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井上尚弥3年連続2冠「自分も納得」日刊バトル大賞

井上尚弥(2021年1月21日撮影)

読者が選ぶ第25回日刊バトル大賞(対象は20年1月1日~12月31日)の20年ボクシング部門は、3階級制覇王者でWBAスーパー・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(27=大橋)が3年連続4度目の最優秀選手に輝いた。ニッカンスポーツコムで実施した投票では、実に80%という得票を獲得し、圧倒的な支持を得た。また年間最高試合(10月31日、ジェーソン・モロニー戦)も受賞し、3年連続での2冠となった。

コロナ禍で昨年4月に予定されていたWBO世界バンタム級王者ジョンリール・カシメロ(フィリピン)との3団体統一戦は延期になったものの、同10月には待望の「聖地」米ラスベガス進出を果たし、ジェーソン・モロニー(オーストラリア)を7回KO撃破。2団体の王座防衛(WBA4度目、IBF2度目)に成功し「本当にラスベガスという舞台でのメインが評価され、自分も納得する内容での勝ち方でした」と20年の1試合を振り返った。

井上が今年に掲げる大きな目標は、20年に成し遂げられなかった3団体統一戦にほかならない。「もう1つベルトを増やしていきたいな」と日本初の3団体統一王者への目標を掲げている。【藤中栄二】

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井上尚弥が日刊バトル大賞2年連続MVP「嬉しい」

日刊バトル大賞2年連続3度目のMVPとなった井上尚弥

読者が選ぶ第24回日刊バトル大賞(対象は19年1月15日~20年1月14日)のボクシング部門は、WBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(26=大橋)が2年連続3度目のMVPとなった。

井上が、2年連続でMVPを受賞した。バンタム級最強を決める、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)決勝では、元世界5階級制覇王者ノニト・ドネアと、全米ボクシング記者協会の年間最高試合に選ばれる激闘の末、勝利をつかみ、世界にその名をアピールした。飛躍を続ける「怪物」は「ファンの人に評価していただいたのは素直にうれしい。これからも、自分が目指すボクシングを追求して、上にいきたい」と力を込めた。

20年の初戦は、4月25日(日本時間26日)に、米ラスベガスでWBOバンタム級王者ジョンリール・カシメロ(30=フィリピン)と、日本人初の3団体統一戦で激突する。世界が注目する才能が、目標に掲げる4団体統一に向け、一気に突っ走る。

年間最優秀選手
年間最高試合

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井上尚弥ベガスで元世界王者と調整計画、WBO照準

報知プロスポーツ大賞授賞式で笑顔を見せる井上尚弥(左)とヤクルト村上宗隆(撮影・浅見桂子)

報知プロスポーツ大賞は23日、都内のホテルで開かれ、ボクシング部門で2団体統一バンタム級王者井上尚弥(26=大橋)が2年連続の大賞に選ばれた。

来年4月開催予定となる米ラスベガスでの20年初陣に備え、異例となる1カ月間の同地ロング直前合宿を組むプランを明かした。また女子ゴルフ部門で大賞に選ばれた渋野日向子(21=RSK山陽放送)らも同授賞式に出席した。

   ◇   ◇   ◇

事前に手渡されたボードに20年の目標を「進出」と記した井上は、聖地ラスベガスデビュー戦に向けた調整プランを口にした。4月に予定される来年初戦までの調整プランを問われると「今回は(直前の)1カ月間、ラスベガスで調整しようと思います」とキッパリと口にした。2月にはグアムでの走り込み合宿も計画しており、20年序盤は海外でのトレーニングが中心になりそうだ。

指導を受ける父真吾トレーナーだけでなく「家族みんなで大移動します」と一家総出でラスベガスに滞在するつもりでいる。今月9日に生まれたばかりの第2子となる長女も「連れていくつもりですよ」と気持ちは固まっている。過去、井上は米英で各1試合ずつしているものの、試合7~10日前からの現地入りだっただけに実現すれば異例の期間。既に契約先となる米プロモート大手のトップランク社にも意向を伝えているという。

