の出足で猛進。右をハズに当てたまま、一気に押し出した。

 「右が入ったから出られました」と水戸龍。今年夏場所の幕下15枚目格付け出しデビューから、緊張で本来の相撲を取りきれないでいた。今場所も、白星を積み重ねるごとに遠いところにある関取の座が、近づき「だんだん緊張してきました。意識してきています」と正直な胸の内を明かした。ただ、以前なら「負けて緊張していた」のが、今は「勝って緊張する。ただ、緊張はしても前みたいに頭が真っ白になることはない」と場慣れしてきたことは確かだ。

 勝てば14枚目から一気のごぼう抜きで十両へ、負けても幕下1桁台には上がるが、十両昇進にはやはり全勝が求められそう。ここは一気に決めたいところと心得ているのか「ここまで来たら最後、今まで頑張ってきたことを出すしかない」と力を込めた。

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石浦「追いかけっこしちゃいました」奇策も実らず

宝富士(右)の後ろに回る石浦(撮影・江口和貴)

<大相撲秋場所>◇10日目◇19日◇東京・両国国技館


 宝富士-石浦の一番に館内が沸き返った。石浦が宝富士の背後に回り、まわしの結び目をつかんだ。

 万事休すと思われた宝富士だが、動き回って振り払い、最後は逆に背中に張り付き、勝負を決めた。決まり手は最初「押し出し」とされ、すぐ「送り出し」に訂正されるドタバタぶり。7勝目の宝富士は「どこつかまれてたんですか? 結び目?」。母校の青森・中里中の生徒が応援に駆け付けており「盛り上がりましたね」と喜んだ。石浦は「追い駆けっこしちゃいました」とガックリだった。

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千代大龍勝ち越し1差追走「優勝なんて夢のまた夢」

栃ノ心(手前)を押し出しで破る千代大龍(撮影・江口和貴)

<大相撲秋場所>◇10日目◇19日◇東京・両国国技館


 千代大龍が平幕勝ち越し1号となった。

 左上手狙いの奇襲を仕掛けるも、がっぷり四つに組まれた。だが、怪力の栃ノ心を反対につり上げて、最後は押し出し。7度目の前頭3枚目以内で初めて勝ち越し、豪栄道を1差で追走する。「優勝なんて夢のまた夢。もう番付は下がらないから、あとはノビノビ取れれば満足」と無欲だから不気味だ。

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豪栄道、栃煌山破りトップ「内容は良かったです」

栃煌山(左)を押し出しで破った豪栄道(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇10日目◇19日◇東京・両国国技館


 豪栄道が同学年で同期入門の栃煌山を退け、単独トップの1敗を守った。

 押し、いなしを使い分けて体勢を崩し、休まず押し出した。「力のある力士。負けたくない」というライバルを冷静に対応し「内容はよかったです」と満足そう。2敗が一気に3人減るなど追い風を受けて残り5日。「自分のやることをやるだけ」と気の緩みはない。

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日馬富士4個目金星配給「心と体が一致していない」

4敗目を喫し、支度部屋で厳しい表情の日馬富士(撮影・江口和貴)

<大相撲秋場所>◇10日目◇19日◇東京・両国国技館


 西前頭5枚目貴景勝(21=貴乃花)が、横綱日馬富士をはたき込みで破って初金星を獲得した。日馬富士は史上2位タイの39個目の金星配給で、1場所で4個の配給は、01年秋場所に5個を与えた武蔵丸以来となった。

 貴景勝に今場所4個目の金星を許して、武蔵丸以来16年ぶりの屈辱を味わった。何度もため息をつき「足がついていかなかった。体と心が一致していない。続かない」。苦しい心情が漏れた。両肘や両足首に不安を抱え、さらに1人横綱としての重圧がのしかかる。「続けることが大事だ。精いっぱい頑張ります」と力なく話した。

 八角理事長(元横綱北勝海)のコメント 日馬富士は相手に合わせてしまった。つかまえるのか張るのか、勝ちたい気持ちからか中途半端だった。4敗は苦しい。気持ちを奮い立たせていくしかない。貴景勝は、まわしを取られないように、うまく間合いを取っていた。

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貴景勝スピード初金星も悔し、ライバル阿武咲に刺激

貴景勝(右)は日馬富士をはたき込みで破る(撮影・江口和貴)

<大相撲秋場所>◇10日目◇19日◇東京・両国国技館


 西前頭5枚目貴景勝(21=貴乃花)が、横綱日馬富士をはたき込みで破って初金星を獲得した。所要19場所目は年6場所制となった58年以降で7位のスピード記録で、師匠貴乃花親方(元横綱)の20場所目を抜いた。同学年の親友でありライバルの平幕阿武咲に刺激を受けて奮闘している。

 貴景勝の胸には、燃え上がるものがあった。5日目に親友の阿武咲が初金星を奪い、「俺が先に行きたかったです」と悔しがった。遅れること5日。「あまり覚えていない。頭の中が真っ白で何を考えているのか分からない」と、無我夢中で初金星をつかんだ。

 必死の一番だった。「胸を借りる気持ち」で正面からぶつかり、両腕を伸ばして距離を取った。顔を張られてもひるまない。つかまえに来られては突き放しを4度繰り返し、5度目のタイミングで体を開いてはたき込む。体を泳がせた横綱は両手を土俵についた。一呼吸置き、座布団が舞った。

 活躍する阿武咲に負けじと存在感を示した。「昔はめっちゃ仲悪かった」。兵庫出身の貴景勝は小学から高校まで、全国大会で何度も顔を合わせた青森出身の阿武咲と、しゃべった記憶はない。むしろ「なんやあいつ」と気に食わなかった。しかし、転機は中学3年時の全国大会。前年優勝者の阿武咲に、決勝で初めて勝って優勝した。「その時にライバルだと思った」。意識が変わった。

