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【K1アウォーズ】初MVP軍司泰斗「武尊選手超える」魔裟斗からは「1億円プレーヤーに」指令

MVPに輝きプレゼンターの魔裟斗(左)と記念撮影に納まる軍司泰斗(撮影・たえ見朱実)

22年のK-1年間表彰式「K-1 AWARDS 2022」は1日、都内のホテルで開かれ、K-1フェザー級王者軍司泰斗(24)が最優秀選手(MVP)に初めて選出された。

昨年8月、福岡国際センターで開催された同級王座決定トーナメントでフアク・スアレスとの1回戦で判定勝ちした後、準決勝で玖村修平、決勝も斗麗を1回KOで撃破してトーナメント制覇。同2月には、人気格闘家那須川天心との対戦を控えていたK-1の元3階級制覇王者武尊とのエキシビション戦で好勝負を展開し、K-1の「エース魂」を継承していた。

MVP受賞後、軍司は「昨年2月の武尊選手とエキシビション戦して、いろいろ感じ取ったものがある。武尊選手を超える選手になりたいと思う。ずっとMVPは狙っていてうれしいですが、これからK-1を引っ張っていかなくてはいけない。僕が人一倍番張らないといけない」と自覚を示した。K-1ワールドMAX2度優勝を誇るレジェンド魔裟斗は「前は軍司選手はセンスがいいけれど倒せることができないと指摘してきた。でも昨年のトーナメントはKOで倒し、軍司選手の強さをみた。K-1NEXTとして頑張っていかないといけないと感じていると思う。今年は1億円プレーヤーになれ」とハッパをかけていた。

なお主要部門の各賞は次の通り。

★最優秀選手=軍司泰斗

★最高試合賞=2・27スーパーバンタム級王座決定トーナメント決勝の金子晃大-玖村将史戦

★技能賞=和島大海、レオナ・ペタス

★敢闘賞=KANA、黒田斗真

★殊勲賞=パヤーフォン・アユタヤファイトジム(タイ)

★ベストKO賞=大和哲也

MVPに輝いた軍司泰斗(撮影・たえ見朱実)
K-1AWARDS 2022主な受賞

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岩田翔吉5カ月ぶりの再起戦でKOで飾る ライトフライ級15位ジェローム・バロロと対戦

3回、ジェローム・バロロ(右)にボディーを放つ岩田(撮影・小沢裕)

プロボクシング・ライトフライ級の前アジア3冠(日本王座、東洋太平洋王座、WBOアジア・パシフィック王座)王者の岩田翔吉(27=帝拳)が、5カ月ぶりの再起戦をKOで飾った。

1日、東京・後楽園ホールでWBOアジア・パシフィック同級15位ジェローム・バロロ(23=フィリピン)と対戦。3回に2度のダウンを奪って仕留めた。昨年11月にWBO世界同級王者ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)に挑み判定負けした岩田は「自分のパンチは当たれば倒れる。次は絶対に世界チャンピオンになる」と再び世界への道を視界にとらえた。

3回、バロロ(下)へのボディーでダウンを奪いKO勝ちを収めた岩田(撮影・小沢裕)

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元「耳かみ天才サッカー少年」原優奈が大逆転TKOで日本王座奪取 4・1だが「これはリアル」

4回、右ストレートで坂晃典(手前)からダウンを奪う原優奈(撮影・和賀正仁)

<ボクシング:日本スーパーフェザー級タイトルマッチ10回戦>◇1日◇エディオンアリーナ大阪第2競技場

自称「天才サッカー少年」原優奈(28=真正)が、大逆転TKOでベルトを手にした。

王者坂晃典(31=仲里)に1回、いきなりダウンを食らった。原は「ダメージなんてない。もらってもうたなって感じでした」。ペースを乱すことなく、その後は冷静に試合を運んだ。

