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大相撲ニュース

鶴竜、暴行問題言及も「何言っていいか分からない」

福岡県直方市の巡業中、土俵下で体を動かす鶴竜(撮影・高田文太)

 大相撲の冬巡業は6日、福岡・直方市の直方市体育館で行われた。

 今回の巡業に参加している白鵬、鶴竜の両横綱は、申し合いこそ行わなかったが、午前中の稽古では土俵下で四股やすり足などをたっぷりとこなした。鶴竜は11月の九州場所で4場所連続休場となったが、休場の要因となった腰痛からの復調をアピールした。元横綱日馬富士関による鳥取市内での秋巡業中の暴行の際には、問題が起きた酒席に同席。この日、初めて問題について言及したが「今は何と言っていいか分からないです」などと、短くコメントするにとどめた。

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稀勢の里、87年ぶり4連敗/4日目写真ライブ特集

<大相撲九州場所>◇4日目◇14日◇福岡国際センター

横綱稀勢の里が栃煌山にすくい投げで敗れ4連敗。横綱の初日から4連敗は31年1月場所の宮城山以来、87年ぶり、1場所15日制になってからは初。

【4連勝】栃煌山、高安、貴景勝

4日目の取組模様を写真で振り返ります。


稀勢の里(4敗)すくい投げ栃煌山(4勝)

栃煌山(手前)にすくい投げで敗れる稀勢の里(撮影・栗木一考)

大相撲九州場所 稀勢の里は栃煌山に敗れ4連敗を喫した(撮影・菊川光一)

ものいいがつき、土俵下で結果を待つ稀勢の里(左)(撮影・栗木一考)

九州場所 栃煌山にすくい投げで敗れ、ガックリ引き揚げる稀勢の里(撮影・栗木一考)

髪を洗った稀勢の里(撮影・鈴木正人)


豪栄道(2勝2敗)はたき込み玉鷲(2勝2敗)

玉鷲(右)をはたき込みで下す豪栄道(撮影・栗木一考)


錦木(4敗)はたき込み高安(4勝)

錦木をはたき込みで下す高安(右)(撮影・菊川光一)

錦木(手前)をはたき込みで下す高安(撮影・栗木一考)


魁聖(2敗2休)寄り切り栃ノ心(3勝1敗)

魁聖を寄りきりで下す栃ノ心(右)(撮影・菊川光一)

栃ノ心(左)に寄り切りで敗れる魁聖(撮影・栗木一考)


北勝富士(2勝2敗)寄り切り逸ノ城(1勝3敗)

逸ノ城(左奥)に寄り切りで勝利する北勝富士(撮影・栗木一考)

北勝富士(左)は寄りきりで逸ノ城を下す(撮影・菊川光一)


御嶽海(2勝2敗)寄り切り妙義龍(2勝2敗)

御嶽海(左)に寄り切りで勝利する妙義龍(撮影・栗木一考)

御嶽海を寄りきりで下す妙義龍(左)(撮影・菊川光一)

御嶽海(左)に寄り切りで勝利する妙義龍(撮影・栗木一考)


貴景勝(4勝)押し出し正代(2勝2敗)

正代(右)に押し出しで勝利する貴景勝(撮影・栗木一考)

正代(右)に押し出しで勝利する貴景勝(撮影・栗木一考)


千代大龍(3勝1敗)引き落とし竜電(1勝3敗)

千代大龍(右)は引き落としで竜電を下す(撮影・菊川光一)

竜電(右)に引き落としで勝利する千代大龍(撮影・栗木一考)


朝乃山(2勝2敗)押し出し嘉風(2勝2敗)

朝乃山を押し出しで下す嘉風(撮影・菊川光一)

朝乃山(左)に押し出しで勝利する嘉風(撮影・栗木一考)


松鳳山(2勝2敗)引き落とし輝(2勝2敗)

松鳳山(左)に引き落としで勝利する輝(撮影・栗木一考)

松鳳山(左)に引き落としで勝利する輝(撮影・栗木一考)


貴ノ岩(1勝3敗)下手投げ勢(1勝3敗)

貴ノ岩を下手投げで下す勢(撮影・菊川光一)

貴ノ岩(手前)に下手投げで勝利する勢(撮影・栗木一考)


阿炎(3勝1敗)押し出し宝富士(1勝3敗)

阿炎は押し出しで宝富士を下す(撮影・菊川光一)

宝富士(右)に押し出しで勝利する阿炎(撮影・栗木一考)

宝富士(手前)に押し出しで勝利する阿炎(撮影・栗木一考)


隆の勝(1勝3敗)押し出し遠藤(2勝2敗)

隆の勝を押し出しで下す遠藤(撮影・菊川光一)

隆の勝(左)に押し出しで勝利する遠藤(撮影・栗木一考)

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皆勤の勢が初白星「安心感」婚約者の比嘉と切磋琢磨

勢(15年3月15日撮影)

<大相撲九州場所>◇4日目◇14日◇福岡国際センター

東前頭8枚目勢(32=伊勢ノ海)が通算出場900回の土俵で、今場所初白星を挙げた。同6枚目貴ノ岩に立ち合いすぐ、右を差す。下手投げを2度打ち、相手を崩し、力勝負となった3度目の下手投げを強引に決めた。

「今日は出し尽くしました。足が出ず、耐えるのに必死でしたけどね。投げは“3回目で決めよう”と思っていたので、勝負に出ました」

05年夏場所の序ノ口デビューから足かけ82場所、1度も休んだことがない。

「そうですか? 900回? それは知らなかったけど…誇りに思えます。そこで白星ですから」と喜んだ。

今年最後の場所。婚約者の女子ゴルファー比嘉真美子も今季ツアーは残り2戦。ともにシーズン最後の頑張り時を迎えている。

「ジャンルは違えど、同じスポーツです。お互い元気をもらい合いながら、頑張れている。気持ちをわかってもらえている、という安心感があります」

黒星が二つ先行しているが、巻き返しに意欲満々だ。

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屈辱4連敗の稀勢の里は終始無言「帰って話す」親方

髪を洗った稀勢の里(撮影・鈴木正人)

<大相撲九州場所>◇4日目◇14日◇福岡国際センター

稀勢の里(32=田子ノ浦)が、横綱としては87年ぶりとなる初日から4連敗を喫した。

東前頭2枚目の栃煌山を相手に、左を差して体を寄せ、立ち合いから一気に前に出た。だが土俵際のすくい投げで、ほぼ同時に土俵外へ。1度は稀勢の里に軍配が上がったが、行司軍配差し違えで敗れた。横綱の初日からの4連敗は、31年1月場所の宮城山以来、2人目で、1場所15日制が定着した49年夏場所以降としては初という不名誉な記録となった。

支度部屋に戻ると、髪を洗って風呂から出てきた。相撲界では、髪を洗うのは翌日に向けた験直しの意味合いが強く、5日目の出場意欲をほのめかす行動だった。その後、報道陣の質問には終始、無言だった。打ち出し後に福岡市内で行われた二所ノ関一門会に出席した、師匠の田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)は「(宿舎に)帰って話そうと思います」と話すにとどめ、5日目の出場、休場について一門会終了直後は明かさなかった。

稀勢の里(右)は栃煌山にすくい投げで敗れ4連敗を喫した(撮影・菊川光一)
4連敗を喫し、支度部屋を引き揚げる稀勢の里(撮影・鈴木正人)

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栃煌山、上位陣撃破4連勝 長女から力もらい初Vへ

稀勢の里(右)は栃煌山にすくい投げで敗れ4連敗を喫した(撮影・菊川光一)

<大相撲九州場所>◇4日目◇14日◇福岡国際センター

東前頭2枚目栃煌山(31=春日野)が横綱稀勢の里をすくい投げで破り、勝ちっ放しの4連勝を飾った。2関脇、大関に続く上位陣撃破。金星は昨年夏場所に稀勢の里を破って以来通算5個目となった。

攻め込まれ、土俵際で逆転を狙った。左からの投げで、2人もつれるように土俵を割り、軍配は相手に上がったが、もの言い、協議の末、行司差し違えで白星を手にした。

「横綱がグラッとして体が浮いた感じだったから、絶対に先に足をつかないようにしようと思った。もの言いがつくかな、と思ったけど、相手にずっと攻められた相撲だし『つかなくてもしょうがない』と思っていました」

結びの一番は、昨年秋場所の日馬富士戦以来。横綱戦は同年九州場所の稀勢の里戦以来だった。関脇を11場所、小結を14場所も務めた“大関候補”が、昨年から左膝、腰、左大胸筋など相次ぐ故障に見舞われ、今年夏場所では東前頭15枚目へ。07年春場所の新入幕後、自己ワーストタイまで番付を落とした。

「また戻ってこれたことは素直にうれしいです」。ただ、この日は気合が空回り。「いい感じだったのに(仕切りで)腰が決まった後、何か変に力が入って」。力の入らぬ立ち合いで、防戦一方になった点を反省した。

「金星とかそんなに意識しませんでした。それよりも、よくなっているところがたくさんあるので、それを出したかった。自分は“まだまだ、もっと良くなる”と思っているので」

昨年6月に結婚した妻せりさんは滋賀県の実家に長女禀(りん)ちゃんを連れて帰省中。「ちょうど初日に1歳2カ月になったんですよ」と、連日のテレビ電話が31歳のパワーの源だ。小結だった昨年秋場所以来となる三役復帰へ、念願の初優勝へ。金星程度で、満足してはいられない。

