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格闘技

K1木村ミノル「走り抜ける」5大会フル出場を約束

自慢の拳を見せる木村”フィリップ”ミノル(撮影・吉池彰)

K-1ウエルター級の木村”フィリップ”ミノル(25)が25日、次回の横浜大会(11月24日、横浜アリーナ)出場を宣言した。

木村は前夜、エディオンアリーナ大阪で行われた「K-1 WGP 2019」(日刊スポーツ新聞社後援)で、大泉翔(28)に1回2分17秒、KO勝ちした。一夜明けたこの日、大阪市内で公開会見に臨み、「ここまで来たら走り抜ける」と今年のK-1の5大会フル出場をファンに約束した。

試合では、元ボクサーの大泉と拳だけで向き合った。そして、蹴りを出さないストレスがたまらないうちにKO。「目標通りパンチでKOできてよかった」と胸を張った。しかし、今後のキック封印は相手次第。「オールラウンダーとして勝っていきたい。次は横浜に出て、いいKOをかましたい」と舌も滑らかだった。

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K1愛鷹亮「ベルト取ります」世界一へ自信深める

K-1クルーザー級王座奪取を誓う愛鷹(撮影・吉池彰)

K-1クルーザー級の愛鷹(あいたか)亮(29)が25日、世界一への気持ちを新たにした。

前夜、エディオンアリーナ大阪で行われた「K-1 WGP 2019」(日刊スポーツ新聞社後援)で、王者シナ・カリミアン(31=イラン)に3回57秒、KO勝ちする大番狂わせ。身長2メートルのカリミアンを右フック1発で失神させた。

激闘から一夜明けたこの日、大阪市内で会見した愛鷹は、しっかりと自信をつかんだ様子。敗戦後にカリミアンが取った態度に触れ、「試合前日会見で”澄んだ瞳”と言ったが、見当違いだった。控室で暴れるのはK-1チャンピオンじゃない。だから、僕がベルトを取ります」と宣言し、会見場を埋めたファンから盛んな拍手を浴びていた。

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皇治「内容には満足していない」ファンに感謝も反省

激闘から一夜明け、リラックスした様子の皇治(撮影・吉池彰)

K-1スーパー・フェザー級の皇治(30)が25日、大阪市内で公開会見し、ファンに感謝した。

前夜、エディオンアリーナ大阪で行われた「K-1 WGP 2019」(日刊スポーツ新聞社後援)で、大岩龍矢(27)に延長で判定勝ちした。そのピリピリムードから一転、リラックスした服装で会見に現れた皇治は「応援と歓声はうれしかっったが、試合内容には満足していない」と、感謝の反省の言葉を口にした。

今回の試合では「人生そんな簡単なもんじゃないと痛感した」という。そして、目標とする他団体との対戦に向けて「昨日の内容じゃ、けんか売っても格好がつかない。強くならないといけない」と気持ちを新たにした。

「ファンがあっての俺。昨日も力をもらった。素直に強くなります」と、今後も挑戦し続ける姿勢をファンに誓っていた。

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村越優汰がスーパー・フェザー級へ転向、武尊へ憧れ

K-1フェザー級のチャンピオンベルトを中村プロデューサー(左)に返還する村越(撮影・吉池彰)

K-1フェザー級の村越優汰(24)が25日、王座を返上した。中村拓己K-1プロデューサーとともに会見し、スーパー・フェザー級への転向を発表した。

「K-1に来る時から、武尊選手とやりたいと言ってきた」という村越。体を作っていくうちに、次第に減量も厳しくなってきていた。そうした状況と現スーパー・フェザー級王者の武尊への思いが重なり、今回の発表となったもので、村越は「60キロの頂点を目指す。不安はない。自信しかない」と気合を入れた。

今後は武尊とのタイトル戦を見据えて、同級の強豪との試合に臨む。空位となった王座について、中村プロデューサーは「あまり長く空位にはしておきたくない。フェザー級は選手も多いので、良い時期に王座決定トーナメントをやりたい」と話した。

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K1城戸康裕「70キロのベルトを」王座獲得を熱望

会見前にお得意のポーズを見せる城戸(撮影・吉池彰)

