上へ戻る

au版ニッカン★バトル

記事検索

日本歴代1位16連勝、KO数、最短70秒など/井上世界戦記録アラカルト

ダスマリナスを攻める井上尚弥(AP)

<ボクシング:WBAスーパー、IBF世界バンタム級タイトルマッチ12回戦>◇19日(日本時間20日)◇米ネバダ州ラスベガス

WBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(28=大橋)が防衛(WBA5度目、IBF3度目)に成功した。 IBF同級1位マイケル・ダスマリナス(28=フィリピン)を3回TKOで倒し、日本人初となる2戦連続の「聖地」防衛に成功した。

★井上尚弥の世界戦記録アラカルト★

◆連勝 16連勝中で日本歴代1位。2位は具志堅用高の14連勝、3位は山中慎介の13連勝と続く。

◆KO数 14KO(16試合)で日本歴代1位。2位は10KOで内山高志(14試合)、井岡一翔(19試合)。3位は9KOで具志堅用高(15試合)、山中慎介(15試合)と続く。

◆海外防衛 4度成功は日本歴代1位。2位は2度の西岡利晃、亀田和毅

◆勝利数 16勝は歴代2位。1位は井岡一翔の持つ17勝。

◆最短KO 18年10月のパヤノ戦でマークした70秒(1分10秒)は日本歴代1位。2位は平仲明信が92年4月にマークした92秒(1分32秒)。

★井上尚弥の全階級通じての強さは…★

◆パウンド・フォー・パウンド(PFP) 全階級を通じた最強王者を示す称号。ボクシングは17階級(WBCのみ18階級)あり、世界主要の認定王座も4団体に分かれる。団体によって1階級にフランチャイズ、スーパー、暫定など王座そのものも増加しているため、最強ボクサーを示す意味で用いられ、米老舗誌ザ・リングのPFPが有名。世界ミドル級、世界ウエルター級両王座を獲得したシュガー・レイ・ロビンソンが最初にPFPと呼ばれたとされる。過去にはマイク・タイソン、ロイ・ジョーンズもPFPと呼ばれ、マニー・パッキャオ、フロイド・メイウェザー、ワシル・ロマチェンコ、現在はサウル・アルバレスがPFPとの評価を受ける。またキックボクシングや総合格闘技でも、同じく最強王者の称号として使われる。

▽「ザ・リング」誌のPFP10傑

順 選手名  (国  名) 階級

<1>アルバレス (メキシコ) ミドル

<2>井上 尚弥 (日  本) バンタム

<3>クロフォード(米  国) ウエルター

<4>ウシク   (ウクライナ)ヘビー

<5>テイラー  (英  国) Sライト

<6>スペンスJr (米  国) ウエルター

<7>ロペス   (米  国) ライト

<8>エストラーダ(メキシコ) Sフライ

<9>ロマチェンコ(ウクライナ)ライト

<10>井岡 一翔 (日  本) Sフライ

19年11月、WBSS世界バンタム級トーナメント決勝 5回、ドネア(左)を激しく攻める井上尚弥(2019年11月7日撮影)

関連するニュースを読む

アルバレス戦敗退の前王者サンダース、眼窩底など3カ所骨折の手術を報告

ボクシング前WBO世界スーパーミドル級王者ビリー・ジョー・サンダース(31=英国)が10日(日本時間11日)、顔面3カ所の骨折を報告した。

自らのSNSを更新し「眼窩(がんか)底とほおの骨折が3カ所ありました。手術はうまくいきました」と投稿。8日に米アーリントンでWBAスーパー、WBC世界スーパーミドル級王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)との3団体統一戦に臨み、棄権による8回終了TKO負けを喫した。8回途中、アルバレスの右アッパー強打で右目周辺が大きく腫れて試合棄権し、右眼窩(がんか)底骨折の疑いなどで病院に直行していた。

ミドル級、スーパーミドル級の2階級制覇を達成し、08年から30戦全勝だったサンダースはプロキャリアをアルバレスの強打に砕かれた。今週半ばまでは搬送先の病院で過ごす見通し。サンダースは「(アルバレスの)良いショットに捕まり、その後は視界がなくなった。試合を見てくれたすべての人に感謝します」などとつづった。

関連するニュースを読む

3団体統一王者アルバレス、次の野望はIBF無敗王者プラント 9月目指す

WBA、WBC、WBO3団体のベルトを手にするアルバレス(AP)