栃煌山(手前)にすくい投げで敗れる稀勢の里(撮影・栗木一考)

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貴景勝が初4連勝「考えない」新関脇へ星勘定しない

正代(右)に押し出しで勝利する貴景勝(撮影・栗木一考)

<大相撲九州場所>◇4日目◇14日◇福岡国際センター

小結貴景勝(22=千賀ノ浦)が、東前頭4枚目正代(27=時津風)を下して、自身初の4連勝を果たした。

立ち合いから一気に前に出て、押し出しで勝負あり。前日3日目の竜電戦に引き続き、イメージ通りの前に出る相撲だった。「自分の相撲をやったかなという感じ。差させない、(まわしを)取らせないことだけを意識して。後はもう自分の相撲を取りました」と振り返った。

初日から無傷の4連勝と波に乗っている。先場所は9勝しながらも新関脇に上がれず、今場所は場所前から「新関脇」を口にして意識している。全勝も4日目を終えてわずか3人。それでも「全部負けたら終わりなので考えないようにしている」と星勘定はしない。

貴景勝(右)は押し出しで正代を下す(撮影・菊川光一)

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稀勢の里、初日から4連敗 1場所15日制では初

栃煌山(手前)にすくい投げで敗れる稀勢の里(撮影・栗木一考)

<大相撲九州場所>◇4日目◇14日◇福岡国際センター

稀勢の里(32=田子ノ浦)が、初日から4連敗を喫した。結びの一番で初日から3連勝と好調の前頭2枚目の栃煌山(31=春日野)にすくい投げで敗れた。土俵際に押し込み、軍配は1度、稀勢の里に上がった。だが、物言いの末、稀勢の里の体が先に落ちたとして軍配差し違えで、初日から4連敗となった。

横綱の初日から4連敗は31年1月場所の宮城山以来、87年ぶり、 1場所15日制が定着した49年(昭24)夏場所以降では初の屈辱。

前日の3日目は横綱としては26年ぶりに初日から3連敗、横綱在位11場所目で15個目の金星配給となった。初日からの3連敗は、横綱では92年初場所の旭富士以来、史上7人目。自身は小結だった09年初場所以来、9年ぶり。3連敗後、4日目の土俵に立った横綱は大乃国ら3例だけと断崖絶壁に追い込まれていた。

休場も危ぶまれながら、気力を振り絞って強行出場したが、一人横綱初白星は、想像以上に遠かった。

4連勝の栃煌山は「最後まであきらめなかった。(物言いは)残っていたから同体と思った」と振り返った。

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稀勢の里が屈辱4連敗 高安、貴景勝、栃煌山4連勝

栃煌山(手前)にすくい投げで敗れる稀勢の里(撮影・栗木一考)

<大相撲九州場所>◇4日目◇14日◇福岡国際センター

一人横綱で臨んでいる稀勢の里(32=田子ノ浦)が悪夢の4連敗を喫した。前頭2枚目栃煌山(31=春日野)に対し、軍配は1度、稀勢の里に上がったが、物言いの末、軍配差し違えで敗れた。

横綱の初日からの4連敗(不戦敗を除く)は31年の宮城山以来、87年ぶり。1場所15日制になって以降は初。

大関高安(28=田子ノ浦)は初顔合わせの前頭3枚目錦木(28=伊勢ノ海)をはたき込んで4連勝を飾った。大関栃ノ心(31=春日野)は小結魁聖(31=友綱)を寄り切って3勝1敗とした。大関豪栄道(32=境川)は前頭2枚目玉鷲(33=片男波)をはたき込んで2勝2敗とした。

横綱、大関を倒して勢いに乗る小結貴景勝(22)は、前頭4枚目正代(26=時津風)を押し出し4連勝とした。

人気力士の前頭12枚目遠藤(27=追手風)は同13枚目隆の勝(23=千賀ノ浦)を押し出し2勝2敗とした。

物言いがつき、土俵下で結果を待つ稀勢の里(左)(撮影・栗木一考)

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稀勢の里危機、横綱として87年ぶり初日から4連敗

栃煌山(手前)にすくい投げで敗れる稀勢の里(撮影・栗木一考)

<大相撲九州場所>◇4日目◇14日◇福岡国際センター

稀勢の里(32=田子ノ浦)が、初日から4連敗を喫した。結びの一番で初日から3連勝と好調の前頭2枚目の栃煌山(31=春日野)にすくい投げで敗れた。土俵際に押し込み、軍配は1度、稀勢の里に上がった。だが、物言いの末、稀勢の里の体が先に落ちたとして軍配差し違えで、初日から4連敗となった。

横綱の初日から4連敗は31年1月場所の宮城山以来、87年ぶり、1場所15日制になってからは初。

前日の3日目は横綱としては26年ぶりに初日から3連敗、横綱在位11場所目で15個目の金星配給となった。初日からの3連敗は、横綱では92年初場所の旭富士以来、史上7人目。自身は小結だった09年初場所以来、9年ぶり。3連敗後、4日目の土俵に立った横綱は大乃国ら3例だけと断崖絶壁に追い込まれていた。

休場も危ぶまれながら、気力を振り絞って強行出場したが、一人横綱初白星は、想像以上に遠かった。

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宇良が初日から2連勝「落ちついて前出る良い相撲」

豊翔(左)に突き出しで勝利する宇良(撮影・栗木一考)

<大相撲九州場所>◇4日目◇14日◇福岡国際センター

幕内復帰を目指す東三段目33枚目宇良(26=木瀬)が、初日から2連勝を飾った。

東三段目32枚目豊翔(23=境川)に対し、立ち合いから低く当たった。激しい突きで相手を後退させ、最後は右手で突き出した。完璧な内容に「落ちついて前に出る、良い相撲にまとめられた気がします」とうなずいた。

前頭4枚目が最高位の宇良だが「何としても勝ちたいという気持ちでやっている」と必死だ。先場所は二番相撲で黒星を喫したが、今場所は突破。結果次第で幕下昇進も見えてくるだけに、残り五番へ向け「相手も強いので全力を出さないといけない」と大粒の汗をぬぐった。

豊翔(右)に激しく攻める宇良(撮影・鈴木正人)

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安美錦ハート燃えた、手作りグッズ応援団効果で白星

九州場所 琴恵光(右)にはたき込みで勝利する安美錦(撮影・栗木一考)

<大相撲九州場所>◇4日目◇14日◇福岡国際センター

西十両2枚目安美錦(40=伊勢ケ浜)が、西十両筆頭琴恵光(26=佐渡ケ嶽)を破って星を五分に戻した。

立ち合いしっかりと当たってから、琴恵光の頭を抱えて転がした。頭に手がかかっていたため、秋場所で2度出したとっくり投げかと思われたが、決まり手ははたき込み。「向こうがバランス崩しただけ。狙った訳ではない」と笑みを浮かべた。

取組前には、気持ちが燃える出来事があった。仕切り前に塩を取る際、観客席で「I ■ 安美錦」と書かれた手作りの応援グッズを持った一団を発見。「あれはいいね。団体で来てる感じだったから、今場所何回か見えるかな。応援してくれてありがたい」と声援を力にした。また、そのすぐ近くには琴恵光を応援する一団もいたらしく「相手に声援があればあるほど力が出る」と相乗効果だった。

■はハートマーク

九州場所 琴恵光(右)にはたき込みで勝利する安美錦(撮影・栗木一考)

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豊ノ島「ラーメンで験直し」今場所初黒星にも慌てず

豊ノ島(左手前)にはたき込みで勝利する翔猿(撮影・栗木一考)

<大相撲九州場所>◇4日目◇14日◇福岡国際センター

13場所ぶりの関取復帰場所となった東十両13枚目の豊ノ島(35=時津風)が、今場所初黒星を喫した。

西十両14枚目の翔猿(26=追手風)と対戦。127キロの軽量で、土俵狭しと動き回る相撲が身上の相手に対し、立ち合いから正攻法で攻め、押し込んだ。だが、そこに落とし穴が。さらに前傾をかけ、頭から押し込んだところで、体を右に開かれ目標を失った。そのままはたき込まれ、土俵にバッタリ。初日からの連勝は3で止まった。

それでも幕下の2年間で「同じ負けるなら前のめりで」が体に染みこんでいるせいか、後悔の念はない。「前に出ようと思ったけど、足が出なかった。仕方ない。(相手のはたく)タイミング、動きが良かった。特にヘコむこともないですね」と話した。このコメントにあるように、足がでなかったことと、3日目までの立ち合いに比べ若干、踏み込みが足らなかったことは反省材料にある。立ち合いの圧力がもう少しあれば、相手を押し込め、はたく余裕を与えなかったかもしれない。

それでも3連勝したことが、精神的な余裕を与えている。ひと通り、相撲の話が終わると、取り囲む報道陣と、しばしのラーメン談議。「負けは負け。引きずるのは良くないから、験直しにラーメンでも食って帰ります」。質疑応答はラーメンの硬さの好み、行きつけの店、夜食の締めのラーメンは避ける…などなど。黒星などすっかり忘れ? ラーメン談議に花を咲かせると「『ラーメン験直し』なんて店ないかな…」と笑いを誘いながら場所を引き揚げた

豊ノ島(左手前)にはたき込みで勝利する翔猿(撮影・栗木一考)

