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K1佐々木ムエタイ戦士初迎撃に自信。K1転向後5連勝中「全部で上回る」

23日のK-1大田区大会でムエタイ戦士ラットと対戦する佐々木洵樹(C)K-1

K-1スーパーバンタム級を主戦場とする佐々木洵樹(29=POWER OF DREAM)がムエタイ戦士との初対決に臨む。

23日、東京・大田区総合体育館で開催されるK-1大田区大会(日刊スポーツ新聞社後援)で、ラット・エイワスポーツジム(37=タイ)との56キロ契約体重3分3回を控える。プロボクシング元東洋太平洋フェザー級13位、日本同級7位のランカーだった佐々木はキックボクシング転向後、19年2月にK-1傘下Krushでデビューし、昨年12月のK-1両国大会でK-1デビューも果たし、5連勝中で勢いづいている。

ボクシング時代、タイ人との対戦経験あるものの、ムエタイとは初対決となる。キックボクシング転向直後、POWER OF DREAMジムの古川誠一会長にキックボクシングジムに出稽古した際、ムエタイの動きに対処できなかったという。「けっこうボコボコにされた記憶があって。すべてがダメでしたね。パンチの距離でやろうとすると蹴られる」との苦い思い出を明かす。

転向直後はムエタイに戸惑ったものの、現在はキックボクサーとしての成長を実感している。「今は蹴りでも対抗できるように、蹴り合っても負けないような練習はしてきました。だからすごくいいタイミングで当ててもらったと思っている」と自信をのぞかせる。対戦するラットに対し「本当にムエタイ特有というか、パワーもすごくあるし、固そうな印象がありますが、やってくる攻撃は会長と一緒にだいたい想定はしている。ボクサーがどういう動きをするのかというところを見てもらいたい。スピード、テクニック、パワー、全部で上回っていきたい」と手応えを口にした。

「ボクシング-ムエタイ」という構図も佐々木にはこの試合の大きな動機づけになっている。「そういう風に見てもらったら一番面白いと思います」と強調。子供の頃にK-1もチェックしていた佐々木は「K-1対ムエタイと言えば、魔裟斗選手とブアカーオ選手の試合。魔裟斗選手が、その後にどんどんムエタイ選手を倒していった。まさか自分がこういう形になるとは思ってなかったですけど、ムエタイを体感してみたいというのが今の心境」と自然体を貫いた。

プロボクシングに転向した元K-1スーパーバンタム級王者武居由樹(大橋)は元同門となる。佐々木は「由樹君が(K-1王座を)取った時も自分は会場で見ていたし、今も由樹君がジムに来るたびに『頼みますよ、ホントに』って言われる。由樹君に近づけるような選手になりたい」とK-1でも無敗街道を突き進む覚悟。ムエタイ戦士との対決は、大きな関門となりそうだ。

所属ジムの古川誠一会長(右)の持つミットに左ミドルキックを打ち込む佐々木洵樹(C)K-1

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元RIZIN王者プロハースカUFC2連勝、レイエスとのランカー対決制す

レイエスとのライトヘビー級ランカー対決を制した元RIZIN同級王者プロハースカ(UFC公式ツイッターより)

<総合格闘技:UFCファイトナイト・ラスベガス25大会>◇1日(日本時間2日)◇米ネバダ州ラスベガス・UFC APEX

メインイベントのライトヘビー級5分5回で、元RIZINライトヘビー級王者イリー・プロハースカ(28=チェコ)がUFC2連勝を飾った。UFC同級5位のプロハースカは、王座挑戦経験もある同級3位ドミニク・レイエス(31=米国)とランカー対決に臨み、スピニング・バックエルボーをレイエスの顔面に打ち込んで2回4分29秒、KO勝利を収めた。

ムエタイの選手が入場時、頭に装着する戦いのお守りであるヘッドリング「モンコン」風の奇抜な髪形でファイトしたプロハースカは「とてもいい戦いだった。ドミニクのカウンターパンチを浴び、なかなか作戦を考えるタイミングがなかったが、自然とスピニング・バックエルボーを試みていた」と振り返った。さらに「芸術的な試合をみせたいが、時に勝つために非常に早く動く。いくつかのパンチを受けたし、戦い中で自分は学んでいる」と満足そうな表情を浮かべた。

