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永田裕志「栄冠を」YOSHI-HASHIに敗戦も

YOSHI-HASHIに敗れ、リングの下でアイシングを受ける永田(撮影・河野匠)

<新日本:札幌大会>◇17日◇北海きたえーる

 新日本プロレスの真夏の最強王者決定戦「G1クライマックス27」が札幌で開幕。19年連続19度目の出場で、今大会を限りにG1卒業を宣言している永田裕志(49)が、Aブロック初戦でYOSHI-HASHIに敗れた。

 永田は、相手の逆水平チョップを何発も食らいながらエルボーやキックで反撃。パワーボムで窮地に陥るも、腕を取って白目式腕固めを見せるなど、激闘を演じた。しかし、粘るYOSHI-HASHIに最後はカルマを決められ3カウントを聞いた。

 永田は「世の中、うまくいかないことばかり。1戦目こけても、2戦目、3戦目と勝ち続けて、最初に言った通り、必ず栄冠をつかんでみせますよ」と気持ちを切り替えていた。

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五味隆典はTKO負け UFC最後の試合飾れず

キムにTKO負けを喫しぼうぜんとした表情を見せる五味(撮影・河野匠)

<UFC:日本大会>◇23日◇さいたまスーパーアリーナ


 日本総合格闘技界のレジェンド、五味隆典(39)が、キム・ドンヒョン(韓国)にTKO負けし、UFC最後の試合を勝利で飾ることができなかった。

 五味は、試合開始から相手の出方をうかがうも、右ストレートを浴びダウン。パウンドからパンチの連打を浴びて、レフェリーに試合を止められた。1回1分30秒のTKO負けで、何もできずに終わり、場内は静まりかえった。勝ったキムは「五味選手は高校時代からあこがれの選手、ヒーローでした。彼はストライカーなので、彼のボクシングレンジに入らないよう、距離を取り、自分から攻めることを考えた。チームメートに感謝したい」と喜びいっぱいに話していた。

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サキ、初のUFCでKO勝利「私はまだまだ強い」

グーカン・サキ

<UFC:日本大会>◇23日◇さいたまスーパーアリーナ


 元K-1ワールドGP王者のグーカン・サキ(33=トルコ)が、初のUFC参戦を豪快なKO勝利で飾った。

 ライトヘビー級の試合で、ブラジルのエンリケ・ダ・シウバと対戦。1回4分45秒に、左フック1発でダ・シウバを殴り倒した。サキは、08年のK-1ワールドGPハワイ大会で優勝。総合格闘技は04年に1回だけ試合をして敗れている。試合後サキは「2年半、格闘技界から離れていたが、私はまだまだ強い」と胸を張った。

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朝乃山9勝、三賞&史上初新入幕幕尻V可能性残した

浴びせ倒しで大栄翔を下す朝乃山(左)(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇13日目◇22日◇東京・両国国技館


 朝乃山が大栄翔を浴びせ倒しで破り9勝目。通算100回目出場を白星で飾った。

 4敗力士がバタバタ倒れる中、日馬富士とともに豪栄道に1差。三賞や史上初の新入幕幕尻Vの可能性を残すも「ない」を笑いながら連発。14日目の相手が13枚番付上の阿武咲と知った時は「ずるい」と苦笑も「楽しんで取りたい」と頼もしかった。

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豪栄道金縛り状態「う~ん」動けずまさかの連敗失速

貴景勝(後方)に、はたき込みで敗れた豪栄道(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇13日目◇22日◇東京・両国国技館


 豪栄道が悪夢の2連敗で後続との差は1となった。

 押し相撲の貴景勝を立ち合い直後にはたき、後退しながらさらに2、3度はたいたが、逆にはたかれた。緊張の金縛りにあったような取り口に、納得いかない点を問われて「う~ん…全部」。前日の黒星の影響が「多少あったかもしれない」とこぼした。それでも、今日14日目に勝ち、日馬富士と朝乃山が負ければ優勝が決まる。「気合を入れて。悔いのないように」と声を絞り出した。

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日馬富士に自力V復活「1人横綱」覚悟が呼び込んだ

嘉風(右)を破る日馬富士(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇13日目◇22日◇東京・両国国技館


 横綱日馬富士(33=伊勢ケ浜)に自力優勝が復活した。2差で単独トップの大関豪栄道が敗れ、その後の一番で関脇嘉風を下し1差と迫った。千秋楽では豪栄道との直接対決が確実で、16年名古屋場所以来9度目の賜杯が視野に入ってきた。5敗力士までの16人に優勝の可能性が残る、荒れる秋場所を“1人横綱”が締める。

 日馬富士に賜杯が近づいた。前日の黒星で2差に縮まった豪栄道が目の前で連敗。「自分の立ち合いでいこうと思った」と肩の力は抜けていた。結びの一番は今場所一の低く鋭い踏み込みで、嘉風に頭からぶつかった。左を差して右上手を取り、相手に何もさせずに一気に寄り切った。1差に迫り、支度部屋で優勝を狙うかと報道陣に問われると「もちろん」と即答した。

