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格闘技ニュース

朝倉海TKOで新王者「作戦通り」堀口との再戦熱望

朝倉海対扇久保博正 1回TKO勝ちしベルトを巻き笑顔で引き揚げる新王者の朝倉海(撮影・江口和貴)

<RIZIN23>◇10日◇横浜ぴあアリーナMM

第3代RIZINバンタム級王者決定戦が行われ、朝倉海(26)が扇久保博正(33)を1回4分31秒TKOで下し、新王者となった。

狙い通りの勝利だった。「下を向く癖があるので狙っていた」と扇久保の顎に右アッパーをさく裂。ふらつく相手をコーナーに追い込み、左膝をたたき込んで、グラウンド勝負へ。マウントポジションを取り、パウンドを連打し、逃げる扇久保に強烈なサッカーボールキックを2発。レフェリーストップで勝負を決めた。「効いたら一気にたたみかけようと思っていたので、作戦通り」。打撃の強さをみせつけ、悲願のベルトをつかんだ。

昨年は8月のRIZIN18大会でRIZIN、ベラトール2団体のバンタム級王者堀口恭司に1回KO勝ち。大金星で、一気に名を高めた。その後、堀口が膝のけがのため11月にRIZINバンタム級のベルトを返上。大みそかにマネル・ケイプとそのベルトをかけて戦ったが2回TKOで敗退した。

「本当に悔しくて、必死に練習してきました」。年明けから新たにパーソナルトレーナーのもとでパワーを強化。兄未来との練習時間も増やし、一から技術を見直した。コロナ禍で試合ができない間にケイプがベルトを返上し、再び舞い込んだ2度目のチャンス。「負けたら終わり」と自分を追い込み、ものにした。

王者となっても慢心はない。「まだまだ力不足の部分がある。世界のトップ選手と戦えるようになりたい」と名実兼ねた格闘界の頂点を目指す。対戦したい相手として長期欠場中の堀口の名を挙げ、「お互い万全の状態になってから戦いたい。年末にできたら1番いい」と大みそかの大舞台での再戦を希望した。

昨年からは世界の舞台での戦いを見据え、英会話教室にも通い始めた。兄未来とそれぞれ取り組むYouTuberとしての活動も怠らない。「今日か明日、胸のところに穴の空いた服を着て、原宿を歩く動画が出るはずです」。新時代を象徴する格闘家、朝倉海の成功物語は、まだ始まったばかりだ。

朝倉海対扇久保博正 1回、扇久保(右)にパンチを見舞う朝倉海(撮影・江口和貴)
朝倉海対扇久保博正 1回、扇久保(右)にパンチを見舞う膝蹴りする朝倉海(撮影・江口和貴)
朝倉海対扇久保博正 1回TKO勝ちしベルトを巻き笑顔を見せる新王者の朝倉海(撮影・江口和貴)

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RIZIN、2月以来の開催も観客数は予定に届かず

RIZIN22が開催された、ぴあアリーナMM(撮影・河田真司)

<RIZIN22>◇9日◇横浜ぴあアリーナMM

新型コロナの影響で2月以来の大会開催となった。

来場者の検温や換気など入念な感染予防に努めたが、観客は予定していた5000人に届かず、2805人と少なかった。榊原実行委員長は「ファンやスポンサーで『今回はちょっと』という方が多かった。当初はソールドアウトの予定だったのですが…」と厳しい状況を明かした。ただ「選手たちが非常に熱のある試合を届けてくれた」と内容には満足げだった。

高田延彦の掛け声でスタートするRIZIN22(撮影・河田真司)

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ソウザ10カ月ぶり復活圧勝「チャンスありがとう」

矢地祐介にTKO勝利し、雄たけびを上げガッツポーズするソウザ(撮影・河田真司)  

