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格闘技

石井慧KSWデビュー戦は判定勝利 1カ月で3連勝

東欧トップの総合格闘技興行KSWデビュー戦を飾った石井慧

<総合格闘技:KSW47大会>◇23日(日本時間24日)◇ポーランド・アトラスアリーナ

08年北京オリンピック柔道男子100キロ超級金メダリストの総合格闘家・石井慧(32=チーム・クロコップ)が、東欧トップの総合格闘技興行KSWデビュー戦を白星で飾った。いきなり元KSWヘビー級王者フェルナンド・ロドリゲスJr.(31=ブラジル)との同級5分3回戦だったが、2-1(30-27、28-29、29-28)の判定勝利を収めた。

序盤からローキックからのテークダウンを狙い、2回には投げ技でテークダウンにも成功。さらに左ショートでダウンを奪取するなど打撃戦でも上回ると、寝技でもケージ際に追い込み、攻め続けた。3回には動きながら冷静な判断を続け、あえて深追いせずに試合終了。判定結果を待つまでもなく、両手を挙げて勝利を確信していた。

石井は2月16日、セルビアでSBC(セルビア・バトル・チャンピオンシップ)ヘビー級王座の初防衛戦で挑戦者ホドリコ・カルロス(ブラジル)を1回TKOで撃破。3月2日には名古屋でHEAT44大会でHEATヘビー級王者カルリ・ギブレイン(ブラジル)に2回一本勝ちして王座奪取に成功し「2冠王者」としてKSWデビュー戦に臨んでいた。これで19年は3連勝。石井は自らのツイッターで「1カ月3試合はキツかったですがチームのサポートのお陰で勝ちました。明日から休暇とります」と3連勝に安堵(あんど)する気持ちをつづった。

なおKSWとはポーランド語で「コンフロンタチャ・シュトゥク・ヴァルキ(総合格闘技が激突)」の略。

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那須川天心の妹梨々が涙の判定勝ち「前に出ました」

キックボクシングRISE131大会でプロ3戦目を制した那須川梨々

<RISE:131大会>◇23日◇東京・後楽園ホール

キックボクシング那須川天心(20)の妹、那須川梨々(16)がプロ3戦目を制した。

「RISEQUEEN」アトム級(46キロ)準決勝で平岡琴(28)と対戦。兄天心がセコンドで見守る中、磨いてきたパンチ中心にがむしゃらに突進した。だが、3分3回で決着がつかず1回の延長へ。兄天心に「気持ちしかないんだよ! 」と活を入れられながら、手数の多さで圧倒。3-0で判定勝ちした。リングでマイクを持った那須川は涙を流しながら「相手が強かったので、全力を出して前に出ました。次はもっと強い選手が来るので、今回以上に練習する」と宣言した。

昨年6月のプロデビュー戦で判定勝利し、同11月の2戦目は判定負け。次の紅絹(もみ=35)との決勝戦に向け、「パンチから蹴りにつなげるきれいな倒し方、KOする技を練習していきたい」と初のKO勝利を目標に掲げた。

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石井慧が東欧デビュー「ミルコ魂」ヘビー級王座狙う

東欧トップの総合格闘技興行KSWのデビュー戦を控える石井慧

08年北京オリンピック(五輪)柔道男子100キロ超級金メダリストで総合格闘家の石井慧(32=チーム・クロコップ)がポーランドを拠点とする東欧トップの総合格闘技興行に初参戦する。

23日(日本時間24日早朝)にポーランド・アトラスアリーナで開催されるKSW(コンフロンタチャ・シュトゥク・ヴァルキ=ポーランド語で総合格闘技が激突)47大会参戦を控え、22日には同地で前日計量に出席。ヘビー級ワンマッチで対戦する元KSWヘビー級王者フェルナンド・ロドリゲスJr.(31=ブラジル)が113・9キロでパスしたのに対し、石井は109・4キロでクリア。体重差は4・5キロだった。KSWヘビー級王座を狙う石井にはロドリゲスJr.撃破が大きなステップになる。

