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柴田勝頼、さっそくオカダ挑発「逃げたとも取れる」

ニュージャパンカップでファレを破り初優勝した柴田勝頼

<新日本:長岡大会>◇20日◇新潟・アオーレ長岡

 柴田勝頼(37)が、ニュージャパンカップ(NJC)初優勝を果たした。決勝で激闘の末、巨漢のバッドラック・ファレを破った。試合後、IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカへの挑戦を宣言。4月9日の両国国技館大会でタイトル挑戦が決まった。

 150キロのファレを豪快に蹴り倒した。18分48秒。何度も苦境からはい上がった柴田が、ついに念願のNJCを制した。試合後、リング上でマイクをつかむと「約束したヤツがいる。3、4年前かな。オカダだ! オレは約束を果たしたぞ。IWGPヘビー級、挑戦させていただきます」と、高らかにオカダへの挑戦を宣言した。

 3年前の因縁がある。14年2月の大阪大会。柴田は、オカダの王座に挑戦した後藤のセコンドについていた。後藤が敗れた後、次期挑戦を宣言したが、オカダに「IWGPは、誰でも目の前に立てば挑戦できるもんじゃねぇんだ。NJCに優勝してから挑戦して来い」と相手にされなかった。それから3年、ついに挑戦権を勝ち取った。試合後、柴田の呼び掛けに姿を見せなかったオカダを「言い方を変えたら逃げたとも取れるね」と挑発。4・9両国大会に向け、2人の戦いが早くも始まった。

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大相撲秋場所の前売り券、国技館での窓口販売行わず

発売開始から約1時間半で赤色の「売切」で埋め尽くされる盛況ぶりだった夏場所前売り券(2017年4月8日撮影)

 日本相撲協会は24日、8月5日に一般販売が開始される大相撲秋場所(9月10日初日、東京・両国国技館)の前売りチケット販売について、両国国技館での窓口販売は行わないことを発表した。

 全国で約5万店舗を展開する、コンビニエンスストアで購入できることから、身近な購入方法を周知する狙いがある。また、真夏の時期に当たり、熱中症などが心配されることから、購入者への配慮もあるという。なお販売状況により、8月7日以降に窓口販売を行う可能性もあるという。

 今場所の前売り窓口販売は4月8日に始まったが、両国国技館に並んだ約200人のファンは、誰も購入できなかった。窓口販売は正午からの予定だったが、2時間前の午前10時から、ネットやコンビニ、電話での販売がスタート。1時間半後に完売してしまったためだった。「現実的にチケットの半分以上がネットでの購入」(春日野広報部長=元関脇栃乃和歌)ということもあり、今回の措置に踏み切った。

 今回の発表は、今年9月の秋場所を対象にしたものだが、今後、地方場所や来年1月の初場所以降の東京開催の場所でも、窓口販売は行わない可能性がある。

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中邑真輔 メーンでタッグ戦勝利 AJスタイルズと

中邑真輔(15年11月9日撮影)

<米プロレス:WWE>◇23日(日本時間24日)◇米オハイオ州トレド・ハンティングトンセンター

 前日21日(日本時間22日)にスマックダウン公式デビュー戦勝利を挙げた中邑真輔(37)が、新日本プロレスでライバル関係にあったAJスタイルズと組み、メーンでタッグ戦勝利を飾った。

 ジグラー、オーエンズ組と対戦。中邑自らキンシャサ(ボマイェ)でオーエンズを沈め、3カウントを奪取。大観衆が中邑の入場曲を合唱する中、AJスタイルズの腕を握って一緒に両手でバンザイ。元IWGP王者コンビが堂々と勝ち名乗りを受けた。

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女子王者アスカ WWE日本公演に参戦

WWE日本公演への参戦が決まったアスカ(C) 2017 WWE, Inc. All Rights Reserved

 米プロレスWWE傘下のNXT女子王者アスカ(35)が6月30日、7月1日の両日、東京・両国国技館で開催されるWWE日本公演に参戦することが24日、発表された。

 15年10月にNXT公式戦デビューしたアスカは翌16年にはNXT女子史上最短記録で日本人初のNXT女子王者に。以降、無敗記録を伸ばしている。日本公演でベイリー、サシャ・バンクスと組み、アレクサ・ブリス、ナイア・ジャックス、エマ組と対戦する予定。

 今年はノアの元KENTAことヒデオ・イタミや戸澤陽の日本人凱旋(がいせん)が発表済み。元新日本プロレスのプリンス・デヴィットことフィン・ベイラーの参戦も決まっている。

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稀勢の里休場 「力が入らない。相撲にならない」

10日目に琴奨菊に寄り切られ4敗目を喫した稀勢の里は悔しそうな表情で土俵に戻る(撮影・河野匠)

 左上腕付近に負傷を抱え、9、10日目と連敗していた大相撲の横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)が11日目の24日、日本相撲協会に、前回と同じく「左大胸筋損傷、左上腕二頭筋損傷で約1カ月の通院加療を要する」との診断書を提出して休場した。稀勢の里の休場は大関時代の14年初場所千秋楽以来、2度目。11日目の相手の関脇玉鷲は不戦勝となる。

 部屋で対応した師匠の田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)は「昨日の夜と今朝、本人と話した。『力が入らない。相撲にならない。すみません』と言うので、休場を決めました。今まで本人から言うことはなかったのでそういうの(横綱の責任)もあったと思う」と明かした。