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朝青龍おい豊昇龍2連勝 握手に写真、笑顔の人気者

九州場所 入江(左)にはたき込みで勝利する豊昇龍(撮影・栗木一考)

<大相撲九州場所>◇4日目◇14日◇福岡国際センター

元横綱朝青龍のおい、東幕下49枚目豊昇龍(19=立浪)が初日から2連勝した。

東幕下50枚目入江(30=玉ノ井)との差し手争いの中で、引き技も使い相手を前後に揺さぶった。最後ははたき込みで白星。花道を通り過ぎ、九州の大相撲ファンに写真撮影や握手を求められた人気者は「相手の動きをよく見られた」と振り返った。

一方で「前にいく相撲を取りたくて、押した相撲で勝てれば良かったけど」と笑顔で本音も語った。さらに「今場所は本当に調子がいいです」と早口で話し、足早に支度部屋へ引き揚げた。

九州場所 入江(左)にはたき込みで勝利する豊昇龍(撮影・栗木一考)

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稀勢の里、場所前に優勝宣言も初日から3連敗で無言

初日から3連敗を喫し、土俵を引き揚げる稀勢の里(撮影・鈴木正人)

<大相撲九州場所>◇3日目◇13日◇福岡国際センター

稀勢の里(32=田子ノ浦)が、横綱としては26年ぶりに初日から3連敗を喫した。西前頭筆頭の北勝富士に突き落とされ、在位11場所目で15個目の金星配給となった。初日からの3連敗は、横綱では92年初場所の旭富士以来、史上7人目。自身は小結だった09年初場所以来、9年ぶりとなった。3連敗後、4日目の土俵に立った横綱は大乃国ら3例だけ。4日目は3連勝と好調の東前頭2枚目栃煌山との取組が予定されている。

稀勢の里は、絵に描いたように肩を落としていた。支度部屋で2日目に続いて無言を貫き、報道陣を離して着替える前、がっくりとうなだれたまま1分近く固まった。場所前の稽古で9勝3敗と圧倒し、今場所の優勝宣言をするほど、自信をつかんだ相手だった北勝富士に敗れた。ショックの大きさを物語る光景に、東の支度部屋は、水を打ったように静まり返っていた。

左にこだわり過ぎた。突き、押しの相手ペースを打開しようと、横綱へと導いた左差しを狙い続けた。だが、ことごとく北勝富士におっつけられた。最後は左のど輪で上体を起こされ、立て直そうとした動きに乗じて突き落とされた。藤島審判長(元大関武双山)は「左手一辺倒だ。左を差しにいくのも棒差し。だからおっつけられる。軸が左重心になっている。だからつっかえ棒(のような状態)を外された時にバタバタしてしまう」と指摘した。さらに「攻め方のバランスが悪い」と、右からの攻めがないことを敗因に挙げた。

これで横綱では92年初場所の旭富士以来、26年ぶりとなる初日から3連敗となった。旭富士は3連敗後に引退。3連敗から4日目の土俵に上がった横綱は、平成には1人もおらず、30年前の88年(昭63)秋場所の大乃国までさかのぼる。大乃国は同場所を8勝7敗で勝ち越した。4日目は好調の栃煌山戦が予定される。白鵬、鶴竜不在の一人横綱の責任の受け止め方も加味して、休場か出場かを判断するが、休場となれば、先場所同様、再び進退問題に発展することは必至だ。

この日の朝稽古は、完全非公開だった初日、2日目とは違い、途中まで20分余りは公開された。四股を踏んでいる途中で、前日までと同様にシャッターが下ろされて非公開となったが、吹っ切れたような表情も見せた。師匠の田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)は取組前ながら「自信を持っていくことが大事。もっと自信を持って取ってほしい」と話していた。非公開稽古は、自信を取り戻しきれない心境を表しているのか-。一人横綱初白星は、想像以上に遠かった。【高田文太】

◆横綱の初日からの連敗 3連敗は今回の稀勢の里で史上7人目(9度目)。3連敗後4日目に出場したのは3例あり、31年1月場所の宮城山の4連敗が最長記録。30年10月の宮城山、88年秋場所の大乃国は出場して白星を挙げた。なお、92年初場所の旭富士は4日目不戦敗でそのまま引退。

横綱稀勢の里(後方)は北勝富士に突き落としで敗れ、3連敗を喫した(撮影・菊川光一)

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栃煌山「やっちゃいけない相撲」大関撃破にも反省

豪栄道(右)はすくい投げで栃煌山に敗れる(撮影・菊川光一)

<大相撲九州場所>◇3日目◇13日◇福岡国際センター

栃煌山は同学年の豪栄道をすくい投げで破り3連勝、2関脇に続き大関も撃破した。ただ、引いての白星に「立ち合いは良くなかったですね。ふわっと立って集中力がなかった。一番やっちゃいけない相撲」と反省。

今日4日目の相手は稀勢の里。昨年九州場所以来の横綱戦に「とりたい相撲をとりたい」と気を引き締めた。

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貴景勝3連勝「ご飯食べてしっかり寝て」とリセット

貴景勝は突き出しで竜電を下す(撮影・菊川光一)

<大相撲九州場所>◇3日目◇13日◇福岡国際センター

貴景勝は今場所初の平幕戦となった竜電を下して、昨年秋場所以来となる初日から3連勝とした。立ち合いで鋭く踏み込んではじき返して、一気に突き出した。

今日の正代戦に勝てば、自身初の初日から4連勝。「今は相撲のことを忘れて、ご飯食べてしっかり寝て、また明日朝からやるという感じ」と気持ちをリセットした。

竜電を突き出しで破った貴景勝(撮影・鈴木正人)

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金星の北勝富士「あれしかなかった」狙い通りの相撲

稀勢の里を破り笑顔の北勝富士(撮影・今浪浩三)

<大相撲九州場所>◇3日目◇13日◇福岡国際センター

西前頭筆頭の北勝富士(26=八角)が、横綱稀勢の里を破って、自身5個目の金星を獲得した。白鵬を破った今年初場所以来の金星。理事長でもある師匠の八角親方(元横綱北勝海)に、久しぶりに懸賞金を渡せることを喜んだ。

徹底的に右から攻め立てた。のど輪を交えながら、右のおっつけで稀勢の里の左を封印。途中、相手の左腕をたぐって回り込むなど足も使った。腰をぐっと落として勝機を見いだし、最後は左ののど輪で上体を浮かせ、右の突き落としで横綱を転がした。「あれしかなかった。右から攻めないと。右のおっつけというイメージだった」と終始、狙い通りの相撲だった。

21本の懸賞金を手にした。これまでも多くの懸賞金を手にしてきたが、横綱戦は特別だ。「久しぶりに師匠に渡せる」。16年九州場所で初めて懸賞金を手にして、八角親方に渡した際に「大丈夫。横綱に勝ったらくれ」と言われたという。以降、渡すのは横綱戦に勝った時だけで、今回は初場所以来10カ月ぶり。「弟子が言うのも変だけども親方もいろいろと大変。恩返ししたい。部屋を盛り上げたい」と師匠を気遣った。

今場所ようやく初白星を挙げた。初場所は金星を挙げながら11敗。それだけに「そういうことがないように明日から気を引き締めたい」と意気込んだ。前頭筆頭も初場所以来2度目。この勢いで今場所こそ勝ち越して、新三役を射止める。【佐々木隆史】

北勝富士(右)に突き落としで敗れる稀勢の里(撮影・鈴木正人)

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八角理事長「横綱は苦しいもの」稀勢の里を思いやる

北勝富士(手前)に攻め立てられ苦しむ横綱稀勢の里(撮影・菊川光一)

<大相撲九州場所>◇3日目◇13日◇福岡国際センター

稀勢の里(32=田子ノ浦)が、横綱としては26年ぶりに初日から3連敗を喫した。西前頭筆頭の北勝富士に突き落とされ、在位11場所目で15個目の金星配給となった。初日からの3連敗は、横綱では92年初場所の旭富士以来、史上7人目。自身は小結だった09年初場所以来、9年ぶりとなった。

八角理事長(元横綱北勝海) 稀勢の里は押し込んだが、つかまえきれず相手を動かしてしまった。ただ受けているだけで引っ張り込むとかの動きもない。上から差しにいき、おっつけられる。精神的に苦しいだろうが横綱は苦しいもの。乗り越えてほしい。

支度部屋で無言の稀勢の里(撮影・鈴木正人)

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稀勢の里4日目も出場「休場の言葉出なかった」親方

大相撲九州場所 3連敗しうなだれる横綱稀勢の里(2018年11月13日撮影)

大相撲九州場所で、初日から3連敗の横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)が、4日目の14日も出場することが決まった。この日、福岡・大野城市の部屋で師匠の田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)が明かした。稀勢の里は3日目に西前頭筆頭の北勝富士に敗れ、横綱としては92年初場所の旭富士以来、26年ぶりに初日から3連敗。2日連続での金星配給で、4日目以降は休場の可能性が浮上していた。

田子ノ浦親方は、午前6時40分すぎに報道陣に対応し「話したのですが、出るということです。休場するという言葉は出なかった」と切り出した。話し合いは前日13日夜、稀勢の里が宿舎に戻った後に行われ、時間としては短いものだったという。

