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格闘技

21歳菅原美優「自分は若くない」16歳と対戦へ

対戦が決まった21歳の菅原美優(左)と16歳のNOZOMI(撮影・吉池彰)

美人ファイター菅原美優(21)が、NOZOMI(16)と対戦する。21日に有明・東京ガーデンシアターで開催の日刊スポーツ新聞社後援「ケイズフェスタ4」Day1で、女子アトム級スーパーファイトを行う。主催のK-1実行委員会が1日、都内で発表した。

昨夏の第3代Krush同級王座決定トーナメントを制し、念願のベルトを巻いた菅原。K-1の年間表彰式「K-1 AWARDS 2020」新人賞にも輝き、今回、K-1デビュー戦となる。これまでは蹴り主体だったが、「前回からパンチも意識して取り組んでいる」。今回、16歳を相手に迎え、「自分は若いと思っていたが、若くない。しっかり成長したところを見せる」と王者としての自覚をのぞかせた。

こちらもK-1デビュー戦となるNOZOMIは関西出身の現役高校生。小学4年生からキックボクシングを始め、この若さでアマチュア70戦以上、プロ3戦3勝無敗の成績を誇る。ステップとパンチには定評があり「今までの選手は勝ってあたりまえ。ここで勝たないと意味がない。16歳のうちにベルトを巻きます」と下克上を誓った。

K-1 AWARDS 2020で新人賞に輝いた菅原美優(撮影・吉池彰)

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K1ウィラサクレック「若い選手に」ベルト返上

ムエタイVSミャンマーラウェイの対戦となるゴンナパー・ウィラサクレック(左)と南雲大輝(撮影・吉池彰)

K-1ライト級王者のゴンナパー・ウィラサクレック(28=タイ)が、ミャンマーラウェイ67キロ王者の金子改め南雲大輝(26)と28日、日本武道館で拳を合わせる。

日刊スポーツ新聞社後援「ケイズフェスタ4」Day2の同級スーパーファイトで対戦するもので、主催のK-1実行委員会が1日、都内で発表した。

昨年末のK-1両国大会で、林健太が保持していた同級王座を奪取し、Krushとともに2冠に輝いたムエタイの強豪ゴンナパー。「もっと若い選手にチャンスを与えたい」と、この日の会見に先立ち、Krushのベルトを返上した。今回、隣国で1000年の歴史を誇る伝統の格闘技の王者を相手に迎え、「どんな相手でもムエタイがナンバーワンの気持ちに代わりはない。2021年を占う1戦になると思うので、チャンスがあればKOで勝ちたい」と気を引き締めた。

対する南雲は、試合が27歳の誕生日にあたるところから、「生まれ変わった気になり、母への恩返しの気持ちで母の名(=姓)で戦う」。現在は、コロナ禍で密にならないよう「ミャンマーでの生活を思い出すような楽しい練習」をこなしている。そして「僕が不利と見られて当然」と自らも認めるK-1王者との1戦に向け、「リングでは1対1だが、ミャンマーの今の状況もあるので、ミャンマーの皆さんと共に戦いたい」と宣言。ムエタイ撃破を狙う。

中村K-1プロデューサーにKrushのベルトを返上するゴンナパー・ウィラサクレック(左)(撮影・吉池彰)

那須川天心キック残り1年「悔いない」一夜明け会見

RISE横浜大会の一夜明け会見に臨む那須川天心(撮影・江口和貴)

2月28日に行われたRISE横浜大会で志朗(27=Be WELLキックボクシングジム)に3-0判定勝ちを収めた那須川天心(22=TARGET/Cygames)が1日、都内で一夜明け会見に登場し、今後について語った。

来年のボクシング転向を視野に入れている那須川は、残り1年のキックボクシングについて「正直もう悔いはない。RISE=那須川天心というのができてしまっている。ある程度広めることはできたのかな」と胸中を明かした。今後の試合については「意味のある試合をしていきたい」と話し、那須川の後、RISEを引っ張っていく選手については「1人じゃ無理。55キロ以下はめちゃくちゃ層が厚いし、若い選手が育ってきて欲しいと思う」と話した。

格闘家のあり方についても語った。現在ユーチューブやテレビ出演など、格闘技を広めるための活動も積極的に行っている那須川。「格闘技も形が変わってきた。試合して終わりではない。自分を売り出すために名前をかけるくらいじゃないと、周りはついてこない」と持論を展開した。

来年2~4月に開催予定の「RISE ELDRAD」が那須川の最後の大会となる予定。伊藤代表は「あと1年弱で卒業する。巣立っていくのは寂しいが頑張ってほしいという気持ち。これからがカウントダウン。最後気持ち良く送り出したい」と語った。デビューから無敗の神童には今後の相手を選ぶのに苦労するが「素晴らしいストーリーを考えたい」と、今後1年間で4、5試合程度を予定しているという。

