上へ戻る

au版ニッカン★バトル

格闘技

那須川天心「誹謗中傷なら俺に」SNSで思いつづる

19年10月17日、明治記念館で行われたスターダム新体制会見で集合写真に並ぶ木村花さん

女子プロレス団体スターダム所属の木村花さん(享年22)が23日に死去した。

木村さんは、19年9月からネットフリックスで配信され、フジテレビでも放送中の人気恋愛リアリティー番組「テラスハウス」に出演。

番組内の言動に関して、SNSで誹謗(ひぼう)中傷を受けていた。そのことに対し、格闘家の那須川天心(21)は「そんなに誹謗中傷したいのならみんな俺にしてください。それで心が落ち着くならそれで良いです。だから他の人にはやめてください」ツイッターで思いをつづった。

木村さんが所属するスターダムの道場前には、ピンクの花束が置かれていた(撮影・滝沢徹郎)

関連するニュースを読む

山本美憂4度目結婚へ、グアム拠点14歳下格闘家と

山本美憂(右)と婚約者のカイル・アグォン(山本美憂提供)

総合格闘家の山本美憂(45)が、同じ米国・グアムを拠点とする総合格闘家カイル・アグォン(31)と婚約したことが22日、分かった。新型コロナウイルスの影響で休業となっているグアムの公的機関が再開した後、婚姻届を提出する予定。山本は、4度目の結婚となる。

山本は過去にJリーガー池田伸康、格闘家エンセン井上、アルペンスキー選手佐々木明の3人と結婚。池田との間に長男アーセン、佐々木との間に次男アーノン、長女ミーアと、2男1女を授かった。19年にはアーセンの長女が生まれ、初孫もできた。

16年にレスリングから総合格闘技に転向し、18年からは弟の故山本“KID”徳郁さんが胃がん治療を受けていたグアムへ移住。そこで、アグォンの指導を受けるようになり、公私のパートナーとなった。今年1月の日刊スポーツのインタビューでは「(恋愛は)生活の一部。自分が幸せであるために必要」と話していた。

米国出身のアグォンは、08年にプロデビュー。17年からはパンクラスに参戦。RIZINでは美憂、アーセン親子のセコンドを務めるほか、今年2月の浜松大会に初参戦し、判定で敗れた。

◆山本美憂(やまもと・みゆう)1974年(昭49)8月4日、横浜市生まれ。72年ミュンヘン五輪に出場した父郁栄氏の指導で、小3でレスリングを始める。91、94、95年世界選手権優勝。04年アテネ、12年ロンドン、16年リオデジャネイロと3度五輪を目指すも届かず、16年に総合格闘技に転向。42歳でプロデビューする。プロ戦績は6勝4敗。156センチ、49キロ。

山本美憂(左)と婚約者のカイル・アグォン(山本美憂提供)
山本美憂(右)と婚約者のカイル・アグォン(山本美憂提供)

関連するニュースを読む

総合格闘技界の神童!神龍誠は猛スピードで進む最強

パンチを打ち込む神龍(左)(C)RIZIN FF

仙台市出身で「総合格闘技界の神童」の呼び声が高い神龍誠(19)は、最強への道を猛スピードで進む。主戦場の「DEEP」では史上最年少の18歳で王者に輝き、フライ級(58・5キロ以下)で躍動。子どもの頃から地道に磨いてきたレスリング技術と「キックボクシング界の神童」こと那須川天心(21)から学ぶ打撃を融合させ、勝利の山を築いていく。

   ◇   ◇   ◇

15歳でプロデビューした逸材だ。神龍は小3で出会ったレスリングに熱中し、15年の全国中学生選手権では73キロ級で準優勝。高校へ進学せず「(同世代が学校に行く時間に)練習して誰よりも強くなってやる」。すぐに頭角を現し、無敗で迎えた8戦目に17歳でフライ級王者に挑戦した。

しかし、判定でプロ初黒星となり「負けたら終わりと思っていたので、1カ月ぐらいやる気が出なかった。負けたらどれだけつらいか分かり『途中からリベンジしたい』と練習を頑張るようになった」。環境の変化を求めて所属先を離れ、複数拠点で練習するフリーになるが、古巣ジムでの出会いが今につながる。

