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格闘技

RIZIN元貴ノ富士と接触へ メイウェザーも交渉

フロイド・メイウェザー(左)、那須川天心(2018年12月31日撮影)

メイウェザーと元貴ノ富士も参戦? 格闘技イベントRIZIN榊原実行委員長はプロボクシング元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー陣営と年明けから連絡を取っていることを明かし「秋でも年末でも可能性がある」と18年大みそか、那須川天心戦以来の参戦もあるとした。

メイウェザーはSNSを通じプライベートジェットでの来日とRIZINとの交渉を予告していたが、「今は飛んでこれないですから(笑い)」と会談は否定。ただ「全部お金にまつわることなんですよ…」と本音も。高額のファイトマネーが準備できない現段階では実現は難しそうだ。また、7日に格闘技転向を発表した元十両貴ノ富士の上山剛氏については「1度会って話してみようと思う」と近日中にも接触する予定だ。

元十両貴ノ富士の上山剛氏(2019年7月17日撮影)

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RIZIN8月のカード発表、朝倉海-扇久保博正

RIZINバンタム級をかけて戦う扇久保博正(左)と朝倉海(右)。中央は榊原信之実行委員長

格闘技イベントRIZINの8月9、10日2連戦の一部カード発表会見が9日、都内で行われた。10日のメインでは、空位となっているRIZINバンタム級王座をかけて朝倉海(26)と扇久保博正(33)が戦う。昨年大みそかのマネル・ケイプとの王座決定戦で敗れた朝倉は「強くなって帰ってきました。今後のRIZINのためにも俺が勝たないといけない」と覚悟を口にし、扇久保は「海選手、いい試合をしましょう」と呼びかけた。

新型コロナウイルスの影響で予定していた3大会が中止となり、資金不足となっているRIZINは7日からクラウドファンディングを実施。既に約700万が集まっているが、目標の5000万円まではまだ通い状況。榊原信之実行委員長は「見合ったものをお返しする」と、大会成功のためのさらなる協力を求めた。

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扇久保博正「地元で大会を」岩手から世界最強証明

パンチの打ち合いに応じる扇久保(左)(C)RIZIN FF

岩手・久慈市出身で総合格闘家とユーチューバーの「二刀流」に取り組む扇久保博正(33=パラエストラ松戸)が、群雄割拠のRIZINバンタム級(61・0キロ)戦線で主役に躍り出る。次戦にもタイトルマッチに挑む予定だが、ライバルはファイターだけではない。同県はエンゼルス大谷やマリナーズ菊池ら野球界の超一流を輩出。「負けられない。格闘技界の中でもそういう位置にいきたい」。世界最強へメジャー級の活躍を誓う。

   ◇   ◇   ◇

プロ15年目、扇久保は数々の死闘を制してきた。極真空手ベースの打撃で試合を作り、接近戦から寝技へ展開するのが必勝パターン。戦績は20勝4敗2分けを誇るが、天敵がいる。RIZIN、米ベラトールの「日米2冠」に輝いた堀口恭司(29)に13、18年と2度敗戦。ここ9年、それ以外の相手には公式戦黒星がなく「もう1度戦いたい。一番の近道はRIZINバンタム級のベルトを巻くことだと思う」。三度目の正直へ闘志を燃やす。

修斗王者でもある扇久保は「堀口選手に勝つまでは負けられない」。昨年はライバル団体のDEEP、パンクラス王者を連破した。負傷離脱中の堀口がRIZIN王座を返上し、同年12月には新王者が誕生。扇久保は4月にタイトル挑戦予定だったが、その選手が最高峰の米UFCに移籍し、新型コロナウイルス感染拡大も重なり試合は流れた。

かつては自身もUFCを目指した。16年には米国に1カ月半滞在し、共同生活しながら同団体との契約をトーナメント形式で争う通称「TUF」というリアリティー番組に出演。週1で試合を行い「めちゃめちゃ過酷だった」。3連勝も決勝で敗れ、夢舞台にあと1歩届かなかった。

