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【村田諒太vsゴロフキン】「奇跡」の一戦はなぜ日本で行われるのか

3月3日、ゴロフキンとの王座統一戦が決まりポーズを決める村田(代表撮影)

<4・9村田諒太VSゴロフキン 日本史上最大の決戦:3>

村田-ゴロフキン戦は、日本ボクシング史上最大のスーパーファイトになる。最も選手層が厚いミドル級で最強と評される名王者と、オリンピック(五輪)とプロで頂点に立った日本人王者による統一戦。報酬額は2人合わせて推定20億円超といわれ、国内過去最大の興行規模になる。米国が主戦場のスーパーファイトが、なぜ日本で実現できたのか。1991年から世界のビッグマッチを放送してきたWOWOWエキサイトマッチの大村和幸氏と和佐亨氏の新旧プロデューサーに聞いた。(取材・構成 首藤正徳)

「奇跡」。村田-ゴロフキン戦について語る元プロデューサーの大村氏と現職の和佐氏の口から、この言葉が何度も出てきた。

大村 村田にはぜひ勝ってほしい。でも結果以前にあのゴロフキンと村田の伝統の世界ミドル級統一戦が、日本で実現すること自体が奇跡ですよ。

和佐 かつてミドル級は欧米人のものでした。それが今回はカザフスタン人と日本人による統一戦で、何より帝拳の本田明彦会長の世界的なプロモート力が大きいのですが、加えてネット配信の2大メディアもタッグを組んだ。いろんな巡り合わせで実現した奇跡の興行だと思います。

欧米人の平均的な体格のミドル級(約72・5キロ以下)は、世界で最も選手層が厚く、ヘビー級と並んで人気が高い。有名王者の統一戦などは“スーパーファイト”と呼ばれ、報酬はPPV(ペイ・パー・ビュー)などの収入が歩合制で上乗せされ、数十億円にまではね上がる。

大村 過去最大は15年のメイウェザーとパッキャオの統一戦。PPVの歩合などを含めると最終的な報酬額はメイウェザーが250億円、パッキャオが150億円に達しました。試合会場での前日計量が、史上初の有料にもかかわらず、1万6000人の客で満員になったのには驚きました。

その2強時代の後、主役になったのが17連続KO防衛を記録したゴロフキンと、4階級制覇王者サウル・“カネロ”・アルバレス(メキシコ)。2人との対戦は大金を積めば実現できるほど簡単ではない。

大村 ゴロフキンは世界的な名王者ですが、スーパーファイトは1人では成立しません。五輪金メダリストでプロでも王者になった村田の実力は世界でも非常に高く評価され、ゴロフキンにとっても戦わなければならない大きな存在になった。だから日本に来る決断をしたのだと思います。

スーパーファイトの主戦場は米ラスベガス。世界中から集う観客の多くが、入場料以上の大金をカジノに費やすため、大手カジノは誘致に積極的。日本での開催は異例ともいえる。

大村 これほど大きな試合をカジノ抜きで開催するのは画期的。プロモーターの力が非常に大きいのですが、加えてPPVからネット配信の時代への転換期ということも大きな理由でしょう。

和佐 今回の試合の配信権は、海外がDAZN、国内はAmazonプライムビデオ。2つの配信メディアが関わって経費を分担したことも大きかったと思います。

ゴロフキンには過去2度微妙な判定決着に終わったアルバレスとの3度目の対決の可能性も浮上している。今回、村田がゴロフキンに勝てば、さらに大きな試合の主役の座をつかむことにもなる。

和佐 村田選手が勝てば、あのカネロとの対戦が実現するかもしれません。三つどもえのスーパーファイトが続く可能性もあります。夢が広がります。

大村 試合の予想や、その先の展開も含めて、いろんな夢や想像が膨らむ。それがスーパーファイトの魅力でもあるのです。

◆エキサイトマッチ 91年のWOWOW開局以来続くプロボクシング中継番組。週1回の2時間枠で、世界中の注目試合を年間100試合以上放送。マイク・タイソン、オスカー・デラホーヤ、フロイド・メイウェザー、マニー・パッキャオら有名王者のスーパーファイトを生中継してきた。

WBCのベルトを肩にかけてポーズを取るWOWOW和佐亨プロデューサー(外部提供)
WOWOW「エキサイトマッチ」の大村和幸元プロデューサー

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10年ぶり復帰のホリフィールド惨敗 栄光形無し、衰え乗り越えられず

1回TKOで敗れたホリフィールド(AP)

<ボクシング:ホリフィールド復帰戦8回戦>◇11日(日本時間12日)◇米フロリダ州ハリウッド◇1回2分

ボクシング元世界ヘビー級統一王者イベンダー・ホリフィールド(58=米国)が、復帰戦で1回TKO負けした。

11日に米フロリダ州ハリウッドで元UFC王者ビトル・ベウフォルト(44=ブラジル)と対戦。左アッパーにダウンを喫し、さらに連打を浴びるとレフェリーがストップした。1回1分49秒TKO負けで、10年ぶりのリングは完敗に終わった。