上位ランカー対決を制し、同級王者ヤン・ブラホビッチ(38=ポーランド)への挑戦に大きく前進したことになる。プロハースカは「準備はできている。それをやろう。ブラホビッチが好きだ。ブラホビッチは次にグローバー・テイシェイラ戦? その勝者が自分の次戦の相手になるのか? 了解した。それは自分にとって大きな名誉だ」と名乗りを上げた。2試合連続のパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞し、5万ドル(約550万円)のボーナスもゲットした。

プロハースカは20年1月にRIZIN同級王座を返上し、UFCと契約。同年7月、UFC251大会でデビューし、同級7位だったヴォルカン・オーズデミア(31=スイス)を右フックで倒し、2回KO勝ちで白星を挙げてランキング入りを果たしている。

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元RIZIN王者プロハースカが計量パス、レイエスとメイン戦

元RIZINライトヘビー級王者イリー・プロハースカ(28=チェコ)がメインイベントでUFC同級王座挑戦権を懸けたランカー対決に臨む。1日(日本時間2日)のUFCラスベガス25大会で、同級3位ドミニク・レイエス(31=米国)との同級5分5回を控え、4月30日には米ラスベガスで前日計量に臨んだ。

計量では、ムエタイの選手が入場時、頭に装着する戦いのお守りであるヘッドリング「モンコン」風の奇抜な髪形で登場。ウエートも93・21キロでパスしたレイエスに対し、92・53キロでクリアした。同級5位のプロハースカにとって同級王者ヤン・ブラホビッチ(38=ポーランド)への挑戦権を得るための重要なUFC2戦目となるが、計量後のフェースオフでは自然体を貫きながらレイエスとにらみあった。

プロハースカは20年1月にRIZIN同級王座を返上し、UFCと契約。同年7月、UFC251大会でデビューし、同級7位だったヴォルカン・オーズデミア(31=スイス)を右フックで倒し、2回KO勝ちで白星を挙げてランキング入りを果たしている。

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RIZINカード発表 皇治ら4選手がワンナイト キックトーナメント

RIZIN29大会のキックトーナメント1回戦で対戦する皇治(左)と梅野源治(撮影・松熊洋介)

RIZINの榊原信行CEO(57)は30日、都内で会見を開き、5月30日RIZIN29大会(大阪・丸善インテックアリーナ)で4選手によるキックボクシングの「ワンナイト トーナメント」(61キロ、3分×3回)を開催することを発表した。抽選の結果、対戦カードは皇治(31=TEAM ONE)-梅野源治(32=PHOENIX)、白鳥大珠(25=TEAM TEPPEN)-高橋亮(25=真門ジム)となった。

今回のキックトーナメントは、皇治が榊原CEOに以前から提案していたもので、他の3人はSNS等で参戦表明して選出された。皇治は「ずっと言い続けたトーナメントが、開催されてうれしい。俺が中心で、この人たちは俺の脇役なので、しっかりそれを証明したい」と豪語した。対戦相手の梅野に関しては「昔はすごかったかもしれないが、彼もピークではないと思うし、今はただのひょっとこムエタイ」と話した。また前日のユーチューブで挑発を受けた白鳥については「ぴーちくぱーちく格好悪い。当日は俺が実力で黙らせてやる」と相手にしなかった。

同大会ではMMAルールでのバンタム級トーナメントも行われるが、1日でのキックトーナメント開催について榊原CEOは「総合中心の舞台の中で、キックボクシングがどういう感動を与えられるか。ファンの心をつかむような試合をして、今後の注目度を高めていける機会になれば」と4選手に期待を込めた。

また会見ではキックボクシングルールで行われるその他の追加カードも発表された。追加カードは以下の通り。

植山征紀(25=龍生塾ファントム道場)-泉丈成(24=誠至会)、山畑雄摩(26=NJKF将塾)-高橋聖人(23=真門ジム)

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MOMOTARO「勝って当たり前。格の違いみせる」K1デビュー戦へ抱負

西元也史(右)とのスーパーフェザー級3分3回でK-1デビューが決まったMOMOTARO

今年3月にK-1参戦が発表されたMOMOTARO(30)が5月23日、東京・大田区総合体育館で開催されるK-1大田区大会(日刊スポーツ新聞社後援)で西元也史(23)とのスーパーフェザー級3分3回でK-1デビューする。19日に都内のホテルで開かれたカード発表会見に出席したMOMOTAROは待望のK-1初陣に「K-1デビュー戦は勝って当たり前。格の違いをみせたい」と抱負を口にした。

