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紫雷「自分ほめてもいいかな」大一番インタビュー上

PPV大会メインでの王座防衛に自信を示したWWEのNXT女子王者紫雷イオ(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

米プロレスWWEのNXT女子王者紫雷イオ(30)が7日(日本時間8日)、PPV大会テイクオーバー第1日のメインイベントで、身長183センチ、体重80キロのパワーファイター、ラケル・ゴンザレス(30=米国)との防衛戦に臨む。WWE年間最大の祭典レッスルマニア37大会(10、11日・米タンパ)を控える「レッスルマニアウイーク」に開催されるテイクオーバー大会もNXTにとって年間最大の大会。昨年6月7日のNXT女子王座戴冠から保持期間は300日を経過。今後を占う大一番を控え、日刊スポーツのインタビューに応じた。【取材・構成=藤中栄二】

◇ ◇ ◇

18年6月にWWEと契約した紫雷は、昨年6月7日にNXT女子王座を獲得。今月3日には王座在位期間が300日を超えた。

「300日ですか。どうせなら365日(1年間)、ベルトを巻きたいという気持ちがあります。次の4月7日のテイクオーバーはヤマ場だなと思います。2日間あるうちとはいえ、PPV大会でメインイベントで女子の試合があるのはすごいことで、そこは素直に胸を張りたいと思います。時代というものに後押しされているかもしれないけれど、私自身が王者として結果を残していなければ、こうはなっていないと。300日という日数あるからこそ、少し自分をほめてもいいかなと思います」

3年連続の女子プロレス大賞に輝き、満を持してひそかな夢だったWWE入りを実現させた。世界中から能力の高いレスラーが集まることもあり、何より強い個性が不可欠な団体。19年6月からヒールに転向し、コスチュームも風貌もダークスタイルに変更した。

「最初の頃はちょっと難しかったけれど、軌道に乗ったら自分の体が勝手に動いていましたね。パフォーマンスしているうちに自分の中の『イオ・シライ』が憑依(ひょうい)している感じがあったので。最初はヒールだったのですが、結構、それでファンの心をつかんでしまったみたいで。(新型)コロナウイルス以前の会場での人気もすごく高かったです。間違いなくWWEで生み出したスタイル。でもバチッと米国ファンにはまっているので。変わって良かったし、変わらなかったらベルトを取ることはできなかったと思っています」

コロナウイルスの影響で、昨年はWWE日本大会も延期となった。WWEの「イオ・シライ」として凱旋(がいせん)試合ができていない。日本のファンにもWWE仕様のチェックを希望。7日のNXTテイクオーバー大会メインイベントに組まれたゴンザレスとの防衛戦を見てほしいという気持ちが強い。

「凱旋試合はやりたかったですが、タイミングが合わず、コロナのためにより遠のいてしまいました。試合の動き自体は変わっていないですけれど、日本にいる時と今の『イオ・シライ』の風貌、ルックス、コスチューム、メークとか、ものすごく変えました。そこが受け入れてもらえるかなと。(スターダム時代は)写真集も出しているのに、今はダークな感じになっているので(笑い)。それで(米国で)人気が出ているのですが、きっと日本の今までの紫雷イオを思い浮かべている人にはギャップがすごいかなと。本当は早く(現在の姿を)上書きしたいです。その機会が空けば空くほどギャップが大きくなりますし。ファンの方に(NXTを)ちょこちょこ見てギャップを埋めておいてください、とお願いしたいです。びっくりしないでください(笑い)」。

(後半に続く)

◆紫雷(しらい)イオ 1990年(平2)5月8日、神奈川・鎌倉市出身。16歳だった07年3月4日、姉美央とともにプロデビュー。姉とともに「紫雷姉妹」として活動し、10年にメキシコ修業。11年8月にスターダムへ初参戦。15年にはスターダムの5大王座を制覇。18年にスターダムを退団し、WWEに正式加入。同年8月のWWE女子トーナメント「メイ・ヤング・クラシック」で準優勝。19年6月、NXT女子初の金網戦で王者シェイナ・ベイズラーに敗れ、ヒール転向。20年6月にシャーロット・フレアー、リア・リプリーとの3WAY形式NXT女子王座戦で勝利し、WWE王座初戴冠。156センチ、47キロ。血液型はA。

