上へ戻る

au版ニッカン★バトル

記事検索

亀田興毅会長の初興行5・22に無観客開催 メインは亀田和毅の復帰戦

亀田興毅会長(2021年3月1日撮影)

元世界3階級制覇王者・亀田興毅会長(34)の3150ファイトクラブによる初興行が、22日に大阪・豊中市の「176BOX」で行うことが13日に発表された。

当初は5日にエディオンアリーナ大阪で行われる予定だったが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止による緊急事態宣言発出を受け、延期としていた。

試合は日本ボクシングコミッション(JBC)の要請を受けて、無観客で行われる。メインは元2階級世界王者亀田和毅(29)の復帰戦となる。

興毅会長は「今回の興行は厳しい状況になりますが、調整が大変な中でも必死に練習に取り組んできた選手たちの成果を披露させてあげたい。万全の感染症対策を実施した上で無観客試合で行うことになりました」とコメントした。

その上で、今後はABEMATVとタッグを組むことも明かした。「選手たちがより注目を集め、選手たちにより還元できるような新しいボクシングの形をABEMAさんと一緒につくりあげていきたいと考えています」。新たな興行形態を模索していく上で、ひとつの指針を示した。

関連するニュースを読む

プロボクシング 緊急事態宣言期間内に予定の5興行は有観客で開催へ

日本ボクシングコミッションと日本プロボクシング協会は11日、新型コロナウイルス対策連絡協議会を開いた。緊急事態宣言が31日まで延長されたが、東京・後楽園ホールなどで期間内に予定の5興行は、有観客開催することを確認した。イベント自粛が5000人を上限に定員半数以下と緩和を受けてのもの。

22、23日の3興行は、会場の墨田区総合体育館が休館のために中止となった。合計7タイトル戦が組まれて延期予定だったが、会場が確保できなかった。各試合は他の興行に振り分けられる。

PCR検査と前日計量の会場について、今後は興行ごとに会場を確保することになった。昨年から会場となっていた大田区の牧田総合病院がワクチン接種会場となり、使用できなくなったため。

関連するニュースを読む

井岡一翔「絶対に許さんからな」薬物騒動で中傷SNS投稿に激怒

井岡一翔(2020年12月31日撮影)

ドーピングなど薬物騒動が起こっているボクシング世界4階級制覇王者でWBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(31=Ambition)が自身の家族へ心ない中傷投稿に怒りの態度を示した。

10日夜に自らのインスタグラムのストーリーズ機能で投稿。井岡の写真に「ジャブ中嫌い」、井岡の子供の写真に「イオカじゃなくて、ジャブ中の息子」とコメントされている事実を明かし「こうゆうメッセージ・コメント送ってくる奴。勘違いすんなよ、言っていい事と悪い事があるからな 絶対に許さんからな」(原文ママ)と怒りのコメントをつづった。

4月下旬に騒動が発覚後、5月3日に初めてインスタグラムを英文で投稿。「At the end of the day, no matter what anyone says,I look at my family and I feel thankful and proud of this」(結局、誰が何と言おうと、自分の家族をみて感謝と誇りを感じる)と家族への思いをつづったばかりだった。

井岡のマネジメント事務所は先月27日、ドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示し、大麻成分が検出されたなどとする報道を全面否定するコメントを発表。日本ボクシングコミッション(JBC)が倫理委員会での聴取でも潔白を主張していく方針を示している。JBCの永田有平理事長は5月中に倫理委員会からの調査、審議報告が届く見通しを明らかにしている。

一方でドーピング検査の対象試合となった昨年大みそかのWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで敗退した田中恒成の所属先となる畑中ジムがJBCに対し、質問状を送付。8日には回答書が届いたものの、同ジムの畑中清詞会長は「ゼロ回答です」と説明し、あらためて会見を行う姿勢を示している。

