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【大橋秀行】中谷潤人 鼻骨破壊…技術、パワー、進化3拍子揃った快勝劇

中谷潤人(20年11月撮影)

<ボクシング:WBO世界フライ級タイトルマッチ12回戦>◇10日(日本時間11日)◇米トゥーソン

WBO世界フライ級王者中谷潤人(23=M.T)が一撃で、日本人初の初防衛戦米国デビュー勝利を飾った。同級1位アンヘル・アコスタ(30=プエルトリコ)との指名防衛戦。レフェリーストップ、4回32秒TKO勝ちした。戦績は22勝(16KO)無敗となった。

   ◇   ◇   ◇

大橋秀行評論

技術、パワー、進化の3拍子がそろった中谷の快勝劇だった。序盤から右ジャブが非常に良く、倒そうという気迫がアコスタを後退させた。特に1回、外側から大きく振った左フックをみせた後、最短距離で左ストレートを打ち込んだ技術は圧巻だった。あの左ストレートでアコスタをぐらつかせた時、鼻骨を破壊したのだろう。鼻血が止まらなかった。挑戦者の接近戦に対しても冷静だった。強振せずにヒット優先に切り替えたところも良かった。挑戦者の鼻血でTKO勝ちとなったが、あのまま試合続行でも、いずれ中谷が倒していたと見る。

昨年11月に世界王者となってから約10カ月ほど経過し、パンチにパワフルさを感じた。特にサウスポーから繰り出される左フック、左ストレートは格段の進化があったと言っていい。身長171センチと体格も良く、いずれ階級を上げて複数階級で世界王座を狙える王者になっていくだろう。近年まれにみる、恐ろしい選手になると思う。(元WBA、WBC世界ミニマム級王者)

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中国・内モンゴル自治区出身のアスハダら5人が受験 新弟子検査 

静岡・飛龍高時代にすり足で下半身を鍛えるアスハダ(2018年7月10日撮影)

日本相撲協会は25日、中国・内モンゴル自治区出身のアスハダ(21=荒汐)ら九州場所の新弟子検査受験者5人を発表した。

27日に実施される。

アスハダは師匠の荒汐親方(元前頭蒼国来)と同郷にあたる。この日、代表取材に応じた荒汐親方によると、アスハダは間垣親方(元横綱白鵬)が主催する少年相撲「白鵬杯」に中国代表として出場した経験があり、静岡・飛龍高に相撲留学した後、研修生として約3年間荒汐部屋に在籍していたという。

外国人はもう1人、モンゴル出身のガントルガ・ビルグーン(17=佐渡ケ嶽)が受験する。

また、三段目100枚目格付け出しでデビューする勝呂歩紀(24=藤島)も受験する。

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石浦「お手本になる言動を心がけようと」元横綱白鵬の引退で部屋頭に

両国国技館内の相撲教習所で行われた合同稽古で関取衆と相撲を取る石浦(右)(代表撮影)

大相撲の前頭石浦(31=宮城野)は、間垣親方(元横綱白鵬)に代わる部屋頭として自覚をにじませた。

25日、東京・両国国技館内の相撲教習所で九州場所(11月14日初日、福岡国際センター)に向けた合同稽古に参加。先月30日に兄弟子の間垣親方が現役を引退し、自身が部屋で最高位となったことについて「部屋頭になるのでみんなを引っ張っていけたら。自分もお手本になる言動を心がけようと思っています」と気持ちを高めた。

間垣親方は7月の名古屋場所で45度目の優勝を全勝で飾り、結果的に現役最後の場所となった。2桁白星を決めた10日目に引退を決断し、石浦含めて部屋の力士も宿舎で現役引退の意向を伝えられた。「場所前から横綱の稽古を見ていたら、もしかしたらというのはあった。そんなびっくりではなかった」と石浦。今月1日に行われた引退会見後には、力士全員で花束を渡したという。「その時は『間垣親方として頑張っていくので、みんなで頑張りましょう』という言葉をもらいました」。

間近で最強の横綱から学んだのは、基礎運動の大切さ。「プロ入る前から基礎運動の大切さは教わってきたけど、大横綱が一番大事なんだと言って、自分でも実践されてきた。本当に改めて基礎の大切さを感じました。部屋の中で四股を踏んで一番、汗をかかれていた。僕らも負けないようにやってますけど、すごいですよね」と振り返った。