7日のPPV大会NXTテイクオーバーでラケル・ゴンザレス(右)との防衛戦に臨むNXT女子王者紫雷イオ(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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元世界5階級王者ドネアがウバーリに挑戦 米報道

ボクシングの元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(38=フィリピン)が5月29日、米国でWBC世界バンタム級王者ノルディーヌ・ウバーリ(34=フランス)に挑戦する見通しとなったと3日、米専門サイト「ボクシング・シーン」が報じた。既に両者ともに契約書にサインしているという。試合会場は米コネティカット州アンカスビルが候補に挙がっている。

WBC同級1位ドネアは当初、昨年12月19日にウバーリに挑戦する予定だったが、王者のコロナウイルス陽性判定で中止に。代替試合として前IBF世界同級王者エマヌエル・ロドリゲス(28=プエルトリコ)との同級王座決定戦に臨むことが決まったものの、今度はドネア自らがコロナウイルス陽性判定を受け、離脱せざるを得なくなった。最終的にロドリゲス-レイマート・ガバリョ(24)のWBC暫定王座決定戦が開催され、ガバリョが僅差判定勝利で暫定王者となっていた。

一時、ウバーリは休養王者になっていたが、正規王者に復活。今年3月に母国フランス・パリで世界戦を計画していたが、コロナ禍で実現していなかった。

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井上尚弥6・19ベガス防衛戦「油断なく仕上げる」

井上尚弥(2021年1月21日撮影)

ボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(27=大橋)が6月19日、米ラスベガスでIBF同級1位マイケル・ダスマリナス(28=フィリピン)との防衛戦に臨むことに合意した。

25日(日本時間26日)、井上と契約を結ぶ米プロモート大手トップランク社のボブ・アラムCEOが井上の次戦について米メディアに明かしたことを受け、所属ジムの大橋秀行会長(56)が26日に取材対応。「当初は日本でやろうとしたが、コロナウイルスの状況で微妙になった。ほぼ合意です」と明かした。

昨年10月に米ラスベガスに初進出し、ジェーソン・モロニー(オーストラリア)に7回KO勝ちしており、2戦連続でラスベガスでの防衛戦となる。所属ジムを通じ、井上は「前戦から7カ月が経ちましたが、ようやく(防衛戦の)めどが立ちうれしく思います。IBFの指名試合になりますが、油断なく仕上げます。楽しみにしてくれているファンのためにも熱い試合をお見せします。応援よろしくお願いします」と意気込みを示した。WBA王座は5度目、IBF王座は3度目の防衛戦となる。既にダスマリナスと同じサウスポーの選手とスパーリングも開始している。

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井上尚弥21年初戦6月 大橋会長が誕生日に明かす

8日に56歳の誕生日を迎え、元世界3階級制覇王者八重樫トレーナー(右)からプレゼントを受け取る大橋会長(撮影・藤中栄二)

元WBA、WBC世界ミニマム級王者で大橋ボクシングジム会長の大橋秀行氏が8日、56歳の誕生日を迎えた。

元世界3階級制覇王者八重樫東トレーナー(38)ら同ジムの選手たちから次々とプレゼントや祝福の言葉を受け取り、照れ笑いを浮かべた。21年も月2回のペースでフェニックスバトル興行(日刊スポーツ新聞社後援)を続ける予定で「(新型)コロナウイルスを倒したい」と強調しつつ「完全には無理だろうから、共存共栄も考えたい」と気を引き締めた。

また11日に東京・後楽園ホールでボクシングデビューを控える元K-1スーパーバンタム級王者武居由樹(24=大橋)に期待を寄せ「彼にはスター性がある。勝負はもちろん、人を引きつけるスター性が大事。タイミングなどもあるが、2年以内には世界王者になれる資質を持っている」とキッパリ。さらにWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(27=大橋)の21年初戦について「6月あたりを考えている」と明かした。井上はIBF同級1位マイケル・ダスマリナス(28=フィリピン)との指名試合が濃厚となっている。

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SareeeがWWE道場入り 近日中にも加入発表

Sareee

女子プロレスラーのSareee(サリー=24)が米プロレスWWEの選手育成ジムとなるWWEパフォーマンスセンターに入ったと24日(日本時間25日)、米メディアが報じた。