前日の試合では打倒那須川を掲げて挑んできた志朗に心理戦で勝利。那須川自身「自分と戦うならどういうことを警戒するかを考えた」と自分の映像を見返しながら対策を考えたという。「5、6パターンのうちの1つがはまった」と明かした。多くのプレッシャーを跳ね返し、どんな相手でも倒し続け、異次元の領域に達した那須川。このままラスト1年も無敗で終える。【松熊洋介】

RISE横浜大会の一夜明け会見に臨む那須川天心(撮影・江口和貴)
RISE横浜大会の一夜明け会見に臨み写真に納まる那須川天心(右)と寺山日葵(撮影・江口和貴)
RISE横浜大会の一夜明け会見で那須川に質問するベイノア(撮影・江口和貴)
RISE横浜大会の一夜明け会見に臨み写真に納まる那須川天心(撮影・江口和貴)

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那須川やるの?武尊戦 ボクシング転向前ファン期待

志朗(左)に蹴りを見舞う那須川(撮影•滝沢徹郎)

<RISE横浜大会>◇28日◇横浜アリーナ

無敗の神童が連勝記録を延ばした。那須川天心(22=TARGET/Cygames)が志朗(27=Be WELLキックボクシングジム)に3-0判定勝ちし、デビュー戦から無傷の44連勝を飾った。

3R終了後左手を大きく突き上げ、勝利を確信した。クリーンヒットこそなかったものの、各ラウンドともに攻撃力で上回り、終始自分のペースで試合を進めた。ボクシングジムに通う回数を増やしたことが奏功し、打撃戦で志朗を圧倒。さらに心理戦でも優位に立ち「かけひきで勝つことができて、改めて自分が強くなったんだなと思う。志朗君ありがとう」とライバルに感謝した。

3年半ぶりとなる適正体重での試合。54・95キロでパスした前日計量では「久々に55キロでやれるので楽しみ」と意気込んで試合に臨んだ。ここ数年55キロ以上での試合が続いたが、そんな中でもパワーアップし続けていた。「どれだけスピードが出るか。自分でも制御できないくらい動くのでは。明日の自分に任せるというか、期待したい」と自分でも理解できないほどのレベルを実感していた。

昨年の挑戦者決定トーナメントで優勝した志朗とは19年9月に対戦し、3R判定勝利。1年半ぶりの対戦に「実力で上がってきた選手。執念を感じるし、認めている部分もある。自分のスピードに対応してくると思う」。警戒はするが、普段から相手の対策をするタイプではない。「前回以上の屈辱を味合わせてやる」と一蹴。さらに「55キロだからといって、スピードだけで戦うつもりはないし、3分3Rしかないので、志朗君に謎を与えようかな」。余裕の言葉通りの試合展開で志朗を寄せ付けなかった。

将来的にボクシング転向も視野に入れる。ファンが期待する武尊との試合も待ち望まれる。「キックをやる時間は少ないと思う。これからもしっかりとRISEに恩返ししていきたい」と語った。

「次元の違う相手は現代にはいない」と話す。自身のユーチューブでは、人気漫画「鬼滅の刃」に出てくる必殺技を練習するなど、アニメの世界に敵を求めるほどになった。負け知らずの神童は、誰も届かない領域でさらに成長を続ける。【松熊洋介】

試合後、ポーズを決める那須川(撮影•滝沢徹郎)

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那須川天心デビュー44連勝「キック無敗でいたい」

試合後、ポーズを決める那須川(撮影•滝沢徹郎)

<RISE横浜大会>◇28日◇横浜アリーナ

キックボクシング界の「神童」那須川天心(22)がデビューから44連勝を飾った。

昨年のRISE DEAD OR ALIVE2020 55キロ以下~那須川天心挑戦者決定トーナメントを制した志朗(27)とのバンタム級(55キロ級)3分3回に臨んだ。19年9月のRISEワールドシリーズ58キロ級トーナメント決勝以来、約1年半ぶりの再戦でも、3-0(30-28×3)の判定勝利。21年初戦を制した那須川は「久々にかけ引きで試合して勝てたのがうれしい。成長させてくれた志朗君、ありがとうございました」と感謝した。

キックボクシングからの卒業間近であることを明かしている那須川は「これからいろいろな試合があると言われているんですけど、キックでいる時間は少ないんですよね。しっかり最後までRISEに恩返ししてキックボクシングを去るまで無敗でいたい」と力強く宣言した。

K-1の3階級制覇王者で現スーパーフェザー級王者の武尊(29)との頂上対決実現に大きな注目が集まっている。昨年大みそかのRIZIN26大会で臨んだムエタイの強豪クマンドーイ・ペットジャルーンウィット(26=タイ)戦には、会場のさいたまスーパーアリーナに武尊が姿を見せて試合視察。武尊も3月28日のケイズフェスタ4大会Day2(東京・日本武道館)でレオナ・ペタスとの防衛戦を控えており、これをクリアすることで、両者のスーパーファイトが実現に向けて進むのではないかとされている。