過去にNJKFフェザー級王座、WBCムエタイ日本同級王座、WBCムエタイインターナショナル同級王座を獲得。19年からはアジアを拠点するONEチャンピオンシップを主戦場としてムエタイの強豪と対戦してきた。現在のK-1スーパーフェザー級王者は武尊。MOMOTAROは「1つ1つ勝ってトップを狙いたい」と狙いを定めていた。

一方の西元は戦績10勝(6敗2分け)がすべてKO勝ちというハードヒッター。「こういう舞台でリスペクトしている選手と戦えるのは素直にうれいい。ボクが全部もっていきたい」と敬意を表しつつ、対抗心を燃やしていた。

K-1デビュー戦が決まったMOMOTARO(左)。右は対戦相手の西元也史

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那須川天心はスピードがあり、強烈な左カウンターが素晴らしい/大橋秀行

皇治(左)にパンチを浴びせる那須川(2020年9月27日撮影)

私は以前から那須川選手のボクシング技術を評価してきた。3年前には、75年にプロ3戦目で世界王座を獲得したムエタイ出身のサンセク・ムアンスリン(タイ)の記録に並ぶのは、日本人で彼しかいないと感じていた。そして、あれからも順調に成長している。技術的にはスピードがあり、強烈な左カウンターを持っている。この2点が特に素晴らしい。キックボクシングにもボクシングにも通じるパンチ感覚を持っていると言っていい。

22年のうちにプロデビュー戦を計画しているそうだが、村田諒太選手のプロ初戦のように、日本王者と対戦してもいいのではないかというレベルにある。若いし、これから伸びしろも十分。ボクシングの階級で言えばバンタム級、スーパーバンタム級あたりだろう。世界を狙える階級であることも魅力だ。(元WBA、WBC世界ミニマム級王者、大橋ジム会長)

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南雲大輝「もらった力をリングで発揮」K1前日計量

ポーズを決める南雲(右)とゴンナパー・ウィラサクレック(撮影・鈴木みどり)

28日に行われるK-1の祭典、ケイズフェスタ4大会 Day2(日本武道館)の前日計量が27日に都内で行われ、南雲大輝(26=八光流柔術総本部)が62・4 キロ で1発クリアした。

日本とミャンマーの応援を受け、リングに上がる。高校から格闘技を学んだ南雲はその後、ミャンマーの国技であるラウェイを習得。現地に滞在して試合にも参戦。17年には日本人初の王者に輝いた。「現地で知ってくれる人も多くなった」と話す。ミャンマーはクーデターなどで現在情勢が悪化しているが、そんな不安な状況の中でもエールをもらった。「練習したことをしっかり出して、もらった力をリングの上で発揮したい」と成長した姿で応える。

19年からK-1に参戦し、昨年はKrushでもキャリアを積んだ。今大会の相手は熱望していたムエタイ王者のゴンナパー。隣国タイで頂点を極めた相手に真っ向からぶつかる。計量で相対し「素晴らしい体を仕上げてきたと思う」と話した。27歳の誕生日となる21年初戦に新たな気持ちで挑むため、生んでくれた母への感謝も込めて、リングネームを母方の姓である「南雲」に変更。「母への恩返しになるように一生懸命戦いたい」と意気込む。

今月1日の記者会見では「命を懸けて戦う」と話していた南雲。必死に生きている仲間たちに向け、日本のリングから元気と勇気を届ける。

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MOMOTAROがK1と契約「モチベも上がる」

会見するMOMOTARO(撮影・鈴木みどり)

元ムエタイ日本フェザー級王者のMOMOTARO(30=OGUNI-GYM)が27日、「K-1 JAPAN GROUP」との契約を結んだことを発表した。

10年に20歳でデビューしたMOMOTAROは14年にNJKFフェザー級王者に輝くと、その後ムエタイでさまざまなのタイトルを獲得。19年にはONE Championshipにも参戦した。都内で会見に臨んだMOMOTAROは「コロナの影響で試合をやるのが難しくなってきた。現役もあと数年だと思っている。最後の頑張りを日本のファンや家族に見てもらいたい」と明かした。