 稀勢の里は春場所13日目の横綱日馬富士戦で左上腕と大胸筋付近を負傷。千秋楽で奇跡的な逆転優勝を果たしたが、その後の春巡業を全休して治療に専念してきた。急ピッチで仕上げて場所に臨んだが、2つの金星を許すなど10日目を終えて6勝4敗と精彩を欠いていた。

 田子ノ浦親方は「状態が悪化したというのではなく、中日を過ぎて力が入りにくくなっていた。昨夜(都内の)病院で診断書を出してもらった。結果は(以前と)何も変わっていなかった」と説明。今後については「来場所があるので、それに向けて治療していく。動いたりはできるので」と話した。

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宇良通算100勝に3度ビックリ!初の三賞も見えた

魁聖(右)を切り返しで下す宇良(撮影・河野匠)

<大相撲夏場所>◇10日目◇23日◇東京・両国国技館

 西前頭10枚目の宇良(24=木瀬)が通算100勝を挙げ、新入幕から2場所連続の勝ち越しを決めた。21センチ大きく、54キロ重い三役経験者の魁聖を切り返しで破った。残り5日間に初の三賞を視野に入れ、優勝戦線に残って終盤戦に挑む。

 勝っても負けてもひょうひょうと…そんな男が珍しく無邪気に喜んだ。宇良の声のトーンが上がった。

 「へ~、それに関しては…。100勝記念にジュースで乾杯しようかな」

 新入幕から2場所連続で勝ち越した。春場所は千秋楽に決め、今場所はまだ10日目。なのに「今日が千秋楽ならうれしいですけどね」と平静だった。ところが、15年夏場所の序ノ口デビューから積み重ねた「100勝」には大きく反応。3度も「びっくり」と言った。142番での到達は、60年名古屋場所以降(幕下付け出しを除く)で元横綱武蔵丸、朝青龍に並ぶ8番目のスピードとなった。

 この日も満員御礼の国技館を沸かせた。195センチ、191キロの巨漢魁聖を、174センチ、137キロの体で翻弄(ほんろう)する。おなじみの低い当たりから、捕まえようと前に出る相手を左ではたいて、体を入れ替える。土俵際で相手の右半身に張り付き、背後から左足で切り返した。

 師匠の木瀬親方(元前頭肥後ノ海)が今場所の弟子の充実ぶりを語る。

 「幕内のリズムが見えてきたんじゃないかな。相撲だけじゃなく、空気とかね。もともと自分の体のことをよく知ってるし」

 残り5日。今日24日は学生相撲出身の1学年先輩、正代と同じ8勝2敗で激突する。「初日からやってることを変わらずにやるだけです」。全勝の白鵬、日馬富士と2差。優勝戦線で踏ん張れば、初の三賞は確かに見えてくる。【加藤裕一】

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日馬富士トップ並走「体はよく頑張ってくれている」

栃煌山(右)を寄り切りで破る日馬富士(撮影・鈴木正人)

<大相撲夏場所>◇10日目◇23日◇東京・両国国技館

 日馬富士が稀勢の里から金星を挙げた栃煌山を電光石火で寄り切り、全勝を守った。

 9日目の玉鷲戦で痛めた右足親指の不安も一切感じさせず「体はよく頑張ってくれてます」。5場所ぶり9度目の優勝へ、終盤戦は白鵬との一騎打ちの様相だが「自分の相撲に集中して。1日1番」と繰り返した。

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村田諒太何語る?30日NHK「クロ現」緊急出演

村田諒太(17年5月22日撮影)

 20日にWBA(世界ボクシング協会)王座決定戦を戦ったロンドン五輪金メダリストの村田諒太(31=帝拳)が、30日午後10時から放送のNHK総合「クローズアップ現代+」に緊急出演することになった。

 王座決定戦では元世界王者アッサン・エンダム(フランス)からダウンを奪うなど優勢に見えたが、判定は1-2と初黒星。手数の多さを重視した不可解な判定に国内外で疑問が集まり、WBAのメンドサ会長が誤りを認めて直接再戦を指示するなど、試合後も国内外で話題を集めている。

 番組のテーマは、「世界が注目した歴史的な一戦を、村田選手はどのような思いで戦い、今後のボクシング人生に何を得たのか」。武田真一キャスターが村田にインタビューする。激闘から10日間、何を語るのか注目となる。

 村田は「ゆっくりしたい」と休養に入っており、今後の進退については言及していないが、「もういいやという感じではない」と現役続行に前向きな姿勢をみせている。評価したWBC、WBOからも会長直々に試合のオファーが届いており、世界再挑戦の機運が高まっている。【阿部健吾】

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豪風「あきたこまち」大相撲懸賞旗/写真特集2

大翔丸-石浦の取組より

 大相撲夏場所で漫画「北斗の拳」のキャラクターが懸賞旗として披露され、会場を沸かせている。そこで普段なかなかお目にかかれない「懸賞旗」にフォーカスし、千秋楽まで随時、写真で特集します。掲載は目についた主なものです。


