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京口紘人が強化合宿、ベルムデスとの統一戦へ「体にスイッチを入れている」

合宿先の北海道から取材に応じたWBA世界ライトフライ級スーパー王者京口(左から2番目)左端は三代、左から3番目は谷口、左端は久我

ボクシングWBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(27=ワタナベ)が今夏に予定される正規王者との統一戦を見据え、本格的に動き出した。

11~15日まで北海道・札幌市内で同門の日本ミニマム級王者谷口将隆(27)、東洋太平洋スーパーフェザー級王者三代大訓(26)、前日本スーパーバンタム級王者久我勇作(30)と一緒に強化合宿中。14日にはオンラインで報道陣の取材に応じ、11日にWBAから指令を受けた同級正規王者エステバン・ベルムデス(25=メキシコ)との統一戦について言及した。

4度目の防衛戦が今夏に想定されるという京口は「WBAの指令が優先されると思うので頑張ります」と、ベルムデスとの統一戦を想定していることを明かした。既に同じ英プロモート大手マッチルーム社と契約を結ぶWBO世界同級王者エルウィン・ソト(24=メキシコ)と2団体統一戦が年内に計画されており「(ベルムデスは)WBO王者ソトとも似ている。同じ右構えだし、どちらに決まっても」とのスタンスを示した。

今回の札幌合宿では午前にジムワーク、午後に走り込みを中心としたフィジカルメニューを消化しているという。京口は「ジムワークではできない刺激で、体にスイッチを入れている。夏頃の次戦に向けてスプリント、瞬発力のフィジカルのメニューになっている」と現状報告していた。

札幌合宿中のWBA世界ライトフライ級王者京口(左から2番目)。左端は谷口、左から3番目は久我、右端は三代(ワタナベジム提供)
札幌で合宿中のWBA世界ライトフライ級スーパー王者京口(右)(ワタナベジム提供)

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京口紘人が後楽園ホールで特別スパー「海外で統一戦ビッグマッチ」への決意

後楽園ホールで特別スパーリングを披露したWBA世界ライトフライ級スーパー王者京口(右端)。左端はスパーリング相手の仁平

ボクシングWBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(27=ワタナベ)が7日、東京・後楽園ホールでスペシャルスパーリングに臨んだ。

同日開催の日本ミニマム級タイトルマッチ10回戦前にリングへ登場。日本スーパーフライ級12位仁平宗忍(27=ワタナベ)とヘッドギアを装着し、2分3回のスパーリングを披露。「久しぶりに後楽園(ホール)で動くことができて、気持ち良かったです。コロナ禍にもかかわらず、足を運んできてくれたファンの方々、ありがとうございます」とあいさつした。

今年3月、米国に初進出して同級10位アクセル・アラゴン・ベガ(メキシコ)に5回TKO勝ちして以来のリングだった。「なかなか日本で戦う姿をみせられないですが、こうやって(所属先の)ワタナベジム興行に出られてうれしい」と白い歯をみせた。

契約を結ぶ英プロモート大手マッチルーム社のエディ・ハーン代表からはSNSを通じ、WBO世界同級王者エルウィン・ソト(24=メキシコ)との統一戦を年内にマッチメークする意向を示されている。京口は「次か、近い将来、日本では難しいが、海外で統一戦のビッグマッチが決まりましたら、応援をよろしくお願いいたします」と決意を口にしていた。

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2階級制覇ならずの高山勝成が帰国「大舞台の経験を次に」現役続行に意欲

2階級制覇ならず帰国の途についた高山(中央)(高山陣営提供)

WBO世界ライトフライ級タイトルマッチで2階級制覇を目指したが果たせなかった同級11位の高山勝成(37=寝屋川石田)が10日、帰国した。

米国テキサス州で同級王者エルウィン・ソト(24=メキシコ)に挑み、9回TKO負け。ただダメージも見られない中での不可解なレフェリーストップは、世界レベルで議論となっている。

高山は関係者を通じ、「試合結果は残念でしたが、私の試合および終了後のシャドーボクシングを見てファンになった、サインがほしいと現地の方がたくさん声をかけていただいたことはうれしく思っています。この大舞台の経験を次につなげます」。12日に38歳の誕生日を迎えるが、現役続行に意欲を示した。

