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K1山崎秀晃「中入ってドン」作戦で王座奪取宣言

王者ゲーオ・ウィラサクレック(左)からKOでのタイトル奪取を誓った山崎秀晃

 22日の「K-1 WGP 2017」(東京・代々木第2体育館、日刊スポーツ新聞社後援)の、スーパー・ライト級世界タイトルマッチで対戦する王者ゲーオ・ウィラサクレック(32=タイ)と、挑戦者・山崎秀晃(30)が21日、都内で公開計量と記者会見に臨み、互いに勝利を誓った。

 2人は昨年9月19日に1度、世界戦が組まれていたが、ゲーオが病気となったため流れた。この日、ゲーオが64・7キロ、山崎が65キロで計量をパスすると、ともに体調万全をアピールした。

 「先月、タイの軍主催トーナメントで優勝した」というゲーオは「プロテクター付きだったので、とくにダメージはない。明日は自分のスタイルで勝つ」と自信満々。対する山崎は「3月に言った“中入ってドンとやる”作戦に変わりはない。蹴りかパンチかはお楽しみに」とニヤリ。そして、金色のトゲがいっぱいの靴について質問されると「“ゴールドは1番”の意味などを込めた」と言って笑った。

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尾川堅一36年ぶり快挙 亡き父と鍛えた拳で新王者

新王者の尾川(右)はデラホーヤ氏に祝福される(C)TEIKEN

<プロボクシング:IBF世界スーパーフェザー級王座決定戦>◇9日(日本時間10日)◇米ネバダ州ラスベガス・マンダレイ・ベイ・リゾート&カジノ


 異色の世界王者が誕生した。IBF世界スーパーフェザー級4位尾川堅一(29=帝拳)が同級5位テビン・ファーマー(米国)を2-1の判定で下して世界初挑戦でベルトを手にした。日本人の米国での王座奪取は81年三原正以来5人目で13連敗を止めた。15年に死去した父雅一さん(享年53)の影響で2歳から明大卒までは日本拳法一筋。厳しい父の元で鍛え上げた拳に自信を持って転向して7年目で、世界の頂を極めた。

 リングを蹴り、一気に間合いを詰め、右拳を直線的軌道で打ち抜く。生粋のボクサーではないからこその遠めから鋭く踏み込んでの右ストレート。人生初海外の米国でも、尾川は愚直に無類の武器を信じ続けた。36分間。決定打は多くはなかったが、ひるまなかった。判定で「オガワ!」の声がこだまするとほえた。「リングの上では信じられなくて。これで人生が変わる」と歓喜に満ちた。

 競技歴は7年にすぎない。父雅一さんの影響で記憶がない2歳で始めたのは日本拳法だった。小柄な少年は体重無差別の格闘技で、異彩を放った。打つ、蹴る、投げる。3本勝負で有効打で一本だが、その勝ち方は「95%が打撃。そんなのは自分だけ」。体重が倍の相手にも勝ち、高校無敗、明大では団体3連覇。卒業後に拳闘の世界に入った。

 「小1からお父さんは厳しかった」。スピードを醸成したのは過酷な特訓。1キロのダンベルを持ち、右、左など計400本の打ち込みが日課で、自宅の廊下で汗だくで何時間もやり続けた。父が怖くてずるはできない。この日の右ストレートにつながる一撃必殺の武器の源泉だ。一番教わった胴打ち=ストレートボディーは、巧みな守備のファーマーを遠方からとらえた。7回、10回には右で顔面を揺らして棒立ちにさせた。

 父は日本王者になる直前の15年に脳出血で死去した。指導の厳しさから小学校では顔面がけいれんすることもあった。熱が出ても、箸を握れないほど手が痛くても、休みは許されなかった。ただ、父は息子が自慢。試合の映像を周囲の人に配ってもいた。「死後に聞いても。最後まで見て、面と向かっておれを褒めろよと。ただ、自分が作られているのは父がいたから。影響が強すぎて悔しい」。複雑な心境はいまもある。

 体重無差別の拳法で無敵だった男の野心は、本場のリングで結実した。日本人として36年ぶりの快挙。「名前を刻むのが最大の目標だし、人生を生きているからには世界一になりたかった」。父の遺産は、息子の拳に宿っていたことだけは確かだ。

<尾川堅一(おがわ・けんいち)アラカルト>

 ◆生まれ 1988年(昭63)2月1日、愛知県豊橋市生まれ。

 ◆拳法一家 父母、姉妹も選手。姉奈緒子さんは高校3冠。愛知・桜丘高から明大に進学した本人は、「いまもボクシングに違和感はある」。

 ◆転向 「階級制、パンチだけなら絶対いける」と明大卒に帝拳ジム入りし、10年にデビュー。15年に日本スーパーフェザー級王座を獲得し、5度防衛。

 ◆黒星 11年に全日本新人王も、12年の9戦目でアゴを粉砕骨折して初黒星。「それまでは拳法だけで勝っていた。ガードの大切さを痛感した」と転機に。

 ◆痛み アゴの手術翌日に退院し、ボルトが20本以上入る状態でしゃぶしゃぶを食べに。「めちゃくちゃ痛かったけど、肉が食べたくて。自分の伝説です」。拳も「病院に行かなかっただけで、きっと何回も折れている。痛みには強い」。