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若隆景「立ち合い、あの体であのスピード」日馬富士、若乃花から技を盗む

都内の部屋で九州場所に向けて稽古に励む若隆景(代表撮影)

大相撲九州場所(11月14日初日、福岡国際センター)に向けて、平幕の若隆景(26=荒汐)は過去の名力士から技を盗んで臨む。

25日、都内の部屋で稽古を行い、次兄の十両若元春らと計15番相撲を取って調整。この日から東京・両国国技館内の相撲教習所で合同稽古が始まり、自身も参加常連だったが、今回は見送った。「部屋でしっかりやる意識ですね」と、基礎を固めて九州場所に備える。

稽古以外でも、過去の力士の映像を参考にして技を磨いている。入門以前からあこがれだった元横綱日馬富士はその1人。「立ち合い、あの体であのスピード。いろんな昔の力士の映像は見る」。代名詞となりつつあるおっつけは、3代目横綱若乃花らの映像を見て学んだ。「若乃花や栃東のおっつけ。小学生のころから昭和の相撲の映像をよく見ていた。千代の富士とか。長兄の若隆元と一緒に」と話した。

先場所は東前頭3枚目で9勝を挙げて、三役復帰に前進した。新三役だった7月の名古屋場所は5勝10敗ではね返されただけに「もちろん(名古屋場所の)悔しさもあったが、あの場所はあの場所で終わり。またしっかり稽古して地力をつけて三役に戻れたらと思っている」と淡々。「今はとにかく下から攻める意識。そこをもっともっと磨いていきたい」と意気込んだ。

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阿武咲が合同稽古、元白鵬に恩返し誓う 少年相撲Vメダルかけてもらった縁

両国国技館内の相撲教習所で行われた合同稽古で関取衆と相撲を取る阿武咲(左)(代表撮影)

大相撲九州場所(11月14日初日、福岡国際センター)に向けた合同稽古が25日、東京・両国国技館内の相撲教習所で始まり、平幕の阿武咲(25=阿武松)が先月30日に現役引退した間垣親方(元横綱白鵬)への“恩返し”を誓った。

関脇御嶽海らを相手に相撲を取って調整。稽古後、代表取材に応じ、合同稽古について「ここから場所モードというか、気持ちを持っていきやすいので、自分の中では結構大事にしているところ」と意義を強調。部屋では唯一の関取だけに、関取衆と肌を合わせる貴重な機会になっている。

秋場所限りで引退した間垣親方とは、相撲界に入る前から縁がある。間垣親方が10年から主催する少年相撲「白鵬杯」の第1回大会に出場し、団体優勝を果たしてメダルもかけてもらった。昨年春場所には3度目の挑戦で初めて勝利。「結局1番しか勝てなかったが、その辺も自分の中でも悔しい思いもあるので、そういう後悔はしたくない。これから先をもっと大事にやっていかないといけない」と対戦を糧にする。今後の活躍が何よりの恩返し。「しっかり頑張っていきたい」と力強く語った。

秋場所は西前頭6枚目で10勝5敗の好成績を収め、来場所は上位総当たりとなり。18年初場所以来の三役復帰を懸ける場所にもなるだけに「しっかり九州場所で星を積んで三役に戻れれば」と意気込んだ。

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御嶽海「本当にいいものを見せてもらった」引退表明の萩野公介ねぎらう

御嶽海

大相撲の関脇御嶽海(28=出羽海)が25日、東洋大の2学年後輩で24日に現役引退を表明した競泳男子の萩野公介(27=ブリヂストン)にねぎらいの言葉を送った。

25日、東京・両国国技館内の相撲教習所で九州場所(11月14日初日、福岡国際センター)に向けた合同稽古に参加。前日24日の萩野の引退会見について「すがすがしい顔で会見もしていたし、夜のテレビの生出演もしていて。お疲れさまとしか言えないですけど。でも本当にいいものを見せてもらった」と話した。萩野とは東洋大在学中から交流があり、同じアスリートとして卒業後も刺激を受け続けてきた。