総合格闘技に初めて挑む那須川が出稽古で訪れたときに「めっちゃ強いな。打撃を教わりたいなと思った」。那須川の父が代表を務める「TEPPEN GYM」が千葉・松戸にオープンすることを聞き、念願かない一緒にトレーニングできるようになった。「天心さんは練習からめちゃくちゃ強いし、誰よりも追い込んでいる。お手本です」。ミットを持ってもらい打撃を打ち込むこともある。技術全般の向上とキック界の神童が得意にするカウンター習得に必死だ。

昨年6月にDEEP王者になり、同12月には「RIZIN」と「ベラトール」の日米メジャー団体がタッグを組んだ興行に参戦。大観衆の前で勝利をつかんだ。国内で活躍した上で「将来は(米)UFCに行き、引退後はプロレスラーに転身したい」と思い描く。

11年の東日本大震災を機に生まれ育った仙台を離れ、茨城、千葉と転居。故郷に思いをはせ「仙台に格闘技ジムを作り、チャンピオンを育てたい」。新型コロナウイルスの影響で試合やトレーナーの仕事がなくなり、収入はほぼゼロ。それでも不屈の東北魂で未来への扉を開く。【山田愛斗】

◆神龍誠(しんりゅう・まこと)2000年(平12)7月5日生まれ、仙台市出身。小2時に名取のジムでムエタイを半年間経験。小3時に仙台の「レッドブルレスリングクラブ」でレスリングを始め、転居後の千葉・風早中でも柔道部に在籍しながら競技継続。16年4月に「パンクラス」でデビュー。プロ戦績は12戦10勝1分け1敗。憧れは元格闘家の須藤元気氏(現参院議員)。165センチ。

フロントチョークをする神龍(左)(C)RIZIN FF
飛びつきながらフロントチョークをする神龍(C)RIZIN FF

関連するニュースを読む

2階級王者のG・サンピエール氏がUFC殿堂入り

ジョルジュ・サンピエール氏(12年撮影)

米総合格闘技UFCは10日、元UFCミドル級、ウエルター級の2階級で王者となったジョルジュ・サンピエール氏(38)がUFC殿堂入りすると発表した。

フランス系カナダ人のサンピエール氏は極真空手や柔術などをバックボーンとし、02年に総合格闘家としてプロデビュー。04年からUFCに参戦し、06年にUFCウエルター級王座を獲得した。以後、9度の防衛に成功。13年に王座返上と強迫性障害による休養を発表したものの、17年にオクタゴン復帰。同11月には1階級上のUFCミドル級王者マイケル・ビスピン(英国)に挑戦し、3回一本勝ちで王座獲得に成功した。史上4人目の2階級制覇を成し遂げたが、病気などを理由に防衛戦をしないまま王座返上。19年に引退を表明していた。

10日のロイター通信によると、9日のUFC249大会後の会見で、UFCデイナ・ホワイト社長は「カナダの総合格闘技のパイオニア。この競技の世界的な普及に貢献した。カナダ出身のアスリートとしても有名で、史上最高の格闘家の1人だ。20年殿堂入りを実現できて誇りに思う」と口にしていた。

関連するニュースを読む

UFC社長、大会の連続開催表明「この興行も奇病」

ジャクソンビルで無観客で開催されたUFC249(AP)

<米総合格闘技:UFC249大会> ◇9日(日本時間10日)◇フロリダ州ジャクソンビル・Vystarベテランズ・メモリアル・アリーナ

2カ月ぶりに興行開催したUFCデイナ・ホワイト社長は事前発表通り、13日と16日にも同じ会場で無観客による大会を連続開催すると表明した。UFC249大会後の記者会見で、同社長は「今週のやり方が水曜日(13日)までには良くなる。さらに土曜日(16日)にもっと良くなる。次の土曜日までにプロスポーツが無事に復活することを証明する」と強気の姿勢を崩さなかった。

8日の前日計量後にミドル級5分3回に出場予定だったホナウド“ジャカレイ”ソウザ(40=ブラジル)がセコンド2人とともにコロナウイルス検査で陽性反応を示した。UFCはジャクソンビル市とフロリダ州のスポーツコミッションと協議した上、ソウザ戦のみを中止とし、大会自体は決行していた。

もともとソウザはジャクソンビル到着後、UFC側に家族の中にコロナウイルス感染者がいたことを申告。UFCも細心の注意を払い、大会関係者や選手が宿泊するホテルでもソウザ陣営を隔離していた。ホワイト社長は「今、全世界が奇妙な状況だ。このイベント全体も奇病だ。もう我々は2カ月前とは違う世界に住んでいる。検査で陽性反応が出たのは、最終的に対策のシステムが機能したということ」と満足げに話した。

