上へ戻る

au版ニッカン★バトル

格闘技ニュース

【RIZIN】2冠女王伊沢星花、人生初の赤髪で闘志「優勝することは最低条件」

星の編み込みと赤髪を指さす伊沢(撮影・勝部晃多)

RIZINとDEEP・JEWELSの2冠王者伊沢星花は、RIZIN大会自身初の赤コーナーにあやかり、人生初の赤髪で闘志を燃やした。

31日に開幕する「RIZINワールドGP女子スーパーアトム級トーナメント」1回戦で、ブラジルのフォントーラと対戦する。「優勝することは最低条件。女子格闘技に注目を集めるためには魅了する試合が大切」と先を見据えていた。

大会前インタビューに臨む伊沢(撮影・勝部晃多)

関連するニュースを読む

【RIZIN】元ホスト格闘家YUSHI真価のプロ3戦目へ「今回の試合は現役ホストが相手」

大会前インタビューに応じるYUSHI(撮影・勝部晃多)

31日開催の総合格闘技RIZIN37大会(さいたまスーパーアリーナ)でオープニングマッチを担う元ホスト格闘家YUSHI(34=HI ROLLERS ENTERTAINMENT)が29日、真価のプロ3戦目へ意気込みを示した。

5月のランドマーク3大会で地下格闘技出身のZENKIを退けてプロ初勝利を挙げたYUSHIはこの日、「スター・ウォーズみたいな世界観」と話す、奇抜な服装で大会前インタビューに登場。ホストが集う格闘技大会「宴-UTAGE」で2階級を制覇した覇留樹(29=宴UNIVERSE)と対戦する第3戦のテーマに「王子様対決」を掲げた。「今回の試合は現役ホストが相手なので、白色を基調としたコスチュームにした。普通の格闘技の試合と違う形を見せられたら」。ホスト対決を制し、大会の火付け役になる。

元ホストという異色の肩書から大会出場への批判も少なくない。「僕のレベルでRIZINに出られるのはおかしいと思っていた部分もあった」と、率直な思いも口にした。だが「全体的にレベルが上がった」とし、「今はファイターとしての生活がメインになっている」とファイターとしての自負も見せた。

「1人ずつでいいから否定してくる声をなくしていきたい。納得できる試合をする。実力で『認めざるを得ない』と思わせる」。いつもよりも静かな口調に、真剣さがあらわれていた。昨年大みそかのデビュー戦以来となるさいたまスーパーアリーナの大舞台で存在感を放つ。

関連するニュースを読む

【K1】篠田麻里子が福岡大会でスペシャルラウンドガール リングアナに「おいでやすこが」登場

8.11K-1福岡大会スペシャルラウンドガールに決まった篠田麻里子(写真提供K-1)

元AKB48の篠田麻里子が8月11日に福岡国際センターで行われる「K-1 WGP 2022」(日刊スポーツ新聞社後援)でスペシャルラウンドガールを務める。主催のK-1実行委員会が29日に発表した。

第11試合のゴンナパー・ウィラサクレック-岩崎悠斗の一戦に登場予定で、リング上でウォーキングし、各ラウンド間に観客に向けてラウンドボードを掲げて、大会を盛り上げる。(※1回KOの場合は次の第12試合で実施)。

福岡県糸島市出身の篠田は「私もキックボクシングを習ったことがあり、地元・福岡の地でスペシャルラウンドガールを初めてさせていただけるということで、今からとても楽しみです! 6月のTHE MATCH 2022で話題のゴンナパー選手と、ライト級の超実力者という岩崎悠斗選手の試合に出させてもらえるということで、さらに一緒に格闘技を盛り上げられたらうれしいです」とメッセージを寄せた。

また、スペシャルリングアナとして「おいでやすこが」の登場も決まった。メンバーのこがけんが福岡県久留米市出身で、白羽の矢が立った。第15試合の壬生狼一輝-峯大輝戦に登場する。

8.11K-1福岡大会でスペシャルリングアナを務める「おいでやすこが」(写真提供K-1)
笑顔で手を振る篠田麻里子(2013年7月22日撮影)
篠田麻里子(2011年6月4日撮影)
篠田麻里子(10年03月26日撮影)

関連するニュースを読む

【RIZIN】カズ次男・三浦孝太の対戦相手が挑発「かかってこい!」16歳年下に厳しさ見せる

RIZIN37大会の大会前インタビューで話すフェリペ(撮影・勝部晃多)

かかってこい、コウタミウラ! 31日に迫る総合格闘技RIZIN37大会(さいたまスーパーアリーナ)で元サッカー日本代表FWカズの次男・三浦孝太(20=BRAVE)と対戦するブラジル人ファイター、フェリペ“キングハンター”マソーニ(36=ASTRA FIGHT TEAM)が、経験の違いを見せつけると宣言した。

29日、都内で行われた大会前インタビューに登場。初来日にも、「暑いのにも慣れているので、特に気候には影響を受けていない。雨だろうと雪だろうと、自分は練習しているので問題ない」と、余裕の笑みを浮かべた。デビュー2戦目を迎える三浦とは、3分3回66キロ契約体重で対戦。体力に自信を示し、「道場でスパーリングをやるようなもの。プロとアマチュアの試合になる」と豪語した。

同カードは当初、昨年の大みそかに組まれていたが、新型コロナ感染拡大の影響で来日できず。5月のランドマーク3大会で再び組まれたが、三浦のケガの影響でスライドとなっていた。待望の一戦に、「ずっと戦いたいと思っていたので、やっと戦えてうれしいです」と胸を躍らせた。