ホリフィールドは左ジャブを突いてスタートも、50秒すぎに大きな左フックをもらうと後退した。そこへさらに連打を浴びる。左フックを返すが空振りでバランスを崩し、ロープに突っ込んだ。再開後にフックに続いて左アッパーを浴びるとダウンした。

立ち上がって試合は再開されたが、左アッパーなどの連打にガードを固めるのがやっと。まったく手が出ずに試合を止められた。ホリフィールドは「まだできる」とアピールも一方的だった。

1ラウンド2分も1度は公式試合に格上げされたが、最終的にはエキシビションマッチの8回戦となった。ホリーフィールドは赤いガウン、トランクス、シューズにグローブで登場した。身長で5センチ、体重では9キロ差。サイズでは1周り大きかったが、現役時11敗でTKO負けは2度で、最短のTKO負けとなった。ロス五輪銅メダルからプロ入りし、クルーザー級とヘビー級で3団体統一王者となり、ヘビー級では4度返り咲いた。いずれもただ1人の栄光も形無しだ。

当初は6月に復帰予定も延期となった。今回は新型コロナウイルスに感染した6階級制覇王者オスカー・デラホーヤ氏(48=米国)に代わっての出場だった。「2年間トレーニングを積んできた」と自信を口にしていた。11年にブライアン・ニールセンに10回TKO勝ち以来のリング。ブランクに年齢の衰えを乗り越えることはできなかった。

試合前のオッズではベルフォートが優位と出ていた。UFCミドル級で屈指の強打者で、ヴァンダレイ・シウバや秋山成勲にも1回KO勝ち。18年にリョート・マチダに敗れて引退していた。今回は3年半ぶりのリングとブランクも短く、ホリーフィールドより1回り以上若かった差があった。ボクシングは06年に1回KO勝ち以来15年ぶりだったが、2戦2勝2KOとした。

ホリフィールドを攻めるベウフォルト(AP)
1回TKOで敗れたホリフィールド(左)(AP)

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58歳ホリフィールド現役復帰戦の計量クリア コロナ感染デラホーヤ代役

ホリフィールド氏(19年10月1日)

ボクシング元世界ヘビー級統一王者イベンダー・ホリフィールド(58=米国)が10日、現役復帰戦の前日計量をクリアした。

米フロリダ州ハリウッド市内で計量があり、ホリフィールドは102・2キロ、対戦する元UFC王者ビトル・ベウフォルト(44=ブラジル)は93・5キロでパスした。11日の当地での試合は、1回2分の公式試合でのヘビー級8回戦となる。

6階級制覇王者オスカー・デラホーヤ(48=同)が新型コロナウイルス感染したため、代わってホリフィールドが出場することになった。カリフォルニア州コミッションは試合開催を認めず。場所を移すことになり、エキシビションマッチの予定も公式試合に格上げとなった。

11年にブライアン・ニールセンに10回TKO勝ち以来、10年ぶりのリングとなる。当日はドナルド・トランプ前大統領も、ゲストコメンテーターとして観戦する。

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58歳ホリフィールド氏の現役復帰戦公式戦に格上げ「準備はできている」

ホリフィールド氏(2019年10月1日撮影)

ボクシング元世界ヘビー級統一王者イベンダー・ホリフィールド氏(58=米国)の現役復帰戦が、公式試合として認可された。米フロリダ州コミッションが8日に認可したとの声明を出した。11日に当地で元UFC王者ヴィトー・ベルフォート氏(44=ブラジル)との8回戦で対戦する。

当初は6階級制覇王者オスカー・デラホーヤ氏(48=米国)が、米ロサンゼルスでベルフォート氏と対戦予定だった。5日に新型コロナウイルス感染で入院し、代わってホリフィールド氏が出場することになった。カリフォルニア州コミッションは試合開催を認めず、場所を移すことになった。1回2分のエキシビションマッチの予定だったが、公式戦に格上げとなった。

ホリフィールド氏の復帰は4月に発表されたが、元世界ヘビー級統一王者マイク・タイソン氏(55=同)との再戦はまとまらなかった。タイソン氏が現役最後に6回TKO負けした、ケビン・マクブライトと6月に対戦予定も延期となっていた。11年にブライアン・ニールセンに10回TKO勝ち以来、10年ぶりのリングとなる。

ホリフィールド氏は「2年間トレーニングしてきた。準備はできている」と話している。当日にはドナルド・トランプ前大統領も、ゲストコメンテーターとして観戦を予定。「私は素晴らしいファイターと素晴らしい戦いが大好き。土曜日の夜が楽しみだ。この特別なイベントを見逃したくない」とコメントしている。

なお、デラホーヤ氏はこの日で退院したと、SNSに投稿した。「3日間入院したが、コロナに大きな打撃を受けた。もう大丈夫だ。リングに戻る日が待ち遠しい」と、復帰戦へ意欲を示していた。

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元統一王者ホリフィールド氏が現役復帰へ デラホーヤ氏感染で代役出場

ホリフィールド氏(2019年10月1日撮影)