「KSWには万全でいきたい」と意気込んでいた石井計量後のセレモニーではクロアチア国旗を持参し、両手で掲げてみせた。師匠のミルコ・クロコップ引退表明後、初めての東欧での試合出場。「ミルコ魂」を継承し、鮮やかにKSWデビューを飾る意気込みだ。

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若松佑弥「ボクがスターになる」番狂わせ実現に自信

31日に初開催のONE日本大会で元UFCフライ級王者ジョンソンと対戦する若松(中央)

3月31日、シンガポールを拠点とする格闘技団体ONEチャンピオンシップの日本大会(東京・両国国技館)に参戦する総合格闘家の若松佑弥(24=TRIBETOKYO)が、番狂わせの実現に自信をみせた。同大会のフライ級トーナメント1回戦で、11回防衛を誇った元UFC同級王者デミトリアス・ジョンソン(米国)との対戦を控える。14日に都内のホテルで、ONEチャンピオンシップ・ジャパン秦“アンディ”英之社長、主戦場とするパンクラスの酒井正和代表と会見に臨んだ。

フライ級最強の呼び声高いジョンソンとの対決。元UFC王者のONE移籍後初試合の相手に大抜てきされた。若松は「今回、ジョンソン選手と戦える機会を与えてくれたONEのチャトリCEOに感謝します」とあいさつした上で「この大会はボクがスターになるための大会。31日はKOで。何かボクの攻撃が当たれば倒せると思う」と力強く宣言。UFC時代のジョンソンの防衛戦をチェックしている若松は「ボクは殴ってダメージを与える戦いができる」と自信を示していた。

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格闘技団体ONEがパンクラスと3年パートナー契約

提携会見で握手を交わすONEチャンピオンシップ・ジャパンの秦社長(左)とパンクラスの酒井代表

3月31日、日本大会(東京・両国国技館)の初開催を予定しているシンガポールが拠点の格闘技団体ONEチャンピオンシップは14日、パンクラスとパートナーシップ契約を結んだと発表した。期間は19年4月から3年となる。

同日に都内のホテルで、ONEチャンピオンシップ・ジャパンの秦“アンディ”英之社長、パンクラスの酒井正和代表がそろって会見。既にONEは修斗とも提携を結んでいる。日本2団体の格闘技団体とパートナーになった秦社長は「選手たちに、より世界で戦える舞台を提供していきたい。(パンクラスと修斗には)それぞれの形でONEを発展させてもらえたら」とあいさつした。

今回の提携で、パンクラス王者はONEチャンピオンシップに出場することが可能になる。またパンクラスのネオブラッド・トーナメント優勝者はONEのトライアウト、ウオリアーシリーズへの出場権を得られる。さらにONEに選出されたパンクラスのアマチュア選手には、シンガポールのエボルブジムに1年間、トレーニングできる機会を与えられるという。

パンクラスの酒井代表は「(ONEチャンピオンシップの)チャトリCEOとは昨年から意見交換してきた。ONEはアジアで成功しているビジネスモデル。パンクラスの選手たちが生活できる基盤を立てられば幅も広がりも大きい」と提携のメリットを強調していた。

31日に初開催のONE日本大会で元UFCフライ級王者ジョンソンと対戦する若松(中央)

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那須川天心への挑戦者公募が1日で1000人突破

那須川天心(2019年3月9日撮影)

キックボクシング界の神童、那須川天心(20)が参加するAbemaTVの企画「那須川天心にボクシングで勝ったら1000万円」の挑戦者公募が10日の開始しからわずか1日で1000人を突破したとAbemaTVが13日、発表した。

募集資格は18歳以上の男性で試合の日時は未定。同様の企画はこれまでに元ボクシング3階級王者亀田興毅、大相撲の元横綱朝青龍があったが、同番組担当者によると、これまでの応募記録を上回る過去最高ペースという。

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元UFC王者コナー・マクレガーが強盗容疑で逮捕

コナー・マクレガー(AP)

17年に元ボクシング5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)とボクシングマッチで戦ったことでも有名な元UFC2階級同時制覇王者コナー・マクレガー(30=アイルランド)が強盗容疑で逮捕された。