<RIZIN22>◇9日◇横浜ぴあアリーナMM

メインでは、ブラジル出身で現在、日本を拠点とする柔術家ホベルト・サトシ・ソウザが矢地祐介に1回1分52秒でTKO勝ちした。

巧みにグラウンドに持ち込み、上位をキープしたままパウンド連打で圧勝した。昨年4月のRIZIN初参戦から2連勝していたが同10月に敗戦。約10カ月ぶりの復活勝利に「(昨年10月は)恥ずかしい試合。チャンスをありがとう」と喜んだ。

矢地祐介対ホベルト・サトシ・ソウザ 矢地(下)を攻めるソウザ(撮影・河田真司)

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宮迫博之がRIZIN特別リングアナ 堂々コール

リングアナを務める雨上がり決死隊の宮迫博之(撮影・河田真司)

<RIZIN22>◇9日◇横浜ぴあアリーナMM

現在YouTuberとして活躍するお笑いコンビ、雨上がり決死隊の宮迫博之が特別リングアナウンサーとして参加。第1試合の加藤ケンジ-山本アーセン戦でリングアナを務め、堂々とコールした。

「ボケることなく真摯(しんし)に向き合ってやってもらえますか?」と打診したと明かした榊原実行委員長は「声もいいし、うまかったですね。さすが」とたたえていた。

山本アーセン対加藤ケンジ 1回、山本(左)を右ストレートで沈める加藤(撮影・河田真司)

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悲報乗り越え復活勝利、江幡塁が口にした最澄の言葉

植山に勝利した江幡塁は、親友の故三浦春馬さんへの思いを語る(撮影・河田真司)

<RIZIN22>◇9日◇横浜ぴあアリーナMM

キックボクサー江幡塁(29)が、7月18日に亡くなった親友三浦春馬さんに白星をささげた。RIZINキックルールで植山征紀(24)と対戦し、激しい打ち合いの末、3-0で判定勝ち。三浦さんを思いながら臨んだ昨年大みそか以来約7カ月ぶりの試合で、復活勝利を果たした。

   ◇   ◇   ◇

親友三浦春馬さんがこの世を去ってから3週間。悲しみを乗り越えた江幡が勝利を手にした。勝負は最終3回。序盤に右ストレートでダウンを奪い、直後に激しいパンチの攻防で流血した。両者流血のためいったん試合は中断したが、再開後も最後まで激しく打ち合い、判定勝利を引き寄せた。

リングでマイクを持つと、三浦さんについて自ら語った。「僕が茨城で小さい頃から夢を語ってきた親友がなくなりました。本当につらくて、つらくて、目の前が見えないぐらい、つらくて…。でも僕の生き様はリングで見せるしかない。どんなにつらいことがあってもリングで、メッセージを送りつづけます。僕はこのリングに立てたことを感謝します」。三浦さん、兄睦と誓った「格闘技で輝く」という夢のため、力強く歩き出した。

三浦さんとは地元茨城・土浦市の小学校で知り合って以来の親友。昨年大みそかのRIZIN那須川天心戦では一緒に花道を歩き、セコンドにもついてくれた。那須川に敗れて以来の復帰戦となる8月の試合に向け調整していた時に届いたまさかの訃報。ショックで「パニック状態だった」。数日練習ができない状態が続いたが「僕は格闘家なので戦わないとと思った」。兄睦、ジムの仲間の励ましに支えられ、再び練習を再開。この日を迎えた。

“一燈照隅万燈遍照(いっとうしょうぐうまんとうへんしょう)”という天台宗の開祖、最澄が説いたとされる言葉をリングで口にした。「1人で頑張っていても隅っこしか照らせないけど、おのおのが隅っこでもいいから輝いて、それが集まったら国をも照らす大きな光になる」。親友の死と向き合った自分だけではなく、コロナ禍と戦う人々を思い、前を向こうと呼びかけた。【高場泉穂】

◆江幡塁(えばた・るい)1991年(平3)1月10日、茨城県土浦市生まれ。小4で空手を始め、中1でキックボクシングに転向。07年9月、新日本キックボクシング協会の試合で双子の兄睦とともにプロデビュー。これまで日本バンタム級王者、KING OF KNOCK OUT初代王者に輝き、現在はWKBA世界スーパーバンタム級ベルトを保持する。165センチ、56キロ。