三浦と同じく、サッカー出身のファイターで、三浦の父であるカズのことは、「ブラジルのクラブチームにも所属していたし、日本の代表。もちろん知っている」と話した。その上で“キングハンター”の名前通り、「キングを狩りに行く気持ちです」と、リトルキング退治にうずうずしている様子。「かかってこい、コウタミウラ!」と日本語で挑発する場面もあった。

一番違うと思うのは、プロ9勝4敗の「経験」という。「自分はプロのアスリートなので、インスタグラムとかユーチューブとか、SNSで遊んでいる人とは違う」。16歳年下の対戦相手に、プロの厳しさを教育するつもりだ。

関連するニュースを読む

神龍誠、圧巻フィニッシュで世代交代だ「印象に残る試合をして決着をつけて勝ちたい」

20年8月、勝利し歓喜する神龍誠

「総合格闘技界の神童」が、世界最高峰のUFC(米国)参戦に向けて勝ち続ける。仙台市出身でDEEPフライ級王者の神龍誠(22=神龍ワールドジム)は、31日に開催されるRIZIN37大会(埼玉スーパーアリーナ)に出場。「闘うフリーター」の愛称で親しまれてきた、所英男(44=リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)とフライ級契約(57・0キロ)で対戦する。両者の年齢差はちょうど2倍の22歳。新旧実力者対決で圧倒する。

    ◇    ◇    ◇  

7連勝で勢いに乗る「フライ級国内最強」の男が、RIZINの舞台にカムバックだ。神龍はキャリア初の一本勝ちを収めた、20年8月10日の同23大会以来約2年ぶりに参戦を果たす。所戦が発表された6月24日の会見で「今回のテーマはおやじ狩りなので、残酷にボコボコにします」と高らかに宣言。グラウンドでハイレベルな攻防が予想され「注目度が高いので、圧倒的な試合をしたい」。実力差を見せつけ、次のステージに進む。

15歳でプロデビューした逸材。通算戦績は13勝1敗1分け。主戦場のDEEPで史上最年少の18歳11カ月でフライ級王者に輝いた。直近では5月8日のDEEPフライ級王座統一戦で、暫定王者の藤田大和(29)に一本勝ち。勝利インタビューでは「次は世界で戦いたい。UFCのオファーをお待ちしています」と叫んだ。

プロ15戦でトップ選手の地位を築いた。13勝の内訳は判定が11勝、一本が2勝。「1回しか負けてないし、ここまで順調に来ているが、もっとKOや一本を稼ぎたかったという思いはある」。一方で直近3試合は2度フィニッシュ。「今まで一本やKOが少ないのは、大人の体に仕上がっていなかったことが影響している。今はフィジカル面が仕上がり、フィニッシュにつながっていると思う」と進化の要因を分析する。

20歳で経営者になった。昨年5月19日に宮城・亘理町に神龍ワールドジムをオープン。6歳から50代まで約30人が通い、今後は会員を100人に増やすことが目標だ。「ゆくゆくは人が多い仙台でもジムを開きたい」。その上で「格闘家をやっている以上は試合で稼ぐのが一番。年4試合はやりたい」。ここ2年は1試合ずつだったが、本業により力を入れていく。

「キックボクシング界の神童」こと那須川天心(23)が所属する、千葉・松戸市のTEPPEN GYMで打撃強化に励む。東京が拠点だった頃から足を運び「天心さんは練習からめちゃくちゃ強い」と明かす。6月19日に東京ドームで開催された「THE MATCH」。那須川が武尊(31)に快勝した大一番を画面越しに見届けた。「最後まで一番で、さすがです」。キックボクシング無敗でボクシングに転向する「神童」のすごさを再認識した。

世界最高峰へたどり着く。同じフライ級の平良達郎(22=パラエストラ沖縄)が5月、プロデビューから10戦全勝でUFCに参戦。「先に行かれたのは悔しかったが、焦らずに頂上でできればいい。UFC(との契約)はタイミングなので」。RIZIN、DEEPで勝ち続け、いずれ平良と戦う未来を描く。

まずは所戦で完勝する。神龍にとって通過点に過ぎないが「必ず印象に残る試合をして決着をつけて勝ちたい」。22歳の新星と44歳のベテランが向かい合う「THE MATCH」。圧巻のフィニッシュで世代交代を印象づける。【山田愛斗】

◆神龍誠(しんりゅう・まこと)本名は高橋誠。2000年(平12)7月5日生まれ、仙台市出身。小学2年時に名取のジムでムエタイを経験。同3年時に仙台のレッドブルレスリングクラブでレスリングを始めた。千葉に転居後、風早中では柔道部に在籍しながらレスリングも継続。15年の全国中学生レスリング選手権73キロ級で準優勝。16年4月にパンクラスでプロデビュー。19年6月に史上最年少の18歳11カ月でDEEPフライ級王座獲得。プロ戦績は13勝1敗1分け。165センチ。

6月、対戦カード発表会見でファイティングポーズする所英男(左)と神龍誠

関連するニュースを読む

カズ次男三浦孝太「絶対に大丈夫」背中押してくれた祖父を思い1日1戦を戦う/連載3

幼少期の三浦と祖父の設楽卓也さん(三浦のインスタグラムより)

<7・31プロ2連勝へ リトルキング三浦孝太>

元サッカー日本代表FWカズの次男で総合格闘家の三浦孝太(20=BRAVE)が、満を持してプロ2戦目に挑む。31日に総合格闘技RIZIN37大会(さいたまスーパーアリーナ)で、フェリペ“キングハンター”マソーニ(36=ブラジル)と66キロ契約体重3分3回で対戦。昨年大みそかには、1回TKO勝ちの衝撃デビューを飾った。リトルキングの7カ月ぶりの一戦に向けて連載を展開する。