11日(日本時間12日)、複数の米メディアが報じたもので、米フロリダ州マイアミビーチのホテルでファンの携帯電話を破壊し、マイアミの警察に同日夜7時ごろに逮捕されたという。報道によると、マクレガーは11日午前5時ごろ、ホテルのナイトクラブを出た後、写真撮影しようとしたファンの携帯電話を奪うように取り上げ、足で数回踏みつけたとされる。監視カメラの映像でも確認され、逮捕に至った。マクレガーは昨年4月、練習仲間らとともに選手の乗車したUFCのバスを襲撃し、逮捕された過去がある。

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UFCドス・サントスがランカー対決制す「最高」

ルイスを下し、両手を挙げて喜ぶジュニオール・ドス・サントス(C)JoshHedges/ZuffaLLC/UFC

<UFC ON ESPN+4大会>◇9日(日本時間10日)◇米カンザス州ウィチタ・イントラスト・バンク・アリーナ

元ヘビー級王者で同級8位ジュニオール・ドス・サントス(35=ブラジル)がTKO勝利で、ランカー対決を制した。同級5分5回で、同級3位デリック・ルイス(34=米国)と対戦し、2回1分58秒、レフェリーストップによるTKO勝ちを収めた。

ヘビーヒッター同士と激突は激しい打ち合いの展開だった。1回終盤、ドス・サントスが回し蹴りをヒットさせ、ルイスも痛がる様子をみせた。直後に右の一撃を浴びたものの、痛みをこらえきれずに腹部をかばうルイスを捕まえ、2回には強烈な右拳からの連打で、マットに倒した。そのまま追撃のパウンドを浴びせたところでレフェリーの制止が入った。

「最高の気分だ。ずっとコンビネーションに取り組んできた。だから、いずれ良いショットをつないでいけると思っていた」と振り返った元ヘビー級王者は「彼は本当に重いパンチを持っているし、向こうもうまくつなげていた。彼のパワーを回避しないといけないことは分かっていた」と冷静に勝利を振り返った。ランカー対決を制し、王座返り咲きに向けてはずみをつけたことは間違いない。

ドス・サントスは「次に誰と戦おうとも気にしていない。自分がアクティブでいられればいい。試合がしたい。もう1度、戦うためにここにいるし、もう1度、ベルトを巻くためにここにいる」と王座挑戦に向けて突き進む姿勢をみせた。

右拳でルイス(右)を追い詰めるジュニオール・ドス・サントス(C)JoshHedges/ZuffaLLC/UFC

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那須川天心1000万円企画相手は「誰でもいい」

RISEの一夜明け会見に出席した那須川天心

10日のRISEワールドシリーズ2019ファーストラウンドでKO勝ちをおさめた那須川天心(20)が11日、都内で一夜明け会見に臨み、「格闘技界全体を盛り上げたい」と今後の展望を語った。

大みそかのフロイド・メイウェザー戦以来、19年初の試合となった前日10日のフェデリコ・ローマ(33=アルゼンチン)戦は、3回1分35秒でKO。マンガに出てくる技「トリケラトプス拳」から左ハイキックで勝負を決め、進化した強さを見せつけた。「成長した部分がたくさん見えたし、課題もみえた」と実りある復帰戦となった。

7月21日大阪で行われるトーナメント準決勝の相手はスアキム・PKセンチャイムエタイジム(23)に決まった。18年2月にKNOCK OUTの舞台で初対戦し、判定勝利。強敵との再戦に向け、「今ならKOできると思う。しっかり練習したい」と自信をみせた。

10日にはAbemaTVの特別企画「那須川天心にボクシングで勝ったら1000万円」の実施も発表。メイウェザー戦の借りを、ボクシングで返す狙いだが、「誰でもいい。でも、階級は同じぐらいがいいです」と苦笑いで公正な戦いを希望した。

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武尊「意味ある試合」の真意、命削り総合ルールでも

前日、ムエタイ現役王者ヨーキッサダーのキックで腫れあがった両腕を見せ、苦笑いの武尊(撮影・吉池彰)

