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パッキャオ、WBO王者クロフォードと6月対戦計画

マニー・パッキャオ

ボクシング世界6階級制覇王者で現WBA世界ウエルター級休養王者マニー・パッキャオ(42=フィリピン)が6月5日、4度防衛成功中のWBO世界同級王者テレンス・クロフォード(33=米国)と対戦するプランが明らかになった。

30日(日本時間31日)に米メディアが報じたもので、米プロモート大手トップランクが両者の対決に交渉に入っていると認めたという。開催地の候補は中東などが挙がっている。同カードは契約寸前まで交渉が進みながら、新型コロナウイルス感染拡大の影響で1度消滅していた。

パッキャオは19年7月、キース・サーマン(米国)とのWBA世界ウエルター級王座統一戦以来、リングから遠ざかっている。その後、総合格闘技UFCの元2階級同時制覇王者コナー・マクレガー(アイルランド)や現WBC世界ライト級暫定王者ライアン・ガルシア(米国)らとの対戦も浮上していた。また試合間隔が空いたこともあり、今年1月にはWBA裁定でスーパー王者から休養王者になっていた。

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王者スペンスJrが交通事故後初試合で2冠防衛成功

勝ち名乗りを受けるWBC・IBF世界ウエルター級王者エロール・スペンスJr.(AP)

<WBC・IBF世界ウエルター級タイトルマッチ12回戦>◇5日(日本時間6日)◇米国テキサス州アーリントン

無敗のWBC・IBF世界ウエルター級王者エロール・スペンスJr.(30=米国)が交通事故後初となるリングで防衛に成功した。

元WBC世界同級王者ダニー・ガルシア(32=米国)と2本のベルトを懸けて拳を交え、3-0(116-112×2、117-111)の判定勝利を飾った。IBF5度目、WBC初防衛に成功したスペンスJr.は「彼は偉大な王者で良い試合になると思った。ガルシアのようなビッグな相手と対戦したかった。ハードな試合で100%じゃないと勝てないと思った。でもベストはオレだよ」と戻ってきた2本のベルトを手に笑顔をみせた。これでスペンスJr.の通算戦績は27勝(21KO)無敗となった。

序盤から距離を詰め、ガルシアを右ジャブで制した。さらに接近し、ボディーブローもねじ込んだ。終盤に追い上げられたが、逃げ切った。「彼がベストで臨んでくれて感謝している。すごく良いカムバックだ」とスペンスJr.。負けたガルシアからも「今夜は彼の方が強かった。言い訳はしない。特にジャブが良かった」とたたえられた。

19年9月、WBC世界同級王者ショーン・ポーター(米国)との2団体統一戦で判定勝ちして以来のリングだった。同年10月、フェラーリを運転中にスピード違反しながら交通事故を起こした。愛車は大破したが、スペンス自らは奇跡的に顔の裂傷や体の打撲、歯の損傷にとどまった。事故から1年後、今だ上がっていた後遺症を懸念する声をシャットアウトする快勝劇だった。

WBA同級王者マニー・パッキャオ(フィリピン)やWBO同級王者テレンス・クロフォード(米国)との統一戦を期待する声が上がっている。次戦について問われたスペンスJr.は「ゆっくりしますよ。家族やペットとたわむれて。時期がきたら、また試合が組まれると思う」と余裕の笑みを浮かべていた。

ダニー・ガルシアを攻めるWBC・IBF世界ウエルター級王者エロール・スペンスJr.(AP)
防衛に成功したWBC・IBF世界ウエルター級王者エロール・スペンスJr.(AP)

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3階級制覇クロフォードV4、次戦はパッキャオ希望

<プロボクシング:WBO世界ウエルター級タイトルマッチ12回戦>◇14日(日本時間15日)◇米ラスベガス

世界3階級制覇王者で現WBO世界ウエルター級王者のテレンス・クロフォード(33=米国)が4度目の防衛に成功した。

昨年12月以来、約11カ月ぶりのリングで、同級5位となる元IBF世界同級王者ケル・ブルック(34=英国)と拳を交え、4回にカウンターの右フックで完全にぐらつかせた。そのままロープ際に追い詰め、左右の連打を打ち込んでレフェリーストップ。同回1分14秒、TKO勝ちを収めた。世界戦8連続KO勝ちとなったクロフォードの通算戦績は37勝(28KO)無敗となった。