    ◇    ◇    ◇  

今を大切に生きる-。それが、リトルキングのモットーだ。「先のことは1つも考えていない。目の前の相手を全力で倒したい」。会見やインタビューでは、いつもその思いを口にしてきた。

「僕は話題とかそういうところを期待されて出場させてもらっていると思う。勘違いせずに臨みたい」とも。周囲への感謝を忘れず、地に足をつけて努力できるのが、三浦孝太の最大の強みだ。

そんな考えに至った出来事がある。大好きな人との突然の別れ。昨年1月、母方の祖父・設楽卓也さんが自宅の階段から転落し、頭を強打した影響で急逝した。86歳だった。

もともと体が動かなくなっていく病気で、卓也さんの居住スペースを2階から1階に移そうと話していた時の出来事だった。事故の前には、家族で集まって介護の勉強をした。三浦は「みんなが集まった次の日に階段から落っこちて頭を打ってしまって」と振り返る。もっと早く1階へ移してあげていたら…。後悔とやるせなさに襲われた。

家族全員にやさしい笑顔を向けてくれる祖父だった。困った時や悩んでいる時には「大丈夫。自分を信じろ」と鼓舞してくれた。17歳の頃、「本気で格闘家を目指す」と周囲に伝えると、肯定的な意見ばかりではなかった。「どうせ無理だろ」。そんな声も聞こえてきた。その時も、卓也さんは「絶対に大丈夫だから」と、背中を押してくれたという。突然の別れを機に、道を示してくれた卓也さんに誓った。「誰しもに明日が来るわけではない。目の前のことを積み重ね、今を大切にしよう」。

大好きな祖父にプロ格闘家として戦う姿は見せられなかった。今年1月、デビュー戦の勝利者トロフィーを持って墓参りした。「きっと喜んでくれていると思う」。これからも天国に吉報を届け続けるため、三浦は1日1戦を戦っていく。(おわり)【勝部晃多】

関連するニュースを読む

カズ次男三浦孝太 プロ格闘家としての礎は、志願しながらも辛かった寮での住み込み生活/連載2

22日、練習を公開し、取材に応じる三浦(撮影・足立雅史)

<7・31プロ2連勝へ リトルキング三浦孝太>

元サッカー日本代表FWカズの次男で総合格闘家の三浦孝太(20=BRAVE)が、満を持してプロ2戦目に挑む。

31日に総合格闘技RIZIN37大会(さいたまスーパーアリーナ)で、フェリペ“キングハンター”マソーニ(36=ブラジル)と66キロ契約体重3分3回で対戦。昨年大みそかには、1回TKO勝ちの衝撃デビューを飾った。リトルキングの7カ月ぶりの一戦に向けて連載を展開。第2回は「共同生活」。

    ◇    ◇    ◇

真価が問われるプロ2戦目。デビュー戦となった昨年大みそか大会の第1試合から、11試合目に“昇格”もした。三浦は「最高の舞台。緊張よりワクワク(のほうが)が大きい」と言い切った。

自信の下支えは、高校卒業後の21年4月から約3カ月間の経験にある。所属するBRAVEジムの三郷寮で初めての住み込み生活を送った。地方出身の選手や金銭的に余裕のない選手が、生活の場の提供を受けながら夢を追いかける場所。本来なら「そこに住まわせてもらえなかった」というが、入寮を志願した。「経験を積むことが大切」。15歳でブラジルに単身留学した父カズからのアドバイスだった。

宮田代表の内弟子たちとは年齢も近く、共同生活は刺激的だった。「ハングリー精神のある選手たちと時間を過ごして、どういう志で、どういう生活を送っているのかということを暮らしながら感じられた」。充実のトレーニングを積み、総合格闘技のいろはをたたき込まれた。

一方で、逃げ出したいぐらいつらい生活でもあった。「月から金の練習が、本当に普通の1カ月間に感じた。息抜きできるタイミングがなかったのはきつかった」。入寮前は用意されて当たり前だった食事は自炊。疲労困憊(こんぱい)で寝ることさえもままならなかった。

この経験は、プロ格闘家としての礎になった。得たものは大きかった。1つは感謝の心。指導陣やサポートしてくれる家族、仲間…。「ここにいる強い選手に全然勝てないのに、自分の方がいい大会に出られる。そのことへのありがたみを感じました」。格闘技ファンからは、親のおかげで…そんな批判も受けた。オファーを辞退すべきか、悩んだこともあった。

そんなとき、仲間の姿を見て思い直した。「(大きな大会に)出るために頑張っている人がいる。自分にチャンスが来たのに断るというのは、みんなにも失礼なんじゃないか」。チャンスを生かす。どんな時でも全力ファイトを誓った。

昨年の大みそか。プロデビュー戦を圧倒の1回TKO勝ちで飾った。次世代のスターと注目を浴びるが、下積みの経験はいつも胸にある。「意外とすぐ忘れちゃうのかなと思っていたけど、ふとした時に感じる。」。仲間たちと過ごしたあの季節がリトルキングを強くしている。【勝部晃多】

◆三浦孝太(みうら・こうた)2002年(平14)5月28日、神戸市生まれ。サッカー元日本代表FWカズ(三浦知良)とタレント三浦りさ子の次男。兄は俳優の三浦りょう太。東京・明星学園高時代はサッカー部に所属するも、17歳の時に格闘技に熱中しプロ格闘家を志す。卒業後は進学せず、宮田和幸氏のジムBRAVEで研さんを重ねる。175センチ、66キロ。

