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【WWE】元NXT女子王者ロドリゲスがSD女子王座挑戦権ゲット 王者ラウジーの刺客に勝利

シェイナ・ベイズラー(左)を丸め込み、3カウントを奪ったラケル・ロドリゲス(C)2022 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:スマックダウン大会>◇23日(日本時間25日配信)◇米イリノイ州シカゴ・オールステート・アリーナ

元NXT女子王者ラケル・ロドリゲスがスマックダウン(SD)女子王者ロンダ・ラウジーの「刺客」を倒し、次期王座挑戦権を手にした。

ガントレット形式SD女子王座挑戦者決定戦にザイア・リー、エマ、ティーガン・ノックス、リブ・モーガン、ソーニャ・デビルとともに出場。先週大会でラウジー、シェイナ・ベイズラーの襲撃を受け、左腕負傷中のロドリゲスにとっては強行出場だった。

リー、モーガン、デビルを次々とテハナボムで沈めて勝利を収めたロドリゲスが王座挑戦権をつかんだかにみせたが、そこにベルトを巻いた王者ラウジーが登場。「もう1人、対戦相手がいるわよ」と刺客ベイズラーをガントレット戦のラストメンバーとして急きょ送り込んできた。

ベイズラーから負傷する左腕に集中攻撃を浴び、アームスリングまではぎ取られたロドリゲスだったが、勝機を見逃さなかった。余裕の笑みで勝ち誇るベイズラーの隙を突き、背後から丸め込んで3カウント奪って勝利。これで次週大会で王者ラウジーに挑戦することが正式決定していた。

ラケル・ロドリゲスの前にスマックダウン女子王者ロンダ・ラウジーが登場(C)2022 WWE, Inc. All Rights Reserved.
刺客シェイナ・ベイズラー(左)の敗戦に驚くスマックダウン女子王者ロンダ・ラウジー(C)2022 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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新大関霧島、故郷モンゴルで昇進祝いの祭典「横綱目指し稽古に励みます」大勢の住民にあいさつ

大相撲で新大関に昇進した霧島(27=陸奥)が9日、故郷モンゴルのドルノド県で開かれた祭典「ナーダム」に参加した。地元が生んだヒーローを一目見ようと、家族や友人以外にも大勢の住民が集まり、モンゴルを代表する競馬などのスポーツを通じて交流を深めた。

霧島は「大関になって、皆さんとお祝いができてうれしい。横綱を目指し稽古に励みます」とあいさつした。ナーダムは毎年7月に開催されるモンゴルの全国的なスポーツの祭典だが、この日は霧島の昇進祝いのため故郷で特別に催された。

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【ALL TOGETHER】オカダ「拳王選手と、青…。誰だっけ?」やはり全日本を知らない

第10試合 オカダ(右)は棚橋にドロップキックを見舞う(撮影・小沢裕)

<プロレス:ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!>◇9日◇東京・両国国技館

オカダ・カズチカは、やっぱり全日本プロレスを知らなかった…?オカダはメインイベントで、拳王(ノア)&青柳優馬(全日本)と組み、清宮海斗(ノア)&宮原健斗(全日本)&棚橋弘至(新日本)との6人タッグマッチに登場。オカダは見事にレインメーカーで、棚橋を倒し、勝利を飾った。

試合後、バックステージに登場すると「3団体合同、オールスター戦だったけど、また切磋琢磨(せっさたくま)し合って、プロレス界を盛り上げていって、そしたらまたオールスター戦出来るし、ALL TOGETHERの形じゃなくても、オールスター戦やったらいいと思うし、いろんな戦いが今日見ることが出来ましたので」と、すがすがしいコメント。すると「全日本プロレス覚えましたよ。いい選手多かったし」とうなずいた。前日の記者会見で「あんまり全日本プロレスは知らなくてですね」と“挑発”していた言葉を“撤回”した。

水に流そうとしていたが、“宣言”通りとなってしまった…。その後だった。オカダの口から滑らかさが奪われた。「対戦相手だったり、タッグパートナー。拳王選手と、えぇ…。誰だっけ…。青…。青! 青柳あつき? 」と共闘したはずの青柳優馬の名前が出てこない。まして、セミに登場した青柳亮生の名前を挙げる始末…。失笑が起きるバックステージ。ただ、オカダは何事もなかったのように「まぁ、あの、明日から新日本プロレス大会がありますので、僕も次に向かっていきたい」と締めた。アドレナリンが出ていたからなのか…。最後まで盛り上げたかったのか…。オカダは、足早に控室へと消えた。

アントニオ猪木さんの孫たちと一緒にポーズを決めるオカダ・カズチカ(中央)(撮影・横山健太)
第10試合 オカダ(左)はレインメーカーで棚橋を仕留める(撮影・小沢裕)
オカダ・カズチカ(右)にドロップキックを決める、左から宮原健斗、棚橋弘至、清宮海斗(撮影・横山健太)
第10試合 清宮(右)を挑発するオカダ(撮影・小沢裕)
第10試合 オカダ(右)に舌を出して挑発する宮原(撮影・小沢裕)
第10試合 オカダ(左)にドロップキックを見舞う清宮(撮影・小沢裕)
第10試合 場外乱闘でオカダ(左)をフェンスに投げつける清宮(撮影・小沢裕)
第10試合 仲違いする拳王(左)とオカダ(右)を仲裁する青柳(撮影・小沢裕)
第10試合 宮原(左)にハイキックを見舞うオカダ(撮影・小沢裕)