自身は12月に29歳の誕生日を迎えるが、今後も力士として活躍する意欲を示す。「僕はまだまだ現役でいますけど、ああいうふうに(萩野のように)いろんな人に感動を与えられるような人になりたいですね」と誓った。

関脇復帰3場所目となる九州場所に向けて、この日は小結高安らを相手に相撲を取って汗を流した。合同稽古の常連で、今回も全4日間参加する予定。夏場所以来3場所ぶりの2桁白星を目指す28歳は「有意義な4日間にしたい」と気持ちを高めた。

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高安が合同稽古「感触良かった。攻める相撲取れた」ケガの状態も「大丈夫」

両国国技館内の相撲教習所で行われた合同稽古で関取衆と相撲を取る高安(右)(代表撮影)

大相撲九州場所(11月14日初日、福岡国際センター)に向けた合同稽古が25日、東京・両国国技館内の相撲教習所で始まり、秋場所を途中休場した小結高安(31=田子ノ浦)は精力的に汗を流した。関取衆との申し合いでは、関脇御嶽海らを相手に計14番相撲を取った。稽古後に代表取材に応じ「感触としては良かった。攻める相撲を取れた」と振り返った。

部屋では自身が唯一の関取で、兄弟子で長年稽古をつけてもらっていた部屋付きの荒磯親方(元横綱稀勢の里)は、部屋を興して8月に独立。合同稽古は関取衆と肌を合わせる貴重な機会だけに「いろんな相撲を取って体の張りをつくりたい」と意気込む。

秋場所は思うような結果を残せなかった。11日目の横綱照ノ富士戦では、寄り切られた勢いで土俵下に落下。背面を強打して、しばらく立ち上がれなかった。翌12日目に「右大殿筋筋挫傷疑いにより約2週間の安静加療が必要となる見込み」との診断書を提出して休場。4勝止まりで勝ち越しを逃し、来場所は6場所連続で守っていた三役の地位から陥落する見通しとなっている。

ケガの状態については「打撲だったんですけど、もう大丈夫です。順調ですね」と万全を強調した。

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元K1王者の武居由樹が八重樫東トレーナー事務所とマネジメント契約

元世界3階級制覇王者八重樫トレーナー(右)が代表を務める事務所P&B LAB.とマネジメント契約を結んだ元K-1スーパーバンタム級王者武居

元K-1スーパーバンタム級王者でプロボクシングに転向した武居由樹(25=大橋)が、元世界3階級制覇王者八重樫東氏(38)が代表を務めるP&M LAB.とマネジメント契約を結んだと25日、発表された。

20年12月にボクシングに転向した武居は大橋ジムで八重樫トレーナーの指導を受けており、デビューから2戦連続1回KO勝利を収めている。これで八重樫氏にリング内外でサポートを受けることになった。

所属事務所を通じ、武居は「このたび、八重樫さんが代表を務めているP&M LAB.さんとマネジメント契約を結ばさせていただきました、世界王者を目指し、さまざまな刺激をエネルギーに変え、1日1日強くなっていきたいと思います。応援よろしくお願いします」と意気込みを示した。また八重樫氏も「トレーナーとして武居由樹を強くすることが自分自身の最大のミッションですが、リング外でも少しでもサポートしていただければと思っています。皆様、引き続きよろしくお願い致します」とコメントしていた。

元世界3階級制覇王者八重樫トレーナー(右)が代表を務める事務所P&B LAB.とマネジメント契約を結んだと発表された武居(P&B LAB.提供)

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ザック・セイバー「今のうちに楽しんでおけ」王者鷹木信悟との前哨戦に勝利

試合後、鷹木信悟(左)とにらみ合うザック・セイバーJr.(新日本プロレス提供)

<新日本:後楽園大会>24日◇後楽園ホール

ザック・セイバーJr.(34)がIWGP世界ヘビー級王者・鷹木信悟(38)との前哨戦で存在感を示した。セイバーJr.所属の鈴木軍と、鷹木所属のロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの4対4イリミネーションマッチに登場し、最後の1人に勝ち残り、鈴木軍の勝利を引き寄せた。