UFCは新型コロナウイルスの影響で、3月21日のロンドン大会を皮切りに3大会を延期するなど開催を自粛。今月18日に米カリフォリニア州にある先住民の島でUFC249大会の開催を進めていたが、中継局米ESPN、親会社となるディズニー幹部から延期を求められ、開催を断念していた。フロリダ州がWWEの無観客試合を認めたことから、UFCは同州での大会開催を決めていた。

カルヴィン・ケイターの左パンチがジェレミー・スティーブンスの顔面をとらえる(AP)
選手を紹介するブルース・バッファー・アナウンサー(AP)

関連するニュースを読む

UFC王者セフード「もう33歳」V1直後電撃引退

フロリダ州ジャクソンビルで無観客開催されたUFC(AP)

<米総合格闘技:UFC249大会>◇9日(日本時間10日)◇フロリダ州ジャクソンビル・Vystarベテランズ・メモリアル・アリーナ

オリンピック金メダルリストで初めてUFC王者となった現2階級(フライ級、バンタム級)同時制覇王者ヘンリー・セフード(33=米)が電撃引退を表明した。UFCバンタム級の初防衛戦として元同級王者ドミニク・クルーズとの初防衛戦に臨み、顔面への右ひざ蹴りからのパウンド連打で2回4分58秒、TKO勝ちを収めた後に公表した。

オクタゴン(金網)内での勝利者インタビューでデイナ・ホワイト社長らUFC関係者に感謝の言葉を述べた後、セフードは「11歳から(格闘技で)人生を犠牲にしてきたが、もう33歳。引退します」と晴れ晴れしい表情で宣言した。数多くの故障から3年5カ月ぶりに復帰したバンタム級の第一人者クルーズを下し、一区切りをつけることを決断したようだ。

セフードは08年北京五輪のレスリング男子フリースタイル55キロ級金メダリストの肩書を引っさげ、13年に総合格闘家に転向。14年7月にUFCと契約し、18年8月、当時のフライ級王座に君臨していたデミトリアス・ジョンソン(米国)を下してUFC王座に就いた。19年6月にはフライ級王者のままで、バンタム級王座決定戦に臨み、マルロン・モラエスと下して史上7人目の2階級同時制覇を達成した。

金メダルとUFCの2階級で王者となり、トリプルC(3冠王)と自らを称していた。セフードは「今日も戦略通りに戦えた。オレのような経歴は誰も残せない。トリプルCだ」と豪語し、オクタゴンを去っていた。

関連するニュースを読む

UFC再開にトランプ大統領「祝福したい」

無観客で再開されたUFC249大会(AP)

総合格闘技団体「UFC」が9日、新型コロナウイルスの影響で4月中旬から延期していた試合を米フロリダ州ジャクソンビルで無観客により実施した。

州当局がプロスポーツのイベントについて、無観客を条件に外出制限の対象外になると認めた。

関係者には事前に検査が行われ、8日には選手の1人が陽性反応を示した。当該カードは中止となったが、他の試合は実施された。トランプ大統領がテレビ中継で「祝福したい。われわれはスポーツを必要としている」とメッセージを寄せた。(共同)

関連するニュースを読む

UFC、選手コロナ感染判明も2カ月ぶりの興行決行

無観客で開催されたUFC249大会(ロイター)

米総合格闘技UFCは出場選手の新型コロナウイルス感染判明のドタバタも乗り越え、無観客試合での大会決行に踏み切った。9日(日本時間10日)、米フロリダ州ジャクソンビルのVystarベテランズ・メモリアル・アリーナでUFC249大会を開催している。大会中断に入った他の米スポーツに先駆け、約2カ月ぶりに興行を開いた。

8日の前日計量後には、ホナウド“ジャカレイ”ソウザ(40=ブラジル)がコロナウイルス検査で陽性反応を示したことが発表された。ソウザのセコンド2人も陽性となり、3人とも無症状ながらも隔離。大会関係者が宿泊するホテルから離脱し、別の宿泊先に移動し、UFC医療チームの治療を受けている。

UFCはフロリダ州アスレチック委員会とジャクソンビル市のレニー・カリー市長と協議。ミドル級5分3回で組まれていたソウザ-ユライア・ホール戦のみを中止とし、大会自体は決行すると判断した。