志朗(手前)の肘が右目付近に当たる那須川(撮影•滝沢徹郎)

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原口健飛が判定で白鳥大珠に完勝「やっと終わった」

白鳥(右)に飛び膝蹴りを見舞う原口(撮影•滝沢徹郎)

<RISE横浜大会>◇28日◇横浜アリーナ

DEAD OR ALIVE 2020トーナメント覇者の原口健飛(22=FASCINATE FIGHT TEAM)が、同19年覇者の白鳥大珠(24=TEAM TEPPEN)に3-0で判定勝ちを収めた。19年から続いたライバル2人のストーリーに終止符が打たれ「やっと終わった。でもちょっと寂しい」と胸の内を吐露した。さらに「ここまで強くしてもらってありがとう。ごはん食べに行きたいんで、よろしくお願いします」とリングを去る白鳥に語りかけた。

ミスした方が負けというハイレベルな戦いの中、王者のディフェンスが光った。白鳥のスピードある攻撃をことごとく退け、ヒットさせなかった。攻撃では2Rに2回のダウンを奪い、その後も優位に試合を進めた。

2週間前の公開練習では「40%くらい」だった仕上がりを当日100%にしっかり持ってきた。20戦の経験から疲労を抜くことの大事さを覚えた。体重を毎日チェックし「何日で疲労が抜けるとか、減量してからの動きや息が上がる状況を自分で把握している」と自分の体と向き合い、トレーニングを続けてきた。

昨年10月の「DEAD-」では決勝で当たるかと思われたが、白鳥が準決勝で敗退。今大会は当初、それぞれ外国人選手との対戦が決まっていたが、緊急事態宣言延長による入国困難で、カード変更。思わぬ形での新旧王者対決に戸惑いもあった。「早すぎる。実績作ってから挑戦してこい」と思ったこともあった。それでもRISE伊藤代表から直々に変更を告げられ「今活躍できているのは伊藤代表のおかげ。こんな(緊急事態の)時に応えないチャンピオンはいない」と承諾。白鳥に対しても「正直国内で1番強い。立場は上でもずっと追い掛けていた人」と正直な気持ちを明かした。

普段から自信の発言が見られるが、実は少し怖がりな部分も持つ。「これまでで1番のプレッシャー。恐怖や不安もあったし、1人で泣いた日もあった」と明かした。12日の公開練習では「めちゃくちゃびびっている」と話し、前日計量でも「過去一びびっている」と不安を吐露。19年3月のマルティネス戦で、外国人に恐怖を感じ、フィジカルを徹底的に鍛え始めた。下半身を強化し、蹴る瞬間のトップスピードがアップ。「フィジカルで勝っていれば、相手もびびると思って」。さらに「(白鳥は)男前で、顔も身長も負けている。男として完璧。唯一勝っているのがフィジカル」と鋼の肉体で白鳥を圧倒した。

「運命だと感じる。20年で王者となって第1章が終わった。21年は追い掛けていた白鳥を倒して第2章を始めたい」。因縁の対決を制し、王者の意地を見せた原口が、21年好スタートを切った。【松熊洋介】

攻め合う白鳥(左)と原口(撮影•滝沢徹郎)

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寺山が田渕に判定勝利、高橋洋子のエヴァ生歌で入場

高橋洋子(左)の生歌で入場する寺山(撮影・滝沢徹郎)

<RISE横浜大会>◇28日◇横浜アリーナ

QUEEN of QUEENS 2020優勝の寺山日葵(20=TEAM TEPPEN)が、RISE2戦目となる空手家の田渕涼香(20=拳聖塾)に3-0判定で勝利した。昨年12月デビュー戦で、QUEENフライ級暫定王者の小林愛三に判定勝利し、勢いに乗る田渕を沈めた。

「右ストレートを警戒していた。怖かった」と2Rまでは慎重に行きすぎ、手数も少なかった。3Rでは前に出て、しっかりとヒットさせ、ポイントを重ねた。「まだまだ伸びしろがあると思うので、もっと練習して世界で戦える選手になっていきたい」と笑顔を見せた。

登場から大きな後押しを受けた。「新世紀エヴァンゲリオン」の主題歌「残酷な天使のテーゼ」と、映画「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生」の主題歌「魂のルフラン」の入場曲を、歌手・高橋洋子が生歌を披露し、送り出された。今大会のために寺山がオファーして実現。「すごく元気をもらいました。ありがとうございました」とリング上で感謝した。

寺山は当初、タイの選手と対戦予定だったが、外国人選手の入国が困難なため、対戦相手が変更。昨年12月のデビュー戦を観戦しており「(田渕と)いつか対戦してみたい」と言っていたことが早くも実現。「キックの試合では4戦と少ないが、空手は小さいころからやっているだろうし、経験値はあるので、リスクを冒していかないと」。153センチ田渕の細かい左右の動きにも惑わされず、警戒されていた前蹴りも「自分の武器なので」と積極的に出した。思い通りの戦いとはならなかったが、格闘技の先輩として、落ち着いた戦いを見せて勝利した。