<ボクシング:WBAスーパー、WBC、WBO世界スーパーミドル級王座統一12回戦>◇8日(日本時間9日)◇米テキサス州アーリントン・AT&Tスタジアム

「カネロ」の愛称を持つWBAスーパー、WBC世界スーパーミドル級王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)がWBA、WBC、WBOの3団体統一に成功した。

30戦全勝のWBO世界同級王者ビリー・ジョー・サンダース(31=英国)に8回終了TKO勝ち。WBAは3度目、WBCは2度目の防衛となった。次戦は9月、4団体統一戦の実現を希望した。

 ◇   ◇   ◇

試合後の会見場で、アルバレスは、ほぼダメージのない表情だった。「試合は8回前後に動くと思っていた」と涼しい顔。苦手とされていたサウスポーのWBO王者をプラン通りに攻略したことを明かした。「思ったよりも難しくなかった。準備は整っていた。日々、向上している手応えもあった」と振り返った。

5回にサンダースの左ストレート、左ショートを浴びた以外、アルバレスはほぼ完璧に防御していた。常に圧力をかけ、左ボディーブローをねじ込み、WBO王者のスタミナを削っていった。ほぼ勝負を決めたと言っていい8回、カウンターでの右アッパー強打でサンダースの右目下カットに追い込み、試合続行不可能にさせてしまった。

サンダースの棄権でTKO勝ちしたアルバレスは「ラウンドごとに私が勝っていた。これが最終的な結果になると知っていたし、私は彼の頬骨を折り、コーナーから出てこないことも分かっていた」と手応え十分のパンチだったようだ。

3団体統一王者の野望は、もちろん残りIBF王座の獲得にある。21戦全勝のIBF王者ケイレブ・プラント(28=米国)との対戦に向け、アルバレスは「それが次の計画です。(IBF)ベルトにいきます。その戦いを欲している。ファンに最高のファイトを与えてほしい」と4団体統一戦を希望した。契約を結ぶ英プロモート大手マッチルーム社のエディ・ハーン代表は「その戦いを実現するだけ。次戦組まれる唯一の試合で、プラントが同じように感じていることを願っている。彼が先日のインタビューでカネロに言及していなかったことを知っているが、9月には実現させたい」と言葉に力を込めた。

サンダース(右)にTKO勝ちし3団体統一王者となったアルバレス(AP)

関連するニュースを読む

プロ初黒星サンダースに右眼窩底骨折の疑い 右目周辺が大きく腫れ棄権

<ボクシング:WBAスーパー、WBC、WBO世界スーパーミドル級王座統一12回戦>◇8日(日本時間9日)◇米テキサス州アーリントン・AT&Tスタジアム

WBAスーパー、WBC世界スーパーミドル級王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)に棄権による8回終了TKOで敗れ、プロ初黒星を喫したWBO世界同級王者ビリー・ジョー・サンダース(31=英国)が右眼窩(がんか)底骨折の疑いが出てきた。

8回、アルバレスのカウンター気味の右アッパー強打で右目下をカットし、右目周辺が大きく腫れたことで試合続行できず、棄権した。プロ31戦目で初めて負けたサンダースは試合後、父トム氏ら陣営とともに地元の病院に直行していた。

関連するニュースを読む

アルバレス3団体統一、43年ぶり米ボクシング屋内観客記録更新7万人超え

サンダース(右)にパンチを浴びせるアルバレス(AP)

<ボクシング:WBAスーパー、WBC、WBO世界スーパーミドル級王座統一12回戦>◇8日(日本時間9日)◇米テキサス州アーリントン・AT&Tスタジアム

「カネロ」の愛称を持つWBAスーパー、WBC世界スーパーミドル級王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)が3団体統一に成功した。

30戦全勝だったWBO世界同級王者ビリー・ジョー・サンダース(31=英国)に8回終了TKOで初黒星をつけ、王者対決を制した。

WBAは3度目、WBCは2度目の防衛にもなった。サウスポーのWBO王者に左を警戒しながら圧力をかけ、ボディーブローでスタミナを削った。サンダースの右目下がカット、大きく腫れ、試合が止められた。

コロナ禍にもかかわらずスタジアムに集結したファンは7万3126人にのぼり、米ボクシングの屋内観客数記録をマーク。78年9月、ニューオーリンズのスーパードームで開催されたムハマド・アリ-レオン・スピンクスの再戦に6万3352人の観衆を集めた記録を43年ぶりに更新した。

アルバレスは18年10月にスポーツ動画配信サービスDAZNと5年11試合で3億6500万ドル(約402億円)の大型契約を結んだ世界4階級制覇王者。また米老舗専門誌ザ・リングのパウンド・フォー・パウンド(階級を超越した王者)ランキングで19年11月から1位をキープするなど、ボクシング界のスーパースターとして注目されている。