指導する中出トレーナーは「レフェリーのストップには意図を感じました。高山の体は何の問題もなく、逆転できる確信を持ち始めていた時だったので残念です」とレフェリーへの不満を隠さなかった。

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高山勝成「次戦につなげたい」現役続行示唆、不可解TKO負けで不完全燃焼

不可解なTKO負けを喫した高山勝成は観客に手を振る(AP)

<プロボクシング:WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦>◇8日(日本時間9日)◇米国テキサス州アーリントン

挑戦者の同級11位高山勝成(37=寝屋川石田)が不可解なストップ負けで2階級制覇を逃した。

同級王者エルウィン・ソト(24=メキシコ)に挑戦。9回、大きなダメージも見られない中、レフェリーが突然ストップをかけTKO負けとなった。高山は試合続行可能をアピールするようにシャドーボクシングを披露。「驚きました」と話し、今後の現役続行を示唆した。

   ◇   ◇   ◇

謎のストップだった。9回、挑戦者の高山は王者ソトと打ち合った。それまでもダウンはない。大きなダメージは見られなかったがレフェリーが突然、高山を抱きかかえて試合を止めた。「スタミナも十分残し、ダメージも少ない中、思わぬところでレフェリーストップとなり驚きました」。試合後、高山のコメントがすべてを表現していた。

確かに試合の流れは王者だった。高山は1回から強打でグラつかされたが、手数で抵抗。最後の勝負をかけるところで、予想さえしないレフェリーストップ。ダメージのなさ、まだ戦える意思表示のように激しいシャドーボクシングを披露。「ソト選手のパンチは芯を外していました。そのことを示すために行った試合終了後のシャドーボクシングに対する観客の大声援に感謝します」と言った。

ミニマム級で主要4団体を制した。日本ボクシングコミッション(JBC)を脱退し、当時非公認だったIBFの世界タイトルに挑み、アマチュアに転向。かなわなかったが、東京五輪を目指した。根底には常に反骨と改革がある。昨年、37歳の誕生日を迎えた際も「年齢の壁を越えてもやれることを証明したいとか、そういう思いはあまりない。ただ自分が成し遂げたい。あと1、2年と思っているので、たどり着けるところまでやっていきたい」と言った。限界を設けない。自分への挑戦だった。

今月12日に38歳となる。2階級制覇の目標を遂げて引退も示唆していたが、この日の試合後は「次戦につなげたい」。不完全燃焼の挑戦失敗を次の戦いへの闘志に変えた。【実藤健一】

◆高山勝成(たかやま・かつなり) 1983年(昭58)5月12日、大阪市生まれ。00年10月プロデビュー。05年4月、WBC世界ミニマム級王座獲得。06年11月、WBA世界同級暫定王座。10年9月にIBF、16年8月にWBO王座を獲得し、同級主要4団体を制す。17年4月にプロを引退し、アマチュアで東京五輪を目指す。19年8月、予選で敗れて五輪の夢が断たれる。20年3月にプロ復帰を表明し、同年12月に再起戦で勝利。身長158センチの右ボクサーファイター。32勝(12KO)9敗1無効試合。

試合を止められ、不満げな表情を見せる高山(ロイター)

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高山撃破しV3王者ソト、京口との統一戦希望「7月にも」プロモーター意向

高山(右)を攻めるソト(AP)

<プロボクシング:WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦>◇8日(日本時間9日)◇米国テキサス州アーリントン

挑戦者の同級11位高山勝成(37=寝屋川石田)が不可解なストップ負けで2階級制覇を逃した。 同級王者エルウィン・ソト(24=メキシコ)に挑戦。9回、大きなダメージも見られない中、レフェリーが突然ストップをかけTKO負けとなった。高山は試合続行可能をアピールするようにシャドーボクシングを披露。「驚きました」と話し、今後の現役続行を示唆した。