 角界入り後、同じ貴乃花一門での出稽古や巡業先で一緒になる機会が増え、自然と距離は縮まった。今では「互いに負けたくない。互いに高め合いたい」と、刺激し合う仲になった。

 金星に浮かれることはない。「まだまだ相撲人生はある。1つのターニングポイントにはなったが、また明日もあります」と気持ちを引き締めた。これからも長く続く相撲人生。一喜一憂はしない。【佐々木隆史】

 幕内後半戦の藤島審判長(元大関武双山)のコメント 貴景勝は横綱にまわしを取らせないという、考えた通りに取れたのでは。日馬富士はもう(星を)落とせないという気持ちが、ぎこちない動きにつながった。動きが軽く圧力も感じなかった。

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豪栄道1敗守る 日馬富士4敗、貴景勝金星 秋場所

<大相撲秋場所>◇10日目◇19日◇東京・両国国技館


 単独トップの大関豪栄道(31=境川)が1敗を守った。小結栃煌山(30=春日野)を左からいなして押し出した。

 横綱日馬富士(33=伊勢ケ浜)は前頭5枚目貴景勝(21=貴乃花)にはたき込まれて4敗目を喫した。貴景勝は初金星を挙げた。

 2敗で追っていた4力士は、前頭3枚目千代大龍(28=九重)のみ白星を挙げた。同筆頭の栃ノ心(29=春日野)の左上手を引いて押し出した。

 前頭3枚目阿武咲(21=阿武松)は同筆頭の琴奨菊(33=佐渡ケ嶽)に左から突き落とされて3敗に後退した。同9枚目貴ノ岩(27=貴乃花)は同6枚目逸ノ城(24=湊)に小手投げで敗れ、同12枚目大翔丸(26=追手風)は同8枚目千代翔馬(26=九重)に押し出された。

 人気力士の前頭10枚目石浦(27=宮城野)は同8枚目宝富士(30=伊勢ケ浜)の背後に回ったが送り出されて2勝8敗となり負け越しが決まった。前頭14枚目遠藤(26=追手風)は同15枚目徳勝龍(31=木瀬)を上手出し投げで下し6勝4敗とした。

栃煌山(左)と激しい取組をする豪栄道(撮影・鈴木正人)

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豪栄道「負けたくない相手」栃煌山を下し1敗守る

栃煌山(右端)を押し出しで破り1敗を守った豪栄道(撮影・江口和貴)

<大相撲秋場所>◇10日目◇19日◇東京・両国国技館


 大関豪栄道(31=境川)が同学年で同期入門の小結栃煌山を押し出しで下し、単独トップを守った。立ち合いから土俵際まで押し込んだ後、1度引き気味になり左からはたき、体勢を崩してから冷静に押し出した。

 幼少時からのライバルで、埼玉栄高にいた頃は明徳義塾高だった栃煌山と覇を競った。「もともと力がある力士。中学の時は体が大きくて。高校の時はどっちかが優勝することが多かった。最初2勝2敗やったけど、最後は(自分が)5連勝したと思う。負けたくない相手」。今の自分を作ってくれた1人でもあり、気合十分で臨んだ一番だった。

 この日、阿武咲、貴ノ岩、大翔丸が3敗目を喫し、1敗の自分を追う2敗力士は千代大龍だけになった。残り5日の終盤戦を前に、追い風が吹いた。しかし、昨年秋場所以来2度目の賜杯へ、逆に慎重さは増す。「自分のやることをしっかりやるだけです」。何を聞かれても3、4度、同じ言葉を繰り返した。

 11日目は、休場者を除くと東の番付最上位となる関脇御嶽海との対戦。目の前の相手を退けることに集中する。

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日馬富士「しょうがない」今場所4個目の金星配給

貴景勝(右)にはたき込みで敗れる日馬富士(撮影・江口和貴)

<大相撲秋場所>◇10日目◇19日◇東京・両国国技館


 横綱日馬富士(33=伊勢ケ浜)が今場所4個目の金星を与えてしまった。

 西前頭5枚目の貴景勝(21=貴乃花)にはたきこまれて4敗目。優勝争いから大きく後退した。1場所で4個の金星を配給するのは、5個を許した01年秋場所の武蔵丸以来16年ぶり。「精いっぱいやっている結果だから、しょうがないのは、しょうがない」とため息交じりに肩を落とした。

 貴景勝をつかまえられず、距離を取って見合う場面もあった。張って出ようとしたが、ばったりと落ちた。「足がついていかなかった。体と心が一致していないな」と首をかしげた。

 99年ぶりに3横綱2大関が休場した今場所。1人横綱としての重責が、いつも以上に重くのしかかる。「続けることが大事だ。精いっぱい頑張ります」と言葉をしぼり出した。

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朝乃山4連勝で勝ち越し王手「ここから辛抱の一番」

上手投げで錦木(下)を破る朝乃山(撮影・江口和貴)

<大相撲秋場所>◇10日目◇19日◇両国国技館


 新入幕で東前頭16枚目の朝乃山(23=高砂)が7勝目を挙げ、待望の勝ち越しに王手をかけた。

 同13枚目で、けんか四つの錦木(27=伊勢ノ海)と対戦。差し手争いに勝ち、自分得意の右四つに。圧力をかけられ出られたが、左の上手が命綱だった。強烈に引きつけ、下がりながらも上手投げで豪快に仕留めた。