ボクシング元世界ヘビー級統一王者イベンダー・ホリフィールド氏(58=米国)が現役復帰する。米メディアが5日に報じた。

6階級制覇王者オスカー・デラホーヤ氏(48=同)が新型コロナウイルス感染で入院し、その代役として出場する。11日にフロリダ州で元UFC王者ヴィトー・ベルフォート氏(44=ブラジル)と、1ラウンド2分の8回戦で対戦する。

元世界ヘビー級統一王者マイク・タイソン氏(55=同)の復帰戦を主催したトリラー社の興行で、当初は米ロサンゼルスで予定されていた。カリフォルニア州コミッションは認可せず、フロリダ州コミッションが公式試合として認可したため、開催場所を移すことになった。

ホリフィールド氏の復帰は4月に発表されていた。昨年11月に復帰した耳かみ事件など因縁のタイソン氏と再戦が浮上していたが実現せず。タイソン氏が現役最後に6回TKO負けした、ケビン・マクブライトと6月に対戦予定も延期となっていた。復帰戦は11年にブライアン・ニールセンに10回TKO勝ち以来のリングとなる。

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デラホーヤ復帰戦代役にホリフィールドが浮上 開催地はフロリダ州に変更

日本でエキシビションへの現役復帰を表明した元3団体統一ヘビー級王者ホリフィールド氏(19年10月)

ボクシング史上初の6階級制覇王者オスカー・デラホーヤ(48=米国)が新型コロナウイルスに感染し、9月11日の現役復帰戦が中止となった。3日にSNSを通じて発表した。元世界ヘビー級&クルーザー級3冠王者イベンダー・ホリフィールド(58=米国)が代役に浮上した。

米ロサンゼルス市内の病院に入院中のデラホーヤは「ワクチン接種しているにもかかわらず感染し、来週末は戦うことができない。この数か月間準備してきたが、多大なサポートに感謝したい。年が明ける前にリングに戻ると確信している」などとコメントした。

デラホーヤは元UFC王者ビクトー・ベウフォート(44=ブラジル)と、クルーザー級で1ラウンド2分の8回戦で対戦予定だった。92年バルセロナ五輪で金メダル獲得後にプロデビュー。94年のWBOスーパーフェザー級を皮切りに、04年にWBOミドル級で史上初の6階級制覇を達成。08年にマニー・パッキャオに8回TKO負けして引退し、13年ぶりの復帰戦への意欲満々だった。

主催する動画投稿アプリ運営のトリラーは、代役としてホリフィールドに白羽の矢を立てた。ホリフィールドは同意したが、カリフォルニア州コミッションが認可しないとみられている。このため、主催者は開催地をフロリダ州に移すという。復帰すれば、11年に10回TKO勝ち以来のリングとなる。

オスカー・デラホーヤ(06年5月)

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デラホーヤ、ワクチン接種もコロナ感染 11日の現役復帰戦は延期 

オスカー・デラホーヤ(06年5月)

ボクシング元6階級制覇王者のオスカー・デラホーヤ(48=米国)が3日、自身のツイッターで新型コロナウイルスに感染したことを報告した。

病院とみられるベッドからの、短い動画とともに「ワクチン接種していたが、来週末は戦うことができない」とした。

言葉通り、11日に米ロサンゼルスで対戦するはずだったUFC元王者ベウフォート(44=ブラジル)との試合、現役復帰戦は延期となる。

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デラホーヤ現役復帰戦は公式戦で開催 9・11ベウフォート戦

オスカー・デラホーヤ氏(14年7月撮影)

ボクシング史上初の6階級制覇王者オスカー・デラホーヤ氏(48=米国)の現役復帰戦が、エキシビションではなく公式戦として開催される。主催する動画投稿アプリ運営のトリラーが21日に発表した。

9月11日に米ロサンゼルスで、元UFC王者ビクトー・ベウフォート氏(44=ブラジル)との対戦。試合は1ラウンド2分の8回戦で、契約体重は180ポンド(クルーザー級)の予定という。

デラホーヤ氏は「復帰は本気で、エキシビションではない。2人のどちらかが負ける。ベウフォートは総合格闘技の伝説の選手だがKOを狙う。WWE劇場のようなものではなく本物。15年前より体調はいい」とコメントした。

デラホーヤ氏の復帰は、昨年の元ヘビー級王者マイク・タイソン氏のエキシビションでの復帰に触発されたもの。3月に13年ぶりの復帰を表明し、6月に今回の対戦が発表されていた。92年バルセロナ五輪で金メダル獲得後にプロデビュー。94年に12戦目でWBOスーパーフェザー級を皮切りに、04年にWBOミドル級で史上初の6階級制覇を達成した。08年にマニー・パッキャオに8回TKO負けして引退していた。

ベウフォート氏は「世界最高のボクサーを倒すところを見せたい。ファイターとして最後まで戦う」とコメントした。97年からUFCに参戦し、04年にライトヘビー級王座を獲得。99年にPRIDEで桜庭和志に判定負け、11年にUFCで秋山成勲にKO勝ち。ボクシングでは06年にKO勝ちもある。18年にUFCでKO負けして引退していた。