国内から世界最強を証明する。「年齢的にUFCを目指すことはほぼないと思う。RIZINに拾ってもらい、骨をうずめる覚悟が大きい」。コロナ禍で実現しなかったものの、5月に仙台で戦う可能性もあった。「東北で試合することも目標の1つ。(今後)仙台で絶対にやりたいし、将来は地元の久慈や仙台で大会を開きたい」と思い描く。

3月にYouTubeで「おぎちゃんねる。」を開設。トレーニング、対談、レンガ割り、食レポなど硬軟織り交ぜた動画をアップし「バカなことばかりやっている感じだが、いい息抜き」。登録者は3990人(8日現在)で、今年中の1万人達成を見据える。故郷は13年のNHK連続ドラマ小説「あまちゃん」のロケ地。岩手と久慈の看板を背負い、強くて面白い「おぎちゃん」が全国区のヒーローになる。【山田愛斗】

◆扇久保博正(おうぎくぼ・ひろまさ)1987年4月1日生まれ、岩手県久慈市出身。5歳から極真空手を始めた。高校卒業後に上京し、総合格闘家を目指す。06年10月に修斗でプロデビューし、フライ級、バンタム級で世界王座獲得。18年からRIZIN参戦。得意技はチョークスリーパー。趣味はギター。好きな歌手は吉田拓郎。163センチ。

タックルする扇久保(右)(C)RIZIN FF
YouTubeに開設した「おぎちゃんねる。」(本人提供)

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元貴ノ富士が格闘家で再出発、暴力行為で昨年引退

元貴ノ富士の上山剛氏(2019年9月27日撮影)

暴力問題などで昨年引退した大相撲の元十両貴ノ富士の上山剛氏(23)が7日、電話取材に応じ、格闘家転向を表明した。「角界では2回もファンを裏切ってしまった。三度目の正直じゃないけど、応援してもらえる選手になりたい」と再出発の決意を語った。

昨年9月に付け人への2度目の暴力行為が発覚し、引退につながった。角界を去ってしばらくは自責の念に駆られ、周囲からの勧めで格闘技挑戦を決断した。約50キロ減量して体重は約115キロになったといい、髪を短く刈り上げた。

現在は所属先や活動拠点を探しながら首都圏で筋力トレーニングを積んだり、寝技を練習したりしている。格闘技イベント「RIZIN」への出場を目指し、将来的には世界最大の総合格闘技団体「UFC」でのデビューを狙う。「格闘技界の横綱であるチャンピオンを目指す」と新天地での活躍を期した。

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RIZINが2連戦実施へ 日本人対決で5000席

RIZIN榊原信行実行委員長(18年11月17日撮影)

格闘技イベントRIZINの榊原信行実行委員長(56)が7日、公式YouTubeチャンネルで会見し、8月9、10日に横浜・ぴあアリーナMMで2連戦を実施すると発表した。

新型コロナウイルスの影響で3大会が中止となり、2月の浜松大会以来約6カ月ぶりの実施となる。施設は1万人収容可能だが、5000席に絞る予定だ。また、今回はビザの関係などで2日間ともすべて日本人対決となる。また、クラウドファンディング実施も発表。榊原氏は「支援を血肉に替えて、今まで以上のRIZINとして新たな歴史を刻みたい」と語った。

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那須川に挑む笠原「身長いかす」Zoomで練習公開

12日の那須川天心戦に向け練習を公開した笠原友希(ABEMA提供)

7月12日のRISE無観客試合で那須川天心(21)に挑むシュートボクシング日本フェザー級1位笠原友希(19)が7日、オンライン会議システムZoomを通じて練習を公開した。シャドーとミット打ちを1回ずつ行い、長い手足から繰り出す力強い打撃を披露。「どんどん動きが良くなっている」と仕上がりに自信をみせた。

シュートボクシング界次世代のエースといわれる19歳。6月10日に那須川の対戦相手の公募が始まり、「すぐ自分がいこうという気持ちになりました」。若さが那須川の目に留まり、100通超の応募の中から選ばれた。憧れの那須川との対戦が決まった直後は「緊張して寝られなかった」が、今は勝利のイメージを膨らませ、日々天心対策に励む。具体的な策は隠したが、「1つのパターンになるとやられるので、いろんな技を出して当てていきたい」「リーチ、身長をいかして戦う」などヒントは明かした。