関連するニュースを読む

MIO、菅原美優と対戦に「期待以上の試合で倒し、強さを証明したい」

23日のK-1大田区大会で菅原美優との注目対決を控えるMIO(C)K-1

K-1女子注目対決を控える元シュートボクシング日本女子ミニマム級王者MIO(26=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が「期待以上の試合」をテーマに掲げた。23日に東京・大田区総合体育館で開催されるK-1大田区大会(日刊スポーツ新聞社後援)でK-1傘下のKrushアトム級王者菅原美優(21=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)との同級3分3回を控える。K-1移籍3戦目で組まれた注目カードに向け、気持ちは高揚するばかりだ。

今年3月のケイズフェスタ4大会Day2でボクシング元WBO女子世界ミニフライ級王者でプロ無敗の強豪・山田真子をカウンターパンチで2度ダウンを奪って勝利を挙げた。K-1初戦となった20年9月のK-1大阪大会では元Krushアトム級王者高梨Knuckle美穂に判定負けを喫したものの、山田撃破でK-1ルールに対応できたことを証明した。しかしMIOに油断はない。「前回いい形で勝つことができたのですが、まだK-1の戦い方を習得したとは言いきれないので、しっかりKrush王者に勝って堂々と『自分はK-1ルールでも通用する』と言いたいです」。

菅原とのカードは試合決定後から反響も大きい。MIOは「相手がKrush王者の菅原選手ということで、かなり注目を浴びるカードだと思います。そのなかで期待以上の試合をして、倒して勝って自分の強さを証明したいと思います」と意気込んだ。身長162センチの菅原に比べ、9センチ低いこともあり「身長がかなりあるなと思いました。相手にうまく入らせず、自分の距離で戦ったらかなり強い選手だと思います。でも今まで高身長の選手とも戦ってきたのでそこまで意識せず、自分らしく戦いたい」と気を引き締めた。

シュートボクシングで王者だった意地もある。同じ立ち技ながら戸惑いながら距離感の違いなどを克服しつつあり、菅原戦はK-1での大きなターニングポイントとなる一戦になりそうだ。MIOは「K-1は変に駆け引きしちゃうより、もうガツン!と前に出ちゃった方がいいなと思います」と初回から殴りあっていく気持ちも明かしていた。

関連するニュースを読む

アルバレス戦敗退の前王者サンダース、眼窩底など3カ所骨折の手術を報告

ボクシング前WBO世界スーパーミドル級王者ビリー・ジョー・サンダース(31=英国)が10日(日本時間11日)、顔面3カ所の骨折を報告した。

自らのSNSを更新し「眼窩(がんか)底とほおの骨折が3カ所ありました。手術はうまくいきました」と投稿。8日に米アーリントンでWBAスーパー、WBC世界スーパーミドル級王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)との3団体統一戦に臨み、棄権による8回終了TKO負けを喫した。8回途中、アルバレスの右アッパー強打で右目周辺が大きく腫れて試合棄権し、右眼窩(がんか)底骨折の疑いなどで病院に直行していた。

ミドル級、スーパーミドル級の2階級制覇を達成し、08年から30戦全勝だったサンダースはプロキャリアをアルバレスの強打に砕かれた。今週半ばまでは搬送先の病院で過ごす見通し。サンダースは「(アルバレスの)良いショットに捕まり、その後は視界がなくなった。試合を見てくれたすべての人に感謝します」などとつづった。

関連するニュースを読む

菅原美優、MIOとの注目対決へ気合「勝ってK1女子を盛り上げたい」

Krush女子アトム級王座のベルトを掲げる王者菅原美優(C)K-1

K-1傘下のKrush女子アトム級王者菅原美優(21=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)がK-1女子をけん引する自覚を示した。23日、東京・大田区総合体育館で開催されるK-1大田区大会(日刊スポーツ新聞社後援)で、元シュートボクシング日本女子ミニマム級王者MIO(26=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)との女子アトム級3分3回を控える。同門でK-1女子の第一人者として知られる初代K-1女子フライ級王者KANA(28)の存在を刺激に女子注目対決を制する構えだ。