 ◆神話 母明美さんが試合前に新品の下着を送ると無敗。今回は6枚持参。

 ◆家族 梓夫人と3男。長男豹くん(4)の名前は大好きなヒョウ柄から。

 ◆タイプ 身長173センチの右ボクサーファイター。

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トリプルH特別参戦 マハルにペディグリー決め勝利

<WWE:インド・ニューデリー大会>◇9日(日本時間10日)◇インド・ニューデリー


 WWEの最高執行責任者でプロレスラーのトリプルH(48)が9日(日本時間10日)のインド・ニューデリー大会に特別参戦し、悪党の前ヘビー級王者ジンダー・マハル(31)を撃破した。

 相手の親衛隊シン・ブラザーズの介入も蹴散らし、マハルに必殺ペディグリーを決めて勝利した。試合後、マハルとシン・ブラザーズのダンスに加わって友好ムードを演出。会場のファンを盛り上げるとシン・ブラザーズの1人にペディグリーをさく裂させ、大会を締めた。(デーブ・レイブル通信員)

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村田諒太、王座奪取の尾川を祝福「いい流れ来てる」

勝利後にリング上でベルトを巻く尾川

<プロボクシング:IBF世界スーパーフェザー級王座決定戦>◇9日(日本時間10日)◇米ネバダ州ラスベガス・マンダレイ・ベイ・リゾート&カジノ


 IBF世界スーパーフェザー級4位尾川堅一(29=帝拳)が同級5位テビン・ファーマー(米国)を2-1の判定で下して世界初挑戦でベルトを手にした。以下は各界からの祝福コメント。

 ◆WBAミドル級王者村田諒太 気持ちが出ていた。人生初の海外で難しい面があったと思うが、リングに上がって強さを見せた。一瞬で踏み込む速さがある。僕も勝って尾川も勝って、いい流れが来ている。

 ◆ジムの先輩で7月に引退した元WBC世界スーパーフェザー級王者三浦隆司 右で活路を開いた。(自身は米国で活躍したが)追い越してどんどん上にいってほしい。

 ◆尾川の明大日本拳法部時代の先輩でノア所属のプロレスラー拳王 本当に良かった。アウェーで判定で勝ったのがすごい。オレも、22日の後楽園大会でGHCヘビー級王座に挑戦するので、尾川と同じように、頑張ってチャンピオンになろうと励みになった。

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五輪連覇対決はロマチェンコ勝利、リゴンドウ初黒星

4度目の防衛に成功したロマチェンコ(AP)


 ボクシングで初の2大会連続五輪金メダリスト対決は、WBO世界スーパーフェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(29=ウクライナ)が6回TKO勝ちした。9日に米ニューヨークで、同級1位でWBA世界スーパーバンタム級スーパー王者ギレルモ・リゴンドー(37=キューバ)との対戦。序盤から王者が攻守でペースを握り、6回終了後にリゴンドウが左手のけがで棄権を申し出て、4度目の防衛に成功した。

 2階級の体格差から、初回からリゴンドーがクリンチにホールドでしのぐシーンが目立った。ロマチャンコは右ジャブを何発も突き、手数で上回り、低い姿勢でしのぐ相手にはサイドから打ち下ろしをヒットさせた。パンチは軽めも圧倒し、スピードも徐々に増して、防御でも滑らかなステップでパンチをかわした。

 5回にはレフェリーが時計を止めて、リゴンドーにホールディングを注意した。ゴング間際に2人がもつれて、ロープに押し込まれたリゴンドーが首投げ気味にいく。ここでゴングが鳴ったが、ロマチャンコもパンチを出し、一時にらみあいになった。

 6回にはついにリゴンドーがホールディングで1点減点となった。ここからロマチェンコがパンチに力を込めだした。この回が終了してコーナーに戻ったリゴンドーが、手の痛みを訴えて「グローブを外してくれ」と試合を棄権となった。

 ロマチャンコは08年北京、12年ロンドン、リゴンドウは00年シドニー、04年アテネ大会の金メダリスト。究極のテクニシャン対決と注目された一戦は、突然のフィナーレとなった。ロマチャンコは「リゴンドーはトップファイターだが、彼の階級でキングなだけ。ボクシング界にはニュースだが、ボクには大きな勝利ではない」。完勝に満面の笑みを浮かべて余裕の弁だった。

 通常は58・9キロがリミット。階級差から朝の当日計量でリミット62・5キロが設定され、ロマチェンコが0・6キロ増の62・1キロ、リゴンドーは0・7キロ増の58・9キロだった。リゴンドーはプロ19戦目の初黒星で2階級制覇はならず。「2回で痛みが出てきた。ウエートではなく痛みの問題。王者はテクニックもレベル高く、爆発力があった。カムバックする」と話した。ロマチェンコは10勝(8KO)1敗、リゴンドーは17勝(11KO)1敗1無効試合となった。

6回、リゴンドウ(左)にパンチを浴びせるロマチェンコ(AP)

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W1王者芦野祥太郎が挑戦者選び批判「気にくわん」

7度目の防衛に成功したW-1チャンピオンシップ王者芦野(中央)(撮影・藤中栄二)

<プロレス:W-1後楽園大会>◇10日◇東京・後楽園ホール


 W-1チャンピオンシップ王者・芦野祥太郎(27)が7度目の防衛に成功した。

 16年9月にデビューしたばかりの伊藤貴則(24)の挑戦を受け、ゴング直後から非情攻撃を開始。テーピングを巻かれた左腕を意地になって攻め続け、ミドルキックを浴びれば、その足を持ってドラゴンスクリューで返した。相手キック対策で、右足も徹底攻撃。高角度の逆片エビ固め、エルボーまでたたき込んだ。