所属のシーザージムには、総合格闘技でも活躍する先輩RENAがいる。RENAからは「試合を楽しんで」とエールをもらった。プロ34戦無敗で、実績、知名度、経験で上回る那須川に「必死に食らいついていく」。注目の無観客試合で大金星を狙う。

公開練習でミット打ちする笠原友希(ABEMA提供)

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那須川天心「思いつかない」100日企画のオチ募集

12日の試合に向けオンラインで練習公開した那須川天心(RISE提供)

キックボクシング界の神童こと那須川天心(21)が思わぬ悩みを明かした。4日、12日の笠原友希戦に向けオンラインで練習を公開。練習後に応じた取材では、ツイッター上で4月から継続している「100日後に那須川天心」企画のオチが「なんも思いつかない」と明かし、「締め方を募集したい」と話した。

那須川は、話題となった「100日後に死ぬワニ」に触発され、4月1日から自身のツイッター上で「100日後に那須川天心」企画を開始。新型コロナウイルスの影響で試合の見通しが立たない中、1日も欠かさず毎日違う筋トレの動画を投稿し続けた。7月4日時点で95日目を迎え、あと5日。「習慣づけることが大事なんだよ、ってことを100日間かけて教えたかった」と主目的は達成されそうだが、終了したと同時に映画化を発表した本家の「ワニ」のようなサプライズは現段階ではどうやらないようだ。

「けっこう見てくれている方もいるので、何かやろうと思っていたんですけど、なんも思いつかないんですよ…。締め方募集したいですね。どうしよう。ほんとにどうしよう」とアイデアを公募した。

一方、昨年大みそか以来半年ぶりとなる試合に関しては不安はなさそうだ。キレのあるミット打ちをみせた那須川は「久々の試合前の感覚。問題ないです」と自信を口にした。

感染予防のため試合は無観客で行われ、AbemaTVで放送される。自身初の経験を「格闘技の新しい形。今まで以上に見てくれる人は増える」と歓迎し、「その中で熱を伝えることができる自信がある。画面越しでいつも通り大声で叫んでもらえれば」とファンに呼びかけた。

試合の日はちょうどデビュー6周年記念日。「とにかく元気を与えられれば」とコロナでいったん止まった格闘技界に熱を吹き込む。

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UFC王者ヌルマゴメドフ父がコロナ死去 英紙など

米総合格闘技UFCのスター選手で、現ライト級王者ハビブ・ヌルマゴメドフ(31=ロシア)のトレーナーで父のアブドゥルマナブ氏が新型コロナウイルスの合併症のため、モスクワの病院で亡くなった。3日、ロシアメディアRTや英紙ザンなどが報じた。57歳だった。

アブドゥルマナブ氏は4月下旬、肺炎のような症状を起こし、新型コロナウイルス感染が確認された。その直後に心臓発作を起こし、緊急バイパス手術を受けていた。2度の昏睡(こんすい)状態となったが、6月末に一時的に意識が回復し、担当医から「深刻であるが、病状は安定している」と報告されていたが、容体が急変したという。

元2階級同時制覇王者コナー・マクレガー(アイルランド)の最大のライバルでもあるヌルマゴメドフは父からサンボを軸とした格闘技を学び、二人三脚でUFC王者までのぼりつめていた。ヌルマゴメドフは「ウイルスが父の肝臓と心臓に影響を与えてきた」と試合を組まずに看病を続けてきたが、その願いは届かなかった。