同じジムで練習するパイオニアの先輩に近づく-。MIO戦に向け、菅原は自然と気持ちが高ぶる。Krush王者として今年3月のケイズフェスタ4大会Day1でK-1白星デビューを飾った自信もある。「やっとKANAさんの背中がちょっと見えてきたかなぐらいの位置なので、しっかりここを勝ってKANAさんに近づいて、一緒にK-1女子を盛り上げたいです」と気合十分だ。

他団体で王座を獲得し、経験豊富なMIOとの対戦に向け、菅原は素直な気持ちを口にした。「試合が決まってメチャメチャ怖いです」。今年3月のケイズフェスタ4大会Day2でボクシング元WBO女子世界ミニフライ級王者でプロ無敗の強豪・山田真子(26)をカウンターパンチで2度ダウンを奪って勝利したMIOの印象が脳裏に焼きつく。「パンチが強い選手なので、倒されるかもしれない…と正直思ったし。でも、当日緊張して余裕がなくても、練習したことが絶対に試合に出ると思う。そういう状況になっても自分の力を出せるようしっかり準備します」と気を引き締めた。

MIO戦のテーマは「自分を出すこと」だという。試合前には「気持ちを吹っ切っちゃうんです。自分がやることはやったと思ってリングに立つし、それを全部出すまでが自分の目標です。自分の全部を出して負けたら自分が弱かっただけだし、勝ったら自分が上だったというだけ」と決意。得意の蹴りだけでなく、パンチ技術の進化にも手応えを持っている。菅原は「前まではパンチへの苦手意識がすごかったので、打ち合いにいく勇気がまったくなくて。最近はパンチで勝負に出ることもできるようになってきた。パンチがうまくなって蹴りの幅も広がっているので、今はいいイメージしかないです」とキッパリ。MIOとの注目対決に向け、最終調整を続けている。

23日のK-1大田区大会で菅原美優との注目対決を控えるMIO(C)K-1

関連するニュースを読む

女子ボクシング王者の花形冴美が王座返上 夫・岡庭健氏の誕生日に

夫の岡庭健氏(左端)と師匠花形進会長(右端)とリング上で記念撮影するIBF女子世界アトム級王者花形冴美

花形ボクシングジムは10日、所属選手となるIBF女子アトム級王者花形冴美(36)が王座返上の意思をIBFに伝えたと発表した。

3月18日、東洋太平洋同級王者松田恵里(26=TEAM10COUNT)と引き分け、2度目の防衛に成功した後、正式に現役引退を表明していた。同日の返上報告は夫で日本ボクシングコミッション審判員・岡庭健氏の誕生日に合わせたものだという。

関連するニュースを読む

K1佐々木ムエタイ戦士初迎撃に自信。K1転向後5連勝中「全部で上回る」

23日のK-1大田区大会でムエタイ戦士ラットと対戦する佐々木洵樹(C)K-1

K-1スーパーバンタム級を主戦場とする佐々木洵樹(29=POWER OF DREAM)がムエタイ戦士との初対決に臨む。

23日、東京・大田区総合体育館で開催されるK-1大田区大会(日刊スポーツ新聞社後援)で、ラット・エイワスポーツジム(37=タイ)との56キロ契約体重3分3回を控える。プロボクシング元東洋太平洋フェザー級13位、日本同級7位のランカーだった佐々木はキックボクシング転向後、19年2月にK-1傘下Krushでデビューし、昨年12月のK-1両国大会でK-1デビューも果たし、5連勝中で勢いづいている。

ボクシング時代、タイ人との対戦経験あるものの、ムエタイとは初対決となる。キックボクシング転向直後、POWER OF DREAMジムの古川誠一会長にキックボクシングジムに出稽古した際、ムエタイの動きに対処できなかったという。「けっこうボコボコにされた記憶があって。すべてがダメでしたね。パンチの距離でやろうとすると蹴られる」との苦い思い出を明かす。

転向直後はムエタイに戸惑ったものの、現在はキックボクサーとしての成長を実感している。「今は蹴りでも対抗できるように、蹴り合っても負けないような練習はしてきました。だからすごくいいタイミングで当ててもらったと思っている」と自信をのぞかせる。対戦するラットに対し「本当にムエタイ特有というか、パワーもすごくあるし、固そうな印象がありますが、やってくる攻撃は会長と一緒にだいたい想定はしている。ボクサーがどういう動きをするのかというところを見てもらいたい。スピード、テクニック、パワー、全部で上回っていきたい」と手応えを口にした。