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王者天海ツナミが米国デビュー戦でV4失敗、エストラーダに大差の判定負け

<ボクシング:WBO女子世界ライトフライ級タイトルマッチ10回戦>◇9日◇米ロサンゼルス

WBO女子世界ライトフライ級王者天海ツナミ(36=山木)が、米国デビュー戦でV4に失敗した。

2階級制覇を狙うWBAミニマム級王者セニエサ・エストラーダ(29=米国)と対戦。相手の手数、有効打とも劣勢で判定負けした。採点は99-91が1人、98-92が2人といずれも大差の0-3だった。

会場はロサンゼルス市内にあるバンク・オブ・カリフォルニア・スタジアムの屋外リングだった。序盤から天海はプレスをかけて前へと出たが、エストラーダに左フックなどで先手をとられた。スイッチもする相手をなかなか捕まえられず、逆に手数でも劣勢となった。接近戦でも有効打を奪えずに反撃され、終盤は何度かロープを背にした。

天海は海外ではメキシコで6試合、チリで1試合と経験は豊富も、いずれも黒星を喫していた。あこがれの米国でのリングに初めて上がったが、鬼門のアウェーの海外で8連敗となった。

天海は国内女子では史上4人目の2階級制覇王者で、4月には大阪での1年4カ月ぶりの試合で大差判定勝ち。コロナ禍の中で4カ月ぶりの試合と「疲れも抜け、試合勘も残っていて、体重も増えていない。ちょうどいい間隔」だった。

相手は強敵だった。20戦全勝(8KO)で、元5階級制覇王者のオスカー・デラホーヤ氏が期待。3月の王座獲得に続いて一気に2階級制覇を狙ってきた。昨年は初回7秒と女子最短KOタイムをマーク。女子は5階級制覇のWBA女子世界フライ級王者藤岡奈穂子(45=竹原慎二&畑山隆則)も出場。この試合が女子のメイン格だったが、天海は引き立て役となってしまった。

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デラホーヤ氏、リング復帰決定 9・11元UFC王者ベウフォート氏と対戦

オスカー・デラホーヤ氏(2002年12月撮影)

ボクシング史上初の6階級制覇王者オスカー・デラホーヤ氏(48=米国)のリング復帰が正式決定した。9月11日に米ラスベガスで、元UFC王者ビクトー・ベウフォート氏(44=ブラジル)と対戦する。動画投稿アプリを運営するプロモーターのトリラーが17日に発表した。音楽番組とコラボした2日間イベントの一つして開催される。ラウンド数、グローブなどの試合形式は発表されていない。

デラホーヤ氏は昨年の元ヘビー級王者マイク・タイソン氏の復帰に触発されて、3月に13年ぶりの復帰を表明していた。「リングに戻る準備ができて、画期的なエンターテインメントの中で実現することを誇りに思う。相手に最大限の敬意を払い、ハイレベルなボクシングを世界に見せたい」とコメントした。

92年バルセロナ五輪で金メダルを獲得後にプロデビュー。94年に12戦目でWBOスーパーフェザー級を皮切りに、04年にWBOミドル級で史上初の6階級制覇を達成した。08年にマニー・パッキャオに8回TKO負けして引退していた。

ベウフォート氏は「ボクシング史上最も有名な一人と戦える。総合格闘技代表として楽しみにしている。子供たちが語り継ぐような、格闘技史に残る戦いなる」とコメントした。97年からUFCに参戦し、04年にライトヘビー級王座を獲得。99年にPRIDEで桜庭和志に判定負け、11年にUFCで秋山成勲にKO勝ちしている。06年にボクシングでKO勝ちしたこともある。18年にUFCでKO負けで引退していた。

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史上初6階級制覇王者オスカー・デラホーヤ現役復帰

ボクシング史上初の6階級制覇王者オスカー・デラホーヤ(48=米国)が26日、14年ぶりに現役復帰を表明した。

4月のトリラー・ファイトクラブの会見で明かした。7月3日にダラスで、対戦相手にはUFCの選手を予定しているという。

デラホーヤは昨年の元ヘビー級王者マイク・タイソン復帰に触発されて、現役復帰の意向を示していた。トレーニングするシーンをSNSに投稿や、IBF世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキンに勝てると豪語して挑発していた。1試合限りではなく、複数の試合を希望しているとも報じられている。

デラホーヤは92年バルセロナ五輪で金メダルを獲得後にプロデビュー。94年に12戦目でWBOスーパーフェザー級を皮切りに、04年にWBOミドル級で史上初の6階級制覇を達成した。08年にマニー・パッキャオに8回TKO負けして引退していた。

トリラーは昨年にタイソンとロイ・ジョーンズのエキシビションを主催した。動画投稿アプリを運営するが、新たなプロモーターとしてファイトクラブを開催している。

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井岡と田中の世界戦、過去の日本人対決は王者が圧倒

井岡一翔(左)と田中恒成

<プロボクシング:WB0世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦>◇31日◇東京・大田区総合体育館

WBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(31=Ambition)と日本人2人目の4階級制覇を狙う同級1位田中恒成(25=畑中)の大みそかの大一番のゴングが鳴る。

世界複数階級制覇経験者の日本人の男子対決は初めて。

 ◇   ◇   ◇

◆複数階級制覇 世界最多はオスカー・デラホーヤ(米国)とマニー・パッキャオ(フィリピン)の6階級で、5階級が7人いる。日本のジム所属選手では、4階級の井岡一翔が男子最多、世界で20人目だった。アジアではパッキャオ、5階級のノニト・ドネア(同)、ドニー・ニエテス(同)に続き4人目。ミニマム級からはレオ・ガメス(ベネズエラ)、ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)、ニエテスに続き4人目。国内で3階級は亀田興毅、ホルヘ・リナレス、八重樫東、長谷川穂積、井上尚弥、田中恒成に井岡で7人いる。2階級制覇はファイティング原田から京口紘人まで17人。女子はアマンダ・セラノ(プエルトリコ)の7階級が最多で、国内は藤岡奈穂子の5階級が最多。

 ◇   ◇   ◇

◆世界戦での日本選手対決 67年のスーパーフェザー級が最初で、王者沼田から小林が12回KOで奪取した。過去45試合ある。統一戦、決定戦の各3試合を除くと王者の30勝9敗。今回と同じ世界王者経験者の対決は過去14試合ある。団体統一戦1試合を除き、暫定王者との統一戦を含めて王者が10勝3敗。いずれも王者が勝率77%となっている。

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ホリフィールド氏らタイソン15年ぶり復帰戦を予想

前日計量で記者の質問に答えるタイソン(USA TODAY=ロイター)

ついにボクシング元世界ヘビー級王者マイク・タイソン(54)が15年ぶりにリング復帰する。28日(日本時間29日)に米ロサンゼルスのステープルズセンターで、18年以来2年ぶりのリングとなる元世界4階級制覇王者ロイ・ジョーンズJr.(51)とエキシビション8回戦で「激突」する。

1回2分、12オンスのグローブ着用で、ヘッドギアなしながらも、レフェリーも入ってWBCによるリモート採点で勝敗が決まる。どちらが勝者となるのか? タイソンとゆかりのある元世界王者らボクシング関係者が各メディアで勝者を予想している。

    ◇   ◇   ◇  

<1>タイソンと2度対戦し勝利したイベンダー・ホリフィールド氏(58)「タイソンがロイをつかまえることができれば、ダメージを与えられるだろう。しかしタイソンがつかまえることができなければ…、それはひどい戦いになる」。予想:条件付きでタイソン勝利

<2>04年にタイソンをKOしたダニー・ウィリアムズ(47)「ロイは深刻なケガをするだろうと思う。ナチュラルなミドル級の肉体とウエートだからな」。予想:タイソン勝利

<3>90年、東京ドームでタイソンを倒し、番狂わせを起こしたジェームズ・ダグラス氏(60)「ロイにはチャンスがあるが、それはわずかなもの。私よりも体格がスリムだからね」。予想:タイソン勝利

<4>6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)らのトレーナー、フレディ・ローチ氏(60)「マイクがロイをKOすると思う。私はマイクにロイの体に残された技術に注意しなければならないと伝えた。それはロイが(98年に)バージル・ヒルをKOするために出したパンチだ」。予想:タイソン勝利

<5>元6階級制覇王者オスカー・デラホーヤ氏(47)「いつものように、もしジョーンズJr.が何かをやってきたとしても、驚かないだろう」。予想:タイソン勝利

<6>元5階級制覇王者フロイド・メイウェザーの叔父でトレーナーのジェフ・メイウェザー氏(56)「タイソンが力を持っていることは分かっている。途方もないハンドスピードもある。もしお金を賭けるとすれば、タイソンを選ぶ」。予想:タイソン勝利

<7>元WBAスーパー・IBF世界スーパーライト級王者アミール・カーン(33)「マイクとロイが戦う理由がわからないが、彼らは友人なのではないのか。どちらが勝つのかと聞かれれば、私の意見ではロイ・ジョーンズだ」。予想:ジョーンズJr.勝利

<8>タイソンとポッドキャストで対談した経験のある元UFCウエルター級王者タイロン・ウッドリー(38)「マイク・タイソンが誰かに触れれば、彼が何歳であっても相手はダウンすると思う」。予想:タイソン勝利

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王者アルバレス、デラホーヤ氏とプロモート契約解消

ボクシングのWBA世界ミドル級スーパー、WBC世界同級フランチャイズ王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)がプロモート契約を結ぶ元世界6階級制覇王者オスカー・デラホーヤ氏(47)との契約解消したと6日、米メディアのTMZスポーツなどが報じた。

デラホーヤ氏率いるゴールデンボーイ・プロモーションとの関係を断ち切り、現在は「フリーエージェント」であると強調。WBA世界ミドル級王者村田諒太(34=帝拳)が対戦を希望するビッグネームだけに動向が注目される。

