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パッキャオ、WBO王者クロフォードと6月対戦計画

マニー・パッキャオ

ボクシング世界6階級制覇王者で現WBA世界ウエルター級休養王者マニー・パッキャオ(42=フィリピン)が6月5日、4度防衛成功中のWBO世界同級王者テレンス・クロフォード(33=米国)と対戦するプランが明らかになった。

30日(日本時間31日)に米メディアが報じたもので、米プロモート大手トップランクが両者の対決に交渉に入っていると認めたという。開催地の候補は中東などが挙がっている。同カードは契約寸前まで交渉が進みながら、新型コロナウイルス感染拡大の影響で1度消滅していた。

パッキャオは19年7月、キース・サーマン(米国)とのWBA世界ウエルター級王座統一戦以来、リングから遠ざかっている。その後、総合格闘技UFCの元2階級同時制覇王者コナー・マクレガー(アイルランド)や現WBC世界ライト級暫定王者ライアン・ガルシア(米国)らとの対戦も浮上していた。また試合間隔が空いたこともあり、今年1月にはWBA裁定でスーパー王者から休養王者になっていた。

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UFCマクレガー、パッキャオ保持の王座に強い興味

米総合格闘技UFCのスター選手で、元2階級同時制覇王者のコナー・マクレガー(32=アイルランド)がボクシング世界王座にも強い興味を示した。

3度目の現役復帰を果たすマクレガーは23日のUFC257大会(アラブ首長国連邦アブダビ)で、14年のUFC178大会以来となるダスティン・ポワリエ(31=米国)との再戦を控える。

自らの公式ユーチューブチャンネル「ザ・マックライフ」に登場したマクレガーは、昨年対戦が浮上したボクシングWBA世界ウエルター級スーパー王者マニー・パッキャオ(42=フィリピン)とのボクシングマッチ実現について言及。「パッキャオとの試合は今年やるようだ。今年のいつになるかは分からないが、興奮している。UFCのデイナ・ホワイト社長と良い話し合いをして、いつ試合するかを見極める必要がある」と強い意欲を示した。

またWBAではなく、他団体のWBCマウリシオ・スライマン会長が「私が言えることはマクレガーが世界ランカーのボクサーと対戦して勝利すれば、世界ランク入りし、タイトル戦を戦う資格を手にできる」と一般的な流れに照らし合わせて発言。また同会長からムエタイ選手がボクシングで世界王座を獲得した事例も挙げられたことを受け、マクレガーは「自分はすべてにオープンであり、すべての準備ができている。いつかではなく、確実にボクシングの世界王座を獲得するだろう。パッキャオに対し、それをすることになる」とWBA世界ウエルター級スーパー王座に挑むことを熱望した。

ボクシングのライセンスを取得しているマクレガーは17年8月、元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)とノンタイトル戦に臨み、10回TKO負けを喫している。

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井岡と田中の世界戦、過去の日本人対決は王者が圧倒

井岡一翔(左)と田中恒成

<プロボクシング:WB0世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦>◇31日◇東京・大田区総合体育館

WBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(31=Ambition)と日本人2人目の4階級制覇を狙う同級1位田中恒成(25=畑中)の大みそかの大一番のゴングが鳴る。

世界複数階級制覇経験者の日本人の男子対決は初めて。

 ◇   ◇   ◇

◆複数階級制覇 世界最多はオスカー・デラホーヤ(米国)とマニー・パッキャオ(フィリピン)の6階級で、5階級が7人いる。日本のジム所属選手では、4階級の井岡一翔が男子最多、世界で20人目だった。アジアではパッキャオ、5階級のノニト・ドネア(同)、ドニー・ニエテス(同)に続き4人目。ミニマム級からはレオ・ガメス(ベネズエラ)、ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)、ニエテスに続き4人目。国内で3階級は亀田興毅、ホルヘ・リナレス、八重樫東、長谷川穂積、井上尚弥、田中恒成に井岡で7人いる。2階級制覇はファイティング原田から京口紘人まで17人。女子はアマンダ・セラノ(プエルトリコ)の7階級が最多で、国内は藤岡奈穂子の5階級が最多。

 ◇   ◇   ◇

◆世界戦での日本選手対決 67年のスーパーフェザー級が最初で、王者沼田から小林が12回KOで奪取した。過去45試合ある。統一戦、決定戦の各3試合を除くと王者の30勝9敗。今回と同じ世界王者経験者の対決は過去14試合ある。団体統一戦1試合を除き、暫定王者との統一戦を含めて王者が10勝3敗。いずれも王者が勝率77%となっている。

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42歳五味隆典「ヘッドギアして」皇治挑発/連載3

五味隆典(左)、皇治

総合格闘技(MMA)のRIZIN26が31日、さいたまスーパーアリーナで行われる。第12試合では、1年半ぶり参戦の五味隆典(42=イーストリンカンラスカルジム)が、皇治(31=TEAM ONE)と対戦する。

五味は98年に修斗デビューし、いきなり13連勝を挙げるなど、注目を集めた。04年に自ら立ち上げたPRIDE武士道でも10連勝。05年12月には桜井“マッハ”速人を倒し、初代ライト級王者となった。PRIDEではわずか2年10カ月で14試合を戦い、13勝1敗。激しい戦いでKOを奪っていく姿に「火の玉ボーイ」の愛称が付いた。10年から参戦したUFCでは苦戦が続き、17年にRIZINに出場、18年7月にはギラードを1RKO勝ちした。

21日のカード発表会見では「五味ワールド」を展開した。榊原CEOからオファーがあったのが今月10日ごろ。「家でワンちゃんたちと見る予定だったが(佐々木)憂流迦がどうしても見てくれと言ったので、セコンドに行く予定だった」と明かした。体重は82キロあったといい「しっかり絞っても75キロくらいかなあ。減量すると元気なくなっちゃうんで」。65キロ前後の皇治とはかなりの差があり「あとで何言われても嫌だし、ヘッドギアしてもいいかと思います」と発言した。

これに対し、皇治は「一時代を築いた五味ちゃんと決まってうれしいですね。ぶん殴りにいくんで。歳も歳なんで減量しなくていいですよ」と余裕。さらに「酔っぱらっているんじゃないかな」と挑発を続けた。終始生意気な態度に五味も「そのエネルギーを試合に出そうよ」と打ち切った。

今回はスタンディングでの戦いとなる。五味は、メイウェザーが来年2月の「MEGA2021」大会で来日予定であることにも触れ「機会があったら(やってみたい)と思って練習していた」と明かした。実は30代にボクシング転向を考えていたほど好きだったという。榊原CEOも「以前からパッキャオともやりたいと言っていただけあって、自信を持っている。ヘッドギアの話は真剣に考えていた」と明かした。さらに「こういう時になんだかんだいい話が回ってくるのも、それを持っていくのも五味らしい。嗅覚を持っている」と大舞台でのパフォーマンスに期待した。

「エキシビションなんで40代でもできる」と控えめな五味と「昔は火の玉ボーイでしたけど、今は元気もないオジサンと思って倒したい」と豪語する皇治。本当に強いのはどちらか、大みそかではっきりさせる。【松熊洋介】