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【ALL TOGETHER】IWGP王者SANADAとGHC王者ジェイク・リーの対決実現か

勝利した、左からYO-HEY、ジェイク・リー、1人おいてタダスケ組(撮影・横山健太)

<プロレス:ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!>◇9日◇東京・両国国技館

新日本のIWGP世界ヘビー級王者のSANADAと、ノアのGHCへビー級王者のジェイク・リーのシングルマッチが、実現するかもしれない。2人は第8試合に登場。SANADAはTAKAみちのく&金丸義信と組み、リーはYO-HEY&タダスケと組み、それぞれが激突。試合はリーが、TAKAを串刺しフロントハイキックで仕留めた。

仕かけたのは、SANADAだった。4日の新日・大阪城ホール大会でIWGP世界ヘビー級王座のV2を達成した男は、バックステージに登場すると「今日はノアのチャンピオンとちょっとしかできなかった。シングルやってもいいよ。ジェイクが自分の実力の無さを思い知るだけだと思います」と挑発してみせた。リーは「お互いベルトを持っている身で、すごくリスペクトを感じながらやってました。いがみ合っているわけじゃないけど、お前もここまで来たなという感じが出ていて、なめんじゃねえよと思いました。それぞれプライド持ってやっているとは感じたけど」と、いつも通り、冷静な口調は変わらなかった。ただ、シングルでの頂上決戦を問われると、クールな表情が一変した。「やるんだったら、どでかい箱でやりましょう。両国よりも大きい箱で」と言い放った。

かつて全日本に所属した2人。シングルの舞台で激突する日は、そう遠くないかもしれない。

TAKAみちのく(右)に串刺しフロントハイキックを決めるジェイク・リー(撮影・横山健太)
ジェイク・リー(左)にドロップキックを決めるSANADA(撮影・横山健太)
ジェイク・リー(左)を攻めるSANADA(撮影・横山健太)
TAKAみちのくに串刺しフロントハイキックを放つジェイク・リー(撮影・横山健太)

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【ALL TOGETHER】猪木さんの孫寛太さんら「1、2、3、ダッー」で3団体興行を締める

アントニオ猪木さんの孫たちと一緒にポーズを決めるオカダ・カズチカ(中央(撮影・横山健太)

<プロレス:ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!>◇9日◇東京・両国国技館

昨年10月1日に亡くなったプロレスラーで元参議院議員のアントニオ猪木さん(享年79)の孫、寛太さんとナオトさんがリングサイドで試合を観戦した。

猪木さんの長女寛子さんの長男寛太さん(20)と次男ナオトさん(15)で、2人とも亡き祖父のトレードマークの赤い闘魂タオルを首に巻いて、真剣なまなざしでリング上を見詰めていた。

メインイベント終了後、出場した新日本、全日本、ノアの3団体の全選手がリングに集結。オカダカズチカにリング上から「今日は猪木さんのお孫さんが2人、会場にこられていますので。猪木イズムをやりたいですね」とマイクで誘われると、2人はリングに上がり、オカダのかけ声で選手たち、立ち上がった満員の観客とに猪木さんの恒例だった「1、2、3、ダッー」の雄たけびを挙げた。

「1、2、3、ダー!」の掛け声で拳を突き上げるオカダ・カズチカ(中央)ら(撮影・横山健太)
「1、2、3、ダー!」の掛け声で拳を突き上げるオカダ・カズチカ(中央)ら(撮影・横山健太)
第10試合 オカダ(右)は棚橋にドロップキックを見舞う(撮影・小沢裕)
第10試合 オカダ(左)はレインメーカーで棚橋を仕留める(撮影・小沢裕)
オカダ・カズチカ(左)に3人でドロップキックを見舞う、(右へ)宮原、清宮、棚橋(撮影・小沢裕)
勝利した、左から高橋ヒロム、青柳亮生、1人置いてAMAKUSA組(撮影・横山健太)
ライジングHAYATO(左)を攻める青柳亮生(撮影・横山健太)
ライジングHAYATO(左)に蹴りを決める青柳亮生(撮影・横山健太)
勝利したジェフ・コブ、TJP、フランシスコ・アキラ、アーロン・ヘナーレ、グレートーOーカーン組(撮影・横山健太)
お尻を攻めるグレートーOーカーン(撮影・横山健太)
勝利した、左から安斉勇馬、永田裕志、諏訪魔組(撮影・横山健太)
勝利したジェフ・コブ、TJP、フランシスコ・アキラ、アーロン・ヘナーレ、グレートーOーカーン組(撮影・横山健太)
勝利しポーズを決める中島勝彦、潮崎豪組(撮影・横山健太)
勝利し雄たけびを上げる、左から鈴木みのる、1人おいてエル・デスペラード、成田蓮(撮影・横山健太)
ヨシ・タツ(左)に向けポーズを決める海野翔太(撮影・横山健太)
ザック・セイバーJr.(左)にダイブするショーン・レガシー(撮影・横山健太)
あばれ太鼓を決める、左から石井智宏、後藤洋央紀、YOSHI-HASHI(撮影・横山健太)
試合に勝利する、YOSHI-HASHI、1人おいて後藤洋央紀、石井智宏組(撮影・横山健太)
試合に勝利する、左から田口隆祐、井上凌、YOH、ブラックめんそーれ(撮影・横山健太)
ヒップアタックを決める田口隆祐(左)(撮影・横山健太)

