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WWE・KUSHIDAがバースデー防衛「今日は特別な日になりました」

挑戦者エスコバー(上)をハンマーロック・スープレックス・ホールドで仕留めるNXTクルーザー級王者KUSHIDA(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:NXT大会>◇13日配信◇米オーランド

12日に38歳の誕生日を迎えたNXTクルーザー級王者KUSHIDAが大会メインイベントで「バースデー防衛」を成し遂げた。

因縁が続いた前王者サントス・エスコバーとの3本勝負による2度目の防衛戦に臨み、2-1で勝ち越してベルトを守った。

いきなり場外でエスコバーのユニット「レガード・デル・ファンタズマ」の介入を受けたKUSHIDAだが、自らの仲間ユニット「MSK」の救援を受けるという波乱の幕開けだった。先に王者がコーナートップからトペ・コンヒーロで攻め込めば、エスコバーのロメロスペシャルやダブル・ニーの反撃を受けた。ファントムドライバーを浴びて1本目は許したものの、腕ひしぎ逆十字固めでギブアップを誘い、2本目を奪い返した。

勝負の3本目。ハイレベルなフォールの奪い合いからクローズライン(ラリアット)の相打ちなどで競り合った。コーナートップからの雪崩式ホバーボードロックで追い詰めたKUSHIDAは、ハンマーロック・スープレックス・ホールドで3カウントを奪取。ベルトを死守した。

KUSHIDAは「今日は特別な日になりました。メインイベントで3本勝負。しかもこのタイトルは過去と比べてこれだけの輝きがあったでしょうか? ますます磨きをかけて次の挑戦者、誰でも受けて立つ」と王者としての自覚を示した。さらに自らのバーステーについて「38歳を迎えました。たくさんのお祝いメッセージをありがとうございました。感謝しながら思いを込めて毎日を過ごしていきたいと思います」と自らのSNSでつづり、決意を新たにした。

またNXTを統括するWWE最高執行責任者トリプルH(51)は自身のツイッターで「NXTで世界的にも有名な選手2人がメインイベントにふさわしい選手権をしてくれた。KUSHIDA、王座防衛おめでとう」と投稿し、高く評価していた。

雪崩式ホバーボードロックでエスコバー(上)を投げるNXTクルーザー級王者KUSHIDA(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.
NXTクルーザー級王座ベルトを掲げ、勝ち名乗りを受けた王者KUSHIDA(左)(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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王者KUSHIDAが前週敗れた前王者とリマッチ「やられたらやり返す」

リングに立つ前王者エスコバー(右端)に向け、大型スクリーンからメッセージを送ったNXTクルーザー級王者KUSHIDA(左端)(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:NXT大会>◇6日配信◇米フロリダ州オーランド

NXTクルーザー級王者KUSHIDA(37)が次週大会(13日配信)で前王者サントス・エスコバー(37=メキシコ)との防衛戦に臨むことが決まった。前週の6人タッグ戦でKUSHIDAはエスコバー組に敗れていた。

自らのユニット「レガード・デル・ファンタズマ」とともにリングに登場したエスコバーから「俺はルチャリブレ(メキシコのプロレス)の皇帝だ。先週の試合を見ただろ。俺はNXTクルーザー級王座を取り戻す」と王座返り咲きを宣言された。

するとエスコバーの話を遮るようにKUSHIDAが大型スクリーンに登場。「ヘイ! サントス、一線越えちまったな。やられたらやり返すぞ、俺は」とドラマ『半沢直樹』ばりにリベンジを誓うと「次週、俺とお前でNXTクルーザー級王座戦だ」と王者自ら指名した。エスコバーも「これで決まりだ」と納得顔。次週のNXT大会での王座戦が正式決定した。

翌週のNXT大会で前王者エスコバー(右)との防衛戦が決まったNXTクルーザー級王者KUSHIDA(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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KUSHIDA6人タッグ屈辱黒星 前王者に場外でテーブル葬

エスコバー軍に無念の敗戦となったKUSHIDA(手前)(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:NXT大会>◇29日配信◇米フロリダ州オーランド

NXTクルーザー級王者KUSHIDAが前王者サントス・エスコバーとの6人タッグ戦に敗れた。

NXTタッグ王者MSK(ナッシュ・カーター、ウェス・リー組)とタッグを組み、因縁のエスコバー、ホアキン・ワイルド、ラウル・メンドーサのユニット「レガード・デル・ファンタズマ」と激突した。

「俺たちが王者だってことを見せてやろうぜ! 今日はMSKUSHIDAだ」と意気込んだKUSHIDAはMSKと連係したドロップキックからハンドスプリング・ニールキックをワイルドに成功させた。さらにワイルドに対し、アトミックボム、エスコバーには腕ひしぎ逆十字固めやマサヒロ・タナカ(右ストレート)を決めた。続いてMSKもダブルのトペ・スイシーダを決める猛攻を仕掛けたものの、KUSHIDAが場外でエスコバーのパワースラムを食らってテーブル葬となると形勢不利に。医療スタッフを振り切ってKUSHIDAがリングに戻ったが、今度はエスコバーのファントムドライバーの餌食となり、最後はカーターがワイルド、メンドーサの連係技で沈んだ。