RIZIN11 メルビン・ギラートに勝ちガッツポーズする五味隆典(2018年7月29日撮影)
K-1 WORLD GP2019 川原誠也にKO勝利する皇治(2019年11月24日撮影)   

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井上尚弥が今1番戦いたいのは「カシメロ」一問一答

WOWOWのエキサイトマッチの収録にゲスト参加したWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(WOWOW提供)

ボクシングのWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(27=大橋)が、このほどWOWOWエキサイトマッチ・2020年末総集編(28日午後9時からWOWOWライブで放送)の収録にゲストとして参加し、インタビューに応じた。

10月31日(日本時間11月1日)に米ラスベガスでジェイソン・マロニー(29=オーストラリア)に7回KO勝利して2団体の王座防衛に成功。初進出の「聖地」で、高い技術力と強打を披露した。新型コロナウイルスの影響で、当初4月に決まっていたWBO世界同級王者ジョンリエル・カシメロ(31=フィリピン)との統一戦の延期も経験するなど激動の1年だった井上。マロニー戦をはじめ、バンタム級のライバルたち、今後の展望などについて語った。

     ◇   ◇

-コロナ禍の中、不安を抱えながらの1年だった

井上 こういう状況なので試合をすることができない選手もたくさんいた中、結果的に今年も試合はできたし、そこに関しては運が良かったと思います。マロニー戦の試合で入場するとき、それを実感しました。試合の実現のために力を貸してくれた人たちに感謝しています。

-本来ならば4月にカシメロと戦うはずだった

井上 そのときは仕方ないなと思いました。あのときは中止ではなく延期ということだったので。気を引き締めなおしてトレーニングしなくては、と感じました。

-充実期ともいえる27歳。計画していた年間3試合ができず、焦りはあったのか

井上 そこまでの感情はないですね。1試合できただけもラッキーだったと思っています。

-そのマロニー戦は国内外で高い評価を得ている。自分なりの評価は

井上 そうですね、倒したパンチは自分でも良かったと思います。でも、それまでの試合の流れの作り方であるとかの部分でいうと反省点もあります。

-あの試合の最大の収穫は

井上 ラスベガスでインパクトを残す倒し方をして勝ったことですね。あのままダラダラ判定で勝つのではなく、倒しきれたことは大きな収穫だと思います。

-課題は

井上 1、2回の硬さですね。最初からリラックスして入れれば良かったのですが…。でも、1年のブランクもありましたからね。昨年11月のノニト・ドネア(フィリピン)戦の1、2回はパーフェクトでした。あれが毎回できればいいのですが。

-もうひとつの課題ともいえる英会話の習得は

井上 いや、それは全然です(笑)。課題を残したままです。

-今年もエキサイトマッチ・2020年末総集編で上位にランクされましたね。

井上 自分の試合を評価してくれたことに対して率直に感謝ですね。パッキャオが3年連続でトップだったことがあるらしいので、それに並べる21年に出来るように頑張ります。。

-キャリア8年、3階級制覇、海外での3試合を含めて20戦全勝17KO無敗。これらの数字には満足

井上 自分が思っている以上にいいペースでこれているのかなと思います。

-マロニー戦から2カ月近く経ちました。もうトレーニングは再開

井上 はい、トレーニングはやっています。まだテーマを決めてとかそういう段階ではなく、来年に向けて動いている感じです。

-21年の大きな目標は?

井上 バンタム級4団体の王座統一です。

-スーパー・バンタム級に上げて4階級制覇を狙うという計画は、その先に

井上 そういうことになりますね。階級を上げたときにどんなボクシングをするのか、自分でも興味があるんです。

-いま、1番戦いたい相手は?

井上 カシメロです。それか(WBC休養王者ノルディーヌ・)ウバーリ。ベルトを持っている選手と戦いたいです。

-カシメロとWBA正規王者のギジェルモ・リゴンドー(キューバ)が戦うかもしれないという報道もある

井上 その勝った方と戦いたいです。

-どちらが勝つと思いますか。

井上 カシメロは1発があるし、リゴンドーは巧い選手だし…。どちらが勝つかまったく分かりません。

-来年は日本でも試合をしたいのでは?

井上 この状況だけになかなか難しいかもしれないけれど、やっぱり日本のファンの前でも試合をしたいですね。

WOWOWエキサイトマッチの収録に参加したWBAスーパー、IBFバンタム級王者井上尚弥(中央)(WOWOW提供)

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3階級制覇クロフォードV4、次戦はパッキャオ希望

<プロボクシング:WBO世界ウエルター級タイトルマッチ12回戦>◇14日(日本時間15日)◇米ラスベガス

世界3階級制覇王者で現WBO世界ウエルター級王者のテレンス・クロフォード(33=米国)が4度目の防衛に成功した。

昨年12月以来、約11カ月ぶりのリングで、同級5位となる元IBF世界同級王者ケル・ブルック(34=英国)と拳を交え、4回にカウンターの右フックで完全にぐらつかせた。そのままロープ際に追い詰め、左右の連打を打ち込んでレフェリーストップ。同回1分14秒、TKO勝ちを収めた。世界戦8連続KO勝ちとなったクロフォードの通算戦績は37勝(28KO)無敗となった。

「パウンド・フォー・パウンド(階級超越した最強王者)キング」と呼ばれるクロフォードらしい完勝だった。昨年12月、エギディウス・カバラウスカス(リトアニア)に9回TKO勝ちして以来のリングは通常のサウスポーではなく、右構えで試合に入った。序盤はブルックの右カウンターなどを浴びていたが、3回からサウスポーに戻すと徐々にペースを握り返し、素早い右フックで仕留めた。

クロフォードは「パンチを繰り出して焦らずに仕留めることができた。期待を上回る内容。ケルは才能に恵まれた選手。私のタイトルを奪いにきたが、そうはいかない。自信もあっただろうが、私の方が強かった」と満足顔。今後はWBA世界同級スーパー王者マニー・パッキャオ(41=フィリピン)、WBC・IBF世界同級王者エロース・スペンスJr.(30=米国)ら他団体王者との統一戦が期待される。クロフォードは「パッキャオ戦ができるならやりたい。コロナの影響で(交渉が)うまくいかなかったが、ウエルター級でやれるならやりたかった。ぜひ組んでほしい」と2団体統一戦を希望した。

クロフォードと契約を結ぶ米プロモート大手トップランク社ボブ・アラムECOは「マニーには、お金も準備も、すべてお膳立てし、中東でやろうと提案したが、中東では観客動員してうまくできないと拒否された。ぜひまた来春あたりにマッチメークを試みたい」と意欲。さらにスペンスJr.に向け「ビッグマッチを願うならクロフォードとやってくれ。クロフォードが(ウエルター級で)1番なのは分かっている。クロフォードに勝てる選手はいない。スペンスはクロフォードとの対戦を避けるだろう。勝てないと分かっているから。スペンスと対戦しても4回でクロフォードが勝つだろう」と挑発的な発言を続けていた。

