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白鵬が旭天鵬に並ぶ歴代2位の幕内99場所/新番付

白鵬(2020年7月22日撮影)

日本相撲協会は24日、来年1月の大相撲初場所(10日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。現役力士の今場所達成可能な歴代10傑入りなどの記録は以下の通り(在位したことで達成済みも含む)。

【通算勝利数】

既に横綱白鵬(35=宮城野)が1170勝で歴代トップに君臨。どこまで伸ばせるか注目だ。琴奨菊(現秀ノ山親方=828勝)が引退したため、現役2位は横綱鶴竜(35=陸奥)の785勝。歴代10位の寺尾(元関脇=現錣山親方)まで75勝もある。

【幕内在位場所数】

今場所で白鵬が、旭天鵬(元関脇=現友綱親方)に並ぶ歴代2位の99場所。ちなみに歴代1位は元大関魁皇(現浅香山親方)の107場所。

【幕内出場回数】

白鵬が歴代8位の1265回。今場所、皆勤し3月場所も出場すれば3日目に歴代7位の安芸乃島(元関脇=現高田川親方)に並ぶ。現役2位は鶴竜の1027回。なお歴代1位は、元関脇旭天鵬(現友綱親方)の1470回。

【幕内勝利数】

白鵬が1076勝で、2位の魁皇に197勝もの差をつけ歴代トップ。現役2位は鶴竜の645勝で、歴代10位の貴乃花(元横綱)までは残り56勝。

【通算連続出場】

初土俵以来、無休の「鉄人記録」の歴代8位に1301回の玉鷲(36=片男波)が入っている。今場所も皆勤すれば、千秋楽で歴代7位の豊ノ海(元前頭)に並ぶ。04年春場所の序ノ口デビューから足かけ17年の「皆勤賞」だ。

【金星獲得】

現役力士で歴代10傑入りは不在だが、今場所チャンスがあるとすれば現在7個の北勝富士(28=八角)。横綱2人を倒せば通算9個で10位タイに滑り込む。番付も上位総当たりの東前頭筆頭。序盤にチャンスが巡ってくるか…。

なお8個で現役トップの逸ノ城(27=湊)は、東前頭12枚目。よほどの快進撃がなければ、横綱戦はなさそうだ。また7個で追う遠藤(30=追手風)は、東前頭5枚目まで番付を上げたが、番付通りなら横綱戦はなさそう。こちらは序盤から白星を並べれば、中盤以降に横綱との一番が組まれる可能性がある。

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アマ大物村田昴「聖地」ラスベガスでプロデビュー戦 メインはロマチェンコ

ボクシングの18年全日本選手権バンタム級覇者で昨年9月にB級プロテストに合格した村田昴(24=帝拳)が「聖地」でプロデビューすることが決定した。

6月26日(日本時間27日)、米ネバダ州ラスベガスのヴァージンホテルズでケヴィン・モンロイ(米国)とのスーパーバンタム級マッチで拳を交える。同日興行はメインでは、元東洋太平洋ライト級王者中谷正義(32=帝拳)が世界的人気スターで元3団体統一同級王者のワシル・ロマチェンコ(33=ウクライナ)と同級12回戦に臨む。

アマで68勝12敗の戦績を残す村田は所属ジムを通じ「プロデビュー戦が正式に決まり、アメリカでデビュー出来ることになりました!プロのデビュー戦でこのような舞台に立たせてもらえる事に感謝して試合までしっかり仕上げて万全な状態で挑みたいと思います!」と念願のプロ初陣に向けて意気込みを示した。

また中谷の前座でセットされたこともあり「メインで中谷さんとロマチェンコの試合があり、同じ会場で試合できるのがとても楽しみですし嬉しいです!中谷さんのおまけではなく自分も注目してもらえるような試合をします!」などとコメントしていた。

戦績1勝(1KO1)敗のモンロイとのプロデビュー戦まで2週間を切っている村田は中谷とともに近日中に渡米予定だという。

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王者井岡一翔が所属Ambitionジム→志成ジムに名称変更 場所も移転

井岡一翔(2021年5月19日撮影)

ボクシングWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(32)が所属するAmbitionジムが、志成ジムに名称変更し、ジムも東京・目黒区に移転する。7月15日付での変更が、日本ボクシングコミッションと東日本ボクシング協会へ15日までに報告された。

