上へ戻る

au版ニッカン★バトル

記事検索

デラホーヤ現役復帰戦は公式戦で開催 9・11ベウフォート戦

オスカー・デラホーヤ氏(14年7月撮影)

ボクシング史上初の6階級制覇王者オスカー・デラホーヤ氏(48=米国)の現役復帰戦が、エキシビションではなく公式戦として開催される。主催する動画投稿アプリ運営のトリラーが21日に発表した。

9月11日に米ロサンゼルスで、元UFC王者ビクトー・ベウフォート氏(44=ブラジル)との対戦。試合は1ラウンド2分の8回戦で、契約体重は180ポンド(クルーザー級)の予定という。

デラホーヤ氏は「復帰は本気で、エキシビションではない。2人のどちらかが負ける。ベウフォートは総合格闘技の伝説の選手だがKOを狙う。WWE劇場のようなものではなく本物。15年前より体調はいい」とコメントした。

デラホーヤ氏の復帰は、昨年の元ヘビー級王者マイク・タイソン氏のエキシビションでの復帰に触発されたもの。3月に13年ぶりの復帰を表明し、6月に今回の対戦が発表されていた。92年バルセロナ五輪で金メダル獲得後にプロデビュー。94年に12戦目でWBOスーパーフェザー級を皮切りに、04年にWBOミドル級で史上初の6階級制覇を達成した。08年にマニー・パッキャオに8回TKO負けして引退していた。

ベウフォート氏は「世界最高のボクサーを倒すところを見せたい。ファイターとして最後まで戦う」とコメントした。97年からUFCに参戦し、04年にライトヘビー級王座を獲得。99年にPRIDEで桜庭和志に判定負け、11年にUFCで秋山成勲にKO勝ち。ボクシングでは06年にKO勝ちもある。18年にUFCでKO負けして引退していた。

関連するニュースを読む

デラホーヤ氏、リング復帰決定 9・11元UFC王者ベウフォート氏と対戦

オスカー・デラホーヤ氏(2002年12月撮影)

ボクシング史上初の6階級制覇王者オスカー・デラホーヤ氏(48=米国)のリング復帰が正式決定した。9月11日に米ラスベガスで、元UFC王者ビクトー・ベウフォート氏(44=ブラジル)と対戦する。動画投稿アプリを運営するプロモーターのトリラーが17日に発表した。音楽番組とコラボした2日間イベントの一つして開催される。ラウンド数、グローブなどの試合形式は発表されていない。

デラホーヤ氏は昨年の元ヘビー級王者マイク・タイソン氏の復帰に触発されて、3月に13年ぶりの復帰を表明していた。「リングに戻る準備ができて、画期的なエンターテインメントの中で実現することを誇りに思う。相手に最大限の敬意を払い、ハイレベルなボクシングを世界に見せたい」とコメントした。

92年バルセロナ五輪で金メダルを獲得後にプロデビュー。94年に12戦目でWBOスーパーフェザー級を皮切りに、04年にWBOミドル級で史上初の6階級制覇を達成した。08年にマニー・パッキャオに8回TKO負けして引退していた。

ベウフォート氏は「ボクシング史上最も有名な一人と戦える。総合格闘技代表として楽しみにしている。子供たちが語り継ぐような、格闘技史に残る戦いなる」とコメントした。97年からUFCに参戦し、04年にライトヘビー級王座を獲得。99年にPRIDEで桜庭和志に判定負け、11年にUFCで秋山成勲にKO勝ちしている。06年にボクシングでKO勝ちしたこともある。18年にUFCでKO負けで引退していた。

関連するニュースを読む

ベウフォート引退試合は失神KO負け「家族に感謝」

マチダ(左)を相手に引退試合に臨んだベウフォート

<総合格闘技:UFC224大会>◇12日(日本時間13日)◇ブラジル・リオデジャネイロ・ジュネス・アリーナ

 PRIDEにも参戦した元ライトヘビー級王者でミドル級9位ビクトー・ベウフォート(41=ブラジル)が衝撃の失神KO負けで引退試合を終えた。友人でもあるリョート・マチダ(39=ブラジル)を相手に、母国でラストマッチ(同級5分3回)に挑んだものの、2回開始直後にマチダの放った前蹴りをまともに食らい、そのままダウン。2回1分0秒、KO負けでラストマッチを終えた。