23日に男女合わせて約30人がセンター入りし、トレーニングを開始したという。近日中にWWEも加入を正式発表する見通し。

Sareeeは新型コロナウイルス感染拡大前の20年2月に契約したものの、コロナウイルスの影響で渡米延期に。今年1月のシードリング新木場大会で渡米前最後の国内試合に臨み、WWE入り準備を進めていた。

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元安美錦、安治川親方の引退相撲延期 来年5月に

元安美錦の安治川親方=2019年8月13日

大相撲の安治川親方(42=元関脇安美錦)は19日、引退相撲(東京・両国国技館)を2022年5月29日に延期すると発表した。当初は昨年10月4日に予定していたが今年5月30日に延期しており、今回は再延期になる。コロナ禍の事情を考慮して決定した。

安治川親方は「今年5月の開催に向けて準備していましたが、地方から東京にいらっしゃる方のこともふまえて、悩みに悩んで決めました。今、コロナウイルスの影響でたくさんの方が大変な思いをしている。お祝い事なので、皆さんに安心してきていただけるように準備していきます」と説明した。

今後は、新型コロナウイルスの感染状況なども考慮しつつ、座席の割り振りなどを再検討していく予定。すでに購入した人には、優先的に配慮していくという。

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アマ8冠中垣龍汰朗デビュー連勝「勝ててよかった」

4回、パンチを放つ中垣(撮影・横山健太)

<プロボクシング:スーパーフライ級6回戦>◇14日◇東京・後楽園ホール◇日刊スポーツ新聞社後援

アマ8冠ボクサー中垣龍汰朗(21=大橋)がデビュー2連勝を飾った。興法裕二(27=新日本木村)とのスーパーフライ級6回戦に臨み、4回2分26秒、KO勝利を収めた。両者ともサウスポースタイルながら序盤から的確なパンチでダメージを与え、4回には左ストレートでぐらつかせると、右ボディーでダウンを奪って快勝。昨年8月のデビュー戦に続き、連続KO勝利となった中垣は「21年1発目のプロボクシングの試合で勝ててよかった。またいろいろなボクシングの展開ができるように」と気持ちを引き締めた。

大橋ジム入門時には「2年以内の世界王座奪取」を掲げている。中垣は「こういう(コロナウイルス感染拡大の)状況で今年も何試合できるかはわかりませんが、実現できるように頑張りたい」と決意表明した。

中垣(右)のセコンドにつく八重樫(撮影・横山健太)
4回、ダウンを奪う中垣(右)(撮影・横山健太)
KO勝利し拳を突き上げる中垣(撮影・横山健太)

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王者マッキンタイア無症状、31日防衛戦には前向き

新型コロナウイルス検査で陽性判定を受けたWWEヘビー級王者ドリュー・マッキンタイア(35)が無症状で隔離生活を送っていることを明かした。

11日(日本時間12日)、米フロリダ州で開催されたロウ大会を欠場。隔離生活に入ったため、リモートで登場し「症状のない幸運な1人だが、決してコロナウイルスを軽視していない。俺も感染したということは、誰にでも感染する可能性がある。これを止めるにはマスクを着用し、社会的距離を保つガイドラインに従うことだ」とファンに呼びかけた。

31日にはPPV大会ロイヤルランブルで「超人類」ビル・ゴールドバーグ(54)との防衛戦を控えている。マッキンタイアは「先週受けたゴールドバーグの挑戦には応えたいと思う。WWEの歴史の中でも破壊的パワーを持つ1人で、個人的にもお気に入りの選手だった。あなたの決めぜりふ『ユー・アー・ネクスト』と言って挑戦を受け入れたい」と21年最初の大舞台までにリング復帰することを表明していた。

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徳勝龍「史上最高インタビュー」大相撲この1年前編

優勝インタビューで笑顔を見せる徳勝龍(2020年1月26日撮影)

2020年が間もなく終わる。コロナ禍にあったこの1年は、相撲界でもさまざまなことが起きた。角界での「印象に残った10の言葉」を、1月から順に紹介する。まずは前編。【取材・構成=佐々木一郎】

(1)「自分なんかが優勝していいんでしょうか?」(徳勝龍、1月26日)