「パウンド・フォー・パウンド(階級超越した最強王者)キング」と呼ばれるクロフォードらしい完勝だった。昨年12月、エギディウス・カバラウスカス(リトアニア)に9回TKO勝ちして以来のリングは通常のサウスポーではなく、右構えで試合に入った。序盤はブルックの右カウンターなどを浴びていたが、3回からサウスポーに戻すと徐々にペースを握り返し、素早い右フックで仕留めた。

クロフォードは「パンチを繰り出して焦らずに仕留めることができた。期待を上回る内容。ケルは才能に恵まれた選手。私のタイトルを奪いにきたが、そうはいかない。自信もあっただろうが、私の方が強かった」と満足顔。今後はWBA世界同級スーパー王者マニー・パッキャオ(41=フィリピン)、WBC・IBF世界同級王者エロース・スペンスJr.(30=米国)ら他団体王者との統一戦が期待される。クロフォードは「パッキャオ戦ができるならやりたい。コロナの影響で(交渉が)うまくいかなかったが、ウエルター級でやれるならやりたかった。ぜひ組んでほしい」と2団体統一戦を希望した。

クロフォードと契約を結ぶ米プロモート大手トップランク社ボブ・アラムECOは「マニーには、お金も準備も、すべてお膳立てし、中東でやろうと提案したが、中東では観客動員してうまくできないと拒否された。ぜひまた来春あたりにマッチメークを試みたい」と意欲。さらにスペンスJr.に向け「ビッグマッチを願うならクロフォードとやってくれ。クロフォードが(ウエルター級で)1番なのは分かっている。クロフォードに勝てる選手はいない。スペンスはクロフォードとの対戦を避けるだろう。勝てないと分かっているから。スペンスと対戦しても4回でクロフォードが勝つだろう」と挑発的な発言を続けていた。

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世界3階級王者クロフォード「打ち負かす」計量パス

ボクシング世界3階級制覇王者で現WBO世界ウエルター級王者のテレンス・クロフォード(33=米国)が約11カ月ぶりの防衛戦に臨む。14日(日本時間15日)、米ラスベガスで元IBF世界同級王者ケル・ブルック(34=英国)との4度目の防衛戦を控え、14日(同13日)には前日計量に登場。147ポンド(約66・67キロ)のリミットでパスしたブルックに対し、、クロフォードは146・6ポンド(約66・49キロ)でクリアした。

昨年12月、エギディウス・カバラウスカス(リトアニア)に9回TKO勝ちして以来のリング。クロフォードは「ブルックのような強い男を打ち負かす。それがすべての始まり」と強い決意を口にした。契約を結ぶ米プロモート大手トップランク社のボブ・アラムCEOからはブルック撃破後の青写真が示され、WBA世界同級スーパー王者マニー・パッキャオ(41=フィリピン)、WBC・IBF世界同級王者エロース・スペンス・ジュニア(30=米国)との団体統一戦が期待される。そのメガファイト実現へのモチベーションは非常に高い。

今回はMGMグランドでの無観客試合となるものの、クロフォードは「1度リングに入れば、ファンがいるかどうかは関係ない。違いもない。実際、今年はもっと戦いたかったが、コロナウイルスが台無しにした。戦えることが幸せで重要だ」と、決意も新たにリングに向かう。

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最強ロマチェンコ4団体統一失敗、まさかの大差判定

ロマチェンコ(2019年12月5日撮影)

<プロボクシング:世界ライト級4団体王座統一戦>◇17日(日本時間18日)◇米ラスベガス

世界3階級制覇王者ワシル・ロマチェンコ(32=ウクライナ)が4団体統一に失敗した。

WBAスーパー、WBO、WBC世界ライト級王者として、IBF世界同級王者テオフィモ・ロペス(23=米国)との統一戦。ともに決定打なく12回を終えると、0-3での判定負けとなった。採点は4、6、10ポイントの差がついた。