 土俵に上がり続けてきたからこそ、チャンスは回ってきた。3日目から3連敗すると10日目に今場所4個目の金星を配給。武蔵丸以来16年ぶりの屈辱だった。11日目の朝、部屋での稽古を終えて「何と言ったらいいか…」と迎えの車のドアに寄りかかり悲愴(ひそう)感を漂わせていた。それでも休場の選択肢は選ばなかった。「言い訳はできない。相撲を続けることが大事」と決意した。その後3連勝で踏ん張ると、最大3差だったトップとの差が縮まっていた。

 昭和以降初の3横綱が初日から休場となった今場所は、さらに2大関も休場する緊急事態。だからこそ“1人横綱”の覚悟がある。「続けることが大事。一番一番に対する気持ちは変わらない。勝負ごとなので1人が勝って1人が負ける。何があるか分からない」。今日23日に勝てば、優勝争いは千秋楽で対戦が確実な豪栄道との直接対決にもつれ込む。最後まで勝ち続ければ優勝が手に入る。【佐々木隆史】

 ◆八角理事長(元横綱北勝海)の話 豪栄道は張り差しに行った分、当たりが弱くなった。引いては駄目と意識するほどそうなる。1差になり追い詰められたのでは。こうなれば開き直るだけ。優勝争いとしては面白い。朝乃山も最後まで勝ってほしい。

 ◆幕内後半戦の藤島審判長(元大関武双山)の話 豪栄道は悪い相撲で勝った癖が、ここ一番で出ている。星は有利だが連敗で気持ちは五分では。日馬富士は大逆転の芽が出てきて息を吹き返した。朝乃山の新入幕優勝もないわけではない。

 ◆低レベル優勝 1場所15日制が定着した49年(昭24)夏場所以降、最少勝利数での優勝は11勝4敗で2回しかない。72年初場所の前頭栃東と96年九州場所の大関武蔵丸が記録。なお豪栄道が残り2番●●で5敗になった場合、現時点で5敗までの16人に優勝の可能性がある。ただ、13日目終了時点で2差からの逆転優勝例はなく、データでは豪栄道と4敗の2人の3人に優勝は絞られる。

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療養中の高山善広「頑張ります」入院中の写真公開

高山善広のツイッターより


 頸髄損傷および変形性頸椎症と診断され、療養中のプロレスラー高山善広(50)が22日、ブログを更新し、4日に首から下の体が動かせない重傷を負っていたと明らかにして以来、初めて「皆様からのご声援に応えられるよう頑張ります」とコメントを発表した。

 「病室にて!」と題した投稿には、療養中の写真も掲載。右眼は開いているものの左目は開きにくい様子で、首にはテープのようなものが貼られている。

 高山は、応援する会「TAKAYAMANIA」のスタッフの代筆により、以下のメッセージを発表した。

 「TAKAYAMANIAの皆さま、いつも応援ありがとうございます。皆様からのご声援に応えられるよう頑張ります! 高山善廣 代筆 TATAYAMANIA スタッフ」(原文のまま)

 高山は5月4日のDDT豊中大会の試合中に頸髄を痛め、試合後に救急搬送されていた。そして4日の公式ブログで「頸髄損傷および変形性頸椎症という診断が下り、現在、首から下が動かない状況の中、厳しいリハビリ、けがと闘っております」と報告した。

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豪栄道ばったり3敗「う~ん全部」10歳後輩に完敗

貴景勝(後方)に、はたき込みで敗れる豪栄道(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇13日目◇22日◇東京・両国国技館


 優勝争いのトップを走る大関豪栄道(31=境川)が急失速した。貴景勝に敗れ、2連敗。残り2日でリードが2差から1差に縮まってしまった。

 取り口は最悪だった。強烈な立ち合いが売り物の、埼玉栄高の10歳後輩を、立ち合いで当たった直後にはたきに行った。その後は逃げるように後退し、必死ではたき続けたが、最後は逆にはたかれ、土俵にばったり両手をついた。何もかもうまくいかない完敗に、土俵上で首をひねった。

 納得いかない点を「う~ん、全部」とこぼした。取り口の硬さを「そうすね」と認めた。12日目に松鳳山に敗れ、2日目からの連勝が10で止まった影響も「多少あったかもしれない」とこぼした。自分の出番前に、後続の4敗力士10人中、7人も負けた。圧倒的な追い風を受けながら、それに乗れないもどかしさがある。

 残り2日で16人に優勝の可能性が残る異常事態。それでも、14日目、貴ノ岩戦に勝ち、11勝3敗とし、4敗の1差で自分を追う2人、横綱日馬富士と新入幕の朝乃山が負ければ、優勝が決まる。優位さを感じさせないムードが漂う中で「気合を入れて、悔いのないように」と自分に言い聞かせるように話していた。