江幡塁対植山征紀 2回、植山(左)に強烈なキックを見舞う江幡塁(撮影・河田真司)  
リングに向かう江幡塁(撮影・河田真司)

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ムエタイ石月が初戴冠、ジム仲間や同僚に感謝の涙

ベルトを巻き、勝利の喜びに浸る石月(提供=KAGAYAKI)

<DBS日本ムエタイスーパーフェザー級タイトルマッチ>◇9日◇宮城・ドラゴンボクシングスタジアム

挑戦者・石月祐作(29、KAGAYAKI)が王者の作田良典(35、GETOVER)に2回1分43秒KO勝ちし、初の王座に就いた。07年創設のスポーツ道場「KAGAYAKI」(燕市)からも初の王者誕生になった。

汗まみれの石月の顔にうれし涙が混じった。「つい、込み上げてきました」。リング上でベルトを巻くとジムの仲間や勤務先の同僚の顔が脳裏に浮かんだ。29歳の遅咲き王者は「支えてくれた人たちのおかげです」と真っ先に感謝を口にした。圧勝だった。2回、右ストレート、右ローキック、左ボディーを次々とヒットさせ、3度のダウンを奪ってKO。「考えていた通りの展開」と理想的な試合運びだった。

新型コロナウイルス感染防止のため、入場は関係者らに制限され、新潟からの応援団はほとんどいなかった。石月も新潟に戻った後は外出を控え、11日にPCR検査を受ける予定。「皆さんへの報告はそれからです」。今後計画されている祝勝会で関係者やファンにベルトを披露する。

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江幡塁が流血勝利「親友」三浦春馬さんへの言葉も

植山に勝利した江幡塁は、親友の故三浦春馬さんへの思いを語る(撮影・河田真司)

<RIZIN22>◇9日◇ぴあアリーナMM◇キック3分3回56キロ契約

キックボクサー江幡塁(29)、亡き親友三浦春馬さんに白星をささげた。RIZINキックルールで植山征紀(24)と対戦し、3-0で判定勝ちした。3回序盤に右ストレートでダウンを奪い、直後に激しいパンチの攻防で流血。両者流血のため、いったん試合は中断したが、再開後も最後まで激しい打ち合いを繰り広げた。

昨年の大みそかのRIZINで江幡はキック界の“神童”こと那須川天心(21)と戦い、1回TKO負け。入場の花道を双子の兄睦(むつき)、親友三浦春馬さんと歩いた。その親友三浦さんが7月18日に突然この世を去った。江幡は悲しみの中、参戦を決意。「ぼくが輝くことが、彼が喜ぶこと。しっかりぼくの生き様をRIZINで見せたい」と宣言していた。

勝利した江幡はリング上で「ご存じの方もいると思いますが18日、試合間近でした。僕が茨城で小さい頃から夢を語ってきた親友が亡くなりました。本当につらくて、つらくて、前を見えないぐらい。でも僕の生き様はリングで見せるしかない。どんなにつらいことがあってもリングで、メッセージを贈りつづけます。僕はこのリングに立てたことを感謝します」と思いを語った。

江幡塁(右)は、親友の故三浦春馬さんへの思いを語る。左は兄の江幡睦(撮影・河田真司)

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那須川天心が皇治を「ボッコボコにしてやろうかな」

皇治(左)にリングに呼び出され、対戦要求される那須川(撮影・河田真司)  

<RIZIN22>◇9日◇ぴあアリーナMM

K-1からRIZINに電撃移籍した皇治(31)が試合間にリングであいさつし、那須川天心(21)に対戦要求した。

ゲストとして解説席に座っていた那須川も皇治に招かれ、リングに登場。突然の挑発に対し、「別にいいですけど、相手になるのかな」と口撃。皇治が去った後も、「みんな見たいですか?ボッコボコにしてやろうかな」と前向きな姿勢をみせ、大きな拍手を浴びた。