K-1スーパー・ウエルター級の城戸康裕(36)が25日、現在空位の同級王座決定トーナメントに意欲を示した。

前夜、エディオンアリーナ大阪で行われた「K-1 WGP 2019」(日刊スポーツ新聞社後援)で、アントニオ・ゴメス(30=スペイン)に2回1分48秒、KO勝ちした城戸がこの日、大阪市内で会見し、第3代同級王座獲得を熱望した。

「70キロのベルトを取りにいかない手はない。11月に試合したい」と城戸はやる気満々。そして、トーナメントについては「メンバーがいるのかな?」と言いながらも、「トーナメントも楽しいのでやりたい」と過酷な戦いも恐れない姿勢を見せた。

2017年6月の第2代同級王座決定トーナメントでは決勝に進出。優勝したチンギス・アラゾフ(26=ベラルーシ)から1度ダウンを奪うも、判定負けした。その後はウエルター級に転向、王座を目指したが、今年3月のタイトル戦で王者・久保優太(31)に延長判定で敗れた。年末には37歳となるだけに、いよいよ後がない城戸。11月のトーナメント開催を心待ちにしている。

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K1皇治が延長判定勝ち「強かった」大岩と乱打戦

エキストララウンドで大岩龍矢(左)にアッパーを見舞う皇治(撮影・上田博志)

<格闘技:K-1 WGP 2019>◇24日◇エディオンアリーナ大阪◇日刊スポーツ新聞社後援

K-1スーパーフェザー級の特別スーパーファイトは、皇治(30)が大岩龍矢(27)に延長2-1で判定勝ちした。

昨年末の大阪大会では、同級王者武尊(28)とのタイトル戦で壮絶に打ち合い、0-3で敗れたものの、地元ファンを大いに沸かせた。今回も期待に応える乱打戦で存在感を示した。

皇治が会場を埋めたファンにギリギリの勝利を届けた。3回を終えての判定は29-28、29-29、29-29で皇治に1票が入るも引き分け。皇治コールの中、延長に入った。そして、皇治の圧力に対し、大岩が前へ出て連打を見せると、皇治は膝蹴りやハイキックで応戦した。両者クリーンヒットがないままゴング。最終判定は3者10-9のうち、2票を得た皇治に軍配が上がった。

辛勝のリング上で皇治は「(試合前)あおりで一丁前のこと言いましたが、強かったです、大岩選手ありがとうございました」と対戦相手に敬意を表した。前日会見では相手を武尊の愛犬呼ばわりし、圧勝KOを宣言していたが、現実は違った。

現役時代の魔裟斗氏と同じ走り込み合宿も行ってこの日を迎えた。狙い通りにはいかなかったが、皇治はすぐに気持ちを切り替え、今後を見据えた。「武尊にまた挑戦するか、他団体に挑戦したいです。俺の残り少ない格闘技人生にチャンスをください」とアピール。さらなる奮闘を誓っていた。

大岩龍矢との激闘を制しK-1ガールズと記念撮影する皇治(撮影・上田博志)
激闘を制し左手を上げられる皇治(左)と悔しさで崩れ落ちる大岩龍矢(撮影・上田博志)

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K1林健太が逆転KO勝ち「ほんま勝てて良かった」

デニス・デミルカプに勝利した林健太(撮影・上田博志)

<格闘技:K-1 WGP 2019>◇24日◇エディオンアリーナ大阪◇日刊スポーツ新聞社後援

K-1ライト級王者の林健太(25)は、デニス・デミルカプ(19=トルコ)に2回逆転KO勝ちした。

1回は6歳年下のデミルカプから膝蹴りを食らい、最初のダウンを奪われた。しかし、2回に入ると王者の闘争心にスイッチが入った。卜部功也から王座を奪った持ち前の連打でダウンを奪い返すと、コーナーに詰めてパンチの雨を降らせた。デミルカプはたまらず2度目のダウン。そして、3分3秒、林の逆転KO勝ちが決まった。

前日はまさかの再計量。実家の体重計が壊れていたのが原因だったが、肝を冷やした。この日も冷や汗をかいたが、持ち前のファイトスタイルで逆転勝ち。リング上で林は「ほんま勝てて良かった。もっと強くなります」と本音を漏らしていた。

デニス・デミルカプに勝利した林健太(撮影・上田博志)
デニス・デミルカプ(左)にKO勝利した林健太(撮影・上田博志)

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野杁正明KO勝利「次につなげられた」王座奪取意欲

サミ・ラミリ(左)に蹴りを見舞う野杁正明(撮影・上田博志)