 現役生活に別れを告げるベウフォートは「リョートのチームを祝したい。自分のチームやファン、家族には感謝している。人生にはすべて始まり、途中、終わりがある。これからは家族と過ごす時間だ」と晴れやかな表情を浮かべた。

 19歳で初参戦したUFCのヘビー級トーナメントを制覇し、天才とよばれたベウフォート。04年にはランディ・クートゥアを下し、UFCライトヘビー級王座を獲得した。PRIDEでは桜庭和志とも対戦。05年にはPRIDEミドル級GPにも出場し、1回戦でアリスター・オーフレイムに敗れた。06年のPRIDE米国大会ではダン・ヘンダーソンと対戦して判定負けを喫した。その後、再びUFCに復帰し、11年には秋山成勲を1回KOで撃破し、UFCタイトル戦線にも絡むなど第一線で活躍していた。通算戦績は26勝13敗1無効試合となった。

マチダ(後方)の前蹴りで失神するベウフォート(手前)

関連するニュースを読む

UFCソウザ鮮やか1回KO勝ち 9カ月ぶり復帰戦

ランカー対決を1回KO勝ちで飾ったソウザ(左)は余裕の表情Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images

<UFC on FOX27大会>◇27日(日本時間28日)◇米ノースカロライナ州シャーロット・スペクトラム・センター

 メインイベントのミドル級5分5回で、同級3位ホナルド“ジャカレイ”ソウザ(38=ブラジル)がランカー対決を鮮やかな1回KOで制した。

 同級8位デレク・ブランソン(34=米国)に対し、ペースを握られそうになった直後、ソウザが右ハイキックがクリーンヒットし、ダウンを奪取。相手が立ち上がろうとしたところで、左アッパーカットを仕掛け、右オーバーハンド、左フックで追い打ちをかけ、1回3分50秒、KO勝ちをおさめた。

 レフェリーから左手を挙げられ、余裕の表情を浮かべたソウザ。「最高の気分だ。今日は記念日だから、彼女に愛している、すべてに感謝していると伝えたい。最高の人たちと練習ができたから、彼らのおかげだ。愛を持って支えてくれているすべてのファンにありがとう」と最高のフィニッシュに満足そうな笑みもこぼした。

 12年から15年まで破竹の8連勝を挙げたソウザは、15年12月のヨエル・ロメロ戦で判定負けを喫したものの、その後もビクトー・ベウフォート、ティム・ボーシュを撃破し、17年初旬の時点では11戦10勝の高勝率を誇っていた。ところが同年4月、現ミドル級王者ロバート・ウィテカーにKO負けし、胸筋を断裂する大ケガを負った。今回は手術とリハビリを経て、約9カ月ぶりの復帰戦だった。

右前蹴りをブランソン(左)に打ち込むソウザPhoto by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images 

関連するニュースを読む

ベウフォート引退試合中止 相手減量苦で出場できず

ビクトー・ベウフォート(01年5月撮影)

 米総合格闘技UFCのビクトー・ベウフォート(40=ブラジル)が引退試合の中止に見舞われた。

 14日(日本時間15日)のUFCファイトナイト124大会(米セントルイス)で対戦予定だったユライア・ホール(33=ジャマイカ)が減量苦のために13日の前日計量できずに出場をキャンセルしたという。ベウフォートは、このホール戦をもって現役引退することを表明していた。

 ベウフォートは19歳でUFCヘビー級トーナメントを制覇し、99年には日本でPRIDEに参戦し、桜庭和志と対戦して判定負け。04年にはUFCライトヘビー級王座を獲得した。05年にはPRIDEミドル級GPにも参戦。09年には再びUFCに復帰し、11年には秋山成勲とも対戦し、1回KO勝ちを飾っていた。

関連するニュースを読む

UFC、来年2月にダブルタイトル戦

 UFCのデイナ・ホワイト社長は29日(日本時間30日)、来年2月28日に米ロサンゼルスで開催するUFC184大会で、ミドル級と女子バンタム級のダブルタイトル戦を行うと発表した。