ロペスが初回からプレスをかけて始まった。ロマチェンコの初回は軽く4発だけと、前半は慎重な戦いぶり。積極的に出てきたロペスを足でさばいていた。ロペスは手数が多く、ロープを背にさせる場面もあったが、ガードの上からヒットが多かった。

中盤からロマチェンコは確実にヒットも手数は少なかった。終盤はロマチェンコが積極的に出てパンチを繰り出したが、決定打までにはいかなかった。テレビ中継でのデータでは、手数、的中数ではロペスが上回ったが、的中率に有効打ではロマチェンコの方が多かった。

ロペスはこれで16戦全勝(12KO)とし、史上5人目の4団体統一王者となった。「プレスをかけて、その流れは変わらなかった。ロマチェンコはスローだった」と言い切った。試合前には「老いたライオンと若いライオンの戦い」など再三挑発していた。インタビューでも「新世代の誕生だ」と叫んだ。

これまで4団体を統一したのは、スーパーライト級のテレンス・クロフォード、ミドル級のバーナード・ホプキンス、ジャーメイン・テイラー(いずれも米国)、クルーザー級のオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)。

全階級を通じてのパウンド・フォー・パウンドで、ロマチェンコは最強とも言われたきた。天才的技巧派のハイテクぶりの片りんは見せたが、まさかとも言える大差判定で、14勝(10KO)2敗となった。ホプキンス以来となる2人目の1団体ずつでの4団体統一はならなかった。

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井上尚弥が3位、日本人初のPFPトップ3入り

ドネア戦の2回、右目をカットする井上尚(2019年11月7日撮影)

ボクシングWBAスーパー・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(26=大橋)が、米老舗ボクシング専門誌「ザ・リング」選定のパウンド・フォー・パウンド(PFP=階級を超越した最強王者)で日本人初のトップ3入りを果たした。

同誌が16日(日本時間17日)、最新ランキングを発表し、井上は4位から3位にランクアップし、3位だったWBO世界ウエルター級王者テレンス・クロフォード(米国)を抜いた形となった。1位は4階級制覇王者で現3階級同時制覇王者のサウル・アルバレス(メキシコ)、2位には3団体統一ライト級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)となっている。

なおトップ10は次の通り。

1位サウル・アルバレス(メキシコ)

2位ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)

3位井上尚弥(日本)

4位テレンス・クロフォード(米国)

5位オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)

6位エロール・スペンスJr.(米国)

7位ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)

8位フアンフランシスコ・エストラーダ(メキシコ)

9位アルツール・ベテルビエフ(ロシア)

10位マニー・パッキャオ(フィリピン)

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スペンスJr「最高の気分」2団体ウエルター級王者

<プロボクシング:WBC・IBF世界ウエルター級王座統一12回戦>◇28日(日本時間29日)◇米カリフォルニア州ロサンゼルス・ステープルズ・センター

IBF王者エロール・スペンスJr.(29=米国)が2団体統一王者となった。2-1(116-111、112-115、116-111)の判定でWBC王者ショーン・ポーター(31=米国)を下した。通算戦績はスペンスJr.が26勝(21KO)無敗、ポーターが30勝(17KO)2敗1分けとなった。

報酬が両者ともに200万ドル(約2億2000万円)が保証された注目の統一戦だった。WBC王者の突進力に対し、ボディーを打ち合う接近となった。ジャッジのポイントも割れる接戦となったが、スペンスJr.は11回に左フックでポーターの左あごを打ち抜き、ヒザをつかせるダウンを奪取して試合を決定づけた。

「出されたパンチを打ち返すとボディーの打ち合いになった。最高の気分です。努力してきたことが報われた」と振り返ったスペンスJr.は「相手はタフでアグレッシブなので、予想して準備してきた。長い試合も予想に入れていた。タフな試合になったが、この階級でここで止まるにはいかない。誰とでも試合する。長い戦いが始まる」と安堵(あんど)の笑みをみせた。

一方のポーターは「自分自身も仕事を遂行するつもりでした。スペンスのがより集中していたのかな。彼におめでとうと言いたい。最後のダウンが大きな差を生んだのでは」と残念そうな表情だった。

