冨田大樹とアマエリート芝力人が“背水”対決 12・4日本ライトフライ級王座決定戦

ボクシングの真正ジムは4日、12月4日にエディオンアリーナ大阪第1競技場でミツキジムと共同で行う興行について発表、会見した。
メインは日本ライトフライ級王座決定戦で、東洋太平洋ライトフライ級王座決定戦、WBOアジアパシフィック・ミニマム級王座決定戦とトリプルタイトルマッチが組まれた。
メインで日本同級1位の冨田大樹(24=ミツキ)と同2位の芝力人(27=真正)が対戦する。冨田は「すごくこの試合にかけているので楽しみにしてもらいたい」。芝も「この試合にかけている。勝たないと先はないと思っている。覚悟を決めて戦いたい」とそれぞれに“背水”を強調した。
芝は南京都高(現・京都広学館)から近大で主将を務めた。一方で冨田は17歳でプロデビューと、歩んできた道は対照的だ。
冨田は「自分は17歳でプロデビューして、アマエリートにはコンプレックスを持っている。たたき上げのエリートになりたいし、その強さを示したい」。対する芝も「自分はエリートとは思っていない。成り上がっていくために勝つだけ。自分が(冨田に)負けているのはプロの戦績だけ。実力は上回っている」と早くも舌戦を展開した。
- 12・4日本ライトフライ級王座決定戦に挑む、冨田(左)と芝が握手(撮影・実藤健一)
- 12・4トリプルタイトルマッチに挑む左から小林、冨田、芝、堀川(撮影・実藤健一)