ワンツーでペースを握り4回、一気にたたみかけて1分3秒TKO勝利した。

自ら「天才サッカー少年でした」とアピールし、イタリア・セリエAの名門ACミランから注目された存在だったことを明かした。

そのセレクションで相手選手の耳をかむ愚行を犯し、イタリア行きは消滅。海外を放浪した末に、ボクシングで人生設計を描き直した。

試合後に「今日はエープリルフールですけど、これはリアルです」と場内をわかし、「このベルトが終着点ではない。俺は上にいきたい」とほえた。

4回、右ストレートで坂晃典(手前)からダウンを奪う原優奈(撮影・和賀正仁)
4回、右ストレートで坂晃典(手前)からダウンを奪う原優奈(撮影・和賀正仁)
4回、坂晃典(右)に右ストレートを決める原優奈(撮影・和賀正仁)
4回、坂晃典(右)に右アッパーを決める原優奈(撮影・和賀正仁)
4回、坂晃典(右)に右ストレートを決める原優奈(撮影・和賀正仁)
日本スーパーフェザー級王者となった原優奈(撮影・和賀正仁)

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那須川天心が後楽園ホールでファン公開トレ「新しい風を吹かせられる」「勝つ自信しかない」

公開スパーリングを披露する那須川(右)(撮影・小沢裕)

無敗の人気格闘家でプロボクシングに転向した那須川天心(23=帝拳)がファンの前でプロボクサー仕様をお披露目した。

1日、東京・後楽園ホールで開催された帝拳プロモーション主催でU-NEXT配信の新装ダイナミックグローブ興行「WHO,S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」でスパーリングを公開した。同門でプロ4勝(3KO)無敗の日本スーパーバンタム級11位福井勝也(26=帝拳)と2回のスパーリングに臨んだ。4月8日、東京・有明アリーナで日本バンタム級2位与那覇勇気(32=真正)とのスーパーバンタム級6回戦を控えている。

独特のステップからの左ストレート、右フックとボクシングスタイルをファンの前で披露した那須川は同日でスパーリング打ち上げとなった。「やるべきことはやってきた。勝つ自信しかない。絶対勝ちます」と意欲満々。ボクシング会場の雰囲気にも触れ「自分の中であんまりボクシング見ていなくて、こうやってやってみて興行がカッケー(格好いい)なと。ボクシングに来て新たな風を吹かせられるとワクワクしている」と笑顔をみせた。

那須川は今年2月、日本ボクシングコミッションのプロテストに合格。2月下旬から3月上旬にかけて米ラスベガス合宿を経て、転向後初めてファンの前で「ボクサー那須川」を公開した。「今は疲労がたまっている。1週間あるので、しっかり抜いていきたい」とプロデビューに備える姿勢だった。

公開スパーリングでパートナーを「カメハメハポーズ」で挑発する那須川(撮影・小沢裕)
公開スパーリングを披露する那須川(撮影・小沢裕)
公開スパーリングを披露する那須川(撮影・小沢裕)
公開スパーリング後のあいさつでデビュー戦勝利を宣言し拳を突き上げる那須川(撮影・小沢裕)
会場前の練習でバック宙を披露する那須川(撮影・小沢裕)
公開スパーリング後にマイクであいさつする那須川(撮影・小沢裕)

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中島玲が暫定王者「最後まで気が抜けなかった」加藤寿に9回TKO勝ち

9回TKOで勝利した中島玲(撮影・和賀正仁)

<ボクシング:日本スーパーウエルター級暫定王座決定戦10回戦>◇1日◇エディオンアリーナ大阪第2競技場

中島玲(24=石田)が、加藤寿(熊谷コサカ)を9回1分27秒TKOで下し、初めてベルトを手にした。

「倒して勝てたのはよかった。相手は最後まで目が死んでいなかったので、自分も最後まで気が抜けなかった」と振り返った。

今後に向けては「もっとおもしろい試合をします。必ず世界王者になります」と誓った。

8回、加藤寿(右)に左ストレートを浴びせる中島玲(撮影・和賀正仁)
9回、加藤寿(右)をコーナーに追い詰めパンチを繰り出す中島玲(撮影・和賀正仁)
9回、加藤寿(右)をコーナーに追い詰めパンチを繰り出す中島玲(撮影・和賀正仁)

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【RIZIN】芦沢竜誠「俺が正義」皇治を圧倒し判定勝利 試合途中に挑発する余裕も見せる

皇治対芦澤竜誠 皇治(右)を判定で破り歓喜の芦澤竜誠(撮影・前岡正明)