那須川は7月12日のRISE無観客試合でシュートボクシング日本フェザー級1位笠原友希(19)と戦い、1回90秒KO勝ち。大みそか以来7カ月ぶりの試合で変わらぬ強さを見せつけたが、拳を痛め、今回のRIZIN参戦を断念していた。

皇治(19年3月10日撮影)

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RIZIN22矢地祐介ら全18選手が計量クリア

格闘技イベントRIZIN22大会(8月9日、ぴあアリーナMM)の前日計量が8日行われ、9試合18選手全員が契約体重をクリアした。

メインのスペシャルマッチで戦う矢地祐介は71キロの契約体重より0・25軽い70・75キロ、ホベルト・サトシ・ソウザは70・95キロだった。

昨年大みそかの那須川天心戦で敗れて以来7カ月ぶりの再起戦に臨む江幡塁はリミットの56キロでクリア。対する横山征紀は55・80キロだった。

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遅咲きボクサー石月 元やんちゃがタイトル戦に挑む

「自分の戦いをするだけ」と、自然体でタイトルに挑む石月(2020年7月31日、KAGAYAKI)

キックボクシング「RISE」に参戦しているプロキックボクサー石月祐作(29、KAGAYAKI)が9日、DBS日本ムエタイスーパーフェザー級タイトルマッチ(宮城・ドラゴンボクシングスタジアム)で、王者の作田良典(35、GETOVER)と対戦する。25歳でプロ入りした遅咲きが初のタイトル挑戦で同ジム初の王座獲得を目指す。

   ◇   ◇   ◇   ◇   

気合を入れるたび、自然と大声が出る。試合直前の練習、石月は伊達皇輝代表(44)が構えるミットに力強く蹴りをヒットさせる。「得意のパンチ」だというストレートの連打は息が上がるまで続ける。「コンディションは今までにないくらいいい」。今回対戦する王者・作田はK-1のリングにも上がるベテラン。「相手の対策よりも自分の戦いをするだけ」と、07年創設のジム、そして自身初のタイトル獲得へ気負いはない。

伊達代表は「もっと早くタイトルに挑戦させてもよかった」と語る。石月は、キック界の“神童”那須川天心(21)も参戦する「RISE」で実績を積んできた。18年にはスーパーフェザー級新人王を獲得しており実力は証明済みだ。10月には30歳になる。キックボクシングを始めたのは25歳。20代前半が伸び盛りの世界にあって遅い方だ。ただ「年齢は関係ない」と伊達代表が言うように、それをハンディにはしていない。

普段はプレス加工業の「ミノル」(燕市)で午前8時30分から勤務。勤務を終えた後、1時間ほどランニングをしてからジムで汗を流す。練習は週6日。休日は総合格闘技の映像を見て研究もする。体重は1カ月で落ちるように67キロをキープ。日々、ストイックに過ごし実力をつけてきた。

10代のころは「やんちゃでした」と笑う。「好きでけんかをしていた」。今は正々堂々とリングで戦い、試合後にお互いをたたえ合う瞬間が何よりも充実している。「お客さんを楽しませたい。まず、目の前のタイトルを取る」と、王者として新潟に戻ってくる姿をイメージした。【斎藤慎一郎】

◆石月祐作(いしづき・ゆうさく)1990年(平2)10月9日生まれ、三条市出身。三条第一中から加茂農林へ。高校中退後、15年にスポーツ道場「KAGAYAKI」に入門。16年にアマチュアの全日本トーナメントで優勝。17年8月に「RISE」でプロデビュー。戦績10戦8勝(5KO)2敗。170センチ。血液型B。

力強いキックを打ち込む石月(右)(2020年7月31日、KAGAYAKI)

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RIZIN朝倉海、公開練習「いよいよ来たなと」

10日のRIZIN23大会に向け、練習を公開した朝倉海(RIZINFF提供)

格闘技イベントRIZIN23大会(8月10日、ぴあアリーナMM)に参戦する朝倉海(26)が4日、YouTube上で練習を生公開した。キレのあるシャドーを披露し、扇久保博正(33)とのバンタム級王座決定戦に向け、調子は万全。「いよいよ来たなという感じ。調整もうまくいって完全に仕上がったので、楽しみ」と自信をみせた。