今年の本場所は、幕尻だった徳勝龍の番狂わせから始まった。千秋楽、大関貴景勝を寄り切り、あれよあれよという間に優勝をさらった。場内インタビューでの第一声が「自分なんかが優勝していいんでしょうか?」。国技館内が柔らかな笑いに包まれた。優勝争いの意識を聞かれても「意識することはなく…。ウソです。めっちゃ意識してました」と漏らして笑いを誘った。徳勝龍の人柄が多くの人に知られるきっかけになり、「史上最高の場内インタビュー」と指摘する声も多い。

(2)「師匠の男っぷりの良さをこれからも見習っていきたい」(豪栄道、1月29日)

大関豪栄道が初場所後に引退を発表し、会見で話した言葉。大関からの陥落が決まったが、次の場所で10勝すれば大関に復帰できる。しかし、潔く引退を決めた。師匠の境川親方(元小結両国)からは「弱音を決して吐かない、ど根性は誰よりも持っていた男」との言葉を贈られた。年寄「武隈」を襲名。2日後には年寄総会にスーツ姿で現れ、師匠から贈られた、バックルが「G」のいかついベルトも話題になった。

(3)春場所初日の協会あいさつ(3月8日、八角理事長)

3月の春場所(エディオンアリーナ大阪)は無観客で行われた。初日恒例の協会あいさつは、幕内力士と審判部の親方衆が土俵下に整列し、土俵の中央で八角理事長(元横綱北勝海)が正面を向いて言葉を発した。以下、全文を記載する。

「初日にあたり謹んでごあいさつを申し上げます。

公益財団法人日本相撲協会は、社会全体でコロナウイルス感染症の拡大を防いでいる状況を勘案し、また何より大相撲を応援してくださる多くのファンの皆さまにご迷惑をかけることは決してできないと考え、大相撲3月場所を無観客で開催させていただくこととなりました。

本場所を楽しみにお待ちいただいておりました多くの皆さまには大変なご迷惑とご心配をおかけすることとなりましたが、何とぞご理解を賜りますようお願いを申し上げます。

またコロナウイルスに感染した皆さまには一時も早いご回復をお祈り申し上げます。このようなお客さまのいない本場所となり、力士にとっても気持ちを整えるのが難しい、非常に厳しい土俵となりますが、それでも全力士は全国各地で応援してくださっている郷土の皆さまやファンの方々の歓声や声援を心に感じ、精いっぱいの土俵を務め、テレビでご観戦の皆さまのご期待にお応えするものと存じます。

古来から力士の四股は邪悪なものを土の下に押し込む力があるといわれてきました。また横綱の土俵入りは五穀豊穣(ほうじょう)と世の中の平安を祈願するために行われてきました。力士の体は健康な体の象徴ともいわれています。

床山が髪を結い、呼び出しが柝(き)を打ち、行司が土俵を裁き、そして力士が四股を踏む。この一連の所作が人々に感動を与えると同時に、大地を静め、邪悪なものを抑え込むものだと信じられてきました。

こういった大相撲の持つ力が日本はもちろん、世界中の方々に勇気や感動を与え、世の中に平安を呼び戻すことができるよう協会員一同一丸となり、15日間全力で努力する所存でございます。何とぞ千秋楽まで温かいご声援を賜りますようお願い申し上げ、ごあいさつといたします。

令和2年3月8日 公益財団法人日本相撲協会理事長 八角信芳」

4分21秒にも及ぶ異例の長さだったが、感動的なスピーチは好評を得た。YouTubeの日本相撲協会公式チャンネルで映像が見られるので、ぜひ視聴していただきたい。

(4)「最後の場所は無観客でしたから、引退相撲の時は多くの人に『豊ノ島~』って声をかけていただきたいですね」(豊ノ島の妻沙帆さん、4月18日)

4月17日に豊ノ島が引退を発表した。春場所は東幕下2枚目で勝ち越せず、関取復帰はならなかった。三役経験者の名力士の引退だったが、コロナ禍にあって記者会見はなし。当時はまだ協会のオンライン対応もなく、代表社による電話取材でコメントを出すだけだった。本来なら、映像が残る節目の会見になるはずだったが…。発表の翌日、妻の沙帆さんに電話インタビューをお願いすると、冒頭のコメントが出た。現役最後の場所は無観客、引退会見は電話のみ。さみしい引き際だが、最後の晴れ舞台がある。引退相撲は2022年5月28日を予定している。

(5)「いつもあと何場所で写真がなくなるか、考えていた。なくなる前にもう1つ飾りたかった」(照ノ富士、8月2日)