また現地では、SNSなどで交流している元WBO世界フェザー級王者オスカル・バルデス(28=メキシコ)とのスパーリングも考えているという。バルデスも同じトップランク社と契約しており、両者が希望すれば実現は可能になる。井上は「バルデスの練習動画を見たりもしています。バルデス側も日本でもどこでもスパーリングをやりたいと言っているみたいですし。向こうでやれたら最高の(練習)パートナーですよね」と声をはずませた。

米ラスベガスで対戦したい相手はWBO世界バンタム級王者ジョンリール・カシメロ(フィリピン)となる。ベルトを保持するIBFから同級1位マイケル・ダスマリナス(フィリピン)との対戦指令が届き、所属ジムの大橋会長によれば、WBA世界同級3位ジェイソン・モロニー(オーストラリア)も候補になっているというが、井上の見据えるターゲットはWBO王者のみ。「バンタム級で、あと何試合できるか分からない。3団体統一したいですから」とカシメロ戦の実現を期待していた。【藤中栄二】

報知プロスポーツ大賞授賞式で笑顔を見せる、左から渋野、朝乃山、井上尚(撮影・浅見桂子)

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井上尚弥ラスベガスで20年初陣 同地1カ月合宿へ

報知プロスポーツ大賞授賞式で笑顔を見せる、左から渋野日向子、朝乃山英樹、井上尚弥(撮影・浅見桂子)

ボクシング2団体統一バンタム級王者井上尚弥(26=大橋)が来年4月予定の米ラスベガスでの20年初陣に備え、1カ月間の同地ロング直前合宿を組むプランを明かした。

23日、都内のホテルで開かれた報知プロスポーツ大賞(ボクシング部門の大賞)の授賞式に出席。来年の目標を「進出」と色紙に描き、初めての聖地ラスベガス進出に向けて「気持ちが高ぶっていますし、気合が入っています」と意気込み「今回は(直前の)1カ間、ラスベガスで調整しようと思います」との計画を口にした。

指導を受ける父真吾トレーナーだけでなく、井上一家総出でラスベガスに滞在。今月9日に生まれたばかりの第2子となる長女も「連れていくつもりです」とプランは固まっている。また現地では、SNSなどで交流のある元WBO世界フェザー級王者オスカル・バルデス(28=メキシコ)とのスパーリングも考えているという。バルデスも同じ米プロモート大手トップランク社と契約しており、実現は可能。井上は「バルデスの練習動画を見たりもしています。向こうでスパーリングできた最高のパートナーですね」と笑顔をみせた。

米ラスベガスでの対戦相手の第1希望はWBO世界バンタム級王者ジョンリール・カシメロ(フィリピン)に変わりはない。「バンタム級で何試合できるか分からない。3団体統一したいですから」とカシメロ戦の実現を期待していた。

報知プロスポーツ大賞授賞式で笑い合う井上尚弥(左)とヤクルト村上宗隆(撮影・浅見桂子)

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井上尚弥文句なし 日刊バトル大賞MVP&最高試合

4年ぶり2度目のバトル大賞に輝いたWBA世界バンタム級王者井上尚弥の掲げた19年の目標は「統一王者」

読者が選ぶ第23回日刊バトル大賞の18年ボクシング部門は、3階級制覇王者でWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が4年ぶり2度目の最優秀選手に輝いた。年間最高試合(10月7日、フアンカルロス・パヤノ戦)も初受賞し、2冠を獲得した。

階級最強を決めるワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)1回戦で、元スーパー王者パヤノを日本人の世界戦最速となる70秒KOで倒し、大きなインパクトを残した。高い支持を得た井上は「あの大きな舞台で自分なりに納得できた試合でした。投票していただけてうれしいです」と感謝。5月には10年間無敗だった王者ジェイミー・マクドネル(英国)に挑戦し、112秒のTKO勝ちして3階級制覇。挑戦と銘打った18年は王者クラス2人を計182秒で倒し「満足した1年でしたね」としみじみと振り返った。