K-1を選んだ理由については「60 キロ 前後で強い選手がそろっているのがK-1。その方がモチベーションも上がる」と明かした。幼少期に空手を学び、学生時代は野球や陸上に打ち込んだが、魔裟斗にあこがれ格闘技界の道に進んだ。世界の強豪と拳を交えてきたフェザー級屈指の実力者が、K-1のリングに乗り込んでくる。

K-1に参戦するMOMOTARO(左)は中村プロデューサーとポーズを決める(撮影・鈴木みどり)

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ムエタイ王者の国本真義はドロー「ふがいない試合」

国本真義(上)と佐藤執斗は引き分けに終わる(撮影・柴田隆二)

<RIZIN27>◇21日◇愛知・日本ガイシホール

ムエタイのWMCインターコンチネンタルバンタム級王者の国本真義(29)が佐藤執斗(23)と引き分けた。

初回、佐藤のパンチを主体とした攻撃に苦しみ、ロープを背負った。だが、2回から右ローを的確に当て、空いた顔面に前蹴りをヒットさせた。3回、ローで踏ん張りが効かない相手を仕留めに掛かるも決めきれず、ドローとなった。

国本は「ふがいない試合をしてしまった。特に1ラウンド目は硬くなってしまった。自分が思うように動けなかったのが大きいです。会場も大きいですし、楽しい舞台でしたが、またがんばって(RIZINに)呼んでもらえるようにしたい」と語った。

2回、国本真義(右)は佐藤執斗にキックを放つ(撮影・柴田隆二)
1回、佐藤執斗(右)は国本真義にキックを放つ(撮影・柴田隆二)

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K1ウィラサクレック「若い選手に」ベルト返上

ムエタイVSミャンマーラウェイの対戦となるゴンナパー・ウィラサクレック(左)と南雲大輝(撮影・吉池彰)

K-1ライト級王者のゴンナパー・ウィラサクレック(28=タイ)が、ミャンマーラウェイ67キロ王者の金子改め南雲大輝(26)と28日、日本武道館で拳を合わせる。

日刊スポーツ新聞社後援「ケイズフェスタ4」Day2の同級スーパーファイトで対戦するもので、主催のK-1実行委員会が1日、都内で発表した。

昨年末のK-1両国大会で、林健太が保持していた同級王座を奪取し、Krushとともに2冠に輝いたムエタイの強豪ゴンナパー。「もっと若い選手にチャンスを与えたい」と、この日の会見に先立ち、Krushのベルトを返上した。今回、隣国で1000年の歴史を誇る伝統の格闘技の王者を相手に迎え、「どんな相手でもムエタイがナンバーワンの気持ちに代わりはない。2021年を占う1戦になると思うので、チャンスがあればKOで勝ちたい」と気を引き締めた。

対する南雲は、試合が27歳の誕生日にあたるところから、「生まれ変わった気になり、母への恩返しの気持ちで母の名(=姓)で戦う」。現在は、コロナ禍で密にならないよう「ミャンマーでの生活を思い出すような楽しい練習」をこなしている。そして「僕が不利と見られて当然」と自らも認めるK-1王者との1戦に向け、「リングでは1対1だが、ミャンマーの今の状況もあるので、ミャンマーの皆さんと共に戦いたい」と宣言。ムエタイ撃破を狙う。

中村K-1プロデューサーにKrushのベルトを返上するゴンナパー・ウィラサクレック(左)(撮影・吉池彰)

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那須川天心デビュー44連勝「キック無敗でいたい」

試合後、ポーズを決める那須川(撮影•滝沢徹郎)

<RISE横浜大会>◇28日◇横浜アリーナ

キックボクシング界の「神童」那須川天心(22)がデビューから44連勝を飾った。

昨年のRISE DEAD OR ALIVE2020 55キロ以下~那須川天心挑戦者決定トーナメントを制した志朗(27)とのバンタム級(55キロ級)3分3回に臨んだ。19年9月のRISEワールドシリーズ58キロ級トーナメント決勝以来、約1年半ぶりの再戦でも、3-0(30-28×3)の判定勝利。21年初戦を制した那須川は「久々にかけ引きで試合して勝てたのがうれしい。成長させてくれた志朗君、ありがとうございました」と感謝した。