 「前に出られれば、もっと良かったけど」と反省点を挙げつつ「先に突っ張って(こじ入れた右の)かいなを返して上手を取らせないで、じっくり相手をよく見ながらの投げ」(朝乃山)と自己解説した。前日の千代丸に続き、十両だった今年5月の夏場所で「右四つで力負けした」という錦木に、連日のリベンジを果たした。

 「自分は挑戦者なので何でも思い切って行こうと思っている」という気持ちが相撲に表れ、組んで良し、離れて良しの攻撃相撲が続く。初日から白星、黒星が交互に続く「ぬけぬけ」を8日目に脱出。4連勝で給金直しに王手をかけ「ここからが辛抱の一番」という終盤戦に臨む。「ぬけぬけ」のジンクス同様、前日まで勝った6番は東の支度部屋、負けた3番は西の支度部屋という「何か怪しい」(朝乃山)と魔物に取りつかれたような? ジンクスもこの日、西から出陣しての勝利で打破。「西で勝っちゃった、と終わって気付いた」という無心さで、残る5番にも挑む。

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千代大龍、平幕の勝ち越し1号に「あとはノビノビ」

栃ノ心(手前)を押し出しで破る千代大龍(撮影・江口和貴)

<大相撲秋場所>◇10日目◇19日◇東京・両国国技館


 西前頭3枚目の千代大龍(28=九重)が、平幕の勝ち越し1号となった。「素直にうれしいです。番付は下がることはないので、あとは自分らしい相撲をノビノビ取れれば満足です」と気分よく話した。

 奇襲だった。かち上げやもろ手が多かった立ち合いで、まさかの左上手狙い。「取った瞬間に、横から崩したかった」。だが、すぐにがっぷり四つに組まれてしまった。しかも、形は栃ノ心の得意とする右四つ。誰もが万事休すと思った。しかし、ノッている男は何かが違う。怪力栃ノ心の引きつけをものともせず、反対に自らの腹に乗せてつり上げた。どよめく館内。「そんなに足は上がってないと思いますよ」と涼しい顔で振り返ったが、一気に前に出た。最後は俵で粘る相手の胸を突いて押し出し。「内容は良くないけど、勝ち越したんで、結果オーライでしょう」と喜んだ。

 取組後は、念願だったNHKのインタビュー室に久しぶりに呼ばれた。日体大時代に学生横綱に輝いたときも、横綱と初めて対戦したときも「全く緊張しなかった。相撲で緊張したことはない。人生で1番緊張したのは、マージャンで大四喜(ダイスーシー)をテンパったとき」という強心臓の持ち主が「久しぶりで緊張しました」とうそぶいた。それだけうれしい勝ち越しでもあった。

 10日目での勝ち越しは、前頭6枚目だった13年九州場所以来4年ぶりの早さ。ただ、前頭3枚目以内での勝ち越しは自身初めてだった。しかも、3月の春場所から4場所連続の勝ち越しで、トップを走る大関豪栄道をただ1人、1差で追走する。だが「顔じゃない(分不相応)」といつもの言葉を並べて「優勝なんて夢のまた夢」と意に介さない。その強調される無欲さが、怖い。

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幕下豊ノ島「自分らしい相撲」で2場所連続勝ち越し

<大相撲秋場所>◇10日目◇19日◇東京・両国国技館


 元関脇で西幕下17枚目の豊ノ島(34=時津風)が、3勝1敗で迎えた5番相撲に勝ち、2場所連続の勝ち越しを決めた。

 初顔となった東幕下21枚目の海龍(27=出羽海)と対戦。突き押しの応酬も、常に圧力をかけ前傾姿勢を保った。適度な距離を取り、機を見ていなしながら相手の体勢を崩すなど、ベテランらしい攻撃相撲。再び海龍が飛び込もうと突っ込んできたところで、体をうまく開きながら、右から突き落として4勝目を手に入れた。

 「圧力をかけながら、うまくさばけた。だいぶ、自分らしい相撲だった」と豊ノ島。勝ち越しに王手をかけた8日目の4番相撲後に「会心の相撲すぎた」と自画自賛したように、納得いく相撲が続き星も伴うとなれば、自然と笑みがこぼれる。「最優先の目標」と話していた勝ち越しを決め、来場所は7戦全勝なら関取復帰確定の幕下15枚目以内が確実。もちろん残り2番も納得いく白星を積み上げ、幕下陥落から丸1年となる11月の九州場所へ満を持して臨む。

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新十両矢後3連勝でストップ「反省」大砂嵐と力の差

<大相撲秋場所>◇10日目◇19日◇東京・両国国技館


 新十両で西13枚目・矢後(23=尾車)の連勝が「3」で止まった。4勝5敗と星を盛り返して迎えたこの日、東十両10枚目の大砂嵐(25=大嶽)と対戦。寄り切りで敗れ、4勝6敗と黒星2つ先行となった。

 強烈な“洗礼”にも、ひるまなかった。大砂嵐のおはこともいえる、立ち合い右からのかちあげを左アゴに受けた。それは織り込み済みで「圧力で勝っていたので前に出られた」と、ダメージは受けなかった。ただ、左四つに組み止めながら、相手に与えた右上手を自分は取れず、不自由な体勢に。相手の寄りを、何度か下手投げで振りながらこらえたが、腰を密着させながらの寄りに、最後は逆転しようと下手投げを打った際に右足が土俵を割ってしまった。

 幕内上位の経験のある実力者に、胸を合わされ力の差を痛感させられた。「もっと上手を取りに行きながら前に出られれば良かった。そこは反省です」と、黒星と引き換えに課題も頭にたたき込まれた。残すは終盤5日。十両残留に3番はほしいが、要らぬ星勘定は抜きに自分の相撲を取りきる。