高橋洋子の生歌で入場する寺山
田渕(左)に蹴りを見舞う寺山(撮影・滝沢徹郎)

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江畑塁、拳剛を瞬殺「戦い方改良」拳2発でKO勝ち

拳剛(左)にパンチを見舞う江幡(撮影・滝沢徹郎)

<RISE横浜大会>◇28日◇横浜アリーナ

江畑塁(30=伊原道場)が、拳剛(26=誠剛館)に1R2分38秒で、KO勝ちを収めた。

「キックボクシングの魅力を知ってもらいたい」との言葉通り、右、左と2度の拳でダウンを奪い、拳剛を瞬殺した。勝利後マイクを取った江畑は「RISEの舞台でしっかり輝けるために調整を続け、戦い方を改良してきた。みなさん、どうでしたか~」と声高らかに叫んだ。

RISE初参戦となった昨年11月の大会では、準決勝で鈴木真彦との壮絶な戦いの末に敗れ、那須川天心への挑戦権を得ることができなかった。「満足していない」と悔しさをバネに今大会で勝利をつかんだ。コロナ禍の中、応援してくれたファンにも感謝。「僕たちはこのリングで熱く生きて、皆さんに力を与えていきます」と語った。

拳剛(左)にノックアウト勝ちした江幡(撮影・滝沢徹郎)

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元西武の相内、初陣は猛攻浴びて瞬殺!1回KO負け

ダウンする相内(撮影・滝沢徹郎)

<RISE横浜大会>◇28日◇横浜アリーナ

プロ野球元西武の相内誠(26=フリー)が、Delgermuru拳信王(31=モンゴル)に1R2分5秒3ノックダウンでKO負けし、格闘家デビュー戦を勝利で飾ることはできなかった。

「楽しみ」と話していた戦いは、何もできず、あっという間に終わった。ゴング直後はキックから入った相内。その後「KOしたい」と言っていた右ストレートはヒットせず、ダメージを与えることはできなかった。拳信王のミドルキックがボディに入り、ダウンを奪われると、攻撃力が極端に落ち、その後左フックで2度目のダウンを奪われた。何とか立ち上がったが、最後は殴られ続け、防戦一方となり、レフェリーに止められた。

プロ野球時代から「筋トレはほとんどやったことがない」という相内。それでも練習で強烈なパンチや蹴りを見たRISE伊藤代表は「フィジカルが強く能力は高い」と期待を寄せていた。練習をともにした周りの選手からも「初めてとは思えない強さ」と驚かれていたが、天性の瞬発力と練習で培った技術をリングで見せることはできなかった。

公開練習では「課題はない」と強気な発言も「試合もしたことないのに、自信があるとか言えない」と立場はしっかりわきまえていた。前日の初計量では1回でパス。終了直後から炭水化物や甘いものをほおばり「3キロくらい戻ったと思う。夜は焼き肉を食べてゆっくり寝て備えたい」と話した。帰り間際には会場にいた那須川のもとへ駆けつけ、前日からどれくらい戻せばいいかを質問。年下だが、格闘技界では先輩の相手に敬語で話し掛けた。「あまり戻し過ぎないようにしている」とアドバイスをもらい「参考になった」と頭に入れ、試合に臨んだ。

相内は12年ドラフト2位で西武入団。仮契約後に仮免許運転違反を犯し、入団は一時凍結。14年には未成年ながら飲酒、喫煙も発覚した。その後も乗用車の事故、自宅待機中でのゴルフなど問題を起こし、昨年1軍未勝利のまま戦力外となった。不祥事が取りざたされるが、もともとは真っすぐ自分と向き合う純朴な人間。指導する菅原コーチは「あいさつとかも礼儀正しいし、人としてちゃんとしているから、しっかり教えている。技術も上がってきたし、体重も乗っていて形になってきている」。結果は伴わなかったが、今後の成長を期待させる。

「多くの人に支えてもらってここまで来られた。試合で恩返ししたい」と話していたが、応えることはできなかった。非凡な才能は次戦で開花させる。【松熊洋介】

Delgermuru拳信王(右)のパンチを浴びる相内(撮影・滝沢徹郎)
試合に敗れた相内(撮影・滝沢徹郎)

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プロ修斗岡田達磨、大目標「UFC」へ第1歩

横浜ケージファイトに出場する岡田

総合格闘技道場SAI-GYM(燕市)のプロ修斗選手、ライト級岡田達磨(20)が28日、「横浜ケージファイト13」(パンクラスイズム横浜)でDoyon Simon(リバーサルジム横浜グランドスラム)と対戦する。昨年11月、EXILEなどが所属するLDHが行う「LDH格闘家オーディション」に参加。今回の試合は実力を見極められる場だ。「寝技も立ち技も磨いてきた」と岡田。「ある意味、品定めされる」と週5日のジム通いできっちり調整してきた。