関連するニュースを読む

アルバレス、3団体統一戦の前日計量パス ファンの赤ちゃんにキスする余裕

3団体統一戦の前日計量に臨んだサウル・アルバレス(左)とビリー・ジョー・サンダース(ロイター)

「カネロ」の愛称を持つボクシングの人気スター選手のWBAスーパー、WBC世界スーパーミドル級王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)が約5000人のファンに向け、序盤からの激しいファイトを約束した。8日(日本時間9日)、米アーリントンのAT&TスタジアムでWBO世界同級王者ビリー・ジョー・サンダース(31=英国)との3団体統一戦を控え、7日(同8日)には会場前の屋外にあるAT&Tプラザで前日計量に臨んだ。

メキシコ系米国人のファンの歓声を受けながら、最前列に着席した母親のひざの上に座っていた赤ちゃんにキスしたアルバレスは余裕の笑み。100グラム少ない76・1キロでパスしたサンダースを横目に、300グラム少ない75・9キロでクリアした。至近距離でのにらみ合いも展開したアルバレスは「みんなが外にでてきてくれてとてもうれしい。うまくいけば、良い戦いをみせられる」とあいさつ。さらに「彼(サンダース)は難しいファイターであり、サウスポー(左構え)でもある。このレベルでは、あらゆることに順応する必要があり、スタイルの準備はできている。特に最初のラウンドで激しい戦いになる」と予告してみせた。

コロナ禍にもかかわらず、試合当日には米ボクシングの屋内観客数記録を更新する約7万人のファン来場が予定される。アルバレスは「ファンの勝ってほしいという願いは私を駆り立ててくれる。ファンを悩ませたりしない。すべてカネロのためのもの」と自信に満ちた表情を浮かべた。

一方、保持するWBO王座の3度目防衛戦となるサンダースは、観衆からブーイングを浴びながらも毅然(きぜん)とした態度。「私には信念があり、勝利の精神がある。勝つために来ている。アルバレスは、私ほど心と決意を持った選手と対戦したことはないと思う。彼は素晴らしい王者であるが、すべてのタイトルを手に入れるためにここに来た」とキッパリ。30戦無敗を誇るWBO王者は「私は08年以来、負けていない。彼は倒すために何かをしなければならないだろう。私の闘志と頭脳を持っている限り、負けることはない」と自信をのぞかせていた。

フェースオフするアルバレス(左)とサンダース(ロイター)

関連するニュースを読む

王者アルバレス、ゴロフキンと3度目対決の見通し明かす…Sミドル級で

「カネロ」の愛称を持つボクシングの人気スター選手のWBAスーパー、WBC世界スーパーミドル級王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)が、元3団体統一ミドル級王者で現IBF世界同級王者のゲンナジー・ゴロフキン(39=カザフスタン)との3度目対決の可能性を口にした。8日(日本時間9日)に米テキサス州アーリントンのAT&TスタジアムでWBO世界同級王者ビリー・ジョー・サンダース(31=英国)との3団体統一戦を控えたアルバレスは6日の記者会見後、ゴロフキン戦に言及したと7日(日本時間8日)、米メディアが伝えた。

アルバレスは「真実は、何に対しても開かれているということだ。168ポンド(スーパーミドル級)で王座統一した後、私はオープン。しかし次の試合は168ポンドになる」と説明。過去2度のゴロフキン戦はミドル級だったが、3度目が実現するなら1階級上のスーパーミドル級になるとの見通しを明かした。さらに「もし彼が私との戦いを希望しているなら、それ(1階級上げる)をしなければならない。なぜしないのか? 私は彼と戦うために154ポンド(スーパーウエルター級)から160ポンド(ミドル級)に上げたのだから」と強調した。

アルバレス-ゴロフキン戦は17年9月の初対決で引き分けた。18年2月、アルバレスがドーピング検査で禁止薬物が検出され、米ネバダ州アスレチックコミッションから6カ月間の出場停止を受けた。18年9月に2度目の対決が実現し、アルバレスが勝利を飾っていた。両者と複数試合契約を結んでいるスポーツ動画配信サービス「DAZN」によって3度目対決が実現するのではないかとみられている。

関連するニュースを読む

アルバレス戦&高山戦が7万人超え アリ-スピンクス戦破る米屋内新記録へ

会見でポーズを取るアルバレス(左)とサンダース(右)(AP)