寄り切りで大砂嵐(後方右)に敗れた矢後(撮影・江口和貴)

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琴奨菊600勝に笑み「長かったけど、うれしいです」

<大相撲秋場所>◇9日目◇18日◇東京・両国国技館


 4日足踏み後の幕内600勝に笑みをこぼす琴奨菊のコメント。

 「うれしいですねえ。長かったけど、うれしいですよね」

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貴ノ岩2敗死守「踏み込み良くなかったが体動いた」

<大相撲秋場所>◇9日目◇18日◇東京・両国国技館


 遠藤を下して2敗を守った貴ノ岩のコメント。

 「踏み込みは良くなかったけど、体は動いていた。(優勝争いの意識は)全然ないです」

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大翔丸2敗目も「気にしない。1つでも勝てるよう」

<大相撲秋場所>◇9日目◇18日◇東京・両国国技館


 宝富士に敗れて2敗に後退した大翔丸のコメント。

 「左を差されるのを意識しすぎて、当たらずに動きすぎた。(2敗は)気にしない。1つでも多く勝てるように頑張りたい。連敗しないように」

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千代大龍に山科審判長「体パンパン、つやもいい」

阿武咲(手前)を、はたき込みで破る千代大龍(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇9日目◇18日◇東京・両国国技館


 幕内後半戦の山科審判長(元小結大錦)のコメント。

 「千代大龍は体がパンパンに張っている感じで、つやもいい。当たりの強さもあり、阿武咲もビックリして面食らったのではないか」

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八角理事長、1敗の豪栄道に「このままいく可能性」

碧山(左)を突き落としで破る豪栄道(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇9日目◇18日◇東京・両国国技館


 八角理事長(元横綱北勝海)のコメント。

 「豪栄道はこれ(かど番脱出)で優勝へと気持ちが切り替わるだろう。全勝優勝もしているのだから自信を持っていくのでは。このままいく可能性はある。日馬富士は精神的に相当、追い詰められたけど、だいぶ落ち着いてきた」

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日馬富士707勝に「すごいことなのか普通なのか」

国技館を笑顔で引き揚げる日馬富士(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇9日目◇18日◇東京・両国国技館


 先場所初めて負けた正代を下して幕内707勝目の日馬富士のコメント

 「先場所のことは考えてなかった。(707勝は)一生懸命やった結果。すごいことなのか普通のことなのか分からない」

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豪栄道かど番脱出で賜杯も見えた「チャンスなんで」

碧山(左)を突き落としで破る豪栄道(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇9日目◇18日◇東京・両国国技館


 豪栄道が碧山を下し、1敗を守った。

 立ち合いは受け止める形で、左に体をかわして突き落とした。相手が左膝骨挫傷で7日目まで休場したこともあり「多少やりづらさはあった。思い切ったことをしてくるかも」と警戒、慎重な取り口となった。勝ち越しを決め、6度目のかど番を脱出。優勝争いの単独トップに立った。昨年秋場所以来2度目の賜杯へ「チャンスはチャンスなんでね」と意欲をちらつかせた。

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千代大龍、嫁が嫌がるもみ上げを伸ばし続ける理由

阿武咲(手前)を、はたき込みで破る千代大龍(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇9日目◇18日◇東京・両国国技館


 西前頭3枚目の千代大龍(28=九重)が、1敗だった平幕阿武咲を首位から引きずり下ろした。立ち合いの強烈な張り手から突っ張って、はたき込み。勝利をもたらす“もみあげ”とともに自らは2敗を守った。

 これぞ千代大龍だった。右から強烈に張って、かち上げから5発。だが、突き切る気持ちは最初からない。取組前に見た、千代丸が阿武咲に5連勝した動画と同じ形。「思い切り張って、かち上げて、突いて、引く。完璧です」。クラクラする阿武咲の横を、涼しい顔で闊歩(かっぽ)した。

 かつて上位を震え上がらせた強さは、14年秋場所の新小結を最後に低迷してきた。3年間も。それは「遊んでいたから。幕内筆頭も16枚目も、給料は一緒。このままでもいいかと…」。

 目覚めは3月。師匠の九重親方(元大関千代大海)に言われた。上位で取る千代の国と千代翔馬を指して「うらやましくないと思うなら辞めた方がいい」。すっと胸に落ちた。「素直にうらやましいと思った」。朝4時からジムへ行き、その足で稽古に行ったことも。無理して1キロの肉を食べ続け、体重は自己最高190キロに増やした。立ち合いの破壊力を一層、磨いた。

 顔にはもみあげが伸びる。「大阪のファンが『もみあげを伸ばした方が勝ち越しが多い』と教えてくれました。嫁には『汚いから切れ』と言われるけど、子どもの幼稚園の行事までは切りません」。参加できる行事は年内はない。目覚めの春から3場所続く勝ち越し。もみあげも白星も、まだまだ伸びる。【今村健人】

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千代大龍「完璧です」阿武咲をはたき込み2敗守る

阿武咲(手前)を、はたき込みで破る千代大龍(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇9日目◇18日◇東京・両国国技館


 西前頭3枚目の千代大龍(28=九重)がまさに“らしい”相撲で、東前頭3枚目の阿武咲(21=阿武松)を1敗から引きずり下ろした。立ち合いで右から張って、かち上げて突く。そして、間髪入れずにはたき込み。流れるような取り口に「完璧です」と自画自賛した。

 思い描いた通りの相撲。突き切って勝とうなどとは、最初から思っていなかった。「あれで、行けるだろうと突いていって、いなされたらたまったものじゃない。2、3発突いたら、引こうと思っていました」。