7月場所は名古屋でなく、国技館で行われ、照ノ富士が優勝した。千秋楽の取組を終えると、照ノ富士は土俵下で館内を見上げていた。なぜかは分からなかったが、その後のこのコメントで事情が分かった。ケガなどの影響で大関から序二段まで陥落し、14場所ぶりに幕内復帰して優勝。国技館の優勝額は、直近の優勝力士32人が掲額される。照ノ富士にとっては31場所ぶりの優勝だったため、気持ちはよく分かった。11月場所は優勝争いを繰り広げ、来年の初場所は関脇で臨む。来年は何枚、優勝額を飾るだろうか。

引退を報告する境川親方(右)と元大関豪栄道の武隈親方(2020年1月29日撮影)

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ドネアがコロナ陽性判定、WBCバンタム世界戦中止

ノニト・ドネア(2019年11月5日撮影)

ボクシングの元5階級制覇王者ノニト・ドネア(38=フィリピン)が新型コロナウイルスに感染し、WBC世界バンタム級王座決定戦を辞退すると9日(日本時間10日)、米メディアが報じた。同級1位のドネアは19日(同20日)に米コネティカット州アンカスビルで、同級4位となる前IBF世界同級王者エマヌエル・ロドリゲス(28=プエルトリコ)と同級王座決定戦に臨む予定となっていたが、試合は中止になるという。

当初はドネアが同級王者ノルディーヌ・ウバーリ(34=フランス)に挑戦する予定だったが、ウバーリのコロナウイルス陽性判定で中止に。ウバーリが休養王者となり、ロドリゲスとの同級王座決定戦に切り替わっていた。

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谷口、佐宗ともに計量クリア 日本ミニマム級王座戦

日本ミニマム級王座決定戦の前日計量をパスした谷口(右)と佐宗(提供:ワタナベジム)

ボクシング日本ミニマム級王座決定戦は3日、東京・後楽園ホールで開催される。

同王座を争う同級1位谷口将隆(26=ワタナベ)、同級3位佐宗緋月(25=T&T)は2日、都内で前日計量に臨み、谷口は100グラム少ない47・5キロ、佐宗は200グラム少ない47・4キロでそれぞれクリアした。

新型コロナウイルスの影響で、3月の王座決定戦が流れた谷口にとっては、対戦相手が変更され、仕切り直しの同決定戦となる。昨年9月の石沢開との挑戦者決定戦を制して得た挑戦権。同試合以来、約1年3カ月ぶりのリングでもあり「試合ができるのがうれしい。試合までの過程がいつもより充実している。日本タイトルは世界王座以外で絶対に欲しい王座の1つ」と意気込む。

特に所属ジムの盟友でもあるWBC世界ライトフライ級王者京口紘人(27)がコロナウイルス陽性判定で世界戦前日に中止となった。ジムも2週間閉鎖となり、試合1カ月前にジムワーク以外のトレーニングのみで調整を余儀なくされた。谷口は「コロナは誰が悪いというのはない。京口が感染し、さらに身近なものだと思った。彼の分まで頑張らないといけない」と、あらためて気を引き締めた。

一方、王座初挑戦となる佐宗はサウスポーとの対戦が約5年4カ月ぶり。「(谷口は)アマチュアの経験があり、世界挑戦もしているので総合力が高いと思う。実戦で多めに左対策をしてきました」と明かした佐宗は「自分のボクシングをまっとうしたい。自分のボクシングでのみ込んでいくイメージで戦いたい」と意欲を示していた。

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ドネアとロドリゲス王座決定戦、ウバーリ休養王者に

ノニト・ドネア(19年11月撮影)

ボクシング元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(37=フィリピン)が12月19日、米コネチカット州アンカスビルで前IBF世界王者エマヌエル・ロドリゲス(28=プエルトリコ)とのWBC世界バンタム級王座決定戦に臨むことが承認された。

25日(26日)、WBCが同級1位ドネア、同級4位ロドリゲスの同王座決定戦を認めたと発表した。当初はドネアがWBC世界同級王者ノルディーヌ・ウバーリ(34=フランス)に挑戦するカードが決まっていたが、ウバーリは10月下旬に新型コロナウイルスで陽性反応を示したことで試合中止になっていた。