前王者エスコバー率いるレガード・デル・ファンタズマが3本のベルトを奪って掲げる目前で、KUSHIDAはマットで動けない状態のまま。エスコバー軍に屈辱の敗戦を喫した形となった。

6人タッグ戦に出場したKUSHIDA(右)(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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KUSHIDAがWWE王座初防衛「日本と米国をつなぐかけ橋になりたい」

ローカン(左)にマサヒロ・タナカを打ち込むNXTクルーザー級王者KUSHIDA(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:NXT大会>◇22日配信◇米フロリダ州オーランド

新NXTクルーザー級王者KUSHIDA(37)が初防衛成功後、日本レスラーとして米プロレス界で新たな道を切り開く姿勢を声明で示した。自らが王座奪取した際のように広く挑戦者を求めるオープンチャレンジを宣言。名乗りをあげたオニー・ローカンを挑戦者に指名し、初防衛に臨んだ。

    ◇    ◇    ◇

前週からUFC殿堂入りするIQレスラー桜庭和志の白&オレンジ配色のトランクスを着用したKUSHIDAはV1戦でブーツを履かずにはだしでリングに入った。米メディアからは「MMAファイター桜庭に触発された外観をより多く取り入れたと考えられる。ファンからも、かなり肯定的」と支持された。

リング上でマイクを握ったKUSHIDAは「先週、オープンチャレンジでタイトルを獲得した。だから今日は同じ機会を提供する。王座戦に挑みたいやつはいるか?」と宣言。直訴してきたローカンとの防衛戦に入ると、腕ひしぎ逆十字固めから強烈な掌底2発を放った。ローカンのアッパーカットやブロックバスターにも負けず、右拳ストレートのマサヒロ・タナカから飛びつき式ホバーボードロックで勝利を飾った。

試合後、KUSHIDAはインスタグラムなどで英語による声明を出した。「このベルトを、このビジネスで本当に価値があり、意味のあるものにしたいと思う。元王者サントス・エスコバーをリスペクトしている。この王座の価値は1年間でアップした。今日から歴史をつくります。日本と米国をつなぐかけ橋になりたい」と決意を表明。

さらに日本が米国に影響を与えた各界の例を挙げ「ソニーはエレクトロニクスに革命をもたらしました。日産、トヨタ、ホンダは高品質の自動車をもたらした。イチロー選手と大谷翔平選手は米国での野球を変えた。そしてレスリングでも同じように頑張ります!」と日本人レスラーとしてWWEで“革命”を起こす意欲を示した。

勝利後、KUSHIDAは前王者エスコバー率いるレガード・デル・ファンタズマに襲撃された。救援してくれたNXTタッグ王者MSK(ナッシュ・カーター、ウェス・リー組)とともにエスコバー軍を返り討ちにしてみせた。また次週のNXT大会でKUSHIDA、MSK-レガード・デル・ファンタズマの6人タッグ戦が決定。自身のツイッターでKUSHIDAは「いつだろうと準備ができている。火曜日(NXT大会=日本配信は木曜日)はオープンチャレンジの日だ」と毎週のように防衛戦を続ける意向を示していた。

ホバーボードロックでローカン(下)からギブアップを狙うNXTクルーザー級王者KUSHIDA(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.
勝ち名乗りを受けたNXTクルーザー級王者KUSHIDA(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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WWE王座を初戴冠したKUSHIDA「まだ実感がない。疑っている」

WWE王座初戴冠となるNXTクルーザー級王座を獲得したKUSHIDA(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

19年4月、新日本プロレスからWWEに移籍したKUSHIDA(37)が今週のWWE・NXT大会(米オーランド)で王座を初戴冠した。

15日配信のNXT大会で、NXTクルーザー急王者サントス・エスコバーに挑戦して勝利を飾った。16日に日刊スポーツのインタビューに応じ、2年を費やして到達したタイトル獲得までの道、今後の野望を明かした。

    ◇    ◇    ◇

ようやくたどり着いたWWEの王座に「まだ実感がない。祝福されても疑っている」と苦笑するKUSHIDAは、NXT総責任者トリプルH、NXTコーチのショーン・マイケルズのレジェンド2人に祝福されたことが何よりうれしかったという。「普通の試合では何も言われない。そこそこ良い試合はグッドジョブ、メチャメチャ良い試合だけほめてくれる。今回はベルトを取ったというおめでとう感もあり、ほめてくれた。自信になった」と納得の表情を浮かべた。

新日本時代はIWGPジュニア王座を6回戴冠。WWE加入当初、元新日本組となる中邑真輔やリコシェと比較されるギャップに苦しんだそうだ。「これが20歳代だったらへこんでいたかも。『自分は違う』と心を落ち着かせた。2人のようなカリスマ性のキャラではないし、自分のキャラクターを浸透させ、実力で見返してやると思った2年間だった」と振り返った。