6日に声明を発表したアルバレスのマネジャーとなるエディ・レイノソ氏は「本日11月6日からアルバレスはフリーエージェントになる。ボクシングのキャリアを続ける準備ができている。多くの責任と規律を持ってジムで一生懸命トレーニングしており、体調を整えている。今年戦う準備ができている。すぐに日付、対戦相手、会場を発表し、成長を続ける。メキシコのボクシングが最高であることを示すために、これまで以上に力強くカムバックする」とコメント。なおゴールデンボーイ・プロモーションからの公式的なコメントはない。

米老舗ボクシング誌ザ・リングのパウンド・フォー・パウンド(階級を超越した最強の世界王者)ランキングで1位となるアルバレスは18年10月、映像配信サービスのDAZNと計11試合、3億6500万ドル(約401億5000万円)の契約を結んだものの、3試合分を消化したのみ。今年9月には、DAZNとデラホーヤ氏に対し、契約違反を理由に米ロサンゼルス連邦裁判所に訴訟を起こしていた。米メディアによると、2億8000万ドル(約308億円)の損害賠償額を求めているという。

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フィリピンの英雄パッキャオの左/山中慎介の一撃

マニー・パッキャオ

<ボクシング、忘れられない一撃~5>

一発のパンチですべてが変わるボクシング。選手、関係者が「あの選手の、あの試合の、あの一撃」をセレクトし、語ります。日本歴代2位となる12度の防衛を果たした元WBC世界バンタム級王者山中慎介氏(37)が選んだ一撃は、「ハットンをKOしたパッキャオの左」です。(取材・構成=奥山将志)

    ◇    ◇    ◇

▼試合VTR 08年12月にオスカー・デラホーヤとのビッグマッチを制したマニー・パッキャオ(フィリピン)が、09年5月2日、米ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで、スーパーライト級全勝を誇る強打のリッキー・ハットン(英国)と対戦した。

フライ級からキャリアをスタートさせ、4階級制覇を達成していたパッキャオ。この試合は、スーパーライト級での試合経験などから、パッキャオ不利を予想するも声少なくなかったが、「フィリピンの英雄」はゴング直後にそんな不安をかき消した。スピードと的確なパンチですぐにペースをつかむと、カウンターの右フックでダウンを先取。同回終了間際にも再びダウンを奪うなど、完璧な立ち上がりを見せた。

山中氏が選んだパンチは、2回終了間際。ダメージが隠せない相手と、リング中央で対峙(たいじ)すると、小さなモーションから左ストレートを顔面に打ち込んだ。ハットンはキャンバスに大の字となり、そのままKOで試合を決めた。

    ◇    ◇    ◇

パッキャオは同じサウスポーということもあり、現役時代、参考にしていた選手です。数々の印象的なパンチがありますが、このハットン戦での一撃を選んだのは、「こういう打ち方もできるんだ」という驚きが強かったからです。

パッキャオ=踏み込みという印象を持っている人は多いと思います。僕自身も、パッキャオのように、下半身で生み出したパワーを上半身に伝える踏み込みを意識していました。ただ、同じようなパンチで倒し続けていると、相手も警戒してきますし、当てにくくなるものです。

ハットン戦のパッキャオは、出来がとにかく良かったですし、パンチも合っていた。最後のストレートは、右に小さくフェイントを入れた直後、いつものように大きく踏み込まず、上半身を少し開き、ややフック気味に打っています。

当時の僕はまだ日本王者になる前。テレビを見ていて、相手に研究される立場に立たされたパッキャオの工夫と、引き出しの多さを感じたのを覚えています。

アジアから世界の頂点に駆け上がったパッキャオ。ハットン戦の頃は、すごく勢いもありましたし、パワー、スピードはもちろん、相手に向かっていく勇気もずばぬけていたと思います。踏み込んで打つのは勇気が必要です。技術に加え、メンタルの強さもパッキャオの魅力だと思います。

◆山中慎介(やまなか・しんすけ)1982年(昭57)10月11日、滋賀・湖南市生まれ。南京都高1年でボクシングを始め、3年時の国体で優勝。専大ボクシング部で主将。06年1月プロデビュー。10年6月に日本バンタム級王座、11年11月にWBC世界バンタム級王座を獲得し、12度防衛。18年3月に引退を発表。家族は妻と1男1女。身長171センチの左ボクサーファイター。

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トップランク社が平岡アンディ「先物買い」した理由

米プロモート大手トップランク社と契約を結び、米デビューする平岡アンディ

ボクシングIBF世界スーパーライト級14位平岡アンディ(23=大橋)が、米プロモート大手トップランク社と契約を結んだことが26日、発表された。

   ◇   ◇   ◇

トップランク社が平岡を「先物買い」したのは、米国を中心としたボクシング興行の競争が背景にある。アラムCEO率いるトップランク社は現在、元6階級制覇王者オスカー・デラホーヤ氏によるゴールデンボーイ・プロモーション、アル・ヘイモン氏が手がけるPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)ら有力ボクサーと契約する他社とライバル関係にある。 それぞれのプロモーション会社がテレビ局、動画配信会社などの契約を結んでおり、多くの興行を開催するには必然的に実力のあるボクサーが必要となっている。また最近ではエディー・ハーン氏が運営する英プロモーションのマッチルームも勢力を拡大しつつあり、世界的な競争にも発展している。平岡の契約は持ち前の潜在能力はもちろん、世界のボクシング界から日本人ボクサーが注目されている証明でもある。

