木村ミノル自信たっぷり「秘策用意した方がいい」

K-1スーパー・ウエルター級王者の木村”フィリップ”ミノル(27)が、ムエタイ系ファイター、MIKE・JOE(33=フィリピン)と対戦する。3月28日、日本武道館で開催の日刊スポーツ新聞社後援「ケイズフェスタ4」Day2でノンタイトルのスーパー・ファイトを行う。主催のK-1実行委員会が5日、都内で発表した。
木村は一昨年3月10日の「ケイズフェスタ2」の68キロ契約戦で和島大海(25)にKO勝ちした。そこから昨年12月まで10試合KO勝利を継続中。今回はその記録を11に伸ばせるか、注目が集まる。
相手のJOEはBigbangの第4代同級王者。昨年8月、Krushに初参戦し、藤村大輔から勝利を収めている。身長は172センチの木村より12センチ高い184センチ。長身から打ち下ろすパンチには威力がある。
前回の相手、185センチのアビラル・ヒマラヤン・チーター(21=ネパール)から、最初にダウンを奪われるなど、長身選手に手を焼いた木村。その悪いイメージはすでになく、「普通にやったら相手にならない。何か秘策を用意しておいた方がいい」と自信たっぷりに笑ってみせた。
対するJOEは「中途半端にはぶつかれない。それなりに考えている」と大番狂わせに闘志を燃やした。
- 昨年の王座決定トーナメントで優勝し、雄叫びを上げる木村”フィリップ”ミノル(2020年3月撮影)