 背中へのミドルキックやサッカーボールキック、場外でエプロンサイドからのトペコンヒーロと一時は伊藤の反撃で動きを鈍らせた。主導権を握られたかに思われたが、投げ技の体勢に入った挑戦者を巻き込んで前転。伊藤を寝かせ、そのままアンクルロックへと移行して絞め上げ、17分3秒、ギブアップまで追い込んだ。

 今年3月の王座奪取からベルトを守り続けている芦野は絶対王者の風格を漂わせ、現状の挑戦者選定について強く批判。「誰かが出てきて挑戦したいです、はい決定。このやり方が気にくわない。オレがやりたいと思った相手としか防衛戦をしません。それがこのベルトの価値を高めるんだよ」と豪語していた。

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UFCオルテガがスワンソンに快勝「大きな勝利」

立ったままのスワンソン(左)に前方首固めを仕掛けるオルテガ

<総合格闘技:UFCファイトナイト123大会>◇9日(日本時間10日)◇米カリフォルニア州フレズノ・セーブ・マート・センター


 メーンイベントのフェザー級5分5回で、同級6位ブライアン・オルテガ(26=米国)が、同級4位カブ・スワンソン(34=米国)を下した。ランキング上位のベテランを2回3分22秒、前方首固めでギブアップを奪う快勝劇だった。

 ローの蹴り合いから始まると、オルテガは手数の多いスワンソンの有効打を浴びながら1回終盤にスワンソンに裸絞めを仕掛けた。2回には得意の柔術を生かし、ケージに押し込んでから再び前方から首を捕まえた。ボディをロックして絞め、逃れようと必死にもがいたスワンソンを立たせたまま、ぐいぐいと首を絞め、ギブアップまで追い込んだ。地元カリフォルニア出身ファイターの激突に、詰めかけたファンのボルテージは最高潮となった。

 無傷の13勝目を挙げたオルテガは「ものすごく大きな勝利だけど、今はとにかく終わってうれしい。今回は特に初めてのメーンイベントだったし、試合となるとかなりのプレッシャーがある。終わって良かったし、うまくできた。家に帰ってリラックスできると思うとそれだけで最高だ」と達成感に包まれた。

 ランキング上位のスワンソンにも「素晴らしいファイターだし、心から尊敬している」と敬意を表し「倒そうとしてきたし、何度かいいパンチも食らった。とにかく冷静にいって全力を出しすぎないようにと思っていたんだ。3回になったらもう少しペースアップするつもりでいたけど、そこまで行かなくて良かった」と安堵(あんど)の笑みも浮かべた。

 さらには「苦しんでいたり、大変な時間を過ごしていたりする子供たちを助けたい。彼らにとってポジティブな光になりたいんだ。この場所を利用して、自分勝手にならずに人々を助けられるように、この光を生かしたいと思っている。今はひたすら旅に出かけてたくさんの人たちを助けたい」と締めくくった。

激しい寝技の攻防を展開するスワンソン(左)とオルテガ

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王者の土肥、熊ゴロー組が初防衛に成功 W1後楽園

初防衛に成功したW―タッグ王者の土肥(左)、熊ゴロー

<プロレス:W-1後楽園大会>◇9日◇東京・後楽園ホール◇観衆1039人


 W-1タッグ王者の土肥孝司(27)、熊ゴロー(26)組が初防衛に成功した。序盤から挑戦者の火野裕士(32)ジェイク・オーメン(31)組に土肥がつかまり、試合のペースを握られた。仲間のピンチに、熊ゴローは土肥とのダブル岩石落としで火野の動きを止め、オーメンにはドロップキックで反撃を開始した。試合中盤から王者組のコンビプレーがさえわたり、土肥がオーメンを捕獲。投げ捨ての原爆固め、ラリアット、最後は垂直落下式ブレーンバスターで仕留め、16分4秒、片エビ固めで3カウントを奪った。

 試合後、王者組は今月4日に発表されたネットテレビ局AbemaTVの大みそか特別企画「朝青龍を押し出したら1000万円」の対戦相手に応募したことを報告。リング上でファンに向けて「みなさんのお力添えも必要だと思いますので、ぜひ『土肥熊』を出してくれと、メールでも電話でも、何でもしてください」と異例のお願い。対戦相手に選ばれるようなバックアップを要請した。

 身長177センチ、体重107キロの土肥は「俺らが出たら面白いから」とニヤリ。身長178センチ、体重120キロの体格となる熊ゴローも「やってやりましょうよ。目の前に1000万円がぶら下がっているんだから」とやる気満々だった。

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尾川堅一が新王者 36年ぶり米国での王座奪取

3日、出国に際し家族から送られた特製ベルトを肩に掛ける尾川


 ボクシングのIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦は9日(日本時間10日)に米ラスベガスのマンダレイ・ベイ・リゾート&カジノで行われ、世界初挑戦となる同級4位尾川堅一(29=帝拳)が同級5位テビン・ファーマー(米国)を2-1(116-112、115-113、1112-116)の判定で破り、新王者となった。

 日本人としては81年の三原正以来36年ぶり5人目の米国での王座奪取となった。

 序盤、守備にたけた技巧派サウスポー相手に、中間距離からの鋭い踏み込みを生かした右ストレートをあてた。カウンターの左フックを顔面に受けて体制を崩す場面もあったが、一切ひるまず持ち前の気持ちの強さが攻勢に出続けた。7回には右ストレートを顔面に打ち込んで、ファーマーを棒立ちにさせるなど、「矛対盾」という形容詞がぴったりくる戦いで、相手の盾を貫いた。