UFCのデイナ・ホワイト社長は「1200件の検査を行ったんだ。陽性反応があったとしても予想外ではない」と言えば、カリー市長も「私たちが確率した検査プロセスは機能している。フロリダ州ジャクソンビルで開催されるスポーツイベントを世界に広めることを楽しみにしています」と大会に成功に自信を示した。

UFC249大会は、ライト級1位トニー・ファーガソン(米国)-同級4位ジャスティン・ゲイジー(米国)による同級暫定王座決定戦がメインイベント。セミファイナルには2階級同時制覇王者ヘンリー・セフード(米国)が元王者ドミニク・クルーズ(米国)を挑戦者に迎えるUFCバンタム級王座防衛戦が組まれている。

関連するニュースを読む

魔裟斗、コロナでも矢沢心と円満「ほぼ毎日家ご飯」

魔裟斗

元K-1王者の魔裟斗(41)が、新型コロナウイルスによる“巣ごもり”が続く中でも変わらない夫婦円満ぶりを明かした。

魔娑斗は3日、インスタグラムを更新し、妻でタレントの矢沢心(39)と自宅のソファに並んで座った笑顔のツーショットをアップ。「コロナ離婚と言うのが流行っているらしい 我が家は選手の頃から15年程ほぼ毎日 家ご飯」と、コロナ離婚“どこ吹く風”とばかりにつづり、「今は我慢の時!」と呼びかけた。

仲むつまじい夫婦の写真に、ファンからは「素敵な関係が伝わる良い写真ですね」「理想な夫婦」「お手本にしたい夫婦です!」といったコメントが多数寄せられた。

魔裟斗と矢沢は2007年2月に結婚。12年6月に第1子女児、14年9月に第2子女児、19年1月に第3子男児が誕生した。

関連するニュースを読む

キックKAGAYAKI伊達代表 夢をあきらめない

KAGAYAKIの伊達代表。「弥彦村での開催を実現したい」と気持ちを奮い立たせる

新型コロナウイルス感染拡大で県内の格闘技道場、ジムも活動中止に追い込まれている。キックボクシングジム「KAGAYAKI」(燕市)もそのひとつ。伊達皇輝代表(44)は、燕市の市民講座や県内の小学校、保育園でキックボクシング教室を開くなど、社会貢献活動を行ってきたが、現在はそれも休止中。そんな苦しい状況の中、再開後を見据え、準備を進めている。

誰もいないジムを1人で黙々と掃除するのが伊達代表の日課となった。「練習を始められるようになった時にきちんと指導できるようにしておく」と時折、シャドーで汗を流す。「練習生を驚かせたい」とサンドバッグを7個から10個に増やした。いつでもジムを開く準備はできている。

4月16日に新型コロナウイルスによる緊急事態宣言対象地域が全国に広がった。その直後からジムの活動を停止。伊達代表の元には練習生から再開のめどの問い合わせや、パーソナルトレーニングの依頼が来る。それでも「ここから感染者を出すわけにはいかない」と自粛を続ける。

燕市で10年以上講師を務める市民講座のキックボクシング教室も休講中。それでも三条市、長岡市などの小学校からキックボクシング教室の出張依頼が6件来た。ボランティアで毎年40校以上を回っているライフワーク。「『コロナが終息したらぜひお願いしたい』と言っていただきました。うれしいです」。重苦しい雰囲気の中、救われた気持ちになった。

県内格闘技界のレジェンド的存在だ。マーシャルアーツのウエルター級で日本王座、亜細亜統一格闘技協会の同級王座に就いた。デビューから18連勝を記録し「豪腕」とうたわれた。引退後、燕市でジムを構えて14年目。自分を輝かせてくれたキックボクシングの楽しさ、夢をつかむ努力の尊さを子どもたちに伝えたかった。その思いが学校、地域の指導につながった。

「夢をあきらめない」。練習生や子どもたちに伝えてきた言葉をコロナ禍の今、自分に投げかける。「今秋、地元の弥彦村でキックのイベントをやりたい」。これまでもジムで格闘技イベントを開催し、400人以上が集まったこともある。地元で初めて行うことがモチベーションになる。「そのために今は備える」。気持ちを抑え、力を蓄える。【斎藤慎一郎】