今年の目標は統一王者と設定した。今春に予定されるWBSS準決勝ではIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と対戦する。勝てばWBO王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)-WBAスーパー王者ノニト・ドネア(フィリピン)の勝者と決勝で拳を交える。日本人初の3団体統一王者を狙える立場。「今年は優勝と統一です」。昨年以上のインパクト、記録、歴史を刻むつもりでいる。【藤中栄二】

18年10月、WBAバンタム級タイトルマッチでパヤノ(右)にKO勝ちする井上尚
年間最高試合
年間最優秀選手

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井上尚弥、弟拓真に海外高級時計でニンジン作戦!

来年の目標を「統一王者」と記す井上(撮影・狩俣裕三)

高級時計でニンジン作戦!! ボクシングWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25)が、30日に世界初挑戦(東京・大田区総合体育館)を控える弟拓真(23=ともに大橋)に王座獲得祝いの海外製高級時計をプレゼントすることを明かした。26日、都内のホテルで開かれた報知プロスポーツ大賞の表彰式に出席。ボクシング部門での大賞に選ばれた井上は、同日に23歳の誕生日を迎えた弟に向け「試合に勝ったら時計を。1人では出せない金額なので(大橋秀行)会長と父(真吾トレーナー)と3人で出し合って」と口にした。

まず同会長から王座奪取した場合に時計をプレゼントするプランが浮上し、井上が父と3人で一緒に贈る展開になったという。弟からリクエストをもらった時計は数百万円で「自分がつけたこともないぐらい高額なんですよ」と目を丸くした。25日のクリスマス、26日の誕生日、そして王座奪取を合わせたトリプル祝いと言い「弟のモチベーションの1つになってくれればいいですね」と期待を寄せた。また大賞の副賞として贈られたガソリン1年分は父にプレゼントするという親孝行ぶりも見せた。

26日にジムワークを打ち上げた弟は減量も順調に進み、リミットまで残り1キロを切った。父とともにトレーナー役として見守ってきた井上は「すごく調整も、減量も順調ですね。同じ階級のバンタム級での王座でもあるので、自分の試合よりも緊張します」。気を引き締めながら、弟と兄弟王者になる瞬間を待ち望んでいた。【藤中栄二】

井上拓真(18年12月21日撮影)

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村田諒太ぶっち切りMVP、「一歩ずつ前へ」の決意

色紙に「一歩ずつ前へ」としたためた村田(撮影・阿部健吾)

<日刊バトル大賞:ボクシング部門>

 読者が選ぶ第22回日刊バトル大賞はこのほど投票を締め切り、ボクシング部門の最優秀選手にWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)が選ばれた。22~28日までニッカンスポーツコムで実施した投票で、50%の半数の支持を得た。年間最高試合でも、7回終了TKOで王座戴冠をした昨年10月のアッサン・エンダム(フランス)戦が受賞。4月に初防衛戦が待つ18年も「一歩ずつ」の精神で偉業に挑む。

 受賞の報を聞いた村田は「うれしいですね」と相好を崩すと、渡された色紙に文字を書き込んでいった。

 「一歩ずつ前へ」

 これまでもそう。これからもそう。焦らず、気負わず、己ができることに集中し、踏み出す。大輪を咲かせた17年も、世界でさらなる花を開かせにいく18年も、心持ちは変わらない。

 「高校総体に勝って全日本選手権が見えた。同じように全日本から世界選手権、世界選手権から五輪、五輪からプロ、そしてプロから世界王者が見えてきた。これからも同じです」

 年間最高試合に選ばれた昨年10月、嵐の中での世界戦もそうだった。5月にエンダムとの王座決定戦に不可解判定で敗れたが、世界の一流と渡り合えた自信が、再戦での圧勝につながった。半信半疑だった実力に確信を持ち、新たな景色は開けた。五輪金メダリストとして日本人初の世界王者の金字塔を打ち立てた。