 尾川は15年に死去した父雅一さん(享年53)の指導のもと、2歳で日本拳法を始めた。関西発祥でパンチ、蹴り、投げが認められている格闘技に打ち込み、主将として団体で全国3連覇をとげた明大を卒業するまで20年間活躍した。その後「日本拳法では殴るスタイルで自信があったので、ボクシングの世界で世界一になりたいと思った」と転向し、競技歴7年目となる。異色のキャリアを持つ男が、プロ24戦目で有言実行のベルトを巻いた。

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相撲協会、フジに抗議文「事実無根」「極めて悪質」

フジテレビ本社


 日本相撲協会は9日、名誉毀損(きそん)、信用毀損でフジテレビに抗議文を送ったと発表した。

 元日馬富士関の暴行問題について、同局が6日に情報番組「直撃LIVE グッディ!」で放送した内容に対して「全くの事実無根の内容」「放送法の『公平中立』の趣旨に反した、およそ報道の名に値しないもの」「極めて悪質」などと抗議。速やかな謝罪と訂正を求め、誠意ある回答がない場合、放送倫理・番組向上機構(BPO)に審議を求める申し立ての用意があるという。

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鏡山親方2日連続貴部屋訪問 チャイムにも反応なし

貴乃花部屋のチャイムを鳴らす鏡山危機管理部長(撮影・中島郁夫)


 元横綱日馬富士関(33)の暴行問題を調査している日本相撲協会危機管理委員会の鏡山部長(59=元関脇多賀竜)が9日、都内の貴乃花部屋を訪れた。2日連続3度目の訪問。

 前日8日は関係者に直接文書を手渡したが、この日はチャイムを押しても反応なし。冬巡業を休場している、暴行を受けた平幕貴ノ岩の診断書提出を促すものとみられる文書をポストに入れ、関係者と対面せず引き揚げた。

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尾川堅一、母の「不敗トランクス」でベルト奪取だ

尾川は計量を終えてファーマー(左)と向き合う(C)TEIKEN


 ボクシングのIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦は9日(日本時間10日)に米ラスベガスのマンダレイ・ベイ・リゾート&カジノで行われる。世界初挑戦の同級4位尾川堅一(29=帝拳)は8日に試合会場のあるホテルで前日計量に臨み、相手の同級5位テビン・ファーマー(米国)とともに一発でパス。「体も絞れて良い感じだし、いつも通り」と泰然としていた。

 「不敗トランクス神話」がある。10年のプロデビュー後これまで23戦。恒例となっているのは故郷の愛知・豊橋市に住む母明美さんが試合前に送る新品のトランクスをはくこと。明美さんは「今回も6枚送りました。あの1回を後悔していますし…」と振り返るのは、唯一の黒星を喫した12年8月の9戦目。その時だけ送らなかった。以降、験担ぎとして欠かさない。尾川は「結果はなるべくしてなる。悔いない練習、納得の行く練習ができた」。現地へ駆けつける母の神話の“ご加護”も受け、勝負のリングに立つ。

尾川の母明美さんが送ったトランクス

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「報道に値しない」相撲協会がフジテレビに抗議文

フジテレビ


 日本相撲協会は9日、名誉毀損(きそん)、信用毀損でフジテレビに抗議文を送ったと発表した。抗議文は、同局が元横綱日馬富士関による平幕貴ノ岩への暴行問題に関して取り上げた、6日の報道・情報番組「直撃LIVE グッディ!」で放送された内容に対するもの。代理人の弁護士名で「全くの事実無根の内容」「非常に短絡的」「キャスターらの強引な番組進行」「放送法の『公平中立』の趣旨に反した、およそ報道の名に値しないもの」などと激しく抗議する内容の文書を送付したという。

 抗議文によると、番組内で貴乃花親方(元横綱)の支援者を名乗る匿名男性が、同親方から「完璧にだまされた」との話を聞いていたというインタビューが放送された。この証言について、抗議文では「番組では、支援者と名乗る者の何ら根拠のない推測に便乗し、フィールドキャスターが『ほぼ、これ、核心じゃないかと思って、お伝えします』と話し、メインキャスターも『事前にやっぱり、貴乃花親方に対して、約束していたということなんですかね』などと結論ありきの発言に終始しています」と説明。さらに「当事者である当協会及び貴乃花理事に確認するなどの裏付け取材を十分に行った上で、その取材結果についても放送するのが当然であるところ、番組でそのような裏付け取材を行った形跡は全く見られません」と続けた。

 抗議文では、一連の内容について貴乃花親方に確認したことを明かしており、同親方から「いずれも心当たりはございません」などと、根拠のない話との回答を得ていることも明記してた。さらに相撲協会は5日に「お願い」と題し、暴行問題について貴乃花親方が八角理事長(元横綱北勝海)に対して、事前に連絡しているといった一部報道は誤りであり、そのような報道を控えてほしいと発表していた。その翌日の放送だけに、抗議文には「その態様は極めて悪質で、背信的とさえ言える」と記されていた。

 今回の放送内容について、同協会は速やかな謝罪と訂正を求めている。また、誠意ある回答がない場合、放送倫理・番組向上機構(BPO)に審議を求める申し立ての用意があることも併せて記していた。

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五輪連覇対決、ロマチェンコとリゴンドウが計量パス


 ボクシングで2大会連続五輪金メダリストの初対決が、9日に米ニューヨークでゴングとなる。WBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチの前日計量が8日に現地で行われた。

 V4戦となる王者ワシル・ロマチェンコ(29=ウクライナ)が58・5キロ、挑戦者でWBA世界スーパーバンタム級スーパー王者ギジェルモ・リゴンドウ(37=キューバ)が58・2キロで、リミットの58・9キロをクリアした。