<格闘技:K-1 WGP 2019>◇24日◇エディオンアリーナ大阪◇日刊スポーツ新聞社後援◇観衆7800人

ウエルター級の野杁正明(26)は、サミ・ラミリ(23)を寄せ付けず、連打で2回2分35秒、鮮やかなKO勝利を飾った。

「1ラウンドで2回ダウンを取って攻めきれなかったのは反省点」と言いながらも、「しっかりKOできて次につなげられた」という野杁。3月はジョーダン・ピケオー(28=オランダ)に判定負けしたが、今回の勝利をステップにピケオーへの雪辱と、久保優太(31)の同級王座奪取を目指す。

サミ・ラミリにKO勝利した野杁正明(撮影・上田博志)

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元機動隊員の愛鷹亮ジャイキリ号泣、王者にKO勝ち

シナ・カリミアン(右)にKO勝利しジャンプして喜ぶ愛鷹亮(撮影・上田博志)

<格闘技:K-1 WGP 2019>◇24日◇エディオンアリーナ大阪◇日刊スポーツ新聞社後援

K-1クルーザー級で日本の愛鷹(あいたか)亮(29)が、王者シナ・カリミアン(31=イラン)にKO勝ちする大番狂わせを演じた。

3回57秒、コーナーに詰まった身長200センチのカリミアンのアゴに、20センチ低い愛鷹の右フックがものの見事に決まった。カリミアンは気を失って1発KO。立ち上がった時は自分の負けが理解できず、セコンドが押さえつけるほどだった。

静岡県警機動隊員だった愛鷹はリング上で男泣き。「警察官を辞めて格闘家になった。お前には絶対無理だと言われたが…」と胸を張った。そして「目標は世界一なんで、次、タイトルマッチやらせてください。あいたかりょう、覚えて帰ってください」とアピールしていた。

シナ・カリミアン(右)にKO勝利した愛鷹亮(撮影・上田博志)

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近藤魁成がKO勝ち、兄拳成は判定負け K1

松岡力(左)にKO勝利した近藤魁成(撮影・上田博志)

<格闘技:K-1 WGP 2019>◇24日◇エディオンアリーナ大阪◇日刊スポーツ新聞社後援

地元大阪でそろい踏みした近藤兄弟は、明暗が分かれた。

ウエルター級の弟魁成(18)は、松岡力(25)に1回2分18秒にKO勝ちしたが、スーパー・ライト級の兄拳成(20)は、実力者大和哲也(31)に2度のダウンを奪われ、判定負けした。

右ストレートで2度のダウンを奪った弟は「これからも強い選手を倒して、高校生のうちにベルトを取る」とリング上でニッコリ。2試合後に登場した兄は悔しさをにじませた。

K-1甲子園の65キロで16年優勝の兄と17、18年連覇の弟。今回は兄にとって厳しい結果となった。恒例となった大阪大会で、来年のリベンジが期待される。

松岡力(左)にKO勝利した近藤魁成(撮影・上田博志)

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山崎秀晃が判定勝ち「ベルト狙う」タイトル挑戦意欲

平山迅(左)にパンチを見舞う山崎秀晃(撮影・上田博志)

<格闘技:K-1 WGP 2019>◇24日◇エディオンアリーナ大阪◇日刊スポーツ新聞社後援◇観衆7800人

K-1スーパーライト級スーパーファイトで、山崎秀晃(32)が平山迅(29)に3-0で判定勝ちした。

昨年末の大阪大会では、現同級王者の安保瑠輝也(23)に延長KO負けを喫したが、その激闘は「K-1 AWARDS 2018」で最高試合賞に選ばれた。今回の勝利で”黄金の拳”を復活させた山崎が同級タイトル戦線に再び名乗りを上げた。

京都・山崎-神戸・平山。地元関西勢同士の豪腕対決として注目の1戦で、山崎が格の違いを見せた。立ち上がりから軽快なステップでリズムを作ると、7月末の公開練習でも鋭かった右ストレートを平山の顔面にさく裂させた。ダウンこそ奪えなかったが、多彩な技で平山を圧倒。「KOしたかったが、思ったような試合運びはできた。少し冷静にできた」と復活の確かな手応えをつかんだ。

K-1が新たに旗揚げした2014年から、最も選手層が厚い、この65キロクラスで戦ってきた。16年3月には日本代表決定トーナメント優勝も果たした。しかし、その後は2勝4敗。今回は試合前に表明していた「まだまだ負けへんぞ」の強い気持ちを自慢の拳に乗せた。