今場所は白鵬、鶴竜の2横綱が休場し、初の一人横綱として、これまで以上に責任ある立場だが、同親方は「(横綱の責任は)本人としてはもちろん分かっている。自分としては、弟子を信じるしかない。まだまだできると思う。(稀勢の里は)『頑張ります』と言っている。自信を持って行けというしかない。頑張ると言っている以上は、背中を押すしかない」と続けた。初日から3連敗した横綱が、4日目の土俵に上がるのは、88年秋場所の大乃国以来、30年ぶりで、平成では初。同場所で大乃国は8勝7敗で勝ち越している。4日目は東前頭2枚目で、初日から3連勝の栃煌山と対戦する。

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錦木3連敗、晩酌で疲れ実感「すぐ酔っちゃう…」

御嶽海は寄り切りで錦木を下す(撮影・菊川光一)

<大相撲九州場所>◇3日目◇13日◇福岡国際センター

東前頭3枚目錦木(28=伊勢ノ海)が関脇御嶽海に寄り切りで敗れた。

自己最高位で臨む場所で、初日の関脇逸ノ城、2日目の大関栃ノ心に続く上位戦は3連敗。この日の相撲を「どう見ても完敗でしょ」と振り返り「思ったより疲れますね。あんまり緊張しないタイプなんですけど」。

疲れを実感するのは、晩酌の時だ。「すぐ酔っちゃう。まあ僕の場合、全部酒換算で考えますから」。それでも、次の日に向けての切り替えにもなる晩酌をやめる予定はない。深酒はせず、酔いを感じたらそこで切り上げる。

もちろん上位戦の喜びはある。「高揚感? そりゃありますよ。初めて大関に水つけてもらいましたしね」。気落ちすることなく、4日目は3連勝の大関高安に、全力でぶつかる。

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稀勢の里9年ぶり初日から3連敗でがっくり無言

支度部屋で無言の稀勢の里(撮影・鈴木正人)

<大相撲九州場所>◇3日目◇13日◇福岡国際センター

一人横綱の稀勢の里(32=田子ノ浦)が、横綱としては26年ぶりとなる初日から3連敗を喫した。得意の左四つを狙った差し手は、西前頭筆頭北勝富士のおっつけでことごとく封じられた。突き、押しの相手ペースのまま、つかまえきれず、最後は相手の左のど輪から突き落とされた。

横綱の初日からの3連敗は、92年初場所の旭富士以来で、旭富士は3連敗後に引退している。3連敗から4日目の土俵に立った横綱は、30年前の88年秋場所の大乃国(8勝7敗)までさかのぼる。稀勢の里自身、初日からの3連敗は、小結だった09年初場所以来、9年ぶりとなった。

稀勢の里は、支度部屋では報道陣の質問に無言を貫いた。その後、報道陣と距離を取って着替える前には、座ったまま、がっくり肩を落としてうなだれる場面が続き、支度部屋は静まり返っていた。

北勝富士(右)から、のど輪を受ける稀勢の里(撮影・鈴木正人)

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栃ノ心に「とちお~うざ~ん~」呼び出し間違い連発

妙義龍(左)に激しく攻める栃ノ心(撮影・鈴木正人)

<大相撲九州場所>◇3日目◇13日◇福岡国際センター

大関栃ノ心(31=春日野)が、呼び出しに、しこ名を呼び間違えられるハプニングがあった。妙義龍戦で土俵に上がる際、呼び出しが「とちお~うざ~ん~」。そのまま2度目も「とちお~うざ~ん~」。

「あれ? と思ったよ。最初、間違えてるなって。でも、2回目は大丈夫と思ったけど…完璧(に間違え)だったね」。自分の直前の取組が同じ春日野部屋の栃煌山-豪栄道戦だったため、呼び出しが勘違いしてしまったと思われるが「初めてじゃないかな。おもしろかった」。

とりもなおさず、妙義龍をはたき込みで下して、2勝目を挙げた。栃ノ心は「良かったんじゃない? 栃煌山関も勝ったし、俺も勝ったし。でも、負けてたら、呼び出しさんのせいにしてたよ」と冗談を口にしながら、笑っていた。

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北勝富士「あれしかない」稀勢の里破り5個目金星

稀勢の里を破り笑顔の北勝富士(撮影・今浪浩三)

<大相撲秋場所>◇3日目◇13日◇福岡国際センター

西前頭筆頭の北勝富士(26=八角)が、横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)を破って、初場所以来自身5個目の金星を獲得した。

立ち合いから右ののど輪、右のおっつけ、右の張り手と右からの攻めを中心に攻め立てた。腰を低く落として勝機を見いだし、稀勢の里の攻めにも慌てることはなかった。最後は左ののど輪で稀勢の里の上体を起こして、右の突き落としで転がした。

支度辺部屋では、冷静に取組を振り返った。「あれしかない。右から攻めないと。攻められてバタついた部分もあって、立ち合いで遅れたかなと思ったけど、自分の方が腰が低かったから残れた。右のおっつけというイメージだった」と狙い通りの相撲内容だった。

白鵬を破って金星を挙げた初場所は、4勝11敗だった。それだけに「そういうことのないように明日から気を引き締めて頑張ります」と気合を入れた。

北勝富士(右)に突き落としで敗れる稀勢の里(撮影・鈴木正人)

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一人横綱の稀勢の里が3連敗/3日目写真ライブ特集

<大相撲九州場所>◇3日目◇13日◇福岡国際センター

横綱稀勢の里が前頭筆頭の北勝富士に突き落とされて敗れ3連敗。

大関栃ノ心は前頭筆頭妙義龍をはたき込み2勝1敗。

大関豪栄道は前頭2枚目栃煌山に突き落とされて連敗。

大関高安は上位陣でただ1人の3連勝。

3日目の取組模様を写真で振り返ります。


稀勢の里(3敗)突き落とし北勝富士(1勝2敗)

大相撲九州場所 北勝富士に攻め立てられ苦しむ横綱稀勢の里(撮影・菊川光一)

大相撲九州場所 横綱稀勢の里は北勝富士に突き落としで敗れ3連敗を喫した(撮影・菊川光一)

横綱稀勢の里は北勝富士に突き落としで敗れ3連敗を喫した(撮影・菊川光一)

大相撲九州場所 3連敗で花道を引きあげる横綱稀勢の里(撮影・菊川光一)


妙義龍(1勝2敗)はたき込み栃ノ心(2勝1敗)

大相撲九州場所3日目 妙義龍をはたき込みで破る栃ノ心(撮影・今浪浩三)

大相撲九州場所 栃ノ心が妙義龍をはたき込みで下す(撮影・菊川光一)


豪栄道(1勝2敗)すくい投げ栃煌山(3勝)

大相撲九州場所3日目 栃煌山にすくい投げで敗れる豪栄道(右)

大相撲九州場所 豪栄道はすくい投げで栃煌山に敗れる(撮影・菊川光一)

大相撲九州場所3日目 栃煌山にすくい投げで敗れる豪栄道(手前)(撮影・今浪浩三)


魁聖(1敗2休)はたき込み高安(3勝)

(撮影・今浪浩三)

(撮影・今浪浩三)

高安ははたき込みで魁聖を下す(撮影・菊川光一)


御嶽海(2勝1敗)寄り切り錦木(3敗)

大相撲九州場所 御嶽海は寄り切りで錦木を下す(撮影・菊川光一)

大相撲九州場所3日目 錦木を寄り切りで破る御嶽海(撮影・今浪浩三)

大相撲九州場所3日目 錦木をよりきりで破る御嶽海(撮影・今浪浩三)


玉鷲(2勝1敗)押し出し逸ノ城(1勝2敗)

大相撲九州場所3日目 玉鷲に押し出される逸ノ城(左)(撮影・今浪浩三)

大相撲九州場所3日目 玉鷲に押し出される逸ノ城(左)(撮影・今浪浩三)


貴景勝(3勝)突き出し竜電(1勝2敗)

竜電を突き落としで破る貴景勝(右)(撮影・今浪浩三)

貴景勝は突き出しで竜電を下す(撮影・菊川光一)


正代(2勝1敗)押し出し嘉風(1勝2敗)

大相撲九州場所 正代は押し出しで嘉風を下す(撮影・菊川光一)=2018年11月13日、福岡国際センター


千代大龍(2勝1敗)押し出し朝乃山(2勝1敗)

大相撲九州場所3日目 朝乃山を押し出しで破る千代大龍(撮影・今浪浩三)

大相撲九州場所3日目 朝乃山を押し出しで破る千代大龍(撮影・今浪浩三)


貴ノ岩(1勝2敗)突き落とし輝(1勝2敗)

大相撲九州場所 貴ノ岩は突き落としで輝を下す(撮影・菊川光一)


勢(3敗)下手投げ宝富士(1勝2敗)

大相撲九州場所3日目 宝富士に下手投げで敗れる勢(右)(撮影・今浪浩三)

大相撲九州場所3日目 宝富士に下手投げで敗れる勢(右)(撮影・今浪浩三)


琴奨菊(2勝1敗)寄り切り大栄翔(2勝1敗)

大相撲九州場所 琴奨菊を寄りきりで下す大栄翔(撮影・菊川光一)

大相撲九州場所3日目 大栄翔に寄り切られる琴奨菊(撮影・今浪浩三)


碧山(1勝2敗)突き出し遠藤(1勝2敗)

大相撲九州場所3日目 遠藤を突き出しで破る碧山(撮影・今浪浩三)

大相撲九州場所 碧山は突き出しで遠藤を下す(撮影・菊川光一)