ウエルター級はWBAスーパー王者マニー・パッキャオ(40=フィリピン)、WB0スーパー王者テレンス・クロフォード(32=米国)がベルトを保持するホットな階級だけに、スペンスJr.の今後のファイトに注目が集まる。

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井上尚弥最強ランク4位「やばい!これは凄く名誉」

井上尚弥(19年5月18日撮影)

ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)決勝進出を決めたWBA・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(26=大橋)が、米国で最も権威ある専門誌「ザ・リング」認定のパウンド・フォー・パウンド(PFP=階級を超越した最強ランキング)で自己最高の4位に入った。

18日IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)とのWBSS準決勝に2回TKOで勝利した後の21日(日本時間22日)までに同誌が最新ランキングを発表。井上はこれまでのPFP自己最高5位から1つランクを上げた。

井上はこの日、自身のツイッターを更新し「やばい!これは凄く名誉ある事だ」とつづった。1位はWBA、WBO世界ライト級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)、2位はWBO世界ウエルター級王者テレンス・クロフォード(米国)、3位はミドル級3団体統一王者サウル・アルバレス(メキシコ)だった。

PFPは異なる階級の選手を体重差がなかったとして比較した場合の最強王者を示す称号。過去にはマイク・タイソン、マニー・パッキャオ、フロイド・メイウェザーがPFPの評価を受けた。これまでトップ10入りした日本人は、井上以外では元WBCバンタム級王者山中慎介、元WBA世界スーパーフェザー級王者内山高志がいる。

ロマチェンコ(18年10月20日撮影)

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井上尚弥が“最強”4位浮上 1位にはロマチェンコ

WBSSバンタム級準決勝で勝利した井上尚弥(2019年5月18日撮影)

ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)決勝進出を決めたWBA・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(26=大橋)が、米国で最も権威ある専門誌「ザ・リング」認定のパウンド・フォー・パウンド(PFP=階級を超越した最強ランキング)で自己最高の4位に入った。

18日に英グラスゴーで開催されたIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(26=プエルトリコ)とのWBSS準決勝に2回TKOで勝利した後の21日(日本時間22日)までに同誌が最新ランキングを発表。ロドリゲス戦で懸かっていたザ・リング認定ベルトも獲得した井上はこれまでのPFP自己最高5位から1つランクを上げた。

なお1位はワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)、2位テレンス・クロフォード(米国)、3位サウル・アルバレス。4位の井上に続き、5位はアレクサンドル・ウシク(ウクライナ)、6位はエロール・スペンス(米国)、7位はゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)、8位はフアン・カルロス・エストラーダ(メキシコ)、9位マイキー・ガルシア、10位ドニー・ニエテス(フィリピン)となった。

年内に5階級制覇王者のWBAスーパー王者ノニト・ドネア(36=フィリピン)と臨むWBSS決勝を控え、井上は6月ごろから練習再開する予定となっている。

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クロフォードV2もローブロー疑惑で大ブーイング

クロフォード(右)のローブローを訴えるカーン(AP)

<プロボクシング:WBO世界ウエルター級タイトルマッチ12回戦> ◇20日(日本時間21日)◇米ニューヨーク州ニューヨーク・マディソンスクエアガーデン

パウンド・フォー・パウンド(階級を超越した最強選手)ランキング2位で34戦全勝の同級王者テレンス・クロフォード(31=米国)が2度目の防衛に成功した。元2団体統一スーパーライト級王者の同級2位アミル・カーン(32=英国)の挑戦を受け、6回47秒、相手ギブアップによるTKO勝ちを収めた。

左右にスイッチしながら的確なパンチをヒットさせ、1回には右カウンターから左フックでダウンを奪った。2回にカーンの右ストレートを浴びたクロフォードだが、自由自在のパンチでペースをつかみ、左右の連打、強烈な左アッパーを打ち込んだ。6回途中、クロフォードのローブローを受けたカーンが休憩後にギブアップし、試合続行不可能となった。後味の悪い結末に会場の1万4091人からはブーイングが起きた。