 世界王者となった今も、また違う視界が開ける。4月15日には横浜アリーナで同級10位ブランダムラ(イタリア)と初防衛戦が控えるが、新たな目標は「東京ドームで試合がしたい」。国内ボクシング界の盛り上げのためにその拳をかける。「一歩ずつ」。その1歩は誰も踏み入れたことがない未開の地に、これからも踏み出す。【阿部健吾】

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山中慎介が断トツ、年間最高試合も/日刊バトル大賞

MVPと年間最高試合を受賞した山中

 読者が選ぶ第21回日刊バトル大賞はこのほど投票を締め切り、ボクシング部門の最優秀選手にWBC世界バンタム級王者山中慎介(34=帝拳)が選ばれた。11~17日までニッカンスポーツコムで実施した投票で、45%と断トツの支持を得た。年間最高試合でも、昨年9月に7回TKO勝ちで11度目の防衛を果たしたアンセルモ・モレノ(パナマ)戦が受賞。17年は「倒すのみ」でのベストバウトを約束した。

 ファンの記憶も「神の左」が打ち抜いた。16年の1年間を対象にしての同時受賞に、山中は「周りからの評価は素直にうれしいですね。評価は自分で決めるものではないので」と喜んだ。

 3月に10度目の防衛を果たし、迎えたのが9月のモレノ戦だった。1年前の15年9月に辛くも2-1の判定勝ちで退けた元WBA世界バンタム級スーパー王者との再戦。決着戦は初回から、会場を沸騰させた。初戦と違い、いきなり攻勢に出た最強挑戦者から、カウンターの左フックでダウン奪取。4回には逆にダウンを喫したが、7回に得意の左で4度目のダウンを奪ったところでレフェリーが試合を止めた。

 「インパクトのある試合だったのは確かですね」。そう述懐しながらも口にしたのは、「倒し、倒されというのがあったからでしょう」との冷静な弁。ボクサーとしての理想は当然違う。「やはり、できれば倒すのみで勝ちたいですよね」。今年は、その倒し方のみで衝撃を残したい。

 V12戦は今春に予定される。「前の試合の反省を直して、さらに上のレベルにと常に思っている」。具志堅用高氏の持つ13度連続防衛の日本記録も視界に入る17年。刺激的な左拳から目が離せない。【阿部健吾】

 

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内藤哲也がMVP&年間最高試合/日刊バトル大賞

日刊バトル大賞MVP受賞の喜びを語る内藤哲也(撮影・中島郁夫)

 第21回日刊バトル大賞プロレス部門のMVPに、新日本プロレスの内藤哲也(34)が選ばれた。15~21日までニッカンコムにて実施されたファン投票で、52%と断トツの支持を得た。年間最高試合も、G1クライマックスでの内藤-オメガ戦に決定した。なお、同大賞のボクシング部門は、年明けに実施します。

 今年大ブレークした内藤を、日刊読者も支持した。MVPの投票では、内藤が2位オメガの16%に3倍以上の差をつけた。年間最高試合でも2位の丸藤-オカダ戦(G1)の19%を大きく引き離す29%の支持で1位。メキシコから新ユニット「ロスインゴベルナブレス」を持ち帰り、巻き起こしたムーブメントだけでなく、試合内容でも高い評価を得た。

 「プロレス大賞もうれしいが、ファンのみなさまが選んでくれた日刊バトル大賞は、ボクにとって最も価値がある賞です。本当に最高の1年でした」と、内藤は喜びを語った。「ロスインゴ-」は、制御不能という意味で、内藤はその名前通り、常識破りのパフォーマンスでファンを熱狂させていった。