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稀勢の里3連敗、栃ノ心2勝、高安3連勝、遠藤2敗

横綱稀勢の里は北勝富士に突き落としで敗れ3連敗を喫した(撮影・菊川光一)

<大相撲九州場所>◇3日目◇13日◇福岡国際センター

1人横綱で臨んでいる稀勢の里(32=田子ノ浦)が悪夢の3連敗を喫した。前頭筆頭の北勝富士(26=八角)を組み止められず、左のど輪で上体を起こされたところを突き落とされた。北勝富士は5個目の金星となった。

大関高安(28=田子ノ浦)は小結魁聖(31=友綱)をはたき込んで3連勝を飾った。黒星発進の大関栃ノ心(31=春日野)は、前頭筆頭の妙義龍(32=境川)をはたき込んで2勝1敗とした。大関豪栄道(32=境川)は前頭2枚目栃煌山(31=春日野)に右からのすくい投げで敗れ、2連敗となった。

横綱、大関を倒して勢いに乗る小結貴景勝(22)は、前頭3枚目竜雷(28=高田川)を突き出して3連勝とした。

人気力士の前頭12枚目遠藤(27=追手風)は同12枚目碧山(32=春日野)に突き出されて1勝2敗となった。

大相撲九州場所 栃ノ心が妙義龍をはたき込みで下す(撮影・菊川光一)
高安ははたき込みで魁聖を下す(撮影・菊川光一)

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北勝富士、稀勢の里を撃破 5個目の金星奪取

横綱稀勢の里は北勝富士に突き落としで敗れ3連敗を喫した(撮影・菊川光一)

<大相撲九州場所>◇3日目◇13日◇福岡国際センター

前頭筆頭北勝富士(26=八角)が5個目の金星を奪った。横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)に対して、得意の突き押しで差し手を許さない。最後は突き落として横綱を土俵に転がした。

場所前に出稽古にきた稀勢の里に稽古をつけてもらった。「(横綱の)力の強さ、やってはいけないことを頭に入れていた」と研究の成果を出した。

通算5個目の金星。だが喜びは控えめだ。「金星といわれない地位にいけるように頑張る」と、貪欲に3役を見据えた。

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稀勢の里初日から3連敗、横綱では26年ぶり悪夢

横綱稀勢の里は北勝富士に突き落としで敗れ3連敗を喫した(撮影・菊川光一)

<大相撲九州場所>◇3日目◇13日◇福岡国際センター

一人横綱の稀勢の里(32=田子ノ浦)が、昨年春場所の昇進後、横綱では初の初日から3連敗を喫した。

前頭筆頭の北勝富士(26=八角)を組み止められず、左のど輪で上体を起こされたところを突き落とされた。。前日12日に前頭筆頭の妙義龍に敗れたのに続き、再び金星を許した。

稀勢の里の初日からの3連敗は小結だった09年初場所以来、9年ぶり。横綱の初日からの3連敗は92年初場所の旭富士以来。この時の旭富士は引退した。

九州入り後は出稽古などで仕上がりの良さを披露していた。2連敗後の前日12日も、取組後、田子ノ浦部屋宿舎に集まった報道陣に「頑張ります」と笑顔を見せ、必死で切り替えようとしていたが、嫌な流れは止められなかった。9場所ぶりに皆勤して10勝5敗だった9月の秋場所は、1度も連敗がなかっただけにショックは大きい。

大相撲九州場所 3連敗しうなだれる横綱稀勢の里(撮影・菊川光一)

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豊ノ島6年ぶり無傷3連勝「やっぱり九州」迷いなし

豊ノ島は寄りきりで志摩ノ海を下す(撮影・菊川光一)

<大相撲九州場所>◇3日目◇13日◇福岡国際センター

13場所ぶりの関取復帰場所となった東十両13枚目の豊ノ島(35=時津風)が、この日も勝って無傷の3連勝とした。

同14枚目の志摩ノ海(29=木瀬)と対戦。差し手争いの攻防から、たまらず引いてしまい相手を呼び込んでしまう。だが、正面土俵でうまく左に回り込み距離をとると、得意の2本が入る。最後は右を差し込みながら左上手を引いて、万全の体勢から寄り切った。

動きに迷いがない。本人も「体が動いてますね。土俵際で離れたタイミングで冷静に2本、スッと入った。(引いた後も)すぐに立て直せたし動きは悪くない。これも自分らしい相撲で、いいんじゃないかなと思ってます」と振り返った。

初日から「思い切って取れている」の言葉が続く。一方で、この日の取材対応の表情からは多少の疲れが見て取れた。2年も続いた幕下時代は1場所7番で、連戦は最多でも2日連続だった。3日連続で本場所の相撲を取るのは、最後に関取として土俵に上がった16年5月の夏場所(東前頭7枚目)以来、約2年半ぶり。「疲れは(3日目という)早い段階で出てますよ。(幕下生活が)2年なんで体に染みついちゃってる。正直、リズムを取り戻すのも、あと2、3日すれば15日間(相撲を)取る体になってくるかな」とも。

そうは言いながら「体は動いているから、いいんじゃないですかね。これで3つ勝って(幕下以下なら勝ち越しに)リーチ…いや、まだまだだ」とジョークを飛ばす余裕も。

関取としての初日からの3連勝は、6年前の九州場所(西前頭6枚目で11勝4敗)以来というデータを聞かされると「やっぱり九州か。いいイメージで、星を伸ばしたいですね」と笑顔。「あと12番もある。疲れちゃった」と、柔和な笑みで最後のコメントを残しつつ、心地よい疲労感に包まれていた。

志摩ノ海(右)を寄り切りで破る豊ノ島(撮影・鈴木正人)
志摩ノ海(右)を寄り切りで破った豊ノ島(撮影・鈴木正人)

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炎鵬3連勝「何度も見た」舞の海の名勝負をイメージ

東龍の脇に頭を入れそのまま内掛けで破る炎鵬(撮影・今浪浩三)

<大相撲九州場所>◇3日目◇13日◇福岡国際センター

人気小兵力士の西十両10枚目炎鵬(24=宮城野)が東龍を内掛けで破り、3連勝を飾った。

巨漢の相手に上から捕まり、左腕で首を抱えられた。厳しい体勢から三所攻めのような型を見せ、右で前まわしをつかみ、土俵の外に押し込んだ。

「苦しい形になりましたけど、我慢できました」。頭に浮かんだのは、何度も見た舞の海-曙戦の動画のイメージ。「足は取れませんでしたけど、動画を何度も見ているんで。初めてでしたけどね」。ひらめきを白星に結びつけた。

新十両の春場所、再十両の先場所は出だし3日は1勝2敗だったが、3度目の十両の土俵でロケットスタートを決めた。「勝っても、前はたまたまの感じがありましたけど、今は違ってきています」。着実に力をつけているのは間違いない。

東龍の脇に頭を入れそのまま内掛けで破る炎鵬(撮影・今浪浩三)
東龍を内掛けで下す炎鵬(撮影・菊川光一)

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大鵬孫の納谷、高校同級生に寄り切られ今場所初黒星

大相撲九州場所3日目 三段目、琴手計に寄り切りで敗れた納谷(右)(撮影・今浪浩三)

<大相撲九州場所>◇3日目◇13日◇福岡国際センター

元横綱大鵬の孫、西三段目11枚目納谷(18=大嶽)が、高校時代の同級生に敗れ、今場所初黒星を喫し、1勝1敗となった。

完敗だった。埼玉栄高の同級生、東三段目10枚目琴手計(19=佐渡ケ嶽)と、今年名古屋場所以来2度目の顔合わせ。立ち合い負けでもろ差しを許し、苦しい体勢となった。苦し紛れに小手投げを打つも、なすすべなく寄り切りで敗れた。「突き放してまっすぐ前に出たかったけど…。良いところが全くなかった」と肩を落とした。

前回は押し倒しで敗れ、リベンジを期す一番だっただけに悔しい表情を見せた。高校時代は琴手計の方が格上。稽古でも全く勝てなかった。「(琴手計は)体が柔らかいので力が伝わりにくい。組まれると厳しい」。星は五分となったが、三番相撲へ「しっかり足を運んで前に出る相撲を取りたい」と意気込んだ。

琴手計(左)の攻めを耐える納谷(撮影・鈴木正人)
報道陣の質問に答える納谷(撮影・鈴木正人)

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琴手計 大鵬孫の納谷との“同級生対決”を制す

納谷(右)を破った琴手計(撮影・今浪浩三)

<大相撲九州場所>◇3日目◇13日◇福岡国際センター

東三段目10枚目琴手計(ことてばかり、19=佐渡ケ嶽)が西三段目11枚目納谷との“同級生対決”を制し、2勝目を挙げた。

両差しに持ち込み、後は焦らず追い込んだ。

「焦るのが自分の悪い癖。焦ると投げを食らうので、自分の型を守って攻めようと思った」

名横綱大鵬の孫として注目を集める納谷とは、高校相撲界の強豪・埼玉栄高の同級生。名古屋場所の初顔合わせも押し倒しで勝った。これで直接対決は2戦2勝だ。

ただし、それほど特別な意識はないという。「(同級生として)ちょっとだけ意識はありますけど…。相手が誰であろうと自分の形で相撲をとることだけを考えています」。好敵手との戦いを制し、満足そうだった。

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貴景勝、連勝しても自分に厳しく「もっと馬力を」

豪栄道を突き落としで破る貴景勝(左)(撮影・今浪浩三)