【10日目】

豊響-豪風

【一覧】美人を育てる秋田米


【9日目】

稀勢の里-栃煌山

稀勢の里-栃煌山の取組より

稀勢の里-栃煌山の取組より

【一覧】味ひとすじお茶づけ海苔の永谷園、さけ茶づけの永谷園、梅茶づけの永谷園、大相撲を応援しますタマホーム、累計引き渡し10万棟タマホーム、読売KODOMO新聞月額五百円、読売中高生新聞月額七百八十円、お墓を未来に繫ぐ創業四百年石長、皆様のかかりつけ薬局ウエルシア、皆様のかかりつけ薬局ウエルシア、まちづくりのソリューション企業、まちづくりの匠 株式会社オオバ、かがやく笑顔のために 森永乳業、かがやく笑顔のために 森永乳業、頑張る皆に福を呼ぶ!喝風太郎、頑張る皆に福を呼ぶ!喝風太郎、背中にぴったりフィットちゃん、背中にぴったりフィットちゃん、太田胃散 ありがとういい薬です、日産自動車 スカイライン60周年、日産自動車 スカイライン60周年、日産自動車 スカイライン60周年、ユンケルでおなじみのサトウ製薬、ユンケルでおなじみのサトウ製薬、ファンドラップは 大和証券、漫画にマジメ。(株)コアミックス、漫画にマジメ。(株)コアミックス、漫画にマジメ。(株)コアミックス、健康いちばんエクセルヒューマン、健康いちばんエクセルヒューマン、6/9 日本武道館Theピーズ、日本ハウスホールディングス、日本ハウスホールディングス、野菜ざくざくサッポロ一番カップ、新たな価値の創造を川金HD、つくるのもたのし〜お酒 眞露(株)、つくるのもたのし〜お酒 眞露(株)、世界に羽ばたくパートナーNTT、ユアバリューパートナーNTT、人を想ってお墓をつくる 全優石、味の決め手は伯方の塩、ジャナス 資産運用のジャナス、株式運用・債権運用のジャナス

 

大翔丸-石浦

大翔丸-石浦の取組より

【一覧】餅は餅屋のうさぎ餅(株)うさぎもち

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琴奨菊、横綱稀勢の里イッキ寄り切り「いい相撲」

稀勢の里(右)を寄り切りで破る琴奨菊(撮影・鈴木正人)

<大相撲夏場所>◇10日目◇23日◇東京・両国国技館

 関脇琴奨菊(33=佐渡ケ嶽)が横綱稀勢の里を寄り切った。

 強い当たりから一気に寄り切る会心の取り口に「はい。いい相撲でした」と喜びながらも「まあ、たまたまですけどね」と少し自虐的。前日まで2勝7敗と負けが込み、何とか負け越しを免れた一番だっただけに、大関を張った男には照れくささがある。

 稀勢の里との対戦は実に64回目だった。「そうですか。私(の番付)が落ちない限り戦えますね」。あと1敗すれば、負け越しが決まる。

 「昨日、今日と(連勝で)いい相撲が取れたから」と遅まきながら、存在感を示したいところだ。

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稀勢の里4敗目…琴奨菊に寄り切られ「う~ん」

琴奨菊に寄り切られ4敗目を喫した稀勢の里は悔しそうな表情で土俵に戻る(撮影・河野匠)

<大相撲夏場所>◇10日目◇23日◇東京・両国国技館

 横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)が4敗目を喫した。関脇琴奨菊(33=佐渡ケ嶽)と、歴代最多を更新する64度目の対戦。立ち合いで右を差されると、なすすべなく寄り切られた。

 支度部屋では時折、大粒の汗をぬぐいながら「う~ん」などと言葉にならず。上位戦が控える終盤戦についても無言を貫いた。

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白鵬「『出直してこい』ってね」大関とり高安を下す

高安(右)を寄り倒す白鵬(撮影・河野匠)

<大相撲夏場所>◇10日目◇23日◇東京・両国国技館

 横綱白鵬(32=宮城野)が関脇高安(27=田子ノ浦)を下して、初場所で負けた借りを返した。

 高安の今場所好調の右のかち上げを警戒。右で張って右に動いて、すかさず右四つに組んだ。すくい投げを狙われたが踏ん張ると、左上手をがっちりと握り、頭をつけながら寄り倒した。「初場所のことがありますからね。いいところが取れたし辛抱という感じですかね。久しぶりに頭をつけたね」と全力だった。この日まで1敗を守り大関とりへ波に乗っていた高安を下し「自分の役目を果たした感じ。『出直してこい』ってね」と余裕を見せた。

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栃ノ心勝ち越し、立ち合い不成立で3番「疲れた」

<大相撲夏場所>◇10日目◇23日◇東京・両国国技館

 1日3番、ご苦労さまです…。7勝2敗で勝ち越しに王手をかけていた東前頭10枚目の栃ノ心(29=春日野)が、西前頭13枚目の大翔丸(25=追手風)を“2勝1敗”で退け? 平幕第1号の勝ち越しを決めた。

 手つき不十分で立ち合い不成立の待ったが両者とも聞こえなかったのか、そのまま取り組み、1番目は大翔丸、2番目は栃ノ心が“勝利”。「えっ、3回目? マジかよ。うわ~」と心の中で叫んだ栃ノ心が、やっと立ち合いが成立した3回目に、強烈な張り手を飛ばし大翔丸を寄り切った。

 「オレは両手をちゃんと着いてたよ。ムカついたからバチバチ(張って)いこうと思った」と栃ノ心。膝のケガもあり昨年九州場所以来、今年初の勝ち越しに「3番も取って疲れたけど、勝ったから気持ち的にはいい」と喜んだ。