キックボクシングからの卒業間近であることを明かしている那須川は「これからいろいろな試合があると言われているんですけど、キックでいる時間は少ないんですよね。しっかり最後までRISEに恩返ししてキックボクシングを去るまで無敗でいたい」と力強く宣言した。

K-1の3階級制覇王者で現スーパーフェザー級王者の武尊(29)との頂上対決実現に大きな注目が集まっている。昨年大みそかのRIZIN26大会で臨んだムエタイの強豪クマンドーイ・ペットジャルーンウィット(26=タイ)戦には、会場のさいたまスーパーアリーナに武尊が姿を見せて試合視察。武尊も3月28日のケイズフェスタ4大会Day2(東京・日本武道館)でレオナ・ペタスとの防衛戦を控えており、これをクリアすることで、両者のスーパーファイトが実現に向けて進むのではないかとされている。

志朗(手前)の肘が右目付近に当たる那須川(撮影•滝沢徹郎)

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石月祐作RISE勝利 日本タイトル挑戦も視野

快勝し、リング上で喜びを表す石月(右)と伊達代表 提供=KAGAYAKI

<RISE 146>◇23日◇東京・後楽園ホール

スーパーフェザー級戦で同級4位石月祐作(30=KAGAYAKI)が同級3位竹内皇貴(26=チームドラゴン)に2回2分54秒KO勝ちした。

石月は2回、右ストレートでダウンを奪うと終盤に猛ラッシュ。コーナーに詰め連打を浴びせ、竹内をマットに沈めた。これで4連勝。昨年、DBSムエタイ、KROSS×OVERの日本スーパーフェザー級王座の2冠を獲得した実力を1年4カ月ぶりになるRISEのリングでも存分に見せつけた。

上位ランカーに勝ったことでランキング上昇は確実で、RISEの日本タイトル挑戦も視野に入ってきた。KAGAYAKIの伊達皇輝代表(45)は「そういうことを言葉にしてもいいレベルになってきた」と話す。石月は「これからもスーパーフェザー級を盛りあげたい」とアピールした。

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キック2冠石月がRISE参戦、日本タイトル目指す

シャドーに取り組む石月

新潟県在住のプロキックボクサーでDBS日本ムエタイスーパーフェザー級、KROSS×OVER同級の2冠王者の石月祐作(30=KAGAYAKI)が「RISE 146」(23日、東京・後楽園ホール)のスーパーフェザー級戦に出場する。RISE参戦は19年11月以来、約1年3カ月ぶりで、同級3位竹内皇貴(26=チームドラゴン)と対戦。RISEのランキングは4位で上位の竹内に勝てば日本タイトル挑戦の可能性が見えてくる。

   ◇   ◇   ◇

感じているのは落ち着きと、いい緊張。「コンディションは今までになくいい」。石月は自信を潜ませる。2つ目のタイトルKROSS×OVERスーパーフェザー級王者に就いた昨年10月以来の試合。「あの後、もっとパンチの切れを出そうと思って練習してきた」。対戦相手の竹内の戦績は18戦10勝8敗で上位ランカーとの戦いも多い。「負けるかもしれない、と思うくらいの相手に勝っていかないと強くなれない」。難敵は望むところだ。

伊達皇輝代表(45)は「倒して勝たなければ。上を狙うための大切な試合」とあえてプレッシャーをかけた。昨年2冠を獲得した勢いがある。フェザー級世界王者の那須川天心(22)を抱えるRISEは人気が高く、ネットの生中継もある。上位の竹内に勝ってアピールできれば現在、チャンヒョン・リー(28=韓国)が持つ日本タイトル挑戦の道が見えてくる。

前回のRISE出場時は野辺広大(25)に判定負け。その後は他団体の試合で3連勝し2つのタイトルを手にした。移動などでマッチメークにハンディがある地方ジムでの複数タイトル獲得は関係者から高く評価されている。「田舎から出て行って都会を荒らす。そういうのもいいでしょう」とにやり。その実力を証明する。【斎藤慎一郎】

◆石月祐作(いしづき・ゆうさく)1990年(平2)10月9日生まれ、三条市出身。三条第一中から加茂農林へ。高校中退後、15年スポーツ道場「KAGAYAKI」に入門。16年アマチュアの全日本トーナメント優勝。17年8月に「RISE」でプロデビューし、18年スーパーフェザー級新人王を獲得。戦績12戦10勝(6KO)2敗。170センチ。血液型B。