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井上尚弥は「問題なく勝つ」死闘演じたドネア語った

WBSS世界バンタム級トーナメント決勝でノニト・ドネアと対戦した井上尚弥(2019年11月7日撮影)

「5階級王者」が、WBA、IBF世界バンタム級統一王者井上尚弥(27=大橋)の勝利に太鼓判だ。

WBA同級2位モロニー(オーストラリア)との防衛戦(10月31日、米ラスベガス)を前に、昨年11月に井上と対戦した元世界5階級王者ノニト・ドネア(37=フィリピン)が日刊スポーツのインタビューに応じ、「井上有利」を予想した。主要メディアの19年年間最高試合に選ばれた死闘を通して感じた井上の強さ、底知れぬ可能性を語った。【取材・構成=奥山将志】

   ◇   ◇   ◇

井上を苦しめたドネアだからこそ分かることがある。コロナ禍で、通常とは異なる雰囲気で臨む実力者のモロニー戦。米プロモート大手トップランク社との契約初戦のファイトマネーは、軽量級では異例の100万ドル(約1億1000万円)に設定された。井上にとって、重圧がかかる要素は少なくない。それでも、ドネアはよどみなく言った。

ドネア モロニーとはスパーリングをした経験があるが、井上はそのレベルではない。モロニーは良いジャブを持っているが、問題なく、井上が勝つと思う。

井上が今後主戦場とするだろう本場ラスベガス。その地で暮らす歴戦の王者に、世界の主要メディアで年間最高試合に選出された1年前の激闘を、あらためて振り返ってもらった。

19年11月7日。さいたまスーパーアリーナは2万人の熱狂が渦巻いた。9回、ドネアの右ストレートを顔面に受けた井上が、プロ転向後、初めてぐらついた。目を負傷し、視界もぼやける。だが、11回に左ボディーでドネアを倒し、勝利をたぐり寄せた。12ラウンドの熱戦を通し、井上の引き出しの豊富さと、潜在能力に、世界が驚かされた。

ドネア まずは井上のタフさは想像を超えていた。自分は持てる力をすべて出した。彼は眼窩(がんか)底を骨折したが、倒れなかった。間違いなく、キャリアで最強の相手だった。

スピード、テクニック、パワー。ボクサーの強さを測る指標は1つではない。「オールラウンド」と評される井上について、ドネアもまた、その総合力の高さに触れた。

ドネア 彼は、すべてにおいてハイレベルなものを持っている。そして、頭が良い。自分が何をすべきかを分かっている。攻める時なのか、守る時なのか。ここはスピードでいくのか、パワーでいくのか。弱点がないから、こっちが考えさせられる。やっていて難しくなっていくのを感じた。

技術的には、基本の忠実さが印象深かったという。

ドネア 井上は、ボディーを打つと必ず左でカウンターを合わせてくる。そして、パンチを出せば、1つの場所にとどまらずに、常に動いている。中に入って攻めれば、すぐに出る。そして、出る時も、決まった方向ではなく、いろんな方向に下がる。そこを徹底してやり抜くことが彼の土台になっているのだと思う。

井上にとって、モロニー戦は、本場ラスベガスで初の試合となる。「怪物」から「MONSTER」へ-。ドネアは、1つのパンチが、未来を切り開く鍵になるのではとも予想した。

ドネア 彼の左ボディーは普通の人には打てない特別なパンチだ。アッパーで気をそらせ、体の回転、距離感、スピード、タイミング、打つ場所、すべてが完璧に打たれたあのボディーショットは我慢できない。右があれだけ強くて、左にもあのパンチがある。自分にとって、左フックがそうだったように、今後、「井上=左ボディー」となっていく可能性もあると思う。

かつて、パッキャオがアジアから世界の頂点に駆け上がり、その背中をドネアが追った。そして井上が続く-。「第2章のスタート」と位置づける一戦のカウントダウンが迫る。

ノニト・ドネア(19年11月5日撮影)

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パッキャオがUFC元王者マクレガーと対戦交渉中

マニー・パッキャオ(2019年4月21日撮影)

ボクシング6階級制覇王者でWBA世界ウエルター級スーパー王者のマニー・パッキャオ(41=フィリピン)が、米総合格闘技UFCの元2階級同時制覇王者コナー・マクレガー(32=アイルランド)と対戦交渉中であることが分かった。26日に英紙サンが、CNNフィリピンの報道を引用しながら報じた。CNNフィリピンが「上院議員でボクシングの伝説的選手となるマニー・パッキャオはUFCのスーパースター、コナー・マクレガーと戦うだろうと彼の事務所が確認している」と報じたという。

試合は年内の12月か、来年1月に中東で開催する方向で交渉中。詳細は決まっていないとしながらもパッキャオが得る収益の大部分はフィリピンの新型コロナウイルス対策に活用される予定だとも報じられている。

一方、6月に3度目の現役引退を表明したばかりマクレガーだが、既にボクシングトレーニングを開始しており、25日には自らのツイッターを更新。「私は次に中東でマニー・パッキャオとのボクシングマッチをしている」と投稿した。17年8月には元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(43)とボクシングで対戦済みでもあるマクレガーは「戦いを恐れず、現代のもっとも偉大なボクサー2人と対戦することは名誉になるでしょう」とつづった。

なおメイウェザー-マクレガー戦では、ファイトマネーのみでメイウェザーは1億ドル(約110億円)、マクレガーは3000万ドル(約33億円)を稼いでいた。

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マクレガー、王者パッキャオとの対戦プラン明かす

6月に3度目の現役引退を表明したばかりの米総合格闘技UFCの元2階級同時制覇王者コナー・マクレガー(32=アイルランド)が中東で現WBA世界ウエルター級スーパー王者マニー・パッキャオ(41=フィリピン)と対戦するプランを自身のSNSで明かした。25日に自らのツイッターを更新し「私は次に中東でマニー・パッキャオとのボクシングマッチをしている」と投稿した。17年8月には元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(43)とボクシングで対戦しているマクレガーはさらに「戦いを恐れず、現代のもっとも偉大なボクサー2人と対戦することは名誉になるでしょう」とつづった。

さらにパッキャオ陣営もマクレガーとの対戦を検討しているとの報道もある。

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パッキャオKOしたマルケスの右/川島郭志氏の一撃

ファン・マヌエル・マルケス

<ボクシング、忘れられない一撃~18>

一発のパンチですべてが変わるボクシング。選手、関係者が「あの選手の、あの試合の、あの一撃」をセレクトし、語ります。元WBC世界スーパーフライ級王者川島郭志氏(50)の一撃は、4階級制覇したファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)の「パッキャオ戦の右ストレート」です。4度目の対戦で倒し倒され、最後はマルケスがKOで初勝利となった一撃です。(取材・構成=河合香)

