WWEヘビー級王者レスナー王座統一戦に敗れる、必殺スピアーに撃沈 レインズが2冠王者に

<WWE:レッスルマニア38大会第2日>◇3日(日本時間4日)◇米テキサス州アーリントン・AT&Tスタジアム
WWEヘビー級王者ブロック・レスナー(44)が、WWEユニバーサル王者ローマン・レインズ(36)との王座統一戦に敗れた。
両王座ベルト総取りマッチとして組まれた頂上決戦。ローブロー、ベルト殴打の反則攻撃をしのぎ、関節技キムラロック(腕がらみ)で応戦したものの、F5を仕掛ける際にロープに投げられ、そのまま相手必殺のスピアーを浴びて撃沈してしまった。これでレインズがWWEヘビー級、WWEユニバーサル両王者となった。
不敵に笑うレスナーがスープレックス連発に続き、ジャーマン5連発で投げ飛ばせば、厳しい表情のレインズもスーパーマンパンチを連発。コーナーでレフェリーと一緒に串刺しになると、レインズのスピアーを被弾した。レフェリーともどもダメージを受けると、さらにレフェリーの目を盗んだ急所攻撃。さらにベルト殴打を受けてピンチに立たされた。
ロープの反動を生かした強烈なスピアーもしのぎ、さらなるスピアーを受けた際にはレインズの左腕を捕獲。キムラロックで絞めあげたが、ロープエスケープされた。そのままF5で仕留めようとしたところ、ロープに投げられてカウンター気味の強烈なスピアーでマットに沈み、3カウントを許してしまった。
WWEヘビー級王座、WWWEユニバーサル王座の2本のベルトを掲げながらステージを歩くレインズを横目に、リングに倒れたレスナーは悔しそうな表情を浮かべていた。
- キムラロックでレインズ(左)を追い詰めたレスナー(C)2022 WWE, Inc. All Rights Reserved.