 ロマチャンコは08年北京、12年ロンドン、リゴンドウは00年シドニー、04年アテネ大会の金メダリスト。究極のテクシャン対決とも言われている。リゴンドウはディフェンシブな戦いぶりから「面白くない」と、試合を敬遠された時期もった。今回は2階級差ある相手に挑戦と勝負に出た一戦だ。ロマチャンコは2戦目の世界挑戦は失敗したが、その後はプロ仕様へ改革に取り組んできた。体格差や勢いなどから、オッズではロマチェンコが優位となっている。

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UFCスワンソン豪語 オルテガは「よくいる若手」


 UFCファイトナイト123大会は9日(日本時間10日)、米カリフォルニア州フレズノのセーブ・マート・センターで開催される。

 大会前日となる8日には前日計量が同地で開かれ、メインイベントのフェザー級5分5回で対戦する同級4位カブ・スワンソン(34)、同6位ブライアン・オルテガ(26=ともに米国)が登場。スワンソンは146ポンド(約66・22キロ)、オルテガは144・8ポンド(約65・68キロ)でクリアした。

 16勝6敗の戦績を誇るスワンソンは4連勝中で、かつ2試合連続でファイトナイトボーナスを獲得している。オルテガについて「よくいる上昇中の若手だろ。俺のポジションを奪おうとしているんだろうけど、そうはならない」とキッパリ。その上で「いい試合にはなると思う。オルテガはスタンドも柔術もできる無敗の選手だ。ただ、どれほど試合をイメージしてみても、俺がヤツの顔面を何度も何度も殴りつけているところしか見えないんだ」と豪語した。今夏に娘のロイヤルちゃんが誕生してこともあり、気合十分だ。

 一方、UFCで4勝1無効試合と絶好調のオルテガが次世代エリートの呼び声が高い。新進気鋭のオルテガにとって、スワンソンが過去最強の対戦相手。「オレは王者になるためにこの世界に入ってきた。ここから先、壁を越えていくためには、カブのような相手を下さなければならない。最後はオレが勝ち星を頂くことになる」と強気そのもの。勝利した選手が、同級王者マックス・ホロウェイ(米国)への挑戦が近づくことは間違いない。

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協会が貴乃花部屋と接触成功 書類手渡し

貴乃花部屋を訪問した鏡山親方(右)はインターホンを押す(撮影・小沢裕)


 元横綱日馬富士関(33)の暴行問題を調査している日本相撲協会危機管理委員会の鏡山部長(59=元関脇多賀竜)が8日、都内の貴乃花部屋を3日ぶりに訪問した。前回は、暴行を受けた平幕貴ノ岩が冬巡業を休場している件で、師匠の貴乃花親方に診断書提出を促したもの。今回、鏡山部長は「危機管理委として、お話を伺いたいということで伺いました」と明かした。

 元日馬富士関は11日にも書類送検の見通しで、その後は貴乃花親方も危機管理委に協力予定。貴ノ岩への事情聴取を速やかに行う準備として、再訪問したとみられる。書類をポストに入れて引き揚げた前回とは異なり、今回は滞在約1分ながら部屋で手渡し、半歩前進。電話が通じない貴乃花親方とは、この日も対面できなかったが、鏡山部長は「部屋の中にいた人に書類を渡しました」と話した。

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いとこ京之介「亀田戦眠い」興毅トレーナー挑発

左から亀田興毅トレーナー、ジョーブログ、いとこの亀田京之介


 ボクシングの元世界王者亀田3兄弟のいとこの亀田京之介(19)が、元日にプロデビューする。

 協栄ジムが8日に都内のジムで、1月1日に東京・ディファ有明での興行を発表。中卒後に3兄弟の父史郎さんから指導を受けた京之介はフェザー級4回戦で木元(ワタナベ)と対戦する。「今の日本人は亀田兄弟を含めて眠たい試合ばかり。1回から倒しにいく」と豪語。興毅トレーナーの「お前は口だけで強くない」とのツッコミにも「言ったからにはやる」と宣言した。

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尾川堅一 明大先輩でノア活躍の拳王とW冠だ

3日、出国に際し家族から送られた特製ベルトを肩に掛ける尾川


 ボクシングのIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦は9日(日本時間10日)に米ラスベガスのマンダレイ・ベイ・リゾート&カジノでゴングが鳴る。同級4位の尾川堅一(29=帝拳)は「日本から負けに来たわけでも観光に来たわけでもなくて、チャンピオンになって日本に帰りたいと思います」。対戦するファーマー(米国)を横目に、壇上のマイクで力強い声を響かせた。

 日本拳法歴20年の異色の経歴を持つが、明大時に3学年上で主将だったのが、プロレスリングノアで活躍する拳王(32)。「いまでもかわいがってもらってます」と親交は続く。その先輩は22日にGHCヘビー級王座に初挑戦する。

 その拳王は後輩を「何も言わなくても課したダッシュを続けてやっていた。『こいつは心が強い』と思った」と振り返る。明大卒業後に進んだ道は違ったが、目指すのはともにベルト。「土曜日は絶対に倒す、倒してやる」と“共闘”で頂点に立つ。