昨年は大きな浮き沈みを経験した。8月のRIZIN18大会でRIZIN、ベラトール2団体のバンタム級王者堀口恭司に1回KO勝ち。大金星で一気に名を高めた。その堀口が膝のけがのため11月にRIZINバンタム級のベルトを返上。そのベルトをかけ、大みそかにマネル・ケイプと王座をかけて戦ったが2回TKOで敗れた。コロナ禍で試合ができないこの約7カ月間は一から自分の技術を見直してきた。「負けた状態で終わっている。そこから弱いところを見つめ直し、成長して強くなった。その進化した部分を見てほしい」。新たな姿で2度目のベルト戴冠のチャンスをつかむつもりだ。

格闘技の試合ができなかったこの数か月間は、兄未来(みくる)とともに人気YouTuberとして、エキシビションマッチやスパーリングを行ってきた。だが、格闘家として真の表現の場はやはりリング。「期待してくれている分、面白い試合を見せたいという思いが強い。僕の本気の戦いはRIZINの試合で見せる。本気の試合を楽しみにしていてください」と予告した。

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延期のK-1福岡大会、11月3日に開催決定

11月3日の延期開催が決まった福岡大会の新ポスター(C)K-1

「K-1 WORLD GP 2020」福岡国際センター大会の延期開催日が11月3日(火、祝)に決まった。主催のK-1実行委員会が29日、発表した。

同大会は当初、7月26日(日)開催予定だったが、新型コロナウイルス感染の影響を考え、同委員会が会場側と協議の上、安全面を考慮し、延期していた。

この福岡大会の11月3日開催に伴い、東京・両国国技館大会は12月下旬開催が濃厚となった。両国大会は11月15日開催予定のところ、大相撲11月場所が九州から東京開催に代わったため、期日未定の変更となっている。

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江幡塁、三浦春馬さんに約束「RIZINで輝く姿」

19年12月、RIZIN20で三浦春馬さん(左)と入場する江幡塁(中央)

亡き親友三浦春馬さんに白星をささげる。キックボクサー江幡塁(29)が28日、RIZIN22大会(8月9日、ぴあアリーナMM)への参戦を発表した。RIZINキックボクシングルールで植山征紀(24)と対戦する。江幡は18日に30歳で死去した幼なじみの三浦さんを思い、「ぼくが輝くことが彼が喜ぶこと」と勝利を誓った。

   ◇   ◇   ◇

昨年の大みそかのRIZINで江幡はキック界の“神童”こと那須川天心(21)と戦い、敗れた。入場の花道を双子の兄睦(むつき)、三浦春馬さんと歩き、試合中も2人がセコンドで見守ってくれた。その親友が今月18日に突然この世を去ってから10日。スーツ姿で会見に出席した江幡は、引き締まった表情で参戦を報告した。

「(昨年大みそかは)3人で入場させていただいて、夢の舞台でした。3人でみた景色は忘れません。残念な結果でしたが、もっともっと格闘技で輝いていくという約束が残っている。試合で語ろうと思っている。まだまだ見せれなかった自分があると思うんですけど、試合で語ろうと思っています。もう1度大みそかのRIZINで輝いた姿をみせられるようにしたい。今回リスタートです」。約束を果たすため、言葉に力を込めた。

三浦さんとは地元茨城・土浦市の小学校で知り合った。中学校でさらに仲を深め、三浦さんは俳優で、江幡兄弟は格闘技でトップを目指すと誓い合った。三浦さんが芸能界で活躍し、多忙となってもその縁は続いた。都合がつけば、江幡らの計量や試合時に送迎をしたり、相手の分析をするなどできる限りのサポートをしてくれていたという。今月20日に江幡は自身のインスタグラムを更新。「毎回、俺より緊張してる春馬の握ってくれた手がどれだけ心強かったか」と感謝の言葉をつづった。