子どものころからプロレスなどの格闘技が好きだった。新潟県央工ではレスリング部に所属。卒業後は警察官を目指し専門学校に進んだが「やはり格闘技がしたい」と1カ月ほどで退学。SAI-GYMに入門し練習を積んできた。「将来は(米国の)UFCの試合に出たい」。大目標への最初のステップに全力を傾ける。

◆岡田達磨(おかだ・たつま)2000年(平12)7月8日生まれ、燕市出身。燕中では柔道部で3年生の時に県大会団体戦準優勝。新潟県央工でレスリングを始め、3年時の国体でグレコ80キロ級ベスト8。昨年1月、修斗のプロに昇格。ブラジリアン柔術は青帯。170センチ、73キロ。

◆LDH格闘家オーディション 格闘家の卵を募集するオーディション。合格者はLDH所属の総合格闘家としてLDH主催イベントでデビューする。昨年3月開催予定も、コロナ禍で昨年11月に延期された。

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K1谷川がRUI戦弾みにクルーザー級トップ狙う

力強く右ミドルキックを蹴りこむ谷川(C)K-1

K-1クルーザー級の谷川聖哉(24)が年間最大の祭典をステップに王座戦線に名乗りを上げる。3月21日に東京ガーデンシアターで開催されるK-1年間最大の祭典ケイズフェスタDay1(日刊スポーツ新聞社後援)で、同級トップのRUI(29)と同級3分3回で激突する。

神奈川・相模大野の所属ジムで最終調整を続けている谷川は「今のK-1クルーザー級の中で王者になることは全然問題ないと思いますし、世界にはもっと強い選手がいっぱいいると思うので、そういう選手たちとも戦っていきたい。そのためにも、まずK-1クルーザー級でトップを取ります」と静かに燃えた。

当初は1月に前クルーザー級王者シナ・カリミアン(イラン)とマッチメークされていたが、3月に大会がスライドし、対戦相手もRUIに変更となった。どちらも身長の高い大型ファイターでキャリアも相手の方が上となる。バックボーンとなる空手時代から長身選手との対戦には恐怖も感じず、長身対策も進めている様子だ。

谷川は「他のクルーザー級選手とは違う『一撃』を見せたい、と思っています。僕はパワー一辺倒は好きではなく、テクニックやスピード、すべてで圧倒していきたいです。最初からKO狙いというより、圧倒して、気づいたら倒れている、というのが理想」と自らが目標とするイメージを膨らませた。対戦相手もK1王座挑戦に向け、闘志をむき出しにしているRUIだけに厳しいファイトになるのは間違いない。

クルーザー級のサバイバルマッチとなるカードとなるが谷川は「RUI選手に当てさせず、僕の攻撃だけを当ててしっかりと倒しきるのが目標です。クルーザー級らしい試合をしつつ、自分の個性をしっかり出して倒したい」と気持ちを高揚させていた。

3・21ケイズフェスタ4大会Day1でRUIと対戦するK-1クルーザー級の谷川(C)K-1

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元西武相内が前日計量パス「試合で恩返し」RISE

キックボクシング「RISE ELDORADO 2021」前日計量に臨む元西武の相内(撮影・小沢裕)

キックボクシングのRISE横浜大会(28日、横浜アリーナ)で格闘家デビューするプロ野球元西武投手の相内誠(26)が27日、翌日に迫った試合に向け「しっかりKOで勝ちたい」と意気込んだ。

初めての前日計量(65キロ以下)は64・8キロと1発でパス。ホッとした表情で「プロ野球時代は、体重を増やす方が大変だったので、減量はそれほど苦ではなかった。家の体重計との誤差が不安だったくらい」と明かした。計量後にはさっそく海藻スープや甘いもので栄養補給。「もう3キロくらい戻ったかも。早くおいしいごはんを食べて明日を迎えたい」と笑みを見せた。

昨年11月に西武を戦力外となり、以前から興味のあった格闘家に転向。周囲の反対もあった中、自分の意思を貫いた。ストロングポイントを聞かれ「気持ちの強さ」と答えた。RISE伊藤代表は「話題先行と思われている感じもあるが、ここ1カ月で、かなりいい感じになっている。勝ち負けもあるが、リングで気持ちを見せられるかどうかが今後につながる」と期待する。

転向後わずか4カ月でのデビューに「こんなに早く、しかも素晴らしい舞台で戦える。伊藤代表をはじめ、いろんな人に応援してもらってここまで来られた。試合でしっかり恩返ししたい」。プロ野球時代の仲間からも、たくさんのエールをもらった。「気持ちの強さでは負けない。あとはやるだけ」。鍛え上げた右ストレートで初勝利をつかむ。【松熊洋介】