 IWGPヘビー級王座に続き、IWGPインターコンチネンタル王座も獲得。来年1月4日の東京ドーム大会では、新日本のエースとして常に背中を追いかけてきた棚橋の挑戦を受ける。「ずっと棚橋を引きずり下ろすのはボクの役目だと思っていたが、今年1月にオカダに負けてトップじゃなくなった。だから、最後のとどめを刺してやりますよ」。長年の壁を打ち破って、内藤は17年も新日本の中心に立ち続ける。【桝田朗】

日刊バトル大賞MVP

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内山高志が日刊バトル大賞ボクシング部門最優秀選手

日刊バトル大賞でMVPに輝いたWBA世界スーパーフェザー級スーパー王者内山

 読者が選ぶ「第20回日刊バトル大賞」の投票結果を、今日9日からボクシング、プロレスの2回に分けて発表する。2015年のボクシング部門の最優秀選手には、防衛記録を国内2位の11に伸ばしたWBA世界スーパーフェザー級スーパー王者内山高志(36=ワタナベ)が選ばれた。「勝負の年」と位置づける16年。日本ボクシング界のエースはさらなる飛躍を誓った。

 貫禄の1年を過ごした内山が、ファンの支持を集めた。昨年5月のV10戦は右ストレート一撃で2回KO勝利。恒例の大みそか決戦も左ボディーで3回TKO勝ちした。13度連続防衛の具志堅の日本記録に次ぐV11を果たし「ファンの人に評価してもらえて素直にうれしい。けがのない状態で年を越せたのも大きな収穫」と喜びを口にした。

 王座獲得から6年。待望のビッグマッチも現実味を帯びてきた。当初は次戦で、前WBAフェザー級スーパー王者ウォータースとの対戦がうわさされたが、1月末にWBAからスーパーフェザー級正規王者フォルトゥナとの統一戦を指示された。無敗の強敵2人の名前が挙がり、内山のテンションも一気に高まる。

 「今年は勝負の年だと思っている。ウォータースは名前があるが、技術面ではフォルトゥナの方が高い。フォルトゥナ、ウォータースの順にやってもいいし、その2人を続けて倒せば文句なしの評価を得られる。どちらが勝つか分からない、見ている人がワクワクするような試合がしたい」

 今年で37歳を迎える王者が、衰え知らずの豪快ファイトでファンを魅了する。【奥山将志】

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井上尚弥がMVP/日刊バトル大賞(上)

4月、エルナンデスにTKO勝ちした井上

<日刊バトル大賞(上)ボクシング編>

 読者が選ぶ「第19回日刊バトル大賞」の投票結果を、今日19日からボクシング、プロレスの2回に分けて発表する。ボクシング部門は、前WBC世界ライトフライ級王者井上尚弥(21=大橋)が初の最優秀選手賞(MVP)に輝いた。V7防衛を果たした山中慎介との接戦をわずかに制した。年間最高試合は9月5日の八重樫-ゴンサレスによるWBC世界フライ級タイトルマッチが選ばれた。

 「怪物」井上がファンの支持を集め、MVPを受賞した。4月にWBC世界ライトフライ級王者エルナンデスを6回TKOで下し、国内最速のプロ6戦目で世界王座を奪取。同試合は年間最高試合の投票でも2位に入るなど、存在感は抜群だった。減量苦から王座返上も考えられたが、防衛戦にこだわり、9月にはV1にも成功。年間を通した活躍に「プロなのでファンの人に試合を認めてもらえたのは素直にうれしい。さらに強い姿を見せていきたい」と喜びを口にした。

 飛躍の1年も、年末に大きな仕事を残す。30日に東京体育館で、2階級上のWBO世界スーパーフライ級王者オマール・ナルバエス(39=アルゼンチン)に挑戦する。国内最速の8戦目での2階級制覇に向け、現在は最後の追い込みに入っている。

 スーパーフライ級で具志堅用高氏の持つ13度の連続防衛記録を更新することが最大の目標。井上は「この賞を試合前にもらえて良い刺激になった。2階級制覇を達成すればさらに評価してもらえると思う。勝って、来年は防衛を続けながら、年間最高試合とのダブル受賞を狙いたい」と力強く宣言した。【奥山将志】