   ◇   ◇   ◇

高山を9回TKOで撃破し、3度目の防衛に成功したWBO世界ライトフライ級王者ソトは、WBAスーパー王者京口紘人(27=ワタナベ)との2団体統一戦を希望している。4月9日に京口と同じ英プロモート大手マッチルーム社と契約したばかり。両陣営ともに統一戦を熱望していることもあり、同社のハーン代表は「7月にもできれば」と意向を示した。

試合を止められ、不満げな表情を見せる高山(ロイター)
不可解なTKO負けを喫した高山勝成は観客に手を振る(AP)

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高山勝成「驚きました」不可解なストップでTKO負け 2階級制覇ならず

王者ソトと戦う高山(AP)

<プロボクシング:WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦>◇8日(日本時間9日)◇米国テキサス州アーリントン

挑戦者の同級11位・高山勝成(37=寝屋川石田)が王者エルウィン・ソト(24=メキシコ)に9回TKOで敗れ、2階級制覇はならなかった。

強打のソトに対し、手数で対抗した。9回も打ち合い、それほどダメージは見られない中、レフェリーのストップが入った。その直後、高山はまだまだいけるとばかりシャドーボクシングを披露。不可解なストップだった。

試合後は「スタミナも十分残し、ダメージも少ない中、思わぬところでレフェリーストップとなり驚きました。ソト選手のパンチは芯を外していました。そのことを示すために行った試合終了後のシャドーボクシングに対する観客の大声援に感謝します。試合結果としては残念ですが、次戦につなげます」とコメントした。

ミニマム級で世界主要4団体を制し、アマチュアで東京五輪を目指したがかなわずプロに再転向した高山にとって約4年9カ月ぶりの世界戦だった。調整期間は約3週間しかない急なオファー。しかも米国で。厳しい条件を受けたのも、夢へ挑戦する思いの強さだったが、現実は厳しかった。

前日計量を100グラムアンダーの48・8キロでクリアした高山は「無事に計量をクリアできて安心しました。明日の試合でベストを尽くし、世界タイトルを奪取します」とコメントした。その言葉には、ボクシング人生のすべてをかける思いしかなかった。

王者ソトは試合前まで18勝(12KO)1敗の戦績を誇り、若さと勢いで圧倒的優位とみられていた。プロで41戦と倍以上の高山は、王者の勢いをキャリアではね返すと意気込んでいた。しかし、重なった高いハードルを越えられなかった。

東京五輪出場の夢破れ、再びプロに矛先を向けた。そのターゲットは「2階級制覇」しかなかった。復帰を決めた時も「あと1、2年しかないと思う。2階級制覇して引退するのが理想」と話していた。今月12日に38歳の誕生日を迎えるが、試合後は「次戦につなげたい」と現役続行に意欲を示していた。

9回TKOで敗れた高山は試合後ソトと抱擁する(AP)
リングインする高山(AP)

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【評論】高山勝成TKO負けも持ち味は十分に出した内容/大橋秀行氏

王者ソトと戦う高山(AP)

<プロボクシング:WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦>◇8日(日本時間9日)◇米国テキサス州アーリントン

挑戦者の同級11位・高山勝成(37=寝屋川石田)が王者エルウィン・ソト(24=メキシコ)に9回TKOで敗れ、2階級制覇はならなかった。

  ◇   ◇   ◇

<大橋秀行氏の目>

判定までもつれたら分からない展開になりつつあっただけに、高山にとっては残念な結果だった。課題だった1回の動きは、やはり良くなく、少し腰が落ちてしまうほどの右ストレートを浴びてしまった。普通なら、あれで試合が終わってもおかしくないパンチだったが、2回以降に持ち前の連打で挽回していた。ソトの拳は的確かつ強く、有効打も多かったが、高山は粘りと気合で持ちこたえ、打ち返した。短期間での準備だったと思うが、持ち味は十分に出した内容。米国で大和魂をみせてくれた。

手数で上回っていただけに、高山が中盤から終盤にかけてポイントを奪い返すチャンスはあった。レフェリーストップが少し早かったとも感じるが、7、8回のソトの左強打や連打が効かされているようにみえたことが影響したのだろう。さらに9回は王者の軽いパンチ、強いパンチを自由自在に打たれ、レフェリーストップになりやすい展開を作られてしまったことも大きい。準備期間が十分にあったソト陣営に高山の戦いは研究し尽くされていたのではないだろうか。