「カネロ」の愛称を持つボクシングの人気スター選手のWBAスーパー、WBA世界スーパーミドル級王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)が8日(日本時間9日)、米テキサス州アーリントンのAT&TスタジアムでWBO世界同級王者ビリー・ジョー・サンダース(31=英国)との3団体統一戦を控える。プロモーターの英大手マッチルーム社のエディ・ハーン代表(41)は6日(日本時間7日)、同興行のチケット販売が米ボクシング屋内観客数記録を超えていることを明かした。

同興行では元世界ミニマム級4団体王者でWBO世界ライトフライ級11位高山勝成(37=寝屋川石田)がWBO世界ライトフライ級王者エルウィン・ソト(24=メキシコ)に挑戦するカードも組まれる。これまで1978年9月、ニューオーリンズのスーパードームで開催されたムハマド・アリ-レオン・スピンクスの再戦に6万3352人の観衆を集めた記録が最高。この記録は42年間続いているが、ハーン代表は週末の夜は7万人の観衆に達すると明言した。20年3月の新型コロナウイルス感染拡大後、米国の単一スポーツイベントで最大の観客数になることは間違いないという。

当初は5万人程度の観客数と予想されていたものの、同代表は「今朝、我々は米ボクシング史上最高の屋内観客数記録を公式に破った。これまで関わった中で最大のイベントになる。試合は我々が決して忘れることのできない雰囲気になるでしょう」と得意げに語った。AT&Tスタジアムは立ち見を含め、ボクシング興行仕様で10万人以上の観客を収容可能で、チケット販売の制限もかけていないそうだ。アルバレスは「人々の反応に本当に感謝している。ボクシングはすべてを正常に戻すスポーツだ。そして私は戦いの準備ができている」と屋内観客数記録の樹立予想を歓迎した。

なお米メディアによると、米国の屋外観客数記録は1926年9月、フィラデルフィアで開催されたジャック・デンプシー-ジーン・タニー戦の12万557人が最高だという。

記者会見で質問を聞くアルバレス(AP)

関連するニュースを読む

高山勝成-ソトの世界戦前日計量も有観客開催 米専門サイト報じる

高山勝成(2020年9月9日撮影)

8日(日本時間9日)に米テキサス州アーリントンで開催されるボクシング元世界ミニマム級4団体王者でWBO世界ライトフライ級11位高山勝成(37=寝屋川石田)-WBO世界ライトフライ級王者エルウィン・ソト(24=メキシコ)戦の前日計量が有観客で開催されると5日(日本時間6日)、米専門サイトのボクシング・シーンが報じた。

報道によると、試合会場のAT&Tスタジアム内にあるAT&Tプラザで約5000人のファンを集め、午後2時(現地時間)から開かれるという。試合も8万人収容のスタジアムに約5万人の観客を入れて開催する見通し。同興行のメインイベントでは「カネロ」の愛称を持つ人気スター選手のWBAスーパー、WBA世界スーパーミドル級王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)が、30戦無敗のWBO世界同級王者ビリー・ジョー・サンダース(31=英国)との3団体統一戦に臨むことで注目されている。

東京オリンピック(五輪)出場を掲げ、アマチュア活動していた高山は昨年12月に4年4カ月ぶりにプロ復帰戦に臨み、世界ランカーの小西伶弥に勝利。3度目の防衛戦となるソトに挑戦することが決まっていた。

関連するニュースを読む

サンダース「電話ボックスだろ」3団体統一戦リングの大きさに不満

30戦全勝無敗のボクシングWBO世界スーパーミドル級王者ビリー・ジョー・サンダース(31=英国)が週末に控えるWBAスーパー、WBC世界スーパーミドル級王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)との3団体統一戦を前にリングサイズに大きな不満を公言している。

8日(日本時間9日)、米テキサス州アーリントンで「カネロ」の愛称を持つ人気スター、アルバレス戦を前に、サンダースが試合リングのサイズを「まるで電話ボックスだろ」と激怒発言したと4日(日本時間5日)、英紙ザ・サンが報じた。サウスポーのサンダースが足を使ったボクシングを得意としており、リングサイズの小型化はファイタータイプのアルバレスに優位とされている。

報道によると、サンダースは会場となるAT&Tスタジアムで設置予定の試合リングが想定していた24×24フィート(約7メートル31センチ)ではなく、18×18フィート(約5メートル18センチ)になっていると主張し「ボクシングのリングが電話ボックスのサイズで私の動きを止めようとしている。18フィートのリングなんて受け入れられない」と怒りの姿勢だという。自らの陣営に主催者とアルバレス陣営との交渉を任せているとしつつ「我々のチームが解決すると確信している。さもなければ試合はない」と試合拒否の意思さえも示していると伝えている。一方、アルバレス陣営は「負けた時の言い訳ではないか」と冷ややかな反応をしている。