「ボクシング-ムエタイ」という構図も佐々木にはこの試合の大きな動機づけになっている。「そういう風に見てもらったら一番面白いと思います」と強調。子供の頃にK-1もチェックしていた佐々木は「K-1対ムエタイと言えば、魔裟斗選手とブアカーオ選手の試合。魔裟斗選手が、その後にどんどんムエタイ選手を倒していった。まさか自分がこういう形になるとは思ってなかったですけど、ムエタイを体感してみたいというのが今の心境」と自然体を貫いた。

プロボクシングに転向した元K-1スーパーバンタム級王者武居由樹(大橋)は元同門となる。佐々木は「由樹君が(K-1王座を)取った時も自分は会場で見ていたし、今も由樹君がジムに来るたびに『頼みますよ、ホントに』って言われる。由樹君に近づけるような選手になりたい」とK-1でも無敗街道を突き進む覚悟。ムエタイ戦士との対決は、大きな関門となりそうだ。

所属ジムの古川誠一会長(右)の持つミットに左ミドルキックを打ち込む佐々木洵樹(C)K-1

関連するニュースを読む

高山勝成「次戦につなげたい」現役続行示唆、不可解TKO負けで不完全燃焼

不可解なTKO負けを喫した高山勝成は観客に手を振る(AP)

<プロボクシング:WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦>◇8日(日本時間9日)◇米国テキサス州アーリントン

挑戦者の同級11位高山勝成(37=寝屋川石田)が不可解なストップ負けで2階級制覇を逃した。

同級王者エルウィン・ソト(24=メキシコ)に挑戦。9回、大きなダメージも見られない中、レフェリーが突然ストップをかけTKO負けとなった。高山は試合続行可能をアピールするようにシャドーボクシングを披露。「驚きました」と話し、今後の現役続行を示唆した。

   ◇   ◇   ◇

謎のストップだった。9回、挑戦者の高山は王者ソトと打ち合った。それまでもダウンはない。大きなダメージは見られなかったがレフェリーが突然、高山を抱きかかえて試合を止めた。「スタミナも十分残し、ダメージも少ない中、思わぬところでレフェリーストップとなり驚きました」。試合後、高山のコメントがすべてを表現していた。

確かに試合の流れは王者だった。高山は1回から強打でグラつかされたが、手数で抵抗。最後の勝負をかけるところで、予想さえしないレフェリーストップ。ダメージのなさ、まだ戦える意思表示のように激しいシャドーボクシングを披露。「ソト選手のパンチは芯を外していました。そのことを示すために行った試合終了後のシャドーボクシングに対する観客の大声援に感謝します」と言った。

ミニマム級で主要4団体を制した。日本ボクシングコミッション(JBC)を脱退し、当時非公認だったIBFの世界タイトルに挑み、アマチュアに転向。かなわなかったが、東京五輪を目指した。根底には常に反骨と改革がある。昨年、37歳の誕生日を迎えた際も「年齢の壁を越えてもやれることを証明したいとか、そういう思いはあまりない。ただ自分が成し遂げたい。あと1、2年と思っているので、たどり着けるところまでやっていきたい」と言った。限界を設けない。自分への挑戦だった。

今月12日に38歳となる。2階級制覇の目標を遂げて引退も示唆していたが、この日の試合後は「次戦につなげたい」。不完全燃焼の挑戦失敗を次の戦いへの闘志に変えた。【実藤健一】

◆高山勝成(たかやま・かつなり) 1983年(昭58)5月12日、大阪市生まれ。00年10月プロデビュー。05年4月、WBC世界ミニマム級王座獲得。06年11月、WBA世界同級暫定王座。10年9月にIBF、16年8月にWBO王座を獲得し、同級主要4団体を制す。17年4月にプロを引退し、アマチュアで東京五輪を目指す。19年8月、予選で敗れて五輪の夢が断たれる。20年3月にプロ復帰を表明し、同年12月に再起戦で勝利。身長158センチの右ボクサーファイター。32勝(12KO)9敗1無効試合。

