【新日本】高橋ヒロムが優勝決定戦進出「何も言葉なんていらねえ」3連覇かけデスペラードと対戦

新日本プロレスのベスト・オブ・ザ・スーパージュニア29のリーグ戦最終戦が31日、富山・富山産業展示館で行われ、Aブロックから史上初の3連覇を目指す高橋ヒロム(32)が、Bブロックから前IWGPジュニアヘビー級王者のエル・デスペラードが、それぞれ優勝決定戦へ駒を進めた。
デスペラードはセミファイナルで、ここまで勝ち点12で首位に付けていたエル・ファンタズモと対戦。19分37秒、掟破りの逆CR2(カナディアンバックブリーカー式フェイスバスター)を決めて勝利した。6勝3敗で勝ち点12とし、直接対決で勝利したため、決定戦進出を決めた。
高橋はメインで、IWGPジュニアヘビー級王者の石森太二(39)と対戦。「型にはまったジュニアをぶっ壊す」と宣言していた相手をD(変形三角絞め)で絞め落とし、22分30秒、レフェリーストップで勝利。こちらも、6勝2敗で首位に立っていた石森に並び、直接対決による勝利で決定戦進出となった。
メイン後、デスペラードがリングイン。「俺が一番楽しい思いをして終わらせてもらう」と宣戦布告すると、高橋は「何も言葉なんていらねえよ。楽しみにしてる」と笑顔。史上初の3連覇・歴代最多4度目の優勝に自信を示した。
優勝決定戦は6月3日、東京・日本武道館で開催。特別立会人として藤波辰爾が登場する。
- ガッツポーズするデスペラード(提供・新日本プロレス)