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豪栄道が3敗目、1差に日馬富士と朝乃山 秋場所

<大相撲秋場所>◇13日目◇22日◇東京・両国国技館


 単独トップの大関豪栄道(31=境川)が連敗で3敗目を喫した。前頭5枚目貴景勝(21=貴乃花)をはたいて呼び込んでしまいはたき込まれた。

 10人いた4敗力士は、4敗同士の対戦を制した2人だけが生き残った。横綱日馬富士(33=伊勢ケ浜)が、関脇嘉風(35=尾車)の右上手を引いて一気に出て寄り切り、前頭16枚目朝乃山(23=高砂)は同11枚目大栄翔(23=追手風)を浴びせ倒してともに4敗を守った。

 人気力士の前頭10枚目石浦(27=宮城野)は、同15枚目徳勝龍(31=木瀬)にはたき込まれて3勝10敗とした。前頭14枚目遠藤(26=追手風)は、同8枚目宝富士(30=伊勢ケ浜)に押し出されて5敗目を喫した。

 13日目を終わって3敗は豪栄道、4敗で日馬富士、朝乃山の2人が追い、5敗に嘉風、琴奨菊、阿武咲、千代大龍、貴景勝、宝富士、貴ノ岩、荒鷲、大栄翔、千代丸、大翔丸、魁聖、遠藤の13人が続く大混戦になった。

懸賞金の束を手に土俵を引き揚げる日馬富士(撮影・鈴木正人)

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広田瑞人、規定体重クリアできず試合中止 UFC

広田瑞人(2013年5月22日撮影)


 UFCジャパンは22日、23日のUFCファイトナイト・ジャパン(さいたまスーパーアリーナ)で開催予定だった広田瑞人(36=CAVE)-チャールズ・ローザ(31=米国)のフェザー級5分3回を中止すると発表した。21日の公式計量で、広田は規定体重を超える150ポンド(68・4キロ)でクリアできず、報奨金の一部を罰金として支払い、145・5ポンド(約66・0キロ)で計量パスしたローザと対戦する予定だった。

 減量苦だった広田の健康状態が試合に臨める状態ではないと、UFCメディカルチームが判断し中止に至ったという。このため大会は全10試合が開催されることになった。

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新十両矢後6勝目、勝ち越しへ「速い相撲取りたい」

<大相撲秋場所>◇13日目◇22日◇両国国技館


 幕下付け出しデビューから所要2場所のスピード出世で新十両昇進を果たした西十両13枚目の矢後(23=尾車)が、崖っぷちで踏ん張った。

 5勝7敗と後がない状況で迎えた山口(28=宮城野)との一番は、立ち合いから突き押しで圧倒。左へ回り込もうとする相手を常に正面に置き、最後は山口が土俵を4分の1周回った正面土俵下に押し出した。

 6勝7敗とし、残りは2日。勝ち越しには連勝しかないが、十両残留には1勝で有望な状況に戻した。そんな星勘定は頭に入れず「よく体もついて行って、足もよく出ていた。今日みたいな速い相撲を取りたいです」と内容重視の思いを、この日も口にした。初めて関取として臨む場所も、残りわずか。「寝付きが浅い」(矢後)ところに疲れを感じることはあるが「若干です。まだ元気なので最後まで、この調子で行きたいです」と最後の力を振り絞る。

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新十両大成道、勝ち越し「すごく興奮しました」

<大相撲秋場所>◇13日目◇22日◇東京・両国国技館


 新十両で東14枚目の大成道(24=木瀬)が、勝ち越しを決めた。東5枚目の竜電(26=高田川)を寄り切り。「すごいうれしいです。ネガティブに考えていたときもあったので、寄り切ったときはすごく興奮しました」と喜びを隠せなかった。

 3日目から4連勝して白星を先行させたが、勝ち越しが懸かった11、12日目と初めて連敗し、いろいろと悩んだという。それでも「勝ち星が先行していること自体、予想外の結果」と開き直り、13日目で8勝目をもぎ取った。

 「いろいろな人と取って、十両でも自分の押し相撲が伝わるんだという手応えがあった。まだまだですけどね。もっと技術を磨いていきたい」。現役では5人目の青森県出身力士。ただ、阿武咲や安美錦ら「津軽地方」の4人と違って「南部地方」と呼ばれる八戸市生まれ。「勝ち越したことで、応援しがいがあって良かったなと思ってくれる人もいると思います」と胸を張った。

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鏡桜が幕下V「意地がありました」関取復帰に弾み

水戸龍(後方)を破り幕下優勝した鏡桜(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇13日目◇22日◇東京・両国国技館


 元幕内が見せた意地の勝利だった。モンゴル出身同士による全勝対決で、西幕下49枚目の鏡桜(29=鏡山)が東幕下14枚目の水戸龍(23=錦戸)を寄り切りで破り、7戦全勝で幕下優勝を決めた。

 勝てば所要3場所で十両昇進が決まる水戸龍に対し、意地を見せた。体格で勝る相手に、もろ差しから頭をつけ何度も寄った。投げで粘られたが、こん身の力を振り絞って寄り切った。