同ジムは木谷会長のオザキジムが昨年名称変更し、同時に井岡も移籍していた。以前のジムは焼失したため、東京・渋谷区のEBISU K’s BOXジムを間借りで活動していた。コロナ禍のために特例で間借り期間が延長されていたが、移転先を確保したことで、名前も変えての再出発となる。

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ボクシングのコロナ対策補助金継続、後楽園ホール興行に限り選手1人2万円

東日本ボクシング協会は15日に理事会を開き、新型コロナウイルス感染対策補助金の継続を決めた。

東京・後楽園ホールでの興行に限り、PCR検査とホテル隔離の費用として、プロモーターに対して選手1人当たり2万円を1月から6月まで補助してきた。7月以降12月まで継続することにした。

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アスカ、ノンタイトル戦で王者リプリーに惜敗 裏拳空振りで3カウント許す

ロウ女子王者リプリー(左)と激しい攻防を繰り広げたアスカ(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:ロウ大会>◇14日(日本時間15日)◇米フロリダ州タンパ・イングリングセンター

前ロウ女子王者アスカ(39)がノンタイトル戦で現王者リア・リプリー(24)に惜敗した。

力強いリプリーのヘッドバットやクローズライン(ラリアット)をしのいだアスカはコーナートップからのミサイルキック、クローズライン、ヒップアタックと連続で応戦。さらにミドルキック連打で王者の胸板にも大きなダメージを与えた。

エルボー連打から関節技の攻防、さらに裏拳も繰り出したものの、アスカはまさかの空振り。すると右腕を捕獲され、そのままリップタイド(変形ストレッチボム)でマットにたたきつけられ、3カウントを許してしまった。

試合後、20日(日本時間21日)のPPV大会ヘル・イン・ア・セルでリプリーに挑戦するシャーロット・フレアー(35)がリングに乱入。アスカがリングから立ち去った後、そのままリプリーとフレアーによる大乱闘が始まり、レフェリー、大勢のスタッフらに制止されていた。

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井上尚弥が練習再開 猛暑ラスベガス、体のアイシングにも取り組む

1日オフを挟んでジムワークを再開した井上尚弥(大橋ジム提供)

19日(日本時間20日)に米ラスベガスで世界戦に臨むボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(28=大橋)が14日(同15日)、現地での練習を再開した。IBF同級1位マイケル・ダスマリナス(28=フィリピン)との防衛戦(WBA5度目、IBF3度目)に備え、米プロモート大手トップランク社の専用ジムでシャドーボクシング、元日本スーパーライト級王者のいとこ浩樹氏(29)との軽めのスパーリング、サンドバッグ打ちで汗を流した。

同日のラスベガスは気温が最高44度、最低27度と猛暑だったという。練習後には、日本から持参したビニールプールに水と氷を入れ、肉体のアイシングにも取り組んだ。前日13日は完全オフで静養し、1度疲労を抜いた上でラスト調整に入った。

この日のジムワークに先立ち、現地メディアの取材にも応じた。米Yahoo!スポーツのケビン・アイオリ記者、専門サイト「ボクシング・シーン」のジェイク・ドナバン記者、スポーツ専門サイト「アスレチック・スポーツ」のランス・パグマイヤー記者の電話インタビューを受けるなど現地での注目も大きい。所属ジムによると、日本では聞かれないような角度の質問もあり、井上が答えに困るシーンもあったという。

練習前にテーピングを巻く井上尚弥(大橋ジム提供)

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キャバクラ通いで懲戒処分の朝乃山 永谷園がCM契約解除

朝乃山(21年5月撮影)

お茶漬けなどで知られる食品メーカー「永谷園」が、大相撲の大関朝乃山(27=高砂)とのCMタレント契約を解除する方針を決めたことが15日、分かった。朝乃山は緊急事態宣言中の夏場所前に複数回キャバクラに行くなどし、日本相撲協会が定める新型コロナウイルス対策のガイドラインに違反。11日の臨時理事会で出場停止6場所と6カ月50%の報酬減額の懲戒処分を受けていた。

同社の担当者は「日本相撲協会さんの処分を受けて総合的に判断した結果」と説明した。同社は昨年12月に朝乃山と契約を結び、化粧まわしを贈呈するなどサポートしていた。

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辻陽太、恩人棚橋弘至に敗戦「あなたを超えたとき本物のプロレスラーに」

棚橋弘至にジャイアントスイングを決める辻陽太(新日本プロレス提供)