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K1武尊「NowVoice」参画 子どもへエール

6月30日から「NowVoice」に参画した武尊(右)(C)M-1 Sports Media

K-1スーパー・フェザー級王者・武尊が30日から、プレミアム音声サービス「NowVoice」に参画した。

同サービスはサッカーの本田圭佑が中心となって展開しているもので、各界のトップランナーが本音で声を届ける。

武尊は「日本の子供たちへ」と題し、エールをおくる。

同音声は「NowVoice」ウェブサイト=https://voice.nowdo.netから聞くことができる。

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那須川天心が自信「一瞬かも」7・12劇的結末予告

半年ぶりの試合に向け練習を積む那須川天心(c)RISE

RISE世界フェザー級王者那須川天心(21)が27日、オンライン合同取材に応じた。7月12日のRISE無観客試合の相手が、公募でシュートボクシング日本フェザー級1位の笠原友希(19)と決まったばかり。「手足が長く、身長が自分より10センチぐらい高い」。さらに「気持ちは強い。まだ怖さを知らないこその強みを持っている」と初の年下の相手を警戒した。

一方、プロ34戦無敗の自信は揺るがない。笠原は那須川の弱点を見つけたと発言しているが、「何とも思ってないですよ。今までそう言ってきた選手は何十人もいたけど、誰も穴をついてこれなかった。過去の動画を見たからといって、そこが穴とは言い切れない」と話した。

新型コロナウイルスの影響で試合が中止、延期となりこれが昨年大みそかのRIZIN以来約半年ぶりの実戦。「一瞬で終わる可能性もある」と劇的結末も予告した。

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那須川天心の対戦相手は初年下、19歳シュート逸材

那須川天心(2019年9月16日撮影)

キック界の至宝、RISE世界フェザー級王者那須川天心(21)の半年ぶりの試合相手が公募によりシュートボクシング日本フェザー級1位の笠原友希(19)に決定した。

23日、7月12日の同試合を放送するABEMATVが発表した。100通超の応募の中から選ばれた笠原はシュートボクシング界の次世代エースとして期待される逸材。決定を受けて笠原は「(那須川が)不得意なところをもう見つけているので、付け入る隙はある」と自信を口にした。一方、初めて自分より年下と戦う那須川は「格の違いを見せたい」と語った。

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古田愛理がK-1甲子園&カレッジ応援サポーターに

古田愛理

キックボクシングK-1の高校生、大学生それぞれの日本一を決める「K-1甲子園2020~高校生日本一決定トーナメント~」、「K-1カレッジ2020~大学生日本一決定トーナメント~」の記者会見が23日都内で行われ、“あいりる”ことタレントの古田愛理(17)が応援サポーターに就任した。

古田は女性向けのファッション誌Popteen専属モデルで、AbemaTVの人気恋愛リアリティーショー番組「オオカミシリーズ」にも出演。女子中高生を中心に注目を集めている。

K-1ジム自由が丘に通っているという古田は「同世代の選手の熱い姿が見られることをうれしく思います」とコメント。「これから応援サポーターとして盛り上げていきたいと思うので、よろしくお願い致します」と、大会の盛り上げに一役買うことを誓った。

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美女格闘家・未奈「試合したい」次戦未定も剛腕磨き

パンチを打ち込む未奈(右)(秀晃道場提供)

宮城・村田町で美女シュートボクサーが剛腕に磨きをかけている。立ち技総合格闘技「シュートボクシング(SB)」に参戦する未奈(31=秀晃道場)は「フルボッコ」が信条。パンチ力に自信があり「格闘家になった以上は相手より強くないといけないし、強さの証明としてやっぱり倒したい」と真っ向勝負を誓う。

20歳まで格闘技経験はなく、体を動かしたいという理由で同道場に入会した。「道場生の子どもや(太田)代表の試合を見て、面白そうだった。最初は『選手になろうではなくアマチュアの試合に出よう』ぐらいな感じだった」が、10年10月、21歳のときにキックボクシングでプロデビュー。11年8月からパンチ、キックに加え、投げ技や立った状態での関節技が認められるSBを主戦場に戦う。

経理やインストラクターの仕事をしながら練習に打ち込み、トップファイターに上り詰めた。地方拠点に活動する格闘家は多くないが「どこにいても強くなれるし、結局は自分次第。一番大事なのは指導者や仲間だと思う。代表を信頼しているので、宮城だろうが東京だろうが関係ない」と強調する。