※三浦りょう太の「りょう」は狩の守が僚のツクリ

◆BRAVEジム シドニー五輪レスリングフリースタイル日本代表で元総合格闘家の宮田和幸氏が、現役時代の09年1月に東京・千住に開設。引退後は埼玉・三郷、草加、東京・世田谷、麻布十番を加え、5エリアに拡大した。寮を備え、練習に専念できる環境を提供。内弟子制度でプロを養成している。主な所属選手は、第9代DEEPライト級王者・武田光司、第8代DEEPフェザー級王者・芦田崇宏。

22日、パリ・サンジェルマンのユニホーム姿でキックポーズを決める三浦(撮影・足立雅史)

関連するニュースを読む

【K1】9・11横浜大会の第2弾カード発表 スーパーウエルター級王者和島大海ら参戦

9月11日のK-1横浜大会第2弾カード発表会見に出席した選手たち。前列中央は中村拓己プロデューサー^

9月11日、横浜アリーナで開催されるK-1横浜大会の追加カードが27日、発表された。K-1スーパーウエルター級王者和島大海(27=月心会チーム侍)が欧州のハードパンチャーとなるメレティス・カコウバヴァス(33=ギリシャ)と同級3分3回で対戦することが決定。今年2月のK-1スーパーバンタム級決定トーナメント準Vの玖村将史(23=K-1ジム五反田チームキングス)がムエタイの強豪となるコンペット・シットサラワットスア(22=タイ)と56キロ契約体重3分3回で対戦することが決まった。

元K-1ライト級王者林健太(27=FLYSKY GYM)が小嶋瑠久(23=PURGE TOKYO)とスーパーライト級3分3回で対戦。両者はともに再起戦となる。今年3月にK-1に復帰した前KNOCK OUT-BLACKスーパーミドル級王者松倉信太郎(30=team VASILEUS)が、神保克哉(26=K-1ジム目黒)と75キロ級契約3分3回で激突。また不可思(31=クロスポイント吉祥寺)が大野祐志郎(35=ALL-WIN team 華王州)とスーパーライト級3分3回で対戦することも発表された。

関連するニュースを読む

【K1】元王者・卜部弘嵩が引退発表「多分納得してくれていると思います」妻のモデル高橋ユウも理解

現役引退を表明した元K-1スーパーフェザー級王者卜部弘嵩

元K-1スーパーフェザー級王者卜部弘嵩(33=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が27日、現役引退すると発表された。同日に都内のホテルで開催されたK-1の記者会見に出席した卜部は「この度、引退を決意したことをご報告いたします。キャリアで言うと15年、60戦やってきました。格闘技人生、いいこともあり、悔しいことあり、いろいろありましたが、支えてきてくれた、関わってくださった方々に感謝したいと思っています」と表明した。ラストマッチは今年2月、K-1東京大会での島野浩太朗戦の3回KO負けとなった。

モデルの妻・高橋ユウにも報告したとし「何か別に反対する訳でもなく、分かったと。ずっとキャリア終盤を見てくれていて気持ちも察してくれたのでしょうね。多分、納得してくれていると思います」と明かした。引退の理由として「競技生活を26年ぐらいやって、ずっと戦ってきたし、自分の中で納得したからいいかなと満足している」と納得した表情を浮かべた。

卜部兄弟としてK-1の2階級制覇王者弟功也(32)と新生K-1トップ戦線をけん引。15年にはスーパーフェザー級初代王座決定トーナメント決勝で弟に判定負けを喫し、同年11月には王者の弟に挑戦し、KO勝ちで王座獲得に成功するなど1年で2度の兄弟対決で注目を集めた。卜部は「弟とやった試合が印象に残っている。2回やっていてトーナメントも大変で、その後もずっと兄弟で戦うかもしれないと、自分の中で気持ちを高めた。大げさでなくて人生全部懸けた1年だった」と感慨深げ。1番強いと思った選手にも弟を挙げた。

既に実業家として会社を設立しており「別に事業と会社もやっていてスタートしている。格闘技とはまったく違いますが、それに集中しようと」と第2の人生もスタートさせているという。ただ今後もK-1を含めて格闘技に携わることについて前向きな姿勢。最後にファンに向けて「長い間ありがとうございました」と感謝の言葉を口にした。9月11日のK-1横浜大会では卜部の引退セレミニーが開催される。K-1中村拓己プロデューサーは「今のK-1の土台、芯、軸をつくった偉大な選手」と功労者としてたたえていた。

都内のホテルで現役引退会見に臨む元K-1スーパーフェザー級王者卜部弘嵩
高橋ユウ(2018年9月撮影)
2018年9月の「Rakuten GirlsAward 2018AUTUMN/WINTER」のランウエーを並んで歩く卜部弘嵩(左)と高橋ユウ

関連するニュースを読む

カズ次男三浦孝太の「原点」自己チューの「嫌なやつ」が高校で一変「フロム明星」の誇り/連載1

三浦孝太(22年7月22日)

<7・31プロ2連勝へ リトルキング三浦孝太>

元サッカー日本代表FWカズの次男で総合格闘家の三浦孝太(20=BRAVE)が、満を持してプロ2戦目に挑む。

31日に総合格闘技RIZIN37大会(さいたまスーパーアリーナ)で、フェリペ“キングハンター”マソーニ(36=ブラジル)と66キロ契約体重3分3回で対戦。昨年大みそかには、1回TKO勝ちの衝撃デビューを飾った。リトルキングの7カ月ぶりの一戦に向けて連載を展開。第1回は「原点」。

    ◇    ◇    ◇

キングの遺伝子を受け継ぐ三浦は当時、大みそかの夢舞台でKO勝利を飾ると、高々と宣言した。「これから格闘技界のキングになれるように一生懸命頑張るので、僕のファンになってください」。

