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寺地拳四朗が練習公開「たくさんの人に迷惑かけた」

リモートでの会見に臨んだ寺地拳四朗

WBC世界ライトフライ級王者寺地拳四朗(29=BMB)が5日、8度目の防衛戦(24日、エディオンアリーナ大阪)に向けて、東京都内の三迫ジムでの練習を公開した。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、すべてリモートと異例の形で行われた。

寺地は同級1位・久田哲也(36=ハラダ)と対戦。昨年12月に予定された試合だが、寺地が泥酔して都内マンションに侵入し他人の車を傷つける騒動を起こし、日本ボクシングコミッション(JBC)より12月1日から3カ月のライセンス停止、制裁金300万円などの処分を受けていたことにより、延期となっていた。処分は2月末で解除となっている。

寺地は「すごく順調。相手どうこうより、自分の調整。いい試合を見てもらうだけ」と自信を口にした。その上で、この試合にかける思いも。「たくさんの人に迷惑をかけている。ただ勝つだけじゃなく、内容でも圧勝で、ちゃんとしたところを見てほしい」と語った。

元WBA世界ライトフライ級王者具志堅用高氏の日本記録、連続防衛13回更新の目標は変わらない。その過程で「防衛回数もだが、統一戦もやりたい。ベルトを増やしていきたい」と新たな挑戦にも意欲を燃やした。

◆各団体の世界ライトフライ級王者 WBAは3王者。スーパー王者の京口紘人(ワタナベ)、王者カルロス・カニサレス(ベネズエラ)、暫定王者ダニエル・マテリョン(キューバ)。IBF王者フェリックス・アルバラード(ニカラグア)、WBO王者エルウィン・ソト(メキシコ)。

リモートでの公開練習を行った寺地拳四朗

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京口紘人3団体統一戦の可能性、米デビュー戦でV3

<ボクシング:WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦>◇13日(日本時間14日)◇米テキサス州ダラス◇観衆約5000人

英プロモート大手マッチルームと複数試合契約を結んでいる京口紘人は米デビュー戦クリアで他団体との統一戦の道が一気に開けた。

今年に入ってライトフライ級はIBF王者フェリックス・アルバラード(ニカラグア)とWBO王者エルウィン・ソト(メキシコ)の統一戦交渉が米メディアで報じられ、今春開催に向けて交渉が進行している。両者はともに今回の京口同様、DAZNで試合中継されている。

今春にアルバラード-ソト戦が実現し、2団体統一王者が誕生することになれば、マッチルームが京口との3団体統一戦を組む可能性は十分ありそうだ。

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寺地拳四朗が安定防衛、来年海外&年末V10青写真

防衛に成功し笑顔を見せる寺地拳四朗(撮影・横山健太)

<プロボクシング:WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦>◇23日◇横浜アリーナ

WBC世界ライトフライ級王者寺地拳四朗(27=BMB)が4回1分8秒TKO勝ちで7度目の防衛に成功した。元WBA同級暫定王者ペタルコリン(フィリピン)に対し3回、ボディー攻めで3度のダウン。4回に左ボディーで仕留めた。来年は3回の防衛戦を予定し節目のV10、さらに海外進出も見据える。寺地の戦績は17勝(10KO)無敗。

   ◇   ◇   ◇

寺地はびびった。3回終了間際にペタルコリンから3度目のダウン。「3回目でさすがに終わったと思ったら、(ラウンド終了の)違うゴングやった。メンタルつえーと思いましたよ」。ゾンビのようにはい上がる挑戦者に驚きながら「どうせ終わるやろ」と4回に左ボディーで仕留めた。

V7の安定王者の真骨頂だった。当初はIBF同級王者フェリックス・アルバラード(ニカラグア)との統一戦が、相手の体調不良により急きょ、1カ月前に対戦相手変更となった。構えもオーソドックスからサウスポーとなったが、寺地は気にもとめない。「気にするのは(トレーナーの)加藤さんなんで。自分は何も」。腹が弱い分析通り、弱点を攻めまくった。