またソトの一発-高山の連打という構図の試合展開で、軽量級ながらも米ボクシングの屋内観客数を更新する7万人を超える観衆をわかせていたのも非常に印象的だった。大舞台でも冷静で戦っていた高山の経験の豊富さを感じられた1戦でもあった。(元WBA、WBC世界ミニマム級王者)

王者ソトと戦う高山(AP)

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高山勝成敗れる 4年9カ月ぶり世界戦も厳しい現実/ラウンド詳細

王者ソトと戦う高山(USA TODAY Sports=ロイター)

<プロボクシング:WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦>◇8日(日本時間9日)◇米国テキサス州アーリントン

WBO世界ライトフライ級11位の高山勝成(37=寝屋川石田)が同級王者エルウィン・ソト(24=メキシコ)に挑んだ。

【リングイン】まずは挑戦者の高山が入場した。赤いキャップ、黒いガウン姿で、ロッキーのテーマに乗ってリングインした。グローブは金。王者ソトは黒いキャップをかぶり、足早にリングに入った。こちらのグローブは王者ながら珍しく青だった。

【1R】高山が足を動かしながら左回りし、小刻みにパンチを繰り出していく。ソトは初回から強打を振り、1分すぎに右ストレートでぐらつかせた。さらに残りわずかで左ストレートを見舞い、連打を繰り出して圧倒した。

【2R】高山が左ジャブ、連打で先手をとろうとするが、有効打は奪えない。ソトは左ボディー。終盤右ストレートからの連打で押し込んだ。

【3R】高山は左右ボイディーなど手数では上回るが、ソトは両腕で堅いガード。じりじり詰めながら、大ぶりのパンチを打ち込む。残り10秒でロープに追い込んで連打を浴びせた。

【4R】高山の手数、ソトの強打の流れは変わらず。ソトの右オーバーハンドが2度ヒットする。高山も終盤接近戦で左右ボディーを打ち込んで反撃した。

【5R】高山がジャブからのコンビネーションで攻め込んでいくが、ソトの堅いガードをなかなか崩せない。接近戦となると、休まず連打を打ち込んでいった。

【6R】高山がせわしなくパンチを出し、ソトが攻めきれない。2分すぎにソトのワンツーが決まり、高山がぐらつく。終盤果敢な打ち合いでソトのアッパーが決まった。

【7R】劣勢の高山だが手も、足も止まらない。小刻みなパンチでペースをつかみ、ゴング後には両腕を突き上げた。

【8R】高山が休まずに攻め続ける。ソトは疲れかペースダウンしているが、右ストレート、左アッパーを決める。高山も右ストレートを決めて反撃した。

【9R】1分半すぎにソトがワンツーを決めて追い込んでいく。さらに連打を顔面に見舞う。高山も押し返していくが、まったく手が出ない。防戦一方の展開に、レフェリーが試合を止めた。納得がいかない高山は、セコンドに促され、リング中央でシャドー。まだ続行できたとアピールした。

◇  ◇  ◇

前日6日に計量をクリアした高山は「無事に計量をクリアできて安心しました。明日の試合でベストを尽くし、世界タイトルを奪取します」とコメントしていた。急なオファーで決まった試合で、減量を含めた調整期間はわずか3週間だった。

ミニマム級で世界主要4団体を制し、アマチュアで東京五輪を目指したがかなわずプロに再転向した高山にとって、約4年9カ月ぶりの世界戦。勝てば、37歳11カ月で世界王座奪取は日本男子最年長となる。

王者ソトは18勝(12KO)1敗の戦績を誇り、若く勢いがある。高山は32勝(12KO)8敗1無効試合。

王者ソトと戦う高山(AP)
王者ソトと戦う高山(AP)
王者ソトと戦う高山(AP)
リングインする高山(AP)

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寺地拳四朗「勝つ可能性は十分にある」高山勝成の王座戦を予想

寺地拳四朗(2019年12月24日撮影)