試合を止められ、不満げな表情を見せる高山(ロイター)

関連するニュースを読む

3団体統一王者アルバレス、次の野望はIBF無敗王者プラント 9月目指す

WBA、WBC、WBO3団体のベルトを手にするアルバレス(AP)

<ボクシング:WBAスーパー、WBC、WBO世界スーパーミドル級王座統一12回戦>◇8日(日本時間9日)◇米テキサス州アーリントン・AT&Tスタジアム

「カネロ」の愛称を持つWBAスーパー、WBC世界スーパーミドル級王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)がWBA、WBC、WBOの3団体統一に成功した。

30戦全勝のWBO世界同級王者ビリー・ジョー・サンダース(31=英国)に8回終了TKO勝ち。WBAは3度目、WBCは2度目の防衛となった。次戦は9月、4団体統一戦の実現を希望した。

 ◇   ◇   ◇

試合後の会見場で、アルバレスは、ほぼダメージのない表情だった。「試合は8回前後に動くと思っていた」と涼しい顔。苦手とされていたサウスポーのWBO王者をプラン通りに攻略したことを明かした。「思ったよりも難しくなかった。準備は整っていた。日々、向上している手応えもあった」と振り返った。

5回にサンダースの左ストレート、左ショートを浴びた以外、アルバレスはほぼ完璧に防御していた。常に圧力をかけ、左ボディーブローをねじ込み、WBO王者のスタミナを削っていった。ほぼ勝負を決めたと言っていい8回、カウンターでの右アッパー強打でサンダースの右目下カットに追い込み、試合続行不可能にさせてしまった。

サンダースの棄権でTKO勝ちしたアルバレスは「ラウンドごとに私が勝っていた。これが最終的な結果になると知っていたし、私は彼の頬骨を折り、コーナーから出てこないことも分かっていた」と手応え十分のパンチだったようだ。

3団体統一王者の野望は、もちろん残りIBF王座の獲得にある。21戦全勝のIBF王者ケイレブ・プラント(28=米国)との対戦に向け、アルバレスは「それが次の計画です。(IBF)ベルトにいきます。その戦いを欲している。ファンに最高のファイトを与えてほしい」と4団体統一戦を希望した。契約を結ぶ英プロモート大手マッチルーム社のエディ・ハーン代表は「その戦いを実現するだけ。次戦組まれる唯一の試合で、プラントが同じように感じていることを願っている。彼が先日のインタビューでカネロに言及していなかったことを知っているが、9月には実現させたい」と言葉に力を込めた。

サンダース(右)にTKO勝ちし3団体統一王者となったアルバレス(AP)

関連するニュースを読む

プロ初黒星サンダースに右眼窩底骨折の疑い 右目周辺が大きく腫れ棄権

<ボクシング:WBAスーパー、WBC、WBO世界スーパーミドル級王座統一12回戦>◇8日(日本時間9日)◇米テキサス州アーリントン・AT&Tスタジアム

WBAスーパー、WBC世界スーパーミドル級王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)に棄権による8回終了TKOで敗れ、プロ初黒星を喫したWBO世界同級王者ビリー・ジョー・サンダース(31=英国)が右眼窩(がんか)底骨折の疑いが出てきた。

8回、アルバレスのカウンター気味の右アッパー強打で右目下をカットし、右目周辺が大きく腫れたことで試合続行できず、棄権した。プロ31戦目で初めて負けたサンダースは試合後、父トム氏ら陣営とともに地元の病院に直行していた。

関連するニュースを読む

高山勝成「驚きました」不可解なストップでTKO負け 2階級制覇ならず

王者ソトと戦う高山(AP)

<プロボクシング:WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦>◇8日(日本時間9日)◇米国テキサス州アーリントン