またWBCはウバーリを休養王者として承認。コロナウイルスの陰性が確認され、コンディションが万全になった後、21年2月以降にドネア-ロドリゲスの勝者との指名試合が義務づけられるなどの条件がついた。

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メイウェザー「今回は仕上げて良い状態で」一問一答

大会主催者による新格闘技イベントMEGA2021会見にリモート出席したボクシング元世界5階級制覇王者メイウェザー

ボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(43)が21年2月28日、東京ドームで開催される新格闘技イベント「MEGA2021」に出場すると16日、発表された。

横浜市内のホテルで開かれた大会開催会見にリモートで出席したメイウェザーは18年大みそかのRIZIN14大会で那須川天心とのエキシビション(3分3回)に臨んで以来、2年2カ月ぶりのリング。主催者による代表質問となったメイウェザーとの主な一問一答。

-ファンにメッセージ

メイウェザー 日本のみなさま、東京のみなさまにお礼が言いたい。私のことを覚えていてくれて、良くしてくれて愛を感じる。この先のことについてワクワクしている。

-次は誰と対戦したい

メイウェザー 現在はどんな相手なのか見当がついていないが、また東京に行くことが楽しみ。東京はボクシングや総合格闘技で素晴らしい試合が組まれてきた。日本のファンにエンターテインメントを楽しんでもらうために行く。

-日本人選手は誰か注目しているのか

メイウェザー 現在は世界がコロナウイルスで目の前のことに忙しくて、詳しく注目していないが、とにかく早く日本に行きたい。

-WBA・IBF世界バンタム級王者井上尚弥との対戦を考えるか

メイウェザー その名は詳しくは分からないが、彼とやるならばしっかりとチームと相談し、研究して準備を進めてやりたい。

-なぜ、また日本で試合

メイウェザー 日本は世界の中でも素晴らしい国。東京も素晴らしい街。食べ物もおいしく、人々は優しい。礼儀正しく、非常に我々も日本、東京に来ると楽しい思いをするので、そのお返しとして日本のファンにエンターテインメントを楽しませ、自分たちも楽しみたい。いつだって日本に戻ってきたいと思う。

-MEGAに向けて練習は

メイウェザー いつものようにたくさん練習し、努力し、人々が見たいものをみせる心意気だ。前回日本でパフォーマンスした時はそこまで練習せず、体もだらしなかったが、今回は仕上げて良い状態で日本に行きたい。

-最後に

メイウェザー 今回はコロナのことで物事が遅れたが、来年は五輪があるということで、日本のみなさん、おめでとうございます。

那須川天心からダウンを奪うメイウェザー(2018年12月31日撮影)

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京口紘人が世界戦中止謝罪「たくさんの方に迷惑を」

新型コロナウイルス感染が判明し、試合前日に世界戦中止となったことを謝罪したWBA世界ライトフライ級スーパー王者京口

ボクシングのWBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(26=ワタナベ)が新型コロナウイルス検査で陽性反応を示し、世界戦前日に中止となった事態を受けて謝罪した。3日にインテックス大阪で同級10位タノンサック・シムシー(20=タイ)との防衛戦を控えた2日にコロナウイルス感染が判明。試合中止を受けて自身のSNSを通じ「本当にごめんなさい」と投稿し、保健所の指導で10日間、大阪市内で隔離生活を送っていた。

12日に隔離ホテルでの生活を終えたという京口は14日、オンラインで所属ジムの渡辺均会長、深町信治マネジャーと会見に臨み「関係者のみなさまにご迷惑をおかけし、申し訳ございません。(コロナが)出てしまったことは仕方ないですが、たくさんの方に迷惑をかけたと思い、対戦相手にも申し訳ない気持ちです。すみません」とおわびの言葉を口にした。悪化を心配していたものの、隔離生活期間も含め、症状はなかったという。

隔離生活での最初の3日間はメンタル的に落ち込み「いろいろなものが崩れ落ちた感じになった」と振り返った。それでも周囲から激励の言葉をもらい、前向きにホテル内でシャドーボクシングなどで体を動かしていたことを明かした。京口は「いつ試合が決まってもいいように体を動かしていた。衰えは心配になるので、やれることはやるようにしていました」と説明。さらに週明けからジムワークを再開する見通しだという。今後、あらためてPCR検査を受ける意向も示した。