◆伊達皇輝(だて・こうき)1975年(昭50)10月14日生まれ、弥彦村出身。巻農高(現巻総合高)卒業後、キックボクシングを始める。97年、マーシャルアーツの日本ウエルター級王座を獲得。00年には亜細亜統一格闘技協会同級王者に。01年に引退後、07年にキックボクシングジム「KAGAYAKI」を創設。現役時代の戦績は18勝(10KO)3敗。

ジム再開後に備え、シャドーをする伊達代表

パンクラス上野惇平「病気みたいなもの」最強を追求

スパーリングする上野(左)

青森・八戸出身の元球児が格闘技界に飛び込んだ。ハイブリッドレスリング八戸に所属する上野惇平(28)は、地元の造船会社に勤めながら総合格闘技団体パンクラスに参戦。主戦場は他団体含め最激戦区のバンタム級(56・7~61・2キロ)だ。ボクシングのようにランキング制で王者、1位、2位…と同級は12位まで上位認定も、現在ランク外にいる。競技歴は約4年と浅いが「気持ち9割」で勝ち続けランカー入りを狙う。

格闘技とは無縁だった。八戸工では野球部に所属し、主に外野手として主将を務めた。24歳のときに野球部の先輩に誘われジムに入会。「格闘家を目指すというのは全くなく趣味で体を週1、2回動かそうという感じだった」と振り返る。

しかし、気がつけば仕事後と休日の週6でジム通い。18年2月にはパンクラスのアマ大会で実戦デビュー。試合経験を積み重ね、同10月の大会で一本勝ちしてプロ認定された。そして同12月、1階級上のフェザー級(61・2~65・8キロ)でプロ初戦。敗れたが格闘家として1歩を踏み出した。

昨年2月には新人王を決める位置付けのネオブラッドトーナメントで準優勝。「本当に取りたかった。オファーがあればもう1回ネオブラ挑戦も考えたいし、パンクラスでとにかく勝ってランカーになりたい」。優勝すればランカーが確実視されていただけに悔しい結果となった。

試合前は通常体重70~71キロから過酷な減量もあり、今年2月の大会では18日間で10キロ落とした。「できれば試合をしたくないし直前まで怖い。でも病気みたいなものですかね」。恐怖心はあるが独特な表現で魅力を語る。「打撃と寝技のどっちでも勝負したい」。立って良し、寝て良しの万能型へ八戸から最強を追求する。【山田愛斗】

◆上野惇平(うえの・じゅんぺい)1992年(平4)2月6日生まれ、青森県八戸市出身。中1から野球を始め投手、外野手を経験。八戸工では小技、走力、守備を武器に6、7番が定位置。18年12月にパンクラスでプロデビュー。プロ戦績2勝3敗。憧れは桜井“マッハ”速人。173センチ。

相手の攻撃を下からディフェンスする上野(左)

UFC興行再開 5月から無観客で一気に3大会

5月のUFC3大会連続開催のスタート大会となるUFC249大(提供:UFCジャパン)

米総合格闘技UFCは24日、5月に興行を再開し、一気に3大会を開催すると正式発表した。5月9日に米フロリダ州ジャクソンビルのVystarベテランズ・メモリアル・アリーナでUFC249大会の開催を決定。同13日、同16日と同会場で大会を開くことも決めた。いずれも無観客試合となるため、米国でESPNとESPN+、日本はWOWOWで生中継されることも発表した。

UFCのデイナ・ホワイト社長(50)は「ファンのみなさまに素晴らしい試合をお見せできる瞬間が待ちきれません。我々のチームは準備万全、ファイターたちも今回の連続開催を待ち望んでいます」と大会開催にこぎつけた喜びを表現した。既にフロリダ州では米プロレス団体WWEの無観客試合が認められていた。 ジャクソンビル市のカリー市長は「会場使用するにあたりUFCは安全かつ賢明な計画を提示してくださいました」などと歓迎し、同州ボクシング委員会のカニンガム・エグゼクティブディレクターも「フロリダでUFCの今後のイベントを開催できるよう選択肢を検討してきた。委員会は5月9日、13日、16日に開催されるイベントを認可する準備を整えています」とコメントした。

UFC249大会は、ライト級1位トニー・ファーガソン(米国)-同級4位ジャスティン・ゲイジー(米国)による同級暫定王座決定戦がメインイベント。セミファイナルには2階級同時制覇王者ヘンリー・セフード(米国)が元王者ドミニク・クルーズ(米国)を挑戦者に迎えるUFCバンタム級王座防衛戦が組まれた。