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【ALL TOGETHER】3団体ジュニア王者そろえた豪華6人タッグ 全日本青柳亮生が締め

勝利した、左から高橋ヒロム、青柳亮生、1人置いてAMAKUSA組(撮影・横山健太)

<新日本・全日本・ノア合同興行:ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!>◇9日◇東京・両国国技館

新日本、全日本、ノアの3団体のジュニア王者が顔をそろえた豪華な6人タッグマッチは、全日本の世界ジュニアヘビー級王者の青柳亮生(全日本)が圧巻の大技連発で勝利のフォールを奪った。

ノアのAMAKUSA、全日本の世界ジュニアヘビー級王者・青柳亮生(全日本)、新日本のIWGPジュニアヘビー級王者・高橋ヒロム(新日本)が組んで、ノアのGHCジュニアヘビー級王者HAYATA(ノア)、全日本のライジングHAYATO、新日本のマスター・ワト組と、団体の枠を超えたドリームチームで対戦した。

ワトと青柳の顔合わせでスタートした一戦は、終始ジュニアらしくスピードに乗った華麗な技の応酬になった。高橋がチョップの応酬から青柳を後退させると、ラリアット、スライディングキックと連発。その後、高橋とワトの新日本対決も、目まぐるしい技の掛け合いを繰り広げた。

HAYATOと青柳の全日本対決から、リング上で6人が入り乱れる乱戦に。AMAKUSAがリング下のHAYATAにブエロ・デ・アギラを浴びせると会場が大いに沸いた。

最後は青柳がHAYATOにスパニッシュフライをさく裂させ、カウント2で返されたが、すぐにコーナー最上段からのファイヤーバードスプラッシュで3カウントを奪った。

試合後は3団体の王者3人がそれぞれベルトを持ってリング中央に集結。自分が上だと言わんばかりに、競いながらベルトを高く掲げた。

試合後、高橋は「素晴らしいお祭りだった。これがプロレスだと思う。すばらしかった。ライジングHAYATO選手面白いね。興味あるよ。ワトや青柳も最高のライバルになる」と満足げだった。

ライジングHAYATO(左)を攻める青柳亮生(撮影・横山健太)
ライジングHAYATO(左)に蹴りを決める青柳亮生(撮影・横山健太)
ライジングHAYATO(手前)を挑発する高橋ヒロム(撮影・横山健太)
高橋ヒロム(左)を攻めるライジングHAYATO(撮影・横山健太)

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【ALL TOGETHER】アントニオ猪木さんの孫、長男寛太さんと次男ナオトさんがリングサイドで観戦

「1、2、3、ダー!」の掛け声で拳を突き上げるオカダ・カズチカ(中央)ら(撮影・横山健太)

<プロレス:ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!>◇9日◇東京・両国国技館

昨年10月1日に亡くなったプロレスラーで元参議院議員のアントニオ猪木さん(享年79)の孫、寛太さんとナオトさんがリングサイドで試合を観戦した。

猪木さんの長女寛子さんの長男寛太さんと次男ナオトさんで、2人とも亡き祖父のトレードマークの赤いタオルを首に巻いて、真剣なまなざしでリング上を見詰めていた。

アントニオ猪木さんの孫たちと一緒にポーズを決めるオカダ・カズチカ(中央(撮影・横山健太)
勝利したジェフ・コブ、TJP、フランシスコ・アキラ、アーロン・ヘナーレ、グレートーOーカーン組(撮影・横山健太)
勝利した、左から安斉勇馬、永田裕志、諏訪魔組(撮影・横山健太)
試合に勝利する、左から田口隆祐、井上凌、YOH、ブラックめんそーれ(撮影・横山健太)

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【ALL TOGETHER】新日本のデスペラードがノア宮脇純太撃破、試合後はノア勢を挑発

勝利し雄たけびを上げる、左から鈴木みのる、1人おいてエル・デスペラード、成田蓮(撮影・横山健太)

<新日本・全日本・ノア合同興行:ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!>◇9日◇東京・両国国技館

新日本のストロングスタイルを継承する成田蓮、エル・デスペラード、鈴木みのる組が、ノアの宮脇純太、杉浦貴、丸藤正道組との乱戦を制した。

鈴木と丸藤のエルボーとのチョップの応酬で幕を開けた。

その後リングに登場した成田も、杉浦をコーナーに押し込んでエルボーを連発。杉浦に代わってリングに入った丸藤が今度は成田とのチョップ合戦を制し、さらに杉浦も成田をコーナーにつめて強烈なエルボーを何度もたたき込んだ。