 ミドル級王者クリス・ウィドマン(30=米国)は同級1位ビクトー・ベウフォートとV3戦を、女子バンタム級王者ロンダ・ラウジー(27=米国)は同級1位キャット・ジンガノとV5戦をそれぞれ行う。(デーブ・レイブル通信員)

関連するニュースを読む

ベウフォートが挑戦者有力

 UFCのデイナ・ホワイト社長は26日(日本時間27日)、ミドル級2位のビクトー・ベウフォート(31=ブラジル)が同級王座次期挑戦者の最有力候補だとコメントした。ベウフォートは現在3連勝中で、28日のUFC168大会(米ラスベガス)のメーンで行われる同級王者ウィドマンと前王者シウバ戦の勝者と対戦することになる。(デーブ・レイブル通信員)

関連するニュースを読む

ベウフォートが1回KO勝利/UFC

<総合格闘技:UFC FIGHT NIGHT32大会>◇9日(日本時間10日)◇ブラジル・ゴイアイア

 メーンのライトヘビー級5分5回で、ビクトー・ベウフォート(36=ブラジル)がダン・ヘンダーソン(43=米国)から1回KO勝利を挙げた。ヘンダーソンの圧力をかわすように動いたベウフォートは左フックでダウンを奪取。立ち上がってきた敵に強烈な左ハイキックを打ち込んで、1回1分17秒、KO勝ちをおさめた。

 これでベウフォートは3試合連続KO勝ちとなった。06年10月のPRIDEラスベガス大会で対戦し、判定負けしたヘンダーソンに借りを返した。

関連するニュースを読む

ヘンダーソンとベウフォート前日計量パス

 9日(日本時間10日)にブラジル・ゴイアイアで開催されるUFC FIGHT NIGHT32大会の前日計量は8日(同9日)、同地で開かれた。

 メーンイベントで予定されるライトヘビー級5分5回に出場する同級6位ダン・ヘンダーソン(43=米国)、対戦相手となるミドル級2位ビクトー・ベウフォート(36=ブラジル)ともに、204ポンド(約92・5キロ)でクリアした。

 両者は06年10月のPRIDEラスベガス大会で対戦し、ヘンダーソンが判定勝ちをおさめた。ベウフォートはミドル級王座挑戦へ、あと一歩と迫っており、1階級上でのノンタイトル戦だが、負けられない。

関連するニュースを読む

ベウフォート対ヘンダーソン決定/UFC

 UFCは23日(日本時間24日)、11月9日に「Fight32」大会をブラジル・ゴイアナで開催し、元UFC世界ライトヘビー級王者で、ミドル級2位のビクトー・ベウフォート(36=ブラジル)が元ストライクフォース世界ライト級王者ダン・ヘンダーソン(42=米国)と対戦することを正式発表した。5分5回のライトヘビー級戦として行われる。(デーブ・レイブル通信員)

関連するニュースを読む

ベウフォートKOタイトルへ前進/UFC

<UFC on FX8大会>◇18日(日本時間19日)◇ブラジル・ジャラグァアリーナ◇7642人

 ミドル級ランキング2位ビクトー・ベウフォート(36=ブラジル)が、同級5位のストライクフォース世界同級王者ルーク・ロックホールド(28=米国)を撃破した。メーンの同級5分5回で激突し、左足の後ろ回し蹴りを顔面にぶち込み、ダウンを奪取。倒れた相手にパウンドを何度も振り下ろし、1回2分32秒、KO勝ちした。ベウフォートは1月のビスピン戦に続いて連勝を飾り、タイトル挑戦に向けて前進した。

関連するニュースを読む

ベウフォート、世界王者1回KO/UFC

<UFC on FX8大会>◇18日(日本時間19日)◇ブラジル・ジャラグァアリーナ◇7642人

 メーンのミドル級5分5回で、同級2位ビクトー・ベウフォート(36=ブラジル)が、同級5位のストライクフォース世界同級王者ルーク・ロックホールド(28=米国)を1回KOで下した。