挑戦者の同級11位・高山勝成(37=寝屋川石田)が王者エルウィン・ソト(24=メキシコ)に9回TKOで敗れ、2階級制覇はならなかった。

強打のソトに対し、手数で対抗した。9回も打ち合い、それほどダメージは見られない中、レフェリーのストップが入った。その直後、高山はまだまだいけるとばかりシャドーボクシングを披露。不可解なストップだった。

試合後は「スタミナも十分残し、ダメージも少ない中、思わぬところでレフェリーストップとなり驚きました。ソト選手のパンチは芯を外していました。そのことを示すために行った試合終了後のシャドーボクシングに対する観客の大声援に感謝します。試合結果としては残念ですが、次戦につなげます」とコメントした。

ミニマム級で世界主要4団体を制し、アマチュアで東京五輪を目指したがかなわずプロに再転向した高山にとって約4年9カ月ぶりの世界戦だった。調整期間は約3週間しかない急なオファー。しかも米国で。厳しい条件を受けたのも、夢へ挑戦する思いの強さだったが、現実は厳しかった。

前日計量を100グラムアンダーの48・8キロでクリアした高山は「無事に計量をクリアできて安心しました。明日の試合でベストを尽くし、世界タイトルを奪取します」とコメントした。その言葉には、ボクシング人生のすべてをかける思いしかなかった。

王者ソトは試合前まで18勝(12KO)1敗の戦績を誇り、若さと勢いで圧倒的優位とみられていた。プロで41戦と倍以上の高山は、王者の勢いをキャリアではね返すと意気込んでいた。しかし、重なった高いハードルを越えられなかった。

東京五輪出場の夢破れ、再びプロに矛先を向けた。そのターゲットは「2階級制覇」しかなかった。復帰を決めた時も「あと1、2年しかないと思う。2階級制覇して引退するのが理想」と話していた。今月12日に38歳の誕生日を迎えるが、試合後は「次戦につなげたい」と現役続行に意欲を示していた。

9回TKOで敗れた高山は試合後ソトと抱擁する(AP)
リングインする高山(AP)

関連するニュースを読む

アルバレス3団体統一、43年ぶり米ボクシング屋内観客記録更新7万人超え

サンダース(右)にパンチを浴びせるアルバレス(AP)

<ボクシング:WBAスーパー、WBC、WBO世界スーパーミドル級王座統一12回戦>◇8日(日本時間9日)◇米テキサス州アーリントン・AT&Tスタジアム

「カネロ」の愛称を持つWBAスーパー、WBC世界スーパーミドル級王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)が3団体統一に成功した。

30戦全勝だったWBO世界同級王者ビリー・ジョー・サンダース(31=英国)に8回終了TKOで初黒星をつけ、王者対決を制した。

WBAは3度目、WBCは2度目の防衛にもなった。サウスポーのWBO王者に左を警戒しながら圧力をかけ、ボディーブローでスタミナを削った。サンダースの右目下がカット、大きく腫れ、試合が止められた。

コロナ禍にもかかわらずスタジアムに集結したファンは7万3126人にのぼり、米ボクシングの屋内観客数記録をマーク。78年9月、ニューオーリンズのスーパードームで開催されたムハマド・アリ-レオン・スピンクスの再戦に6万3352人の観衆を集めた記録を43年ぶりに更新した。

アルバレスは18年10月にスポーツ動画配信サービスDAZNと5年11試合で3億6500万ドル(約402億円)の大型契約を結んだ世界4階級制覇王者。また米老舗専門誌ザ・リングのパウンド・フォー・パウンド(階級を超越した王者)ランキングで19年11月から1位をキープするなど、ボクシング界のスーパースターとして注目されている。

関連するニュースを読む

井岡一翔の薬物疑惑騒動で「ゼロ回答」届く、畑中会長「会見を考えてます」

20年12月31日、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで田中恒成(手前)をTKOで破り喜ぶ井岡一翔

4階級制覇のWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(32=Ambition)の薬物疑惑騒動に関し、日本ボクシングコミッション(JBC)長岡勤コミッショナー宛てに4月30日付で内容証明で質問状を送付していた畑中ジムに8日、回答書が届いた。