<新日本:後楽園大会>◇14日◇後楽園ホール

辻陽太(27)が付き人を務める棚橋弘至(44)に挑戦したが、惜しくも敗れた。

棚橋に「どうした」と挑発されながらも立ち上がり、ヘッドシザーズで何度も応戦した。中盤には膝を集中攻撃。3年間そばで見てきた棚橋の弱点もしっかり突いた。その後も豪快なジャイアントスイングや、スピアーなど習得した技を次々とぶつけた。最後はテキサスクローバーホールドでギブアップとなったが、あと1歩のところまで追い詰めた。敗戦後は、リング上で悔しさを見せた。それでも「俺が今、このリングに立っているのは棚橋さんのおかげ。棚橋さんがいなければ、今の俺はない」と感謝の思いを口にした。

今シリーズ、辻と上村は連日、主力選手とのシングルマッチが組まれている。学生時代、棚橋と出会って声をかけられたことが忘れられず、17年に23歳で会社員を辞め、新日本に入門した。1年の練習生期間を経て、18年4月にデビュー。同期の上村とともに成長を続けてきたが、若手レスラー「ヤングライオン」の肩書のまま、3年が経った。なかなか「卒業」とならないが、棚橋は「コロナ禍で仕方のない部分もある。タメが長いほどデッカくて美しい花を咲かすと思うから、腐らずに1歩1歩進んでほしい」とエールを送った。「棚橋さん、あなたを超えたときに、俺は本物のプロレスラーになるんだ」。今後を占うシングルマッチ。15日はタイチ、16日にはオカダに挑戦する。棚橋に教わったことを生かし、勝利を狙う。【松熊洋介】

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鷹木信悟「プロレス界のてっぺん」王者の強さ見せ、15日飯伏と初の前哨戦

新日本プロレス後楽園大会 8人タッグマッチで勝利後、マイクパーフォーマンスを行う鷹木信悟(新日本プロレス提供)

<新日本プロレス後楽園大会>◇14日◇後楽園ホール◇観衆347人

IWGP世界ヘビー級王者の鷹木信悟(38)が、エネルギー全開だ。

8人タッグマッチに出場した鷹木は、先発を買って出ると、ジュニア王者のデスペラードと対峙(たいじ)。ショルダータックルを見舞うと、その後にらみつけ「お前が来いよ」と挑発。その後は登場シーンがしばらく訪れなかったが、終盤リングに上がると、デスペラード、金丸を2人まとめてラリアットでなぎ倒した。最後は金丸にデスバレーボム、パンピングボンバー、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンとたたみかけ、王者の強さを見せつけた。

マイクも絶好調。2週間ぶりの後楽園で「知らないやつもいるから、改めて。俺がIWGP世界ヘビー級第3代王者の鷹木信悟だ」と高らかに叫んだ。さらに会社にも抗議。初防衛戦の相手が飯伏に決まっているが、8日の一夜明け会見でお願いしたにもかかわらず、音沙汰なし。「発言権がないというのなら、だったらもっと要求してやろうか」と話し「最高の舞台を用意しろ」と2回繰り返し、念を押した。

今年に入り、タイトル挑戦しては敗れている内藤に変わり、ユニットを引っ張る。「浮き沈みの激しい俺たちだが、ユニットとしても新日本のてっぺん目指そうじゃねえか」と士気を高める。内藤自身も「鷹木がどんどん前に出ている状況が悔しい」と語っており、今回はSANADAとIWGPタッグ王座を目指すことを明かしている。

今年39歳になる。飯伏の先も見据える鷹木は「ゆっくりしている暇はない」と早急な日時決定を望む。「このベルトを手形に、プロレス界のてっぺん目指して、龍のごとく駆け上がっていく」。15日は飯伏と初の前哨戦。いつも通り、全力でぶつかる。【松熊洋介】

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失神ストップ!NXT王者カリオン・クロスが5WAY王座戦でベルト死守

王座防衛に成功し、スカーレット(右端)に手を挙げらるNXT王者クロス(左から2番目)。手前はオライリー(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE・NXTテイクオーバー大会イン・ユア・ハウス>◇13日(日本時間14日)米フロリダ州オーランド

NXT王者カリオン・クロスが王者経験者ぞろいの5WAY形式王座戦でベルトを死守した。アダム・コール、カイル・オライリー、ジョニー・ガルガノ、ピート・ダンの4人を挑戦者に迎えての防衛戦で、最後はクロスジャケット(裸絞め)でオライリーを失神KOして勝利を飾った。