昨年末の瑠輝也戦。互いに1度のダウンを奪い合って迎えた延長で、山崎はハイキックに沈んだ。その時のケガの回復が心配されたが、手術に成功し、この日のリングにつなげた。今回はノーダメージ。山崎は「やっている以上はベルトを狙っている」とリベンジマッチでのタイトル挑戦に意欲を見せた。

平山迅(右)にキックを見舞う山崎秀晃(撮影・上田博志)
平山迅(右)に勝利した山崎秀晃(撮影・上田博志)

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KANA、19歳真優に貫禄勝ちも「KOしなきゃ」

真優にバックブローを見舞うKANA(撮影・上田博志)

<格闘技:K-1 WGP 2019>◇24日◇エディオンアリーナ大阪◇日刊スポーツ新聞社後援

K-1・KRUSH女子の第一人者、27歳のKANAが52キロ契約の1戦で、19歳の真優(まひろ)に貫禄勝ちした。

ショートアッパーやボディーブローなど多彩なパンチで主導権を握り、フルマーク3-0での判定勝利。しかし、宣言していたKOができず、KANAは「対日本人だったので、最低でもKOしなきゃいけなかった。次もう1回やり直してから、目標のK-1女子トーナメントの実現と優勝に向かいたい」と反省した。

大阪市出身の真優はバックブローなどで反撃したが、地元でのK-1デビュー戦を勝利で飾ることはできなかった。

真優に勝利したKANA(撮影・上田博志)

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K1林健太冷や汗…実家の体重計故障で再計量クリア

不安そうな顔で再計量に望む林健太(撮影・吉池彰)

24日にエディオンアリーナ大阪で、地元凱旋(がいせん)試合を行うK-1ライト級王者・林健太(25)が23日、冷や汗をかいた。

「K-1 WGP 2019」(日刊スポーツ新聞社後援)で、IFMA欧州同級王者デニス・デミルカプ(19=トルコ)と対戦するのを前に、同日、大阪市内で公開計量と会見に臨んだが、全選手の中でただ一人、再計量でのパスとなった。

最初の計量は63キロで500グラムオーバー。その場でパンツを脱いでも350グラム超過となった。約1時間後の再計量では62・1キロで事なきを得たが、肝を冷やした。

「万全に仕上げたつもりが、体重計が壊れていた。実家のおとうさん、おかあさんを叱っておいた」と苦笑いの林。それでも、体調は万全とのことで、「じりじり(距離を)詰めて、パンチで倒してやる」と王者らしいKO勝ちを狙う。

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K1皇治が大岩龍矢威圧「目合わせたが震えていた」

メインイベントで対戦する皇治(左)と大岩(撮影・吉池彰)

24日にエディオンアリーナ大阪で開催される「K-1 WGP 2019」(日刊スポーツ新聞社後援)の公開計量・記者会見が23日、大阪市内で行われ、スーパー・フェザー級の皇治(30)が大岩龍矢(27)と命がけで戦うことをファンに約束した。

昨年12月に同会場で行った武尊とのタイトル戦に続き、K-1大阪大会でメインイベンターを務める。リミットの60キロで計量をパスすると、相手をにらみつけた。会見では「どれくらいの覚悟なのかと目を合わせたが、震えていた」と大岩を威圧。そして、「明日は俺の新たなステージへの第1歩にする。最後に俺が締めて、新しい景色を見せる」とファンに向かって話した。

一方、59・9キロでパスした大岩は「皇治選手は今は輝いているが、明日メッキがはがれる」と応じ、番狂わせのKO勝利を誓っていた。

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那須川天心がカズら超豪華メンバーに誕生日祝いを

誕生日にファンにあいさつする那須川天心(2019年8月18日撮影・前岡正明)

18日に21歳になったキックボクシング界の神童、那須川天心が、とんでもなく豪華な仲間から誕生日を祝ってもらったようだ。

20日、タレントの三浦りさ子がブログを更新。夫でサッカー、J2横浜FCのFWカズ(三浦知良)を中心としたチームメートらとの恒例の超豪華バーベキューに、那須川も参加したことを明かし「18日がお誕生日だったので、皆でお祝い!」と書いた。