中盤、場外にいたセイバーJr.は鷹木から「ザック、カモン」と呼びつけられ一騎打ちに。胸を突き合わせ、エルボー合戦。DDTを食らうも、エプロンで絞め上げ、そのまま場外に突き落とした。最後まで生き残り、鷹木のベルトを指さすと「そのベルトは俺のものになるから、今のうちに楽しんでおけよ」と王者に向かって吐き捨てるように言った。

G1クライマックスでは快進撃を見せた。鷹木をはじめ、内藤、飯伏らから次々とギブアップを奪った。最終戦で敗れ、惜しくも優勝決定戦進出を逃したが、11月6日大阪大会での挑戦が決まった。「G1ではギブアップですんだが、今度は病院送りにしてやる」と豪語。現在はタイチとIWGPタッグのベルトも持つ。「世界ヘビー級のベルトも取って世界最高のレスラーとたたえられるのさ」。G1の勢いそのままに、大阪まで突き進む。

鷹木信悟(右)を絞め上げるザック・セイバーJr.(新日本プロレス提供)

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RIZINフェザー級新王者の牛久絢太郎は母親思い「今日は真っ先に家に」

斎藤対牛久 2回、互いにパンチを繰り出す牛久(左)と斎藤(撮影・小沢裕)

<RIZIN31大会>◇24日◇神奈川・ぴあアリーナMM

フェザー級タイトルマッチで挑戦者の牛久絢太郎(26=K-Clann)が王者斎藤裕(34=パラエストラ小岩)をドクターストップによる2回TKOで撃破し、RIZIN初参戦で初タイトルを奪取した。

1回は王者の巧みな試合運びに苦しみ、防戦一方。強烈な打撃を受けた右目付近は赤く腫れ上がったが、耐え抜いた。2回4分26秒、相手が重心を低くした一瞬の隙を狙った。作戦通りの左膝飛び蹴りを、顔面にヒット。斎藤は右目上部から流血し、試合続行が不可と判断された。

DEEPフェザー級王者がRIZINのフェザー級王者の座もつかみ取った。新王者は「DEEPからきました牛久絢太郎です」と拍手の鳴りやまない会場で、改めて自己紹介。「この試合を組んでいただいた関係者の皆さん。そしてなにより、チャンピオン。ありがとうございました」と敬意を表した。

悔しさを糧にした。朝倉未来が2日に、斎藤への挑戦を表明。大みそか大会は、斎藤と朝倉のタイトルマッチが既定路線であるかのような世間の評判に、じくじたる思いを抱いていた。だが、自分を信じ抜いた。「思い切って挑戦した。信じ続けて頑張ればいいこともあるんだな」と涙を浮かべ「悩みを感じている人。自分を信じればどんな下馬評でもくつがえせる」と力強く話した。

勝利を報告したい人がいる。試合後、これからしたいことについて問われると「今日は真っ先に家に帰ろうと思います」とにっこり。「母親が家で心配して待っている。顔を見せることで安心してもらいたい」と柔らかな表情で話した。

斎藤対牛久 チャンピオンベルトを腰に巻き勝ち名乗りを受ける牛久。左は斎藤(撮影・小沢裕)
斎藤対牛久 シャンパンファイトに臨む牛久(撮影・小沢裕)
斎藤対牛久 TKO負けを喫しぼうぜんとする斎藤。左は牛久(撮影・小沢裕)

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RIZIN初参戦の牛久絢太郎、ドクターストップでタイトル奪取

シャンパンファイトを終え記念撮影で雄たけびを上げる牛久(撮影・小沢裕)

<RIZIN31大会>◇24日◇神奈川・ぴあアリーナMM

挑戦者の牛久絢太郎(26=K-Clann)が、メインイベントでフェザー級王者斎藤裕(34=パラエストラ小岩)をドクターストップによる2回TKOで撃破し、RIZIN初参戦で初タイトルを奪取した。

1回は王者の巧みな試合運びに苦しみ、防戦一方。強烈な打撃を受けた右目付近は赤く腫れ上がったが、耐え抜いた。2回4分26秒、一瞬の隙を突き、左膝蹴りを顔面にヒット。斎藤は右目上部から流血し、試合続行が不可と判断された。

DEEPフェザー級王者がRIZINのフェザー級王者の座もつかんだ。新王者は「DEEPからきました牛久絢太郎です」と拍手の鳴りやまない会場で、改めて自己紹介。「まずこの試合を組んでいただいた関係者の皆さん。そしてなにより、チャンピオン。ありがとうございました」と敬意を表した。