WBO世界ライトフライ級タイトルマッチが8日(日本時間9日)、米国テキサス州アーリントンで行われる。

王者エルウィン・ソト(24=メキシコ)に、同級11位の高山勝成(37=寝屋川石田)が2階級制覇をかけて挑む。若さと破壊力の王者に、キャリア豊富な高山が挑む。WBC同級王座を8度防衛している寺地拳四朗(29=BMB)は「高山選手が勝つ可能性は十分にある」と予想した。

    ◇   ◇   ◇

寺地は将来的に対戦の可能性がある相手として、高山を見てきたという。

「現時点の実力は分からないがスタミナはある。ソト選手は自分自身、そんなに強い選手とは思っていない。高山選手は豊富なスタミナで相手のメンタルを削る戦いができる。パンチさえ当てさせなければ、勝機は見えてくると思う」。

王者は18勝(12KO)1敗の戦績を誇るハードパンチャー。一方で高山は32勝(12KO)8敗1無効試合で42戦目となるキャリアが最大の武器。アウトボクシングの印象が強いが、王者寺地は「ガンガン打ち合うんじゃないですかね。自分の感覚では、ファイターだと思っている」と意外な印象を口にした。

高山は今月12日に38歳の誕生日を迎える。「38歳まで続けられるのはすごいと思うし、日々の練習があってこそだと思う」とリスペクト。その上で「(王座を)とって盛り上げてくれないかと期待している。(対戦は)全然、やりたいですね」。同級はWBAで京口紘人がスーパー王者に君臨。高山が勝てば、3団体を日本選手が占める。将来的な夢対決に向けても、注目の一戦となる。【実藤健一】

高山勝成(2020年9月9日撮影)

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高山勝成、2階級制覇へ懸案の前日計量クリア「世界タイトルを奪取します」

計量をクリアしてポーズを決める高山(高山陣営提供)

2階級制覇へ、最初の関門を突破した。ミニマム級で世界主要4団体を制し、アマチュアで東京五輪を目指したがかなわずプロに再転向したWBO世界ライトフライ級11位の高山勝成(37=寝屋川石田)が7日(日本時間8日)、米国テキサス州アーリントンで計量に臨み、クリアした。

高山はリミットを100グラム下回る48・8キロ。同級王者エルウィン・ソト(24=メキシコ)も48・8キロでパスした。試合は8日、日本時間の9日朝に行われる。

高山は「無事に計量をクリアできて安心しました。明日の試合でベストを尽くし、世界タイトルを奪取します」とコメントした。急なオファーで決まった試合で、減量を含めた調整期間はわずか3週間だった。懸案材料のひとつだったウエートをクリアし、高山にとって約4年9カ月ぶりとなる世界戦に臨む。

王者ソトは18勝(12KO)1敗の戦績を誇り、若く勢いがある。高山は32勝(12KO)8敗1無効試合。倍以上のキャリアを武器に日本選手最高齢での王座奪取を狙う。

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アルバレス戦&高山戦が7万人超え アリ-スピンクス戦破る米屋内新記録へ

会見でポーズを取るアルバレス(左)とサンダース(右)(AP)

「カネロ」の愛称を持つボクシングの人気スター選手のWBAスーパー、WBA世界スーパーミドル級王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)が8日(日本時間9日)、米テキサス州アーリントンのAT&TスタジアムでWBO世界同級王者ビリー・ジョー・サンダース(31=英国)との3団体統一戦を控える。プロモーターの英大手マッチルーム社のエディ・ハーン代表(41)は6日(日本時間7日)、同興行のチケット販売が米ボクシング屋内観客数記録を超えていることを明かした。

同興行では元世界ミニマム級4団体王者でWBO世界ライトフライ級11位高山勝成(37=寝屋川石田)がWBO世界ライトフライ級王者エルウィン・ソト(24=メキシコ)に挑戦するカードも組まれる。これまで1978年9月、ニューオーリンズのスーパードームで開催されたムハマド・アリ-レオン・スピンクスの再戦に6万3352人の観衆を集めた記録が最高。この記録は42年間続いているが、ハーン代表は週末の夜は7万人の観衆に達すると明言した。20年3月の新型コロナウイルス感染拡大後、米国の単一スポーツイベントで最大の観客数になることは間違いないという。