<大相撲九州場所>◇2日目◇12日◇福岡国際センター

今場所から千賀ノ浦部屋所属として臨む小結貴景勝(22)が、大関豪栄道(32=境川)を突き落としで破り連勝スタートした。

立ち合いで浅いもろ差しを許したが、おっつけてから振りほどき、前に出てきたところをタイミングよく体を開いて突いた。初日の横綱に続き、大関撃破となったが「これで全部負けたら終わり。もう終わったこと」と支度部屋では早々と切り替えた。さらに「イメージ通りではない。突ききりたいというのはある。もっと馬力をつけないといけない」と厳しかった。

豪栄道(左)を突き落としで破る貴景勝(撮影・鈴木正人)

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けがから1年、妙義龍が金星「一番一番やるだけ」

稀勢の里(手前)に寄り倒しで勝利する妙義龍(撮影・栗木一考)

<大相撲九州場所>◇2日目◇12日◇福岡国際センター

妙義龍が13年夏場所で日馬富士から挙げて以来、3個目の金星を挙げた。33場所ぶりの金星獲得は、昭和以降10位タイのブランク。右おっつけから巻き替え、もろ差しでじわりじわりと前に出た。「右をパッと差せたのが大きかった」と話した。

けがから1年足らずで復帰した。昨年の九州場所14日目に左膝半月板損傷で休場。今年初場所で陥落した十両で優勝を果たすなど、直近は3場所連続で勝ち越して三役目前まで番付を戻した。完治した今でも、左膝に毎日サポーターを巻いている。「けがから戻ってきて結びを取れることが、すごくうれしい」と笑った。

場所4日前に出稽古に来た稀勢の里と三番稽古で15番取った。2勝13敗と完敗だったが、この日は「無意識にいったのが良かった」と言う。15年九州場所以来の三役復帰へ「一番一番やるだけ」と気合を入れた。

ブランク金星
横綱稀勢の里を破り笑顔の妙義龍(撮影・今浪浩三)

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錦戸審判長「歯車が狂ったのか」連敗稀勢の里を分析

稀勢の里(手前)に寄り倒しで勝利する妙義龍(撮影・栗木一考)

<大相撲九州場所>◇2日目◇12日◇福岡国際センター

一人横綱の稀勢の里(32=田子ノ浦)が、大関時代の15年春場所以来、3年8カ月ぶりに初日から2連敗を喫した。東前頭筆頭の妙義龍(32=境川)に差し手を封じられ、最後は寄り倒された。前日の小結貴景勝戦に続く黒星で、昨年春場所で昇進後、横綱としては初の初日から連敗で、2日目に敗れるのも初。白鵬、鶴竜の2横綱不在場所で、優勝争いから取り残されそうな気配が漂い始めた。

幕内後半戦の錦戸審判長(元関脇水戸泉)は「稀勢の里はもう少し我慢すればよかった。腰が高く胸も反っていた。歯車が狂ったのか普段はあんな相撲を取らない。何とか盛り返してほしい」と今後の巻き返しに期待した。

錦戸親方(2018年3月28日撮影)

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八角理事長「辛抱負け」連敗稀勢の里について

妙義龍(右)に寄り倒しで敗れる稀勢の里(撮影・今浪浩三)

<大相撲九州場所>◇2日目◇12日◇福岡国際センター

一人横綱の稀勢の里(32=田子ノ浦)が、大関時代の15年春場所以来、3年8カ月ぶりに初日から2連敗を喫した。東前頭筆頭の妙義龍(32=境川)に差し手を封じられ、最後は寄り倒された。前日の小結貴景勝戦に続く黒星で、昨年春場所で昇進後、横綱としては初の初日から連敗で、2日目に敗れるのも初。白鵬、鶴竜の2横綱不在場所で、優勝争いから取り残されそうな気配が漂い始めた。

八角理事長(元横綱北勝海)は「稀勢の里は辛抱しなければならないところで投げを打って自分(の体)を軽くしてしまった。辛抱負け。明日でしょう」と語った。

日本相撲協会八角理事長(18年2月撮影)

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稀勢の里、2連敗で絶叫「あーっ」悔しさ隠さず

妙義龍(上)に寄り倒しで敗れる稀勢の里(撮影・栗木一考)

<大相撲九州場所>◇2日目◇12日◇福岡国際センター

一人横綱の稀勢の里(32=田子ノ浦)が、大関時代の15年春場所以来、3年8カ月ぶりに初日から2連敗を喫した。東前頭筆頭の妙義龍(32=境川)に差し手を封じられ、最後は寄り倒された。前日の小結貴景勝戦に続く黒星で、昨年春場所で昇進後、横綱としては初の初日から連敗で、2日目に敗れるのも初。白鵬、鶴竜の2横綱不在場所で、優勝争いから取り残されそうな気配が漂い始めた。

左を固めて前に出たが、差し手争いに敗れて「勝負あり」だった。稀勢の里が得意の左四つに組み止めようとしたが、同い年で相撲巧者の妙義龍に、巻き替えられてもろ差しを許した。あとは頭を付けて上体を起こされる、教科書通りの攻めに屈し、寄り倒しで土俵下まで転げ落ちた。34秒2にも及んだ熱戦は、貴景勝に敗れた前日に続く幕内全20番中の最長。誰よりも長くもがき続け、朝稽古では集中力を高めるため、初日に続き非公開と、白星を模索するが結果が伴わない。

取組後の風呂場では「あーっ」と絶叫し、悔しさを隠さなかった。9場所ぶりに皆勤した先場所は10勝5敗だったが、1度も連敗がなかった。それが今場所は早々と、しかも横綱としては初の初日から2連敗。大関時代を含めても3年8カ月ぶりだが、その時も2日目は妙義龍に敗れていた。

九州入り後は出稽古などで、対戦が予想される幕内上位を中心に、関取衆と計76番取って64勝12敗と、仕上がりの良さを披露していた。妙義龍とも7日に出稽古し、13勝2敗と寄せ付けなかった。それだけに師匠の田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)は、この日の取組前に「全然悪くない。表情もいつも通り」と、復調を予感していた。一人横綱の重圧も「綱取りも大関とりも経験している」と、乗り越えられると信じて話した。

支度部屋では報道陣の質問に終始無言を貫いたが、取組後から約2時間半後、田子ノ浦部屋宿舎に集まった報道陣には「頑張ります」と笑顔を見せた。今日3日目は過去1勝1敗の難敵、西前頭筆頭の北勝富士を迎える。今場所前の出稽古は、これまた9勝2敗と圧倒したが、もはや参考にはならない。小結の09年初場所以来、10年近く遠ざかる初日から3連敗となれば優勝争いから大きく後退。一人横綱の責任を果たせず、休場する可能性も浮上する。一転して迎えた正念場を乗り越えられるか。【高田文太】

稀勢の里の横綱昇進後の2日目成績
支度部屋で悔しそうな表情を見せる稀勢の里(撮影・鈴木正人)

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稀勢の里3年8カ月ぶり初日から連敗…報道陣に無言

支度部屋を引き揚げる稀勢の里(撮影・鈴木正人)

<大相撲九州場所>◇2日目◇12日◇福岡国際センター

一人横綱の稀勢の里(32=田子ノ浦)が、昨年春場所の昇進後、横綱では初の初日から2連敗を喫した。

東前頭筆頭の妙義龍に差し手争いでもろ差しを許すと、上体を起こされ、最後は寄り倒しで土俵下まで転げ落ちた。大関時代の15年春場所以来、3年8カ月ぶりの初日から2連敗で金星配給。9場所ぶりに皆勤して10勝5敗だった9月の秋場所は、1度も連敗がなかった。支度部屋では報道陣の質問に無言を貫いた。3日目は西前頭筆頭の北勝富士を迎える。

妙義龍の寄り倒しで敗れる稀勢の里(撮影・今浪浩三)

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妙義龍、十両陥落乗り越え33場所ぶり3度目の金星

大相撲九州場所2日目 妙義龍の寄り倒しで敗れる稀勢の里(撮影・今浪浩三)

<大相撲九州場所>◇2日目◇12日◇福岡国際センター

東前頭筆頭妙義龍(32=境川)が、横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)を寄り倒しで破り、自身33場所ぶり3度目の金星を挙げた。

左四つから右でおっつけ、素早く巻き替えてもろ差しになった。「パッと右を差し替えられたのが良かった」と妙義龍。じわりじわりと寄り、最後は横綱を寄り倒した。

左膝半月板損傷で、昨年の九州場所14日目から休場し、次場所は十両に陥落した。「去年休場した場所で、まだ1年もたっていないけど、戻ってきて結びを取ることができてうれしい」。緊張気味に迎えた結びの一番を、感慨深げに振り返った。

場所2日前、田子ノ浦部屋が出稽古に訪れた。稀勢の里と申し合いを取り15番で2勝13敗と完敗。中学を卒業してたたき上げで横綱まで上り詰めた稀勢の里と、大学から角界に飛び込んだ妙義龍。キャリアが大きく異なる、同学年の横綱からの指名は「うれしかったから、自分のいいところを出したかった」。

妙義龍は今場所、東前頭筆頭で勝ち越せば三役昇進の可能性もある。上位との対決が続くが、意識は「あんまり変わらない。いつもと時間配分が違うだけ」と、マイペースに話した。