 出番前の控えの土俵下で、相手の水戸龍が緊張をほぐそうとしてか「ニヤニヤしていた。余裕かなと思った」と逆に火が付いたのか。「相手はまげも結っていない。こっちは15年もやっている(初土俵から15年目)。(新十両昇進には)自分は10年もかかった。先に15年も苦労しているのはこっち。意地がありました」とプライドをのぞかせた。

 ちょうど2年前の秋場所で、最高位の西前頭9枚目を経験した元幕内力士。だが右膝裏のケガで、昨年名古屋場所で幕下へ落ちた。陥落した幕下で8場目に、関取復帰に弾みを付ける全勝優勝。幕下上位に上がる11月の九州場所は、約1年半ぶりの関取復帰をかけた挑戦場所になる。

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7戦全勝の満津田vs炎鵬で優勝決定戦 三段目

<大相撲秋場所>◇13日目◇22日◇両国国技館


 6戦全勝で3人がトップに並んでいた三段目の優勝争いは、7戦全勝同士による千秋楽の優勝決定戦に持ち込まれた。

 先に土俵に上がった東82枚目の満津田(まつだ、23=峰崎)が、序二段で優勝を争う徳田(武蔵川)を豪快な二丁投げで破り7戦全勝。その19番後に行われた6戦全勝同士による対戦で、西18枚目の炎鵬(22=宮城野)が田辺(木瀬)を破り全勝キープ。満津田と炎鵬による優勝決定戦となった。

 満津田は長野・飯田工まで柔道をしていた。90キロ級で、支え釣り込み足が得意だったという。「とっさでした」という二丁投げは「一度、下手か上手で投げを打ったとき、相手の足が自分の近くに見えたので、1発の投げでは食わないと思って、もう1回打ちました」と柔道経験を生かした。ただ「今場所、全勝は想定していませんでした」と本人も驚きの表情。10人以上の報道陣に囲まれ「いつもこの様子(光景)を見ていて、これは人ごと(自分には関係ない)と思っていたので、全く実感がありません」と笑った。7月の名古屋場所後、場所休みを数日取っただけで長野県内で芝田山部屋と合同合宿し、力がついたという。実家は飯田市で、代々120年ほど続く食堂を経営しており「満津田食堂」の屋号から、しこ名がつけられた(本名は松田誉彦)。「とりあえず幕下には上がりたい」と地道に出世街道を歩む。

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水戸龍 鏡桜に敗れ幕下優勝逃す「経験で負けた」

鏡桜(手前)に押し出しで敗れる水戸龍(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇13日目◇22日◇東京・両国国技館


 勝った方が幕下優勝となる一番で、東幕下14枚目水戸龍(23=錦戸)が、西幕下49枚目鏡桜(29=鏡山)に負けて幕下優勝を逃した。

 立ち合いで勝負は決まった。ぶつかった瞬間に取られた前みつが、1枚まわしで上に伸ばされると、何もできなくなった。上から覆いかぶさったがそれ以上は動けず、寄り切られた。勝って優勝なら、九州場所(11月12日初日、福岡国際センター)での新十両昇進も濃厚だっただけに「何も言うことはないですよ」と沈黙した。

 それでも来場所は幕下1桁台は確実。「相手の形を作らせた。知ってても取られた。経験で負けた」と反省して「負けたのは仕方ないので、来場所また頑張ります」と気持ちを切り替えた。

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満津田が全勝 炎鵬と優勝決定戦「実感ない」

<大相撲秋場所>◇13日目◇22日◇両国国技館


 6戦全勝で3人がトップに並んでいた三段目の優勝争いは、7戦全勝同士による千秋楽の優勝決定戦に持ち込まれた。

 先に土俵に上がった東82枚目の満津田(みつだ、23=峰崎)が、序二段で優勝を争う徳田(武蔵川)を豪快な二丁投げで破り7戦全勝。その19番後に行われた6戦全勝同士による対戦で、西18枚目の炎鵬(22=宮城野)が田辺(木瀬)を破り全勝キープ。満津田と炎鵬による優勝決定戦となった。

 満津田は長野・飯田工まで柔道をしていた。90キロ級で、支え釣り込み足が得意だったという。「とっさでした」という二丁投げは「一度、下手か上手で投げを打ったとき、相手の足が自分の近くに見えたので、1発の投げでは食わないと思って、もう1回打ちました」と柔道経験を生かした。ただ「今場所、全勝は想定していませんでした」と本人も驚きの表情。10人以上の報道陣に囲まれ「いつもこの様子(光景)を見ていて、これは人ごと(自分には関係ない)と思っていたので、全く実感がありません」と笑った。7月の名古屋場所後、場所休みを数日取っただけで長野県内で芝田山部屋と合同合宿し、力がついたという。実家は飯田市で、代々120年ほど続く食堂を経営しており「満津田食堂」の屋号から、しこ名がつけられた(本名は松田誉彦)。「とりあえず幕下には上がりたい」と地道に出世街道を歩む。

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炎鵬が全勝 満津田と優勝決定戦へ「気負わずに」

初土俵から21連勝し笑顔を見せる炎鵬(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇13日目◇22日◇東京・両国国技館