悲しみの中から、次へと進む。昨年大みそかの那須川戦では“刺客”として期待されながら、2分40秒で3度ダウンを奪われた。完敗だった。「たくさんのことを感じました。またキックボクシングが面白くなった。まだ成長できると思った」。三浦さんへの思いをあらためて問われると、「やっぱり僕が輝くことが一番。僕が輝くことが、彼が喜ぶこと。しっかり僕の生きざまをRIZINで見せたい」。7カ月ぶりの再起戦で、思いをリングにぶつける。【高場泉穂】

RIZIN22大会(8月9日)
19年12月、那須川天心(右)にキックを見舞う江幡塁(撮影・滝沢徹郎)

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K1フェザー級王者の江川優生が椿原龍矢戦で復帰へ

9月22日のK-1大阪大会で対戦する江川優生(左)と椿原龍矢(C)K-1

K-1フェザー級(57・5キロ)王者の江川優生(22)が椿原龍矢(21)と9月22日、エディオンアリーナ大阪で対戦する。「K-1 WORLD GP 2020」で、ノンタイトルの58キロ契約スーパーファイトを行うもので、K-1実行委員会が28日、都内で発表した。

昨年11月の第3代K-1フェザー級王座決定トーナメントで、3試合連続1回KOの戴冠という離れ業を演じた江川。同年のK-1アワードMVPにも輝きながら、今年3月22日の「ケイズフェスタ3」をケガで欠場した。今回は待望のリング復帰となる。

対する椿原はK-1甲子園2017の55キロ(スーパー・バンタム級)王者として知られる。今年7月からフェザー級に階級を上げると、いきなり「Krush114」で、18年2月に江川に勝利した実績を持つ桝本翔也を左ハイキック一撃で粉砕。今回、王者・江川と対戦するチャンスを得た。

復帰に燃える江川と上り調子の椿原。実力と実績では江川だが、椿原の一発も期待される。

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江幡塁「生き様見せたい」亡き友三浦さんに勝利誓う

19年12月、RIZIN20で三浦春馬さん(左)と入場する江幡塁(中央)

亡き親友三浦春馬さんに白星をささげる。キックボクサー江幡塁(29)が28日、RIZIN22大会(8月9日、ぴあアリーナMM)への参戦を発表した。RIZINキックボクシングルールで植山征紀(24)と対戦する。江幡は18日に30歳で死去した幼なじみの三浦さんを思い、「ぼくが輝くことが彼が喜ぶこと」と勝利を誓った。

   ◇   ◇   ◇

昨年の大みそかのRIZINで江幡はキック界の“神童”こと那須川天心(21)と戦い、敗れた。入場の花道を双子の兄睦(むつき)、三浦春馬さんと歩き、試合中も2人がセコンドで見守ってくれた。その親友が今月18日に突然この世を去ってから10日。スーツ姿で会見に出席した江幡は、引き締まった表情で参戦を報告した。

「(昨年大みそかは)3人で入場させていただいて、夢の舞台でした。3人でみた景色は忘れません。残念な結果でしたが、もっともっと格闘技で輝いていくという約束が残っている。試合で語ろうと思っている。まだまだ見せれなかった自分があると思うんですけど、試合で語ろうと思っています。もう1度大みそかのRIZINで輝いた姿をみせられるようにしたい。今回リスタートです」。約束を果たすため、言葉に力を込めた。

三浦さんとは地元茨城・土浦市の小学校で知り合った。中学校でさらに仲を深め、三浦さんは俳優で、江幡兄弟は格闘技でトップを目指すと誓い合った。三浦さんが芸能界で活躍し、多忙となってもその縁は続いた。都合がつけば、江幡らの計量や試合時に送迎をしたり、相手の分析をするなどできる限りのサポートをしてくれていたという。今月20日に江幡は自身のインスタグラムを更新。「毎回、俺より緊張してる春馬の握ってくれた手がどれだけ心強かったか」と感謝の言葉をつづった。