那須川は名古屋で18日に行われたRIZIN 18大会からの帰りに立ち寄り、その場で大きなケーキとともに、誕生日を祝ってもらったようだ。

横浜FCのカズ、中村俊輔、松井大輔ら元サッカー日本代表のレジェンドに加え、日本代表招集歴のある川崎フロンターレの斎藤学らも参加。

この様子を、参加した元横浜F・マリノスなどでプレーし、中村俊輔と仲のいい比嘉祐介さん(18年に現役引退)もツイッターに「しゅんさん元気でしたよ 三浦知良さん 三浦りさ子さん ありがとうございました! 来年も呼ばれるかなぁ?! 天心君おめでとう」と書いている。

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アウトサイダー朝倉海、ダイナマイトに学び堀口KO

堀口(左)を破って喜ぶ朝倉(撮影・前岡正明)

<RIZIN18>◇18日◇愛知・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)

アウトサイダー上がりの格闘家朝倉海(25)がRIZIN、ベラトールの総合格闘技2団体同時世界王者堀口恭司(28)をKOで下し、地元愛知で大金星をあげた。

1回、カウンターで右のストレートをヒットさせ、堀口をよろめかせる。そのままラッシュでパンチとキックをたたみかけ、2冠王者堀口を沈めた。事件が起きた。4カ月前からボクシング元WBA世界スーパーフェザー級王者内山高志氏の元でパンチの技術を学び、1発の威力も以前より増していた。朝倉は「勝てないって言った人多かったけど、そんなことなかったでしょ」とうれしそうに客席を眺めた。

すべて想定内だった。右のカウンターが決まったのも「作戦通り」。さらに「当たっても1発で倒れないと分かっていた」。セコンドについた兄未来の「柔らかく冷静に戦えば勝てる」との助言通り、緻密な攻めで勝利を引き寄せた。対戦を受けてくれた堀口に感謝した上で「もう1回戦うのが筋。大みそかにベルトをかけて戦いたい」と再戦を熱望した。今回用意した作戦は「ほんの一部しか出してない。温存できた」とニヤリ。再びの勝利で伝説をつくる。【高場泉穂】

RIZIN18 堀口恭司対朝倉海 堀口恭司(右)に右を放つ朝倉海(撮影・前岡正明)

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女王浜崎朱加「ノンタイトルだからこそ」鮮やか快勝

アム・ザ・ロケットを破った浜崎朱加(撮影・前岡正明)

<RIZIN18>◇18日◇愛知・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)

RIZIN女子スーパーアトム級王者浜崎朱加(37)がアム・ザ・ロケット(23=タイ)を1回3分29秒腕ひしぎ十字固めで下し、女王の強さを見せつけた。

1回、激しい攻防からすぐにグラウンドになだれ込む。1度はアムにマウントを取られ窮地に追い込まれたが、すぐに体を翻し、上のポジションを取り返した。そのまま腕を取って、ねじるように絞め上げ、勝負を決めた。相手のアムはムエタイで80戦以上の戦績を持ち、柔術も黒帯。強靱(きょうじん)な体を持つ強敵だったが、浜崎のうまさが上回った。

浜崎は「ノンタイトルだからこそ負けられないと思った。強い選手を呼んでいただいて、勝ててほっとしてます。スーパーアトム級には強い選手が集まってきているので、防衛していきたいと思います」と声を弾ませた。

アム・ザ・ロケットを破った浜崎朱加(撮影・前岡正明)

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朝倉海が金星2冠王者堀口恭司にKO勝ち「感謝」

試合後、写真に納まる朝倉海(左)堀口恭司(撮影・前岡正明)

<RIZIN18>◇18日◇愛知・ドルフィンズアリーナ◇総合5分3回肘あり61キロ契約

事件が起きた。アウトサイダー上がりの格闘家朝倉海(25)がRIZIN、ベラトールの総合格闘技2団体同時世界王者堀口恭司(28)をKOで下し、地元愛知で金星をあげた。

1回、カウンターで右のストレートをヒットさせ、堀口をよろめかせる。そのままラッシュでパンチとキックをたたみかけ、2冠王者堀口を沈めた。朝倉は「勝てないって言った人多かったけど、そんなことなかったでしょ」と笑顔で勝利を喜んだ。