成田からタッチを受けた鈴木も、杉浦にエルボーをキックを連発。杉浦も対抗してダブルノックダウンのシーンもあった。

5分すぎにようやく宮脇とデスペラードがリングイン。最初に登場した宮脇が成田をミサイルキックで場外に突き飛ばすと、場外の成田とデスペラードにトルニージョを浴びせた。

その後、リング上は宮脇とデスペラードの一騎打ちに。宮脇がミサイルキック、トルネードDDTと大技を連発したが、宮脇が3人による連続攻撃でダメージを受けると、最後はデスペラードがピンチェ・ロコでフォールを奪った。

試合後、成田は「ノアさん、これが新日本プロレスのストロングスタイルだ。丸藤さんこの胸、借りを返させてください。オレとシングルお願いします」と真っ赤になった胸を広げてみせた。これにデスペラードは「その流れで言うと、オレは宮脇を相手にしなきゃいかんのか?」と反応。鈴木は「何がプロレスリングノアだ。いつまでも昔の名前の上に乗っかってんじゃねえよ」と、ノア勢を挑発した。

宮脇純太(右)にピンチェ・ロコで勝利するエル・デスペラード(撮影・横山健太)
丸藤正道(左)を攻める鈴木みのる(撮影・横山健太)

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【ALL TOGETHER】諏訪魔がBUSHIをラストライド葬 試合後は安齊が永田と舌戦

BUSHI(下)に勝利する諏訪魔(撮影・横山健太)

<新日本・全日本・ノア合同興行:ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!>◇9日◇東京・両国国技館

全日本の安齊勇馬、諏訪魔と3冠王者の永田裕志組が、新日本のBUSHI、鷹木信悟、内藤哲也組に勝利を収めた。

昨年デビューしたばかりの安齊が、ゴング前に奇襲攻撃を仕掛けた。新日本チームのエース格の内藤をエルボーから大技ダブルアームスープレックスで放り投げた。

意表を突かれた新日本チームはすぐにBUSHI、鷹木が乱入して、3人がかりで安齊に集中攻撃。あっという間にペースを奪い返した。

しかし、安齊が内藤に起死回生のフロントスープレックスを決めて永田にタッチすると、今年2月に3冠ヘビー級王座を奪取して、史上初のメジャー団体(新日本、全日本、ノア)のシングル・タッグ王座及びシングルリーグ戦を完全制覇した55歳の永田が大暴れ。 鷹木に得意のミドルキック連発してダブルアームスープレックスを決めて、再びペースを奪い返す。

その後、リングに登場した諏訪魔が鷹木にラリアットから強烈なスリーパーホールドで締め上げた。最後は諏訪魔がBUSHIを肩の上まで担ぎ上げて、ラストライドでたたきつけて3カウントを奪った。

試合後、諏訪魔は「やっぱり(リングは)自分にとって大切な場所だなと思った」。安齊は「こんなんじゃ満足していない。直接3カウントを取る。その前に17日に永田さん、あなたから3冠を取ってオレが時代を変える」と、6月17日の大田区大会で挑戦する3冠王者の永田に向かってあらためて王座奪取を宣言。永田は「取らせるかバカやろう」と返した。

一方、新日本勢のBUSHIはノーコメント。鷹木は「永田のバックドロップ、ここ1年で一番効いたよ。さすが3冠ヘビー級王者だな。諏訪魔もすげえチョップ。点に終わらず線につなげたい。オレが全日本のリングに上がってもいい」。内藤は「安齊選手はずいぶんいい目をしていた。頼もしかったよ」と相手の実力を認めていた。

BUSHI(上)をラストライドで投げ飛ばす諏訪魔(撮影・横山健太)
永田裕志(手前)に対し敬礼ポーズで挑発する内藤哲也(左)(撮影・横山健太)
第7試合 鷹木(下)にラリアットを見舞い雄たけびを上げる諏訪魔(撮影・小沢裕)
勝利した、左から安斉勇馬、永田裕志、諏訪魔組(撮影・横山健太)

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【ALL TOGETHER】AXIZ中嶋勝彦&潮崎豪が小島組破る「俺たちから目を離すなよ」

勝利しポーズを決める中島勝彦、潮崎豪組(撮影・横山健太)

<新日本・全日本・ノア合同興行:ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!>◇9日◇東京・両国国技館

プロレスリング・ノアのAXIZの潮崎豪&中嶋勝彦が、全日本の大森北斗&新日本の小島聡に勝利した。中嶋は強烈なキックで大森を圧倒。最後はパワフルなヴァーティカルスパイクがさく裂し、大森を粉砕した。本来なら全日本・石川修司がこの試合に出場予定だったが、発熱のため出場を辞退。代役として登場した小島は勝利を飾れなかった。

バックステージに登場した潮崎&中嶋は試合後も興奮状態だった。中嶋は「大森北斗、嫌いじゃねぇ。やっていて、昔を思い出して少しだけゾクゾクした」と認めていた。潮崎も「あれだけ来る選手はつぶしがいがあるよ」と同調。対峙(たいじ)した小島に対して「久しぶりに会った小島さん、小島聡さんは、小島聡さんだし、今日は収穫ありでした」と大きくうなずいた。