あれから7カ月。日刊スポーツの取材に応じた三浦は体が一回り大きくなり、年齢も20歳になった。ただ、楽しむ心はデビュー戦から何ひとつとして変わらない。「(観客の)みんなに何が見せられるんだろう」。白い歯をのぞかせ、楽しみで仕方がない様子だ。6月24日の対戦カード発表時には「次のスターに自分がなれるように」「最後はサッカーボールキックで仕留める」など、よどみなく決意を語った。

プロ1年目らしからぬ堂々の立ち居振る舞い。そんな強心臓は、高校時代の経験が大きく影響している。それまでは「めちゃくちゃ嫌なやつだった」という。自己中心的で両親に迷惑をかけることも多かった。だが、東京・明星学園高入学を機に、周りの景色は一変した。小中は学校になじめなかったというが「学校ってこんなにいいところなんだ」と、目からうろこが落ちた。

担任の先生は、友達のように対等に接してくれた。生徒を叱る時も、友達を諭すような姿勢だった。部活動の顧問もそうで、「サッカー推薦で入ってきたにもかかわらず、僕が格闘技をすることを応援してくれました」。17歳の頃から格闘技に熱中し、部活には足が遠のいていた。それでも、格闘家を目指すと伝えると、「本気でトップを目指してくれ」と背中を押してくれた。コミュニケーションの1つ1つに「これが目指すべき大人なんだ」と学びがあった。

同級生には刺激を受けた。「DJを目指している子が、授業中に曲を探していたんです。それが先生に見つかって、普通だったら怒られるじゃないですか? でも、逆に応援されていました。その子が本気だったから」。高い志を持ち、目標に向かって一直線。そんな姿勢に、夢に向かう意欲はかき立てられた。

三浦にとって、原点は高校生活にあった。心を通わせ、刺激を受けた3年間が誇りとなって、試合の緊張や恐怖をはね返す。「大学に行かないという決断も、最終学歴を明星学園にしたかったという思いがあったから」と言い切る。今回の、入場曲も大好きな「男はつらいよ」を選んだが、ラップバージョンにアレンジしてオリジナルの歌詞を入れた。そこには「フロム明星」とある。個性を大切にしてくれた学校への感謝。その思いを持ち続け、リトルキングはリングへ上がる。【勝部晃多】

◆三浦孝太(みうら・こうた)2002年(平14)5月28日、神戸市生まれ。サッカー元日本代表FWカズ(三浦知良)とタレント三浦りさ子の次男。兄は俳優の三浦りょう太。東京・明星学園高時代はサッカー部に所属するも、17歳の時に格闘技に熱中しプロ格闘家を志す。卒業後は進学せず、宮田和幸氏のジムBRAVEで研さんを重ねる。175センチ、66キロ。

※三浦りょう太の「りょう」は狩の守が僚のツクリ

◆明星(みょうじょう)学園 1924年(大13)創設の私立学校法人で、小学校、中学校、高等学校を擁する。「自由」と「個性」を尊重する学風で、芸能界やスポーツ界などに多数の著名人を輩出している。主な卒業生は俳優の小栗旬、宮崎あおい、歌舞伎役者の中村獅童、プロバスケットボール選手のオコエ桃仁花。所在地は東京都三鷹市井の頭5の7の7。平田和孝理事長。

明星学園高の卒業式で写真に納まる三浦(三浦りさ子さんのブログより)
三浦孝太(22年7月22日)

関連するニュースを読む

【RIZIN】佐々木憂流迦が新型コロナ感染で欠場 相手の中原由貴は関鉄矢との対戦に変更

佐々木憂流迦(2021年9月19日撮影)

総合格闘技RIZINは26日、31日開催の37大会(さいたまスーパーアリーナ)に出場予定だった佐々木憂流迦(32=セラ・ロンゴ・ファイトチーム)は、新型コロナウイルス感染の影響で欠場すると発表した。佐々木は先週の中ごろに感染し、試合に向けて自宅療養を続けていたが体調不良が続いていた。

対戦相手だった中原由貴(29=マッハ道場)は、第6試合で関鉄矢(28=SONIC SQUAD)との対戦に変更となった。

関連するニュースを読む

【RIZIN】スダリオ剛「ケガする前より強くなった」9カ月ぶり復帰戦不安なし 米国で修行も

ポーズを決めるスダリオ(撮影・勝部晃多)

海外進出の足がかりにする。総合格闘技RIZIN37大会(31日、さいたまスーパーアリーナ)に出場する、大相撲の元貴ノ富士ことスダリオ剛(25=HI ROLLERS ENTERTAINMENT/PUREBRED)が25日、所属ジムでミット打ちを公開。

自身と同じく、RIZIN連勝中と勢いに乗る関根“シュレック”秀樹(48=ボンサイブルテリア)戦に向け、「コンディションはめちゃくちゃいい」と力強く話した。

9カ月ぶりの復帰戦となる。昨年10月の横浜大会で現役米軍兵のSAINTに勝利も、11月の練習中に左ひざを負傷し手術を受けた。完治したのは数カ月前だが、「ケガする前より強くなった」と不安まったくない。休まずウエートトレーニングを続け、完治の前には米国修行も敢行。ベラトールで活躍するティム・ジョンソンらと練習を重ね、総合の技術をたたき込んだ。「めちゃくちゃ勉強になった。全体を見てほしい」と自信を深めた。

中でも成長を実感したのがテイクダウンディフェンス。「周りのみんなが倒される中で、ベラトールの選手に1度もテイクダウンを取られなかった」。今回の対戦相手は、グラップリングを得意とするが「そこまで持っていかれない自信がある」と、きっぱり言い切る。もちろん、寝技の展開になっても大丈夫。「こうなったらこうしようと、中身の詰まった練習をしてきた」と、引き締まった顔つきで付け加えた。

