【WWE】ジョン・シナが1年4カ月ぶり登場、因縁レインズ狩りへオーエンズと電撃タッグ

<WWE:スマックダウン大会>◇16日(日本時間18日配信)◇米イリノイ州シカゴ・オールステート・アリーナ
ハリウッド俳優としての活動が中心となるジョン・シナが約1年4カ月ぶりの登場を果たした。
ケビン・オーエンズと電撃タッグを結成すると明かし、WWEヘビー級、ユニバーサル統一王者ローマン・レインズ、サミ・ゼイン組と2週間後のスマックダウン大会で対戦することも決定した。
レインズがWWEオフィシャルのアダム・ピアースを控室に呼び出し、レインズの特別顧問となるポール・ヘイマンを通じ「レインズ、ゼインがオーエンズと対戦だ。オーエンズのパートナーは誰でも構わない。2022年で最大のタッグ戦だぞ」と提案した。
さらに大会エンディングにもレインズ一派「ザ・ブラッドライン」が勢ぞろいでリングに登場。レインズは「オーエンズがゼインに付きまとっている。ゼインの問題はブラッドラインの問題だ。解決策は俺がゼインと組んでオーエンズと対戦することだ」と因縁のオーエンズ戦に意欲。ゼインは「オーエンズは俺に付きまとい、みんなを裏切った。ヤツの友達は俺ぐらいしかいないんだ」と“友達”と呼んでしまい、すぐに過去形へと訂正した。何となく気まずい雰囲気がリング上に流れていると満を持してシナが会場ビジョンを通じて姿をみせた。
シナはスマホを取り出し、オーエンズからのメッセージを読みあげた。「シナは今年以外、20年間試合に出場し続けている。俺のタッグパートナーとして試合出場はどうだ?」とメッセージを紹介。その上で「オーエンズとタッグを組めば、レインズ、ゼインと対戦だって。もちろん、今年最後のスマックダウンでブラッドラインと激突だ」と、オーエンズの要請を受諾した。
シナは昨年8月の真夏の祭典サマースラム大会でレインズの保持したWWEユニバーサル王座に挑戦し、敗れている。約1年4カ月ぶりのWWE復帰はレインズとの因縁決着の舞台にもなりそうだ。