なお日本ボクシングコミッションのルールで、リングは原則として正方形の18フィート以上、24フィート以内と設定している。

関連するニュースを読む

王者アルバレス3団体統一戦へ「ジャッジ必要としない試合を」KO決着意識

「カネロ」の愛称を持つボクシングの人気スター選手のWBAスーパー、WBA世界スーパーミドル級王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)が8日(日本時間9日)、米テキサス州アーリントンでWBO世界同級王者ビリー・ジョー・サンダース(31=英国)との3団体統一戦を控え、4日(同5日)に試合会場のAT&Tスタジアムで取材に応じた。

30戦無敗の2階級制覇王者との対戦を前にアルバレスは「5~6年前の自分とは違う。経験がある。より成熟したファイターだ。土曜日の夜は彼とは次元の違う戦いをする。ジャッジが必要としない試合を期待する」とKO決着への意識を高めた。

「168ポンド(スーパーミドル級のリミット)の部門を統一したい。サンダースに勝利した場合、(IBF同級王者)ケイレブ・プラントが標的になる」と4団体統一の野望を掲げているアルバレスはNHLダラス・カウボーイズの本拠地となる8万人収容の試合会場を視察。スタジアム正面前でファイティングポーズの写真撮影も応じ「自分をイライラさせるものは何もない。土曜日に勝つことに集中している」とリラックスした表情を浮かべた。エディ・レイノソ・トレーナーも「(アルバレスは)サウスポー、右利き、現役王者、元王者とすべてのタイプと対戦した。サンダース戦も新しいことは何もない」と余裕のコメントだった。 メキシコ人の伝統と尊厳の祝典として知られている「シンコデマヨ」の週末、アルバレスは「ただリングにいき、自分がしなければならない仕事をするつもり」と自然体そのもの。母国メキシコに勝利をささげる意気込みを示した。

関連するニュースを読む

ヘビー級前統一王者ルイスが再起戦勝利、12キロ減量でポッチャリから変身

<ボクシング:ヘビー級12回戦>◇1日◇米カリフォルニア州カーソン

前ヘビー級3冠統一王者アンディ・ルイス(31=米国)が、1年4カ月ぶりの再起戦に勝利した。3度世界挑戦しているWBA同級8位クリス・アレオーラ(40=米国)と対戦。2回にダウンを喫したものの、その後は試合をコントロールし、3-0の判定勝ちを収めた。採点は118-109が2人、117-110が1人と大差がついた。

冷や汗の再起となった。2回にコーナーへ詰めるも右フックを浴びてひざをついた。3回にも攻め込むとパンチを返された。4回からは距離をとりながらコントロールし、逆にアレオーレがペースダウン。さらに肩も痛めたか手数が減り、中盤以降は終始攻勢。終盤に追い込むも倒しきれなかった。

ルイスは「アレオーラはベテランでパンチも強かった。右はきいた」と認めたが諦めなかった。「さびも感じたが動き続けた。やるべきことをやって、勝利することができた。また階段を上っていく」と控えめに話した。

ルイスは19年6月に代役挑戦者として、WBAスーパー、IBF、WBO世界同級王者アンソニー・ジョシュア(31=英国)を7回TKOで王座を獲得した。ダウン挽回の大番狂わせでメキシコ系初の同級王者に。12月に直接再戦は0-3の判定負けし、王座陥落して以来の試合だった。

この試合から世界4階級制覇王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)と組むエディ・レイノソ・トレーナーについた。前回から約12キロの減量にも成功。ポッチャリ王者からの変身を図ってきた。動きにスピードは戻ってきていたが、ダウンを喫してKOはできず。完全復活とは言えなかったが、奪回へは1歩を踏み出した。

関連するニュースを読む

前3冠統一王者アンディ・ルイスが再起戦へ計量パス、前回から12キロ減量

ボクシング前ヘビー級3冠統一王者アンディ・ルイス(31=米国)が、1年4カ月ぶりで再起戦に臨む。4月30日に米カリフォルニア州カーソンで前日計量に臨み、116・1キロだった。