K-1の3階級王者武尊(27)が「意味ある試合」を条件に、総合格闘技ルールでも戦う意欲を示した。

年間最大の祭典となる10日のケイズフェスタ2(さいたまスーパーアリーナ)のメインで、KO負けのなかった現役ムエタイ王者ヨーキッサダー・ユッタチョンブリー(27=タイ)を2回KOで下したエースは11日、都内のホテルで開かれた一夜明け会見に臨んだ。

試合後に「意味ある試合がしたい」と話した真意を問われた武尊は「ボク自身が格闘家として満足できる相手、絶対にやっておきたい相手だったら意味ある試合になる。相手がやりたいルールだったら問わない。総合(格闘技)でも何でもやろうと思っているので」と明かした。

「命を削るだけのある、意味ある試合をやりたいし、そういう相手とやりたい」とも口にした武尊は、米合宿などでUFCバンタム級王者T・Jディラショー(米国)とも練習している。「(ディラショーは)仲がいいのでやりたくないですが、お客さんが望む試合ならやりたい。総合格闘技の同じぐらいの階級の王者で盛り上がるなら。世界から注目されるカードならやりたい」と意欲的。戦う上での契約体重にも柔軟に対応する姿勢で「体重は問わないし、多少の減量の幅は。フェザーでも落とせるし、上げることもできる」とも口にした。

また前夜に右足甲骨折を抱えながら、ムエタイの殿堂ラジャダムナンスタジアムのフェザー級王者をKO撃破した試合を振り返り「足が金属バットだった。もらい続けたら腕が折れると思った。ミドルキックがヤバイ。腕がパンパンなんです。腫れて握力ないです」と内出血で腫れた両腕を公開し、激戦だったことを明かした。

前日、ムエタイ現役王者ヨーキッサダーのキックで腫れあがった両腕を見せる武尊(撮影・吉池彰)

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王者久保優太が左眼窩底骨折、V3戦にピケオー指名

サングラス姿で会見するK-1ウエルター級王者の久保優太(撮影・吉池彰)

K-1ウエルター級王者久保優太(31)が11日、左眼窩(がんか)底を骨折したことを明かした。10日のケイズフェスタ2(さいたまスーパーアリーナ)での城戸康裕(36)との2度目の防衛戦の3回に偶然のバッティングで痛めたもので、この日、都内のホテルで開かれた一夜明け会見で報告した。

サングラス姿で会見に臨んだ久保は「顔が、3ラウンドのバッティングで眼窩底骨折してしまいました」と苦笑い。1年ぶりの試合で強敵を下し、安堵(あんど)する暇もなく、対日本人無敗のジョーダン・ピケオー(オランダ)から挑戦表明を受けていた。

久保は「本当は昨年11月にも挑戦表明を受けていたし、この3月に対戦しても良かった。ボクはチャンピオンとして迎え撃ちたいと思います。次の防衛戦は絶対にピケオーとぜひやりたいです」とV3戦の挑戦者に指名していた。

K-1 WORLD GPで、城戸康裕(左)を激しく攻める久保優太(2019年3月10日撮影) 

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武尊に触発?K1王者武居がムエタイ王者と対戦希望

K-1両国6月大会への出場に意欲を見せる武居由樹(撮影・吉池彰)

K-1スーパーバンタム級王者武居由樹(22)が、武尊に触発!?され、現役ムエタイ王者とのカードを希望した。10日のケイズフェスタ2(さいたまスーパーアリーナ)でサンドロ・マーティン(スペイン)に1回KO勝ちし、王者の貫禄を見せつけた武居は11日、都内のホテルで開かれた一夜明け会見に登場。

大会フィナーレのリングで現役ムエタイ王者をKO撃破した武尊と話し込んでいた内容について「試合を見ていてすごいなあと思って。蹴りが強かったと言われました」と明かした上で「次、やりたいですね」と現役ムエタイ王者との激突を望んだ。