悔しさを糧にした。朝倉未来が2日に、斎藤への挑戦を表明。大みそか大会は、斎藤と朝倉のタイトルマッチが既定路線であるかのような世間の評判に、じくじたる思いを感じていた。「まずは俺を倒してからにしろよ」と話すこともあった。だが、自分を信じ抜いた。「思い切って挑戦して、信じ続けて頑張ればいいことあるんだな」と涙を拭った。新王者は「同じ悩みを感じている人、自分を信じればどんな下馬評でもくつがえせるぞ」と叫んだ。

▽牛久に敗れた斎藤裕 (蹴りを)もらってしまった自分が悪いが、本当は試合を続行したかった。最後までやらせてほしかったというのが本音。できるだけ早くリマッチして、自分の中で止まった時間を動かしたい。

2回、牛久(左)のヒザ蹴りが斎藤の顔面をとらえる(撮影・小沢裕)
TKO負けを喫しがっくりする斎藤(左)に土下座する牛久(撮影・小沢裕)

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元貴ノ富士スダリオ剛、再起戦で昏倒KO勝利「もっと強くなる」RIZIN

スダリオ剛対SAINT 1回、SAINT(右)をTKO勝ちで破ったスダリオ剛(撮影・小沢裕)

<RIZIN31>◇24日◇神奈川・ぴあアリーナMM◇第9試合

20年9月に総合格闘技デビューした大相撲の元貴ノ富士のスダリオ剛(24=フリー)が、再起戦を豪快な1発KOで飾った。

120キロ契約のMMAルール5分3回ルールで、横須賀米軍基地に勤務する無敗の現役海兵SAINT(28=Y&K ACADEMY)と対戦。強打を誇る相手に対して、開始から果敢に打ち合いを挑み、1分半すぎに左ストレートを顔面に打ち込み、ロープに後退させると、そのままコーナーに追い込んで、最後は右ボディーブローから返しの左フックを顔面に打ち込んで痛烈なダウンを奪った。顔面からリングに昏倒(こんとう)したSAINTを見て、レフェリーはそのまま試合を止めた。

6月の東京ドーム大会でシビサイ頌真に総合格闘技初黒星を喫し、デビューからの連勝が3でストップしたスダリオ剛は、再起を期して2カ月間、米国武者修行を敢行。サンディエゴで2週間柔術を学び、ラスベガスではUFCやベラトール参戦経験のある強豪相手にスパーリングを積んできた。試合後はリング上から「もっともっと強くなるので応援よろしくお願いします。次も楽しみにしてください」と会場に呼び掛けた。

スダリオ剛対SAINT 1回、SAINT(右)をTKO勝ちで破ったスダリオ剛(撮影・小沢裕)

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金原正徳RIZIN初勝利「フェザー級の上のやつらを倒したい」野望明かす

金原対芦田 2回、芦田(右)からダウンを奪いTKO勝ちを収めた金原(撮影・小沢裕)

<RIZIN31>◇24日◇神奈川・ぴあアリーナMM◇第8試合

昨年2月以来の参戦となった金原正徳(38=リバーサルジム立川ALPHA)が芦田崇宏(32=BRAVE)を2回1分18秒、グランドパンチでTKO勝ちし、RIZIN初勝利を飾った。

1回は左膝蹴りをボディーにさく裂させ、マウントを取り、優位に試合を進め、2回に右ストレート1発で芦田をKOした。昨年2月の敗戦後は引退も頭によぎったが、階級を上げてリングに立つことを決意。「ただ戻ってきたわけではない。フェザー級の上のやつらを倒したい」と今後の野望も明かした。

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ブリーフ一丁おじさん否定「これがプロレス」“二刀流”中村大介1回秒殺

中村対新居 1回、腕十字で新居(左)を破る中村(撮影・小沢裕)

<RIZIN31>◇24日◇神奈川・ぴあアリーナMM◇第6試合

RIZIN初参戦の中村大介(41=夕月堂本舗)が新居すぐる(30=Potential)に腕十字を極め、1回一本勝ちを収めた。

中村は格闘技とプロレスの二刀流。「こんな年齢にもなって楽しく格闘技をやっているところを見てほしい」と笑顔でアピールしていたが、11歳年下の相手を2分弱で瞬殺してみせた。