 一方、大翔丸は着替えを済ませると審判部室へ足を運んだ。手つき不十分だったのは大翔丸の方で、審判長を務めた藤島副部長(元大関武双山)から「しっかり腰を割って立つように」と注意された。自分の取組をビデオなどで見る際にも「手を着いてないのが多いのは分かってます」と自覚は十分にある様子。審判部に呼び出されたのも「今まで4、5回あります。自分が悪いんです」と反省しきりだった。

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八角理事長が白鵬の立ち合い分析、相手の力を封じた

懸賞金の束を手に持つ白鵬(撮影・鈴木正人)

<大相撲夏場所>◇10日目◇23日◇東京・両国国技館

 今場所の優勝を占う結びの一番は、横綱白鵬(32=宮城野)が関脇高安(27=田子ノ浦)の挑戦を、気迫のこもった相撲で寄り倒しで退けた。協会幹部は、両者の経験値の違いなどを勝敗の分かれ目として分析した。

 右から張ると右に変化気味に体を開き、右を差した白鵬。粘られると今度は横綱が頭をつけ、勝利への執念を見せた。以前の白鵬なら、強引に投げを打つことも考えられたが、そんな強引さは封印し、勝ち方も念には念を入れる慎重さ。八角理事長(元横綱北勝海)は「白鵬は高安に力を出させない立ち合いをした。相手が強いと認めた証拠だろう」と、まずは立ち合いに注目。頭をつけたことには「危機感だろう。力をつけた相手に確実に勝つという余裕というかな」と推測した。

 37度優勝の横綱だけに、高安との経験値の差を挙げ「(持っている)勝ち方のバリエーションの違いでしょう。今日の相撲が大事なこと、優勝の仕方が分かっている」と評価。高安については「立ち合いが正直すぎた。心の準備が出来ていなかったような気がする」と読み解いた。自分の立ち合いが出来なかった時、その後の対処法に難があることは、かねて指摘していた。

 土俵下で審判長を務めた二所ノ関審判部長(元大関若嶋津)は「反対だよな。反対に(高安が)頭をつけないといけない」と挑戦する立場の高安が、受けに回ってしまったことを敗因として指摘。一方で「しぼって、まわしを取りにいっている。横綱がうまいということ」と百戦錬磨の白鵬を評価した。

全勝を守り支度部屋で笑顔を見せる白鵬(撮影・小沢裕)

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豊山、連敗8で止めた!地元新潟の応援団前に意地

小手投げで石浦(左)を破る豊山(撮影・小沢裕)

<大相撲夏場所>◇10日目◇23日◇東京・両国国技館

 新入幕の豊山(23=時津風)が、8連敗という長いトンネルからようやく抜けた。

 西前頭11枚目の石浦(27=宮城野)を小手投げで逆転勝ちして2勝目。「ホッとしました。やっと止まった。長かったです」と安堵(あんど)した。

 石浦にもぐられて左を差されると、左腕で首を絞めるような形でロックし、我慢した。その間、考えていたのは「膝が伸びないことだけ。曲げろ、曲げろと思っていた」。隙をつくらないように耐えた後、勝負と見て前に出る。1度は体を入れ替えられたが、俵を背負いながらさらに体を入れ替えるような形で、右から豪快な小手投げ。石浦を土俵外へ放り投げた。

 勝ち名乗りを受ける際は「両腕がパンパン。手に力が入らなかった。ふわふわした」ため、懸賞を落とさないように両腕で受け取る一幕も。この日は地元新潟から応援団が駆けつけていたが「ここまで来たら、何も失うものがない。残り5日間、気合で勝てるように、明日から一番一番、しっかり戦う姿勢を見せたい。来場所につながるためにも、しっかり取らないと」と自分自身を鼓舞した。

勝ち名乗りを受ける豊山(撮影・小沢裕)

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高安「壁」打ち破れず、白鵬に25秒粘るも2敗目

白鵬に敗れた高安は支度部屋で悔しそうな表情を見せる(撮影・河野匠

<大相撲夏場所>◇10日目◇23日◇東京・両国国技館

 大関とりの関脇高安(27=田子ノ浦)が朝稽古後に「自分のターニングポイント。壁は破らないといけない」と話していた、全勝の横綱白鵬(32=宮城野)との結びの一番。だが、壁を打ち破ることはできなかった。土俵下へ豪快に寄り倒されて2敗目。優勝争いから後退した。

 これまでの立ち合いで威力を発揮してきた強烈なかち上げを、完全に封じられた。左ほおを張られて出足が止まり、さらに右に動いてきた横綱が得意とする右四つにまんまと組まれた。勝機を探ったが、見いだすことができない。25秒2と粘るも、初場所からの白鵬連破はならなかった。支度部屋では言葉はなく、張られて赤く腫れた左目に何度もタオルをあてていた。

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白鵬、日馬富士無傷10勝目、2敗で高安ら 夏場所

白鵬(手前)に寄り倒しで敗れる高安(撮影・鈴木正人)

<大相撲夏場所>◇10日目◇23日◇東京・両国国技館

 6場所ぶり38度目の優勝を狙う横綱白鵬(32=宮城野)は、大関どりの関脇高安(27=田子ノ浦)を寄り倒して無傷の10連勝と星を伸ばした。高安は8勝2敗。

 5場所ぶり9度目の優勝を目指す横綱日馬富士(33=伊勢ケ浜)は、前頭4枚目の栃煌山(30=春日野)を寄り切って10勝目を挙げた。

 横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)は、関脇琴奨菊(33=佐渡ケ嶽)に寄り切られ2連敗で4敗目。琴奨菊は3勝7敗。