 西三段目18枚目炎鵬(22=宮城野)が、同71枚目田邉(23=木瀬)を下して全勝を決めた。同じく全勝した東三段目82枚目満津田(23=峰崎)と、千秋楽に優勝決定戦を行う。

 意地で勝利をたぐり寄せた。中に入られるのを嫌い何度も突き押しをもらったが、しつこく中に入ろうとした。なかなか中に入れずに好機をうかがっていると、強烈な突きが鼻に直撃。「一瞬くらっときた」と落ちかけたが、必死で手を伸ばすと相手のサガリに手が届き「危ない」と思い、最後は倒れながら体全体で押し出した。「気持ちだけでいこうと思いました」と必死の一番だった。

 初土俵からの連勝も史上5位の21に伸ばした。「正直ここまで来るとは思わなかった」と話し「勝てばついてくるもの。あまり意識せずに集中したい。決定戦があるのでしっかり勝って優勝したい。先場所の経験もあるので気負わずに楽に取りたい」と優勝決定戦へ意気込んだ。

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庄司が序ノ口全勝V「うれしさとホッとした気持ち」

今井(右)を押し出しで破る庄司(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇13日目◇22日◇両国国技館


 序ノ口は、ただ一人の6戦全勝だった西25枚目の庄司(23=武蔵川、秋田県美郷町出身)が、7戦全勝で優勝を決めた。この日の7番相撲で、序二段の今井(式秀)を押し出しで破って決めた。

 史上4人目の国立大出身者として、7月の名古屋場所で新弟子検査に合格。「早く関取になって親に学費を返したい」という孝行息子は、8月に正式に埼玉大(工学部)を中退。相撲漬けの生活に入り、初めてしこ名が番付にのった今場所、相撲を始めて約15年で初めて、優勝を経験した。

 勝って当然のプレッシャーや、あいさつや所作など角界のしきたりに慣れないこともあり、多少の緊張はあった。「うれしさとホッとした気持ちがあります」と少しだけ笑った。

 秋田・横手高では3年で高校総体出場(個人で予選落ち)。埼玉大では4年時に大学選手権ベスト32入りしたことで「やれるのではと自信になった。自分の力を試したい」と年齢制限の前に角界入りを決意。卒業まで単位取得に2年ぐらいはかかりそうだったことも後押しした。理想の力士像は「自分の形を持った力士」と師匠の武蔵川親方(元横綱武蔵丸)を挙げ、同郷の豪風(尾車)は「大先輩であこがれがある」という。「早いうちに、出来れば2~3年ぐらいで」と新十両昇進を目指す。

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鳴滝が序二段“待機V”「22歳までには関取に」

取組前、塵手水をする鳴滝(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇13日目◇22日◇両国国技館


 序二段は鳴滝(18=伊勢ノ海、京都市右京区出身)が“待機V”を果たした。

 6戦全勝同士の対戦で、北洋山(立浪)を突き落としで破り7連勝。もう1人の全勝だった徳田(武蔵川)が、三段目で6戦全勝だった満津田(峰崎)に敗れたため、優勝が転がり込んできた。

 7連勝を決めた後、まだ優勝が決まらないうちに行われた報道対応では「この2場所、ずっと情けない相撲が続いていたので、うれしいです」と全勝で終えたことを喜んだ。今年1月の初場所。6勝1敗で序ノ口の優勝決定戦に臨んだが「押し切れずに立ち合いで逃げてしまって情けないことをした」。これを機に筋肉質の肉体改造に着手。まずは体重を10キロ落とし、それから徐々に筋肉を増やすつもりだった。だが想定外に、20キロも落ちてしまい100キロに。それが「この2場所の情けない相撲」になってしまった。

 今は筋トレなどが実り、106キロに。「でも、まだまだ満足できません。22歳ぐらいまでには関取になりたい」と鳴滝。「一度は戦ってみたい」と話していた優勝決定戦は、うれしい誤算で幻となったが、今後の相撲人生に弾みをつける優勝になった。

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トップ豪栄道2敗、19年ぶり大混戦演出しちゃった

豪栄道(左)ははたき込みで松鳳山に敗れる(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇12日目◇21日◇東京・両国国技館


 優勝争いトップを走る大関豪栄道(31=境川)が、大混戦を演出してしまった。東前頭4枚目松鳳山にはたき込まれ、2敗目を喫した。自力優勝には「残り3日で2勝」と優位さに変わりはないが、4敗は現在10人。3横綱2大関休場の秋場所が、最後にまた荒れ始めた。

 朝乃山、貴ノ岩、千代大龍の3敗力士3人がそろって負けた。一時は後続との差が2差から3差に開いたが、豪栄道も負けた。松鳳山戦。立ち合いが2度合わず、3度目で立つと、激しい突き押しの応酬になった。左ほおを2度張られ、はたきにいったが、最後は逆にはたき込まれた。

 勝てば、あと1勝で優勝と絶対的優位に立てた一番だった。支度部屋で、右肘に血をにじませながら、言葉少なだった。「う~ん、しっかり当たらないとダメやね」。後手に回ったかと問われて「そうですね」とつぶやいた。八角理事長(元横綱北勝海)は「安全に、勝ちたい気持ちが強すぎたかな。勝てば(優勝が)ほとんど決まりの一番だから、余計に大事と思ったんだろう」と心中を推察した。