当初は5万人程度の観客数と予想されていたものの、同代表は「今朝、我々は米ボクシング史上最高の屋内観客数記録を公式に破った。これまで関わった中で最大のイベントになる。試合は我々が決して忘れることのできない雰囲気になるでしょう」と得意げに語った。AT&Tスタジアムは立ち見を含め、ボクシング興行仕様で10万人以上の観客を収容可能で、チケット販売の制限もかけていないそうだ。アルバレスは「人々の反応に本当に感謝している。ボクシングはすべてを正常に戻すスポーツだ。そして私は戦いの準備ができている」と屋内観客数記録の樹立予想を歓迎した。

なお米メディアによると、米国の屋外観客数記録は1926年9月、フィラデルフィアで開催されたジャック・デンプシー-ジーン・タニー戦の12万557人が最高だという。

記者会見で質問を聞くアルバレス(AP)

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高山勝成が世界戦へ勝利宣言「世界タイトルを奪取して帰ります」

高山勝成(15年9月撮影)

ミニマム級で世界主要4団体を制し、アマチュアで東京オリンピック(五輪)を目指したがかなわずプロに再転向したWBO世界ライトフライ級11位の高山勝成(37=寝屋川石田)が6日(日本時間7日)、試合地の米国テキサス州アーリントンで記者会見に臨んだ。8日(同9日)に2階級制覇をかけて、同級王者エルウィン・ソト(24=メキシコ)に挑む。

高山は「機会を与えていただき、ありがとうございます。世界タイトルを奪取して帰ります。ソト選手は勇敢でいいファイターですが、私にはそれに対する経験があり、この戦いの準備はできています」と勝利宣言。急なオファーで決まった試合で、減量を含めた調整期間はわずか3週間だった。高山にとって約4年9カ月ぶりの世界戦、しかも米国での試合とハードルは高く重なっている。

王者ソトは18勝(12KO)1敗の戦績を誇る。若く勢いのある王者に、高山は百戦錬磨のキャリアをぶつける。

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京口紘人がソト-高山勝成戦を予想 王者ソト有利とズバリ

京口紘人(2021年1月21日)

ボクシングWBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(27=ワタナベ)が、8日(日本時間9日)に米アーリントンで開催される同階級のWBO王者エルウィン・ソト(24=メキシコ)-同級11位の元世界ミニマム級4団体王者高山勝成(37=寝屋川石田)戦を予想した。日本のトップアスリートの言葉を届ける音声コンテンツの定額制配信サービス「Now Voice」内で同カードの試合について語った。

両者のタイプについて「ソトは若くて勢いあり、メキシカンで攻撃的。フックが得意で勢いあるファイター。高山選手は機動力があってスピードの出入り、手数あってスタミナがある」と分析。3度目防衛戦となるソトは京口と同じ英プロモート大手マッチルーム社と契約して初戦を迎える。今年3月、米国で同社と契約後初試合に臨んでいた京口は「アピールしたいと思うので、良い仕上がりだと思う。良い状態で仕上げてくると思う。ソト選手が優勢だと思う」と王者の防衛成功を予想した。

一方、挑戦者高山のソト挑戦が試合まで残り1カ月を切った段階で決まったことを受け、京口は「対策はできないし、底上げしかできない。対策の準備は難しくて体に染み込ませるのは短期間では難しい。世界でのタイトル経験は豊富ですし、敵地とか海外とかの影響はないが、準備期間が少ないのは影響が大きいと思う」と口にした。

東京オリンピック(五輪)出場を掲げ、アマチュアに転向した高山が昨年12月、4年4カ月ぶりにプロ復帰戦を飾ったばかりと持久力が不安視されるものの、京口は「悪い影響はないと思う。アマの3回よりも12回の長丁場の方が高山選手は有効に戦える。プロ向きのボクシングスタイルだと思う」と問題ないとの見方を示した。この勝者との2団体統一戦実現の期待も大きい京口は「今後、統一戦として戦う可能性もあるので。みなさんも楽しみにしてもらえたら」と締めくくっていた。