挑戦者タノンサックの滞在ビザ期限が12月31日まであるため、国内でのマネジメント契約を結ぶグリーンツダジムとワタナベジムの両陣営間で調整しているが、渡辺会長は「いろいろな意見がある。1つは年内にやるべきという意見、コロナが急増している中で、これは開催してはいけないのではないかという意見もあるので慎重に検討している」と話すにとどめた。

◆京口の隔離中の1日 起床後、午前8時に体温など体調をパソコンで入力。午前10時に保健所から電話で体調の確認。食事は8時、0時、18時の3度、いずれも弁当。京口は毎日、12ラウンドのシャドーボクシングと筋トレを欠かさず。

新型コロナウイルスに感染し、隔離生活を終えて帰京したWBA世界ライトフライ級スーパー王者京口がオンラインで会見

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世界3階級王者クロフォード「打ち負かす」計量パス

ボクシング世界3階級制覇王者で現WBO世界ウエルター級王者のテレンス・クロフォード(33=米国)が約11カ月ぶりの防衛戦に臨む。14日(日本時間15日)、米ラスベガスで元IBF世界同級王者ケル・ブルック(34=英国)との4度目の防衛戦を控え、14日(同13日)には前日計量に登場。147ポンド(約66・67キロ)のリミットでパスしたブルックに対し、、クロフォードは146・6ポンド(約66・49キロ)でクリアした。

昨年12月、エギディウス・カバラウスカス(リトアニア)に9回TKO勝ちして以来のリング。クロフォードは「ブルックのような強い男を打ち負かす。それがすべての始まり」と強い決意を口にした。契約を結ぶ米プロモート大手トップランク社のボブ・アラムCEOからはブルック撃破後の青写真が示され、WBA世界同級スーパー王者マニー・パッキャオ(41=フィリピン)、WBC・IBF世界同級王者エロース・スペンス・ジュニア(30=米国)との団体統一戦が期待される。そのメガファイト実現へのモチベーションは非常に高い。

今回はMGMグランドでの無観客試合となるものの、クロフォードは「1度リングに入れば、ファンがいるかどうかは関係ない。違いもない。実際、今年はもっと戦いたかったが、コロナウイルスが台無しにした。戦えることが幸せで重要だ」と、決意も新たにリングに向かう。

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WBC王者ウバーリ、コロナ感染でドネア戦が中止

来月にボクシング元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(37=フィリピン)と対戦予定だったWBC世界バンタム級王者ノルディーヌ・ウバーリ(34=フランス)が新型コロナウイルスに感染したと13日(日本時間14日)、米ボクシングメディア「ボクシング・シーン」が報じた。12月12日、米アンカスビルで組まれたカードだったが、王者陣営が規制を受けて渡航許可を得られず、試合中止になったと伝えられていた。

同メディアによると、ウバーリと契約を結ぶプロモート会社MTKグローバルのボブ・ヤレンCEOは「ウバーリはコロナウイルスで陽性反応を示した。それが試合できない理由。渡航ビザとは関係ない。これは選手の安全と健康のため。2週間ほど効果的な練習ができていない」と明かしたという。さらに同CEOは「試合までに6週間あったが、効果的な練習ができていなかったので、この決定をしなくてはならなかった」と苦渋の選択だったようだ。

ウバーリのコロナウイルス感染により、同級1位ドネアは12月19日、米国で前IBF王者の同級4位エマヌエル・ロドリゲス(28=プエルトリコ)と対戦する方向で、WBCが許可すれば暫定王座戦になる見込み。ヤレンCEOは「ウバーリが100%に戻るのにどれほどの時間がかかるかは分からないが、彼はドネア-ロドリゲスの勝者との対戦を強く望んでいる」と説明していた。

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らつ腕プロモーター、エディ・ハーン氏がコロナ陽性

英国ボクシング界のらつ腕プロモーター、エディ・ハーン氏(41)が1日、新型コロナウイルス検査で陽性反応を示したと明かした。

10月4日の興行に備えた定期的な検査で判明したもので、自らのツイッターで「私がコロナウイルス検査で陽性であることを検査で知りました。今日、すぐに現場から離れないといけない。ありがたいことに他の人々はすべて陰性でした」などと報告。自宅で隔離生活を送るという。