国内のメジャー3団体がそろった。約11年ぶりの「ALL TOGETHER」。中嶋は「今日はいろんな団体が集まっているけど、リング上はリング上。これからも俺たちAXIZは、このリング上で元気をずっと届けていくよ。俺たちAXIZから目を離すなよ」と2人でポーズを決めた。

大森北斗(右)を攻める中島勝彦(撮影・横山健太)
サポーターを投げ捨てる小島聡(左)(撮影・横山健太)
第4試合 場外乱闘で大森(左)にハイキックを見舞う中嶋(撮影・小沢裕)
第4試合 小島にツープラトンで体当たりする中嶋(左)と潮崎(撮影・小沢裕)

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【ALL TOGETHER】26歳の海野翔太がヨシ・タツを撃破「次はメインイベントで」

ヨシ・タツ(左)に向けポーズを決める海野翔太(撮影・横山健太)

<新日本・全日本・ノア合同興行:ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!>◇9日◇東京・両国国技館

新日本次世代エース候補の26歳の海野翔太が、若さとスピードで、デビュー20年を超える45歳の試合巧者全日本のアジアタッグ王者ヨシ・タツを撃破した。

今大会唯一のシングルマッチは、ゴング前からヨシ・タツがラフなエルボーで先制攻撃を仕掛けた。海野をコーナーに押しつけて勢いをつけたストンピングを連発した。

しかし、海野はダイビングエルボーで反撃を開始すると、フィッシャーマンズ・スープレックスからカバー。カウント2で返されたが、豊富なキャリアを誇るベテランとの対戦にも、気後れはまったくなかった。

ヨシタツも回し蹴り3連発。さらにダイビングエルボーをかわしてのスイングを加えたDDTと、現役のアジアタッグ王者としての意地を見せる。さらにエルボーの打ち合いから、ヨシタツ幻想につないでカバーに入る。

カウント2で返した海野はエルボーからスクリューフェイスバスター、そして最後はデスライダーを決めて、ヨシタツを撃破した。 勝利を決めるとすぐにリングを下りて観客席を練り歩いてみせた海野は「次にいつALL TOGETHERがあるかわからないが、そのときはメインイベントでプロレスの力を世界中に届けたい。プロレスは元気をもらえるでしょう。やってるオレがプロレスから元気もらっているから」とコメントした。

海野翔太(右)をヨシタツ幻想で攻めるヨシ・タツ(撮影・横山健太)
観客席から登場する海野翔太(撮影・横山健太)
第3試合 ヨシ・タツ(左)にエルボーを見舞う海野(撮影・小沢裕)

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【ALL TOGETHER】ノアのショーン・レガシー&クリス・リッジウェイに亀裂か?

ザック・セイバーJr.(左)にダイブするショーン・レガシー(撮影・横山健太)

<プロレス:ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!>◇9日◇東京・両国国技館

プロレスリング・ノアのショーン・レガシー&クリス・リッジウェイが、“不穏な”空気を漂わせながら、勝利をもぎ取った。2人は、新日本のザック・セイバーJr.&藤田晃生と激突。

先発はクリスとザック。互いの妙技でグラウンドラリーを繰り返し、会場を沸かすと、つづいでショーンと藤田の展開に発展。ショーンが低空ドロップキック、オクラホマロールからドロップキックをかまし、深いダメージを負わせたところで、クリスが強引にチェンジした。あまりにも不自然なタイミング。その場で大きく揉めることはなかったが、“亀裂”が生じそうな雰囲気が漂った。最終的にはリッジウェイが、藤田をアンクルホールドで沈めての勝利。勝ったから良かったが…。

藤田晃生(左)に勝利するクリス・リッジウェイ(撮影・横山健太)

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【ALL TOGETHER】第1試合は新日本のタッグ王者チームが絶妙な連係技でノア勢に勝利

試合に勝利する、YOSHI-HASHI、1人おいて後藤洋央紀、石井智宏組(撮影・横山健太)

<新日本・全日本・ノア合同興行:ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!>◇9日◇東京・両国国技館

第1試合の6人タッグマッチは、かつてNEVER6人タッグ王座の最多連続防衛記録(9度)を樹立した3選手、IWGPタッグ王者・YOSHI-HASHIと後藤洋央紀、NEVER6人タッグ王者の石井智宏の王者3人が顔をそろえた新日本チームが、絶妙な試合運びで稲村愛輝、稲葉大樹、マサ北宮のノア勢に勝利を収めた。

団体の意地をかけたチーム戦。象徴的だったのが石井と稲村の顔合わせだった。ロープの反動を利用した体当たり合戦はともに譲らず。石井が稲村をブレーンバスターで投げ捨てると、稲村もブレーンバスターで石井を持ち上げてスクワットをしてみせた。

一進一退の激闘を終わらせたのが、YOSHI-HASHIと後藤洋央紀のIWGPタッグ王者コンビの絶妙な連係技だった。稲葉のブレーンバスターからのフォールをカウント2で返した後藤は、続く延髄切りにも動じず、稲葉を担ぎ上げると、コーナーから飛び出してきた石井がスライディングラリアット、さらに後藤とYOSHI-HASHIとの連係技“消灯”で、稲葉をフォール。そのまま3カウントが入った。