 残り3日、後続とは2差のままで、2勝すれば自力優勝できる。ただ2敗すれば、話は別。2差の4敗力士は10人もおり、今後の展開次第で大逆転Vへ、息を吹き返す。新入幕の朝乃山、前半に走った阿武咲、人気者の遠藤、元大関琴奨菊、4連敗から8連勝の嘉風、横綱日馬富士らのうち、千秋楽まで4敗を守った力士による優勝決定戦に巻き込まれる。

 この日は通算出場1000回の節目だった。「そういうのは、今は別にどうでもいい」。残り3日に向けた心境を問われ「気にせず自分の相撲をとることだけを心掛けていきます」と、ほぼ同じフレーズを繰り返し、帰りの車に乗り込む間際に一言こぼした。「攻める気持ちが大事やね」。自分のせいで生まれた混戦模様は、自分の力で制するしかない。【加藤裕一】

 ◆12日目終了時点 単独トップの力士が後続に2差をつけたのは、平成以降で今回が31例目。過去30例のうち、逆転されたのは05年秋の琴欧州(優勝は朝青龍)と99年初場所の若乃花(優勝は千代大海)の2例だけ。データでは豪栄道の優勝確率は93%となる。

 ◆12日目終了時点の混戦 1場所15日制になった49年(昭24)夏場所以降、優勝争いでトップと後続が11人以上いたのは、今場所で6例目。そのうち5例は複数人がトップに立ち、後続との差は1。今場所のように単独トップ-後続と2差の例とピタリ合うのが1例だけある。98年初場所で大関武蔵丸が10勝2敗で単独トップ。後続は4敗の横綱貴乃花ら10人。武蔵丸は14日目に敗れたが1差の12勝3敗で逃げ切った。

 ◆幕内後半戦の山科審判長(元小結大錦)の話 豪栄道は立ちづらそうだった。松鳳山のようなタイプは嫌なんだろう。今後の優勝争いの展開? 分かりません。

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引退しない!アミラー安美錦が最年長再入幕へ大前進

勝ち越しに笑顔の安美錦(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇12日目◇21日◇東京・両国国技館


 関取最年長の東十両2枚目安美錦(38=伊勢ケ浜)が、同14枚目大成道を下して勝ち越しを決め、九州場所(11月12日初日、福岡国際センター)での再入幕に大きく前進した。10月3日には39度目の誕生日を迎え、幕内返り咲きとなれば、昭和以降最年長記録。トップタイで先頭を走る優勝争いを制すれば、戦後最年長の十両優勝となる。前日に引退疑惑をかけられたが、まだまだ現役で突っ走る。

 安美錦が4場所連続の勝ち越しを決めた。7勝同士の対戦となった相手は、新十両の大成道。勢いに乗っている24歳だが「あんまり考えてもしょうがない」と正面からぶつかった。距離を取られたが、頭を下げて低い姿勢を保ちながら食らいつき、土俵際で体を開いて突き落とした。「若いのに負けないように、盛り上げていこうと思った」というベテラン魂。昨年名古屋場所以来となる幕内に返り咲けば、昭和以降の最年長記録になる。最年長十両優勝も視野に入ってきたが「その時の状況だからね。残り3日間全力でやるだけ」と意識はしなかった。

 前日20日に、周囲から引退疑惑をかけられていた。携帯でネットニュースを見ていると「アム…アミ…俺?」と驚いた。知人からも「引退するの?」と連絡があったという。実は、歌手安室奈美恵(40)が、来年で引退すると発表したニュースを見てのこと。安室の名前には、しこ名と同じ「安」と「美」が入っていて、それが勘違いを招いた。騒ぐ周囲だったが「まだまだやるよ」と笑った。昨年夏場所での左アキレスけん断裂からの復活を狙う38歳が、アラフォーの底力を見せる。【佐々木隆史】

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村田諒太が連日スパー、課題修正でエンダム戦へ対策

スパーリングを行った村田諒太(17年9月18日撮影)


 ボクシングのWBA世界ミドル級タイトル戦(10月22日)に挑む同級1位村田諒太(31=帝拳)は21日、都内のジムで4回のスパーリングを行った。

 前日に出た課題を修正するため予定を変更して2日連続の実戦練習となった。11月にIBF世界スーパーライト級王座決定戦が決まった同級3位近藤は東洋大の同期。「先に勝ってバトンを渡したい」と王者エンダムとの再戦に必勝を期した。

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井上尚弥いつかはWBCバンタム級、名王者継承憧れ

井上(左)は特製グッズを身につけた黒岩県知事とポーズ


 ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥(24)が「日本伝統のベルト」へのあこがれを口にした。21日、元東洋太平洋同級王者の弟拓真(21=ともに大橋)、父真吾トレーナーと神奈川県庁に黒岩県知事を表敬訪問し、米国デビュー戦をTKO勝利で飾った9日のV6戦を報告。今後の目標として、「バンタム級に上げるなら、WBCですね。日本人になじみがある。そこはいきたい」と奪取を誓った。