UFCは新型コロナウイルスの影響で、3月21日のロンドン大会を皮切りに3大会を延期するなど開催を自粛。今月18日に米カリフォリニア州にある先住民の島でUFC249大会の開催を進めていたが、中継局米ESPN、親会社となるディズニー幹部から延期を求められ、開催を断念していた。フロリダ州がWWEの無観客試合を認めたことから、UFCは同州での大会開催を模索していた。

関連するニュースを読む

格闘技RISEが6・14に大会 裕樹VS那須川も

那須川天心(2019年6月撮影)

立ち技打撃格闘技イベントRISEの伊藤隆代表(49)が20日、YouTubeの公式チャンネルで会見を行い、6月14日に横浜市のぴあアリーナMMで大会を行うと発表した。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、4月12日エディオンアリーナ大阪大会は中止。同大会で行う予定だったRISEワールドシリーズトーナメント55キロ、63キロ1回戦をスライドして実施するほか、那須川天心(21)が裕樹(37)の引退試合の相手を務める。試合は59・5キロ契約で3分3回。那須川は本来57キロ契約以上では戦わない方針だが、「裕樹さんなら、と受けてくれた」と伊藤代表が明かした。裕樹はRISEで史上初の3階級制覇を達成し、愛称は“Mr.RISE”。伊藤代表は、団体を支えてきた裕樹を「頑固で不器用な男」と紹介し、「最高の舞台と相手を用意した」と話した。

また、「うれしいニュースがある」とTBSで月1回のレギュラー番組「RISE~立技格闘技新時代~」が始まることも報告。1時間番組で、4月26日1時28分からスタートする。

関連するニュースを読む

UFC不参戦の史上最強ファイター10人は誰だ

エメリヤーエンコ・ヒョードル(19年12月撮影)

格闘技人気が高いブラジルのグローボ紙は、このほど米総合格闘技UFCに参戦しなかった史上最強ファイター10人を発表した。

同紙は「UFCは世界の最高の選手を集めます」というフレーズを打ち出しながら例外があると分析。オクタゴン(UFCの八角形の金網ケージ)に踏み込まなかった最強ファイターたちをランキング形式で伝えた。

1位は米総合格闘技ベラトールを主戦場とするPRIDEヘビー級王者エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア)、日本人ファイターでは青木真也は9位に入った。なお同紙が選定したトップテンランキングと主な寸評は次の通り。

◆1位=エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア)彼の絶頂期となる00年代初頭は日本のPRIDEに費やされた。ほぼ10年間無敗で、「氷の皇帝」は史上最高のファイターの1人。

◆2位=イゴール・ボブチャンチン(ウクライナ)00年PRIDEGP決勝進出者で、決勝ではコールマンに敗れたものの、攻撃的なスタイルは有名。この世代のファイターでもっとも恐れられたアスリートの1人

◆3位=ヒカルド・アローナ(ブラジル)PRIDE消滅の07年以降、UFCとの契約が期待されていたが、ジムを設立し、精神的な疲労を理由に試合出場を控えていた。天才柔術家でもある。

◆4位=ジーナ・カラーノ(米国)女子総合格闘技の草分け的存在。UFCに女子部門が本格稼働する4年前の09年、初代ストライクフォース女子王座を懸けてクリス・サイボークと対戦し、敗れた後に引退した。

◆5位=パウロ・フィリオ(ブラジル)UFCに吸収されたWECの元ミドル級王者で日本のPRIDE、DREAMに参戦。WEC消滅の08年から国内外の総合格闘技大会に出場。柔術テクニックと強いフィジカルの持ち主。14年2月から試合していない。

◆6位=パトリシオ・ピットブル(ブラジル)UFCのライバル関係にあるベラトールのフェザー級王者。同団体では2階級同時制覇王者にもなった。まだ32歳のため、UFCと契約する可能性は十分に残る。

◆7位=セルゲイ・ハリトーノフ(ロシア)ベラトールを主戦場とする39歳。過去にはアリスター・オーフレイム、ファブリシオ・ヴェウドゥム、アントニオ・ホドリコ・ノゲイラ、セーム・シュルトと各格闘技団体でベルトを巻いた王者たちと戦った。