 かど番の大関豪栄道(31=境川)は、前頭2枚目の千代翔馬(25=九重)をすくい投げで下し6勝目とした。

 大関照ノ富士(25=伊勢ケ浜)は、小結嘉風(35=尾車)を寄り切って8勝目、勝ち越しを決めた。

 人気力士の前頭筆頭遠藤(26=追手風)は、関脇玉鷲(32=片男波)の小手投げを食らって7敗目。玉鷲は7勝3敗。前頭10枚目宇良(24=木瀬)は、同15枚目魁聖(30=友綱)を切り返して8勝目とし勝ち越し。

 10日目を終え、優勝争いは全勝で白鵬、日馬富士、1敗力士は消えて、2敗で照ノ富士、高安、正代、栃ノ心、宇良となった。

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夏巡業は2年連続23日間 青学、お台場でも開催

 日本相撲協会は23日、大相撲名古屋場所後に実施する夏巡業の日程を発表し、2年連続で23日間の開催となった。21日間の春巡業に続く盛況で、玉ノ井巡業部副部長(元大関栃東)によると、2年続けて年間70日間を超える見通しだという。

 夏巡業では青山学院記念館のほか、東京・お台場で2日間開催。東京・丸の内の商業施設「KITTE(キッテ)」では3年連続の興行が実施され、8月中旬には東日本大震災からの復興を祈願し、東北地方で横綱土俵入りを行う。

 日程は次の通り。

 ▽7月30日 岐阜市

 ▽31日 草津市(滋賀)

 ▽8月1日 豊田市(愛知)

 ▽2日 富山市

 ▽3日 新発田市(新潟)

 ▽5日 佐渡市(新潟)

 ▽6日 長岡市(新潟)

 ▽7日 本庄市(埼玉)

 ▽8日 青山学院記念館(東京)

 ▽10日 日立市(茨城)

 ▽11日 上山市(山形)

 ▽12、13日 仙台市

 ▽15日 青森市

 ▽16日 板柳町(青森)

 ▽18日 恵庭市(北海道)

 ▽19日 札幌市▽20日 旭川市(北海道)

 ▽23、24日 お台場(東京)

 ▽25日 小田原市(神奈川)

 ▽26日 所沢市(埼玉)

 ▽27日 KITTE場所

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昨年アマ横綱の矢後が付け出しデビューで勝ち越し

<大相撲夏場所>◇10日目◇23日◇東京・両国国技館

 昨年のアマ横綱が、一発で勝ち越しを決めた。4番相撲で3勝目(1敗)を挙げ勝ち越しに王手をかけていた、幕下15枚目格付け出しの矢後(22=尾車)が5番相撲で東幕下8枚目の常幸龍(28=木瀬)と対戦。押し出しで破り、2番を残し最低限の目標だった勝ち越しを決めた。

 相手は金星獲得経験もあり、埼玉栄高の先輩にもあたる幕内経験者。在学はかぶらないが「(高校)入学前から知ってて強い先輩だなと思っていた」(矢後)常幸龍を相手に左四つから、一度離されかけた右上手を冷静に取り直し、十分な体勢から休まず寄り立て、最後は右のハズからノド輪で押し出した。

 節目の勝ち越しがかかる一番とあり「多少は緊張しました」というが「もう4、5番も取って、だいぶ慣れてきました」とプロの本土俵にもなじんできた。一方で、同じ幕下15枚目格付け出しデビューで、一昨年にアマ横綱を獲得した水戸龍(錦戸)は、この日敗れ2勝3敗。「水戸龍が、あんなに勝てない、苦しんでいるのを見てもプロの世界は甘くないと思う」という実感もある。そんな中で「これまで付け出しデビューした人たち(の実績)を見ていて、負け越してなんかいられない」との思いで節目の4勝目を挙げた。来場所、幕下1桁台を確実にするためにも、残り2番も大事な戦いになる。

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幕下水戸龍3敗「急ぎすぎて前に」精神面&腰痛影響

<大相撲夏場所>◇10日目◇23日◇東京・両国国技館

 幕下15枚目格付け出しでモンゴル出身のトゥルボルド改め水戸龍(23=錦戸)が5番相撲で敗れ、2勝3敗と負け越しの瀬戸際に追い込まれた。

 東幕下16枚目の琴太豪(24=佐渡ケ嶽)と対戦。立ち合いの主導権争いでつかまえられないと見るや、突き押しの応酬に持ち込み、動き回る相手を追い詰めた。さらに機を見て右がスパッと入ると、巨体を預けて寄り立てた。だが、ここで落とし穴が。足が出ていないのを見透かされたように、体を開かれながら左から小手に振られ、最後はまわしを与え上手投げで仕留められた。

 ここまで、プロ黒星デビューから連勝→黒星と、なかなか波に乗りきれない。やはり焦りなのか、この一番も「勝とう、勝とうと思って急ぎすぎて前に出た。小手投げを(打ち)返そうと思ったけど、返せなかった」と話すように、精神面が影響したことを明かした。

 そこまでの流れは「動く相手だから見ていこうと思った」と読み通りだったが、体調面でも日大2年の冬に腰痛を発症したことが響いた。「朝から腰が痛くて…。(持病のように続いているが)今日のは激しかった」という。「甘くはない」と分かったプロの世界。付け出しデビューでの負け越しだけは避けたいところだ。