 すぐにではない。同ベルトは8月にV13戦に挑んだ山中慎介が敗れたばかり。その後、相手のネリに薬物陽性反応が出て、先行きが不透明となっている。あくまで「いつか」の話だが、2度王者となった辰吉、長期政権を築いた長谷川、山中の名前を挙げ、「名王者ばかり。そこに名前を残したい」と継承を志した。

 将来ではなく直近では年末に国内で試合を予定する。スーパーフライ級で「形を残したい」と統一戦を希望し、他団体の王者の動向をうかがうが、標的としたIBF王者アンカハスは11月に指名試合があることが判明。「(大橋)会長が猛烈に交渉してくれている」としながらも、年末は階級を上げない方向。「そこで体重を見て、いけるなら来春まで待つことも考えたい」と見込んだ。【阿部健吾】

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岡見勇信、五味隆典らクリア UFC公式計量


 23日のUFCファイトナイト・ジャパン(さいたまスーパーアリーナ)に向けた公式計量が21日、都内で行われた。

 メインイベントのライトヘビー級5分5回に出場する岡見勇信(36=和術慧舟会東京本部)は203・5ポンド(約92・3キロ)、オヴィンス・サン・プルー(34=米国)も206ポンド(約93・4キロ)でクリアした。

 ライト級5分3回に臨む五味隆典(38=東林間ラスカル)は156ポンド(約70・7キロ)でパス、キム・ドンヒョン(28=韓国)も156ポンド(約70・7キロ)でクリアした。

 なおフェザー級5分3回に出場する広田瑞人(36=CAVE)は150ポンド(68・4キロ)と規定体重を超えたため、報奨金の一部を罰金として支払い、145・5ポンド(約66・0キロ)で計量パスしたチャールズ・ローザ(31=米国)と対戦することになった。

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松鳳山、大関撃破で混戦「人のこと考える余裕ない」

松鳳山(後方)に、はたき込みで敗れる豪栄道(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇12日目◇21日◇東京・両国国技館


 東前頭4枚目松鳳山(33=二所ノ関)が、単独トップの大関豪栄道(31=境川)を破り、優勝争いの大混戦を演出した。

 負けてしまうと13日目にも優勝の可能性の芽が出る豪栄道に、立ち合い右で張って正面からぶつかって真っ向勝負に出た。鋭い攻めの効果もあったのか、先に引いたのは豪栄道。体を落とすことなく何度もついていき、攻め急いできたタイミングはたき込んだ。

 「大関が先に引いてくれたのでいい流れになった。苦し紛れに引いただけ。たまたま勝っただけです」と謙遜した。優勝に最も近い豪栄道を倒して優勝争いも混戦となったが「人のことを考える余裕はない」とわが道を進む。

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阿武咲「長かった」新入幕から3場所連続勝ち越し

千代の国(右)を寄り切りで破った阿武咲(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇12日目◇21日◇東京・両国国技館


 東前頭3枚目阿武咲(21=阿武松)が、東前頭7枚目千代の国(27=九重)を下して、3場所連続で勝ち越した。

 新入幕からの3場所連続勝ち越しは、14年名古屋場所での照ノ富士以来となった。

 3連敗中の嫌なムードを吹き飛ばす、会心の相撲だった。「しっかり当たることだけを考えた」と頭から当たってもろ差しになると、そのまま一気に寄り切った。支度部屋に戻ると、床山とグータッチで勝ち越しを祝福。リーチをかけてから4度目の正直で決めてたが「長かった気はします。一日一番しっかり取ろうと思った。でも、勝ち越しとかは気にしていなかった」と浮かれなかった。

 新入幕からの3場所連続の勝ち越しは照ノ富士以来だが、3場所連続で2桁勝利なら史上初となる。残り3日で2勝が必要だが「その日その日を一生懸命やるだけ。しっかり自分の相撲を取るだけです」と意識はない。肩の力を抜いて、大記録に挑む。

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日馬富士、8勝目にも「横綱の勝ち越しは10番」

<大相撲秋場所>◇12日目◇21日◇東京・両国国技館


 横綱日馬富士(33=伊勢ヶ浜)が玉鷲を寄り切りで下し、8勝4敗として勝ち越しを決めた。

 隙のない取り口だったが「横綱の勝ち越しは10番(10勝)。あと3日をしっかり取らないとね」と表情は緩めず。ただ、優勝争いトップを走る大関豪栄道が敗れ、2敗となり、2差の後続が自分を含めた4敗力士になったことを知ると「え? 3敗は?」と報道陣に逆取材。そして「勝負事はどうなるかわからないからね」と話した。

 千秋楽は豪栄道との対戦が確実なだけに、今後の展開次第で逆転Vの可能性はさらにふくらむ。白鵬、稀勢の里、鶴竜の休場で1人横綱となり、4個の金星を配給。苦しみ抜いた男にも、光が見えてきた。