 会場入りする際、同部屋の千代丸と阿武咲の動画を何度も見返していた。以前、千代丸が阿武咲に連勝していたときの話を思い出したからだ。「2、3回突いてから、引いて勝っていた。そのイメージを持って取れましたね」。してやったりだった。

 これで、4場所連続の勝ち越しに王手をかけた。優勝争いでも、トップの豪栄道に1差でつく。だが、そんなことはおかまいなし。「11番勝ったら考えます。でも、まだ顔じゃない(身分不相応)っすよ」。今の願いは勝ち越して、NHKのインタビュー室に呼ばれること。「久しくインタビューをやっていない。行ってみたいですね。久々のインタビューで自分をアピールしたい」。ふてぶてしく笑い飛ばした。

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朝乃山押して良し3連勝!夏場所苦杯の千代丸に雪辱

<大相撲秋場所>◇9日目◇18日◇東京・両国国技館


 新入幕で東前頭16枚目の朝乃山(23=高砂)が、3連勝で波に乗った。この日は、十両時代の夏場所で引き落とされた西前頭11枚目の千代丸(26=九重)と対戦。押し出しで破り6勝3敗とした。

 「1回やれば(相手の手の内は)分かる。体ごと行けば回り込まれるから、下から下から、と思った。足も出ていた」と納得する、突き押しで終始、攻め立てた。最後は、太鼓腹の千代丸の腹をドンと押しての快勝。得意の四つ身(右四つ)だけでなく、突き押しでも主導権を握れる万能タイプの一面をのぞかせた。アマ時代(富山商、近大)の指導者や、師匠の高砂親方(元大関朝潮)からも「四つだけでは駄目。手も長いから突き放す相撲も覚えるように」とアドバイスされてきた。その声を実践し「自然と手が伸びた。押し切れた達成感があります」と充実した表情で振り返った。

 目標の勝ち越しに、残り2勝。10日目は錦木(伊勢ノ海)との一番だが、気になるジンクス打破をかけた一番にもなる。今場所は東西の支度部屋で、東が6戦全勝、西なら3連敗。錦木戦は西からの出陣となるとあり「ジンクスがあるから(打破へ)明日も頑張ります」と笑いながら引き揚げた。

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日馬富士が幕内707勝、武蔵丸抜き歴代単独6位

<大相撲秋場所>◇9日目◇18日◇東京・両国国技館


 横綱陣の中で唯一出場の日馬富士(33=伊勢ケ浜)が、東前頭5枚目正代(25=時津風)を下して、武蔵丸を抜き歴代単独6位となる幕内勝利707勝目を挙げた。

 スピード自慢の日馬富士は、低く頭からぶつかって左を差した。と、同時に右上手を取り盤石の体勢で寄り切った。「立ち合いに集中できた。明日に備えて頑張ります。一日一番、楽しみながら」と気持ちを引き締めた。

 名古屋場所で初めて正代に黒星を喫していて、この日はリベンジとなったが「先場所のことは考えていなかったです。本当に一日一番一生懸命取ってます」と嫌なイメージは頭になかった。幕内707勝については「一生懸命やった結果。いつか『ここまで来たんだな』と思うかもしれない。すごいことなのか普通のことなのか分からない」とこだわりはなかった。

正代を寄り切りで下した日馬富士(右)(撮影・丹羽敏通)

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阿武咲2敗目「弱かっただけです」優勝争い一歩後退

千代大龍にはたき込みで敗れた阿武咲(撮影・丹羽敏通)

<大相撲秋場所>◇9日目◇18日◇東京・両国国技館


 1敗でトップタイに並んでいた東前頭3枚目の阿武咲(21=阿武松)が、2敗で追いかける西前頭3枚目の千代大龍(28=九重)に負けて、優勝争いから1歩後退した。

 互いに正面から激しくぶつかった立ち合いは、当たり負けして上体を起こされた。必死に突き押しで抵抗したが立ち合いで先手を取られた影響は大きく、相手の突き押しにじりじりと後退。土俵際で粘って攻めに転じたところをはたき込まれた。支度部屋では「うーん…、明日ですね。今日は今日。弱かっただけです。一日一番しっかり集中してやるだけです」と唇をかんだ。

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豪栄道V争い単独トップも冷静「意識するのは早い」

<大相撲秋場所>◇9日目◇18日◇両国国技館


 大関豪栄道(31=境川)が優勝争いの単独トップに立った。

 左膝骨挫傷で7日目まで休場していた碧山を立ち合いで受け止め、押し込まれながら左に体を交わして突き落とした。相手は負傷しているとはいえ、幕内屈指の巨漢。「土俵に上がると多少やりづらかった。何か思い切ったことをしてくるんじゃ、というのはあった」。そんな予感が慎重な取り口につながったようだ。

 勝ち越しを決め、6度目のかど番を脱出。おりしも阿武咲、大翔丸が負けて、ただ1人の1敗となった。自分より番付上位の横綱日馬富士はすでに3敗。昨年秋場所以来2度目の優勝へ。3横綱2大関の休場もあり、言葉を選びながらも「チャンスはチャンスなんでね…」と本音もちらつく。「(優勝は)まだ意識するのは早い。一番一番やっていくことが大切と思う。他の力士の勝敗は気にしていない」。V候補筆頭の空気を打ち消すように、冷静なコメントを貫いていた。

国技館を引き揚げる豪栄道(撮影・鈴木正人)

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豪栄道1敗守り単独トップ、日馬富士6勝目 秋場所

碧山を下し1敗を守った豪栄道(左)(撮影・丹羽敏通)