<RIZIN.41>◇1日◇丸善インテックアリーナ大阪

芦沢竜誠(27=Battle-Box)が、皇治(33=TEAM ONE)から3回判定2-1で勝利を収めた。

序盤から手数で圧倒。試合途中に皇治を挑発する余裕も見せながら、膝蹴りを中心に攻撃を組み立てた。RIZIN初参戦、キックボクシング最後の場で、雄たけびを上げた。「やりました~。あれ、皇治軍団帰っちゃったのか? 俺が勝ったら、俺が正義だから」と“らしい”マイクパフォーマンスを披露。それで、終わるはずもなく、リングの上で有言実行の「ナマズ音頭」を歌い上げた。

皇治対芦澤竜誠 3回、皇治に判定勝ちの芦澤竜誠はナマズ音頭を熱唱(撮影・前岡正明)
皇治対芦澤竜誠 3回、皇治に判定勝ちの芦澤竜誠はナマズ音頭を熱唱(撮影・前岡正明)
皇治対芦澤竜誠 3回、皇治(右)に右キックを放つ芦澤竜誠(撮影・前岡正明)
皇治対芦澤竜誠 3回、皇治(右)に左を放つ芦澤竜誠(撮影・前岡正明)
皇治対芦澤竜誠 皇治(右)を判定で破った芦澤竜誠(撮影・前岡正明)
皇治対芦澤竜誠 皇治(右)を判定で破った芦澤竜誠(撮影・前岡正明)
皇治対芦澤竜誠 皇治(右)を判定で破り歓喜の芦澤竜誠(撮影・前岡正明)

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【RIZIN】芦沢竜誠、皇治ともにラッパー連れ入場 芦沢は歌うも皇治はマイク握らず

芦沢竜誠(2023年3月11日撮影)

<RIZIN.41>◇1日◇丸善インテックアリーナ大阪

メインカードは、ラッパー“舌戦”ともなった。RIZIN初参戦の芦沢竜誠(27=Battle-Box)は、人気ラッパーのAnarchy(アナーキー)と入場した。

2人の楽曲「IMAGE」を、ともに歌いながら、リングに向かった。対戦相手の皇治(33=TEAM ONE)も、人気ラッパーのMC TYSONと登場。芦沢は自ら歌ったが、皇治はマイクを握ることなく、MC TYSONの歌声に耳を澄ませ、リングに上がった。

皇治(2023年3月11日撮影)

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元2階級制覇王者キコ・マルチネスが来日 4・8有明で「天才」阿部麗也とIBF挑戦者決定戦

4・8有明で阿部麗也とのIBF世界フェザー級挑戦者決定戦を控え、来日した元世界2階級制覇王者のキコ・マルチネス

4月8日、東京・有明アリーナで控えるプロボクシングIBF世界フェザー級挑戦者決定戦に出場する元世界2階級制覇王者キコ・マルチネス(37=スペイン)が1日、来日した。同級2位として、同級3位阿部麗也(30=KG大和)と世界挑戦権を懸けて拳を交える。プロ58戦のベテランは14年4月、IBF世界スーパーバンタム級王者として挑戦者の長谷川穂積を7回TKO撃破した実績を持つ。

母国スペインから24時間かけて長距離移動してきたマルチネスは「疲れているが、明日から朝はランニング、午後にはジムワークをしたい」と笑顔。減量もリミットまで1キロ程度まで落としているという。元日本、WBOアジア・パシフィック同級王者でもある阿部に対して「良い選手だ。カウンターがいい。“天才”と言っているそうだが、確かに天才型だ。だが私が勝つ」と自信満々に胸を張った。

阿部戦に備え、9週間の集中的なキャンプを行い、スパーリング数も100ラウンドを超えた。一緒に来日したクエバス・ガブリエル・エドゥアルド・サルミエント・トレーナーは「阿部のカウンターは警戒し、サウスポー対策はしてきた。ただ日本人のサウスポーで1番なのは長谷川穂積。あの試合を思い出しながらトレーニングしてきた」と調整への手応えを示した。

クエバス・バブリエル・エドゥアルド・サルミエント・トレーナー(左)とともに来日した元世界2階級制覇王者キコ・マルチネス

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那須川天心「ボクサー仕様」初お披露目へ ファン公開スパーの前にリングでバック転も披露

会場前の練習でリングの感触を確かめる那須川(撮影・小沢裕)