同ジムの世界3階級制覇王者・田中恒成(25)が昨年末、井岡に敗れているが、その試合前のドーピング検査で井岡は、禁止薬物に陽性反応を示している。元WBC世界スーパーバンタム級王者の畑中清詞会長は「ゼロ回答です」と話し、「今後、各所と精査した上で会見を考えています」と話した。

関連するニュースを読む

アルバレス戦&高山戦が7万人超え アリ-スピンクス戦破る米屋内新記録へ

会見でポーズを取るアルバレス(左)とサンダース(右)(AP)

「カネロ」の愛称を持つボクシングの人気スター選手のWBAスーパー、WBA世界スーパーミドル級王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)が8日(日本時間9日)、米テキサス州アーリントンのAT&TスタジアムでWBO世界同級王者ビリー・ジョー・サンダース(31=英国)との3団体統一戦を控える。プロモーターの英大手マッチルーム社のエディ・ハーン代表(41)は6日(日本時間7日)、同興行のチケット販売が米ボクシング屋内観客数記録を超えていることを明かした。

同興行では元世界ミニマム級4団体王者でWBO世界ライトフライ級11位高山勝成(37=寝屋川石田)がWBO世界ライトフライ級王者エルウィン・ソト(24=メキシコ)に挑戦するカードも組まれる。これまで1978年9月、ニューオーリンズのスーパードームで開催されたムハマド・アリ-レオン・スピンクスの再戦に6万3352人の観衆を集めた記録が最高。この記録は42年間続いているが、ハーン代表は週末の夜は7万人の観衆に達すると明言した。20年3月の新型コロナウイルス感染拡大後、米国の単一スポーツイベントで最大の観客数になることは間違いないという。

当初は5万人程度の観客数と予想されていたものの、同代表は「今朝、我々は米ボクシング史上最高の屋内観客数記録を公式に破った。これまで関わった中で最大のイベントになる。試合は我々が決して忘れることのできない雰囲気になるでしょう」と得意げに語った。AT&Tスタジアムは立ち見を含め、ボクシング興行仕様で10万人以上の観客を収容可能で、チケット販売の制限もかけていないそうだ。アルバレスは「人々の反応に本当に感謝している。ボクシングはすべてを正常に戻すスポーツだ。そして私は戦いの準備ができている」と屋内観客数記録の樹立予想を歓迎した。

なお米メディアによると、米国の屋外観客数記録は1926年9月、フィラデルフィアで開催されたジャック・デンプシー-ジーン・タニー戦の12万557人が最高だという。

記者会見で質問を聞くアルバレス(AP)

関連するニュースを読む

プロボクサー12人新型コロナ陽性 西日本地区にある3つのジムで

日本ボクシングコミッション(JBC)は6日、西日本地区にある3つのジムで4月21日から今月5日までの期間に、プロ選手計12人が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性判定を受けたことが判明したと発表した。

選手の内訳は男性11人、女性1人。

関連するニュースを読む

井岡ドーピング騒動でガバナンス委設置へ、JBC内部からの情報漏えい考慮

井岡一翔(2020年12月31日撮影)

日本ボクシングコミッション(JBC)の永田有平理事長は6日、世界4階級制覇王者でWBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(32=Ambition)のドーピング騒動に関し、JBC内部からの情報漏えいの可能性を考慮し、来月以降にガバナンス委員会を設置する意向を示した。

今回のドーピング騒動を最初に報じた一部週刊誌の報道を受け、永田理事長は「週刊誌にJBC幹部の話として書かれているものがある。JBCの信用にかかわることなので」と指摘。現在、調査と審議に入っている外部の有識者中心で構成される現在の倫理委員会の結論が出た後、JBC理事会でガバナンス委員会を設置する方針だという。

また今回の倫理委員会は外部の有識者らが入っており、永田理事長も同委員会メンバーから外れていることも明かしていた。

関連するニュースを読む

井岡一翔のドーピング騒動は5月中に結論、JBC理事長が言及

井岡一翔(2020年12月31日撮影)