拳四朗に本名の寺地をつけた初の試合で快勝した。海外では「ケン・シロウ」と解釈されるため「しっかり名前をアピールしたい」と踏み切った。さらにボクシング以外の活動をマネジメントする事務所と契約し、年明けに関西ローカルのテレビ番組の収録が決まっていた。負けて王座陥落となればおじゃん。そんな想定はかけらもない。「(テレビ出演は)勝つ前提。負けることなんて考えてなかった」と言い放った。

最高の形で19年を締めくくり、さらなる大きな目標を目指す新年へ展望が開けた。父の寺地永会長によると3回の防衛戦を予定し、年末に節目のV10戦を迎える青写真。東京五輪が開催される夏場は米国西海岸か中国へ、海外進出のプランも上がっているという。

減量苦もない寺地は「どこでやっても同じ。自然にやれば(連続防衛回数)13回は超えられる。僕が13回防衛する姿を見てください!」と猛アピール。その中には、各団体のライトフライ級のベルトを束ねる夢も含んでいる。

その前に「とりあえずメリークリスマスですね」。クリスマスイブは「残念ながら」と男の友人2人で過ごす予定。「おじさんが行くような店に行くでしょうね」。安定王者に君臨し、防衛回数を重ねてもおごらず、変わらない。連続防衛回数13回の元WBA同級王者具志堅用高超えへ、その挑戦権を20年につないだ。【実藤健一】

◆寺地拳四朗(てらじ・けんしろう)1992年(平4)1月6日、京都府城陽市生まれ。奈良朱雀高から関大に進み国体優勝。14年8月プロデビュー。17年5月にWBC世界ライトフライ級王座獲得。拳四朗は漫画「北斗の拳」の主人公に由来しリングネームにしてきたが今回から本名。父で会長の永氏は元日本ミドル級、東洋太平洋ライトヘビー級王者。身長164・5センチの右ボクサーファイター。

防衛に成功し笑顔を見せる寺地(左)と父の永氏(撮影・横山健太)
3回、ダウンを奪い笑顔を見せる寺地(撮影・横山健太)

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寺地拳四朗4回TKOでV7ドM調整実り日本記録へ

4回、ペタルコリン(右)からダウンを奪いTKO勝ちする寺地(撮影・鈴木みどり)

<プロボクシング:WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦>◇23日◇横浜アリーナ

WBC世界ライトフライ級王者寺地拳四朗(27=BMB)が挑戦者の同級12位ランディ・ペタルコリン(フィリピン)に4回1分8秒のTKO勝利を収め、7度目の防衛に成功した。3回に3度ダウンを奪うなど優位に試合を進めた。

当初はIBF同級王者フェリックス・アルバラード(ニカラグア)との統一戦が予定も、体調不良による回避で急きょ、対戦相手が変更となった。寺地はハプニングにも「全く気にしない」ときっぱり。マイペースの調整を続けてきた。

2番目に軽量のライトフライ級。年齢を重ねれば体重調整は厳しくなるが、寺地は工夫を重ねた。今回は700~800グラムオーバーの計量前日に水抜きを敢行。それも動画サイトYouTubeで水を飲む音「ゴクゴク」を聞きながら眠る、ドM調整でリミット48・9キロから100グラムアンダーに仕上げた。

複数階級制覇が主流の中、連続防衛回数にこだわる。目標はWBA同級王者具志堅用高氏が持つ13回超え。父の寺地永会長は「来年末には2桁を」ともくろむ。今回V7、来年3回防衛で節目のV10が青写真。その夢をつないだ。

リングに上がる前に、火打石でお清めをしてもらう寺地(右)(撮影・狩俣裕三)

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寺地拳四朗「自然に」日本の連続防衛記録超え宣言

記念撮影するWBC世界ライトフライ級王者寺地(左)と挑戦者ランディ・ペタルコリン(撮影・中島郁夫)