▼試合VTR 12年12月に米ラスベガスで、WBO世界スーパーライト級王者マルケスが、前WBO世界ウエルター級王者マニー・パッキャオ(フィリピン)とウエルター級で対戦した。WBOが「過去10年間で最高王者」という認定ベルトをかけた決戦。両者は04年はフェザー級で引き分け、07年はスーパーフェザー級で2-1、11年の第3戦はウエルター級で2-0と、パッキャオが僅差判定も連勝していた。試合は3回にマルケスが右のロングフックでまずダウンを奪った。5回にはパッキャオが右ストレートでダウンを奪い返す。続く6回はパッキャオ攻勢も、ゴング寸前にマルケスが右ストレートで2度目のダウンを奪う。パッキャオは失神して6回2分59秒KO。まさに一撃KOで、マルケスが4戦目で初勝利となった。

  ◇   ◇   ◇

あの一撃は衝撃的だった。前のめりに倒れたパッキャオが、しばらくピクリともしなかった。5回にパッキャオがダウンを返して、やや有利になったかと思った6回。パッキャオが攻勢で、あの場面も右ジャブをついて出ていった。そこへマルケスが、きれいに右ストレートを決めた。

同じ相手との再戦は、互いに手の内を知っているので、大抵は慎重な戦いになるもの。3戦まではパッキャオが2勝1分けだったが、いずれもそう差はなかった。4度目の対戦に、互いに今度こそ決めてやろうと、実に攻撃的な試合だった。

マルケスは3回に左フックで最初にダウンを奪った。パッキャオはストレートで来ると思っていたと思う。そこへ外から打ち込んだ。最後もカウンター。マルケスのうまさも光った。

サウスポーに対しての左ボディーがうまい。下を打つふりをして上、上のふりで下と打ち分ける。パッキャオも下を意識させられた面もあっただろう。マルケスにはメキシコ人独特のリズムがある。日本人はとてもマネできない。あの体のうまさも強み。

パッキャオもリズムよく攻める。テクニックもあるが、階級を上げていくことでパンチ力優先になった。力ずくに変わっていった。そこにスキがあったのかも。それでもいまだ現役なのには驚かされる。

◆川島郭志(かわしま・ひろし)1970年(昭45)3月27日、徳島県海部郡海部町(現海陽町)生まれ。小さいころから父の指導を受け、海南高時代にインターハイ優勝。ヨネクラジムに入門し、88年に1回KOでプロデビュー。連続KO負けに左拳骨折の挫折を乗り越え、92年に日本スーパーフライ級王座を獲得し、3度防衛した。94年に世界初挑戦し、WBC世界同級王者ブエノ(メキシコ)からダウンを奪い、判定勝ちで王座を獲得した。97年に7度目の防衛に失敗して引退。通算20勝(14KO)3敗1分の左ボクサー。00年に東京・大田区内に川島ジムを開設した。

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マルケスの右にパッキャオ動けず/川島郭志氏の一撃

ファン・マヌエル・マルケス

<ボクシング、忘れられない一撃~18>

一発のパンチですべてが変わるボクシング。選手、関係者が「あの選手の、あの試合の、あの一撃」をセレクトし、語ります。元WBC世界スーパーフライ級王者川島郭志氏(50)の一撃は、4階級制覇したファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)の「パッキャオ戦の右ストレート」です。倒し倒されの末に、4戦目で初勝利となった一撃です。(取材・構成=河合香)

▼試合VTR 12年12月に米ラスベガスで、WBO世界スーパーライト級王者マルケスが、前WBO世界ウエルター級王者マニー・パッキャオ(フィリピン)と対戦した。契約体重はウエルター級で、WBOが「過去10年間で最高王者」という認定ベルトをかけた決戦。両者は04年はフェザー級で引き分け、07年はスーパーフェザー級で2-1、11年の第3戦はウエルター級で2-0と、パッキャオが僅差判定も連勝していた。試合は3回にマルケスが右のロングフックでまずダウンを奪う。5回にはパッキャオが右ストレートでダウンを奪い返す。続く6回はパッキャオ攻勢も、ゴング寸前にマルケスが右ストレートで2度目のダウンを奪う。パッキャオは失神して6回2分59秒KO。まさに一撃KOで、マルケスが4戦目で初勝利となった。

    ◇    ◇

あの一撃は衝撃的だった。前のめりに倒れたパッキャオが、しばらくピクリともしなかった。5回にパッキャオがダウンを返して、やや有利になったかと思った6回。パッキャオが攻めていて、あの場面も右ジャブをついていった。そこへマルケスが、きれいに右ストレートを決めた。

同じ相手との再戦は、互いに手の内を知っているので、大抵は慎重な戦いになるもの。3戦まではパッキャオが2勝1分けだったが、いずれもそう差はなかった。4度目の対戦に、互いに今度こそ決めてやろうと、実に攻撃的な試合だった。

マルケスは3回に左フックで最初にダウンを奪った。パッキャオはストレートで来ると思っていたと思う。そこへ外から打ち込んだ。最後もカウンター。マルケスのうまさも光った。

サウスポーに対しての左ボディーがうまい。下を打つふりをして上、上のふりで下と打ち分ける。パッキャオも下を意識させられた面もあっただろう。マルケスにはメキシコ人独特のリズムがある。日本人はとてもマネできない。あの体のうまさも強み。

パッキャオもリズムよく攻める。テクニックもあるが、階級を上げていくことでパンチ力優先になった。力ずくに変わっていった。そこにスキがあったのかも。それにしても、いまだ現役なのには驚かされる。

◆川島郭志(かわしま・ひろし)1970年(昭45)3月27日、徳島県海部郡海部町(現海陽町)生まれ。小さいころから父の指導を受け、海南高時代にインターハイ優勝。ヨネクラジムに入門し、88年に1回KOでプロデビュー。連続KO負けに左拳骨折の挫折を乗り越え、92年に日本スーパーフライ級王座を獲得した。3度防衛。94年に世界初挑戦し、WBC世界同級王者ブエノ(メキシコ)からダウンを奪い、判定勝ちで王座を獲得した。97年に7度目の防衛に失敗して引退。通算20勝(14KO)3敗1分の左ボクサー。00年には大田区内に川島ジムを開設した。

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フィリピンの英雄パッキャオの左/山中慎介の一撃

マニー・パッキャオ

<ボクシング、忘れられない一撃~5>

一発のパンチですべてが変わるボクシング。選手、関係者が「あの選手の、あの試合の、あの一撃」をセレクトし、語ります。日本歴代2位となる12度の防衛を果たした元WBC世界バンタム級王者山中慎介氏(37)が選んだ一撃は、「ハットンをKOしたパッキャオの左」です。(取材・構成=奥山将志)

  ◇    ◇    ◇

▼試合VTR 08年12月にオスカー・デラホーヤとのビッグマッチを制したマニー・パッキャオ(フィリピン)が、09年5月2日、米ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで、スーパーライト級全勝を誇る強打のリッキー・ハットン(英国)と対戦した。

フライ級からキャリアをスタートさせ、4階級制覇を達成していたパッキャオ。この試合は、スーパーライト級での試合経験などから、パッキャオ不利を予想するも声少なくなかったが、「フィリピンの英雄」はゴング直後にそんな不安をかき消した。スピードと的確なパンチですぐにペースをつかむと、カウンターの右フックでダウンを先取。同回終了間際にも再びダウンを奪うなど、完璧な立ち上がりを見せた。