玉鷲(左)を寄り切りで破る日馬富士(撮影・鈴木正人)

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豪栄道「当たらないとダメ」立ち合い合わず2敗目

豪栄道(左)は松鳳山と立ち会いの息が合わず「待った」となる(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇12日目◇21日◇東京・両国国技館


 大関豪栄道(31=境川)がまさかの2敗目を喫した。東前頭4枚目松鳳山との対戦で、立ち合いがつっかけられる形で2度合わず、3度目に立ったものの、押し切れず、はたききれず、最後は逆にはたき込まれた。2日目からの連勝が10で止まった。

 後続の3敗力士、千代大龍、貴ノ岩、朝乃山がそろって負けて、リードが2差から3差に広がったかに思えた直後の黒星だ。勝てば、13日目の貴景勝戦の白星で昨年秋場所以来2度目の優勝の流れを作れた。自力優勝条件は残り3日で2勝と、有利な状況に変わりはない。しかし、仮に2敗して11勝4敗となれば、優勝決定戦にもつれ込むことが濃厚だ。

 この日を終えて、優勝争いは2敗の豪栄道、後続の4敗は10人。豪栄道は「しっかり当たらないとダメやね」と痛恨の一番を振り返った後「自分の相撲をとることだけを心掛けます」「気合入れてやるだけやね」と自分に言い聞かせるように話していた。

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大混戦!豪栄道2敗目、4敗で10人追う 秋場所

松鳳山に、はたき込みで敗れた豪栄道(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇12日目◇21日◇東京・両国国技館


 大関豪栄道(31=境川)が、前頭4枚目松鳳山にはたき込まれ2敗目を喫した。

 横綱日馬富士(33=伊勢ケ浜)は、小結玉鷲(32=片男波)を寄り切って8勝4敗とし、勝ち越した。

 3敗で追う3力士も敗れた。前頭3枚目千代大龍(28=九重)は、前頭筆頭琴奨菊(33=佐渡ケ嶽)に突き落とされた。前頭9枚目貴ノ岩(27=貴乃花)も同14枚目隠岐の海の突き落としを食らって4敗目。同16枚目朝乃山(23=高砂)も同9枚目荒鷲(31=峰崎)に寄り切られた。

 前頭3枚目阿武咲(21=阿武松)は、同7枚目千代の国(27=九重)を寄り切り8勝目で勝ち越しを決めた。

 人気力士の前頭10枚目石浦(27=宮城野)は同12枚目大翔丸(26=追手風)を寄り切って連敗脱出し3勝9敗とした。同14枚目遠藤(26=追手風)は、同12枚目佐田の海を下手投げで下し勝ち越した。

 12日目を終え2敗で豪栄道、3敗はおらず、4敗で日馬富士、嘉風、琴奨菊、千代大龍、阿武咲、大栄翔、荒鷲、朝乃山、貴ノ岩、遠藤が追う展開となった。

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テレ東「新K1伝説」日菜太-サンチェス戦など放送

出直しの1戦で思わぬ強豪を迎えた日菜太(C)M-1 Sports Media


 テレビ東京「新K-1伝説」の第101回は、22日深夜2時から、18日の「K-1さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ大会」の、スーパー・ウエルター級スーパーファイト、日菜太-セルジオ・サンチェスを放送する。

 一夜明け会見で日菜太が「フタを開けたら、無名の強豪だった」と驚いた相手、サンチェスとの1戦は激闘の連続。開始のゴングから見逃せない。

 番組ではさらに、9・8「Krush・80」後楽園ホール大会から、第2代Krush53キロ王座決定戦、軍司泰斗-隆聖も放送する。

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安美錦が勝ち越し、安室奈美恵と混同され引退疑惑も

大成道(左)と激しい取組をする安美錦(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇12日目◇21日◇東京・両国国技館


 東十両2枚目安美錦(38=伊勢ケ浜)が、同14枚目大成道(24=木瀬)を下して勝ち越しを決めた。九州場所(11月12日初日、福岡国際センター)での再入幕に大きく前進となったが、ある疑惑に混乱していた。

 同じ7勝同士の新十両の大成道に負けないぐらいの、フレッシュな相撲を見せた。立ち合いで突き押しをもらい距離を取られたが「頭を上げずに我慢して我慢して」と拝むように低い姿勢を保って粘った。それでも土俵際に押し込まれたが、体を開いて突き落とした。「ちょっとバタバタしたけど、やったことのない相手だったので思い切り当たった」と話し、勝ち越しについては「勝ち越し? 良かったね」と、とぼけながらも喜んだ。

 前日に、周囲から引退疑惑をかけられていた。携帯でネットニュースを見ていると「アム…アミ…俺?」と驚いた。知人からも「引退するの?」と連絡があったという。実は、歌手安室奈美恵(40)が、来年で引退すると発表したニュースを見てのことだった。確かに、しこ名と同じ「安」と「美」が入っている。騒ぐ周囲だったが「まだまだやるよ」と、関取最年長はまだまだ現役バリバリだ。

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