無敗の人気格闘家でプロボクシングに転向した那須川天心(23=帝拳)がファンに向けてプロボクサー仕様を初お披露目する。1日、東京・後楽園ホールで開催される帝拳プロモーション主催でU-NEXT配信の新装ダイナミックグローブ興行「WHO,S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」で公開スパーリングに臨む。興行開始前からリングに登場した那須川はブラックのTシャツを着用してリングに入ると何度もジャンプし、シャドーボクシングやバック転をしながら体を動かした。

ファン公開のスパーリングは第2試合終了後に組まれている。同門でプロ4勝(3KO)無敗の日本スーパーバンタム級11位福井勝也(26=帝拳)とスパーリングに臨む予定。今年2月、日本ボクシングコミッションのプロテストに合格。2月下旬から3月上旬にかけて米ラスベガス合宿を経て、転向後初めてファンの前で「ボクサー那須川」を披露することになる。

会場前の練習でバック宙を披露する那須川(撮影・小沢裕)
会場前の練習でリングの感触を確かめる那須川(撮影・小沢裕)
会場前の練習でリングの感触を確かめる那須川(撮影・小沢裕)
会場前の練習でリングの感触を確かめる那須川(撮影・小沢裕)
会場前の練習でリングの感触を確かめる那須川(撮影・小沢裕)
会場前の練習でリングの感触を確かめる那須川(撮影・小沢裕)
会場前の練習でポーズを決める那須川(撮影・小沢裕)

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【RIZIN】神龍誠が恐怖の肘で完勝「地上波では見せられない」北方大地の額から大量出血

神龍誠対北方大地 2回、北方大地を破った神龍誠(撮影・前岡正明)

<RIZIN.41>◇1日◇丸善インテックアリーナ大阪

神龍誠(22)が、戦慄(せんりつ)の完勝劇を見せた。肩固めで、2回一本勝ち。北方大地(32)に対して、パウンドからの“恐怖”の肘で圧倒した。切れ味鋭い肘打ちで、北方の額からは、異常な量の血が噴き出した。解説席が「地上波では見せられない」と言うほどの出血量。SNSでも「肘は刃物ついていんのか」と驚くほどの鋭利さでリングを赤く染め上げた。これで10連勝。恐るべき22歳が大阪の会場を恐怖で静めた。

神龍誠対北方大地 北方大地を破った神龍誠(撮影・前岡正明)
神龍誠対北方大地 北方大地を破った神龍誠(撮影・前岡正明)

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【RIZIN】山本美憂、引退試合の延期発表「大みそかに戻ってきます」前十字の断裂で今月手術

引退試合の延期が決まりファンにあいさつする山本美憂(撮影・前岡正明)

<RIZIN.41>◇1日◇丸善インテックアリーナ大阪

榊原信行CEO(59)が、「RIZIN.42」(5月6日、東京・有明アリーナ)で引退試合を予定していた山本美憂(48)の故障と、試合延期を発表した。

同CEOは「靱帯(じんたい)を断裂して、ここは無理させず、大みそかに引退試合延期したいと思います」と説明した。山本もリングに上がり「練習中に膝をやってしまって、前十字の断裂。今月手術することになりました。しっかり治して、大みそかに戻ってきます」と話した。山本の対戦相手は、RIZINスーパーアトム級王者の伊沢星花(25=フリー)に決まっていた。

RIZIN.42」対戦カード発表会に臨む伊沢星花(左)と山本美憂(2023年3月6日撮影)

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RIZIN.43、6・24北海道で初開催 王者クレベルに挑む鈴木千裕「KOできるの俺だけ」

クレベル・コイケ(2022年10月26日撮影) 

<RIZIN.41>◇1日◇丸善インテックアリーナ大阪

榊原信行CEO(59)が、6月24日に行われる「RIZIN.43」を北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナで開催すると発表した。

同大会では、世界フェザー級タイトルマッチとして、初防衛を狙う王者クレベル・コイケVS挑戦者・鈴木千裕戦を行う。

5連勝と波に乗る鈴木は「日本でクレベル選手を、唯一KOできるのは俺しかない」と自信をのぞかせた。榊原CEOは「ハワイでと思ってたけど、ハワイは秋ごろ。北海道初進出です」と説明した。