 ◆井上尚弥(いのうえ・なおや)1993年(平5)4月10日、神奈川・座間市生まれ。高校生で史上初のアマ7冠を達成。アマ通算75勝(48KO)6敗。12年7月にプロ転向。14年4月に国内最速の6戦目で世界王座奪取。163センチの右ボクサーファイター。家族は両親と姉、弟。

◆ボクシング部門ベストバウト◆

順位 カード 得票率

(1)八重樫東-ゴンサレス 30%

(1)井上尚弥-エルナンデス 18%

(3)山中慎介-スリヤン 18%

(4)山中慎介-ジャモエ 11%

(5)村田諒太-ネリオ 10%

 その他 13%

◆ボクシング部門MVP◆

順位 選手名 得票率

(1)井上 尚弥 34%

(2)山中 慎介 31%

(3)八重樫 東 15%

(4)村田 諒太 10%

(5)三浦 隆司 5%

 その他 5%

山中慎介が2冠/バトル大賞

投票してくれた読者に「感謝」と色紙に記したWBC世界バンタム級王者・山中慎介

 読者が選ぶ「第18回日刊バトル大賞」ボクシング部門MVPは、WBC世界バンタム級王者・山中慎介(31=帝拳)が初受賞した。V4戦となった8月のニエベス戦で年間最高試合も初受賞し、2冠に輝いた。今年は4、8、11月の防衛戦を3連続KOで勝利し「すべてKOで終わらせ、すべてが日刊スポーツの1面を飾ったことが大きいのでは。トータルでインパクトを残せたと感じています。読者の方に選んでいただいたこともうれしいです」と、感謝の言葉を口にした。

 今年は同じバンタム級でWBA王座に興毅(今月6日に返上)、WBO王座に和毅と、亀田兄弟が就いていたことで、常に試合内容を比較された。2人のいずれかとの統一戦の話題も出たことで、山中の存在感は増した。「亀田君との統一戦が実現するかどうかは別にして、話題になったことは大きかったかもしれないですね」と自己分析した。

 世界王者となって以降は「メールや電話で反響が大きい」とスポーツ紙の1面を飾ることへの意識も高まった。来年1月には待望の米ラスベガス合宿も内定。「来年は米国でビッグマッチができれば。そのまま日刊スポーツの連続1面を続けたい」。米進出でも話題を提供する。【藤中栄二】

 ◆山中慎介(やまなか・しんすけ)1982年(昭57)10月11日、滋賀・湖南市生まれ。南京都高1年でボクシングを始める。専大ボクシング部を経て、帝拳ジムへ。06年1月にプロデビュー。10年6月、日本バンタム級王座を獲得。11年11月、エスキベル(メキシコ)とのWBC世界バンタム級王座決定戦に勝って王座獲得。身長171センチの左ボクサーファイター。

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山中「ラスベガスでビッグマッチしたい」

 WBC世界バンタム級王者・山中慎介(31=帝拳)が26日、都内のホテルで行われた報知プロスポーツ大賞の表彰式に出席した。

 ボクシング部門で昨年に続き2年連続の受賞。「今年は年間3試合できて、すべてKO。けがもなく終われて良い1年だった」と充実の表情で振り返った。来年の目標に関しては「ラスベガスでビッグマッチがしたい」と話し、1階級上のWBC世界スーパーバンタム級王座を持つ2階級制覇王者のレオ・サンタクルス(メキシコ)との対戦を熱望した。

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井岡3冠!次は2階級制覇だ/バトル大賞

2年連続で日刊バトル大賞を受賞した井岡一翔(撮影・木村有三)