SBエースで総合格闘技「RIZIN」でも活躍するRENA(28)と親交が深く、昨年大みそかには、強豪とのリベンジマッチに臨んだ同選手の試合を生観戦。TKO勝利を目の当たりにして「大事なところで勝ってくるので、やっぱりRENAちゃんすごい」と刺激を受けた。

現在5連勝中だが、新型コロナウイルスの影響で次戦は未定。18年には総合格闘技も経験し「立ち技でも総合でもオファーがあれば早く試合をしたい」。ボクシング元世界ヘビー級統一王者マイク・タイソン氏(53)が好きで愛称は「ミナタイソン」。本家同様に破壊力抜群の拳で相手をリングに沈める日を待つ。【山田愛斗】

◆未奈(みな)1989年(平1)6月9日生まれ、宮城県柴田郡村田町出身。名取北、宮城学院女大卒。秀晃道場本部と同福島支部でインストラクターを務める。SB女子ライト級(63キロ以下)1位。立ち技戦績は22戦14勝8敗、総合格闘技は1戦1勝。168センチ。

キックを放つ未奈(右)(秀晃道場提供)

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K1谷川聖哉「運命」名トレーナーとの出会いに感謝

K-1での飛躍に向けてトレーニングに励む谷川聖哉(本人提供)

空手の実力派が、新たな1歩を踏み出した。3月にK-1デビューを果たした谷川聖哉(23)が、重量級での王座獲得を目標に掲げた。15日までに電話で取材に応じ「小さい頃からK-1を見てきて、大きな外国人に向かっていく選手に憧れた。『日本人でも重量級で戦える』と言われたい」と瞳を輝かせた。

デビュー戦では、この道で生きていく覚悟を再確認した。3月22日、さいたまスーパーアリーナ。クルーザー級で植村真弥(31)と戦い、判定で引き分けた。得意のキックで攻め立て、後ろ回し蹴りなど大技を織り交ぜたが、倒すまでには至らず。逆に最終3回、左フックでダウンを奪われた。

「正直、しっかり倒して勝ちたかった。でもこれが自分の現実。変に勝つよりも気が引き締まりました」

学びは控室での出来事にもあった。年明けにK-1ジム相模大野KRESTに移籍。同じジムから出場した武尊(28)や野杁正明(27)らスター選手は、試合30分前まで普段通りに振る舞っていた。そこからの切り替えがすさまじかった。

「普段の練習から『練習の練習』をしていない。常に本番を想定し、スイッチを瞬時に切り替える。本当に人生を懸けているんです。自分の熱の入り具合が甘かったと感じる毎日です」

埼玉・所沢中央高を卒業後、単身大阪に乗り込んだ。空手に打ち込む毎日を過ごした。15年には極真会館全世界空手道選手権の日本代表にも選出された。

週3回、午前5時から青果市場でアルバイトに励んだ。昨夏、ある飲食店を訪れると、偶然、隣からトレーニングに関する会話が聞こえてきた。初対面ながら無我夢中で声をかけた。

「すみません。トレーニングジムで働かれているんですか?」

相手の男性はサッカー元ドイツ代表FWポドルスキや、ラグビー元ニュージーランド代表SOカーターら、世界的な選手を担当していたトレーナーの文元(ふみもと)明宏氏(35)だった。K-1王者を目指す熱意を伝えると「うちでアルバイトしながら、体を鍛える?」と誘われた。

文元氏が経営に携わる大阪市内のジム「エーベース」に通い詰めた。トレーニング指導や、施術を無償で受けられた。谷川は感謝を忘れない。

「アキさん(文元氏)と出会えたのは運命で、本当に感謝です。体の使い方を学び、調子悪い部分はケアをして、元に戻していただきました」

K-1参戦に向け、20年に入ると関東へ引っ越した。デビュー戦では、大阪で受けた恩に少しでも報いようと、トランクスに「エーベース」のロゴを貼り付けた。この春、新型コロナウイルスでスポーツジムは大打撃を受け、文元氏らが15日からウェブサイト「CAMPFIRE」で、クラウドファンディングを開始すると知った。