7度目の防衛を狙うWBC世界ライトフライ級王者寺地拳四朗(27=BMB)が21日、都内のホテルでトリプル世界戦(23日、横浜アリーナ)の会見に臨んだ。

当初対戦予定だったIBF同級王者フェリックス・アルバラード(ニカラグア)が体調不良で回避。WBC同級12位ランディ・ペダルコリン(フィリピン)に対戦相手が変更となり、試合の順番も当初のセミからその前の“セミセミ”に変更となった。

それでも余裕のポーズは崩さない。今回はリングネームを本名にして臨む初めての試合。「ケン・シロウに別れていたのが、寺地が入ってケンシロウという名前がしっかりアピールできると思います」。目指す日本の連続防衛回数記録(WBA同級王者具志堅用高=13回)にも「自然に13回は超えられると思っている」と言い切った。

父の寺地永会長も“通過点”と捉える。「今回、統一戦が流れたのは残念だが来年年末、10回目の防衛で統一戦ができればちょうどいい」。今回V7を達成すれば、来年3戦で年末にV10戦の青写真。歴史に名を残す記録へ、きっちり勝って来年につなげる。

記念撮影する左からWBC世界ライトフライ級王者寺地、WBA世界ミドル級王者村田、八重樫(撮影・中島郁夫)
記念撮影する左からWBC世界ライトフライ級王者寺地、挑戦者ランディ・ペタルコリン、WBA世界ミドル級王者村田、挑戦者バトラー、IBFフライ級王者モルティ・ムザラネ、八重樫(撮影・中島郁夫)

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王者拳四朗をKO宣言、ペタルコリン「最高の状態」

バレンデス・トレーナー(左)と軽快なミット打ちをみせるペタルコリン

ボクシングのWBCライトフライ級タイトルマッチ(23日・横浜アリーナ)で王者の寺地拳四朗(BMB)に挑戦する同級12位のランディ・ペタルコリン(27=フィリピン)が18日、都内で練習を公開した。

IBF王者フェリックス・アルバラード(ニカラグア)が体調不良で欠場し、先月22日に挑戦が決定。1カ月で練習量2倍という急ピッチ調整にも「最高の状態にある。必ず(KOで)フィニッシュする」と口にした。

寺地拳四朗(2019年12月11日撮影)
23日のWBC世界ライトフライ級王座挑戦に向け、練習を公開した同級12位ペタルコリン

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ペタルコリン、王座返り咲きへ自信「最高の状態」

23日のWBC世界ライトフライ級王座挑戦に向け、練習を公開した同級12位ペタルコリン

23日に横浜アリーナでボクシングWBC世界ライトフライ級王者寺地拳四朗(27=BMB)に挑戦する同級12位ランディ・ペタルコリン(27=フィリピン)が18日、都内のジムで練習を公開した。

デング熱の疑いなど体調不良を訴えたIBF世界同級王者フェリックス・アルバラード(ニカラグア)に代わり、先月22日に寺地への挑戦が決まった。調整期間は約1カ月と短かった元WBA世界同級暫定王者だが「最高のコンディションにある。試合に向けてワクワクしている23日が楽しみだ」と王座返り咲きへの自信を示した。

約3カ月前、WBO世界フライ級王者田中恒成(畑中)の練習パートナーとして1度来日済み。日本人のファイトスタイルにも対応できる手応えを口にし「私の強みは経験。今回も役立つと思う。必ず(KOで)フィニッシュするのが理想の展開」と意気込んだ。母国で70回ほどのスパーリングを集中的に消化。パートナーには前WBO世界ミニマム級王者ビック・サルダール(フィリピン)も含まれていたという。ホセ・バレンデス・トレーナーは「ハードワークしてきた。コンディションは仕上がっている」と太鼓判を押していた。

バレンデス・トレーナー(左)と軽快なミット打ちをみせる元WBA世界ライトフライ級暫定王者ペタルコリン
陣営とともに来日した元WBA世界ライトフライ級暫定王者ペタルコリン(中央)

