【名古屋場所新番付】朝乃山、三段目で土俵復帰 高砂親方「顔つきも体も変わってきた」

日本相撲協会は27日、大相撲名古屋場所(7月10日初日、ドルフィンズアリーナ)の新番付を発表し、新型コロナウイルス感染対策ガイドラインに違反し、6場所出場停止を受けた処分が今場所で解除される朝乃山(28=高砂)は、西三段目22枚目での土俵復帰となった。
朝乃山の近況について師匠の高砂親方(元関脇朝赤龍)は「どんどん動きもよくなってきている」と11日の取材で答えている。さらに出場停止期間について「長かったですけど、復活ということで頑張ってもらいたい」。関取時代の個室から今は2~3人の「幕下部屋」で生活。当初はつらそうだったが「半年ぐらいたって顔つきも体も変わってきた」といい「自分の相撲を忘れるな」というアドバイスも。「初日(1番相撲)に出て、いつもの感覚を戻せばいい」と話した。
- 11日、稽古に励む朝乃山(奥)
- 稽古に励む元大関の朝乃山(22年6月11日、代表撮影)