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貴景勝、横綱大関撃破の連勝も「もう終わったこと」

大相撲九州場所2日目 豪栄道を突き落としで破る貴景勝(左)(撮影・今浪浩三)

<大相撲九州場所>◇2日目◇12日◇福岡国際センター

今場所から千賀ノ浦部屋所属として臨む小結貴景勝(22)が、大関豪栄道(32=境川)を破って連勝発進した。

立ち合いは、豪栄道にもろ差しを許した。それでもすぐに脇を締めてからおっつけて深くは差させず、振りほどいて距離を取って自分の間合いを作った。再び豪栄道が間合いを詰めてきたところで、タイミングよく体を開き、突き落としではわせた。「少し差されたので固めるしかなかった。(突き落としは)勝手に出たもの。いい方向にいった」と振り返った。

初日の横綱稀勢の里に続き、大関を撃破。三役で臨むのは3場所目だが、初日からの2連勝は初めてだ。それでも「イメージ通りではない」と厳しい自己採点。「突ききりたいというのはある。でも突き出せる程、甘くないのは分かっている」と話した。幸先良いスタートを切ったが「これで全部負けた終わり。(今日は)もう終わったことなので」と最後まで厳しかった。

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阿武咲2連勝「過去は忘れて新しい自分で頑張る」

大相撲九州場所2日目 碧山を押し出しで破る阿武咲(撮影・今浪浩三)

<大相撲九州場所>◇2日目◇12日◇福岡国際センター

東前頭13枚目阿武咲(22=阿武松)が碧山を押し出し、2連勝を飾った。

「よかったですね。1発1発が重い相手なので、そこを気をつけた」というが、立ち合いから一気に巨漢の相手の上体を起こし、突き押しをもらう間もなく勝負を決めた。

新入幕の17年夏から3場所連続2桁勝利を挙げ、4場所目で新三役を射止めた。とんとん拍子で出世した男だが、小結だった初場所中に右膝後十字靱帯(じんたい)を損傷し、途中休場。春場所は全休し、番付は十両に落ちた。ところが、再入幕2場所目にして早くも復活ムードが漂う。

「感覚はその時(番付を上げていった時)に近いと思いますが、過去は忘れて新しい自分で頑張りたい。(昔は)何でこんなに勝てるのかと思うぐらい勝ってたんですよね…。難しいですよね、相撲って」。22歳で酸いも甘いも経験した早熟派が、2度目の旬を迎えようとしている。

九州場所 碧山(左)に押し出しで勝利する阿武咲(撮影・栗木一考)

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栃ノ心バタバタ初白星に表情さえず「何でだろう?」

錦木(手前)に寄り切りで勝利する栃ノ心(撮影・栗木一考)

<大相撲九州場所>◇2日目◇12日◇福岡国際センター

大関栃ノ心(31=春日野)が、角界入り同期の東前頭3枚目錦木を寄り切り、初白星を手にした。

とはいえ、立ち合いでやや押し込まれるバタバタの内容。何とかつかんだ左まわしを生かした際どい勝利に「ダメ。いい当たりしてないから、気持ちよくないね」と表情はさえない。

左手をぐっとかち上げるような動きを見せながら「こう行っちゃうんだよな。何でだろう? 自分でもわからないんだよ。押されるのが嫌なのかな?」と首をかしげた。右から当たる本来の立ち合いと逆の動きが出るという。「とりあえず勝ったからね。でも、もっとバチッと当たりたいよな」と不満ばかりが口を突いた。

錦木(左)を寄り切りで破った栃ノ心(撮影・鈴木正人)

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八角理事長「辛抱負け」連敗稀勢の里の敗因語る

支度部屋で悔しそうな表情を見せる稀勢の里(撮影・鈴木正人)

<大相撲九州場所>◇2日目◇12日◇福岡国際センター

場所前は好調が伝えられた、1人横綱の稀勢の里(32=田子ノ浦)が、よもやの連敗スタート。約2年ぶりの対戦となった東前頭筆頭の妙義龍(32=境川)に寄り倒され、早くも金星を配給してしまった。

役員室でテレビ観戦した協会トップの八角理事長(元横綱北勝海)は、戦前から「妙義龍は、しつこくしつこく2本差すのを狙うだろう。稀勢の里からすれば左さえ差されなければというのが(勝算が)あるだろう。押し込んだ方が差しやすい。しつこくできるか」と見通していた。実際に、その通りの我慢比べの展開となり、妙義龍がもろ差しに。根負けしたかのように、稀勢の里が強引な小手投げを打ったことで相手を呼び込む形となり、背中から寄り倒された。

勝負が決まると、八角理事長は「あそこは辛抱がな。投げを打って自分(の体)を軽くしてしまった。辛抱負け」と稀勢の里の敗因を語った。逆に妙義龍には「右さえ差せれば(勝算あり)というのがあっただろうが(2本差しても)持って行く力はなかった」とし、そこで稀勢の里の強引な投げが出たことで「稀勢の里が動いてくれたことで(体が)軽くなり持って行けた」と勝敗を分けたポイントを指摘した。

また土俵下で審判長を務めた、審判部の錦戸副部長(元関脇水戸泉)は「稀勢の里は立ち合いから腰が高かった。もっと思い切ってガツンと当たればよかった。胸も反ってアップアップだったね」と体勢の悪さを指摘。相撲全体も「体と気持ちの歯車が狂ったのかな? 普段あんな相撲は取らないのに。投げも前に出ながらならいいけど、攻められての投げは強引」と分析。場所前は報道を通じ、好調だったと認識していただけに「せっかく優勝のチャンスだったのに。何とか盛り返してほしい」と今後の奮起に期待していた。

九州場所 妙義龍に寄り倒しで敗れる稀勢の里(撮影・栗木一考)

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一人横綱稀勢の里あぁ2連敗/2日目写真ライブ特集

<大相撲九州場所>◇2日目◇12日◇福岡国際センター

横綱稀勢の里が前頭筆頭の妙義龍に寄り倒され2連敗。大関高安は上位陣でただ1人の2連勝。大関豪栄道は小結貴景勝に突き落とされて土。大関栃ノ心は前頭3枚目錦木を寄り切って1勝1敗。


稀勢の里(2敗)寄り倒し妙義龍(1勝1敗)

大相撲九州場所2日目 妙義龍の寄り倒しで敗れる稀勢の里(撮影・今浪浩三)

九州場所 妙義龍に寄り倒しで敗れる稀勢の里(手前)(撮影・栗木一考)

九州場所 妙義龍に寄り倒しで敗れる稀勢の里(撮影・栗木一考)


北勝富士(2敗)はたき込み高安(2勝)

九州場所 北勝富士(手前)をはたき込みで下す高安(撮影・栗木一考)

九州場所 北勝富士(手前)をはたき込みで下す高安(撮影・栗木一考)


錦木(2敗)寄り切り栃ノ心(1勝1敗)

九州場所 錦木(手前)に寄り切りで勝利する栃ノ心(撮影・栗木一考)

大相撲九州場所2日目 錦木をよりきりで破る栃ノ心(撮影・今浪浩三)


豪栄道(1勝1敗)突き落とし貴景勝(2勝)

九州場所 豪栄道(左)に突き落としで勝利する貴景勝(撮影・栗木一考)

大相撲九州場所2日目 豪栄道を突き落としで破る貴景勝(左)(撮影・今浪浩三)

大相撲九州場所2日目 豪栄道を突き落としで破る貴景勝(左)(撮影・今浪浩三)

九州場所 豪栄道(左)に突き落としで勝利する貴景勝(撮影・栗木一考)


栃煌山(2勝)引き落とし逸ノ城(1勝1敗)

九州場所 逸ノ城(右)に引き落としで勝利する栃煌山(撮影・栗木一考)


御嶽海(1勝1敗)押し出し玉鷲(1勝1敗)

九州場所 玉鷲(右)に押し出しで勝利する御嶽海(撮影・栗木一考)

九州場所 玉鷲(右)に押し出しで勝利する御嶽海(撮影・栗木一考)

九州場所 玉鷲(右)に押し出しで勝利する御嶽海(撮影・栗木一考)


嘉風(1勝1敗)押し出し竜電(1勝1敗)

九州場所2日目 嘉風を押し出しで破る竜電(撮影・今浪浩三)


正代(1勝1敗)押し出し千代大龍(1勝1敗)

正代(左)に押し出しで勝利する千代大龍(撮影・栗木一考)


輝(1勝1敗)上手投げ朝乃山(1勝1敗)

九州場所 輝を上手投げで破る朝乃山(左)(撮影・今浪浩三)


貴ノ岩(2敗)寄り切り阿炎(1勝1敗)

(撮影・今浪浩三)

(撮影・今浪浩三)

九州場所 貴ノ岩(左)に押し出しで勝利する阿炎(撮影・栗木一考)


勢(2敗)寄り切り琴奨菊(2勝)

大相撲九州場所 勢を寄り切りで破る琴奨菊(撮影・今浪浩三)


豊山(2敗)突き落とし大栄翔(1勝1敗)

九州場所 豊山(右)に突き落としで勝利した大栄翔(撮影・栗木一考)

九州場所 豊山(右)に突き落としで勝利した大栄翔(撮影・栗木一考)


遠藤(1勝1敗)押し出し隠岐の海(1勝1敗)

隠岐の海(右)に押し出しで勝利する遠藤(撮影・栗木一考)

隠岐の海(右)に押し出しで勝利する遠藤(撮影・栗木一考)

