寺地拳四朗が今春WBO王者ゴンザレスと3団体統一戦へ 当初はブドラーと指名試合最優先

ボクシングのWBAスーパー、WBC世界ライトフライ級王者寺地拳四朗(31=BMB)が今春、WBO同級王者ジョナサン・ゴンザレス(31=プエルトリコ)と3団体統一戦を行う方向であることが17日、分かった。米国のボクシング専門メディアが報じた。
当初はWBCから指示された同級1位ヘッキー・ブドラー(34=南アフリカ)との指名試合が最優先だった。寺地も「(ベルトを)統一したいが、WBCから言われたらやるしかないんで。指名試合をクリアして、その後に(ベルト統一を)目指したい。自信はあります」と話していた。しかし、その後に状況が変わり、統一戦へと一気にかじは切られた。
バンタム級で“モンスター”井上尚弥(大橋)が世界主要4団体のベルト統一に成功した。寺地も、井上に続く偉業へ意欲を示していた。ベルトをたばねる夢実現へ、今春にも大舞台を迎える。