谷川は支援者に対するリターンで、トレーニング指導を買って出た。

「わずか数カ月でしたが、大阪でお世話になった方がコロナで苦しんでいる。僕にできることは多くないですが、少しでも力になりたい。何より一番の恩返しはK-1王者になることです。これから自分に大切なのは『覚悟』。チャンピオンになるために、全てを背負う覚悟で進みます」

空手仕込みの蹴り、スピードが新しい世界でも鍵を握ると自覚する。コロナ禍でも地道な練習を怠らず、K-1の2戦目へ力を蓄える日々。偉大な先輩の背中を追い、周囲への感謝を胸に、重量級の猛者たちへに立ち向かう。【松本航】

3月22日、K-1のデビュー戦に臨んだ谷川聖哉(左)(本人提供)

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異例公募の那須川天心「バラエティーではない」

会見で次戦の対戦相手を公募した那須川天心(RISE提供)

那須川の相手出てこい! 立ち技打撃格闘技イベントRISEは10日、Youtubeの公式チャンネルを通し会見を開き、7月11日にAbemaTVで無観客テレビマッチを行い、参戦する那須川天心(21)の相手を公募で決めると発表した。応募資格は日本に在住する18歳以上の男性。試合は3分3回57~58キロの契約で行われる予定だ。

対戦相手を公募という異例の形だが、那須川は「バラエティーではない」「ガチの試合」と真剣勝負であることを強調。「なかなかないですし、非常に楽しみです。どういう人が来るのかわからないですし。強い人を選んで試合したい。那須川天心を倒してやってやろうという選手に来てほしい」と話した。伊藤隆代表も「那須川天心に勝てればすべてが変わる。ノリで出てくるんじゃなく、アスリートに出てきてほしい。ぎらぎらしている、特に若い子に名乗り出てほしい」と生きの良い対戦相手を求めた。応募は15日まで。会見中に那須川は自身のツイッターアカウントで「天心の相手を知りませんか」のハッシュタグをつけて早速応募フォームを投稿。Abema関係者によれば、約50分間の会見終了時点で既に数件応募があったという。

新型コロナウイルスの影響で試合の延期が重なり、那須川にとってこれが昨年大みそかのRIZIN20大会以来7カ月ぶりの試合となる。実戦間隔は空いたが、その分イメージトレーニングや基礎の見直しなどを行い、充実した練習ができていたという。「みなさん(僕が)試合するのをすごい待ってたと思うので、爆発させるというか、元気を与える試合をしたい」と意気込んだ。

昨年は3、4、6、7、9、12月とハイペースで6試合をこなすだけでなく、亀田興毅とのエキシビションボクシングマッチを行うなど年間通じて活躍し、格闘技界を盛り上げた。会見後の取材では今後の試合について、「決まればやる。条件があって、けががなければやりたい」とできる限り試合に参戦したい意向を示した。

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那須川天心7・11無観客試合の相手公募「楽しみ」

那須川天心(2019年12月23日撮影)

立ち技打撃格闘技イベントRISEは10日、YouTubeの公式チャンネルを通し会見を行い、7月11日に無観客テレビマッチを行うと発表した。

試合はAbemaTVで生中継される。同大会に出場する那須川天心(21)の相手は公募で決める。応募資格は日本に在住する18歳以上の男性。試合は3分3回57~58キロの契約で行われる。那須川は「バラエティーではない」と真剣勝負であることを強調し「非常に楽しみ。強い人を選んで試合したい。那須川天心を倒してやろうという選手に来てほしい」と話した。

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UFCが中東の島で4大会 欧州選手集め一気に興行

米総合格闘技UFCは新型コロナウイルス対策による「アイランド興行」を本当に実現させる。

9日、アラブ首長国連邦のアブダビにある観光名所のヤス島で2週間にわたって4大会を開くと正式発表した。7月11、15、18、25日に米国に入国できない欧州出身のファイターを集め、一気に興行を組むという。UFCデイナ・ホワイト社長は「世界的にコロナウイルスが流行する中で国際的なイベントを開催するにはその会場となる場所が必要だった。ヤス島から最高の試合の数々をお届けできる瞬間が待ち切れない」などとコメントした。