1日に当地で対戦するWBA同級8位クリス・アレオーラ(40=米国)は、103・7キロ。3度の世界挑戦経験を持つ大ベテランだ。

ルイスは19年6月に代役挑戦者として、WBAスーパー、IBF、WBO世界同級王者アンソニー・ジョシュア(31=英国)に挑み、7回TKOで王座を獲得した。ダウンを奪われながら逆転する番狂わせで、メキシコ系初の同級王者となった。12月に直接再戦となったが、いいところなく0-3の判定負けで陥落した。

再戦ではジョシュアが約5キロ体を絞ってきたのに対し、ルイスは約7キロ増の128・6キロだった。トレーナーの言うことを聞かず、試合後の3カ月はパーティーや祝勝会漬け。練習不足も明らかで太りすぎ、簡単に雪辱を許した。

昨年5月にはトレーナーを替えた。世界4階級制覇王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)のエディ・レイノソ氏。キャンプ前は140キロあったまでと言うが、ハードな練習に臨み、前回よりも約12キロの減量に成功した。アルバレスらの姿を見て、やる気も増したようだ。

当初は昨年11月の予定から、2度の延期を経ての再起戦となる。「新しいアンディを見せる」と変身ぶりをアピールするつもりだ。

関連するニュースを読む

タイソン、5月29日にホリフィールドと「対戦」か

マイク・タイソン氏(2018年10月19日撮影)

ボクシングの元統一世界ヘビー級王者マイク・タイソン(54=米国)が5月29日、米マイアミのハードロックスタジアムでエキシビションマッチに臨むことを明かした。18日にTMZスポーツが報じたもので、タイソンは世界4階級制覇王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)、UFCで2階級制覇王者となったヘンリー・セフード(34=米国)と共演した自らのポッドキャストでエキシビションマッチ第2弾を見通しを示したという。

対戦相手こそ明かさなかったものの、現役時代に2度対戦している元3団体統一ヘビー級王者イベンダー・ホリフィールド(58=米国)との「対戦」が有力視されている。ホリフィールドのリング復帰となれば、11年5月以来約10年ぶり。タイソンとの対戦が実現すれば、97年以来約24年ぶりとなる。

タイソンは昨年11月、ミドル級からヘビー級まで4階級を制覇したロイ・ジョーンズJr.(52=米国)とのエキシビションマッチで約15年ぶりにリング復帰。久々の実戦とは思えない軽快なステップ、パワー、スタミナをみせ、最終8回まで戦っていた。

関連するニュースを読む

京口スポンサーに最強カネロ愛用グローブのメーカー

サンドバッグを打つ京口紘人(ワタナベジム提供)

ボクシングWBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(27=ワタナベ)をビッグなスポンサーが後押しする。

13日の米ダラス市内で、同級10位ベガ(メキシコ)とのV3戦に臨む。米デビュー戦とあってスポンサーが2社増えた。その1社がメキシコのボクシング人気メーカー「NO BOXING NO LIFE」だった。

同社はエディ・レイノソ・トレーナーがオーナーを務めている。数多くの世界王者を育ててきたが、筆頭が4階級制覇王者で現役最強と言われるカネロことサウル・アルバレス。カネロがグローブなどを使用することで、人気、売り上げを伸ばしている。

京口は知人からグローブをプレゼントされ、使い始めたという。今回は黒地のクラシックなトランクスの右モモ裏側部分にロゴが張られた。カネロと同じスポンサーの後押しは、最高の刺激でいいアピールになる。

この日はホテル内での公式会見に臨んだ。京口は「今回がゴールではない。必ず勝って、統一戦などのビッグマッチにつなげていきたい」と抱負を披露。距離をとってのフェースオフで標的をにらみ付けた。

インタビューを受ける京口紘人(中央)(ワタナベジム提供)
練習を打ち上げた京口紘人(前列中央)とチーム京口のスタッフ(ワタナベジム提供)
ストレッチする京口紘人(ワタナベジム提供)
フェースオフする京口紘人(左)とアクセル・アラゴン・ベガ(右)(ワタナベジム提供)
京口紘人のトランクスの裏面

関連するニュースを読む

アルバレス防衛成功、5・8に3団体統一戦決定

<ボクシング:WBA・WBC世界スーパーミドル級タイトルマッチ12回戦>◇27日(日本時間28日)◇米フロリダ州マイアミ・ハードロック・スタジアム

「カネロ」が愛称のWBA・WBC世界スーパーミドル級王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)が防衛に成功した。

WBC同級2位アブニ・イルディルム(29=トルコ)の挑戦を受け、3回に右ストレートでダウンを奪取。挑戦者の棄権により、3回終了TKO勝ちを収めた。序盤からガードの隙間を狙い、右ストレートや右アッパー、左フックを次々とヒットさせ、イルディルムの体力を削っていった。これでアルバレスは55勝(36KO)1敗2分けとなった。