山中氏が選んだパンチは、2回終了間際。ダメージが隠せない相手と、リング中央で対峙(たいじ)すると、小さなモーションから左ストレートを顔面に打ち込んだ。ハットンはキャンバスに大の字となり、そのままKOで試合を決めた。

  ◇    ◇    ◇

パッキャオは同じサウスポーということもあり、現役時代、参考にしていた選手です。数々の印象的なパンチがありますが、このハットン戦での一撃を選んだのは、「こういう打ち方もできるんだ」という驚きが強かったからです。

パッキャオ=踏み込みという印象を持っている人は多いと思います。僕自身も、パッキャオのように、下半身で生み出したパワーを上半身に伝える踏み込みを意識していました。ただ、同じようなパンチで倒し続けていると、相手も警戒してきますし、当てにくくなるものです。

ハットン戦のパッキャオは、出来がとにかく良かったですし、パンチも合っていた。最後のストレートは、右に小さくフェイントを入れた直後、いつものように大きく踏み込まず、上半身を少し開き、ややフック気味に打っています。

当時の僕はまだ日本王者になる前。テレビを見ていて、相手に研究される立場に立たされたパッキャオの工夫と、引き出しの多さを感じたのを覚えています。

アジアから世界の頂点に駆け上がったパッキャオ。ハットン戦の頃は、すごく勢いもありましたし、パワー、スピードはもちろん、相手に向かっていく勇気もずばぬけていたと思います。踏み込んで打つのは勇気が必要です。技術に加え、メンタルの強さもパッキャオの魅力だと思います。

◆山中慎介(やまなか・しんすけ)1982年(昭57)10月11日、滋賀・湖南市生まれ。南京都高1年でボクシングを始め、3年時の国体で優勝。専大ボクシング部で主将。06年1月プロデビュー。10年6月に日本バンタム級王座、11年11月にWBC世界バンタム級王座を獲得し、12度防衛。18年3月に引退を発表。家族は妻と1男1女。身長171センチの左ボクサーファイター。

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パッキャオのワンツー!因縁の幕開け/八重樫の一撃

マニー・パッキャオ(2015年8月6日撮影)

<ボクシング、忘れられない一撃~1>

一発のパンチですべてが変わるボクシング。選手、関係者が「あの選手の、あの試合の、あの一撃」をセレクトし、語ります。世界3階級王者八重樫東(37=大橋)の忘れられない一撃は「パッキャオのマルケス戦の左ストレート」です。

    ◇    ◇

▼試合VTR 04年5月8日、フライ級とスーパーバンタム級で世界王座を獲得した当時25歳のパッキャオが、米ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで、WBA、IBFフェザー級統一王者ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)に挑戦。後に6階級制覇を達成する「フィリピンの英雄」パッキャオが、1回に3度のダウンを奪うスタートとなったが、その後はマルケスが挽回し、試合はジャッジが三者三様のドロー。ここから3度の対戦を重ねる因縁のカードの幕開けとなった。八重樫が選んだのは、その1回、1分30秒の最初のダウンを奪った左ストレートだった。

    ◇    ◇

パッキャオが、まさに世界のスーパースターに駆け上がろうとする、粗削りで、一番生きが良い時期だったと思います。

試合開始からわずか1分半。遠い距離から「打つぞ」と小さく体を沈めるフェイントを入れた直後に、ありえないスピードで放ったワンツーに、マルケスはまったく反応できず、コロンと後ろに倒されました。

僕はパッキャオは、足の選手だと思っています。足があれだけ速く動くから、手が連動して回転の速い連打が出せる。そして、手が出ることが前への推進力につながり、あの爆発的な攻撃力が生まれているんです。試合当時、僕は大学生でした。あの一撃は衝撃でしたし、大好きなフェイントからのワンツーということもあり、こういうパンチを打ちたいと、何度も映像を見返しました。

ただ、何度やってもただのモノマネで、試合では使えませんでした。自分のものになったなと思ったのは、世界王者になり、下半身と上半身の連動が理解できた2年前ぐらいです。頭の中にずっとあったパンチですし、脳裏にイメージが焼き付いていたんだと思います。

パッキャオ-マルケスは、この一戦から始まり、4度も対戦する因縁の相手となりました。ちなみに、第4戦でパッキャオがマルケスにダウンを奪われ失神したパンチは、この第1戦と同じワンツーをパッキャオが放った瞬間に、右と左の間にマルケスがカウンターの右を合わせたものでした。ドラマ性という意味でも、特別な一撃だったと思います。

◆八重樫東(やえがし・あきら)1983年(昭58)2月25日、岩手・北上市生まれ。黒沢尻工3年でインターハイ、拓大2年で国体優勝。05年3月プロデビュー。07年の7戦目でWBC世界ミニマム級王座挑戦も失敗。11年にWBA同級王座を獲得、13年にWBCフライ級王座獲得で3度防衛。15年にIBFライトフライ級王座を獲得し、3階級制覇を達成。160センチの右ボクサーファイター。

八重樫東

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井上尚弥の第2章、真の頂へ「勝ち続けるしかない」

2019年11月7日、ボクシングWBSS世界バンタム級トーナメント 決勝 井上尚弥対ノニト・ドネア ノニト・ドネアに勝利しアリ・トロフィーを掲げる井上尚弥

ボクシングのWBA、IBF世界バンタム級統一王者井上尚弥(26=大橋)が5日、日刊スポーツの電話インタビューに応じた。

新型コロナウイルスの感染拡大により、25日(日本時間26日)に米ラスベガスで予定されていたWBO同級王者ジョンリール・カシメロ(フィリピン)との3団体統一戦が延期となり、本格的な米国進出は仕切り直しとなった。6日で、14年の世界奪取から丸6年。世界が注目する「モンスター」が、これまでの歩み、「第2章」と位置づける今後についての思いを語った。【取材・構成=奥山将志】

   ◇   ◇   ◇

新型コロナウイルスの影響で、3月17日に日本人初の3団体統一戦の延期が正式発表された。

井上 世界的な状況をみて、何となく無理なのかなと思っていたので、延期が決まった時も「これは仕方ないな」って感じでした。減量に入るギリギリのタイミングでもあったので、キャリアが浅い時期だったら、精神的に動揺したかもしれませんが、そこは20歳から世界戦を14回戦ってきた経験なのかなと思います。

現在は横浜の所属ジムにも行かず、サンドバッグなどをつるした自宅前の練習スペースを中心に調整を続けているという。

井上 試合がいつになるか分からない状況ですが、切り替えはスムーズにできています。それよりも、自分にも子どもが2人いますし、近所には90歳を超えたひいおばあちゃんも住んでいる。今はボクシングのことを過剰に考えるよりも、不要な外出を控えたり、当たり前のことをやることが大切だと思っています。