◆8位=ムリーロ・ニンジャ(ブラジル)PRIDEとUFCで王者となったマウリシオ・ショーグンの実兄。弟を陰で支えるため、UFCと契約しなかったようだ。兄弟とも元PRIDEミドル級王者ヴァンダレイ・シウバと同じシュート・ボクセ・アカデミー出身。

◆9位=青木真也(日本)優秀なフィニッシャーはPRIDE、DREAM、修斗、ONEチャンピオンシップと契約しながらUFCと契約することはなかった。史上最高のライト級選手の1人である。

◆10位=ヒクソン・グレイシー(ブラジル)グレイシー一族でもっとも才能あるファイター。公式的には11試合のみだが、父エリオの指導のもと、キャリアの中で400戦以上無敗という伝説がある。崇拝された日本で公式試合を続けた。

関連するニュースを読む

ONE無観客開催「死にたくねぇなら家に」青木真也

グラップリングマッチで対戦しドローに終わった青木真也(左)と世羅智茂

<ONE:Road to ONE:2nd>◇17日

格闘技イベント「Road to ONE:2nd」が都内某所で無観客で行われ、AbemaTVで生中継された。

本来は12日に都内の会場で行う予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大のよる東京都の自粛要請を受け、無観客試合に変更。ケージ周囲のスタッフが防護服を着用するなど異様な雰囲気の中で実施された。

メインのグラップリング(組み技)マッチでは、元ONE世界ライト級王者青木真也(36)が、柔術のスペシャリスト世羅智茂(30)と77・1キロ契約10分1回で対戦。青木は金網に世羅を押しつけ、両手首をつかむなど優位に試合を進めるが、残り2分をきり、世羅の猛攻に苦戦。互いに決め手がないままドローに終わった。

試合後、マイクを持った青木は「おれはいつ死んだっていいんだよ。いつ格闘技やめたっていいんだよ。死にたくねぇ、負けたくねぇなら、ずっと家にいろ。でもな、生きるってそういうことじゃねえんだよ。日々嫌なことと戦って、くそみてぇな世の中と戦っていくんだ。生きるっていうのは目の前にあることと戦うことだ」と持論を熱弁した。

青木はプロレスラーとしては最近まで試合に出場していたが、格闘家として試合に臨むのは昨年10月のONE両国大会以来約半年ぶり。最後に「ありがとう。楽しかった」と有事の中、試合ができたことに感謝した。

グラップリングマッチで対戦した青木真也(左)と世羅智茂
総合格闘家の青木真也(2017年7月3日撮影)

関連するニュースを読む

ベラルーシ、サッカーに続き格闘技も無観客で開催

ベラルーシでは、サッカーに続き、格闘技大会も開催された。

ロシア・モスクワに拠点を置く世界総合コンバット連盟(WTKF)は11日、ベラルーシのミンスクで総合格闘技、キックボクシング、ムエタイなど計5試合のカードを組んだ興行を開催した。「ファイトハウス」と呼ばれる小さなスタジオにリングを設置し、試合内容はインターネットサイト「ユーチューブ」を通じて世界に配信された。

新型コロナウイルスの予防のため、もちろん無観客での開催だった。選手のセコンドはトレーナー1人のみで、レフェリーは全試合を1人が務めた。出場選手は全員ベラルーシ出身だった。しかしマスクを着用したのはオフィシャルカメラマンだけだったという。格闘技熱が高いブラジルのグローボ紙では同日、ムエタイや総合格闘技のKOシーンなどの試合内容を報じ「素晴らしい瞬間だった」と報じた。

関連するニュースを読む

UFC18日の大会無期限延期 中継局などが要請

デイナ・ホワイト社長(12年2月撮影)

やはり延期に-。米総合格闘技UFCは9日(日本時間10日)、18日(同19日)に米カリフォルニア州にある先住民の島で開催するとしていたUFC249大会の無期限延期を発表した。

カード発表、会場確保、対策面の取り組みなどで決行を表明していたが、9日の米ESPNの報道によると、中継局米ESPN、親会社となるディズニー幹部から延期を求められたという。

UFCデイナ・ホワイト社長は「今日、ディズニーとESPNの高いレベルから電話を受け、開催しないよう求めてきた。私はESPNに意向を尊重します」と無期限延期の決断理由を明かした。

会場は先住民保護区となる同州のサンタローザ・インディアン・コミュニティーのタチヨクト族に属するタチパレス・カジノリゾードが予定されていた。州の法律や命令の対象外での開催であるものの、国内外からの批判も多かった。