試合後「こんばんは。プロレスリングノア杉浦軍の中村大介です」と丁重にあいさつ。22日の記者会見で新居に「ブリーフ一丁のおじさん」とやゆされたことを受け「ブリーフじゃないです。これがプロレスの格好です。よろしくお願いします」と中村節で話した。

中村対新居 1回、腕十字で新居(右)を破る中村(撮影・小沢裕)

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昨年逮捕ボビー・オロゴンRIZIN参戦「ボコボコにできる相手用意して」

沖縄大会出場への意気込みを語るボビー・オロゴン(撮影・小沢裕)

<RIZIN31>◇24日◇神奈川・ぴあアリーナMM

11月20日のRIZIN32大会で、07年以来の格闘技参戦となるタレントのボビー・オロゴン(48)が来場し、意気込みを語った。

スーツ姿で登場したボビーは「(CEOの)榊原さんがこの舞台を用意してくれた。ご迷惑かけましたので、一生懸命やります。応援してくれた皆さんに頑張っている試合を見せられたら」と意欲を見せた。相手は決まっていないが「ボコボコにできる相手を用意していただけたら」と語った。

タレントとして活動していたボビーは04年大みそかの「Dynamite!!」で格闘家デビュー。曙、チェ・ホンマン、ボブ・サップらと対戦し、驚異的なパワーを見せつけた。07年以降は再びタレント活動を行っていたが、昨年5月に妻の顔をたたくなどして暴行容疑で逮捕された。その後今年9月に復帰し、芸能活動を再開させていた。

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RENA「世の中に衝撃が走る試合をしたい」山本美憂と1年ぶり試合

RIZIN32大会の記者会見を行った山本美憂(右)とRENA(21年10月13日撮影 RIZIN FF提供)

11月20日に沖縄アリーナで開催されるRIZIN32大会で1年ぶりに試合に出場するRENA(30=シーザージム)が「世の中に衝撃が走る試合をしたい」と誓った。

24日のRIZIN31大会のリングに対戦相手の元レスリング世界王者の山本美憂(47=KRAZY BEE/SPIKE22)とともに登場。「山本選手は尊敬する選手なのでワクワクする」と話した。16年9月の総合格闘技デビュー戦でRENAに一本負けしている山本は「5年ぶりにRENA選手と対戦できる。あの頃よりは強くなったのでいい試合が見せられると思います」と、笑顔に自信をにじませた。

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RIZIN初参戦アキラが阿部大治に一本勝ち お互い流血も最後は首絞め

阿部対アキラ 2回、阿部(左)から勝利を収めガッツポーズするアキラ(撮影・小沢裕)

<RIZIN31>◇24日◇ぴあアリーナMM

RIZIN初参戦の元パンクラスライト級1位のアキラ(34=武蔵村山さいとうクリニック/&MOSH)が、DEEPウエルター級暫定王者の阿部大治(29=フリー)に一本勝ちした。

71キロ契約MMAルールで対戦。開始早々、身長で13センチ上回る阿部の懐に飛び込んで、強烈な右フックを浴びせて左目尻から流血させた。しかし、初回残り1分からの打撃戦で今度は阿部の右フックを浴びて、アキラも右目下をカット。流血戦になった。2回50秒すぎにタックルで阿部からテイクダウンを奪うと、その後は寝技に持ち込み、上四方固めの体勢から首を絞めあげてタップを奪った。

阿部対アキラ 2回、阿部(右)にボディを放つアキラ(撮影・小沢裕)

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白川陸斗が1回KO勝ち「ケラモフ選手と年末にやらせてほしい」

白川対山本 1回、山本(左)にパンチを浴びせる白川(撮影・小沢裕)