リング内外も試行錯誤の連続だった。KUSHIDAは「すぐに超大活躍、日本人スーパースター、という訳ではなかったし。悩んで『うまくいかない』とネガティブになることもあった。でも、それがあってベルトが取れたと思う。この2年間のタメが効いている」と強調。苦悩するプロセスを他選手やプロデューサーら関係者にみせたことで「信頼を置いてくれたと思う」とうなずいた。

2年前は「WWEに入りたい」「米国で暮らしたい」だけで新たな世界に飛び込んだそうだ。今、WWEのベルトをつかみ「この2年で(王者になるには)何が必要なのかを学ばせてもらった。WWEで王者になるのは、名誉なことで大変なことが今、分かる。だから喜びは倍増する。WWEに入って中邑さんとアスカさんが上がってきた道が本当にすごいなと感じている。いつか2人と絡みたい。それが野望」。

NXTクルーザー級新王者となったKUSHIDAの野望は大きく、多い。年間最大の祭典レッスルマニア、真夏の祭典サマースラムという2大PPV大会名を挙げ「そこで防衛戦がしたい」と目標を掲げた後、こう続けた。

「(元WWEヘビー級王者)ダニエル・ブライアンがKUSHIDAと戦いたいと言ってくれているし、それを実現するためにWWEに来たようなものなので。あと(新日本時代に名勝負を繰り広げた)カイル・オライリーとレッスルマニアで試合がしたい。レイ・ミステリオJr.やジョン・シナとも絡みたい。シナは日本で言えば(新日本の)棚橋(弘至)さんかなと。近くでオーラとか人柄とか盗み取りたい。近くにいかなくてはいけないと思う」

前週8日のNXTのPPVテイクオーバー大会でKUSHIDAはピート・ダンとのシングル戦で敗れていた。しかし、翌週にタイトル挑戦のチャンスが巡り、あっという間に王座を初戴冠した。KUSHIDAは言う。「ここは何が起こるか分からない。負けたのに、数日後になぜに王座挑戦できるのか。来週、何が起こるか分からないです、マジで。すごくチャンスにあふれている。男女平等にチャンスが与えられる。女子選手が入場も格好いいし、キャラクターも人格も素晴らしい。より競争が激しくなっている」。

生き残りが厳しいWWEというプロレスの“メジャー舞台”。WWEのベルトを巻いたKUSHIDAは「野望」を大きく膨らませながら、日々勝負を続ける。【藤中栄二】

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KUSHIDAがWWE王座初戴冠「日本の皆さん、ついに取りました」

NXTクルーザー級王座奪取に成功したKUSHIDA(左)(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:NXT大会>◇15日配信◇米フロリダ州オーランド

19年4月にWWE入りした元新日本プロレスのKUSHIDAが初王座を戴冠した。

前週のPPV大会テイクオーバーで米、英のクルーザー級王座を統一したばかりのNXTクルーザー王者サントス・エスコバーの挑戦者募集を受け、KUSHIDAが登場し、同王座挑戦が実現した。

ミサイルキックで襲いかかったKUSHIDAはWWE殿堂入りした新日本時代の大先輩となる獣神サンダー・ライガーのポーズでエスコバーを挑発。すると鉄製階段にたたきつけられ、ハリケーン・ラナやドロップキックまで浴びる反撃を受けた。負けじとKUSHIDAもアトミックドロップからミサイルキック、マサヒロ・タナカ(ナックルパート)、掌底と連続攻撃で追い詰めた。

さらにスーパープレックス、スープレックス、飛びつき式ホバーボードロックとたて続けに攻め、エスコバーのファントムドライバーをかわしながらフォールの取り合いを制し、丸め込んで3カウントを奪ってみせた。KUSHIDAは「ありがとうございます! 日本のファンの皆さん、ついについに取りました。NXTクルーザー級王座。地道にコツコツと確実に試行錯誤した2年でした。ようやくここにたどり着きました。とりあえず今日はこのすてきなモーメントに酒を飲みたいと思います。やったぜー!」と初王座戴冠に歓喜した。

WWEのレジェンドたちもKUSHIDAの王座奪取を祝福。トリプルHは「成功とはチャンスをつかむために絶好のタイミングを見つけること。KUSHIDAは、まさにそれをした」とSNSに投稿すれば「HBK」ショーン・マイケルズも「NXTでは何でも起こり得る。新たなクルーザー級王者KUSHIDA、おめでとう」とコメントを寄せた。

また試合後、KUSHIDAは早速、元王者ジョーダン・デブリンに絡まれた。「ラッキーだったな。俺はUKに帰るが、いつかベルトを取り戻しに戻ってくるぞ」と挑発されると、新王者らしく「いつでもやってやるよ」と返答してにらみ合いを展開していた。

NXTクルーザー級王者サントス・エスコバー(右)を丸め込むKUSHIDA(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.
NXTクルーザー級王者サントス・エスコバー(左)にミサイルキックを放ったKUSHIDA(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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