◆平岡(ひらおか)アンディ 1996年(平8)8月8日、横浜市生まれ。元アマボクサーでガーナ人の父ジャスティス氏の勧めで4歳からボクシングを開始。中学から陸上中距離で活躍し、横浜高時代には国体出場の経験もある。高校時代の13年2月に花形ジムからプロデビューし、4回TKO勝ち。14年には東日本ライト級新人王を獲得。15年からは米国で修行した後、17年から大橋ジムに移籍し、同年11月には初代日本ユース・スーパーライト級王者に。身長180センチの左ボクサーファイター。

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V2戦の田中恒成はデラホーヤ級、WBO会長が絶賛

WBO世界フライ級タイトルマッチ調印式 グローブチェックをする王者・田中恒成(右)と畑中清会長(左)(撮影・森本幸一)

世界3階級覇者のWBO世界フライ級王者田中恒成(24=畑中)が23日、同級1位ジョナサン・ゴンサレス(28=プエルトリコ)との2度目の防衛戦(24日、愛知・武田テバオーシャンアリーナ)を前に調印式、前日計量を名古屋市内のCBCホールで行い、両者ともリミットの50・8キロでパスした。

調印式にはWBOのフランシスコ・バルカルセル会長も出席し、田中については、世界6階級覇者オスカー・デラホーヤ、同5階級覇者ホルヘ・アルセ、同4階級覇者ミゲール・コットらの名前を挙げて「ボクサーの質として、彼らと比較できる選手」と絶賛した。

田中は「名前が出た選手はレジェンドばかり。自分はまだまだですが、明日は最高の試合をお見せします」と笑顔で応じた。また今回の試合に向けては「スピードで圧倒して、必ずKO」というコメントを繰り返してきたが、この日は「全力で頑張ります」など比較的控えめだったが「挑戦者が謙虚なので、そうなっただけ。もちろんKOを狙います」とKO宣言で締めた。

一方、ゴンサレスは“スピード対決”と言われることに「スピードが同じなら、あとはインテリジェンス。いかにクレバーな試合ができるか。自分は世界戦は初めてだが、アマチュアなどで経験があり、それができる」と自信を見せた。「田中はすごく戦闘的で、明日はウォリアー(戦士)同士の戦い。新しいチャンピオンが生まれる」と自分の優位をアピールした。

WBO世界フライ級タイトルマッチ調印式 笑顔で質疑応答に応じる王者・田中恒成(撮影・森本幸一)
WBO世界フライ級タイトルマッチ前日計量 計量をクリアしポーズを決める王者・田中恒成(左は挑戦者のジョナサン・ゴンサレス)(撮影・森本幸一)

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元4階級制覇王者が死去 08年ボクシング殿堂入り

パーネル・ウィテカーさん(AP)

プロボクシング元4階級制覇王者パーネル・ウィテカーさん(米国)が14日夜、交通事故で亡くなったことが分かった。米メディアが報じたもので、バージニアビーチの交差点で自動車にはねられ、死亡したという。55歳だった。

ウィテカーさんはアマチュア時代の84年にロサンゼルス五輪で金メダルを獲得。84年にプロデビューし、89年2月にIBF世界ライト級王座を獲得。プロ18戦目で世界王者となった。その後、ライト級でWBA、WBC、IBFの3団体統一王者に就くと、階級を上げてスーパーライト級、ウエルター級、スーパーウエルター級の4階級でも世界王座を獲得していた。

97年には元6階級制覇王者オスカー・デラホーヤ(米国)、99年にはフェリックス・トリニダード(プエルトリコ)とも対戦して敗退。01年4月の再起戦を最後に現役を引退した。また08年には世界ボクシング殿堂の選手部門で殿堂入りしていた。

WBCのマウリシオ・スライマン会長は自らのツイッターで「ウィテカーさんが亡くなったという悲報を受け取りました。過去数十年でもっとも素晴らしいボクサーの1人であり、WBCの素晴らしい友人だった。深く悲しんでいます」とコメントした。

パーネル・ウィテカーさん(AP)(右)

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井上尚弥が世界団体5本ベルト披露「歴史感じる」

自ら5本のベルトをリングロープに掛け、指をさして写真に納まる井上(撮影・河田真司)

ボクシングWBA・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(26=大橋)が25日、横浜市内の所属ジムでプロ18戦で獲得した世界主要団体など計5本のベルトをお披露目した。WBA、WBC、IBF、WBOの4団体に加え、1922年創刊で歴史と権威のある米老舗ボクシング誌ザ・リング認定のバンタム級ベルトが先週届き、コンプリートした世界的な全ベルトを並べた。