序盤、パワーに勝るクロスが次々とスープレックスで挑戦者たちを投げ飛ばした。ガルガノとダン2人に場外セットの扉にたたきつけられてしまうシーンもあったが、クローズライン(ラリアット)とスープレックスの連発で応戦。しかし今度はコールとオライリーによるダブルパワーボムを解説席の上で浴びてダメージを負ってしまった。

残った4人によるリング内外での攻防からオライリーがコールを捕獲。ヒールフックで追い詰めていた時だった。場外から蘇生したクロスが背後からオライリーをクロスジャケットで絞め続け、失神させてレフェリーストップ勝ち。死闘となった5WAYマッチを制し、王座防衛に成功した。

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井上尚弥モンスター仕様新ビジュアル公開「あと6日」炎絵文字でSNS投稿

米プロモート大手トップランク社が公開したモンスター仕様の新ビジュアルをSNSで紹介した井上尚弥(井上のインスタグラムより)

19日(日本時間20日)に米ラスベガスで世界戦に臨むボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(28=大橋)のモンスター仕様ビジュアル(プロモーション画像)が公開された。

13日(同14日)に米プロモート大手トップランク社が公式SNSなどでIBF同級1位マイケル・ダスマリナス(28=フィリピン)との防衛戦(WBA5度目、IBF3度目)に向けた井上単独の新ビシュアルを披露。背景にあるモンスターの大きな顔と同じように井上も目を真っ赤に燃やしている迫力満点の画像が製作された。

井上も自身のSNSで「あと6日」のコメントと燃える火の絵文字とともに新ビジュアルを投稿。モンスター仕様が気に入った様子でアカウント写真も同ビジュアルに変更していた。また12日に渡米後初めてトップランクジムで実戦的な調整に臨んだ井上は同日、オフで静養した。

井上尚弥(2021年4月撮影)

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ノア1年ぶり登場グレート・ムタ「お前の血が欲しい」拳王を毒霧噴射KO

マイクパーフォーマンスをする拳王に背後から迫るグレート・ムタ(撮影・松熊洋介)

<プロレスリング・ノア>◇6月13日◇ノア特設アリーナ◇無観客

27日ノアのリングに1年ぶりに登場する予定のグレート・ムタが、ターゲットを拳王に定めた。井上雅央とのシングルマッチに勝利した拳王が、カメラに向かってマイクパフォーマンスを行っていると、気付かれないようにリングに上がった。

その後ムタに気付いて振り向いた拳王に緑色の毒霧を噴射し、KO。さらにテンションが上がったのか、横に浮いていた、ノア初導入のドローンカメラにも吹きかけ、制御不能にした。バックステージに現れたムタは「お前の血が欲しい、殺してやる」と挑戦状を突きつけ、会場を去って行った。拳王は「グレート・ムタ。やってやるよ!」と受けて立つ構えを見せた。

代理人の武藤敬司は今月1日の会見で、相手について「毒霧を吹いたらきれいに染まりそうな奴じゃないかな」と語り、詳細を明かさなかったが、27日の相手は拳王の可能性が高まった。

拳王に毒霧を吹きかけた後、バックステージに現れたグレート・ムタ(撮影・松熊洋介)

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朝倉未来「少し休んで、また頑張ろうかな」インスタで現役続行を示唆

13日、クレベル(右端)に三角絞めで敗れた朝倉未来は、肩を落とす

13日に行われたRIZIN28大会で、クレベル・コイケに敗戦後、引退をほのめかしていた朝倉未来(28=トライフォース赤坂)が、一夜明けた14日、自身のインスタグラムで「少し休んで、また頑張ろうかな。朝倉未来は最強でないといけない」と現役続行を示唆した。朝倉は前日の試合について「結果はついてこなかったけど、努力はしてきたので、試合をしたことに対する悔いはない」と振り返った。

試合後の会見では「引退も含めて考える」と話していた。これを聞いた弟の海は「自分としては続けて欲しいと思っている」と話し、那須川もSNSで「年下の僕が言うのもなんですが、まだまだこれから。成長している限り終われない、終わってほしくない」と思いをつづっていた。また、榊原CEOは「真っ向勝負を挑んだ未来に胸打たれた。辞めさせるつもりはない。しばらくしたら熱烈なラブコールを送りたい」と再起を促していた。