ヤス島はアブダビ国際空港から車で10分ほどの移動で、選手たちは島で生活し、最終調整を積む予定。試合は夕方に気温30度のビーチにセットされたオクタゴン(八角形のケージ)で試合に臨むことになる。ホワイト社長は「選手が練習できるプライベート練習施設を設置するだろう。砂浜にオクタゴンを持つ。そのインフラは信じられないものになる」と自信を示した。

7月11日の最初の興行は「UFC251大会」のナンバーシリーズがセットされ、3大タイトルマッチが組まれる見通しだ。

公衆衛生ガイドラインに対応するため、ヤス島には25平方キロメートルのセーフティーゾーンを設置。そのゾーン内にホテル、アリーナ、練習施設、飲食店などを併設する。入場できるのはUFC選手、コーチ陣、UFC関係者、イベントや施設設営の関係者のみに限られる。

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元UFC2階級同時王者マクレガー3度目の現役引退

世界最大の総合格闘技団体UFCのスター選手、コナー・マクレガー(31=アイルランド)が7日、自身のツイッターで現役引退を表明した。16年と19年にも引退を宣言しており今回で3度目。

マクレガーはUFC史上初の2階級同時王者。17年にはボクシングでフロイド・メイウェザー(米国)と対戦して敗れた。今年1月には、18年以来の試合となった復帰戦で勝利した。

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ヴァンダレイ・シウバ交通事故で右足骨折 現地報道

ヴァンダレイ・シウバ(2013年3月2日撮影)

元PRIDEミドル級王者でUFCでも活躍したヴァンダレイ・シウバ(43)が母国ブラジルで交通事故に見舞われ、救急搬送されていたことが分かった。

ブラジルのメディアが6日までに報じたもので、今月3日の午後、ブラジル・パラナ州クリチバ市で自転車に乗っていた際、自動車に追突され、クリチバ市内の病院に救急搬送された。

右足を骨折し、顔面の右ほおと右目周囲に大きな擦り傷と負ったが、一時退院できたという。シウバは母国メディアに「サイクル用のヘルメットを着用していなかったら、私は死んでいたかもしれない。クリチバでは自転車に乗ることは難しい。もっと交通には注意を払わないといけない」と大事故を振り返った。

通常は米ラスベガスに在住し、現役活動のかたわら総合格闘技ジムも運営するシウバは母国の運転マナーについて危機感を抱いている。16年にも交通事故に見舞われ、その際には自動車の運転手が逃亡した経験がある。

「クリチバ市には多くのサイクル愛好者がいるのに適した場所がない。残念ながら運転手も自転車を尊重しない。この事故はとても悲しいことだ。運転中にはスマホを使用せず、交通に注意を払ってほしい」と呼び掛けていた。

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K-1の2大会延期「会場側と相談し安全面を考慮」

9月22日に延期となった大阪大会の新ポスター

「K-1 WORLD GP 2020」の2大会の開催日程が変更される。7月26日予定だった福岡国際センター大会は期日未定の延期、8月22日予定のエディオンアリーナ大阪大会は9月22日に延期となる。K-1実行委員会が6日、発表した。

K-1の公式Youtubeチャンネルで、会見を配信した中村拓己K-1プロデューサーは、新型コロナウイルス感染の影響を考え「会場側と相談の上、安全面を考慮して延期する」と話した。

また、同会見に先立ち、7月21日、東京・後楽園ホールで開催の「Krush115」で行うKrushスーパー・フェザー級タイトルマッチが配信会見で発表された。

王者レオナ・ペタス(28)が大岩龍矢(28)の挑戦を受ける。3月22日の「ケイズフェスタ3」で、前K-1フェザー級王者村越優汰にKO勝ちしたペタスが、昨年8月の「K-1WGP大阪大会」で皇治と熱戦を演じた大岩を迎え撃つもので、今後のK-1同級戦線を占う一戦として注目される。

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