<大相撲秋場所>◇9日目◇18日◇東京・両国国技館


 大関豪栄道(31=境川)が1敗を守り、単独トップに立った。

 豪栄道は、前頭2枚目の碧山(31=春日野)に、立ち合い頭で当たって最後は左に回り込んで突き落とし。8勝1敗で勝ち越しを決め、かど番を脱出した。

 横綱日馬富士(33=伊勢ケ浜)は、前頭5枚目の正代(25=時津風)を寄り切って6勝3敗。幕内での通算勝ち星を707勝とし、並んでいた武蔵丸を抜き歴代単独6位となった。

 6日目からけがで休場している大関照ノ富士(25=伊勢ケ浜)は1勝5敗3休で負け越しとなり大関陥落、来場所は関脇から出直しとなった。

 1敗で並んでいた前頭3枚目阿武咲(21=阿武松)は、同3枚目千代大龍(28=九重)にはたき込まれ2敗目。同12枚目大翔丸(26=追手風)も、同8枚目宝富士(30=伊勢ケ浜)に押し出され2敗目となり1歩後退した。

 人気力士の前頭10枚目石浦(27=宮城野)は同6枚目輝(30=伊勢ノ海)に押し出され2勝7敗、あとがなくなった。前頭14枚目遠藤(26=追手風)は同9枚目貴ノ岩(27=貴乃花)にはたき込まれ4敗目を喫した。

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矢後3連勝「余裕が持てるように」精神面も全て好転

<大相撲秋場所>◇9日目◇18日◇両国国技館


 新十両で西13枚目の矢後(23=尾車)が3連勝と盛り返し、一時は4つ抱えていた“借金”を取り返し、4勝5敗と勝ち越しも見えてきた。

 相手は6場所連続負け越し中とはいえ、小結経験者でもある同10枚目の千代鳳(24=九重)。181キロの重さ、重心の低い出足に苦戦も予想されたが、右を抱え、左はのぞかせながらおっつけ、最後は右の上手を引きつけた。時計回りに土俵を4分の3周して必死に回り込む千代鳳を、最後は正面やや赤房下寄りに追い詰め、渾身(こんしん)の力で寄り切った。

 明らかに序盤戦の土俵とは、落ち着きが違う。「終始、落ち着いて自分の相撲を取れました。いい相撲を取っていれば気持ちも考え方も、余裕が持てるようになっていいです。うまく(自分と)闘いながら、いい感じになってます」と、マイナス思考に陥りがちな精神面も含め、全てが好転してきた。1場所7番から、15番取る関取として臨む土俵だが「折り返してしんどいけど、踏ん張りどころ」と、ねじを巻き直して正念場の土俵に臨む。

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水戸龍5戦全勝!残り2連勝なら新十両昇進当確

<大相撲秋場所>◇9日目◇18日◇東京・両国国技館


 一昨年のアマ横綱が、所要3場所での新十両昇進当確に“マジック”2とした。東幕下14枚目の水戸龍(23=錦戸)が、全勝同士の対戦で、東幕下3枚目の舛の勝(22=千賀ノ浦)と対戦。逆転の突き落としで5戦全勝とした。

 「立ち合いから、つかまえるつもりだった」という狙いも「なかなか、つかまえられなかった」と下から圧力をかける舛の勝の寄りにズルズル後退。さらに「絶対に引かないつもりだったのに引いてしまった」と相手を呼び込み、あっという間に西土俵まで下がってしまった。ただ「残れるとは思った」と体を開き、右から突いて逆転の白星をもぎ取った。

 「駄目な相撲だけど勝てて良かった」と水戸龍。自分でも認める、あがり症のようでプロの土俵も3場所目を迎えても「まだ慣れない。先場所よりは、ちょっとだけはいいけど」と言い、それは場所入りして支度部屋で身支度を調えると「すぐに(支度部屋を)出ちゃう」という行動にも表れるという。

 それでも無傷の5連勝。5戦全勝は他に、栃丸(東20枚目=春日野)、彩(西39枚目=錣山)、鏡桜(西49枚目=鏡山)に絞られ、この4人の中から7戦全勝優勝の力士が決まる。15枚目以内の水戸龍が2連勝なら、十両昇進の優先権を得られ念願の関取の座を手中に収めることが出来る。それは「全然、意識していない。意識したら緊張するから。一番一番、集中してやるしかない」と無欲を強調した。

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負傷の照ノ富士大関から陥落、琴奨菊以来17人目

照ノ富士(15年7月15日撮影)


 自身5度目のかど番で左膝の負傷で6日目から休場している大関照ノ富士が17日、再出場しないことが決まり、15年名古屋場所から14場所務めた大関からの陥落が決まった。

 師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は「再出場はしない。まだ歩けない。また来場所に向けて頑張っていくしかない」と話した。大関陥落は初場所の琴奨菊以来17人(20度)目。関脇に転落する九州場所(11月12日初日、福岡国際センター)で10勝できれば大関に復帰できる。

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豪栄道が昨秋の感動再現へ「まっしぐら」自伝も出版

玉鷲を破って1敗を守って引き揚げる豪栄道(撮影・丹羽敏通)

<大相撲秋場所>◇8日目◇17日◇両国国技館


 大関豪栄道(31=境川)がトップタイで中日を折り返した。不戦敗を含む4連敗中だった小結玉鷲を、立ち合いから一気に寄り切り、1敗を守った。13日目の22日に子供向けに初の自伝を出版。3横綱2大関不在の中、土俵内外で奮戦し、存在感を見せつける。

 しょっぱさのかけらもない。豪栄道が連敗中だった玉鷲を、立ち合いからもろ差しであっという間に寄り切った。「しっかり受け止めることだけ考えた。中に入りたかった」。全勝優勝した昨年秋場所は右四つから「理想」と自画自賛する内容で寄り切った。会心具合は、1年前の再現だ。