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亀田和毅が国内復帰第2戦 メキシコ3兄弟三男対決

対戦相手イバン・モラレスの写真を手にする亀田和毅(撮影・河合香)

 ボクシングの元WBO世界バンタム級王者亀田和毅(25=協栄)の国内復帰第2戦が、23日に発表された。7月10日に東京・後楽園ホールで、世界挑戦経験のあるイバン・モラレス(25=メキシコ)とノンタイトル10回戦で対戦する。

 相手の長兄エリクは4階級制覇、次兄ディエゴも元世界王者。31勝(19KO)2敗のサウスポーで、日本とメキシコの3兄弟の三男対決となる。

 亀田は3月に世界前哨戦として、約3年ぶりに国内復帰戦で6回にダウンを奪って判定勝ちした。15年に世界王座陥落後は約1年後に再起。それ以来半年ぶりだっただけに「前はモチベーション維持が難しかった。こんなに早く試合がやれてうれしい」。現在は4団体のスーパーバンタム級でWBA3位、IBF5位、WBO7位、WBC12位にランク入りしている。「5、6年は左とやってない。世界王者にも結構いる。左の強いのとやっておきたかった」と言う。

 モラレスは昨年4月にIBF王者ハスキンスに挑戦して判定負け。「メキシコではテレビで見ていた。身長があり、打ち合いもする。1回も倒れていない」と亀田。兄の興毅トレーナーは「いい選手で最初は反対だった。決まってからの和毅はすごい気迫。人間が変わったよう。化け物クラスになるのでは」と期待する。亀田は「あまり考えず自然の流れでいく。次は世界と納得するように倒す」とKO宣言した。

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村田諒太、世界戦高評価で3団体争奪!再戦も選択肢

帝拳ジムにあいさつにきた村田はさわやかな笑顔をみせた(撮影・阿部健吾)

 20日のボクシングWBA世界ミドル級王座決定戦で不可解な判定負けをした村田諒太(31=帝拳)に、世界再挑戦への道が開けた。所属の帝拳ジムの本田明彦会長(69)が22日、試合ぶりを評価した他団体のWBC、WBOからのオファーを明かした。競技を続けた場合は、判定の誤りを認めたWBAから提案される直接再戦も含め、選択肢が広がった。村田はこの日、現役続行に前向きな姿勢をみせた。

 1度は消えかけた世界王者への道筋に、光が差してきた。本田会長は、疑問の判定に泣いた村田を思い、言った。「満足はしていないと思う。どういう気持ちでいるかだが、もしやるならベストを考えたい」。

 試合直後から「(世界再挑戦は)そんなに簡単なものではない」と述べてきた。国内最大級の興行規模、世界で最も層が厚いミドル級の世界戦を日本で行うには、費用も含めてさまざまな障害があった。国内外問わず同級の試合を組むのは、相当な困難が待つ。

 流れを変えたのは、村田への世界的な高評価だった。王座決定戦では元世界王者エンダムを追い詰めた。パンチスピードでも相手を上回り、4回には強烈な右ストレートでダウンも奪った。手数の優劣をみた判定に初黒星となったが、キャリア13戦目ながら、その実力は十分にミドル級の最前線を張れると証明した。

 同会長のもとには、試合直後に「参戦要請」が届いた。「WBC、WBOの会長から次はうちでやってくれと言われている」。負けて評判を高め、世界タイトル戦の可能性を広げた。WBAはメンドサ会長が誤りを認め、直接再戦を提示するが、「再戦はその(選択肢の)中の1つ」とした。

 国内でも機運は急激に高まる。村田の不遇を嘆く声は高まり続け、再チャンスを期待する。試合を放送したフジテレビは関東地区で17・8%、瞬間最高は23・2%(ビデオリサーチ調べ)と高視聴率を記録したと発表。関心の高さが証明され、テレビ局なども支援に前向きとみられる。

 村田はこの日、都内の帝拳ジムに家族とあいさつに訪れた。世論の高まりは「当事者は分からないもの」としながらも、「経験できないことを経験でき、成長になる。味わい深い人生ですね」と笑顔。世界レベルで戦える自信も深めた。今後について、「ロンドン五輪の時は『もういいや』と思いましたが、今回はそうは思わないですね」と続行に前向きな姿勢をみせた。

 方向性が決まるのは、同会長と話し合ってからになる。村田は「(決断が)長くなると迷惑がかかる。良いタイミングで」と見通した。【阿部健吾】

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稀勢の里読まれていた…V3絶望3敗目に深いため息

栃煌山(左)に寄り切られ、悔しそうな表情で土俵から落ちそうになる稀勢の里(撮影・狩俣裕三)

<大相撲夏場所>◇9日目◇22日◇東京・両国国技館

 横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)が痛い3敗目を喫した。東前頭4枚目の栃煌山に立ち合いでもろ差しを許して、あっけなく寄り切られた。日馬富士、白鵬の両横綱が全勝を守ったため、首位とは3差。37年夏場所の双葉山以来80年ぶりの初優勝からの3連覇は、絶望的となった。

 花道をとぼとぼと引き揚げる背中は寂しげだった。付け人に力なくタオルを放るのは、らしからぬ姿。左腕を曲げて、患部の上腕から胸の辺りを気にするしぐさもあった。深いため息の中で、稀勢の里は2個目の金星を許した。3連覇が大きく遠のく3敗目だった。