キックボクシング「RISE ELDORADO 2021」前日計量をパスしファイティングポーズを披露するデルゲルムルン拳信王(左)と元西武の相内(撮影・小沢裕)

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那須川天心「スピード制御できない」久々適正体重戦

キックボクシング「RISE ELDORADO 2021」前日計量をパスし天を仰ぐように両手を広げる那須川(撮影・小沢裕)

立ち技格闘技のRISE横浜大会(28日、横浜アリーナ)の前日計量が27日都内で行われ、那須川天心(22)が「久々に55キロでやれるので楽しみ」と意気込んだ。3年半ぶりとなる適正体重での試合。計量は54・95キロで1回でパスした。その後、各選手の会見が始まる中、後方の自分の席でずっと1点を見つめ、時折目を閉じて精神を統一させるなど、集中した表情を見せていた。

対戦するのは、昨年の挑戦者決定トーナメントで優勝した志朗(27)。19年9月の対戦では、3R判定で勝利している。1年半ぶりの対戦に「いろんなパターンを考えている」と明かした。さらに「実力で上がってきた選手なので、評価しつつ、前回以上の屈辱を味わわせてやるので、期待しておいてください」と余裕の表情を見せた。

ここ数年55キロ以上での試合が続いた。そんな中でもパワーアップしていることを実感していた那須川。今回の体重について「どれだけスピードが出るか。自分でも制御できないくらい動くのでは。明日の自分に任せるというか、期待したい」と話すほど、さらに高いレベルに到達している可能性もある。17日の公開練習では「キレは増している。体調も良くて楽しみ」と順調な姿を披露した。無敗の神童が異次元の戦いで44連勝を飾る。【松熊洋介】

キックボクシング「RISE ELDORADO 2021」前日計量をパスしファイティングポーズを披露する那須川(左)と志朗(撮影・小沢裕)
キックボクシング「RISE ELDORADO 2021」前日計量を終え会見に臨む那須川(撮影・小沢裕)

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K1王者山崎、ケイズフェスタのテーマは「圧倒」

3月21日のケイズフェスタ4大会Day1で、不可思戦を控えるK-1スーパーライト級王者山崎(C)K-1

K-1スーパーライト級王者山崎秀晃(34)が「圧倒」をテーマに掲げ、年間最大の祭典に臨む。

3月21日、東京ガーデンシアターで開催されるケイズフェスタ4大会Day1(日刊スポーツ新聞社後援)で、不可思(29)との同級3分3回を控える。25日に神奈川の所属ジムで練習を公開した山崎は「試合のテーマは『圧倒』です。観客のみなさんに『やっぱり山崎の試合だったな』と言わせる試合をしないといけないですし、もちろん倒して勝ちます」と王者らしく掲げた。公開練習では元ヘビー級選手の高萩トレーナーの持つミットに向け、鋭い踏み込みからすべてのキックをフルスイングし、吹っ飛ばさんばかりのパワーを披露した。

不可思戦はノンタイトル戦のため、負けるようなことがあれば「再戦で王座戦」を要求されるに違いない。昨年9月の大阪大会で、悲願のK-1王者となった山崎は「不可思選手に限らず、これから対戦する相手には『王者に勝ったら次はリマッチでタイトル戦』を要求されるでしょう」とうなずいた。さらにK-1 MAXで頂点を極めた魔裟斗氏の名前を挙げ「かつて魔裟斗さんが『魔裟斗に勝てば有名になれる』と狙われたように、僕はまだまだ魔裟斗さんの立場には程遠いですが、狙われる立場になったことは感じます」と王者としての立ち位置を再認識した。

ケイズフェイスタ4大会Day1は約3週間後。「K-1王者として、しっかりとテーマを持って、みなさんが喜んでくれる試合をお届けしたい。しっかり追い込み、最高の状態に仕上げて、最後は思い切ってドンといきますので」と充実した表情を浮かべていた。

公開練習で鋭いキックを放ったK-1スーパーライト級王者山崎(左)(C)K-1

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朝倉未来新たな格闘技立ち上げ 1R1分超短期決戦

「BreakingDown」設立発表会に出席した朝倉未来(中央)と朝倉海(右)。左からBreakingDown統括のYUGO氏、レディオブックCMOの田端信太郎氏、1人おいてトライフォース赤坂オーナーの堀鉄平氏(撮影・松熊洋介)

総合格闘家の朝倉未来(28)が新たな格闘技を立ち上げた。

25日、1R1分のアマチュアによる超短期決戦の大会「BreakingDown」の設立発表会に、弟・海(27)とスペシャルアドバイザーとして登場した。5月9日の開催が決定。朝倉未は「最強の男を決めるのは1Rでいい。ここから強くなって、いずれはRIZINとかに出場して欲しい」と思いを語った。