鈴木千裕(2023年3月5日撮影)

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【RIZIN】萩原京平が判定勝ち 天敵の平本蓮へ「クソガキ見とったかお前もちゃんと勝てよ」

カイル・アグォン対萩原京平 3回、カイル・アグォン(左)にキックを放つ萩原京平(撮影・前岡正明)

<RIZIN.41>◇1日◇丸善インテックアリーナ大阪

萩原京平(27)が、“天敵”の前で勝利を飾った。山本美憂(48)を妻に持つ、米国のカイル・アグォン(33)とマッチアップ。

何度もテイクダウンを奪われる中で、効果的に打撃でポイントを稼ぎ、判定勝ち。連敗を3で止めた。会場には、平本蓮(24)の姿があった。萩原はリング上でマイクを握ると「やっと勝てた。倒せなかったけど、成長した姿は見せられたかなと。クソガキ見とったか、お前もちゃんと勝てよ」と平本の方を見つめた。

2人は20年の大みそかで対戦。その際は萩原が勝利していたが、萩原は平本との再戦に前向きな意向を示していた。平本は「RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」(4月29日、東京・国立代々木競技場第一体育館)で、斉藤裕と対戦する。斉藤に勝利すれば、萩原とのリベンジマッチの可能性も出てきた。

カイル・アグォン対萩原京平 カイル・アグォンを判定で破った萩原京平(撮影・前岡正明)

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元WBA世界ミニマム級王者宮崎亮 4回TKO負けで引退表明「もう35歳。家族がいるんで」

4回TKO負けした試合後に引退を表明した元世界王者の宮崎(撮影・実藤健一)

<ボクシング:バンタム級ノンタイトル8回戦>◇1日◇エディオンアリーナ大阪第2競技場

元WBA世界ミニマム級王者宮崎亮(35=KWORLD3)が4回TKO負けを喫し、試合後に引退を表明した。中村祐斗(市野)と対戦し4回2分7秒、レフェリーが試合をストップした。

宮崎は世界をとった時から4階級上げての挑戦となった。「今回の敗因は体重です。自分が悪いだけ。きっぱり引退すると思います」と話した。

宮崎は17年8月に引退届を出し、トレーナー業についていた。しかし同年9月に道交法違反で逮捕。懲役1年、執行猶予3年の判決を受けた。執行猶予期間が明け、現役復帰の希望に手を差し伸べたのが当時3150ファイトクラブの亀田興毅会長だった。

世界王者復帰に目標を定めてきたがかなわず。宮崎は「もう35歳。家族がいるんで。真剣に先のことを考えないといけない」。完敗を機に第2の人生を歩み出すことを決めた。

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【RIZIN】4人の子持ちママあきぴら「RIZINガール」8人がそれぞれの試合で花添える

RIZINガール荒井つかさ(左)とHinano(撮影・前岡正明)

<RIZIN.41>◇1日◇丸善インテックアリーナ大阪

「RIZINガール」が、リング上を彩った。

あきぴ、加奈、Hinano、荒井つかさ、鞠奈ら8人が、それぞれの試合で花を添えた。あきぴは、4人の子どもを持つママさんでありながら、週6で格闘技をこなす。今大会でも“バキバキ”に仕上がった美ボディーで、会場を盛り上げた。

RIZINガール荒井つかさ(左)とHinano(撮影・前岡正明)
RIZINガール荒井つかさ(右)とHinano(撮影・前岡正明)
RIZINガール荒井つかさ(撮影・前岡正明)
RIZINガール加奈(撮影・前岡正明)
RIZINガール加奈(左)と澤田実架(撮影・前岡正明)

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【RIZIN】宇佐美正パトリック無念のタップ「ファイターとしてぜんぜん完成していない」

宇佐美正パトリック対キム・ギョンピョ 1回、宇佐美正パトリック(右)を攻めるキム・ギョンピョ(撮影・前岡正明)

<RIZIN.41>◇1日◇丸善インテックアリーナ大阪

韓国の元HEATライト級王者キム・ギョンピョ(31)が、ボクシング高校6冠の宇佐美正パトリック(22)から1回一本で勝利を飾った。

ギョンピョが試合序盤にタックルに成功。上から攻撃をしかけ、最後はバックチョークで締め付け、宇佐美のタップを誘った。ギョンピョは「何でこのスポーツをしているんだろう? 試合直前まで考えていました。でも私はこのスポーツが大好きです。日本で久しぶりに試合が出来てよかったです」と笑顔で話した。