井上は「自分もこうやってベルトを並べたのは初めて。重圧というか、やってきた歴史を感じました。最初にWBCのタイトルを取ってWBO、WBA、IBFと取りましたが、それぞれ思い出があります。これに満足しないで頑張りたいです」と決意を新たにした。

主要4団体のベルト制覇は過去に36戦目で高山勝成が成し遂げたが、5本のベルトの獲得は日本人初となった。所属ジムの大橋秀行会長は「ベルトをみてやり遂げたなと思う。しかし、またあらためてここからがスタートです」と強調した。

井上は14年4月、当時の日本最速となるプロ6戦目で初世界王座となるWBCライトフライ級ベルトを獲得。8戦目となる同年12月にはWBO世界スーパーフライ級王座を奪取し、2階級を制覇。16戦目の18年5月にWBA世界バンタム級ベルトを奪った。昨年10月から階級最強を決めるトーナメント、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)に参戦。今年5月のWBSS準決勝では、ザ・リング認定ベルトも懸けられ、IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を2回TKOで下し、一気に全ベルトを手中にしていた。

年内に予定されるWBAスーパー王者ノニト・ドネア(フィリピン)とのWBSS決勝に向け、大橋会長は「日時、会場はまもなく決まると思います。このベルト5本とはまた違ったベルトも狙っていきたい」とサポートを約束していた。

★世界主要ベルト★

◆WBA(世界ボクシング協会)1921年発足。本部はパナマ。52年に日本ボクシングコミッション(JBC)認定。全米ボクシング協会が母体。62年に現名改称。ヒルベルト・メンドーサ会長。

◆WBC(世界ボクシング評議会)1963年発足。本部はメキシコ。70年にJBC認定。加盟国がもっとも多い世界最大王座認定団体として知られる。マウリシオ・スライマン会長。

◆IBF(国際ボクシング連盟)1988年発足。本部は米国。13年にJBC認定。ニュージャージー州に本部がある米唯一の団体。ダリル・ピープルズ会長。

◆WBO(世界ボクシング機構)1988年発足。13年にJBC認定。元6階級制覇王者オスカー・デラホーヤ(米国)が最初に獲得した王座として有名に。フランシスコ・バルカルセル会長。

◆ザ・リング 1922年創刊の米老舗ボクシング誌。創刊から独自に各階級ランキングや王者を選出、認定する。階級を超越したパウンド・フォー・パウンドも決めている。ダグ・フィッシャー編集長。

5本のベルトを披露する井上尚 2019/06/25
質問に笑顔で答える井上(撮影・河田真司)

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井上尚弥が日本人初快挙 世界団体5本ベルト披露

自ら5本のベルトをリングロープに掛け、指をさして写真に納まる井上(撮影・河田真司)

ボクシングWBA・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(26=大橋)が25日、横浜市内の所属ジムでプロ18戦で獲得した世界主要団体など計5本のベルトをお披露目した。WBA、WBC、IBF、WBOの4団体に加え、1922年創刊で歴史と権威のある米老舗ボクシング誌ザ・リング認定のバンタム級ベルトが先週届いたこと受け、コンプリートした世界的な全ベルトを並べた。主要4団体のベルト制覇は過去に36戦目で高山勝成が成し遂げたが、5本のベルトの獲得は日本人初となった。

井上は14年4月、当時の日本最速となるプロ6戦目で初世界王座となるWBCライトフライ級ベルトを獲得。8戦目となる同年12月にはWBO世界スーパーフライ級王座を奪取し、2階級を制覇。16戦目の18年5月にWBA世界バンタム級ベルトを奪った。昨年10月から階級最強を決めるトーナメント、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)に参戦。今年5月のWBSS準決勝では、ザ・リング認定ベルトも懸けられ、IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を2回TKOで下し、一気に全ベルトを手中にしていた。

★世界主要ベルト★

◆WBA(世界ボクシング協会)1921年発足。本部はパナマ。52年に日本ボクシングコミッション(JBC)認定。全米ボクシング協会が母体。62年に現名改称。ヒルベルト・メンドーサ会長。

◆WBC(世界ボクシング評議会)1963年発足。本部はメキシコ。70年にJBC認定。加盟国がもっとも多い世界最大王座認定団体として知られる。マウリシオ・スライマン会長。

◆IBF(国際ボクシング連盟)1988年発足。本部は米国。13年にJBC認定。ニュージャージー州に本部がある米唯一の団体。ダリル・ピープルズ会長。

◆WBO(世界ボクシング機構)1988年発足。13年にJBC認定。元6階級制覇王者オスカー・デラホーヤ(米国)が最初に獲得した王座として有名に。フランシスコ・バルカルセル会長。

◆ザ・リング 1922年創刊の米老舗ボクシング誌。創刊から独自に各階級ランキングや王者を選出、認定する。階級を超越したパウンド・フォー・パウンドも決めている。ダグ・フィッシャー編集長。

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