朝倉は13日の試合でメインでクレベルと対戦し、打撃戦で挑んだが、寝技の得意な相手に捕まり、2回1分51秒、三角絞めで、プロ初の一本負けを喫していた。昨年11月にフェザー級王座決定戦で斎藤に敗れ、現時点ではベルト戦線からは後退しているため、すぐにタイトルマッチとはいかないが、榊原氏は「外国人選手が入ってくればまた環境も変わってくる。悔しい思いを晴らしてあげたい」と、今後もサポートしていく考えを明かしていた。

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ノア斎藤彰俊「何回負けても倒れても終わらない」三沢光晴さんへの思い語る

試合後、天に向かって、人さし指を突き上げる斎藤彰俊(撮影・松熊洋介)

<プロレスリング・ノア>◇13日◇ノア特設アリーナ◇無観客

09年に亡くなった三沢光晴さんの十三回忌となったこの日、三沢さんの最後の対戦相手だった斎藤彰俊(55)が、思いを胸にリングに上がった。

盟友の命日にふがいない試合はできなかった。モハメド・ヨネと組んでタッグマッチに出場した斎藤。実力者の田中将斗、望月成晃組に敗れはしたが、倒れても起き上がり、絞められてもギブアップはしなかった。中盤には田中を10秒以上、高く持ち上げてからブレーンバスターを決め、さらには2人まとめてリングにたたきつけるなど、随所で見せ場を作った。「勝負に負けたけど、負ける強さも知っていると思うし、もう1回行けよ、と言ってくれていると思う」と振り返った。

最後は田中のスライディング弾丸エルボーに屈したが、天に向かって、人さし指を突き上げた。「しばらく意識もうろうとしていたけど、天井を見上げるとライトがMのマークになっていた」と語った。

12年前の6月13日、三沢さんは斎藤のバックドロップを食らった直後に動かなくなった。仲間のレスラーや救急隊員が心臓マッサージを行ったが、その後帰らぬ人となった。翌日の試合で斎藤はリング上で号泣した。試合後は祭壇に向かい土下座。「引退も考えた。でも社長は弱音を吐くと怒るので。社長の分まで頑張らないと」と立ち上がった。決して弱音を吐かずにリングに上がり続けたプロレスへの魂を、斎藤を初め、多くのレスラーたちが受け継いできた。

天国の三沢さんに、12年経った今でもリングに上がり続ける自分の姿を届けた。「何回負けても倒れても終わらない。必ずみんなに希望を見せる」。三沢さんとの戦いが、誰よりも心に宿る斎藤は、毎年6月13日を迎えるたびに強くなり、何度でもはい上がる。

試合後、故・三沢光晴さんの思い出を語る(撮影・松熊洋介)

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杉浦貴が挑戦者名乗り「存在価値違う。丸藤だからこそベルトかけ戦いたい」

杉浦貴

<プロレスリング・ノア>◇6月13日◇ノア特設アリーナ◇無観客

杉浦貴(51)がGHCヘビー級王者、丸藤正道(41)を破り、次期挑戦者に名乗りを上げた。原田と組み、タッグマッチに出場した杉浦は、丸藤の足を絞め上げ、ギブアップを奪った。勝利後リングに沈んだ王者に向かって「5年ぶりGHCおめでとう。ただこの状況、分かるよね? GHCのベルト、挑戦表明させてもらいます。丸藤が持っているベルトが欲しい」と語りかけた。

現在GHCナショナル王者の杉浦だが「2冠」という思いはない。「存在価値が違う。丸藤だからこそベルトをかけて戦いたい」と挑戦理由を明かした。丸藤は「いつも横にいて、遅かれ早かれやると思っていた。最初に倒しておきたい」と受けて立つ覚悟。27日の大会で行われる可能性が高まった。

58歳武藤からベルトを奪い、今度は51歳の杉浦との対戦。ベテラン同士の戦いが続くが「若い選手は勢いがあるが、何かが足らないから、王者になれていないだけ」と実力差があることを口にした。杉浦のナショナルのベルトを取るつもりはない。「負けている身分だし、今はヘビー級のベルトに集中したい」と2冠の要求はしなかった。

6月13日は、09年に亡くなった三沢光晴さんの命日。十三回忌を迎え「三沢光晴メモリアル2021」として行われた大会を勝利で締めた杉浦。「いろんな試合があって安心して見てくれたのでは」と胸の内を語った。