次のK-1は6月30日の両国国技館大会となる。武居は「今回、ケガがなかったので、K-1サイドとジムと話してもらって6月も出たい」と意欲を示した。

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K1村越優汰「強い選手と」さらなる強豪と対戦望む

前日のタイトル戦勝利で自信を取り戻したK-1フェザー級王者の村越優汰(撮影・吉池彰)

さいたまスーパーアリーナで10日に行われた「K-1 WGP 2019 ケイズフェスタ2」(日刊スポーツ新聞社後援)で、K-1フェザー級王座を初防衛した村越優汰(24)が11日、都内で公開会見し、安堵(あんど)の笑顔を見せた。

前夜は卜部弘嵩(29)にフルマークでの3-0判定勝ち。多彩な蹴りとパンチで相手の動きを封じた。そして、迎えたこの日、「K-1に来てから、自分の力を見せられなかったが、昨日は自分の実力を少しは見せられたのかと思う」と小さく胸を張った。

昨年11月、当時17歳のリーバス(スペイン)にまさかの判定負けを喫した。「前回は正直、なめていた部分もあった」と反省。今回は選手として尊敬する卜部を相手に練習量を増やし、「ボクシングジムにも行ってパンチを磨いた」。

そして、つかんだ”完封勝利”。それでも村越に満足感はない。「僕の強さは100%は見せられていない。強い選手とやりたい」と、さらなる強豪との対戦をリクエストした。

1回、卜部弘嵩(右)に強烈なキックを見舞う村越(2019年3月10日撮影)

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今の皇治は武尊を育成「俺の株が上がる」再戦考えず

出来上がったばかりのK-1大阪8月大会のポスターを横に会見する皇治(撮影・吉池彰)

「K-1 WGP 2019 ケイズフェスタ2」(10日、さいたまスーパーアリーナ、日刊スポーツ新聞社後援)に出場した皇治(29)が11日、都内で会見し、ファンに約束したKOができなかったことを、改めて反省した。

大会の企画「日本VS世界7対7」でヤン・サイコ(23=ドイツ)と対戦、KOを狙うあまり、パンチが大きくなり、3-0のフルマークではあったものの、判定勝ちに終わった。

会見の冒頭、皇治は「いやー反省してますよ。初めて結構へこんだ。あのへんてこりんは倒さなあかん」と苦笑い。「倒そうとし過ぎて(腕を)回しすぎた。(練習で)やってきたことを何ひとつ出されへんかった」と頭をかいた。

それでも、質問の話が大阪大会に及ぶと舌好調。「武尊くんが勝つと間接的に(昨年12月に善戦した)俺の株が上がる。だから今はあいつを育てている」と独自の理論を披露した。それゆえ、8月24日のエディオンアリーナ大阪大会では、武尊との再戦は考えていないようで、「俺はトークショーでいいんじゃない?」とけむに巻いた。

それでも、格闘技界を盛り上げたい気持ちは人一倍。最後は「みんながビックリするようなカードをやりたい」と話し、ファンに期待を持たせていた。

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K1林健太が王者の自覚「勝てるのは俺しかいない」

K-1ライト級新王者として決意を新たにした林健太(撮影・吉池彰)

さいたまスーパーアリーナで10日に行われた「K-1 WGP 2019 ケイズフェスタ2」(日刊スポーツ新聞社後援)で、K-1ライト級新チャンピオンとなった林健太(24=K-1ジム相模大野KREST)が11日、都内で公開会見し、今後のさらなる活躍をファンに誓った。

劣勢とみられたタイトル戦。卜部功也(28)との同門対決を延長3-0の判定で制した。3回には右フックで卜部功をあわやダウンという状況に追い込み、延長では最後まで前へ出る気持ちの強さを見せた。

前日のリング上で男泣きし、練習や減量などで塩対応になった家族に「ファイトマネーも入るから行きたいところ全部行こう」と呼びかけた。そして、この日の朝はベッドで子どもたちとベルトを見て、「かっこいい」と盛り上がった。

そんな林が家族と行きたいところは、横須賀のソレイユの丘にあるピザ作り体験教室。減量中にインスタグラムで見て「めちゃくちゃおいしそうだった」というのが理由だという。