王者木村”フィリップ”ミノルが年間最優秀選手賞

K-1AWARDS2020で、最優秀選手賞を受賞した木村“フィリップ”ミノル(右)はプレゼンターの魔裟斗と笑顔で記念撮影(撮影・浅見桂子)

今回で4回目となる「K-1 AWARDS 2020」が10日、都内のホテルで開かれ、スーパー・ウエルター級現王者の木村”フィリップ”ミノル(27)が年間最優秀選手賞を初受賞した。

木村は一昨年3月10日の「ケイズフェスタ2」の68キロ契約戦で和島大海(25)にKO勝ちすると、昨年12月まで10試合KO勝利を継続中。とくに昨年は、3月22日の「ケイズフェスタ3」(さいたまスーパーアリーナ)で、同級王座決定トーナメントを制し、悲願のK-1ベルトを巻いた。しかも、1日3試合でいずれも1回KO勝ち。圧倒的な力を見せつけた。

来月28日には、日本武道館で開催の日刊スポーツ新聞社後援「ケイズフェスタ4」Day2で、長身184センチのムエタイ系ファイター、MIKE・JOE(33=フィリピン)と対戦する。狙いは、もちろん11連続KO勝ち。MVPに気を良くした木村は「この競技を追求して、格闘技のおもしろさを広めていきたい」と舌も滑らかだった。

K-1AWARDS2020で、最優秀選手賞を受賞した木村“フィリップ”ミノル(右)。左はプレゼンターの魔裟斗(撮影・浅見桂子)
K-1AWARDS2020で、最優秀選手賞を受賞した木村“フィリップ”ミノル(右)はプレゼンターの魔裟斗から笑顔でトロフィーを受け取る(撮影・浅見桂子)

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小沢海斗が篠塚辰樹を迎撃「逆においしい」舌戦展開

3月21日のケイズフェスタ4大会Day1で対戦する小沢海斗(左)と篠塚辰樹

3月21日に東京ガーデンシアターで開催されるK-1年間最大の祭典ケイズフェスタ4大会Day1(日刊スポーツ新聞社後援)の追加カードが9日、発表された。

20年3月のケイズフェスタ3大会以来1年ぶりのリングとなる小沢海斗(27=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が、RISEで活躍してきたK-1初参戦の篠塚辰樹(22=MASTER BRIDGE SOUND)とのフェザー級3分3回で対戦することが決定した。

同日、都内のホテルで両者はそろって会見に出席。先に篠塚から「デカイ大会で元王者との対戦はおいしい。K-1を荒らしにいこうと思っている」と宣言されると、「ダイナマイトキッド」小沢は余裕の表情で反撃。「RISEの試合をみていた。逆に俺がおいしい」などと舌戦を展開したが、最後は篠塚のファンという自らの後輩のために、サインを頼むなど和やかなムードを“演出”した。

小沢は1年前、ムエタイの強豪ジャオスアヤイ(タイ)と対戦し、お互いのダウンを奪い合うファイトとなったが、最後は唇の裂傷でドクターストップでのTKO負け。篠塚との対決は再起戦でもある。「1年ぐらい試合間隔が空き、自分を見つめ直す良い期間になった。格闘技を通じ、人としてもデカくなる、成長する良い機会だった」とリニューアルした姿をみせる意気込みを示していた。

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玖村将史がムエタイ強豪と対戦「負けない」と自信

対戦相手のパネルを手に、気合を入れる玖村将史(撮影・吉池彰)

Krushスーパー・バンタム級王者の玖村将史(27)が3月28日、ムエタイの強豪ダウサコン・モータッサナイ(30=タイ)と対戦する。日本武道館で開催の日刊スポーツ新聞社後援「ケイズフェスタ4」Day2で56キロ契約のスーパー・ファイトを行う。主催のK-1実行委員会が9日、都内で発表した。

兄・修平(24)の背中を追って格闘技を始めた。次第に兄を超える力をつけ、王座トーナメントで大岩翔大、ビクトー・サラビア、軍司泰斗を下し、20歳になったばかりの2019年2月にベルトを巻いた。同年6月のK-1両国大会では、スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント決勝で武居由樹に敗れて、無念の準優勝。再起の11月Krush大阪大会で林勇汰を退けて初防衛に成功した。そして、昨年9月には軍司泰斗の挑戦を退け、2度目の防衛を果たしている。

