荒磯親方「稽古にIT」など部屋創立の心境、こだわり 5日ラジオで語る

大相撲の荒磯親方(元横綱稀勢の里)が、TBSラジオ「元横綱稀勢の里 荒磯親方のスポーツキュリオシティ!」(5日午後5時)に出演する。3日、TBSラジオが発表した。
8月1日付で田子ノ浦部屋から独立して、地元・茨城に荒磯部屋を設立する荒磯親方。同番組では「部屋作りの参考にしたJリーグチームの話」や「稽古にITを取り入れたいというビジョン」について言及するなど、部屋創立に向けての心境やこだわりなどを語る。また、他競技にも幅広い知識を持つ同親方は「米大リーグ・大谷翔平のすごさ」、「東京五輪・ゴルフ日本代表公式ユニホーム」についても語る。収録を終えた荒磯親方は「30分では物足りない。あと2時間半はしゃべりたい。今後、大谷翔平選手と対談してみたい」とコメントした。
番組担当の本多良恵氏は「横綱引退後、後進の育成とともに、大学院にて新しい部屋の経営について学ばれたり、相撲以外のスポーツにも博識であること、また相撲協会のYouTubeなどWEB上での発信にも魅力を感じ、TBSラジオにていつか荒磯親方のお話を伺いたいと思っていました。そしてこのたび、大学院を修了し、それを生かした部屋作りを、まさにこれから始めるというタイミングで、今の思いやビジョン、そして親方の素顔を、30分間たっぷり伺うことになりました」と番組作成の経緯を明かした。
同番組でパートナーを務めるTBS伊藤隆佑アナウンサーは、共に昨年春に早大大学院スポーツ科学研究科の修士課程1年制に進学した同級生。荒磯親方と伊藤アナウンサーの同級生コンビによる掛け合いにも注目が集まる。