宇佐美は、故郷で錦を飾れなかった。地元・大阪での一戦。「まだMMAファイターとしてぜんぜん完成していないし、これから化けられる自信がある。『マジで怪物や』って言われるくらい進化できると思ってる」と意気込んでいたが、無念の敗戦。RIZIN3連勝とはならなかった。

宇佐美正パトリック対キム・ギョンピョ 1回、宇佐美正パトリックを破りセコンドと抱き合うキム・ギョンピョ(撮影・前岡正明)
宇佐美正パトリック対キム・ギョンピョ 宇佐美正パトリックを破ったキム・ギョンピョ(撮影・前岡正明)
RIZINガール(撮影・前岡正明)
RIZINガール(撮影・前岡正明)

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【RIZIN】メイマン・マメドフが衝撃秒殺KO「この勝利はアゼルバイジャンの人に捧げます」

中村優作対メイマン・マメドフ 1回、中村優作(右)をKOで破ったメイマン・マメドフ(撮影・前岡正明)

<RIZIN.41>◇1日◇丸善インテックアリーナ大阪

アゼルバイジャンのメイマン・マメドフ(35)が、衝撃の秒殺KOで勝利を飾った。

中村優作(36)の攻撃を見事にかわすと、そこからカウンター。左の強烈な拳で顎付近を粉砕した。そこからのパウンド。圧倒的な強さを誇示し、1回23秒で白黒をつけた。「この勝利はアゼルバイジャンの人にささげます」と国旗を掲げ、胸を張った。

中村優作対メイマン・マメドフ 1回、中村優作(右)をKOで破ったメイマン・マメドフ(撮影・前岡正明)
中村優作対メイマン・マメドフ 1回、中村優作をKOで破ったメイマン・マメドフ(撮影・前岡正明)
中村優作対メイマン・マメドフ 1回、中村優作(右)をKOで破ったメイマン・マメドフ(撮影・前岡正明)
中村優作対メイマン・マメドフ 1回、中村優作(右)をKOで破ったメイマン・マメドフ(撮影・前岡正明)

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亀田興毅ファウンダー興行「SURVIVAL vol.4」ラウンドガール3人も盛り上げ

ラウンドガールを務めた3150ガールズの左から西野、磯部、佐々木(撮影・実藤健一)

亀田興毅ファウンダー(36)が主催する「3150FIGHT」の挑戦的興行、「SURVIVAL vol.4」が1日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で行われた。

興行を盛り上げたのが「3150ガールズ」として選抜されたラウンドガール。今回は西野、磯部、佐々木の3人が参戦した。

西野は「初めての大舞台で緊張していますが、楽しいです。精いっぱい盛り上げたいと思います」。選手に負けじと気合十分に臨んだ。

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RIZINガールHinanoまたも意味深つぶやき「デカい顔していいのはRIZIN選手だけ」

RIZINガールのHinano(2022年10月撮影) 

<RIZIN.41>◇1日◇丸善インテックアリー大阪

「RIZINガール」を務めるHinanoが1日、またもや、意味深なつぶやきをした。大会前に、自身のTwitterを更新。「ホンモノの格闘技をRIZINに見にきてくださいね。デカい顔していいのはRIZIN選手だけ(一部抜粋)」と投稿した。

Hinanoは、1月に「ブレイキングダウンに出た人が勘違いしてデカい顔してRIZINの会場歩いてるの見るとイタって思う。あなたたちは格闘家じゃないですよ」などと、Twitterでブレイキングダウンへの嫌悪感を吐露。批判が集中したが、そこに反論したことで、炎上していた。その後、謝罪。RIZIN側からも叱責(しっせき)を受けたことを明かしていた。

前日3月31日には「Breaking Down7・5」が開催されたばかり。時期が時期なだけに「デカい顔していいのは…」の真意とは…。Hinanoは第1、第5、第10試合でラウンドガールをするという。

ラウンドを伝えるRIZINガールのHinano(22年9月25日撮影)