今大会は無観客で行われた。選手入場と同時にカードが発表。副社長でもある丸藤は「コロナ禍で今まで通りのシリーズは難しくなっている中、1つの形になっていくのかなと。その先駆けにもなっていけたら」と話していた。今後26、27日の大会も同様に無観客で行われる。26日にはGHCジュニアヘビー級王者、小峠篤志への挑戦権をかけたランブルが行われ、27日にはGHCヘビー級選手権試合(丸藤VS杉浦)と、ノアのリング1年ぶりの登場となる、グレート・ムタの試合が予定されている。

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WBCヘビー級王者フューリーが前王者ワイルダーと3度目対決

WBC世界ヘビー級王者フューリー(左)と前王者ワイルダーの3度目対決決定のビジュアル写真(トップランク社公式SNSより)

ボクシングWBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリー(32=英国)が7月24日(日本時間25日)、米ラスベガスのT-モバイルアリーナで前王者デオンテイ・ワイルダー(35=米国)と3度目対決となる防衛戦に臨むことが13日(同14日)、米プロモート大手トップランク社から発表された。

ワイルダーとは18年12月に引き分け、20年2月に7回TKO勝ちしており、今回が3度目の対戦。15日(同16日)には両者そろっての記者会見が開かれる予定。

同カードは昨年組まれる予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響やワイルダーの負傷などで延期されていた。当初、フューリーは3団体(WBAスーパー、WBO、IBF)統一ヘビー級王者アンソニー・ジョシュア(31=英国)との4団体統一戦を計画。8月にサウジアラビアで統一戦開催と一部で報じられたものの、ワイルダーとの再戦契約条項が優先された形となった。

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京口紘人が強化合宿、ベルムデスとの統一戦へ「体にスイッチを入れている」

合宿先の北海道から取材に応じたWBA世界ライトフライ級スーパー王者京口(左から2番目)左端は三代、左から3番目は谷口、左端は久我

ボクシングWBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(27=ワタナベ)が今夏に予定される正規王者との統一戦を見据え、本格的に動き出した。

11~15日まで北海道・札幌市内で同門の日本ミニマム級王者谷口将隆(27)、東洋太平洋スーパーフェザー級王者三代大訓(26)、前日本スーパーバンタム級王者久我勇作(30)と一緒に強化合宿中。14日にはオンラインで報道陣の取材に応じ、11日にWBAから指令を受けた同級正規王者エステバン・ベルムデス(25=メキシコ)との統一戦について言及した。

4度目の防衛戦が今夏に想定されるという京口は「WBAの指令が優先されると思うので頑張ります」と、ベルムデスとの統一戦を想定していることを明かした。既に同じ英プロモート大手マッチルーム社と契約を結ぶWBO世界同級王者エルウィン・ソト(24=メキシコ)と2団体統一戦が年内に計画されており「(ベルムデスは)WBO王者ソトとも似ている。同じ右構えだし、どちらに決まっても」とのスタンスを示した。

今回の札幌合宿では午前にジムワーク、午後に走り込みを中心としたフィジカルメニューを消化しているという。京口は「ジムワークではできない刺激で、体にスイッチを入れている。夏頃の次戦に向けてスプリント、瞬発力のフィジカルのメニューになっている」と現状報告していた。

札幌合宿中のWBA世界ライトフライ級王者京口(左から2番目)。左端は谷口、左から3番目は久我、右端は三代(ワタナベジム提供)
札幌で合宿中のWBA世界ライトフライ級スーパー王者京口(右)(ワタナベジム提供)

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元世界ヘビー級王者ポベトキンが現役引退 アテネ五輪で金

ボクシング元WBA、WBC暫定世界ヘビー級王者アレクサンデル・ポベトキン(41=ロシア)が現役を引退した。13日にサンクトペテルブルクで記者会見して発表した。「治療が必要なあらゆる種類のケガを抱えていて、自分のキャリアを終える時が来た」と話した。ただし、「自分の欲求といいオファーがあるなら、やらない理由はない」とも話し、復帰に含みを持たせた。

04年アテネ五輪スーパーヘビー級金メダリストで、05年にドイツでプロデビューした。11年にWBA王座決定戦で判定勝ちで王座を獲得し、4度防衛した。昨年にはWBC暫定王座に挑戦し、2度のダウンをはね返して5回TKO勝ち。7年ぶりで王座に返り咲いた。3月の初防衛戦では4回TKO負けし、これがラストファイトとなった。