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高山勝成-ソトの世界戦前日計量も有観客開催 米専門サイト報じる

高山勝成(2020年9月9日撮影)

8日(日本時間9日)に米テキサス州アーリントンで開催されるボクシング元世界ミニマム級4団体王者でWBO世界ライトフライ級11位高山勝成(37=寝屋川石田)-WBO世界ライトフライ級王者エルウィン・ソト(24=メキシコ)戦の前日計量が有観客で開催されると5日(日本時間6日)、米専門サイトのボクシング・シーンが報じた。

報道によると、試合会場のAT&Tスタジアム内にあるAT&Tプラザで約5000人のファンを集め、午後2時(現地時間)から開かれるという。試合も8万人収容のスタジアムに約5万人の観客を入れて開催する見通し。同興行のメインイベントでは「カネロ」の愛称を持つ人気スター選手のWBAスーパー、WBA世界スーパーミドル級王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)が、30戦無敗のWBO世界同級王者ビリー・ジョー・サンダース(31=英国)との3団体統一戦に臨むことで注目されている。

東京オリンピック(五輪)出場を掲げ、アマチュア活動していた高山は昨年12月に4年4カ月ぶりにプロ復帰戦に臨み、世界ランカーの小西伶弥に勝利。3度目の防衛戦となるソトに挑戦することが決まっていた。

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37歳高山勝成2階級制覇へ向け渡米「思い切り暴れてタイトル奪取します」

2階級制覇へ米国へ出国した高山(高山陣営提供)

37歳のアメリカンドリームはかなうか。ミニマム級で世界主要4団体を制し、アマチュアで東京五輪を目指したがかなわずプロに再転向したWBO世界ライトフライ級11位の高山勝成(37=寝屋川石田)が3日、5月8日(日本時間同9日)の2階級制覇挑戦に向けて出国した。米国テキサス州で同級王者エルウィン・ソト(メキシコ)に挑む。

高山は関係者を通じ「短い準備期間でしたが、今できるベストは尽くしてアメリカに向かいます。リングの上で思い切り暴れてタイトルを奪取します」とコメント。指導する中出博啓トレーナーは「たった3週間の準備期間ですがやれることはやり、勝負できる体勢はできました。春はWBCやIBFの世界タイトルを獲得した私たちにとって縁起のいい時期です。試合までの間、新型コロナウイルスの感染予防を徹底してリングに上がりWBOの世界タイトルを持って日本に帰ってきます」と宣言した。

高山の世界戦は16年8月20日のWBO世界ミニマム級王座決定戦で判定勝利して以来、約4年9カ月ぶり。「2階級制覇」を公言してプロボクシングに復帰し、昨年末の復帰戦に勝利して世界ランク入りを果たしていた。37歳、しかも敵地・米国で王座奪取となればまさに快挙となる。

王者ソトは高山よりひとまわり以上若い24歳で、18勝(12KO)1敗の戦績を誇る右ボクサーファイター。王者の破壊力に対し、高山はテクニックと経験値で挑む。【実藤健一】

2階級制覇へ米国へ出国した高山(左)と中出トレーナー(高山陣営提供)

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37歳高山勝成、5・8世界戦正式決定 米国で2階級制覇へ

世界挑戦が正式に決まった高山(高山陣営提供)

ミニマム級で世界主要4団体を制し、アマチュアで東京五輪を目指したがかなわずプロに再転向したWBO世界ライトフライ級11位の高山勝成(37=寝屋川石田)の世界挑戦が29日、正式に決まった。5月8日(日本時間同9日)に米国テキサス州で同級王者エルウィン・ソト(メキシコ)に挑む。

高山の世界戦は16年8月20日のWBO世界ミニマム級王座決定戦で判定勝利して以来、約4年9カ月ぶり。「2階級制覇」を公言してプロボクシングに復帰し、昨年末の復帰戦に勝利して世界ランク入りを果たしていた。37歳、しかも敵地・米国で王座奪取となればまさに快挙となる。