 優勝争いを引っ張り、土俵外でも相撲普及に一役買う。小学校からの半生をつづった初の自伝本「すもう道まっしぐら!」が集英社みらい文庫編集部から出版される。同文庫は男子向けが中心。豪栄道が1年前の秋場所で全勝優勝を飾ると、当時不在だった「日本人横綱誕生という期待をこめて」(担当者)白羽の矢を立てた。

 豪栄道は「何で俺なんかなと思った」と照れながら「小学生向けだし、相撲に興味をもってもらえれば意味があるかな。しょっぱい成績じゃ寒い本になる。いい相撲を取って、成績をちゃんと残さないとね」。発売日は終盤13日目。その時、2度目の賜杯が目前に迫っていれば、最高のタイミングだ。「まだ7日ある。自分のやることをしっかり決めて、集中したい」。子どものお手本になるような、一本気な姿を見せつける。【加藤裕一】

 ▼八角理事長(元横綱北勝海)のコメント

 「この2日間だけを見れば豪栄道が優勝争いを引っ張る感じだが(それまでを含め)相撲内容を見るとそう感じさせない。張り差しも、下位にはごまかせても上位にはどうか。後半戦に横綱、大関が良くなることを期待したい」。

 ▼幕内後半戦の二所ノ関審判長(元大関若嶋津)のコメント

 「豪栄道はいっぺんに持っていく相撲で良くなってきた。日馬富士はまだ1人横綱の責任感で硬さが出ている。ただ3敗も優勝圏内。横綱、大関が頑張ってほしい」。

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歴代6位の706勝の日馬富士「優しさはいらない」

碧山を上手出し投げで破った横綱日馬富士(右)(撮影・丹羽敏通)

<大相撲秋場所>◇8日目◇17日◇両国国技館


 日馬富士は再出場の碧山を上手出し投げで退け、武蔵丸に並ぶ歴代6位の幕内706勝を挙げた。

 左上手を取るも寄られたのは「まともにそんきょもできていなかったから『優しく出してやろうかな』とか、いろいろ考えてしまった。そっちが反省だな」。優しさがあだとなりかけたが、何とか退けた。「勝負に優しさはいらない。分かってるんだけど、つい…」。それも日馬富士の性分だった。

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大翔丸1敗で折り返し、報道陣多さに「いなくなる」

Vの予感? 大翔丸(左)ははたき込みで豪風を下す(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇8日目◇17日◇両国国技館


 大翔丸は合口の悪い豪風をはたき込み1敗で折り返した。

 「びっくり。(報道陣が)多いけど、もうちょっとしたら多分、いなくなる」と笑わせた。大阪出身で、相撲留学した高知・明徳義塾中2年のとき、プロゴルフの松山英樹と同じクラスになり「普通にしゃべっていました」。今、同学年でプロは2人だけ。松山に負けじと、優勝争いを演じる。

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ブレーク千代丸「完全アウェー」遠藤に人気でも黒星

千代丸(右)は遠藤にまわしをつかまれながらも突き押しで攻める(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇8日目◇17日◇東京・両国国技館


 西前頭11枚目千代丸(26=九重)が東前頭14枚目遠藤に寄り切りで敗れた。

 人気者の遠藤に対し、自身もCM出演を飾るなど“癒やしキャラ”でプチブレーク中。懸賞13本がついた一番は、立ち合いで土俵際まで押し込んだものの、前まわしを許していたことで、その後に逆襲された。

 「人気者同士? 全然。完全アウェーでしたよ。大歓声の中で、小さく『ちよまる~』って聞こえたぐらいでしょ? 塩を取りに行った時も遠藤って書いたの(うちわやボード)ばかりで。1人でも千代丸って書いたのを持っていてくれたら力入るのに」。最後は悔しそうに「懸賞、欲しかったなあ…」とつぶやいていた。

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朝乃山○●○●○●○○「ヌケヌケ」ヌケた!2連勝

<大相撲秋場所>◇8日目◇17日◇東京・両国国技館


 新入幕で東前頭16枚目の朝乃山(23=高砂)が、今場所初めての連勝で、5勝3敗と白星を2つ先行させた。

 前日7日目から土俵復帰した西前頭12枚目の佐田の海(30=境川)と対戦。互いに得意の右四つに組み止め、左上手も引きつけた。圧力をかけ続けると、たまらず佐田の海が後退。左に回り込まれたが、送り足も万全で胸を合わせたまま密着し、正面に寄り切った。

 幕内力士との対戦にも、臆せず臨んでいる。今場所一番の相撲と、自分でも納得する取組を終え「前に出たいい相撲。右を差せば冷静にジックリ行けます」と落ち着き払って話した。初の連勝には「普通ですね。あと3つ勝たないと喜べないので」と達成感に浸るのは場所が終わるまで、お預けにする。

 初日から白星と黒星が交互に並ぶ、相撲用語でいう「ヌケヌケ」から脱出し白星2つ先行。ジンクス打破…と思いきや、もう1つの気になるジンクスに、朝乃山は懐疑的だ。この日を含め勝った5番は全て、支度部屋を東に構えてのもの。西から出陣した時は3戦全敗とあり「(何かに)取りつかれてる。怪しい…」と苦笑い。9日目は東から臨む千代丸戦。10日目以降、西の支度部屋で勝った時、ようやく“呪縛”から解かれるのかもしれない?