ハーン氏は英プロモート大手マッチルームの社長を務め、3団体統一ヘビー級王者アンソニー・ジョシュアやWBA世界スーパーミドル級スーパー王者カラム・スミス、WBO世界ミドル級王者デミトリアス・アンドラデらと契約。英スカイスポーツとも21年まで独占放送契約を結んでいる。

さらに17年からは本格的な米進出も展開し、18年にはマッチルームUSAを設立し、ストリーミング配信会社DAZNとタッグを組み、試合を配信している。

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芝田山広報部長、新たな感染者は複数と示唆

芝田山広報部長(2019年8月31日撮影)

日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は9日、報道陣の電話取材に応じ、同協会員が新たに新型コロナウイルスに感染したと明らかにした。

5日に幕下以下の力士1人の感染が判明。当該力士の所属部屋関係者や濃厚接触者は、PCR検査を受けているという。全員の検査結果は出ていないというが「順次、陽性とか陰性とかは出ている」と説明。また、発熱のある者や無症状の者もいるなど、感染者が複数人いることも示唆した。

当該部屋で陰性だった力士の秋場所(13日初日、東京・両国国技館)出場については「同じ空間にいるから陰性であったとしても分からない。絶対的に国技館に(コロナウイルスを)持ち込まない状況にしないといけない」と話し、対応を協議するとした。他の部屋に体調不良を訴える力士はおらず、全ての検査結果判明後に陽性者の人数を公表する。

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ジャイアント・キマラさん死去 コロナ合併症か

89年2月、全日本プロレスで谷津(手前)の首をロープに押しつけ後頭部へキックを浴びせる初代ジャイアント・キマラ

全日本プロレスなどに参戦した元WWEレスラーのジャイアント・キマラ(本名ジェームス・ハリス)さんが9日、心肺停止で死去した。70歳だった。キマラさんは5日にコロナウイルス検査で陽性反応を示し、そのまま入院。10年から高血圧と糖尿病に苦しみ、両足切断に追い込まれていた。コロナウイルスとの合併症が死因と報じる米英メディアもある。

78年にデビューしたアフリカ系米国人のキマラさんは82年からウガンダの部族をモチーフとしたフェースペイント、ボディーペイントを施し、怪奇派の巨漢レスラーとして活躍した。84年からWWF(現在WWE)に参戦。85年にはジャパンプロレスで初来日を果たした。89年には全日本プロレスにも登場し、ブッチャーとも共闘した。95年にはハルク・ホーガンの誘いでWCWとも契約した。

WWFではアンダーテイカー、アンドレ・ザ・ジャイアントらとも対戦。ホーガンは「キマラの死去はとても悲しい。親切心の塊だった。安らかに眠れ、ビッグブラザー」などとSNSを通じて悲しみをつづった。

初代ジャイアント・キマラ(1989年2月26日)
全日本プロレス ジャイアント・キマラ、アブドーラ・ザ・ブッチャー組対田上明、谷津嘉章組 谷津嘉章(下)を踏みつける初代ジャイアント・キマラ(1989年2月26日)

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元安美錦の安治川親方 引退相撲は来年5月に延期

元安美錦の安治川親方

大相撲の安治川親方(元関脇安美錦)は15日、今年の10月4日に予定していた引退相撲(両国国技館)を来年5月30日に延期すると発表した。新型コロナウイルスの影響を考慮し、観客が安心して来場するために日程変更を決めた。販売済みのチケットはそのまま使用でき、キャンセルにも応じる。

安治川親方は「こんな状況でもチケットを買ってくれた人がいるので、なんとか10月にできないかと、いろいろ考えました。例えばマス席は1人にして間隔を空けたり、フェースシールドを配ったり…。断髪式では土俵上にアクリル板を立てて、手を入れてはさみを入れてもらうことも考えました。でも、無理してでなく、安心してきてもらうために延期を決めました」と説明した。

今後はポスターやチラシを刷り直したり、新日程に向けた準備を進めていく。来年の引退相撲では、史上初となるリモートチケットの販売も検討中。「コロナウイルスが気になって、会場に来られない人のためにも考えているところ。どういうリモートがいいか考えています。全世界にチケットを売ろうかな(笑い)」と安治川親方。リモートチケット購入者には、引退相撲の様子を映像で見られるようにするなどの特典を検討しているという。

詳細は、以下のウェブサイトまで。http://aminishiki.jp/

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