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【連載】村田諒太の「本質」感じた6年前の春 「敗者」から「勝者」へ送った感謝と思いやり

ボクシング・トリプル世界戦 WBA世界ミドル級タイトルマッチ アッサン・エンダム対村田諒太 判定勝ちで喜ぶアッサン・エンダム(左)とがっくりうなだれる村田諒太(2017年5月20日)

<連載 さよなら金の拳:4>

12年ロンドン五輪ボクシング男子ミドル級金メダリストで、元WBA世界同級スーパー王者の村田諒太(37=帝拳)が引退を表明した。29日から5回連載で、歴代担当記者が日本人で初めてボクシングの五輪とプロで頂点に立った拳を振り返る。

   ◇   ◇   ◇

「どうしたんですか」。所々赤く腫れた顔面で、村田にあいさつされた。17年5月21日、午前9時半、都内ホテルのロビーだった。前夜に初の世界戦となったWBA王座決定戦に臨み、エンダム(フランス)に不可解な判定で敗北した翌朝だった。ダウンを奪いながらの敗戦に世間に疑問の声がうずまいた。当人の言葉をしっかりと聞きたかった。

張り詰めた緊張感をまとった試合日とは対照的にラフな格好の「敗者」は、続けてこう切り出した。「エンダムが今日帰ると聞いたのであいさつしたかったんですよ」。同宿の「勝者」へ、すぐに内線電話をかけ始めた。しばらく後、エンダムがロビーに姿を現し、15分ほど会話を交わした。判定は選手が関与できない。「互いにベストを尽くせた。戦ってくれてありがとう」。そう伝えた。

その言動に驚かされた。いま、振り返ると、村田の本質は、こんな他者への思いやりにあったのではないかと思う。殴り合う、時には死に至らせることもある。だからこそ、他者に敏感になる。拳をまじえたコミュニケーションだ。競技で自分自身のアイデンティティーを問い続ける過程において、他者を退けない。その器量の大きさが、この人の幹だ。

28日の引退会見での言葉を聞いた。「未来のある子どもたち、社会に向かってどういったものをつくっていけるのか。それが僕に課せられた仕事」。6年前のホテルのロビー、誰かのため、相手のために、自身の感情よりも優先して動いた姿を思いだし、この希望がふに落ちた。

「さあ、今日はどんな面白い質問をしてくるんですか」。一対一での取材の開始時に、度々そう言って笑った。こちらには重圧もありながら、気合が入った。それも「思いやり」だったと懐かしい。今後は「拳を交えないコミュニケーション」でも、何を成し遂げていくのか楽しみだ。【17~19年ボクシング担当=阿部健吾】

引退会見で笑顔を見せる村田(2023年3月28日)
笑顔で引退会見に臨む村田(2023年3月28日)

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【BreakingDown7・5】朝倉未来が求める選手はこめお?「すごい支持された」

こめお(2022年8月16日撮影)

<格闘技イベント:BreakingDown7・5>◇第5試合◇31日◇都内

BreakingDownの代表取締役社長を務める朝倉未来(30=トライフォース赤坂)が“第2のこめお”を求めた。大会後に、囲み取材に対応。今後、求める選手像について問われると「幅広く誰でもいいです」と即答した。

その上で「魅力的だったら誰でも採用する。こめおとか、強くなかったけど、注目浴びたし、すごい支持された。そういう人たちが、たくさん出てきて欲しいなと」。

川越刑務所に収監されていた過去を持つこめおは、BreakingDown4で初出場。オーディションの際には、元モーニング娘。の後藤真希の実弟・後藤祐樹にけんかを売り、話題を呼んだ。

こめおが「彼が川越刑務所にいたとき、俺も川越刑務所にいた。またいじめてやろうかなと」と後藤祐樹を挑発すると、ここで瓜田純士が「川越だったの? エリートじゃん」と反応。

こめおは「は? だから何だよ」と、瓜田と言い合いになり、2人の対戦が決定した。本戦では、こめおが判定負けを喫したが、そのキャラもあり、以降もBDの中心メンバーとして盛り上げてきた。朝倉未来が求める「第2のこめお」は、今後現れるのか-。

大会を終え取材に応じる朝倉未来(撮影・横山健太)
あいさつをする朝倉未来(撮影・横山健太)

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