昨年末に米プロモート大手トップランク社と複数年契約を結び、今後は主戦場を米国に移す。延期となったが、その1戦目となるカシメロ戦では、軽量級では異例となる、本場ラスベガスのメインイベントを任された。キャリアの「第2章」のスタートと位置づけた重要な一戦に向け、これまで以上に高いモチベーションを保ってきた。

井上 今までは日本国内で、「世界王者」としてやってきた選手だったが、トップランクと契約し、求められてラスベガスでメインを張る。ここまできたという思いももちろんありますが、満足はしていない。ここが、自分が本当の意味で成功するか、失敗するかの分かれ目だと思っています。米国のファンを満足させる内容も求められますし、気持ちの面でもこれまでの試合とは大きく違います。日本人が立ったことがない舞台ですし、新たなステージの始まりだと思っています。

14年4月6日に初めて世界王者となり、6年がたった。「強い相手としか戦わない」と宣言して飛び込んだプロの世界。6戦目での国内最速(当時)の世界王座奪取に始まり、8戦目で名王者ナルバエスを破り2階級制覇を達成。ここまで完璧なキャリアを歩んできたように思えるが、井上自身が思い描いていたものとは違ったという。

井上 ライトフライ級で初めて世界王者になった時は、想像していたものと現実のギャップに悩んだこともありました。辰吉(丈一郎)さんとか、幼い頃に見ていた畑山(隆則)さんの時代の華やかさとは違い、世間の反応もそんなに大きくなかった。街を歩いても自分のことを知っている人の方が少なかった。実際に、1つの階級に4人も世界王者がいて、誰が強いのかも分かりにくい。ゴールだったはずが、ここではないとすぐに思いを新たにしました。

それでも、存在をアピールするための話題づくりなどには走らず、「リング上がすべて」と信念を貫き続けた。試合内容で、「世間」と闘い続けた6年間。まっすぐ進んできた先に、現在の確固たる立場がある。

井上 振り返ってみれば、ここまでくるのに時間がかかったなという印象はあります。スーパーフライ級で2階級制覇をしても、防衛戦では、名前のある相手との試合は決まらなかった。ただ、冷静にみれば、当時の自分も世界的には名前がなかったですし、「食ってもうまみがない選手」だったということ。時代とか、環境は関係なくて、ただ自分がそこまでの存在ではなかったということです。

18年にバンタム級に階級を上げたことで、流れは一変した。強豪がひしめく伝統の階級で、その名は瞬く間に世界にとどろいた。転級初戦でWBA王者マクドネルを1回TKOで破り、3階級制覇を達成。続くパヤノ戦、IBF王者ロドリゲス戦と、階級のトップ選手3人を計わずか441秒で撃破。衝撃的な試合を連発し、昨年11月には、バンタム級最強を決めるトーナメント「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ」決勝で、5階級制覇王者ドネアを破り、頂点に立った。会場のさいたまスーパーアリーナは2万2000枚のチケットが完売した。

井上 バンタム級に上げたことで、理想と現実がかみ合い、求めてきた戦いができるようになったと思っています。減量でパフォーマンスが落ちることもないですし、今は誰もが納得する相手と戦えることが楽しいですし、うれしいです。

ドネア戦は、全米ボクシング記者協会の年間最高試合に選ばれ、世界にその名をとどろかせた。米国で最も権威ある専門誌「ザ・リング」認定のパウンド・フォー・パウンド(PFP=階級を超越した最強ランキング)で最高3位に入るなど、世界の中心選手の仲間入りを果たした。

井上 PFPの存在は大きいですね。そのランクに入っていることで、同じ階級の選手だけでなくロマチェンコ、クロフォードといったPFPの前後の選手とも比較される。だからこそ、変な試合はできない。もっと上を目指さないといけないと思いますし、自分の意識を変えることにもつながっています。

階段を駆け上がり続けても、「強くなりたい」という思いは揺るがない。

井上 バンタム級に上げてから、これまで以上に海外の選手の映像を見るようになりました。以前から父に「見ろ」と言われていたのですが、やっとその意味が分かってきました。

圧倒的なパフォーマンスの裏には他選手からのヒントも影響しているという。

井上 映像を見て、無理にまねをするのではなく、イメージを整理してストックしておくことが大切なんです。たとえば、メイウェザーの防御はこういう特徴があって、ロマチェンコのサイドへのステップはこうとか。そうやってインプットしておくことで、ミットの練習をしている時とかに急に動きのイメージが頭におりてくるんです。このタイミングなら、あの選手のあの動きが使えそうだとか。ただ、パッキャオの2段階の踏み込みだけはいまだにできない(笑い)。あれが自分のものにできれば、もっと強くなれると思うんですけどね。

刺激を求める先は、リング以外にも向かうようになってきた。バスケットボール日本代表の富樫勇樹(26)、ラグビー日本代表の松島幸太朗(27)ら、他競技のアスリートとも交流を深めるようになった。

井上 以前はほかのスポーツにあまり興味がなかったんですが、最近は少し変わってきました。富樫と幸太朗は気が合う友人というのが大前提なのですが、他のスポーツを見に行けば、そこの会場の空気で感じることもある。世界王者になって、周囲からちやほやされる部分もありますし、「慣れ」が、知らない間に心の隙につながると思っています。居心地がよくない新しい感覚にさらされることで、自分が今やらなければいけないこと、進むべき道が整理できるんです。

世界のライバルが「INOUE」「MONSTER」の名を挙げ、挑発し、対戦を熱望している。だが、「強い相手としか戦わない」というデビュー当時の思いは今も変わっていない。

井上 周りからいろいろ言われてなんぼの世界ですし、そこは望むところ。1度負けたら今まで積み上げてきたものがすべて崩れるという恐怖心もありますが、負けを恐れていたらボクシングをやる意味がない。結局、勝ち続けるしかないんです。ただ、弱い相手に勝っても意味がない。どちらが勝つか分からない本物同士のドキドキ感を自分は求めていますし、ファンの方もそれを望んでくれていると思うんです。

35歳での引退を公言し、今月10日には27歳になる。見据える先はどこまでも高い。

井上 自分がどこまでいけるかは、ここからの2~3試合の内容にかかっていると思っています。パッキャオのようにアジアから世界の頂点に上り詰めたいですし、ファイトマネーという意味でもそう。何のためにボクシングをしているかと言えば、当たり前ですが、1つは稼ぐためです。残り8年と考えれば、やれても20~30試合。そう多くはないと思っています。その中で、自分がどんな試合を残せるか。「ボクシングって面白い」「井上の試合は面白い」と思ってもらえる戦いを、これからも見せていきたいですね。

◆井上尚弥(いのうえ・なおや)1993年(平5)4月10日、神奈川・座間市生まれ。元アマ選手の父真吾さんの影響で小学1年から競技を開始。相模原青陵高時に史上初のアマ7冠。12年7月にプロ転向。当時の国内最速6戦目で世界王座(WBC世界ライトフライ級)奪取。14年12月にWBO世界スーパーフライ級王座を獲得し、史上最速(当時)の8戦目で2階級制覇。18年5月にWBA世界バンタム級王座を奪取し、3階級制覇。家族は咲弥夫人と1男1女。165センチの右ボクサーファイター。