すべて想定内だった。右のカウンターが決まったのも「右を合わせるという作戦だったので作戦通り」。さらに「当てられるのは想定していたので、その後冷静に戦おうと心がけていました」。セコンドについた兄未来からの「柔らかく冷静に戦えば勝てる」の助言通り、緻密な作戦を実行し、勝利を引き寄せた。

「無理だっていって、挑戦しないんじゃなくて、挑戦することの大切さをたくさんの人に伝えたかった」と朝倉。世界屈指の実力を持つ堀口をKOで倒せたことで大きな自信を得た。試合後にはすぐ堀口にかけより、膝をついて頭を下げた。「メリットはなかったと思うので、盛り上げてくれるために受けてくれて感謝しています」とあらためてリスペクトを口にした。

約8カ月ぶりの実戦。しかも相手は過去最強の相手堀口。下馬評では不利とみられる中、「死んでもいい」と覚悟を決めてこの一戦に臨んだ。戦いに飢えていた。17年にRIZINデビューして以来、昨年の大みそかまで4連勝していたが、今年4月は相手の負傷により試合が流れ、6月は自身が試合直前に眼窩(がんか)底骨折。ドクターストップで欠場した。

この間、基礎を見つめ直した。13年から「アウトサイダー」で活躍してきたが、打撃技術は「自分なりに考えてきた」という独学。4カ月前からはボクシング元WBA世界スーパーフェザー級内山高志氏の門をたたき、パンチのフォームを一から学んだ。パンチだけでなく、あらゆる面で技術を向上させ、自信を持ってリングにあがっていた。「成長した部分は計算できないはず。パニックになると思う」と話していた通り、変化した姿で堀口とファンを驚かせ、価値ある勝利をつかんだ。【高場泉穂】

堀口(右)を攻める朝倉(撮影・前岡正明)

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那須川天心バースデーあいさつ「どんどん活躍する」

誕生日にファンにあいさつする那須川天心(撮影・前岡正明)

<RIZIN18>◇18日◇愛知・ドルフィンズアリーナ

この日21歳の誕生日を迎えた“キックボクシング界の神童”那須川天心(21)が、休憩時間にリングにあがってあいさつした。

9月16日に幕張メッセで行われる立ち技世界一を決めるRISEWORLD SERIES決勝に向け、「全力を注いで頑張ってきた」と話し、「そこをクリアしたらRIZINにあがって、盛り上げたい」と6月の16大会以来となる参戦を約束した。

さらに自ら「僕の誕生日なんですよ。RIZINの試合の日に誕生日を迎えるなんてもってますよね」とアピール。「おめでとう、って言ってもらえたらすごいうれしいです。21歳の那須川天心もどんどん活躍するんで、応援よろしくお願いします。最高の誕生日になりました」と話し、拍手喝采を浴びた。

誕生日にファンにあいさつする那須川天心(撮影・前岡正明)

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浅倉カンナ連敗ストップ ファンからの声援に涙も

1R、アリーシャ・ザペテ(左)にパンチを放つ浅倉カンナ(撮影・前岡正明)

<RIZIN18>◇18日◇愛知・ドルフィンズアリーナ◇総合5分3回、肘あり49キロ契約

浅倉カンナ(21)がアリーシャ・ザペテラ(24=米国)を2-1の判定で下し、2連敗からの復活白星をあげた。

昨年12月の浜崎朱加との同王座戦に敗れ、4月の山本美憂戦でも判定負け。RIZIN2連敗を喫した。今回の相手ザペテラは前回対戦した山本と同じレスリング出身。しかも20年東京五輪出場を狙う現役トップ選手。前回の屈辱を想起しそうな状況でも、浅倉はひるまなかった。

序盤から打撃で果敢に攻め、2回もテークダウンを狙う相手をうまくかわし、パンチでプレッシャーをかけ続ける。最終3回にはタックルでコーナーに押しつけられるなどヒヤリとする場面もあったが、すぐ立ち上がりハイキックで反撃。左ストレートをあてるなど最後まで打撃中心で攻め、相手の得意なグラウンド勝負に持ち込ませなかった。

試合後、浅倉はリング上で「正直試合内容はパッとしなかった。こうしてマイク持つのは久々でうれしいです」と感慨深く話し、「前回(山本)美憂さんに負け、(階級で)一番下になったんですけど、ここからはい上がっていきます」と明るく宣言した。退場時にはファンからの声援に思わず涙した。【高場泉穂】

ファンにあいさつする浅倉カンナ(撮影・前岡正明)

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