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鏡山親方「電話しても出ないので…」貴乃花部屋訪問

貴乃花部屋を訪問した危機管理部長の鏡山親方(右)は書面を携帯しインターホンを押す


 日本相撲協会危機管理委員会の鏡山部長(59=元関脇多賀竜)が8日、都内の貴乃花部屋を訪問した。

 元横綱日馬富士関による暴行問題で、被害に遭った平幕貴ノ岩が、現在行われている冬巡業を診断書未提出のまま休場している件で、催促に訪れた5日に続いて3日ぶり。約1分間の滞在で「部屋の中にいた人に(持参した)書類を渡しました」と話した。今回の訪問については「危機管理委として、お話をうかがいたいということで伺いました。電話しても(貴ノ岩の師匠の貴乃花親方が)出ないので、直接来た方が早いと思って来ました」と説明した。元日馬富士関が週明けの11日にも鳥取県警から書類送検される見通し。これまで危機管理委による貴ノ岩への事情聴取に応じていなかった貴乃花親方も、その後は応じると話している。危機管理委は、20日の臨時理事会で今回の問題の最終報告を行う予定だけに、書類送検された後、速やかに事情聴取を行うための下準備として訪問したとみられる。

貴乃花部屋を訪問し書面を渡した危機管理部長の鏡山親方は、帰り際に険しい表情を見せる

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尾川堅一「チャンピオンになって日本に帰りたい!」

尾川は会見でファーマー(左)と並び立つ (C) TEIKEN


 ボクシングのIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦は9日(日本時間10日)に米ラスベガスのマンダレイ・ベイ・リゾート&カジノで挙行される。

 世界初挑戦となる同級4位尾川堅一(29=帝拳)が7日(同8日)に公式記者会見に出席し、KO勝利での王座獲得を誓った。

 同級5位テビン・ファーマー(米国)も登壇した会見では、「僕は日本から負けに来たわけでも観光に来たわけでもなくて、チャンピオンになって日本に帰りたいと思います。土曜日は期待して観に来てください、応援よろしくお願いします。Thank you very much!」と語った。米国での王座奪取に成功すれば、81年の三原正以来36年ぶりの快挙となる。

尾川は会見で勝利を誓う (C) TEIKEN

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亀田3兄弟のいとこ亀田京之介、元日にプロデビュー


 ボクシングの元世界王者亀田3兄弟のいとこが、元日にプロデビューする。協栄ジムが8日に都内のジムで、1月1日に東京ディファ有明での興行開催を発表した。

 浪速の狂拳を自称する亀田京之介(19)はフェザー級4回戦で木元紳之輔(20=ワタナベ)と対戦。3兄弟の父史郎さんの兄浩之さんの長男で小1からボクシングを始め、中卒後に史郎さんから指導を受けていた。「今の日本人ボクサーは亀田兄弟を含めて眠たい試合ばかり。まばたきできない試合をする。1ラウンドから倒しにいく」と3兄弟ばりのビッグマウスがさく裂。亀田興毅トレーナー(31)から「お前は口だけやんけ。コイツは強くない。しょーもない試合したら、しばいたる」とのツッコミにも「言ったからにはやる」と豪語した。

 また、AbemaTVの番組企画「亀田興毅に勝ったら1000万円」に出場した人気ユーチューバーのジョー・ブログ(26)も、バンタム級4回戦でデビューする。興毅トレーナーの指導を受け、9月に2度目のプロテストで合格した。ボクシング企画に登場後は約30万人だった登録者が1カ月で約50万人に増え、現在では約95万人に達したという。ジョーは「プロデビュー+引退試合。一発勝負で本気で勝ちにいきたい」。対戦相手は14日締め切りで募集している。

 1カ月前に初代王者に就いた日本女子ミニフライ級王者矢吹純(26)、銀座のホステスを務める元東洋太平洋女子アトム級王者神田桃子(31)らも出場する。午後1時開始でAbemaTVが生放送予定。

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苦悩の春日野親方、なぜ貴親方は診断書提出拒むのか

巡業の土俵上から元日馬富士関の暴行問題を謝罪した春日野広報部長


 現在行われている大相撲の冬巡業に、巡業部長代理として同行している春日野広報部長(55=元関脇栃乃和歌)が7日、困惑する胸の内を明かした。巡業先の大分・宇佐市で報道陣に対応。元横綱日馬富士関に暴行を受けた平幕貴ノ岩が、この日まで冬巡業休場に必要な診断書を提出しないまま、休場している件について「今まで診断書が出なかったことなんてない。初めてのこと」と、催促しても提出されず、現状での対処の難しさを語った。

 貴ノ岩の師匠の貴乃花親方は、一連の問題に対応することなどを理由に、巡業部長ながら冬巡業に同行していない。だが貴乃花親方に対して「電話しても出ないから文書を出した。やることはやっていると思う」(春日野部長)と、診断書提出へ手を尽くしている相撲協会執行部の見解を代弁した。続けて「たとえ1人でも、ガバナンス(組織統治)がなされていないということになってしまう」と貴乃花親方の協力を望んでいた。

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白鵬が双葉山に思い馳せる、5年ぶりの大分・宇佐市

巡業中の稽古で土俵下で体を動かす白鵬


 横綱白鵬が、史上最長69連勝の記録を持つ元横綱双葉山に思いをはせた。5年ぶりに巡業を行った宇佐市は双葉山の出身地。敷地内に銅像が立つ会場で、子どもと相撲を取るなど地元市民と交流した。

 10年九州場所2日目に、現在は横綱の稀勢の里に63連勝で止められた当時を思い出し「大記録に挑んで7年たつ。子どもと稽古もでき、良い思い出に残る巡業になった」としみじみ話した。

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12・8テレ東「新K1伝説」武居-サラビア戦放送

スーパー・バンタム級スーパーファイトで対戦した武居(左)とサラビア (C) M-1 Sports Media


 テレビ東京「新K-1伝説」の第112回は12月8日深夜2時から、11月23日の「K-1さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ大会」の、スーパー・バンタム級スーパーファイト、武居由樹-ビクトー・サラビアを放送する。