 試合開始と同時に圧力をかけて攻め続けたベウフォートは、強烈な左足の後ろ回し蹴りでダウンを奪取。倒れたロックホールドに何度も拳を振り下ろし、1回2分32秒、KO勝ちを飾った。

 昨年9月、UFCライトヘビー級王者ジョン・ジョーンズ(米国)に負けたベウフォートは1階級下のミドル級に主戦場を変更。同級では、今年1月のマイケル・ビスピン(英国)に続き、連勝となった。

関連するニュースを読む

ベウフォート&ロックホールド計量パス

 18日(日本時間19日)にブラジルで開催されるUFC on FX8大会の前日計量が17日、行われた。メーンのミドル級5分5回戦で対戦する同級2位のビクトー・ベウフォート(36=ブラジル)、同級5位のルーク・ロックホールド(28=米国)は84・3キロでともにパスした。

関連するニュースを読む

ベウフォート王座再挑戦に名乗り/UFC

<UFC on FX7>◇19日(日本時間20日)◇ブラジル・サンパウロ・イビエプエラ・アリーナ

 メーンで勝利したビクトー・ベウフォート(35=ブラジル)が王座再挑戦に名乗りをあげた。ミドル級5分5回でマイケル・ビスピン(33=英国)と激突。打撃戦で試合を有利に進め、2回に左ハイキックでダウンを奪取すると、そのまま上から殴り続け、2回1分27秒、レフェリーストップによるTKOで勝利した。試合後、ベウフォートは昨年9月に負けたUFCライトヘビー級王者ジョン・ジョーンズ(25=米国)への再挑戦を熱望した。(デーブ・レイブル通信員)

関連するニュースを読む

ベウフォート鮮やかTKO勝ち/UFC

ビスピンに左ハイキックを決めるベウフォート(AP)

<UFC on FX7>◇19日(日本時間20日)◇ブラジル・サンパウロ・イビエプエラ・アリーナ

 メーンのミドル級5分5回では、ビクトー・ベウフォート(35=ブラジル)がマイケル・ビスピン(33=英国)にTKO勝利を飾った。

 2回途中に左ハイキックを敵の頭部にヒットさせてダウンを奪った。前のめりに倒れ込んだビスピンに対し、さらにパウンドで振り下ろし続け、そのままレフェリーストップ。2回1分27秒、TKOで勝ちとなった。

 この鮮やかな勝利でベウフォートはノックアウト・オブ・ザ・ナイトにも選ばれた。

関連するニュースを読む

ベウフォートとビスピンが前日計量パス

 19日(日本時間20日)にブラジル・サンパウロで開催される「UFC on FX7」の前日計量は18日(同19日)に行われ、メーンのミドル級5分5回で激突するビクトー・ベウフォート(35=ブラジル)は185ポンド(約83・9キロ)、マイケル・ビスピン(33=英国)も186ポンド(約84・4キロ)でパスした。サンパウロでのUFC開催は14年ぶりとなる。(デーブ・レイブル通信員)

関連するニュースを読む

ベウフォートらが計量一発パス UFC

 米総合格闘技UFCの今年第1弾としてブラジル・サンパウロで19日(日本時間20日)に開催される「UFC on FX7」の前日計量は18日(同19日)、同地で開催された。

 ミドル級のメーンで激突するビクトー・ベウフォート(35=ブラジル)とマイケル・ビスピン(33=英国)が登場。ベウフォートは185ポンド(約83・9キロ)、一方のビスピンも186ポンド(約84・4キロ)で一発クリアした。またミドル級のセミファイナルで激突するC・B・ダラウェイ(29=米国)とダニエル・サラフィアン(30=ブラジル)はともに186ポンド(約83・9キロ)でパスした。