 読者が選ぶ「日刊バトル大賞」のボクシング部門は、前WBA&WBC世界ミニマム級統一王者でWBA世界ライトフライ級2位の井岡一翔(23=井岡)が「3冠」に輝いた。MVPと敢闘賞は2年連続、さらに今年はベストバウト賞も獲得。日本人初の2団体統一王者となった6月の八重樫東戦が、ファンに大きなインパクトを与えた。

 MVPの栄冠は、ロンドン五輪金メダリストの村田諒太や、WBC世界バンタム級王座を2度防衛した山中慎介を抑えてつかんだ。「このメンバーは今年活躍された方々。恐縮な気持ちと、うれしい気持ちがあります」と、慎重に言葉を選びながら喜んだ。

 井岡の1日のルーティンには、本紙を熟読する時間が入っている。「毎朝バトル面は見てるので親近感があるし、そこで選んでもらえたのがうれしい」と、読者ファンにも感謝した。

 最近、刺激を受けた試合の1つが、元世界6階級王者パッキャオ(33)が、4階級制覇王者マルケス(39)にKO負けした一戦だ。ノンタイトル戦でかつ4度目の顔合わせながら2人合わせて約23億円のファイトマネーが飛び交ったビッグマッチ。「日ごろから節制をやっているからこそ、お互い一流をキープできる。尊敬します」と話した。

 大みそかには2階級制覇を懸けて、WBA世界ライトフライ級王座決定戦に臨む。「しっかり結果を残して『やっぱり最後は井岡一翔だな』と言われるように、すべてを持っていきたいですね」。史上最多となる1日5世界戦が行われる年の瀬も、主役は譲らない。【木村有三】

 ◆井岡一翔(いおか・かずと)1989年(平元)3月24日、大阪・堺市生まれ。元世界2階級王者井岡弘樹氏のおい。大阪・興国高では史上3人目の高校6冠。08年に東農大を中退してプロ転向。7戦目で世界王座を獲得し、国内最速記録を樹立。164センチの右ボクサーファイター。得意パンチは左フック。家族は両親と弟2人。

◆MVPトップ3

(1)井岡一翔49%

(2)村田諒太32%

(3)山中慎介15%

◆敢闘賞トップ3

(1)井岡一翔27%

(2)村田諒太22%

(3)西岡利晃15%

◆最高試合トップ3

(1)井岡vs八重樫53%

(2)ドネアvs西岡24%

(3)山中vsロハス14%

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日刊バトル大賞2冠井岡は元日1面を狙う

日刊バトル大賞を初受賞した井岡一翔

 読者が選ぶ「日刊バトル大賞」のボクシング部門は21日、WBC世界ミニマム級王者の井岡一翔(22=井岡)がMVPと敢闘賞を初受賞して2冠に輝いた。2月に40戦無敗の王者オーレドンを5回TKOで下し、国内最速7戦目での王座獲得に成功。8月の初防衛戦でも指名挑戦者に完勝し、ボクシングファンに強烈な印象を残した1年となった。

 井岡の1日は、本紙を読むことから始まる。「朝起きたら日刊スポーツをめくって、まず最初にバトル欄から見てますね」。それだけに今回の受賞を「めっちゃうれしい。ファンに認めてもらったってことですからね」と素直に喜んだ。

 MVP部門では、ラスベガスで防衛したWBCスーパーバンタム級王者・西岡利晃との争いをわずかに制した。「西岡選手に恐縮する部分もある。でも多くのボクサーの中で獲得できたのはうれしい。やるからには1番がいいから」と負けず嫌いの顔をのぞかせた。

 大みそかには同級9位ヨードグン・トーチャルンチャイ(タイ)との2度目の防衛戦がある。KO防衛も期待できそうだ。「野球もサッカーもないし、勝ったら1面、お願いします!」。今度は元日の1面ジャックを狙う。【大池和幸】

【各部門賞】

◆敢闘賞 井岡一翔(井岡)=初

◆最高試合賞 西岡利晃-マルケス(WBC世界スーパーバンタム級戦=10月1日、米ラスベガス)

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