これで6連続KO勝ちでV2防衛を果たしたクロフォードは「あれはローブローじゃないよ。試合展開がまずいと思って止めたのではないか」とぶぜんとした表情。次戦については「(エロール・)スペンスと対戦したい。あとはプロモーターに委ねている。自分は良い試合をするだけだ」とIBF同級王者の名前を挙げた。

クロフォードは14年3月にWBO世界ライト級を奪取後、1階級上のスーパーライト級では4団体を統一。昨年6月にWBO世界ウエルター級王座を獲得し、3階級制覇を成し遂げていた。

ダウンを奪ったクロフォード(AP)

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クロフォードが五輪メダリストのカーン戦に闘志

ボクシングのWBO世界ウエルター級タイトルマッチ12回戦は20日(日本時間21日)、米ニューヨーク州ニューヨーク・マディソンスクエアガーデンで開催される。

パウンド・フォー・パウンド(階級を超越した最強選手)ランキングで2位につける34戦全勝の同級王者テレンス・クロフォード(31=米国)が、元2団体統一スーパーライト級王者で挑戦者の同級2位アミル・カーン(32=英国)との2度目の防衛戦に臨む。19日には同地で両者とも前日計量に出席し、クロフォードが146・4ポンド(約66・4キロ)、カーンも146・6ポンド(約66・5キロ)でそれぞれクリアした。

04年アテネ・オリンピック(五輪)銀メダリストとして鳴り物入りでプロ入りし、世界王者になった挑戦者に対し、クロフォードは闘志をむき出し。「カーンは甘やかされた。オレはゼロからやってきた」と自信満々。一方のカーンは「クロフォードという選手がどれほどタフであるか、そしてどれほど危険かを知っているが、私は何をすべきかを分かっている」と自信に満ちていた。

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パッキャオ次戦は12月か1月「日本でも試合したい」

「SIXPAD」新製品発表会でミット打ちを披露するマニー・パッキャオ(撮影・村上幸将)

ボクシング6階級制覇王者で現WBAウエルター級王者のマニー・パッキャオ(39=フィリピン)が14日、都内で行われたMTG社のトレーニングギア「SIXPAD(シックスパッド)」新製品発表会に出席し、次戦は12月2日か19年1月19日になる見込みだと明らかにした。

パッキャオは、発表会後の囲み取材で次戦について聞かれ「次の試合を12月2日、または1月19日、どちらかで計画しています。米国の可能性もありますが確定していない」と語った。対戦相手については「まだ決定していない。今月中に発表するが、現時点で言えるのはボクサーだということだ」と言い、報道陣を笑わせた。

質疑応答では、引退まで誰と戦いたいか、15年5月の試合で判定負けし、現在は引退しているフロイド・メイウェザー(米国)とやりたいか? と質問が飛んだ。パッキャオは「引退までに残されている試合は、あまり多くはないと思う。もしメイウエザーが、またやりたいということなら、やる気持ちはあるが、彼は引退しているので復帰してもらえるかどうか、という話になってしまう」と語った。その上で「試合したいという選手は他にもたくさんいる。次の対戦相手は決まっていないが、いずれにしても今月中には発表できる」と繰り返した。

パッキャオが17年7月に判定負けしたジェフ・ホーン(オーストラリア)を6月に9回TKOで破り、WBOウエルター級王者となり3階級制覇を達成した、テレンス・クロフォード(米国)は再三、パッキャオとの対戦を熱望している。そのクロフォードとの対戦の可能性を聞かれると、パッキャオは「可能性は十分、ある。交渉がうまくいけば、誰とでも対戦する可能性はある」と語った。

パッキャオは囲み取材の最後に「いつか日本でも試合したい」と日本でのファイトを希望した。【村上幸将】

「SIXPAD」新製品発表会に出席した、マニー・パッキャオ(撮影・村上幸将)

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クロフォードが3階級制覇「オレは強い」33戦無敗

3階級制覇を達成したクロフォード(AP)