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拳四朗改め寺地拳四朗「圧倒する」7度目防衛へ自信

寺地拳四朗(下)はリングネームを本名に変更し臨む一戦を前に父の寺地永会長と「TTポーズ」を決める(撮影・足立雅史)

WBC世界ライトフライ級王者寺地拳四朗(27=BMB)が11日、同14位ランディ・ペタルコリン(27=フィリピン)との7度目の防衛戦(12月23日、横浜アリーナ)に向け、都内で練習を公開した。

まさかの相手変更にも全く動じなかった。試合1カ月前の11月中旬、対戦予定だったIBF世界同級王者フェリックス・アルバラードがデング熱の疑いなどで体調不良を訴え、団体王座統一戦が消滅。ペタルコリンに相手を変えた防衛戦となった。さらに右の相手からサウスポーへと変わったが、「(練習の)最初からアジャストしていた」と加藤トレーナー。7月の防衛戦も左だったため、難なく対応。すでに左相手に50回前後のスパーリングをこなし、順調に調整している。寺地は「自信はめっちゃあります。圧倒する姿を見てもらえれば、僕の魅力が伝わる」と堂々と宣言した。

6度の防衛は現役の国内ジム所属王者中、最長記録。王者としての風格、安定感は試合を経るごとに増している。さらに「縦、横のプレッシャーの使い分けを意識できるようになり、いろんな角度から攻められるようになった」と技術的にも進化。成長はまだ続く。父である寺地永会長は「息子は天才肌ではなくて、プロになってから開花して、さらに世界王者となって開花した。ちょっとした才能がどんどん伸びていって、天才をしのぐぐらいの値に来ている」と1戦ずつ強くなる息子をたたえた。

「日本人としての誇り」を示すため、リングネームを拳四朗から、本名の寺地拳四朗に変更して初の試合。圧倒的な試合で、世界にアピールする。

練習を公開しサンドバッグを打ち込む寺地拳四朗(撮影・足立雅史)
練習を公開し笑顔でポーズを決める寺地拳四朗(撮影・足立雅史)

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拳四朗がリングネーム変更 本名の「寺地拳四朗」に

WBC世界ライトフライ級王者拳四朗(2019年10月16日撮影)

WBC世界ライトフライ級王者拳四朗(27=BMB)が22日、マネジメント事務所を通じて7度目の防衛戦(12月23日、横浜アリーナ)の挑戦者とリングネームの変更を発表した。

デング熱の疑いなど体調不良を訴えたIBF世界同級王者フェリックス・アルバラード(30=ニカラグア)に代わり、WBC世界同級14位ランディ・ペタルコリン(27=フィリピン)とのV7戦に変更。さらに本名の寺地拳四朗にリングネームを変えることも併せて発表した。

マネジメント事務所を通じ、寺地は「現在のライトフライ級の防衛記録を重ねつつ、今後は他団体王者との統一戦や海外での試合も視野に入れていて、日本人としてもっと“世界”で認知してもらえるように、向上心を高めていきたいと思ったからです」とのリングネーム変更理由を明かした。

さらにアルバラードとの2団体統一戦がキャンセルされたものの、モチベーションは維持していると記し「僕自身は相手が変更しても、モチベーションは変わりません。まずは12月23日の世界タイトルマッチをきっちりした内容で勝ちますので、みなさん応援よろしくおねがいします」とコメントした。

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拳四朗の統一戦キャンセル、アルバラード体調不良

拳四朗(18年10月7日撮)

WBC世界ライトフライ級王者拳四朗(27=BMB)が12月23日、横浜アリーナで臨む予定だったIBF世界同級王者フェリックス・アルバラード(30=ニカラグア)との団体王座統一戦がキャンセルとなった。

アルバラード陣営から21日までに高熱などの体調不良で試合ができないとの連絡が入ったという。関係者によれば、ニカラグアなどで流行しつつあるデング熱と同じ症状を訴えている。7度目の防衛戦としてカードが組み直される予定で、新たな挑戦者は近日中に決定する。