関連するニュースを読む

ジョーンズが4度目防衛成功/UFC

<UFC152:ライトヘビー級タイトルマッチ5分5回戦>◇22日(日本時間23日)◇カナダ・トロント・エアカナダセンター

 ライトヘビー級王者ジョン・ジョーンズ(25=米国)が4度目の防衛に成功した。ビクトー・ベウフォート(35=ブラジル)と対戦。開始30秒でテークダウンを奪取。下から腕十字固めをきめられたが、そのピンチを切り抜けると、左右のひじ打ちで相手の顔面を血だらけにした。終始優位の展開で、最後は4回、ひじ打ちの連打からアームロックで勝利を収めた。これで4度の防衛戦はすべて元王者を撃破。9月1日のUFC151大会で代役との対戦を拒否し、大会そのものが中止になった。「いい気分だ。いろいろ言われたが、結果を出せばいいと思った」と異次元の強さでさまざまな批判も封じ込めた。

関連するニュースを読む

「11年間で初」対戦決まらずUFC中止

 UFCのデイナ・ホワイト社長(43)は23日(日本時間24日)、9月1日(同2日)に米ネバダ州ラスベガスで開催予定だったUFC151大会を中止すると発表した。UFC世界ライトヘビー級王者ジョン・ジョーンズ(25=米国)に挑戦予定だった元ストライクフォース世界ライトヘビー級王者ダン・ヘンダーソン(41=米国)が負傷。代役にチェール・ソネン(35=米国)を打診したが、ジョーンズが「日にちが足りない」と拒否したため。ホワイト社長は「UFCに関わって11年間で初の中止となる」と話した。

 9月22日(同23日)に、カナダ・トロントで開催するUFC152大会は、リョート・マチダ(34=ブラジル)の挑戦が発表されたが、マチダが断りビクトー・ベウフォート(35=ブラジル)の挑戦が決定した。(デーブ・レイブル通信員)

関連するニュースを読む

秋山「勝っても負けても最後」覚悟の参戦

スパーリングをする秋山(撮影・神戸崇利)

<UFC“最強”への挑戦(1)>

 約12年ぶりの日本上陸となる米国総合格闘技UFCの144大会「UFC JAPAN」(26日、さいたまスーパーアリーナ、日刊スポーツ後援)の開催が、いよいよ9日後に迫った。世界最高峰といわれる舞台に立つ選手たちは何を思い、考えて臨むのか。日本人ファイターを中心に「UFC“最強”への挑戦」と題して連載する。第1回は、自身の進退をかける秋山成勲(36)を紹介する。【取材・構成 山下健二郎】

 「反骨の柔道王」と呼ばれ、日本の格闘技界をけん引してきた秋山は、集大成のときを迎えた。HERO’Sライトヘビー級王者となり、DREAMを経て09年から参戦しているUFC。約3年5カ月ぶりとなる日本での一戦を“節目”に決めた。秋山は「勝っても負けても、今回が最後という覚悟に変わりはない。自分自身にけじめをつけて戦う。(試合翌日の)27日以降、スケジュールは何も入れていない」と迷いなく言い切る。

 36歳。心身の消耗が激しい世界で、峠を越えたという声もある。「正直、もうUFCでの戦いは終わったと感じた。全部の試合がギリギリの戦いだった」。クリス・リーベン、マイケル・ビスピン、ビクトー・ベウフォート。UFCの名だたる強豪に真っ向勝負を挑み、いずれもファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。だが、3連敗という結果は覆らない。「紙一重の戦いを自分のものにできなかったのは、努力や運といった1つ1つのことが足りなかったから。考えさせられた3試合だった」。

 悔いなく戦い、そして勝つために、新たな挑戦に出た。ライトヘビー級から、体格に合ったウエルター級へ初転向。モデルのSHIHO夫人をはじめ、家族に食事管理のサポートを受け、92キロから15キロ減量した。練習環境も変え、打撃とフィジカルの指導者に加えて、UFC参戦歴がある元総合格闘家の高阪剛氏(41)を参謀に迎えた。「自分と違った角度から見てもらえるので、今までやってきたことに肉付けできる」。当日はセコンドに付いてもらい、戦略の指示を仰ぐ。

 相手に不足はない。今回出場する日本人選手の“大トリ”で、元ストライクフォース世界ミドル級王者ジェイク・シールズ(33=米国)と対戦する。「日本代表という自覚がある。しっかり締めくくりたい」という秋山。格闘家人生をかけた一戦が、幕を開ける。

関連するニュースを読む