隠岐の海を押し出しで破る遠藤(撮影・今浪浩三)

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妙義龍「素直にうれしい」横綱稀勢の里から金星

九州場所 妙義龍に寄り倒しで敗れる稀勢の里(手前)(撮影・栗木一考)

<大相撲九州場所>◇2日目◇12日◇福岡国際センター

東前頭筆頭の妙義龍(32=境川)が金星をあげた。横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)に正面からぶつかると、得意のもろ差しの態勢に持ち込み、寄り倒して1勝1敗とした。

「素直にうれしいです。(もろ差しになったが)ああいう相撲も自分の相撲なので落ち着いていった」と喜んだ。場所前には稀勢の里が出稽古に来てくれた。「場所前に来ていただいたし、思い切りいこうと思った」と横綱に最高の恩返しとなった。

今場所の成績次第では3年ぶり3役も見えてくる。「1日1日やりきることです」と前を見据えた。

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稀勢の里2連敗、高安2連勝、豪栄道に土 九州場所

九州場所 妙義龍に寄り倒しで敗れる稀勢の里(撮影・栗木一考)

<大相撲九州場所>◇2日目◇12日◇福岡国際センター

横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)が2連敗を喫した。前頭筆頭の妙義龍(32=境川)に得意の左差しを封じられ、寄り倒された。

大関高安(28=田子ノ浦)は上位陣でただ1人の2連勝を飾った。前頭筆頭の北勝富士(26=八角)をはたき込んだ。大関豪栄道(32=境川)は小結貴景勝(22)に突き落とされて土がついた。貴景勝は初日の稀勢の里撃破に続き連日の殊勲となった。大関栃ノ心(31=春日野)は前頭3枚目錦木(28=伊勢ノ海)を寄り切って1勝1敗とした。

人気力士の前頭12枚目遠藤(27=追手風)は同11枚目隠岐の海(33=八角)を押し出して1勝1敗となった。

九州場所 妙義龍に寄り倒しで敗れる稀勢の里(撮影・栗木一考)

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一人横綱の稀勢の里が連敗、妙義龍に金星許す

九州場所 妙義龍に寄り倒しで敗れる稀勢の里(手前)(撮影・栗木一考)

<大相撲九州場所>◇2日目◇12日◇福岡国際センター

初の一人横綱として臨んだ稀勢の里(32=田子ノ浦)が初日から連敗を喫した。過去16勝4敗と得意にしていた前頭筆頭の妙義龍(32=境川)に寄り倒され、金星を許してしまった。

11日の初日は小結貴景勝に敗れて黒星発進。支度部屋では、2度「そうですね」と答えた以外は無言で悔しさを募らせていた。今場所は白鵬と鶴竜が休場し、優勝争いや、9場所ぶりに皆勤して10勝5敗だった9月の秋場所以上の成績が求められている。場所前も順調に稽古を積んできただけに、ここで波に乗り、横綱の責任を果たしたいところだったが、悪い流れを止められなかった。

明日13日の3日目は前頭筆頭の北勝富士(26=八角)と対戦する。

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貴景勝、稀勢に続き豪栄道撃破「胸借りるつもりで」

大相撲九州場所2日目 豪栄道を突き落としで破る貴景勝(左)(撮影・今浪浩三)

<大相撲九州場所>◇2日目◇12日◇福岡国際センター

今場所から千賀ノ浦部屋所属となった小結貴景勝(22)が、連日、殊勲の白星で2連勝とした。初日に横綱稀勢の里を破り勢いに乗る貴景勝は、この日も大関豪栄道を左から突き落とした。

埼玉栄高の先輩との一番に「胸を借りるつもりでいきました。(所属先の部屋が変わったが)環境は関係ないので自分のすべきことをしようと思った。(場所が)終わっても後悔しないような相撲を一日一日頑張っていきたい」と息を荒げながら話した。

10月に師匠だった元貴乃花親方(元横綱)が日本相撲協会を退職。それに伴い所属部屋も師匠も変わったが、最高の滑り出しをみせた。

九州場所 豪栄道(左)に突き落としで勝利する貴景勝(撮影・栗木一考)
九州場所 豪栄道(左)に突き落としで勝利する貴景勝(撮影・栗木一考)

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豊ノ島「女の子声聞こえた」観戦長女?の力得て連勝

水戸龍(左)に寄り切りで勝利する豊ノ島(撮影・栗木一考)

<大相撲九州場所>◇2日目◇12日◇福岡国際センター

13場所ぶりの関取復帰場所で白星スタートを切った東十両13枚目の豊ノ島(35=時津風)が、この日も寄り切りで白星を挙げ連勝と好発進した。

同12枚目のモンゴル出身で、腕力には定評がある水戸龍(24=錦戸)と対戦。立ち合いから踏み込みも十分に当たると、左をさっと差した。さらに右も巻き替えようとしたが、これは失敗。すぐに肩すかしで体勢を崩し、再び距離を置いてからの突き押しから、一瞬のスキを見逃さずにサッと得意の2本を差した。豊ノ島の代名詞ともいえる、得意のもろ差し。逆に両腕もきめられる形になったが、192キロと腰の重い水戸龍を、腰をうまく使いながら上体を徐々に浮かせ、反撃の体勢を作らせないまま盤石の寄りで攻めきった。

体重の重い相手に、どう崩すか-。幕下の2年間で対戦相手にほとんどいなかっただけに、そんな相撲はなかなか取れなかった。ただ長年、関取として相撲を取っていただけに、それは体が覚えていた。「まわしを取って腰をグッと下に入れたら、体重差ある程度はカバーできるというか、重さも感じなくなるもんです。そのへんは長年やってると、コツというのは何となくあるんですよね」。

スキを逃さず2本を差し込んだシーンも「狙ってズラして入れる。自分らしい相撲だった」と言う。プライドはもう一つ。その代名詞とも言えるもろ差しで負けられない。「2本入ったんでね。いくらケガで(幕下まで)下がったとはいえ、2本入ったら、そう簡単に負けられないから」。この日も家族が館内で応援。「女の子の声で『トヨノシマ』の声が聞こえてね。勝手に娘の声だと思い込んでいた」と、目には入らなかった長女希歩ちゃんの存在も力に変えての白星だった。

水戸龍を寄り切りで破る豊ノ島(撮影・今浪浩三)

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豊昇龍、5場所連続勝ち越しでおじ朝青龍に並ぶぞ

蘇(左)にはたき込みで勝利する豊昇龍(撮影・栗木一考)

<大相撲九州場所>◇2日目◇12日◇福岡国際センター

元横綱朝青龍のおいで、東幕下49枚目豊昇龍(19=立浪)が、自身初の九州場所で白星発進した。

立ち合いで西幕下49枚目蘇(25=阿武松)が「(懐に)潜ってくると分かっていた」と豊昇龍。右へいなし、はたき込みで下した。

同部屋の先輩力士を手本にしている。場所前の稽古で、今場所から幕内に復帰した西前頭15枚目明生(23=立浪)から「立ち合いと気持ちの部分」を教わった。「明生関は気持ちが強いので、どうしたら自分も強くなれるか聞いた。立ち合いでは相手をよく見ることを教わった」。この一番も立ち合いからの冷静な対応が光った。

春場所でデビューしてからいまだ負け越しはなく、自己最高位を更新し続けている。朝青龍は19年前の春場所でデビューし、5場所連続で勝ち越した。豊昇龍も今場所勝ち越せばおじに並ぶ。「場所前の稽古は良かったので一生懸命やるだけです」と意気込んだ。

報道陣の質問に答える豊昇龍(撮影・鈴木正人)

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栃ノ心、黒星発進に首かしげ「当たれなかったね」

玉鷲に押し出しで敗れる栃ノ心(後方)(撮影・鈴木正人)

<大相撲九州場所>◇初日◇11日◇福岡国際センター

3大関は明暗分かれる初日となった。

豪栄道は北勝富士を押し出しで下した。激しい突き押しの攻防に「はたかないようにだけを気をつけた」。高安は妙義龍を寄り切っての白星。落ち着いた取り口を「ま、前に出られましたから。(立ち合いは)微妙じゃないかな。明日から(白星を)しっかりつなげていきたい」と振り返った。一方、栃ノ心は昨年九州場所以来の黒星発進。玉鷲にいいところなく押し出された。「当たれなかったね」と3度繰り返し、首をかしげていた。

北勝富士(手前)を押し出しで破る豪栄道(撮影・今浪浩三)
妙義龍(右)を寄り切りで破る高安(撮影・今浪浩三)

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関取復帰の豊ノ島「涙出そう」夫人と長女の前で白星

常幸龍(左)を押し倒しで破った豊ノ島(撮影・今浪浩三)

<大相撲九州場所>◇初日◇11日◇福岡国際センター

左アキレス腱(けん)断裂の大けがで幕下に落ち、13場所ぶりに関取へ復帰した十両豊ノ島が、休まず前に出る相撲で常幸龍を押し倒し白星発進した。

関取として臨む本場所は平幕だった16年夏場所千秋楽以来。それ以来となる903日ぶりの勝ち名乗りに「土俵入りの時、こみ上げるものがあって涙が出そうだった」と喜んだ。沙帆夫人、長女希歩ちゃんが観戦する前での復活星。「若々しい相撲を取れた。明日からまた冷静に」と引き締めた。

土俵入りする豊ノ島(中央)(撮影・鈴木正人)

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