相撲時代から、研究を欠かさない。対戦相手の動画は何度も見るが、一番注目してきたのは自身の動きだという。「練習と試合では、動きも無意識に変わっている。自分がシュレック選手になったと思って、どういう風に自分を攻めていくのかを考える」。相手になったつもりで弱点を探し、克服に努めてきた。

目標は海外進出だ。今回で日本人の対戦相手は最後にするつもり。「ぼくは世界で戦っていこうと思っている。気持ちでも負けていない」。RIZINの聖地、さいたまスーパーアリーナでそれを証明する。

インタビューに応じるスダリオ(撮影・勝部晃多)

関連するニュースを読む

31日RIZIN参戦 所英男、44歳の今なお戦える喜びに涙「この年齢でこんなにやれている」

ポーズを決める所(撮影・勝部晃多)

“闘うフリーター”の異名を取ったベテラン総合格闘家の所英男(44)が25日、格闘技ができる喜びを涙ながらに明かした。

31日開催の総合格闘技RIZIN37大会(さいたまスーパーアリーナ)で、現DEEPフライ級王者・神龍誠(22=神龍ワールドジム)との対戦を控える所はこの日、自身が主宰する「リバーサルジム武蔵小杉 所プラス」で練習を公開。20年大みそか以来1年7カ月ぶりの総合の試合に向け「力がみなぎっていて、何より元気です」と、好調ぶりをアピールした。

約9年ぶりに階級をフライ級に落として参戦となったが、相手は現在7連勝中でUFC参戦をもくろむ同級のトップファイター。「本人も言っていましたが、天才なんだろうなと。うらやましい」と、率直な印象を口にした。さらに「いきなり日本で一番強いと言われているフライ級の人とやらせてもらえてテンションが上がる。(同級で)やっている人には申し訳ないですけど、納得してもらえる試合にする」と、全力ファイトで感謝を伝えることを誓った。

不惑を越し、戦える喜びはより一層増した。「昔はきついことをやってもきついと思うだけだったけど、今はこの年齢でこんなにやれている。『普通はやれないよな』と自画自賛している」と、モチベーションは高い。だが、目標は若いころから変わらない。「やることは1つ。矢野(卓見)さんや今成(正和)さんに憧れて、強くなりたいからと…。その続きをやっているだけです」と、タオルで涙を拭いながら話した。

盟友の金原正徳(39)ら、RIZINで活躍する同世代のファイターにも刺激を受け続けている。「昔から一緒にやってきた。僕も頑張ろうと思います」。大会当日、ともに歩んできた金原と勝村周一朗(46)とは「嫌がられなければ」、再び肩を組んで入場するつもりだ。いつまでも夢を追いかける格闘家であり続ける。

インタビュー中に涙ぐむ所(撮影・勝部晃多)

関連するニュースを読む

那須川天心-武尊「THE MATCH」東京MX1で放送 待望の地上波放映に称賛と感動の声

6月19日、判定勝ちした那須川天(右)は雄たけびを上げる。左は武尊(撮影・菅敏)

RISE王者・那須川天心(23)-K-1王者・武尊(30)戦が行われた6月19日開催の立ち技格闘技イベント「THE MATCH2022」の特集番組が24日、東京MX1で放送された。

世紀の一戦と呼ばれた同カードを入場から試合終了までノーカットで収録。試合前後の舞台裏に密着したドキュメンタリー映像や、今後への意気込みなどが、2人の言葉を交えながら放送された。

同大会は当初、フジテレビで生中継が予定されていたが、5月31日に急きょ見送りとなっていた。この背景もあり、待望の地上波放映に、ネット上は盛り上がりを見せた。ツイッターでは「#THEMATCH2022」がトレンド入り。「これで観るの3回目だけど、また泣いてしまった」「涙なしには観れない」と感動の声が多数寄せられたほか、「TOKYO MX最高!」「試合後のやりとりが字幕付き!」など、地上波放送を決めたテレビ局を称賛するコメントが並んだ。

今後も、岐阜放送、三重テレビ放送、テレビ埼玉など、全国の13局で放送する予定となっている。

関連するニュースを読む

プロキックボクサー石月祐作、新潟在住選手でRIZIN初参戦 笠原弘希戦へ「のみ込んでやる」

初出場するRIZINで必勝を誓う石月

プロキックボクサー石月祐作(31=KAGAYAKI)が格闘技のビッグイベント「RIZIN・37」(31日、さいたまスーパーアリーナ)に初出場し、第2試合でシュートボクシングの3階級王者、笠原弘希(22=シーザージム)と対戦する。新潟県在住選手のRIZIN参戦は初。打診を受けたのは14日と緊急参戦だが、チャンスを逃さずステップアップにつなげる。

   ◇   ◇   ◇

得意の連打で石月がスパーリングパートナーをコーナーに追い込む。スピーディーなキックも的確にヒットする。「いい状態です」。対戦相手の笠原は現在8連勝中でうち5試合がKO、TKO勝ち。「普通に格上」と認めながらも「のみ込んでやろうと思う」と闘志をみせる。

RIZINはボクシングに転向する那須川天心(23)も出場した格闘技界屈指のビッグイベント。会場はさいたまスーパーアリーナと、注目度の高いリングに新潟県在住の選手が立つのは石月が初だ。「さすがに、なんでオレ? と思った」と笑う。現在2連敗中だが打たれても前に出続けるスタイルにファンは多い。RISEスーパーフェザー級2位と地方ジムに所属しながらランキング上位に名を連ねる実力を関係者が認めた。