 同級王者・武居と、4月に武尊と熱戦を演じたサラビアとの注目の1戦。1回中盤に飛び出す武居のバックスピンキックからは目が離せない。

 番組ではさらに、同大会でのスーパー・ライト級スーパーファイト、平本蓮-佐々木大蔵の激闘も届ける。

 なお、この番組は9日深夜2時20分からテレビ愛知、同2時30分からテレビ大阪でも放送する。

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K1平本蓮「不撓不屈の戦いを」来春ゲーオ戦が決定

K-1スーパー・ライト級で来年3月の対戦が決まった前王者ゲーオ・ウィラサクレック(左)と平本蓮(撮影・吉池彰)


 来春のK-1スーパー・ライト級スーパー・ファイトで、前王者ゲーオ・ウィラサクレック(33=タイ)と平本蓮(19)が対戦する。

 K-1実行委員会が7日、さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで3月21日に行う「K-1 WGP 2018 ケーズフェスタ・ワン」(日刊スポーツ新聞社後援)で実施することを発表した。

 2014年11月の新生K-1旗揚げ大会で、ゲーオは初代65キロ(現スーパーライト)級王座に就き、当時、高校生の平本はK-1甲子園王座を獲得した。あれから3年余りでゲーオは6月のタイトル戦で現王者・野杁正明(24)に敗れ、王座を陥落。一方の平本は2月の初代ライト級王座決定トーナメントで準優勝と力を付けてきた。

 レジェンドとの対戦決定に平本は「14年11月にゲーオぶっちぎりの優勝を見た時は、自分がここに立つには何年かかるのかと思ったが、最強伝説の選手とついに戦える。夢の舞台が整った。不撓(ふとう)不屈の戦いをしたい」と、今、話題の貴乃花親方の横綱昇進時の口上を借りて、はやる気持ちを表現した。

 対するゲーオは「先輩として受けて立つ。2018年は1試合ずつ着実に戦って、チャンピオンに返り咲きたい」と誓った。

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横綱大鵬の孫・納谷幸男86秒勝利も無言で控室へ

雷神矢口(左)にハイキックを見舞う納谷幸男(撮影・小沢裕)

<リアルジャパン:原点回帰プロレス>◇7日◇後楽園ホール◇観衆1465人


 13年に亡くなった大相撲の横綱大鵬の孫、納谷幸男(23)がデビュー2戦目で完勝した。9月のデビュー戦と同様、雷神矢口との再戦に臨み、わずか1分26秒、体固めでフォールする秒殺勝利となった。

 相手の挑発に乗ることなく、強烈な右ハイキック、左ミドルキックでペースをつかむと、パワー比べの組み合いにも競り勝ち、ロープ際まで追い込んだ。ランニングニーリフトで大ダメージを与え、エルボードロップをかわされた後、背後を取って岩石落としに成功。身長201センチの高さを生かした豪快な投げ技を決めた後、3カウントを奪取した。86秒で試合を終わらせながらも納谷は、関係者に抱えられて無言で控室に戻った。

 納谷は9月14日のリアルジャパン後楽園大会でデビュー戦で雷神矢口に勝利した。ところがセコンド介入など、場外戦に多くの時間が割かれたことに、同団体の会長で初代タイガーマスクの生みの親となる新間寿氏が激怒。今興行は同氏による「原点回帰プロレス」と題したプロデュース大会となり、納谷は雷神矢口の再戦指令を受けていた。

雷神矢口(左)にひざ蹴りを浴びせる納谷幸男(撮影・小沢裕)
雷神矢口(右)に岩石落としを浴びせる納谷幸男(撮影・小沢裕)
体固めで雷神矢口(下)から3カウントを奪う納谷幸男(撮影・小沢裕)

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白鵬「懐かしい感じ」双葉山の出身地、宇佐市で巡業

巡業中の稽古で土俵下で体を動かす白鵬


 大相撲の冬巡業は7日、大分・宇佐市で行われた。同市は史上最長69連勝の記録を持つ、元横綱双葉山の出身地。会場の敷地内には銅像も建っており、巡業に参加した力士はこぞって銅像を撮影していた。

 10年九州場所で69連勝超えを期待されたものの、2日目に稀勢の里に敗れて歴代2位の63連勝で止まった横綱白鵬も「戦後は大鵬、戦前は双葉山といいますからね」と、大横綱に敬意を表し、特別な場所ととらえている様子だった。

 途中、子どもと相撲を取るなど、積極的に地元市民とも交流した。宇佐市を約5年ぶりに訪れた白鵬は「久しぶりだし、懐かしい感じですね。大記録に挑んでもう7年経つ。子どもと稽古もでき、良い思い出に残る巡業になった」と、満足そうに振り返っていた。

大分・宇佐市にある元横綱双葉山の銅像

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K1王者久保、来春バダザリアン戦「圧倒的に勝つ」

挑戦者バダザリアンのパネルを横に気合を入れるK-1ウエルター級の王者久保優太(撮影・吉池彰)


 来春のK-1ウエルター級タイトル戦で、王者・久保優太(30)に挑戦する相手はメルシック・バダザリアン(25=アルメニア)に決まった。K-1実行委員会が7日、発表した。