朝倉海も「実際にはプロでも本気で殴りにいくのは難しい。この大会ならではの面白さがある」と話した。

同大会は「1分間最強の男を決める」をコンセプトとし、これまでの格闘家のイメージを払拭(ふっしょく)する。3R制にするかは現在検討中だが、これまでの1R3分や5分に比べて、さらに激しい攻防となる。朝倉未が自身のユーチューブで意向を示したことがきっかけで実現。「街のけんかで1分以上はできない。最強を決めるには1分でいいのかな」と明かした。

この日は選手による模擬試合が行われた。1Rのみの一発勝負。縁のあるユーチューバーなど素人選手の戦いだったが、ゴング直後から相手に襲いかかり、まばたきする暇もないほどの殴り合いが続いた。時間のかかる寝技の攻防もなく、わずか1分ながら、選手たちは息が上がった。

戦いを終えた選手からは「見ているときは短いと思っていたが、思ったよりも長い。倒せる選手はいると思う」。また、他の選手は「1分しかないので、ノーガードでいくしかなかった。素人同士でヒットは少なかったが、経験者だったらもっとやられていると思う」と疲れた表情で答えた。

朝倉兄弟は試合には出場せず、観戦のみだったが笑顔を見せながら、拍手を送った。細かいルールなどは、ユーチューブの視聴者から意見を募って話し合っていくという。

出場選手はプロの試合が3戦以下のアマチュア選手のみ。総合格闘技ルールを土台とするものの、他競技からの参戦も歓迎している。朝倉未は「相撲最強、柔道最強とか出てもらって、どの格闘技が1番強いか競ってもらいたい」。さらに、オーバーエイジ枠といえる通称「おやじ大会」の開催も検討中だという。

第2の「朝倉兄弟」誕生へ、新たな戦いに注目が集まる。【松熊洋介】

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元西武相内「課題ない」28日格闘家デビューへ自信

2月28日のRISE横浜アリーナ大会で格闘家デビューする相内誠(RISEクリエーション提供)

今月28日に行われるRISE横浜大会(横浜アリーナ)で格闘家デビューするプロ野球元西武の相内誠(26)は第2の人生でプロとして“初勝利”を目指す。

プロ野球時代に培った腕力でねじ伏せる。「右ストレートは通用すると思う」。がむしゃらに振り回すのではなく、タイミングを見て、コンパクトに当てることも意識する。19日の公開練習では「特に課題はない」と自信を見せた。「試合で勝てるようなスパーリング相手とやってきた。それを出すだけ」と厳しい練習で手応えを感じている。

プロ野球で培ってきた非凡なパワーには周囲も驚く。RISE伊藤代表は「フィジカルが強く才能は高い」。鍛え上げられた肉体から繰り出されるパンチや蹴りに、練習をともにした周りの選手からも「初めてとは思えない強さ」と驚く。指導する菅原コーチは「だんだんと形になってきた。1発デカイのをかましてくれると思っている」と期待する。

プロ野球に入る前から格闘技に興味を持っていた。高校時代、キックボクシングをやっていたあこがれの先輩にならい、千葉の道場に通った。「楽しいスポーツだと思った。野球界ではチャンスをものにできなかったので、格闘技界では勝ちにこだわっていきたい」。プロ野球で結果を残せず、格闘家転向の話が来た時には周囲の反対もあったが「あとで後悔したくない」と自分の意志を貫いた。

12年西武入団後、仮契約後に仮免許運転違反。その後14年には未成年ながら飲酒、喫煙も発覚した。その後も乗用車の事故、自宅待機中でのゴルフなど問題を起こし、昨年1軍未勝利のまま戦力外となった。不祥事が取りざたされるが、もともとは真っすぐ自分と向き合う純朴な人間。伊藤代表は「問題児的なこともあったが、非常に好青年。腹を据えてやるという意志なのでしっかりバックアップしていきたい」。菅原コーチも「挨拶とかも礼儀正しいし、人としてちゃんとしているから、しっかり教えている」と話す。

「不安と楽しみ半々」という相内。高校時代からエースとして大観客の前で登板しており「人前で何かをするのは少しはなれているのかな」と緊張感はさほどないという。転向決意後すぐに野球道具は処分し、心機一転。「野球界から転向してベルトを取った人を聞いた事ないので、頂点に立ってベルトを巻きたい」と野望も明かす。「怖さはない」。相手の顔面めがけてこん身の右ストレートをぶち込む。【松熊洋介】

◆相内誠(あいうち・まこと) 1994年(平6)7月23日、千葉県生まれ。富津市立天羽中学校から千葉国際高校(現・翔凜高等学校)に進学。高校時代は「房総のダルビッシュ」と呼ばれた。12年ドラフト2位で西武に指名。14年1軍デビュー。20年に戦力外。1軍通算成績は0勝7敗。防10・05。185センチ、65キロ。

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青木真也が4・29試合、ONEの北米進出にも一役

青木真也(2015年8月29日撮影)