参戦の打診があったのは14日夜。KAGAYAKIの伊達皇輝代表(46)の電話に即答でOKした。約2週間ほどの調整期間も「試合前と同じ強度で練習してきたから大丈夫」。木曜日はボクシングの大翔ジム(十日町市)でフェザー級の石川優(33)とスパーリング。日曜日はキックボクシングのホライズンジム(新潟市)で喜多村誠(42)、田村聖(34=拳心館)の元日本王者と手を合わせた。競技、所属の垣根を越えた交流が練習の質を高めた。

昨年10月、RISEスーパーフェザー級暫定王者決定戦で一馬(32)に5回KO負け。今年4月は那須川のRISE最終戦の前座で常陸飛雄馬(24)に1回で倒された。試合はそれ以来。負けても応援メッセージがSNSなどに多く寄せられた。「このままでは終われない」。RIZINでの勝利が次の扉を開ける。【斎藤慎一郎】

◆石月祐作(いしづき・ゆうさく)1990年(平2)10月9日生まれ、三条市出身。三条第一中から加茂農林へ。高校中退後、15年に「KAGAYAKI」に入門。16年アマチュアの全日本トーナメント優勝。17年8月にRISEでプロデビューし、18年スーパーフェザー級新人王を獲得。20年8月にDBS日本ムエタイスーパーフェザー級、10月にKROSS×OVER同級のタイトルを獲得した。戦績16戦12勝(7KO)4敗。170センチ。血液型B。

スパーリングでキックを繰り出す石月
スパーリングで連打を繰り出す石月

関連するニュースを読む

那須川天心にこやかな笑顔で指導、弟の龍心「子供にやさしかった」パンチやキック打たせ交流

あいさつする那須川天心(撮影・滝沢徹郎)

立ち技格闘技RISEの世界フェザー級王者で、ボクシング転向を表明している那須川天心(23)が22日、都内で行われたRISEファンイベントに登場。先月19日に開催された立ち技格闘技イベント「THE MATCH 2022」(東京ドーム)以来となるファンの前で、元気な姿を見せた。

イベントでは、世紀の一戦を振り返ったほか、那須川にじゃんけんで勝って選ばれた4歳の男の子や7歳の女の子らとリング上で交流。自身が構えるミットにパンチやキックを打たせ、にこやかな笑顔で指導していた。

サイン入りの那須川モデルのグローブや写真集をプレゼントし、「リング上のかっこいい写真があるのでぜひ」と宣伝も忘れず。弟で格闘家の龍心からは「子供にやさしかった」とたたえられていた。

最後は「ボクシングに行きますが、RISEにはいい選手がたくさんいるので両方応援してほしい」と、笑顔で呼びかけていた。

子どものファンの蹴りを受ける那須川天心(撮影・滝沢徹郎)
那須川天心(左から2人目)は弟の龍心(右)に話す(撮影・滝沢徹郎)
ファンに手を振る那須川天心(撮影・滝沢徹郎)

関連するニュースを読む

【RISE】那須川天心の弟龍心が今後への意気込み語る「期待持ってくれるようないい勝ち方を」

トークする那須川龍心(撮影・滝沢徹郎)

立ち技格闘技RISEなどで活躍した那須川天心の弟、那須川龍心(16=TEAM TEPPEN)が22日、都内で行われたRISEファンイベントに登場し、今後への意気込みを語った。

那須川龍は、先月19日に開催された立ち技格闘技イベント「THE MATCH2022」のオープニングマッチで、大久保琉唯(17)に判定負け。プロ2戦目で初黒星を喫したが、東京ドームの舞台に立てたことを「すごく広くて、憧れていた場所。うれしかった」と振り返った。

次戦は、RISE161大会(8月28日、後楽園ホール)で平山龍馬との対戦が決定。「前回東京ドームで負けてしまって、応援してくれる方にも申し訳なかった。期待を持ってくれるようないい勝ち方をして、さらに僕の価値を上げたいです」と、必勝宣言した。

トークする那須川龍心(左)とYA-MAN(撮影・滝沢徹郎)
試合が決まりあいさつする那須川龍心(撮影・滝沢徹郎)

関連するニュースを読む

【RIZIN】カズ次男三浦孝太「大みそかから7カ月。成長した姿を」プロ2戦目へ復活アピール

練習を公開し、取材に応じる三浦孝太(撮影・足立雅史)

元サッカー日本代表FWカズの次男で総合格闘家の三浦孝太(20=BRAVE)が、満を持してプロ2戦目に挑む。22日、今月31日に控える総合格闘技RIZIN37大会(さいたまスーパーアリーナ)のフェリペ“キングハンター”マソーニ(36=ブラジル)戦に向け、練習を公開。1分間のミット打ちで力強いキックを連発し、ケガからの完全復活をアピールした。

同カードは当初、昨年の大みそかに組まれていたが、新型コロナ感染拡大の影響でマソーニが来日できず。5月のランドマーク3大会で再び組まれたが、三浦が4月中旬の練習中に首ヘルニアを発症し、スライドとなっていた。

現在の状態については「ケガはなにもない。絶好調です」ときっぱり。「大事に至る前に(ジム代表の)宮田さんやお医者さんがストップをかけてくれた」と、早期復帰できた理由を説明した。さらに「対戦相手を含め、いろんな方にご迷惑をかけてしまったと思う」とし、「今回の試合でいいパフォーマンスを見せるのが一番の感謝やおわびだと思う」と強調。「前回の大みそかから7カ月。成長した姿を見せて最高のパフォーマンスを見せたい」と、レベルアップした姿を見せることに自信を示した。