13年にはV5戦で3団体王者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)との統一戦で、4度ダウンして判定負けした。16年にはWBCからドーピング違反で出場停止処分も受けたが17年に処分が解除。18年には3団体王者アンソニー・ジョシュア(英国)に挑んだが、7回TKO負けした。通算36勝(25KO)3敗1分。

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【お詫び】フジテレビのRIZIN中継についての記事を取り消します

6月13日22時5分に「フジ中継「RIZIN」朝倉未来戦で痛恨ミス、試合中に結果を表示」という記事を配信いたしましたが、テロップが表示されたのは、試合中ではなく、ハイライトの放送中でした。

記事を取り消すとともに、謹んでお詫び申し上げます。

日刊スポーツ新聞社

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朝倉未来「引退も含めて考える」初の一本負けに衝撃 次々に後ろ向き発言

クレベル(左)の三角絞めで敗れる朝倉未来(撮影・菅敏)

<RIZIN28>◇13日◇東京ドーム

朝倉未来(みくる、28=トライフォース赤坂)が、クレベル・コイケ(31=ボンサイ柔術)に2回1分51秒、三角絞めで敗れ、プロ格闘家として初の一本負けを喫した。相手の得意な寝技に持ち込まれ、意識を失いかけ、レフェリーストップとなった。今後については「引退も含めて考える」と発言。アマチュア時代も含めて約9年。格闘技界に貢献してきた朝倉が、岐路に立たされた。

   ◇   ◇   ◇

「タップする選択はなかった」という朝倉の目から力が抜けていき、続行不可能と判断したレフェリーが試合を止めた。「肘でコーナーに押しつけられた」と右まぶたは大きく腫れ上がり、ぼうぜんと座り込んだ。「組み力は思ったよりなかったので、安心してしまった。結果的に強かったなと」と振り返った。

試合前まで34戦27勝のうち、一本勝ち、KOが25勝というクレベルと、プロで一本負けが1度もなかった朝倉。「理想はテークダウンを取られずに判定勝ち」と予想するも、1回から捕まり、想定外の展開に。何とか回避し、その後の打撃でダメージを与えたが、KOまで追い込めず、回復の時間を与えてしまった。「完全に戦意喪失していないと危ないと思っていかなかった」。2回も相手の細かい蹴りでコーナーに詰め寄られると、再び寝技に持ち込まれ、持ち味の強い打撃を発揮できずに終わった。

練習で体はボロボロだった。筋肉痛で悪夢を見るほど眠れない日が続いた。「人生最大に追い込んだ」試合で敗れ、今後について「引退も含め考える」と明かした。描いていた幻想が打ち砕かれ「ここまでなんだな」と感じたという。この日バンタム級トーナメントで勝利した弟の海は「僕としてはまだやって欲しい」と現役続行を願った。

「ここで負けて、格闘技を今後やっていく意味があるのか」。強気な発言の多い朝倉から、後ろ向きな言葉が次々と語られた。来月には29歳になる。以前から「30歳で引退」と語っていた朝倉。身を引く覚悟をしかねないほどの完敗だった。【松熊洋介】

クレベルに敗れた朝倉未来は、目の上を腫らし引き揚げる(撮影・菅敏)

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朝倉未来が一本負け、寝技得意クレベルの三角絞めに屈し東京D大会飾れず

クレベル(左)に敗れぼう然とする朝倉未来(撮影・菅敏)

<RIZIN28>◇13日◇東京ドーム

朝倉未来(28=トライフォース赤坂)が、クレベル・コイケ(31=ボンサイ柔術)に2回1分51秒、三角絞めで一本負けした。相手の得意な寝技に持ち込まれ、総合格闘技18年ぶりの開催となった東京ドーム大会を、勝利で締めることはできなかった。

1回にも捕まったが、何とか回避。その瞬間に左右のパンチを浴びせ、相手をふらつかせたが、その後一気に追い込むことはできなかった。2回に入ると、相手の細かい蹴りで距離を詰められ、コーナーに追い込まれ、捕まってしまった。

今回、寝技に強いクレベルとは打撃戦に持ち込みたいと考えていた。KOにはこだわらず、フィニッシュ率の高い相手に「理想の展開は、テイクダウンを1度も取られないでの判定勝ち」と予想していたが、グラウンド技術の高いクレベルに屈してしまった。

クレベル(左)の三角絞めで敗れる朝倉未来(撮影・菅敏)

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