新元号で迎える6月大会以降、K-1の新たな顔になることが期待されるシンデレラボーイ。「俺は功也君のように完全無欠にはなれないけど、打ち合える。外国人と打ち合って勝てるのは俺しかいない」と早くも王者としての自覚を見せていた。

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武尊が150戦キャリアの現役ムエタイ王者を初KO

ユッタチョンブリーをKOに沈め勝利し歓喜する武尊(撮影・河田真司)

<K-1:ケイズフェスタ2>◇10日◇さいたまスーパーアリーナ◇観衆1万6000人◇日刊スポーツ新聞社後援

初の3階級制覇王者で現スーパーフェザー級王者武尊(27)が「倒れない」現役ムエタイ王者を初KO撃破した。

日本VS世界・7対7のメインで、ムエタイの殿堂ラジャダムナンスタジアム・フェザー級王者ヨーキッサダー・ユッタチョンブリー(27=タイ)と59キロ契約3分3回で激突。2回に右ストレートでダウンを奪うと、立ち上がったムエタイ王者に右フック、左、右と追撃打。同回2分43秒、KO勝利を収め「王者対決」を制し「K-1最高であることは証明できた。K-1サイコー!」と絶叫した。

「人生の中でも大一番だと思って死ぬ気でやってきた」と振り返った。目の前にはキャリア最大の強敵。150戦のプロ戦績を誇り、プロアマを通じてKO負けはなしという現役ムエタイ王者だった。米合宿期間中にはムエタイ対策で総合格闘技などの他格闘技のテクニックを吸収し「ミックスして戦いたい。それを突き詰めてきた。そこから突破口を見つけて倒したい」と試合分析。鮮やかなKO劇で、過去1度も倒れたことのなかったバトルモンスターを沈めた。

10年前。高校生だった17歳の時、タイ修行に臨んだ。プロデビュー前に急きょ、ラジャダムナンスタジアムで試合出場する機会に恵まれながらも判定負けした。アマキャリア初の黒星はタイで味わっていた。「(ムエタイ王者は)雲の上の上の存在だった。あの時の、10年越しのリベンジ。ボクが負けるとK-1が負けることになるから」。試合前日も意気込み通り、雪辱も果たした。

同日には、武尊とともにキック界トップ選手として脚光を浴びる「神童」那須川天心もRISEワールドシリーズ世界トーナメント58キロ級1回戦に出場。フェデリコ・ローマ(33=アルゼンチン)を竜巻蹴りで2回KO勝ちした。負けじと1万6000人のファンの前で、メインを締めくくった武尊は「同日開催で他の格闘技をやっていて、すごい格闘技ブーム。昔のブームには届いていないかもしれないけれど、ブームは始まっている。K-1は最強、最高だと思っている。もっとK-1が1番ということを証明する相手もいると思う。実現するのは難しいかもしれないですが、ブームをブームで終わらせない」と力強く宣言していた。

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皇治が判定勝ち「武尊の首刈れるのは俺しかいない」

サイコ(右)に判定勝利する皇治(左)(撮影・河田真司)

<格闘技:K-1 WGP 2019 ケイズフェスタ2>◇10日◇さいたまスーパーアリーナ

大会の企画「日本VS世界7対7」で、日本の副将を務めた皇治(29)がヤン・サイコ(23=ドイツ)に3-0で判定勝ちした。

皇治はKOを狙うあまり、パンチが大きくなった。試合後「人って簡単に倒れてくれへんな」と、リング上で倒せなかったことを反省した。

それでも、バックヤードでの会見では皇治節が復活。「武尊の首を刈れるのは俺しかいない」と、この日、現役ムエタイ王者もできなかったことを、改めて目標に掲げていた。

3回、サイコ(左)に右パンチを見舞う皇治(撮影・河田真司)

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那須川天心に勝てば1000万!AbemaTV発表

拳を突き出し入場する那須川(撮影・中島郁夫)