悲しみの中から、次へと進む。昨年大みそかの那須川戦では“刺客”として期待されながら、2分40秒で3度ダウンを奪われた。完敗だった。「たくさんのことを感じました。またキックボクシングが面白くなった。まだ成長できると思った」。三浦さんへの思いをあらためて問われると、「やっぱり僕が輝くことが一番。僕が輝くことが、彼が喜ぶこと。しっかり僕の生きざまをRIZINで見せたい」。7カ月ぶりの再起戦で、思いをリングにぶつける。【高場泉穂】

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三浦春馬さん親友の江幡塁、8・9RIZIN参戦

「RIZIN20」で那須川天心と対戦する江幡塁(中央)と、入場する三浦春馬さん(左)。右は江幡睦(19年12月31日)

格闘技イベントRIZIN22大会(8月9日、ぴあアリーナMM)の追加カード発表会見がYouTubeで配信され、キックボクサー江幡塁(29)の参戦が発表された。シュートボクサーの植山征紀と対戦する。

新日本キックボクシング協会のエース江幡は昨年大みそかのRIZIN20大会(さいたまスーパーアリーナ)で那須川天心と56キロ契約の特別キックボクシングルールで対戦。1回1分24秒でTKO負けした。それ以来2度目のRIZIN参戦で、初勝利を狙う。

7月18日に亡くなった俳優三浦春馬さんとは中学からの幼なじみ。昨年大みそかのRIZINでは兄の睦(むつき)と3人で入場し、。三浦さんはセコンドにもついた。スーツ姿で会見に出席した江幡は「(昨年大みそかは)3人で入場させていただいて、夢の舞台でした。3人でみた景色は忘れません。残念な結果でしたが、僕には格闘技で輝いていくという、3人の夢が残っている。試合で語ろうと思っている。RIZINの8月9日の試合をみていただいて、輝いた姿をみせられるようにしたい。今回リスタートです」と熱く語った。さらに三浦さんについて質問されると、「やっぱり、僕が輝くことが一番。ぼくが輝くことが彼が喜ぶこと。ぼくの生き様をRIZINさんで見せたい」と話した。

昨年大みそかの試合前には「春馬とは中学の頃から夢を語り合って、兄の睦(むつき)と3人で頑張ってきた。試合の時は毎回サポートしてくれている。近くにいてくれると安心する。僕より相手を研究している」などと語っていた。三浦さんは試合時によく車で送迎をしてくれていたという。今月20日に江幡は自身のインスタグラムを更新。試合前に三浦さんと握手する写真とともに「今日最後の別れをしてきました。毎回、俺より緊張してる春馬の握ってくれた手がどれだけ心強かったか。今はただ悲しみと寂しさとでいっぱいです。ですが僕達には小さい頃3人で誓った夢がある。これからもそれは一緒。この握手は約束の握手。心の中で手を繋いで一緒にまた笑おう」と追悼のメッセージを投稿していた。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で予定していた試合は中止となり、江幡にとっては昨年大みそか以来、20年最初の試合となる。惨敗した那須川との戦いで「たくさんのことを感じました。成長させてくれる一戦だった」。敗戦を糧にこの7カ月間磨いてきたものを、リングにぶつける。

江幡塁(2019年12月30日撮影)

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天心負傷で皇治RIZIN参戦、K1に違約金支払う

皇治(19年3月10日撮影)

格闘技イベントRIZIN22、23大会(8月9、10日、ぴあアリーナ)の追加カード発表会見が18日、都内で行われ、K-1の人気選手皇治(31)の参戦が発表された。

皇治は「K-1も大事ですけど、ファンに新しい景色を見せるのが1番」とK-1に違約金を払い、参戦を決めたと説明した。榊原信行実行委員長は9日のメインに出る予定だった那須川天心(21)が拳の負傷で参戦断念したことを明かし、その場で皇治に同日のセミかメインに出てほしいとオファー。皇治も「盛り上がるカードがあるなら」と快諾した。

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K1安保瑠輝也「一方的に」9月に山崎と因縁の再戦

K-1スーパー・ライト級タイトル戦での対戦が決まった王者安保瑠輝也(左)と山崎秀晃(撮影・吉池彰)