2018年10月7日、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズバンダム級トーナメント WBAバンタム級タイトルマッチ 1回戦・1回KO勝ちで、フアンカルロス・パヤノ(手前)を倒し、ガッツポーズする井上尚弥
2014年4月6日、WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ 井上尚弥対アドリアン・エルナンデス KO勝利して新王者となった井上尚弥(中央)は、家族と記念撮影。左から姉晴香さん、弟拓真、1人おいて父真吾トレーナー、母美穂さん

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村田諒太「勇気いる」限定チョコらーめん試食ビビる

「チョコレートらーめん」の発表会に出席したWBA世界ミドル級王者村田(右)、左は同社の新井田社長

ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(34=帝拳)が29日、都内で行われた、ラーメン店「幸楽苑」をチェーン展開する幸楽苑ホールディングスの期間限定商品「チョコレートらーめん」(今月30日から、3月11日まで)の発表会にゲストとして出席した。

発表されたのは、昨年好評だった、しょうゆらーめんをベースとした「チョコレート」に加え、新開発された塩らーめんベースの「ホワイトチョコレート」の2種類。

試食前は「勇気がいりますね」と苦笑いを浮かべていたが、チョコレートの甘さがほんのりと溶け出したスープを口にすると「ミスマッチかと思ったが、いけます! カレーにミルクを入れる感覚に似ている。そこにショウガが絶妙にバランスを取って、中和してくれている。びっくりです。おいしい。ちなみに、ぼくはホワイト派です」と満足顔。「あり得ない組み合わせから斬新なものが生まれる。パッキャオ-デラホーヤだって、ミスマッチと言われたが、パッキャオはあの試合でスターになった。ぼくも、これを機に一皮むけられれば」とPRした。

ボクシングでは、昨年12月にKO率8割を誇るホープのスティーブン・バトラー(23=カナダ)の挑戦を5回TKOで退け、初防衛に成功。次戦は、4階級制覇王者サウル・アルバレス(29=メキシコ)、IBF同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(37=カザフスタン)らとのビッグマッチが期待されている。村田は「もちろん、やれるチャンスがあればやりたいが、自分でコントロールできないことは考えてもしょうがない。いつそういう話がきてもいいように、やるべきことをしっかりとやっていくだけ」と話した。

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WBO会長バンタム級統一戦へ「動く」後押し明言

11月、WBSS世界バンタム級トーナメント決勝でドネアに勝利し、カップを力強く掲げ、雄たけびを上げる井上尚

WBO(世界ボクシング機構)のフランシスコ・バルカルセル会長(71)が2団体(WBAスーパー、IBF)統一バンタム級王者井上尚弥(26=大橋)とWBO世界同級王者ジョンリール・カシメロ(30=フィリピン)戦の実現を後押しすると明言した。3日、都内で開幕したWBO年次総会のために来日中の同会長が会見。「この試合が実現できるように動きたい」との意向を示した。

来春、米国で20年初戦を予定する井上は11月にワールド・ボクシング・スーパーシリーズ制覇後、米プロモート大手トップランク社と契約を締結。カシメロは現WBA世界ウエルター級スーパー王者の6階級制覇王者マニー・パッキャオ(40=フィリピン)が経営するMPプロモーションと契約を結ぶ。同会長は「トップランク社とパッキャオは良好な関係にある」と説明した上で、総会開催中に両プロモーターが来日予定と明かした。「半信半疑かもしれないが、2日後に何が起こるか楽しみに。両者が集まればそういう話にもなる」と付け加えた。

海外報道などを通じ、カシメロから対戦ラブコールを受けた井上は2日に「ボクも標的にしている。大橋(秀行)会長にもやらせて下さいと伝えました」と話すなど、前向き。WBO会長の後押しで、対戦交渉が進む可能性が高い。

11月、WBO世界バンタム級タイトル戦でテテに勝利したカシメロ(ロイター)

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WBO会長 井上尚弥-カシメロ戦「実現へ動く」

WBO総会開幕に合わせ、日本マスコミ向けに会見したフランシスコ・バルカルセル会長

WBO(世界ボクシング機構)のフランシスコ・バルカルセル会長(71)が、2団体(WBAスーパー、IBF)統一バンタム級王者井上尚弥(26=大橋)-WBO世界同級王者ジョンリール・カシメロ(30=フィリピン)戦の実現に向けて後押しすると明言した3日、都内でWBO総会が開幕し、来日中の同会長が日本マスコミに向けて記者会見した際に言及。

「この試合は実現できるように動きたい。井上選手はトップランクと契約し、カシメロ選手はマニー・パッキャオがプロモーター。トップランク社とパッキャオも良好な関係にある」と口にした。さらに同総会期間中にトップランク社首脳とパッキャオも来日予定だと明かし「まだ半信半疑かもしれないが、2日後に何が起こるか楽しみにしてください。(両プロモーターが)集まればそういう話にもなる」と付け加えた。

7年間負けなしWBO王者ゾラニ・テテ(31=南アフリカ)を下したカシメロから海外報道などを通じ、対戦ラブコールを受けた井上は2日、東京・後楽園ホールで取材に応じ「ボクもターゲットにしている。大橋(秀行)会長にもやらせて下さいと伝えました。ここまできてバンタム級のランカーと対戦しても…というのはあるので」との意向を口にしている。バルカルセル会長は「井上はスーパーマン、カシメロのヒーローのようだ。2人がタフファイトをみせてくれると思う」と来年中のカード実現をバックアップする意欲を示していた。

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大橋会長「日本人にはない」平岡アンディの能力絶賛

米プロモート大手トップランク社と契約を結び、米デビューする平岡アンディ(撮影・藤中栄二)

ボクシングIBF世界スーパーライト級14位平岡アンディ(23=大橋)が、米プロモート大手トップランク社と契約を結んだことが26日、発表された。

WBA世界ミドル級王者村田諒太(帝拳)、2団体統一バンタム級王者井上尚弥(大橋)らに続く契約となり、日本王座獲得などの主要実績がない段階での契約は異例だ。30日(日本時間12月1日)にはボクシングの聖地ラスベガスでロヘリオ・カサレス(29=米国)とのスーパーライト級8回戦で米デビューする。

   ◇   ◇   ◇

異例の抜てきとなる。トップランク社との契約締結が発表され、平岡は「まさかこんなに早く素晴らしいプロモート会社と契約できると思わなかった。ここからもっと気を引き締めていきたい」と意気込んだ。17年に日本ユース・スーパーライト級王座を獲得しているものの、日本、東洋太平洋王座獲得などの主要実績がない段階での契約は異例となる。

30日には米ラスベガスのコスモポリタンで米デビュー戦を控える。カサレス戦に備え、24日に父のジャスティス・トレーナーとともに渡米した。14年の東日本ライト級新人王獲得後、約1年半ほど米国に武者修行。ロサンゼルスの6階級制覇王者パッキャオ(フィリピン)が練習するジム、ラスベガスにある元5階級制覇王者メイウェザーのジムなどでスパーリングした経験がある。