高山は「タイトルの奪取、2階級制覇のためにベストを尽くして戦います。この世界戦に勝利してライトフライ級戦線に乗り込む決意です。現在の仕上がりに関しては極端に短期間なので何とも言えませんが、今できる準備を行っています。今回のオファーは急でした。いろいろな選手に声をかけていたようですが、打診されて『やる』と答えたまでです。6万人の大観衆の前で戦うことを楽しみにしています」とコメント。

指導する中出トレーナーは「突然の決定でしたが、今までの海外での世界戦の経験、キャリアでの技術、コンディショニングの知識、勝てるサポート体制のスタッフのすべてのリソースを駆使してタイトルを奪いにいきます」。5月3日に出国の予定。悲願の2階級制覇へ、米国に飛ぶ。【実藤健一】

世界挑戦が正式に決まった高山(高山陣営提供)

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37歳高山勝成、王者のオファー受け世界挑戦決意 

高山勝成(15年9月撮影)

ミニマム級で世界主要4団体を制し、アマチュアで東京オリンピック(五輪)を目指したがかなわずプロに再転向した高山勝成(37=寝屋川石田)が、WBO世界ライトフライ級王者エルウィン・ソト(メキシコ)に挑む。英国興行大手マッチルームが発表した。試合は5月8日に米国テキサス州アーリントンで行われる。

高山陣営は対戦オファーを受け、試合までの短期間での調整を含め、慎重に検討を重ねてきた。その上で挑戦を決めた。近日中に正式発表される。

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プロ再転向の高山勝成が2階級制覇へ来月世界挑戦 ESPNが報じる

高山勝成(15年撮影)

ボクシングのミニマム級で世界主要4団体を制し、アマチュアで東京オリンピックを目指したがかなわずプロに再転向したWBA世界ライトフライ級5位の高山勝成(37=寝屋川石田)は、5月8日に米テキサス州で、WBO同級王者エルウィン・ソト(メキシコ)に挑戦することが、17日、分かった。

スポーツ専門局ESPN(電子版)は「対戦する」と報じており、2階級制覇挑戦が現実に近づいている。

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37歳高山勝成に5・8WBO世界戦オファー、1カ月切っており慎重に検討

高山勝成(2015年9月10日撮影)

元ミニマム級世界主要4団体を制し、アマチュアで東京五輪を目指したがかなわずプロに再転向したWBA世界ライトフライ級5位の高山勝成(37=寝屋川石田)に、WBO同級王者エルウィン・ソト(メキシコ)から対戦オファーが届いたことが17日、分かった。

試合の予定は5月8日に米国テキサス州で、すでに1カ月を切っている。減量など調整の問題を含め、陣営は慎重に検討している。

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京口紘人が年内統一戦に意欲「チャンスあれば」 米国での試合も前向き

本格的な対人トレ開始を前にオンラインで取材に応じたWBA世界ライトフライ級スーパー王者京口

ボクシングWBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(27=ワタナベ)が15日、年内の2団体統一戦に意欲を示した。3月13日、米デビュー戦となった3度目の防衛戦で勝利を飾った京口は同日から東京・五反田の所属ジムでの本格的な対人練習を開始。練習前、オンラインで報道陣の取材に対応した。

WBO世界同級王者エルウィン・ソト(24=メキシコ)が京口と同じ英プロモート大手マッチルーム社と契約したことを受け「同じプロモーターとの契約になり、(統一戦)チャンスが現実的になった。自分はWBOベルト巻いたことないので気にしている選手ではある。楽しみですね」と統一戦の実現を期待した。

21年は夏、冬とあと2試合の防衛戦を想定している。コロナ禍で米国での試合にも前向きで「(ソトは)強い王者だからこそ、侮れないし、良いファイターだと思います。統一戦のチャンスあれば。米国でも」と意欲満々。マッチルーム社のエディ・ハーン代表もSNSなどを通じ、京口-ソト戦実現に前向きな姿勢を示しており「いいニュースかなと思いました」と大きな期待を寄せた。京口は4月6日からジムワークを再開。同8~12日までは沖縄県内で他ジムメートとの走り込み合宿に合流し、体を動かし始めていた。

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