同社長は新型コロナウイルスの拡大が世界中で収まった時、あらためて同地で開催すること、そして今回の出場選手たちの報酬も保証することを表明した。

「私と契約するすべてのファイターが安全を感じ、家族と一緒の時間を過ごし、この時間を楽しんでほしいと思う。経済的な部分について心配する必要はありません。4月18日に戦いたいと思っていた人々すべてに報酬を手配したい。UFCでは誰も解雇されません」とコメント。

最後には「我々が(開催に)戻る最初のスポーツになるだろう」と強気の姿勢を崩さなかった。

既にUFCは新型コロナウイルスの影響で3月21日のロンドン大会を皮切りに3大会を延期するなど開催を自粛していたが、継続される形となる。

関連するニュースを読む

UFCが離れ業、先住民の島確保し無観客試合決行へ

UFC

米総合格闘技UFCは18日(日本時間19日)に米カルフォルニア州にある先住民の島で、ナンバーシリーズのUFC249大会を決行する方針だ。

8日、米格闘技サイトMMAウイークリーが報じた。連邦政府により認められたサンタローザ・インディアン・コミュニティーのタチヨクト族に属するタチパレス・カジノリゾードが会場となるという。UFCデイナ・ホワイト社長(49)は6日のESPNのインタビューで「島を確保した。インフラは今構築中。この島で試合するつもり」と発言していた。

先住民の土地となるため、州知事による外出自粛要請に拘束されず、州スポーツコミッションの認可も必要ない。もちろん無観客試合で、医師の増加、衛生面の強化など万全の態勢で大会を開催するとしているが、UFC役員は同サイトの取材に対し「4月18日のイベント開催地は発表していない。そのため、開催地の臆測記事にはこれ以上はコメントしない」と慎重な言葉を続けた。

米プロレス団体WWEがフロリダ州のWWEパフォーマンスセンターで無観客の中、PPV大会や毎週のロウ、スマックダウン両大会の番組を配信している。ホワイト社長は「まず第一に、誰もが最初に始めることを恐れている。現実的に恐れていないのは私、そして(WWE会長)ビンス・マクマホンだけだ。人々はエンターテインメントなしで待機していると心を失い始める。解決策を見つけ出す必要がある」と強調した。またUFCは今後2カ月間、タチパレス・カジノリゾードでイベントを開催する方針だという。

なお、カルフォルニア州のスポーツコミッションは「弊コミッションは、イベントの場所に関係なく、4月18日のUFCイベントには参加しません。ギャビン・ニューソム州知事をはじめ、公衆衛生局や保健当局のガイダンスでは、新型コロナウイルスの感染リスクがあるイベントのキャンセルを勧告している。MMA業界も同じことをすべきだ」とコメントを出している。

新型コロナウイルスの影響で、UFCは3月21日のUFCロンドン大会を皮切りに3大会を延期するなど開催を自粛していた。

関連するニュースを読む

RIZIN4・19中止、格闘オリンピック目指す

総合格闘技イベントRIZINの榊原信行実行委員長(56)が2日、公式YouTubeチャンネルで新型コロナウイルス感染拡大の影響により、4月19日横浜アリーナで開催予定だっRIZIN22大会を中止すると発表した。あわせて、未発表だった5月17日仙台大会も中止となった。

榊原氏は中止理由について、選手、関係者、観客の「安全を担保できると自信持って言える状況ではない」と説明。6月までは大会を見送るとし、代わりに「延期となった五輪の弔い合戦」として、夏の格闘技のビッグイベントを提案した。希望時期は五輪開催予定だった7月から8月の間で、さいたまスーパーアリーナなど大きな会場での開催を想定。「たまった負のエネルギーを爆発させるような、そのぐらいのスケール感でやりたい」と世界にアピールする“格闘技オリンピック”の開催を目指す。

関連するニュースを読む

K1、28日は「無観客大会」払い戻しは後日発表

K-1実行委員会は25日、28日に東京・後楽園ホールで開催する「Krush.112」について、「無観客大会」として行うことが決定したと発表した。

新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、東京都、後楽園ホールと協議した結果としている。チケットの払い戻しについては後日詳細を発表するという。大会の模様はAbemaTVで生中継するとしている。

同実行委員会は、埼玉県と国が開催自粛を求める中で、22日にはさいたまスーパーアリーナで予定通り大会を開催していた。

関連するニュースを読む