AbemaTVは10日、3周年特別企画として「那須川天心にボクシングで勝ったら1000万円」を行うことを発表した。1000万をかけて対戦する企画は元ボクシング3階級王者亀田興毅、大相撲の元横綱朝青龍に続き、3例目。現段階では、特別ボクシングルールで行うことが決まっているのみで、日時や場所は未定。10日から18歳以上の男子に限って一般公募を開始した。

この日、RISEの試合後に発表会見に臨んだ那須川天心(20)は「ボクシングでやられたものはボクシングで返す」と受けた理由を説明。キックを禁じられたボクシングルールで敗れた昨年大みそかのメイウェザー戦の屈辱を晴らすつもりだ。

ローマ(左)にパンチを浴びせる那須川(撮影・中島郁夫)

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那須川天心が圧巻KO キング・カズから花束で祝福

ローマ(左)にジャンピングニーキックを浴びせる那須川(撮影・中島郁夫)

<RISE:ワールドシリーズ2019ファーストラウンド>◇10日◇太田区総合体育館

キックボクシング界の神童那須川天心(20)が圧巻のKO勝ちで19年初陣を飾った。立ち技世界一を争うトーナメントの58キロ級1回戦でフェデリコ・ローマ(33=アルゼンチン)を3回1分35秒でKO。昨年大みそかのボクシング元5階級王者フロイド・メイウェザーとの異種格闘技戦で1回KO負けしてから69日ぶりのリングで、パワーアップした姿をみせた。

「思い通りの試合ができました。ほっとしました」。注目が集まる復帰戦。マンガのような勝ち方で本来の力を示した。メイウェザーとの戦いを経て成長した1つが視野の広さ。久しぶりの試合で「戦っていて(相手が)見えた」と実感できた。1、2回とガードを固める相手の懐をこじ空けられなかったが、「3回で荒くなってきた」。左ストレートでダウンを奪い、「なにかやろう、と思って」とマンガ「グラップラー刃牙」の主人公の技「トリケラトプス拳」で挑発。そこから右手をついた左のハイキックにつなげ、鮮やかに試合を決めた。変形の左ハイキックには、この日「天心キック」と自ら命名した。

ほぼ同時刻、さいたまスーパーアリーナではK-1が行われ、キックボクシング界のもう1人の天才、武尊が勝利した。数年前からファンが熱望する2人の戦いは、まだ実現していない。

那須川は「団体の壁とかいろいろあるかもしれないですけど、いつか一緒になる日がくればいいなと思います。みんなで盛り上げている実感はある」と融合を期待。その先には「(東京ドーム大会も)あると思う」と大きな夢も描いた。

試合後には交流のあるJ2横浜FCのキングカズこと三浦知良に花束で祝福された。2月末に食事し、プロの流儀を教わったばかり。「よかったねと言われました。ああいう人からのよかったね、というのは重いですよね」。大みそかの屈辱を払う華やかな復帰戦で、神童から格闘技界のキングへと、また1歩近づいた。

ローマ(左)にローキックを浴びせる那須川(撮影・中島郁夫)
リングサイドで観戦する横浜FC・FWカズ(撮影・中島郁夫)

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K1ノットソンがKANAに判定勝ち 再戦を制す

3回、KANA(左)に強烈なキックを見舞うノットソン(撮影・河田真司)

<K-1:ケイズフェスタ2>◇10日◇さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ

大会の目玉企画「日本VS世界7対7」唯一の女子対決、51キロ契約の1戦は、ヨセフィン・ノットソン(23=スウェーデン)がKANA(26)に2-0で判定勝ちした。

ノットソンは1回からエンジン全開。左右の連打と蹴りで前に出て、試合の主導権を握った。KANAも終盤、2段のハイキックなどを見せたが、及ばなかった。

昨年11月に対戦した2人はKANAがダウンを奪って判定勝ちするも、ノットソンがダウン裁定はアクシデントと主張。今回の再戦となった。

勝利したノットソンは「前回負けてからリベンジしたくてしょうがなかった。でも、KANA選手が受けてくれたからできた」と前回とは違って、リング上で相手に敬意を表していた。

判定でKANA(左)に勝利するノットソン(右)(撮影・河田真司)

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