 立ち合いが全てだった。前日の碧山と同じく右から張って左差しにいった。だが、この日は差し身のうまい栃煌山。勝手が違った。協会幹部の言葉が厳しい。

 八角理事長(元横綱北勝海) 張り差しが読まれていた。気持ちが張り手の方にばかりいっていた。もったいない。

 審判長を務めた藤島審判部副部長(元大関武双山) 今日は左が甘すぎた。脇が甘いのは悪い癖。もろ差しになってくださいと言わんばかりだった。

 張り手の右を意識するあまり、差し手の左が弱く、差し負けた。もろ差しを許して防戦一方。左から突き落とそうとするも、けがの影響もあってか、弱い。あえなく寄り切られた。

 9日目までの3敗は、16年初場所以来1年半ぶり。2横綱とは3差がついた。3連覇はもはや絶望的。支度部屋で無言を貫いた稀勢の里に、理事長は「(優勝の可能性が)数字上、残っている以上、頑張らないといけない。明日からきっちり勝つのが横綱の務め」と促した。【今村健人】

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正代、先輩の威厳保ち7勝目 実家の新居も完成だ!

北勝富士(手前)を押し出す正代(撮影・河野匠)

<大相撲夏場所>◇9日目◇22日◇東京・両国国技館

 正代が初顔合わせの北勝富士を下して、先輩の意地を見せた。

 東農大3年時のインカレ決勝で、日体大2年だった北勝富士に負けていて「他の力士よりだいぶ意識した。威厳は保てたかな」。昨年4月の熊本地震で、被災した実家のリフォームが完了。16日に鍵を受け取ったといい「新居ができたんですよ。そのうち請求書が来るはず」と帰省を楽しみにした。

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中邑真輔VIP扱いで白星デビューだ「イヤァオ!」

スマックダウンのデビュー戦で中邑真輔(左)はジグラーに蹴りを浴びせる(C)2017 WWE,Inc.All Rights Reserved

<米プロレス:WWE>◇21日(日本時間22日)◇米イリノイ州シカゴ

 WWE1軍のスマックダウンに昇格した中邑真輔(37)が21日(日本時間22日)、VIP扱いのデビュー戦を白星で飾った。米シカゴで開催のバックラッシュ大会で、全世界生中継の第1試合に登場。強敵ドルフ・ジグラー(36=米国)に得意のキンシャサを決め、その実力を世界に示した。

 世界が注目する中、WWEは中邑のデビュー戦に、テレビ生中継の第1試合を用意した。日本では前座だがWWEでは特別なポジション。4月の昇格発表から、待ちに待った世界のファンに中邑をアピールするための演出だった。

 大歓声に迎えられた中邑は、元世界ヘビー級王者のジグラーと激戦を展開。ジグラーのジグザグ・スーパーキックにカウント2まで追い込まれた。それでも、リバース・パワースラムから必殺のキンシャサで15分50秒の激戦に勝利。試合後は、中邑の入場テーマ曲を大合唱するファンとともに、リング上で「イヤァオ!」を絶叫した。「大会以前から今日にも劣らない声援をいただいていたので、ある種自信はありました。日本を離れて1年、NXTで培って、自分自身で持っているものを見せられたかなと思います」とコメントした。(デーブ・レイブル通信員)

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井上尚弥、1週休んで米へ再始動「世界のスターに」

5度目の防衛に成功した井上尚は本紙を手に笑顔を見せる(撮影・足立雅史)

 WBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥(24=大橋)が、休養1週間で9月の米国デビューへ再始動する。圧勝のV5から一夜明けた22日、横浜市内のジムで会見。「1週間はゆっくりして切り替えたい。日数もないので気を抜けない。節制してコンディションを維持し強化していく」と、すでに視線は米国に向いている。

 V5戦には「今までで一番良かった。距離は1分半で把握し、パンチはジャブが1発かすったかな。もっと試したいことがあった」と余裕で振り返った。父の真吾トレーナーは「まだ直すところはある。逆算して日程を組んでいる」と7月にキャンプを決めている。井上は「米国は本場。そこで認められれば、世界のスターになれる」と決意を新たにしていた。

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K1王者武居、涙でKrush53キロ級の王座返上

涙でKrush53キロ王座を返上した武居由樹(左)(C)M-1 Sports Media

 K-1第2代スーパー・バンタム級(55キロ)王者・武居由樹(20)が22日、都内で会見し、Krush53キロ級の王座を返上した。

 昨年6月に同級初代王座に就き、同年12月に初防衛に成功した武居は4月にK-1王座も獲得した。次戦は軍司泰斗(18)とKrushの防衛戦を行う予定だったが、2階級で試合を行っていくにあたり、血液検査とドクターチェックを行ったところ「成長ホルモンの分泌異常から来る過敏性腸症候群」であることが判明した。

 これは成長ホルモンの分泌がやや少なく、体重増や成長の妨げになっているというもの。医師からは減量の負担が少ない階級で試合をするべきだと勧められたという。

 「両方の階級で防衛戦を行うつもりだったので、何とも言えない」という武居。「中途半端な気持ちで取ったベルトではないので、返すのは辛い。もしも次のチャンピオンが中途半端な試合をしているようだったら、身体を壊してでも僕がベルトを取りに行く」と涙を浮かべて言葉を絞り出した。