<RIZIN31>◇24日◇神奈川・ぴあアリーナMM◇第3試合

白川陸斗(30=トライフォース赤坂)が山本琢也(27=パラエストラ千葉)に1回3分48秒でKO勝ちした。

両者打撃戦が続く中、山本のパンチを浴びるなど苦しんだが、右フックをヒットさせ、ふらついたところで、グランドキックで一気にたたみかけた。

昨年8月のRIZINデビュー戦で萩原にTKO負け。「ふがいない試合をしてファンを裏切ってしまった」。それでも日々練習を積み重ね、RIZIN3連勝とした。試合後は「これからも挑戦し続けたい。6月にフェザー級王者・斎藤選手を追い詰めたケラモフ選手と年末にやらせてほしい」と要求した。

白川対山本 1回、山本(左)にTKO勝ちを収めた白川(撮影・小沢裕)

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“天才ムエタイ少年”吉成名高4戦全勝KO飾る「圧倒的な試合で勝ちたい」

<RIZIN31>◇24日◇ぴあアリーナMM

ムエタイのラジャダムナン&ルンピニー認定ミニフライ級統一王者の吉成名高(20=エイワスポーツジム)が、圧倒的な強さでRIZIN参戦4戦全勝4KOを飾った。

53・5キロ契約の肘ありキックボクシングルール3分3回戦制で、ジャパンキックボクシングフライ級王者の石川直樹(35=team LIT)と対戦。ミニフライ級から階級を上げた吉成は、過去最高ウエートでの試合となったが、開始50秒で左ひじ打ちを石川の顔面に決めて最初のダウンを奪うと、1分40秒すぎにも左ひじ打ちで2度目のダウンを追加。その後はローキックで石川をロープに追い詰めると、最後は左ボディーストレートからの右フックで3度目のダウンを奪い、初回レフェリーストップ勝ちした。

17歳でムエタイのタイトルを獲得した“天才ムエタイ少年”は、試合後リング上で「年末もRIZINを盛り上げたいと思っているので、この階級の強い人たちにも圧倒的な試合で勝ちたい」と、さらなるビッグマッチを希望した。

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伊藤裕樹1回TKO勝ち「もっと強くなってまた戻ってきたい」

中村対伊藤 1回、コーナーに倒れ込んだ中村(手前)を攻める伊藤(撮影・小沢裕)

<RIZIN31>◇24日◇神奈川・ぴあアリーナMM◇第3試合

伊藤裕樹(24=ネックスイチムエ)が中村優作(35=TEAM FAUST)にグランドパンチで1回TKO勝ちした。

中村にカウンターの右ストレートを浴びてふらついたが、その後は右フックを当て、マウントを取って上から殴り続けた。「さくさく倒せるように。気付いたら中村選手の失神KOじゃないですかね」と話していた言葉通り、11歳年上の中村を圧倒した。試合後は、大みそか大会出場に意欲を見せ「もっと強くなってまた戻ってきたい。大みそかもまだ全然戦えるんで、またよろしくお願いいたします」と語った。

中村対伊藤 1回、リングに倒れ込んだ中村(右)にキックを浴びせる伊藤(撮影・小沢裕)

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“極めのプリンス”伊藤盛一郎が大逆転勝利「もっと鍛え直す」

伊藤対橋本 1回、流血しながら橋本(右)をロープ際へ追い込みパンチを放つ伊藤(撮影・小沢裕)

<RIZIN31>◇24日◇ぴあアリーナMM

“極めのプリンス”の異名を取る伊藤盛一郎(27=リバーサルジム横浜グランドスラム)が、得意の寝技で大逆転勝利を収めた。

現役慶大生でRIZIN初参戦のNEXUSフライ級王者の橋本薫汰(22=K-PLACE)と、57キロ契約5分3回のMMAルールで対戦。1回は身長で9センチ上回る橋本の長いリーチから繰り出される右ストレートを何度もまともに浴びて、顔面を鼻血で真っ赤に染めた。強烈な右ひざ蹴りも顔面に食らい、そのままグラウンドで橋本の絞め技に苦しんだ。2回も40秒すぎに強烈な右ストレートを浴びたが、ひるまずに前進して強打を浴びせて、グラウンドに持ち込むと、一気に橋本の首を絞めてリアネイキッドチョークでタップを奪った。激闘を制した伊藤はリング上で「こんな試合内容で胸を張って言えないけど、来年、RIZINでフライ級トーナメント(開催)はどうですか。今の実力じゃあ優勝すると言えないので、もっと鍛え直してきます」と宣言した。

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