今大会では、1年前の「ケイズフェスタ3」で、武居由樹を苦しめたデンサヤーム・アユタヤファイトジム(18=タイ)と、1月24日に対戦するはずだったが、コロナ禍で延期され、相手も代わった。それでも、武居の返上で空位となったK-1の同級ベルトに最も近いと見られる玖村将の自信に揺らぎはない。「この階級では1番強いと思っている。どういう状況になっても負けない」とKrush王者として胸を張った。

武居のボクシング転向・不在にも迷いはなく、「自分がK-1のベルトを取り、いつかはやってみたい」と将来の再戦を思い描いた。

対戦相手発表を前に拳に力を込める玖村将史(撮影・吉池彰)

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木村ミノル自信たっぷり「秘策用意した方がいい」

木村”フィリップ”ミノル(左)とMIKE・JOE(撮影・吉池彰)

K-1スーパー・ウエルター級王者の木村”フィリップ”ミノル(27)が、ムエタイ系ファイター、MIKE・JOE(33=フィリピン)と対戦する。3月28日、日本武道館で開催の日刊スポーツ新聞社後援「ケイズフェスタ4」Day2でノンタイトルのスーパー・ファイトを行う。主催のK-1実行委員会が5日、都内で発表した。

木村は一昨年3月10日の「ケイズフェスタ2」の68キロ契約戦で和島大海(25)にKO勝ちした。そこから昨年12月まで10試合KO勝利を継続中。今回はその記録を11に伸ばせるか、注目が集まる。

相手のJOEはBigbangの第4代同級王者。昨年8月、Krushに初参戦し、藤村大輔から勝利を収めている。身長は172センチの木村より12センチ高い184センチ。長身から打ち下ろすパンチには威力がある。

前回の相手、185センチのアビラル・ヒマラヤン・チーター(21=ネパール)から、最初にダウンを奪われるなど、長身選手に手を焼いた木村。その悪いイメージはすでになく、「普通にやったら相手にならない。何か秘策を用意しておいた方がいい」と自信たっぷりに笑ってみせた。

対するJOEは「中途半端にはぶつかれない。それなりに考えている」と大番狂わせに闘志を燃やした。

昨年の王座決定トーナメントで優勝し、雄叫びを上げる木村”フィリップ”ミノル(2020年3月撮影)

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原口VS白鳥RISE追加カード コロナ禍で実現

RISE ELDORADO2021で対戦する原口健飛(左)と白鳥大珠(撮影・松熊洋介)

今月28日に横浜アリーナで行われる立技格闘技「RISE ELDORADO2021」(横浜アリーナ)の追加カード発表会見が4日、都内で行われ、原口健飛(22=FASCINATEF FIGHT TEAM)が白鳥大珠(24=TEAM TEPPEN)と対戦することが決定した。両選手はそれぞれ外国人選手との対戦が決まっていたが、緊急事態宣言延長により、入国困難になったため、カード変更となった。

待ち望んでいた対決が思わぬ形で実現した。昨年10月のDEAD OR ALIVEトーナメントで両者の対戦が期待されていたが、白鳥が準決勝で敗退し、実現せず。同大会で優勝した原口は「ちょっと早すぎるかなと思ったけど、こんな状況の時に応えないチャンピオンはいない」と承諾した。もともと対戦の意志を示しており、実現しない状況にイライラが募っていた。それでも「実績作ってから挑戦してこいと言ったこともあったけど、ファイターとして強いし、立場は上でもずっと追い掛けていた人」と実力を認めた上で、受けて立つ。

挑戦する白鳥も「ここでやるタイミングではない」と迷ったが、コロナ禍の状況も考え、決断。「挑戦者なので相手を選んでいたら終わり。チャンスでしかないので全力で倒しにいく」と闘志を見せた。RISEの伊藤隆代表は「どうしようか迷ったが、お客さんを納得させるためにはこのカードしかない。大会を盛り上げようという2人の心意気に感謝している」と胸の内を明かした。

同大会では世界フェザー級王者の那須川天心とISKAムエタイ世界バンタム級王者の志朗との対戦カードも組まれている。原口対白鳥の対戦決定で、同大会の注目度がさらに増した。