昨年12月のカラム・スミス(英国)戦以来、約2カ月半ぶりのリングはWBCの試合だった。楽々勝利とも言える内容にアルバレスは「アクティブ(に試合消化すること)は素晴らしい。素晴らしい街、マイアミで素晴らしい戦いをしたかった。KOする必要があり、それを成し遂げた。やらなければならなかった務めをやれることができた」と満足げに振り返った。

防衛成功後のリング上では、5月8日、WBO世界同級王者ビリー・ジョー・サンダース(英国)との3団体統一戦も発表された。会場は米ネバダ州ラスベガスのアレジアント・スタジアムか、テキサス州アーリントンAT&Tスタジアムで開催される見通しだ。アルバレスは「誰とでも戦う。最高の戦いをします。ここで歴史をつくっている。スーパーミドル級の王座統一を目指すためにイルディルムと戦う必要があった」とキッパリ。スーパーミドル級での4団体統一の野望をあらためて掲げていた。

関連するニュースを読む

プロで35歳まで…村田諒太「非常に不思議な感覚」

35歳の誕生日を迎え、バースデーケーキを前に笑顔をみせたWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太

ボクシングのWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(帝拳)が12日、35歳の誕生日を迎えた。新型コロナウイルスの影響で、19年12月のスティーブン・バトラー(カナダ)との初防衛戦以降、リングから遠ざかっている。2度目の緊急事態宣言が発出され、未だに具体的に防衛戦が組めない状況にある村田が自らの誕生日に所属ジムでトレーニングを積み、現在の心境を口にした。

村田 35歳にもなると、誕生日を忘れてしまいますね。娘や周りに言われて思い出すような感じ。ただスポーツ選手なので、どうしても引退というものが一刻一刻と近づいている気がするので、普通の35歳の方よりも年齢は気にしているかなと思う。

34歳のうちに1試合もできなかった。コロナ禍で昨春の世界4階級制覇王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)との統一戦は消滅した。6月、9月、12月と防衛戦が流れた。気がつけば、1年以上のブランクとなった。

村田 王者で良かったとは思う。王者でなかったら、1年間試合していないという状況で、次戦に向けた心と体の準備ができない。1年1カ月、試合ができていないとはいえ、王座を持っていれば、我慢すればタイトルマッチができるという「気持ち」があるのは大きい。21年は試合がしたい。率直に、試合がしたい。

昨年11月から外国人の練習パートナーとのスパーリングを続けている。週3回、主に6ラウンドのスパーリング。次戦が決まらない状況でも、常に試合できる準備だけは整えている。

村田 ありがたいことに練習パートナーが来てくれていて、集中力を切らさず、良いスパーリングもできている。試合ができる体を作るにはスパーリングしないと作っていけない。肉体的、精神的にも週3回のスパーリングが入っていると、しっかり気持ちも整えていかないといけなくなる。ちゃんと緊張感を保てて、練習ができているというのはやっぱり良い。総スパーリング数も100ラウンドはいっている。

試合が決まっていない今だからこそ、ボクシング技術や自らの可能性を広げる練習にもトライしているという。

村田 トライ・アンド・エラーを繰り返していい時期だと思っている。今はいろいろとトライして、エラーして、その中で修正して。最終的にシンプルなものになっていくけれど、もっと良くなりたいという気持ちが出てくる。やっぱり「これだな」と思うものがあると迷いがなくなるので。

12年ロンドン五輪で金メダル獲得後、翌13年にプロ転向した。7年以上が経過し、35歳になっても現役を続けている自分自身に不思議な感覚があるという。

村田 ロンドン五輪が終わった後に引退表明したのですが、その頃に東京五輪の招致が決まった。それを目指すという考えもあった中、東京大会の時は34歳。無理だなと思った。その僕がプロになって35歳までやっていることが不思議だなと。あっという間のようで、すごく長いようで。非常に不思議な感覚。これから先、今までよりもさらに早く感じると思う。将来を「どうする」「こうする」と深く考えず、1戦1戦、必勝のつもりでやりたい。

村田の実績ならばライセンス更新可能だが、通常のプロボクサー引退年齢は37歳となっている。

村田 欲を言えば、できるだけ長くやっていける方がいい。あと何戦とか決めるわけではなく。嫌でも引退しなければいけない時はくる。そこまでできるだけ長く、できるだけ良い試合をしていければ。自分を高められる限りやっていければ。あまりにも力が落ちてしまって続けるのも違うと思うので、自分の能力が続く限り、高められると思う限り、そういう状況でできるだけ長く続けたい。