シンガポールを拠点とする総合格闘技団体ONEチャンピオンシップは25日、元ONEライト級王者青木真也(37)が4月29日、シンガポール・インドアスタジアムでセージ・ノースカット(24=米国)と対戦すると発表した。

同興行は米ターナー・ネットワーク・テレビジョン(TNT)でも生中継され、ONE on TNT4大会と銘打たれている。ONEチャンピオンシップの北米進出にも一役買うことになる。

青木は19年5月にクリスチャン・リーに敗れて王座陥落した後、ONEで3連勝中。今年1月22日にはシンガポールで強豪のジェームス・ナカシマ(米国)とライト級ワンマッチで対戦し、1回一本勝ちを挙げていた。

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RIZIN皇治28日REBELSラストでエキシ戦

皇治(2020年12月31日撮影)

キックボクシング興行「REBELS~THE FINAL~」(28日、東京・後楽園ホール)に、RIZINを主戦場とする皇治(31)がエキシビション戦に出場することが24日、発表された。同興行をラストに封印となる同ブランドを運営してきた元MA日本2階級制覇王者山口元気代表(50)との「スペシャルエキシビションマッチ」に臨むことが決定。13年にREBELS60キロ級王座決定トーナメントにも出場しており、ラスト興行来場が予告されていた。

同日、都内で会見した皇治は「REBELSには思い入れがある。REBELSがなかったら今の自分はない。古巣というかお世話になった。できる限り大会を盛り上げたいと思う」と意欲満々。“引退試合”として臨む山口代表は全面協力してくれたRIZINに感謝の気持ちを伝えた上で「(皇治の)おとこ気をありがたく感じました」と口にした。

また、皇治は3月28日に東京・世田谷区内で主宰ジムをオープンすることを明かした。さらに5月には大阪で予定されているRIZIN大会に出場する意向も示し「RIZINで結果出せていなくてファンを悲しませている。同じ階級ならば負けない。シバターのおっさんともいずれやらんと。今年はやります」と気合十分。最後は自伝本「凡人の勝算」(2月26日発売)も告知するなど、REBELSの会見は「皇治ワールド」に包まれていた。

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石月祐作RISE勝利 日本タイトル挑戦も視野

快勝し、リング上で喜びを表す石月(右)と伊達代表 提供=KAGAYAKI

<RISE 146>◇23日◇東京・後楽園ホール

スーパーフェザー級戦で同級4位石月祐作(30=KAGAYAKI)が同級3位竹内皇貴(26=チームドラゴン)に2回2分54秒KO勝ちした。

石月は2回、右ストレートでダウンを奪うと終盤に猛ラッシュ。コーナーに詰め連打を浴びせ、竹内をマットに沈めた。これで4連勝。昨年、DBSムエタイ、KROSS×OVERの日本スーパーフェザー級王座の2冠を獲得した実力を1年4カ月ぶりになるRISEのリングでも存分に見せつけた。

上位ランカーに勝ったことでランキング上昇は確実で、RISEの日本タイトル挑戦も視野に入ってきた。KAGAYAKIの伊達皇輝代表(45)は「そういうことを言葉にしてもいいレベルになってきた」と話す。石月は「これからもスーパーフェザー級を盛りあげたい」とアピールした。

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K1初参戦MIKE JOE公開トレ「上を目指す」

3月28日、東京・日本武道館で開催されるK-1年間最大の祭典ケイズフェスタ4大会Day2(日刊スポーツ新聞社後援)で、K-1に初参戦するMIKE JOE(33)が、ノンタイトル戦でK-1王者と激突する。

20年の年間最優秀選手に輝いた現スーパーウエルター級王者木村“フィリップ”ミノル(27)との同級3分3回(延長1回)を控え、22日には千葉県内で練習を公開。10連続KO勝利中という絶好調の木村との大舞台でのノンタイトル戦は注目度も高い。

ビッグバンでスーパーウエルター級王座を獲得し、昨年8月にはKrush後楽園大会で藤村大輔を下している。確実に実績を積んできたJOEは「ここがゴールというわけじゃない。大事なでかい試合だけれど、その先をもっともっと見据えて、上を目指しています。今、僕は他団体のベルトを保持しているのですけど、2本目のベルトもほしいので、お話をいただいた時はチャンスだと思ったし、取るつもりでK-1に入ってきた。そのベルトをたまたま持っているのが木村選手というだけで、何よりベルトがほしいです」と木村撃破で王座挑戦をアピールする腹づもりだ。

2月5日の対戦カード発表会見では、木村と並ぶと一触即発ムードとなった。さらに王者から「しっかり対策をしたほうがいい」との忠告を受けたJOEは「今まであまりプランとか組み立てるタイプじゃなかったんですけど、会見でああ言われましたし、大一番ということで、今回は初めてプランを組んで準備しています。あとは試合当日、リングに上がっていろいろ変化していくと思います」と不敵に笑っていた。

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