 武居の王座返上に伴い、第2代同級王座決定戦を行うことが決まった。タイトル挑戦権を持っていた軍司が赤コーナー、「Krush・76」5・28後楽園大会で対戦する隆聖-隼也ウィラサクレックの勝者が青コーナーとなる。決定戦の日程は28日以降に発表される。

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井岡一翔、谷村奈南が入籍報告!全文コメント

井岡一翔(左)と谷村奈南(2016年7月23日撮影)

 すでに結婚を発表していたWBA世界フライ級王者井岡一翔(28)と歌手谷村奈南(28)は22日、報道各社へファクスし17日に入籍したことを報告した。

 谷村は今後も歌手活動を継続するとコメントした。

 以下の通り。(原文まま)

 ◇   ◇   ◇

関係者の皆様へ

いつもお世話になっております。

私事で大変恐縮ではございますが、私たち、井岡一翔と谷村奈南は5月17日に入籍致しましたことをご報告させて頂きます。

彼女に出会い「一生この人と一緒にいたい!」と感じ2年間僕の想いを伝え続けました。そこからお付き合いさせていただき三階級制覇の苦しいときも、彼女の存在が僕の支えであり、共にここまで歩んで参りました。

これからは家族として、長い一本道を手を繋ぎ歩んでいきたいと思っております。

今後も自分の使命を精一杯果たして参ります。


彼といると心が安らぎ、とても深い縁を感じます。人生の苦楽を共にし、相互に成長していきたいと思っております。

私の歌を聴いてくださる方たちがいる限り、歌い続けて参ります。

いつも応援し支えて下さっている皆様、感謝の気持ちでいっぱいです。このような書面でのご報告となりますことをお許し下さい。

まだまだ未熟な私たちですが、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

2017年5月22日

井岡一翔

谷村奈南

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帝拳会長、村田現役続行なら世界再挑戦サポート約束

帝拳ジムにあいさつにきた村田はさわやかな笑顔をみせた(撮影・阿部健吾)

 ボクシングのロンドン五輪金メダリストで、20日に行われたWBA世界ミドル級王座決定戦で不可解判定により敗れた村田諒太(31=帝拳)の所属する帝拳ジムの本田明彦会長(69)が22日、「村田がやりたい(現役続行)というのなら、サポートをしたい」と、世界王者への再挑戦へ向けた環境作りを約束した。

 試合後に村田とは話し合いの場をまだ持っておらず、本人の意思を確認した上で、今後の動向を決める。

 王座決定戦では村田がダウンを奪うなど、終始優勢に進めていたかに見えたが、ジャッジ2人が対戦者アッサン・エンダム(フランス)の手数を評価し、1-2の判定負けとなった。試合終了直後から日本だけでなく、海外でも判定への疑問を訴える声が噴出。WBAのメンドサ会長(ベネズエラ)が誤りを認め、村田陣営に謝罪し、直接再戦へ動く異例の事態となっていた。本田会長は「「WBC(世界ボクシング評議会)、WBO(世界ボクシング機構)からも、うちで試合をやってほしいという話がある。村田がやりたいと言えばベストな選択をしたい。WBAの再戦も選択肢の一つ」とも述べた。

 渦中の村田はこの日、都内の帝拳ジムにあいさつに訪れた。現在の心境については「判定も含めて、経験できない経験をさせてもらった。人間的な成長になっていると思う。味わい深い人生を送らせてもらってます」と柔和な表情で答えた。しばらく休養を取る予定で、その間に進退を考えるという。「ロンドンの後は、金メダルを取ったし、もういいやという感じがあったが、今回はもういいやという感じではない」と現役続行へ含みを持たせた。

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栃煌山「良い立ち合い」稀勢の里撃破、4個目金星

稀勢の里(奥)を寄り切った栃煌山(撮影・河野匠)

<大相撲夏場所>◇9日目◇22日◇東京・両国国技館

 東前頭4枚目の栃煌山(30=春日野)が、横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)を破って、昨年名古屋場所以来4個目の金星を獲得した。

 立ち合いで右の張り手を受けるが、ひるまず突進。もろ差しになり一気に寄り切った。「腰が入った。もろ差しは狙ってなかったけど良い立ち合いができた。押しにいこうと思って前に出ながら入った感じだった」と振り返った。この日は師匠の春日野親方(元関脇栃乃和歌)の55回目の誕生日で「そうですね。良かったです」と照れ笑いした。

稀勢の里(右)を寄り切る栃煌山(撮影・狩俣裕三)

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白星先行の石浦に玉鷲エール「前に出る意識がいい」

<大相撲夏場所>◇9日目◇22日◇東京・両国国技館

 西前頭11枚目の石浦(27=宮城野)が、同13枚目の大翔丸(25=追手風)を下して5勝4敗と白星を先行させた。

 呼吸が合わず2度目の仕切りとなった立ち合いで、左に変わって肩透かし。「相手が1回待ったして(自分が)どう来るか見ている感じだったので、逆に動いてやろうと」としてやったりだった。

 支度部屋では隣に座っていた出番前の玉鷲が、報道陣に交ざって「先場所と比べて、どこがいいですか?」と質問する一幕も。その玉鷲に「前に出る意識がいい」と褒められると「(玉鷲は)たまに良いこと言うんです。だいたいふざけているけど、たまにその通りだなと思うこともあるので、変な話も我慢して聞いています。9割我慢ですけど」と感謝? していた。

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