あばれ太鼓を決める、左から石井智宏、後藤洋央紀、YOSHI-HASHI(撮影・横山健太)
石井智宏(左)を投げ飛ばす稲村愛輝(撮影・横山健太)

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【ALL TOGETHER】田口隆祐、YOHが猪木劇場「元気があればシャーでも出来る」

試合に勝利する、左から田口隆祐、井上凌、YOH、ブラックめんそーれ(撮影・横山健太)

<プロレス:ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!>◇9日◇東京・両国国技館

新日本の田口隆祐&YOHにアントニオ猪木の魂が乗り移った。田口&YOHは、第0試合に登場。井上凌(全日本)&ブラックめんそーれ(全日本)と組み、スペル・クレイジー(ノア)&アレハンドロ(ノア)&吉岡世起(ノア)&小峠篤司(ノア)と激突した。

「チームノア」の4人に対して、「新日本」「全日本」のコンビがプレーがさく裂した。全日本のブラックめんそーれが小峠に「シャー」。続いて井上がジャンピングハイキックをかますと、新日本の田口がヒップアタック、そしてYOHがファルコンアローを決め、流れるようなプレーで、会場を沸かした。最後はYOHが小峠から3カウントを奪った。

試合後のバックステージでは、この2団体のコンビに亀裂? が…。おふざけなしの田口は「世の中がバラバラな感じがありますし、1つになって、プロレスファンに限らず、世の中に対する、プロレスから世の中へのメッセージで1つになろう」と至極真面目に話し出すと、ブラックめんそーれが「シャー」と大事なところでカットイン。

すると、ここで田口に“異変”が起きてしまった。「元気があればシャーも出来る」といきなり言い、ブラックめんそーれを困惑させた。ここにYOHも加わり「元気があれば何でも出来る」と猪木のモノマネを披露。田口も「元気があれば何でも出来る」とリピート。「アゲインということでね」と、ALL TOGETHERのサブタイトルを口にした。

先輩が大ボケをかませば、YOHも再び「元気があれば何でも出来る」と顔も作り込んだ。田口は「元気ですか」と言い、新日本の2人の“猪木劇場”が展開された。カメラの前でコメントしようとする全日本の2人を制すなど、良好なコンビネーションも、試合中までとなった…。

ヒップアタックを決める田口隆祐(左)(撮影・横山健太)
飛ぶアレハンドロ(撮影・横山健太)
小峠篤司(手前)にダイレクトドライブを決めるYOH(撮影・横山健太)

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【ボクシング】45歳野中悠樹が計量クリア 亀田興毅ファウンダー「尼崎のフォアマンやね」

リミットで計量をクリアした45歳の野中(撮影・実藤健一)

ボクシング「3150FIGHT」の挑戦的興行、「SURVIVAL」(10日、エディオンアリーナ大阪第2競技場)の前日計量が9日、大阪市内のKWORLD3ジムで行われた。

2部構成の前半に新設された日本スーパーミドル級王座決定10回戦を実施。日本選手の最年長記録を更新し続ける同級1位の45歳、野中悠樹(渥美)がリミット76・2キロ。対戦相手の同級2位帝尊(たいそん)康輝(30=一力)は76・1キロでクリアした。

野中は「今回が50戦目となるが、こんな舞台を用意してもらってありがたい。最高の形で勝利を収めたい」と衰え知らずの意欲をみなぎらせた。

昨年7月にWBOアジアパシフィック・ミドル級王座3度目の防衛に失敗した。2階級下、日本ウエルター級7位だった能嶋宏弥(薬師寺)に6回1分1秒TKO負けでベルトを失った。「2階級下でノーランカー。周囲は楽勝ムードだったが、そういう時こそ危ない。案の定、ボコボコにやられました」。ただ、「これで辞める選択肢はなかった」と心は折れなかった。

「世界の頂点に立つやつはどれだけ強いのか。世界戦の舞台に立ちたいと、それだけを思って頑張ってきた。今回、勝っても世界どうこうとならないのは分かっている。でも、可能性がある限り、それを突き詰めていきたい」

そんな野中を帝尊はリスペクトの思いをこめて迎え撃つ。「自分のキャリアの中で一番注目される大きな舞台。初代王者になる試合の相手が野中さんでよかった。野中さんだから(練習を)頑張ってこられた」。

亀田興毅ファウンダー(35)は野中を「40歳を超えても頑張るのはすごい。アマ(尼崎)のフォアマンやね」とたたえる一方、「リングの上は残酷やから。勝つか負けるしかない。その生きざまを2人には見せてほしい」と期待した。

会見後の写真撮影に臨む左から野中、亀田ファウンダー、帝尊(撮影・実藤健一)

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【ボクシング】世界前哨戦の力石政法が計量クリア「今回は減量楽だった」WBC世界25位と対戦

計量を終えてポーズを決める力石(左)とヌニェス(2023・6・9 KWORLD3ジム 撮影・実藤健一)

ボクシング「3150FIGHT」の挑戦的興行、「SURVIVAL」(10日、エディオンアリーナ大阪第2競技場)の前日計量が9日、大阪市内のKWORLD3ジムで行われた。