左上手で佐田の海のまわしを狙う朝乃山(右)(撮影・丹羽敏通)
佐田の海(奥)を寄り切りで破った朝乃山(手前)(撮影・丹羽敏通)

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阿武咲1敗守るも相撲内容反省「押し切れなかった」

阿武咲(左)は引き落としで栃ノ心を下す(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇8日目◇17日◇東京・両国国技館


 東前頭3枚目阿武咲(21=阿武松)が、東前頭筆頭栃ノ心(29=春日野)を破って1敗を守った。

 まわしを取られると不利な体勢になるため、左でおっつけながらグイグイと押し込んだ。土俵際で左に逃げられたが、焦ることなくついていき、前に出てきた力を利用して引き落とした。

 相撲内容は悪くないが「押し切れなかったですね」と反省。それでも「相手が嫌がることはできた。しっかり足は出てたので良かった」と収穫もあった。大関豪栄道、平幕の大栄翔と1敗で並んで中日を折り返し「勝ちにこだわって一番一番集中したい」と気持ちを引き締めた。

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豪栄道1敗守り中日首位「15日トータルですから」

1敗を守った豪栄道は引き締まった表情で引き揚げる(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇8日目◇17日◇東京・両国国技館


 大関豪栄道(31=境川)が小結玉鷲を寄り切り、7勝1敗。トップタイで中日を折り返した。昨年11月の九州場所から3月春場所の不戦敗を含めて4連敗中の相手を力強い立ち合いからもろ差しにし、一連の流れで土俵外へ運んだ。

 今場所最速とも言える取り口を「あまり無理に一気にならないよう気をつけた」と振り返る。イメージ通りの内容に満足そうだ。7連勝は全勝で初の賜杯を手にした昨年9月秋場所以来だが、気の緩みは一切ない。「まだ7日ある。場所は15日トータルですから。また明日から一番一番を大事にとっていきたい」と表情を引き締めた。

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日馬富士勝って反省…左膝痛碧山に“無用”の気遣い

<大相撲秋場所>◇8日目◇17日◇東京・両国国技館


 横綱日馬富士(33=伊勢ケ浜)は、思わず反省の弁を述べた。負けたわけではない。左膝痛から再出場した西前頭2枚目の碧山(31=春日野)を上手出し投げで退けた。

 ただ、表情がさえない。その理由は…。「まともにそんきょもできていなかったから、優しく出してやろうかなとか、いろいろ考えてしまった。そうしたら、前に出られなくなっちゃう。反省だな」。碧山の痛々しい姿に、勝負師としての心を貫けなかったことを反省した。

 それは日馬富士の優しさでもあるのだが、勝ち負けが人生を左右しかねない相撲では、自身の首を絞めかねない。事実、碧山を呼び込みかけた。「勝負事なのに、相手のことを考えちゃってね。勝負に優しさはいらない。分かっているんだけど、つい…」。

 何はともあれ、3敗は守った。

そんきょの姿勢で取り組み前の所作に臨む日馬富士

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大翔丸1敗で首位並走!同級生・松山英樹の活躍刺激

Vの予感? 大翔丸(左)ははたき込みで豪風を下す(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇8日目◇17日◇東京・両国国技館


 東前頭12枚目の大翔丸(26=追手風)が1敗で折りかえした。

 過去3連敗中と合口の悪い豪風をはたき込み。

 「当たっていこうと思ったけど、豪風関の変化に負けているのが多いので、今日も何かしてくるんとちゃうやろな…と思ってしまった。でも、反応は悪くない」と胸をなで下ろした。

 大阪に生まれ、高知・明徳義塾中に相撲留学した。2年生のとき、プロゴルファーの松山英樹(25)が転校してきて同じクラスになった。「普通にしゃべっていましたよ」という当時、松山は「人見知りで、体も小さかった」(大翔丸)。それが「急にでかく」なり、今では世界で活躍する。その姿に「すごいっすね」と目を見張る。同学年で今、プロで活躍するのは2人だけ。自分も負けじと…という気持ちはおいそれと口に出せないが、同級生の誇りはある。「明徳の集まりはあるので、みんな全国バラバラですが1度、そういうのをやりたいですね」と、再会を待ち望んだ。

 そのとき胸を張って参加するには、今場所は大きなチャンス。首位を並走し、集まる報道陣も日に日に増えた。ただ「多いっす。でも、もうちょっとしたら多分、いなくなる」と笑わせた。自己最高位が前頭7枚目の男に、欲はない。こつこつと白星を重ねていく。

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豪栄道、阿武咲ら1敗キープ、日馬富士5勝 秋場所

玉鷲を破って1敗を守って引き揚げる豪栄道(撮影・丹羽敏通)

<大相撲秋場所>◇8日目◇17日◇東京・両国国技館


 中日を終え、大関豪栄道(31=境川)ら3人が1敗で並んだ。

 横綱日馬富士(33=伊勢ケ浜)は、前頭2枚目の碧山(31=春日野)を下し5勝目を挙げた。

 かど番の豪栄道は、小結玉鷲(32=片男波)を寄り切って7勝1敗とした。

 1敗で並んでいた平幕3人は、前頭3枚目阿武咲(21=阿武松)が前頭筆頭の栃ノ心(29=春日野)を引き落としで破り7勝目。同12枚目大翔丸(26=追手風)は、同10枚目豪風(38=尾車)をはたき込みで破り1敗をキープ。同11枚目大栄翔(23=追手風)は、同14枚目隠岐の海(32=八角)に敗れ後退した。

 人気力士の前頭10枚目石浦(27=宮城野)は、同7枚目千代の国(27=九重)にはたき込まれ6敗目。同14枚目の遠藤(26=追手風)は、同11枚目千代丸(26=九重)を寄り切って5勝3敗とした。

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