日本ボクシングコミッション(JBC)の永田有平理事長が6日、世界4階級制覇王者でWBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(32=Ambition)のドーピング騒動について、5月中に倫理委員会で結論を出す方針を示した。

先月下旬からJBCが依頼し、調査と審議に入っている外部の有識者中心で構成される現在の倫理委員会の審議状況について、永田理事長が言及。「コロナ禍で聴取にも影響が出ていると聞いているが、今月中に結論が出ると思う。絶対に解決したい」と説明した。

永田理事長はリングサイドで初視察した世界戦が昨年大みそかの井岡-元世界3階級制覇王者田中恒成(25=畑中)だったことを明かし、「非常に良い試合だった。井上(尚弥)選手の試合を抑えて年間最高試合になった。井岡選手は世界4階級制覇王者でもあるし、(週刊誌などで書かれている)敵対意識はありません。井岡選手は日本の宝です」とも強調した。

また、田中が所属する畑中ジムから4月30日付の内容証明で送付された質問状について、同理事長は回答書が完成し、7日に送付することも明かしていた。

関連するニュースを読む

井上尚弥「しっかり仕上げるよ!お楽しみに!!」2戦連続“聖地”防衛戦へ

井上尚弥(2021年1月21日撮影)

ボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(28=大橋)が6月19日(日本時間20日)、米ラスベガスでIBF同級1位マイケル・ダスマリナス(29=フィリピン)との防衛戦に臨むと5日(同6日)、米プロモート大手トップランク社から正式発表された。

WBAは5度目、IBFは3度目の防衛戦。会場はヴァージン・ホテルズのザ・シアター(約4500人収容)で、有観客開催の予定だ。

井上は自らのSNSで「しっかり仕上げるよ! お楽しみに!!」と投稿した。昨年10月、ジェーソン・モロニー(オーストラリア)を7回KO撃破して以来、約8カ月ぶりのリングで、2戦連続の「聖地」防衛戦となる。

関連するニュースを読む

京口紘人がソト-高山勝成戦を予想 王者ソト有利とズバリ

京口紘人(2021年1月21日)

ボクシングWBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(27=ワタナベ)が、8日(日本時間9日)に米アーリントンで開催される同階級のWBO王者エルウィン・ソト(24=メキシコ)-同級11位の元世界ミニマム級4団体王者高山勝成(37=寝屋川石田)戦を予想した。日本のトップアスリートの言葉を届ける音声コンテンツの定額制配信サービス「Now Voice」内で同カードの試合について語った。

両者のタイプについて「ソトは若くて勢いあり、メキシカンで攻撃的。フックが得意で勢いあるファイター。高山選手は機動力があってスピードの出入り、手数あってスタミナがある」と分析。3度目防衛戦となるソトは京口と同じ英プロモート大手マッチルーム社と契約して初戦を迎える。今年3月、米国で同社と契約後初試合に臨んでいた京口は「アピールしたいと思うので、良い仕上がりだと思う。良い状態で仕上げてくると思う。ソト選手が優勢だと思う」と王者の防衛成功を予想した。

一方、挑戦者高山のソト挑戦が試合まで残り1カ月を切った段階で決まったことを受け、京口は「対策はできないし、底上げしかできない。対策の準備は難しくて体に染み込ませるのは短期間では難しい。世界でのタイトル経験は豊富ですし、敵地とか海外とかの影響はないが、準備期間が少ないのは影響が大きいと思う」と口にした。

東京オリンピック(五輪)出場を掲げ、アマチュアに転向した高山が昨年12月、4年4カ月ぶりにプロ復帰戦を飾ったばかりと持久力が不安視されるものの、京口は「悪い影響はないと思う。アマの3回よりも12回の長丁場の方が高山選手は有効に戦える。プロ向きのボクシングスタイルだと思う」と問題ないとの見方を示した。この勝者との2団体統一戦実現の期待も大きい京口は「今後、統一戦として戦う可能性もあるので。みなさんも楽しみにしてもらえたら」と締めくくっていた。

関連するニュースを読む