2部構成の後半メインをWBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級、東洋太平洋同級王者の力石政法(28=緑)が務める。契約134ポンド(約60・7キロ)10回戦で、WBC世界同級25位のリカルド・ヌニェス(29=パナマ)と対戦。計量はともにリミット60・7キロでクリアした。

スーパーフェザー級のリミットは58・9キロ。減量に苦しんできた力石にとって、1・8キロの差がとてつもなく大きい。「今回はリラックスして減量も楽だった。(試合は)ゲームをするような感覚で楽しんでやりたい」と精神面の安定をうかがわせた。

今年1月に東洋太平洋タイトルに続き、アジア王座を統一した。それからの時間は「日常に刺激がほしい」と挑戦してきた。5月3日に初登山で日本一の山、富士山登頂に成功した。その後はフィリピンへスパーリング合宿を敢行。トレーナーなど帯同者をつけない単独合宿で、心と肉体を鍛え上げてきた。

「自分が練習してきたのは攻撃=防御。攻めて攻めていく」。亀田興毅ファウンダー(35)は「今回の試合結果次第だが、力石の世界戦は必ず日本でやります」と明言。来年1月に開催を予定する「3150FIGHT」での実現を目標に交渉を進めていく。

◆力石と対戦するヌニェス 力石も最高のコンディションと思うが、私も完全な状態。明日の試合が楽しみだ。

全裸ではかりに乗る力石。右は対戦相手のヌニェス(2023・6・9 KWORLD3ジム 撮影・実藤健一)

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【ボクシング】日本ヘビー級王者但馬ミツロが前日計量「1ラウンドKOより引き出しを多く披露」

但馬ミツロ(2021年12月撮影)

ボクシング「3150FIGHT」の挑戦的興行、「SURVIVAL」(10日、エディオンアリーナ大阪第2競技場)の前日計量が9日、大阪市内のKWORLD3ジムで行われた。

2部構成の前半メインを飾るのが日本ヘビー級王者の但馬ミツロ(28=KWORLD3)。同級ノンタイトル8回戦でルイス・マリン(36=ベネズエラ)と対戦する。計量は但馬が127・0キロ、マリンが121・0キロだった。

デビュー以来、5戦連続1回KO勝ち。ただ、記録にこだわりはなく「1ラウンドKOより、試合をエンジョイして引き出しを多く披露したい」。マリンについては「120キロを超えていて、今までの相手より確実にでかさがある。明日の試合のことだけを考えていきたい」と意気込んだ。

◆但馬と対戦するマリン (但馬は)全戦KOのエリートボクサーだが、私も全力で挑みます。

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【ボクシング】38歳田中教仁が即再戦で3度目世界挑戦「ラストチャンス」WBC王者パンヤに挑戦

ボクシング、ミニマム級の田中教仁(19年6月12日撮影)

プロボクシング元日本ミニマム級王者でWBC世界同級10位の田中教仁(38=三迫)が、6月28日にタイ・ラコーンで同級王者パンヤ・プラダブスリ(32=タイ)に挑戦することになった。9日、所属ジムから発表された。

昨年8月に王者パンヤに判定負けして以来、約10カ月ぶりのダイレクトリマッチでの挑戦となる。田中は「この度、突然のWBC世界タイトルマッチ挑戦、昨年8月以来の再戦というオファーをいただき、自分としては断る理由が1つもないので試合させていただくことになりました。突然、舞い降りたチャンスで年齢的にもラストチャンスだと思います」と所属ジムを通じて意気込みを示した。

田中にとって20年3月、タイでWBA世界同級スーパー王者ノックアウトCPフラッシュマート(タイ)に判定負け、昨年8月のパンヤ戦に続き3度目の世界挑戦となる。田中は「ジムも全体的にバックアップしてくれて、最高の練習ができています。ジムや関わってくれるすべての方に感謝して全力で世界のベルトを奪います。日本の皆さま応援よろしくお願いします」と“三度目の正直”で世界ベルト奪取する意欲をみせた。

王者パンヤは当初、4月16日、東京・代々木競技場第2体育館で重岡優大(ワタナベ)との防衛戦を予定したものの、試合直前でのインフルエンザ感染で中止となっていた。現在、WBC世界同級暫定王座は重岡が保持しており、パンヤ-田中の勝者が、いずれ団体内王座統一戦で対決することになりそうだ。

国内記録の大幅更新にも期待がかかる。日本男子最年長の世界王座初奪取は、WBC世界フェザー級王者越本隆志の35歳0カ月(返り咲きは長谷川穂積の35歳9カ月)。勝てば38歳3カ月での新記録となる。さらに日本人によるタイでの日本ボクシングコミッション(JBC)公認の世界戦は63年1月、ファイティング原田が判定負けしてから25敗1分け。所属ジムでは82年にWBC世界ライトフライ級王座を獲得した友利正以来、41年ぶりの4人目の世界王座を狙う。

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貴景勝、両膝のテーピング外し稽古 名古屋場所へ「自分は自分でやっていく、また頑張るだけ」

夏場所2日目、琴ノ若(左)に寄り切りで敗れた貴景勝(2023年5月15日撮影)