<プロボクシング:WBO世界ウエルター級タイトルマッチ12回戦>◇9日(日本時間10日)◇米ネバダ州ラスベガス・MGMグランド・ガーデン・アリーナ◇8112人

 挑戦者で同級1位のテレンス・クロフォード(30=米国)が9回TKOで王者ジェフ・ホーン(30=オーストラリア)を下し、新王者となった。WBOライト級、4団体統一スーパーライト級王座に続き、3階級制覇を成し遂げた。

 サウスポーのクロフォードは軽快な動きで、右フック、左アッパーを打ち込み、動きの雑なホーンを追い詰めた。8回には左ストレートでぐらつかせ、9回には左、右の連打でダウンを奪取。立ち上がったホーンをロープに追い詰めての連打でレフェリーストップ。9回2分33秒、TKO勝利を飾った。

 勝利インタビューでクロフォードは「前からみんなに言った通り、オレは強いんだ」と胸を張り「彼(ホーン)がどれぐらい強いか教えてくれたけれど、彼よりもオレのが強かったな」と自信たっぷりに口にした。これでクロフォードの通算戦績は33勝(24KO)無敗となった。

3階級制覇を達成したクロフォード(AP)

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クロフォードが3階級制覇へ自信「今の私はピーク」

 プロボクシングのWBO世界ウエルター級タイトルマッチ12回戦は9日(日本時間10日)、米ネバダ州ラスベガスMGMグランドで開催される。

 WBOライト、WBOスーパーライトに続く3階級制覇を狙う挑戦者の同級1位テレンス・クロフォード(30=米国)は146・5ポンド(約66・45キロ)、対する王者ジェフ・ホーン(30=オーストラリア)は1回目の計量で500グラムオーバーも、再計量で147ポンド(66・67キロ)でクリアした。

 昨年7月、元5階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)を下して王者となったホーンにとっては2度目の防衛戦となるが、最強の挑戦者を迎えることになる。下馬評でも挑戦者が優勢だ。3階級制覇を目指すクロフォードは「オレはパッキャオではない。より大きいし、より強い」と豪語。さらに「今の私はピーク。それを土曜日に示すつもりだ。誰が勝ち、誰が陥落しているかを土曜の夜にみることになる」と絶対的な自信を示した。

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パッキャオ破ったジェフ・ホーンが王座初防衛に成功

 パッキャオを破った男が、実力のあるところを示した。ボクシングのWBO世界ウエルター級タイトルマッチが13日にオーストラリア・ブリスベンであり、同級王者ジェフ・ホーン(29=オーストラリア)が同級10位ゲーリー・コーコラン(27=英国)を下した。

 レフェリーストップによる11回1分35秒TKO勝ち。7月に物議を醸した判定ながらも、前同級王者マニー・パッキャオ(38=フィリピン)を番狂わせで破り、その王座の初防衛に成功した。

 ホーンが右でペースを握り、6回にホーンが左、コーコランが両まぶたをカット。ホーンは9、10回に攻勢を強めると、相手の出血が止まらず。11回途中でセコンドがストップを要求でレフェリーストップとなった。ホーンは「タイミングがずれていたが、最後にとらえることができた。とにかくねじ伏せようと思った」と話した。これで18勝(12KO)1分けとなった。

 次戦は来年4月に同級1位テレンス・クロフォード(30=米国)との対戦が見込まれている。32戦全勝(23KO)のスーパーライト級初の4団体王者で、ウエルター級で3階級制覇を狙っている。ホーンは「大きな可能性だ。クロフォードとはみんなみたいなら、やるかもしれない」と話した。また、元6階級制覇王者パッキャオは、4月にメキシコで再起戦が浮上している。

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クロフォード初防衛 ガンボアを9回KO

無敗対決を制し初防衛を果たしたクロフォード(左)(AP)

<プロボクシング:WBOライト級タイトルマッチ>◇28日◇米ネブラスカ州オマハ

 チャンピオンのテレンス・クロフォード(米国)がアテネ五輪金メダリストのユリオルキス・ガンボア(キューバ)との無敗対決を9回KOで制した。

 26歳のクロフォードは初防衛で、戦績は24戦全勝(17KO)。32歳のガンボアは23勝(16KO)1敗となった。

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