平岡は「大橋会長から米デビューがラスベガスと聞いた時、叫びたいぐらいうれしかったです。気持ちは久しぶりに故郷に戻るような、そんな気分です」と気合を入れ直した。

ガーナ人の父、日本人の母を持つ。所属ジムの大橋秀行会長(54)によると、米国ではバスケットボール八村塁、女子テニス大坂なおみに続き、ボクシング界で活躍できる「ユニコーン」と報じられているという。ユニコーンとは神話的な幻獣になぞらえ、成功したアスリートの希少性を表現するもの。平岡は「ボクシング界のユニコーンと言われるように持っているものを全部出したい」と強い決意を口にした。

プロ戦績は14勝(9KO)無敗。サウスポースタイルからのアウトボクシングが基本だが、強烈な左ストレートも兼ね備える。大橋会長は「トップランクの(ボブ・)アラムCEOがアンディの素質に期待してくれている。日本人にはないタイミング、バネの利いたパンチングがある」と潜在能力の高さを強調。平岡が「100%以上の力が出せそう」というラスベガスで米本格進出の1歩を踏みだす。【藤中栄二】

<平岡(ひらおか)アンディ>

◆生まれ、タイプ 1996年(平8)8月8日、横浜市生まれ。身長180センチの左ボクサー。

◆アマ歴 元アマボクサーでガーナの五輪強化選手だった父ジャスティス氏の指導で4歳から競技を開始。10歳から花形ジムに通い始める。

◆プロ歴 横浜高時代の13年2月に花形ジムからプロデビューし、4回TKO勝ち。14年には東日本ライト級新人王。大橋ジム移籍後の17年に初代ユース・スーパーライト級王者に。

◆陸上競技 中学からボクシング練習の一環で陸上競技を開始。全国中学大会で男子3000メートルで6位入賞。高校時代も国体出場。

◆テレビ出演 14年までTBS系で放送されたバラエティー番組「さんまのスーパーからくりテレビ」にはボクシング少年・アンディ君として出演。大橋会長は「当時は気弱な少年の設定でしたが、今は強気なボクサーです」。

米国出発直前に引き締まった肉体を披露した平岡アンディ(撮影・藤中栄二)

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井上尚弥の最強3傑入りを「ザ・リング」編集長示唆

5回、ドネア(手前)を激しく攻める井上尚(撮影・横山健太)

<プロボクシング:ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級決勝>◇7日◇さいたまスーパーアリーナ

WBA世界バンタム級王者井上尚弥(26=大橋)がWBA世界同級スーパー王者ノニト・ドネア(36=フィリピン)を下し、日本人初となるパウンド・フォー・パウンド(PFP)トップ3入りする可能性が高まった。1922年創刊の米老舗ボクシング誌「ザ・リング」のダグラス・フィッシャー編集長(49)が7日までに日刊スポーツの取材に応じ、現在PFP4位井上尚のさらなるランクアップを示唆した。

   ◇   ◇   ◇

ザ・リングは世界最古のボクシング専門誌として編集委員会に各国記者らを加えたメンバーで毎月独自に各階級、PFPの世界10位までのランキングを決めている。ESPNなど独自のPFPランクを発表しているが、最初に始めたのはザ・リング。世界のファンからもっとも信頼されているランキングだ。

その責任者となるフィッシャー編集長は、まず井上尚が高く評価されていることを力説した。「多くのメディア関係者、ランキング委員会メンバーは、既にPFPランキング上位に井上尚の名があることに対して異論がない」。現在のPFPは1位にアルバレス、2位にロマチェンコ、3位にはクロフォードというビッグネームが並んでいる。「ドネア戦での試合の勝ち方によります」と前置きした上で「トップとの対戦がここ数年ないクロフォードよりも井上尚が上位にランクされる可能性は十分にあると思います」と解説した。

今年に入ってザ・リングは2度も井上尚を表紙に選択した。単独表紙は日本人ボクサーとして初めての名誉だった。同編集長は「ボクシングマニアからの反応は井上尚が飾ったどちらの表紙も絶大な反応を受けて好評でした。SNSなどの反応はお祭り騒ぎのようで何週間も続いた」と反響の大きさに驚いたという。

5月のWBSS準決勝にはザ・リング認定ベルトが懸けられ、井上尚が勝利してつかんだ。実力と人気を兼ね備えたモンスターに、同編集長は「少なくとも25~30年さかのぼっても、井上尚は日本から出てきたもっとも才能があり、有望な選手。一番重要であるリング内で戦う上での頭の良さも持ち合わせている」と分析。来年から米本格進出を果たす井上尚に向け「世界レベルとの対戦を続けてほしい。今後、米国の一般スポーツファンの間でも名の知られる初の日本人ボクサーになれるでしょう。階級を上げていけば(6階級制覇王者)パッキャオのような存在になれる逸材」と大きな期待を寄せていた。

◆ザ・リング 米国で1922年の創刊当初からボクシングのみを基本線に扱う月刊専門誌。毎月、ボクサーのランキングを独自の基準で選定するなど、ボクシング界では最も歴史と権威ある雑誌とされ「ボクシングの聖書」とも呼ばれる。同誌編集委員会に各国記者らを加えたメンバーで毎月独自に各階級、パウンド・フォー・パウンドで世界10位までランキングを発表。設立当初から独自に認定した王者にチャンピオンベルトも授与。02年より本格的に各階級ごとのベルト授与も開始。また年間最優秀選手など表彰も行う。

◆パウンド・フォー・パウンド 異なる階級の選手を体重差がなかったとして比較した場合の最強王者を示す称号。過去にはマイク・タイソン、ロイ・ジョーンズ、近年ではマニー・パッキャオやフロイド・メイウェザーがPFPの評価を受けた。「ザ・リング」でトップ10入りした日本人は井上以外では元WBCバンタム級王者の山中慎介、元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志がいる。

井上尚はWBSS優勝を果たしアリ・トロフィーをファンに披露する(撮影・足立雅史)

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メイウェザー中国ボクシング代表アドバイザーに就任

フロイド・メイウェザー(右)(2018年12月31日撮影)

プロボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(42=米国)が、中国ボクシング代表の特別アドバイザーに就任した。

中国連盟から23日、発表された。20年東京オリンピック(五輪)強化の一環として要請を受けたという。

米メディアによると、中国連盟は「メイウェザーが東京五輪で優秀な結果を収めるため、中国ボクシングのプロジェクト支援に全力を注ぐことを約束した」とコメント。なお中国代表メンバーに対し、ジムで直接指導するかどうかも含めて不明だ。

96年アトランタ五輪男子フェザー級銅メダリストでもあるメイウェザーは東京五輪が開催される日本をはじめ、アジア地域でのビジネスに意欲を示している。最近では、20日に米ラスベガスで開催されたWBA世界ウエルター級王座統一戦となるパッキャオ-サーマン戦を視察し、リングにも上がっていた。

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