この日発表されたその他のカードは以下の通り。後日残り数試合が追加で発表される予定。

寺山日葵(20=TEAM TEPPEN)-田淵涼香(20=拳聖塾)

梅野源治(32=PHONENIX)-ノラシン・スペチアーレジム(33=タイ)

平塚大土(27=チームドラゴン)-YA-MAN(24=TARGET SHIBUYA)

力哉(24=BK GYM)-大森隆之介(21=EX ARES)

岡部晃志(25=NEXT STEP GYM)-星憂雅(19=IDEAL GYM)

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白鳥大珠「かなり強豪、さすがRISE」再起戦決定

再起戦の相手ヌンラーンレックの写真を手にポーズをとる白鳥大珠

キックボクシングのRISEは27日、2月28日の横浜アリーナ大会の追加決定カードを発表した。19年RISEワールドシリーズ61キロ級トーナメント覇者白鳥大珠(24)は、20年ムエタイ年間表彰でMVPを獲得したヌンラーンレック・ジットムアンノン(25=タイ)と対戦することが決まった。昨年10月のDEAD OR ALIVEトーナメントで直樹に額をカットされてTKO(ドクターストップ)負けを喫し、まさかの1回戦敗退となって以来の再起戦。白鳥は「ボクは今回再起戦で、かなりの強豪を当てられ、さすがRISEと思いました。軽い相手とは思っていなくてやりがいある相手。ここを倒せば、ボクに期待感を持ってもらえるかな」と決意を口にした。

今月には、K-1の3階級制覇王者武尊(29)とスパーリングしたことを自らのユーチューブ公式チャンネルで報告。会見でも刺激を受けたことを明かし「プレッシャー、圧力がものすごかった。あとはK-1を背負うメンタルの部分。業界のトップに立つ人間とはこういう人だなとメンタルの話をして得たことはデカイです」と触発されたという。白鳥は「ここでしっかり勝って、またRISEで上にのぼりつめたいと思います」と21年初戦勝利で、新たなスタートを切る意気込みを示していた。

白鳥-ヌンラーンレック戦とともに、第2代ウエルター級王者“ブラックパンサー”ベイノア(25)-憂也(28)戦、小出龍哉(24)-奥平将太(18)戦、元西武投手でキックボクサーに転向した相内誠(26)-デリゲルムルン拳信王(31=モンゴル)戦も追加カードとして発表された。

2・28RISE横浜アリーナ大会の対戦相手が決まった3選手。左から相内、白鳥、ベイノア

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UFCマクレガー、パッキャオ保持の王座に強い興味

米総合格闘技UFCのスター選手で、元2階級同時制覇王者のコナー・マクレガー(32=アイルランド)がボクシング世界王座にも強い興味を示した。

3度目の現役復帰を果たすマクレガーは23日のUFC257大会(アラブ首長国連邦アブダビ)で、14年のUFC178大会以来となるダスティン・ポワリエ(31=米国)との再戦を控える。

自らの公式ユーチューブチャンネル「ザ・マックライフ」に登場したマクレガーは、昨年対戦が浮上したボクシングWBA世界ウエルター級スーパー王者マニー・パッキャオ(42=フィリピン)とのボクシングマッチ実現について言及。「パッキャオとの試合は今年やるようだ。今年のいつになるかは分からないが、興奮している。UFCのデイナ・ホワイト社長と良い話し合いをして、いつ試合するかを見極める必要がある」と強い意欲を示した。

またWBAではなく、他団体のWBCマウリシオ・スライマン会長が「私が言えることはマクレガーが世界ランカーのボクサーと対戦して勝利すれば、世界ランク入りし、タイトル戦を戦う資格を手にできる」と一般的な流れに照らし合わせて発言。また同会長からムエタイ選手がボクシングで世界王座を獲得した事例も挙げられたことを受け、マクレガーは「自分はすべてにオープンであり、すべての準備ができている。いつかではなく、確実にボクシングの世界王座を獲得するだろう。パッキャオに対し、それをすることになる」とWBA世界ウエルター級スーパー王座に挑むことを熱望した。

ボクシングのライセンスを取得しているマクレガーは17年8月、元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)とノンタイトル戦に臨み、10回TKO負けを喫している。

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