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拳四朗が山中慎介氏ら所属マネジメント会社と契約 

コモンズ2とマネジメント契約を結んだWBC世界ライトフライ級王者拳四朗

ボクシングWBC世界ライトフライ級王者拳四朗(27=BMB)がマネジメント会社「コモンズ2」と契約を結んだと11日、発表された。同社は元WBC世界バンタム級王者山中慎介氏らも所属する。

拳四朗は現役王者では最多となる6度目の防衛に成功中。12月23日には横浜アリーナで7度目の防衛戦となるIBF世界同級王者フェリックス・アルバラード(30=ニカラグア)との2団体統一戦を控えている。

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王者拳四朗が笑み「夢の第1歩」V7戦は初の統一戦

笑顔でポーズするWBC世界ライトフライ級王者拳四朗(撮影・中島郁夫)

ボクシングWBC世界ライトフライ級王者拳四朗(27=BMB)は7度目の防衛戦で自身初の2団体統一戦に臨む。IBF世界同級王者フェリックス・アルバラード(30=ニカラグア)との王座統一戦が16日に発表され、都内のホテルで会見に臨んだ。拳四朗は「7度目の防衛戦で統一戦という試合になる。やっと違うベルトが狙える。新しい拳四朗が見せられたらうれしい」と声を弾ませた。

拳を交えるアルバラードは18年10月に王座決定戦を制してIBF王者になると、今年5月には小西伶弥(真正)を判定で下して初防衛に成功している。拳四朗は「(アルバラードは)パンチを振ってくるし、パンチもある。でもボクの距離を保てば問題ない。自分を信じて戦うだけです」と余裕の笑み。V7戦で統一王座を狙うことになり「本当に今までは防衛だけを目標にしていただけですけど、統一が新しい目標。統一していろいろなベルトが欲しい。その夢の第1歩として大事な試合」と決意を新たにしていた。

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村田諒太が初防衛戦12・23WBO1位バトラーと

スティーブン・バトラー(右)の挑戦を受けるWBA世界ミドル級王者村田諒太(撮影・中島郁夫)

ボクシングWBA世界ミドル級王者村田諒太(33=帝拳)が12月23日、横浜アリーナでWBO同級1位スティーブン・バトラー(24=カナダ)と初防衛戦に臨むことが16日、発表された。

また同日、同会場ではWBC世界ライトフライ級王者拳四朗(27=BMB)がIBF同級王者フェリックス・アルバラード(30=ニカラグア)との王座統一戦、元3階級制覇王者八重樫東(36=大橋)がIBF世界フライ級王者モルティ・ムザラネ(37=南アフリカ)に挑戦するトリプル世界戦となる。

村田は今年7月、ロブ・ブラント(米国)との再戦を制し、WBA王座に返り咲いた後、8月1日からジムワークを本格的に再開。2度にわたる千葉・成田合宿で走り込み、初防衛戦に向けて調整を続けていた。

スティーブン・バトラー(右)の挑戦を受けるWBA世界ミドル級王者村田諒太(撮影・中島郁夫)
バトラーとの対戦が決まり会見するWBA世界ミドル級王者村田(撮影・中島郁夫)
世界戦が決まりポーズする左からWBC世界ライトフライ級王者拳四朗、WBA世界ミドル級王者村田、八重樫(撮影・中島郁夫)

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アルバラード、小西倒し「拳四朗や京口と統一戦を」

12Rを終え、判定でフェリックス・アルバラードが勝利する、敗れた小西伶弥(右)はフェリックス・アルバラードを見つめる(撮影・奥田泰也)

<プロボクシング:IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦>19日◇神戸ポートピアホテル

王者フェリックス・アルバラード(30=ニカラグア)が挑戦者の同級3位小西伶弥(25=真正)に最大8ポイント差の3-0で判定勝ちし、初防衛を果たした。

序盤から左右、上下に打ち分けながらの有効打で主導権を握り、小西が得意な左ボディーも「それほど効かなかった」とニンマリ。「KOしたかった。小西は非常に強い選手でサムライだった。勇敢だった」と挑戦者をたたえつつ「お互い打ち合ったけれど、より有効なクリーンヒットが多かった」と自らの出来に胸を張った。