再発防止に細心の注意を払う。前回は「朝起きた時とかに首が動かない状態になってしまった」といい、ベッドや枕を体にあったものに新調。体のケアも今まで以上に入念に行うようになった。「試合をするという状態に至らないとプロではない。2度とないように気を付けている」と力強く話した。

試合は、休憩明けの第11試合に組まれた。当初は第2試合に組まれるとされていたが、メインに近い試合順になった。対戦相手は父のデビューした地であるブラジルのファイター。試合順の「11」は父の背番号でもある。「順番も大会も最高の舞台でやらせてもらえる。あとは自分がしっかりでて、いいパフォーマンスをするしかない」と断言。注目のサッカーボールキックについては「そんなに簡単に出せるものではない」としながらも、「前回もできたので一生懸命やっていたらチャンスがくるのかな」と、機会があれば積極的に狙っていく構えを示した。

パリ・サンジェルマンのユニホーム姿で練習を行う三浦(撮影・足立雅史)
練習を公開した三浦(撮影・足立雅史)
練習を公開し、取材に応じる三浦(撮影・足立雅史)

関連するニュースを読む

【RIZIN】カズ次男三浦孝太「全て感動的だった」パリSGから刺激、練習でユニTシャツ

練習を公開し、取材に応じる三浦(撮影・足立雅史)

今月31日開催の総合格闘技RIZIN37大会(さいたまスーパーアリーナ)でプロ2戦目に挑む、元サッカー日本代表FWカズの次男・三浦孝太(BRAVE=20)が22日、日本ツアー中のフランス1部パリ・サンジェルマンに刺激を受けたことを明かした。

同大会で自身と同じくサッカーをバックボーンに持つフェリペ“キングハンター”マソーニ(36=ブラジル)と66キロ契約体重3分3回で対戦する三浦はこの日、所属のBRAVEジムで練習を公開した。その際に、パリ・サンジェルマンのユニホームTシャツを着用。「刺激をめちゃくちゃ受けています」と白い歯をのぞかせた。

パリ・サンジェルマンは現在日本ツアー中で、父はツアーアンバサダーを務めている。20日にはJ1川崎フロンターレと対戦。世界的スーパースターの姿を間近で目にし、パワーをもらった。「ネイマール選手やメッシ選手、エムバペ選手の3人がそろっている。豪華なメンバーにも感動しましたし、ましてやそのメンバーが日本の国立競技場で試合をしてくれて、すべてが感動的だった」と、目を輝かせながら振り返った。

また、スポーツのプロとして勉強になる点があったという。「来日して父親と一緒に記者会見をやった姿を見て、トップのスーパースターの姿を間近で見られた。見せ方だったり、そういうところを含めて勉強になりました」と、今後のパフォーマンスに生かしていく考えだ。

幼少期にネイマールと対面やフットサルをした体験を懐かしんだ三浦。当日は、新たなバージョンの入場演出も考えている。新国立競技場では過去最多となる6万4922人のファンを魅了したスーパースターたちに学び、さいたまスーパーアリーナの大観衆をリング外でも盛り上げていくつもりだ。

パリ・サンジェルマンのユニホーム姿で練習を公開した三浦はキックポーズを決める(撮影・足立雅史)
練習を公開し、取材に応じる三浦(撮影・足立雅史)
パリ・サンジェルマンのユニホーム姿で練習を行う三浦(撮影・足立雅史)
練習を公開した三浦(後方)(撮影・足立雅史)

関連するニュースを読む

RIZIN皇治、亀田興毅氏プロデュースでプロボクサーと対戦 キックなしルールも「自信ある」

ABEMAスペシャルマッチとしてプロボクサー福重浩輝(右端)と対戦するキックボクサー皇治(左端)。中央は3150ファイトの亀田興毅ファウンダー

格闘技団体RIZINを主戦場とするキックボクサー皇治(34=TEAM ONE)が、元プロボクシング世界3階級制覇王者亀田興毅氏(35)プロデュースで、プロボクサー福重浩輝(29=KWORLD3)と対戦することが22日、発表された。

8月14日、エディオンアリーナ大阪で開催される315Oファイト3大会で、日本ボクシングコミッション(JBC)管轄外のカードとして組まれる。ルールは大会前には発表される予定となり、キックやバックハンドブローなしのボクシングに近いスタンディングバウトルールになる見通しだ。

RIZINでは故郷の大阪でファイトしている皇治だが、エディオンアリーナ大阪の試合は18年12月のK-1大阪大会で当時のスーパーフェザー級王者武尊に挑戦して以来となる。皇治は「K-1王座に挑戦して以来で思い出の会場。MMA(総合格闘技)、キックとか関係なく、格闘技を盛り上げたい」と意気込みを示した。キックなしというボクシングに近いルールとなる見通しだけに「挑戦になるので、楽しみ。相手はハンペン(福重)くんやけど。ボクシングには自信がある」と不敵な笑み。プロボクシング日本王者クラスとのスパーリングを経験し、手応えがある。

皇治はプロボクサーのライセンスを所持していないため、JBC管轄の試合には出場できない。3150ファイトの亀田ファウンダーは「ボクシング興行とはすみ分けする。会場でもアナウンスするつもり。(メイン)試合終了後、一定の時間をおいて(大会ライブ配信する)ABEMAスペシャルマッチとして行う。JBCとも協議を重ねている」と強調していた。

対戦相手となる福重浩輝(左)とにらみ合う皇治
ABEMAスペシャルマッチ参戦会見に臨む皇治(中央)。右端は3150ファイトの亀田興毅ファウンダー。左端は元ボクシング世界王者内山高志氏

関連するニュースを読む