K-1が9月22日、エディオンアリーナ大阪でダブルタイトルマッチを行う。スーパーライト級で王者安保瑠輝也(24)と山崎秀晃(33)が、ライト級で王者林健太(25)とゴンナパー・ウィラサクレック(27=タイ)が「K-1 WORLD GP 2020」で拳を合わせるもので、K-1実行委員会が17日、都内で発表した。

安保と山崎は、18年12月の大阪大会同級スーパーファイトで同年のベストバウトを演じた因縁の再戦。その時は安保が延長14秒に左ハイキックでKO勝ちしているが、今回はどうなるか。3月に減量ミスのあった安保は「うまくやって一方的な展開にする」と3度目の防衛に自信満々。一方の山崎はその年齢もあって「ラストチャンスのつもりで挑む」と拳に力を込めた。

大阪大会は当初、8月22日の予定だったが、新型コロナウイルスの影響で1カ月遅れでの開催となる。また、11月15日の東京・両国国技館大会は、大相撲11月場所が九州から東京開催に変更されたことを受け、期日未定の変更が決まった。

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那須川40連勝、見えてきた格闘家としての最終目標

2020年最初の試合でプロ40連勝を達成した那須川天心(C)RISE

<RISE>◇13日◇会場非公開

キックボクシング界の神童こと那須川天心(21)が昨年大みそか以来、半年ぶりにリングに帰ってきた。

12日、RISE初の無観客試合でシュートボクシング日本フェザー級1位笠原友希(19)に1回90秒KO勝ち。14年にプロデビューした記念日に、40連勝を達成した。

   ◇   ◇   ◇

やっぱり那須川天心は強かった。開始早々、強烈なワンツーで1つ目のダウンを奪取。勢いは止まらず、カウンターの右フックで2度目のダウン。立ち上がりなお向かってくる相手をカウンターの右フックで倒し、わずか90秒で勝利をおさめた。新型コロナの影響で何度も試合が中止、延期となり昨年大みそかのRIZIN参戦以来半年ぶりの試合。しかも初めての無観客。「ただいま。格闘技が帰ってきました」と画面の向こうのファンにうれしそうにあいさつした。

今回は相手を公募し、100通超の応募の中からシュートボクシング界の次世代エースとして期待される逸材、しかも自分より若い選手を選んだ。圧倒する形となったが「挑んでくれて本当にうれしかった。格闘技がもっと盛り上がると思った」と向かってきてくれた笠原に感謝した。

14年のプロデビューから6年間でキックボクシング、総合格闘技、ミックスルール合わせて40連勝を積み上げた。試合が出来なかったこの半年の間、おぼろげながら格闘家としての最終目標が見えてきた。プロボクシングの世界王者となった後、総合格闘技の最強王者とキックルールで戦うという前代未聞のプランだ。「世界の格闘技界で認められているのはボクシングか総合。でも、僕は何をやってもキックが大好き。いつか強いやつとそれができたら満足できるかもしれない」と夢を描く。

まだ21歳。世界進出、プロボクシング転向とまだまだやることはある。コロナでいったん止まった格闘技界を動かすのはやっぱり天心だ。【高場泉穂】

笠原友希(左)から2度目のダウンを奪う那須川天心(C)RISE

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那須川天心90秒KO勝ち「記念日」40連勝で飾る

笠原友希(左)から2度目のダウンを奪う那須川天心(C)RISE

<RISE>◇13日◇会場非公開

キックボクシング界の神童こと那須川天心(21)が12日、RISE初の無観客試合でシュートボクシング日本フェザー級1位笠原友希(19)に90秒KO勝ちした。

19年大みそかのRIZIN以来約半年ぶりの試合。開始早々右のカウンターを当てダウンを奪取。さらに練習してきた右フックを連続で決め、わずか1分30秒で勝利。デビュー記念日に40連勝を達成した。試合後は「ただいま。格闘技が帰ってきました」とあいさつ。「挑んでくれてうれしかった。格闘技がもっと盛り上がると思った」と公募で挑戦を名乗り出た笠原に感謝した。

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