13年大みそかは挑戦者として臨んだWBA世界同級タイトルマッチで、井岡一翔に敗れていた。今後については「拳四朗や京口(紘人)と統一戦をしたい」と力強く意気込んだ。

8Rフェリックス・アルバラード(右)のフックを浴びる小西伶弥(撮影・奥田泰也)

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2度目も散った小西伶弥、想像超えた世界王者の拳

フェリックス・アルバラードに負けクローブを外す小西伶弥(撮影・奥田泰也)

<プロボクシング:IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦>19日◇神戸ポートピアホテル

挑戦者の同級3位小西伶弥(25=真正)が、2度目の世界挑戦も完敗で散った。同級王者フェリックス・アルバラード(30=ニカラグア)に最大8ポイント差の判定0-3で敗れた。昨年3月に世界初挑戦も惨敗。リベンジを期したが世界の壁にまたも阻まれた。

完敗の弁しか出てこなかった。傷だらけの顔をしっかり上げた小西は「レベルが違う。思った以上に相手が上。自分はまだ、世界というレベルじゃなかった」と現実を認めた。

34勝30KOのキャリアを誇る王者アルバラードの巧みさは、想像を超えた。「思った以上に効いた」というボディー攻めに攻め手を失った。2度目の世界挑戦に向けて120回超のスパーリング。沖縄のメーカーの薄い練習用グローブを取り寄せた。拳でどの部分が当たるか、感覚でつかむため。「最高の仕上がり」と自信を持って臨んだが、世界の壁は厚かった。

陸上100メートルを11秒台で走るアスリート。元3階級世界王者の長谷川穂積にあこがれ、真正ジムの門をたたいた。世界王者も通過点。しかし、その壁の厚さを思い知った。「(世界初挑戦の)前回よりショックは大きい」。巨大な壁に阻まれた悔しさは必ずぶち壊す。【実藤健一】

2回、アルバラード(右)にパンチを放つ小西(撮影・奥田泰也)
12Rを終え、判定でフェリックス・アルバラードが勝利する、敗れた小西伶弥(右)はフェリックス・アルバラードを見つめる(撮影・奥田泰也)

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小西伶弥悔し判定負け 人生懸けた世界戦も成就せず

2回、アルバラード(右)にパンチを放つ小西(撮影・奥田泰也)

<IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦>19日◇神戸ポートピアホテル

挑戦者の同級3位小西伶弥(25=真正)が2度目の世界挑戦で、王者フェリックス・アルバラード(30=ニカラグア)に0-3の判定で敗れた。

小西は昨年3月、WBA同級1位カルロス・カニサレス(ベネズエラ)との王座決定戦に臨み、判定負け。「悔しい思いをした。人生をかけて、ここまで練習してきた。必ず勝つ思い」と気持ちを入れてきた。雪辱の思いをこめてきたが、悲願は成し遂げられなかった。

小西伶弥対フェリックス・アルバラード(IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ)小西伶弥はフェリックス・アルバラードにパンチを浴びせる (撮影・奥田泰也)

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小西伶弥、井上尚弥に刺激 圧勝に「…でしょうね」

当日計量に臨んだ挑戦者の小西伶弥(左)と王者フェリックス・アルバラード(右)(撮影・松本航)

モンスターに続きます! ボクシングのIBF世界ライトフライ級3位小西伶弥(25=真正)が19日、同日の同級タイトルマッチでのベルト奪取を誓った。

夜の一戦に向け、会場の神戸ポートピアホテル(神戸市)で当日計量。IBFはリミットの48・9キロから、当日計量時点で10ポンド(約4・5キロ)以上増やせないルールを設けており、午前9時からの計量のリミットは約53・4キロ。小西は53・0キロ、王者のフェリックス・アルバラード(30=ニカラグア)は52・1キロで、共に一発でパスした。