現役を続けるには、負けるわけにはいかない。今年は4~5月あたりに2度目の防衛戦が計画されている。そして、その先には元3団体統一ミドル級王者で、現IBF同級王者のゲンナジー・ゴロフキン(38=カザフスタン)との王座統一戦を見据えている。

村田 スーパー王者にもなり、統一戦の状況はそろっている。あとは運が味方してくれること、そして僕が負けないこと。この状況がない限りは、作り上げることはできない。とにかく次の試合だと思っている。良い内容でなければ統一戦の話ではなくなる。全部が次の試合にかかっている。【取材・構成=藤中栄二】

特製バースデーケーキを手に笑顔をみせたWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太
35歳の誕生日も、所属ジムでトレーニングを積んだWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太

関連するニュースを読む

35歳迎えた村田諒太、ゴロフキン撃破の青写真描く

35歳の誕生日を迎え、バースデーケーキを前に笑顔をみせたWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太

ボクシングWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(帝拳)が12日、35歳の誕生日を迎えた。新型コロナウイルスの影響で、19年12月以来、試合から遠ざかるが、今年は2度目の防衛戦を含めて2試合を希望。元3団体統一王者でIBF同級王者のゲンナジー・ゴロフキン(38=カザフスタン)との統一戦を実現し、勝つことを目標に掲げた。

新年早々、スーパー王者昇格の「朗報」が届いた。他団体の最上位王者とのカードのみを統一戦と認めるIBFの王者との対戦が実現しやすい状況になり「WBAが統一戦の後押しをしてくれたと思う。格段に統一戦がやりやすくなった」と感謝した。昨春、カネロの愛称を持つ世界4階級制覇王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)との統一戦が計画されながら消滅。6月、9月、12月と試合延期が続き、2度目の緊急事態宣言を受け、今年2月の試合も流れた。「試合があるかも-というのが何度も延びた。今は試合したい、というのが隠しようもない気持ち」とも吐露した。

昨年12月、ゴロフキンが約1年2カ月ぶりのリングでIBF同級1位シュメルタ(ポーランド)を7回終了TKOで下し、初防衛に成功。村田は「ゴロフキンがすごいパフォーマンスをみせたのが刺激になった。今年はゴロフキンと戦って勝つことが最高の青写真。でも次の防衛戦で負けたら終わり。良い内容で勝つことに集中したい」と神経を研ぎ澄ませた。21年初戦は4~5月ごろ。円熟期を迎え、村田は期待感を胸に動きだす。【藤中栄二】

35歳の誕生日もジムワークに取り組んだWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太
35歳のバースデーも、所属ジムでトレーニングを積んだWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太

関連するニュースを読む

村田諒太「名に恥じないよう精進」スーパー王者昇格

村田諒太(2019年12月23日撮影)

ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(34=帝拳)が同級スーパー王者に昇格した。WBAが6日(日本時間7日)に公式サイトで、5日に開いた選手権委員会で決議されたと発表。防衛期限も9カ月から18カ月に延長される。同級スーパー王座は今月上旬、WBA・WBC世界スーパーミドル級王者のサウル・アルバレス(30=メキシコ)が返上していた。

村田は19年12月23日、スティーブン・バトラー(米国)を5回TKOで下し、初防衛に成功して以降、試合から遠ざかる。帝拳ジム公式サイトを通じ、村田は「コロナ禍の影響もあり試合が出来ない時期が続いているなかでのニュースに複雑な気持ちもありますが、他団体王者との統一戦も可能性が広がったとポジティブに捉えてうれしく思います。スーパーチャンピオンの名に恥じないようにこれからも精進します」とコメントした。

関連するニュースを読む

村田諒太WBA世界ミドル級“スーパー王者”に昇格

村田諒太(2019年12月23日撮影)

世界ボクシング協会(WBA)は6日(日本時間7日)、WBA世界ミドル級王者村田諒太(34=帝拳)が、同級スーパー王者に昇格したと発表した。

5日に開催された選手権委員会の決議で「村田の経歴と記録により任命に値する価値がある」と承認され、決まった。正規王者の防衛期限は9カ月となるが、スーパー王者に昇格したことで18カ月に延長される。

WBA世界ミドル級スーパー王座は今月上旬、世界4階級制覇王者でWBA、WBC世界スーパーミドル級王者のサウル・アルバレス(30=メキシコ)が返上していた。

関連するニュースを読む