大相撲の大関貴景勝(26=常盤山)が8日、両膝痛に苦しみながら6度目のかど番を脱出した夏場所について「やることは全てやった」と語った。春場所で左膝、夏場所への調整で右膝も悪化させたが「何かが足りないということ」と潔く自らを省みた。

この日の稽古では両膝にテーピングを施さず、四股やスクワットで下半身を入念に鍛えた。名古屋場所(7月9日初日、ドルフィンズアリーナ)は1横綱2大関となるが、「自分は自分でやっていく。また頑張るだけ」と精進を期した。

夏場所12日目、霧馬山(左)に激しく攻められる貴景勝(2023年5月25日撮影)

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【ALL TOGETHER】オカダVS3団体?「全日本は知らない」身内棚橋を「クソオヤジ」

「ALL TOGETHER AGAIN」前日会見に登場しポーズを決める、左から清宮海斗、宮原健斗、棚橋弘至、オカダ・カズチカ、青柳優馬、拳王(撮影・横山健太)

新日本プロレスの「レインメーカー」オカダ・カズチカが、全方位へ“口撃”した。

8日、都内で行われた新日本プロレス、全日本、プロレスリング・ノアの国内メジャー3団体による合同興行「ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!」(9日、東京・両国国技館)の前日会見に出席。オカダはメインイベントで、拳王(ノア)&青柳優馬(全日本)と組み、清宮海斗(ノア)&宮原健斗(全日本)&棚橋弘至(新日本)との6人タッグマッチに臨む。

大雨となったこの日、オカダは止まらなかった。「あの~ノアファンの皆さまには絶望を味わせてしまったので、今回は仲良くやっていきたいと思います。だから清宮君、そんなに怒らないでよ。コロナが明けたということで、仲良くやっていきたいと思いますし」。そのクールな表情は、とても本音とは思えない…。絶望とは2月のこと。武藤敬司引退興行(東京ドーム)で、清宮とのシングル戦に完勝。圧倒的な力の差を見せつけた。今のうちに、気を良くさせて、再び絶望を味合わせるのだろうか…。

ノアの次は、全日本だった。「あんまり全日本プロレスは知らなくてですね。11年前か。40周年記念興行で変なヤツ(諏訪魔)に絡まれたことしか覚えてないんですけど、そこから全日本プロレスも変わったと思いますし。嫌われないようにしっかりと戦っていきたいと思います」と淡々と話した。標的は身内の新日本にも向けられた…。「何でこの中にクソオヤジが1人混じっているのかなと思ってますけど、誰が主役になるか…。ただ、一番目立つのは、活躍するのはこのオカダ・カズチカです」。棚橋弘至を示す、クソオヤジ。さすがの棚橋も、苦笑いを浮かべるしかなかった。

ここで、全日本を代表して? 宮原が持ち前の元気印でオカダに対抗した。「全日本を知らない? 挑発と受け取りましたよ。俺は知っているよ。ファンの皆さんが、オカダと宮原の交わりを見たいことを知っているよ? 明日は僕の元気にのみ込まれないように、楽しみにしています」とマイク不要のボリュームで高らかに宣言した。

オカダVS3団体? 結末は、いかに-。

前日会見に登場しポーズを決める棚橋弘至(撮影・横山健太)
前日会見に登場しポーズを決める宮原健斗(撮影・横山健太)
前日会見に登場しポーズを決める清宮海斗(撮影・横山健太)
前日会見に登場しポーズを決めるオカダ・カズチカ(撮影・横山健太)
前日会見に登場しポーズを決める拳王(撮影・横山健太)
会見後に談笑する、左から宮原健斗、棚橋弘至、清宮海斗(撮影・横山健太)
棚橋弘至(右)のコメントに文句を言う清宮海斗(左)と宮原健斗(撮影・横山健太)
前日会見に登場しポーズを決める青柳優馬(撮影・横山健太)
試合への意気込みを語る拳王(撮影・横山健太)

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猪木さん命日10月1日が「闘魂アントニオ猪木の日」に 猪木さん公式ツイッター発表

アントニオ猪木さん(2020年9月30日撮影)

10月1日が「闘魂アントニオ猪木の日」として記念日登録されたと8日、アントニオ猪木公式ツイッターで発表された。

10月1日は猪木さんの命日となる。IGF(猪木元気工場)スタッフ名で「10月1日が『闘魂アントニオ猪木の日』として、記念日登録されましたことをご報告させていただきます。この記念日制定により、アントニオ猪木の功績を幅広く後世に継承されていくことを望んでおります」とつづった。

日本記念日協会でも「プロレスラーとして格闘家として政治家として、多くの人を鼓舞し、多くの人に勇気を与え、多くの人に愛されたアントニオ猪木氏の肖像権・著作権などを管理する株式会社猪木元気工場が制定。『闘魂』を体現したアントニオ猪木氏を偲び、その功績・人物像・魅力などを後世に伝え、広めていくことが目的。日付はアントニオ猪木こと猪木寛至氏の命日(2022年10月1日)であり、「闘(10)魂AntonioI(1)noki」の語呂合わせから10月1日としたもの」と解説している。

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