小西はこの日の起床後、スマートフォンでワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級準決勝を英国で戦った、WBA世界同級王者井上尚弥(26=大橋)の結果をチェック。IBF世界同級王者の強敵エマヌエル・ロドリゲス(26=プエルトリコ)を2回TKOで下した圧勝を知り「…でしょうね」という感想を持ったという。自らも同じIBFの王座を懸けた戦いとなり「日本でしっかりと同じベルトを取りたい。存在を忘れられないようにしたい」と静かに闘志を燃やした。

当日計量に臨んだ挑戦者の小西伶弥(左)と王者フェリックス・アルバラード(撮影・松本航)

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小西伶弥、食べながら落とす減量法で前日計量クリア

計量をクリアしファイティングポーズをとる小西伶弥(右)とフェリツクス・アルバラード(撮影・渦原淳)

ボクシングのIBF世界ライトフライ級3位小西伶弥(25=真正)が18日、世界同級タイトルマッチ(19日)の試合会場となる神戸ポートピアホテルで前日計量に臨んだ。

リミット48・9キロを100グラム下回る48・8キロで体重計に乗り、王者フェリックス・アルバラード(30=ニカラグア)も300グラム下回る48・6キロ。両者ともに、一発でクリアとなった。

今回、小西は過去に世界王者の内山高志らを指導した経験を持つ土居進トレーナーと「食べながら落とす」減量法に取り組んだという。最初は不安があったというが、この日午前7時からバナナ3本を食す余裕ぶりだったといい「体調万全。いい状態でもってこられている」。充実した表情を見せながら「いつも通り、この後は母のオムライスを食べます」と翌日の決戦を見据えた。

13年大みそかはWBA世界同級タイトルマッチで井岡一翔に判定負けした王者アルバラードも、仕上がりは順調な様子。挑戦者に自ら握手を求める紳士的な振る舞いを見せながら「十分なトレーニングを積んできた。勝つ自信は十分にある」と言い切った。

計量をクリアしファイティングポーズをとる小西伶弥(右)とフェリツクス・アルバラード(撮影・渦原淳)

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小西伶弥あす世界戦「令和の時代に伶弥が勝つ」

調印式を終えポーズを取る王者アルバラード(左)と挑戦者の小西(撮影・清水貴仁)

19日ゴングのIBF世界ライトフライ級タイトル戦の予備検診と調印式が17日、試合会場の神戸ポートピアホテルで行われた。

挑戦者の同級3位小西伶弥(25=真正)は、王者フェリックス・アルバラード(30=ニカラグア)について「強い王者なんで倒しがいがある。以前に(自分を)武士のようと言ってくれたんで、懐に入ってしつこいボクシングで圧勝したい」。山下会長は「令和の時代に伶弥が勝つ」と宣言していた。

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挑戦者小西伶弥、王者アルバラードとも体調問題なし

IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ 予備検診を行う王者フェリックス・アルバラード(左)と挑戦者の小西伶弥(撮影・清水貴仁)

19日に行われるIBF世界ライトフライ級タイトルマッチの予備検診が17日、試合会場の神戸ポートピアホテルで行われた。

藤原仁志コミッションドクターによると挑戦者の同級3位小西伶弥(25=真正)、王者フェリックス・アルバラード(30=ニカラグア)ともに体調に問題はなかった。

その後に調印式と記者会見が行われた。

◆予備健診結果

王者アルバラード 身長163・0センチ、首回り35・0センチ、胸囲86・0センチ、視力左右1・5、リーチ173・0センチ、ナックル左右24・5センチ、血圧111/79、脈拍51、体温36・2度。

挑戦者小西 身長163・5センチ、首回り35・0センチ、胸囲90・5センチ、視力左右0・9、リーチ165・0センチ、ナックル左右26・0センチ、血圧125/81、脈拍63、体温36・1度。

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