 新生K-1が初めて、さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで3月21日に行うことで注目の「K-1 WGP 2018 ケーズフェスタ・ワン」(日刊スポーツ新聞社後援)。予想カードとして久保のタイトル戦も挙げられ、11月の同級スーパーファイトで城戸康裕に勝利した木村”フィリップ”ミノル(24)が挑戦に強い意欲を見せていた。

 この日、会見した宮田充K-1プロデューサーは「木村選手からアピールはあったが、(久保-木村は)9月のトーナメント1回戦で決着がついている。木村選手には、今回の勝者に立ち向かってほしい」と、次期挑戦をにおわせた。

 相手がバダザリアンに決まった久保は「(1回戦に勝ってから負傷欠場した)こいつが事実上優勝していたと言われかねないので、挑戦を受けた。圧倒的に勝って防衛したい」と前を向いた。

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武尊「ガンガン行く」前人未到3階級制覇へ大雅倒す

来年3月にK―1スーパー・フェザー級タイトル戦で対戦する王者・大雅(左)と武尊(撮影・吉池彰)


 K-1フェザー級王者武尊(26)が来春、同王座を返上し、大雅(21)の持つ同スーパー・フェザー級タイトルに挑戦する。K-1実行委員会が7日、さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで3月21日に開催する「K-1 WGP 2018 ケーズフェスタ・ワン」(日刊スポーツ新聞社後援)で、同級など7つのタイトル戦を実施することを発表した。

 前人未到の3階級制覇に挑む武尊は「チャレンジャーらしくガンガン行く。クリーンな気持ちでやろうと思ったが、”嫌い”と言われたので、スイッチが入った」と早くも戦闘モード。迎え撃つ大雅は「負けた試合はずっと忘れたことがない。武尊選手に勝たないと、ずっと下にいることになる。過去2回やられているので倍返しする」と火花を散らした。

 武尊の持つフェザー級王座はK-1の規定により、試合前日の3月20日に返上となる。

 その他のタイトル戦はライト級の王者ウェイ・ルイ(26=中国)-挑戦者卜部功也(27)、スーパー・ライト級の王者野杁正明(24)-挑戦者大和哲也(29)、ウエルター級の王者久保優太(30)-挑戦者メルシック・バダザリアン(25=アルメニア)、スーパー・バンタム級の王者武居由樹(21)-挑戦者後日発表、スーパー・ウエルター級の王者チンギス・アラゾフ(24=ベラルーシ)-日菜太(31)と広野祐(33)の勝者、ヘビー級の王者アントニオ・プラチバット(23=クロアチア)-挑戦者後日発表のカードとなった。

 なお、スーパー・ライト級のスーパーファイトとして、前王者ゲーオ・ウィラサクレック(33=タイ)-平本蓮(19)の対戦も決まった。

K―1スーパー・フェザー級タイトル戦で対戦する王者・大雅(中央左)と武尊(同右)ら、来年3月大会の出場選手たち(撮影・吉池彰)

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K1大和、友情はリングに上げない!野杁は戸惑い

来年3月にK―1スーパー・ライト級タイトル戦を行う王者・野杁正明(左)と挑戦者・大和哲也(撮影・吉池彰)


 K-1スーパー・ライト級タイトル戦、王者・野杁正明(24)-挑戦者・大和哲也(29)の来春開催が決まった。K-1実行委員会が7日、さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで3月21日に行う「K-1 WGP 2018 ケーズフェスタ・ワン」(日刊スポーツ新聞社後援)で実施することを発表した。

 大和は11月23日に行われた「K-1 WGP 2017」で、Krush65キロ現王者の中沢純を左フック1発で1回KOした。14年2月にムエタイルールで大和に負けた野杁が、K-1王座獲得後の会見で雪辱を望んだ経緯もあって、いずれは対戦するものと見られていたが、大和がここ3戦3KOの実績で、念願の挑戦権をもぎとった。

 同じ愛知県出身で、普段は仲が良い2人。大和は「ベルトが取りたくて新生K-1に戻ってきた。(挑戦する相手が野杁ということに)運命を感じる。当日は恨みっこなしでやりたい」と友情はリングに上げない姿勢を見せた。

 対する野杁は「いずれはやると思っていたが、こんなに早いとは」とやや戸惑った様子。それでも「やっと手に入れたベルトなので、簡単には渡さない」と初防衛を誓った。

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卜部功也、来春2階級制覇へ「ベルト絶対巻きたい」

来年3月のK―1ライト級タイトル挑戦が決まり、王者ルイのパネルを横に闘志を燃やす卜部功也(撮影・吉池彰)


 K-1初代スーパー・フェザー級王者卜部功也(27)が来春、2階級制覇に挑む。K-1実行委員会が7日、さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで3月21日に開催する「K-1 WGP 2018 ケーズフェスタ・ワン」(日刊スポーツ新聞社後援)で、卜部功がウェイ・ルイ(26=中国)の同ライト級王座に挑戦することを発表した。

 本命視された2月の初代ライト級王座決定トーナメントで、まさかの1回戦負けを喫した。その後、ケガにも悩まされたが、11月23日の試合で世界3位のクリスチャン・スペトゥク(28=ルーマニア)からダウンも奪うフルマークの判定勝ち。来春の大舞台登場を引き寄せた。

 この日、会見した卜部功は「ルイは全てにおいてバランスの良いファイター。お互い相手に触れさせない能力と、倒しにいける姿勢の勝負になる」と警戒する一方、「スピードは僕の方が上、1ラウンドからトップスピードで行く」と自信も見せた。そして「ベルトを絶対に巻きたい。やっと本調子になってきたので、卜部史上最高の技術を見せる」と、武尊に続く2階級制覇に闘志を燃やした。

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