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井上尚弥にルイス・ネリら 那須川天心ボクシング転向で挑みそうな階級王者

「炎の体育会TV SP」に出演し、ボクシング転向を表明した那須川天心(TBSテレビ提供)

立ち技打撃格闘技RISEの世界フェザー級王者の那須川天心(22=TARGET/Cygames)が、来年中にボクシングデビューを目指す。

10日、TBS系列の「炎の体育会TV」に出演。番組内で来年3月のRISE大会を最後にキックボクシングを引退し、ボクシングに転向することを正式に発表した。

◆那須川が挑みそうな階級の世界王者 スーパーバンタム級(55・3キロ以下)ではWBAスーパー・IBF王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)が筆頭。今月3日にIBF暫定王者岩佐亮佑(セレス)を統一戦で下した。WBC王者にはバンタム級時代、山中慎介との世界戦で体重超過したルイス・ネリ(メキシコ)がいる。1階級上のフェザー級(57・1キロ以下)は世界4階級制覇王者でWBA世界フェザー級王者のレオ・サンタクルス(メキシコ)が人気選手。バンタム級(53・5キロ以下)にはWBAスーパー・IBF王者井上尚弥(大橋)がいる。

流血しながらノニト・ドネア(右)を攻める井上尚弥(2019年11月7日撮影)
ルイス・ネリ(18年3月撮影)

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大橋会長、岩佐の王座統一戦でTKO負け「再起を」

ムロジョン・アフマダエリエフと対戦する岩佐亮佑(AP)

<ボクシングIBF&WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦>◇3日(日本時間4日)◇ウズベキスタン・タシケント

IBF世界スーパーバンタム級暫定王者岩佐亮佑(31=セレス)の2冠奪取はならなかった。

IBF&WBAスーパー世界同級王者ムロジョン・アフマダリエフ(26=ウズベキスタン)との王座統一戦に臨み、レフェリーストップによる5回1分30秒、TKO負けを喫した。19年12月の暫定王座奪取以来の試合となったが、アマ経験豊富な同国の英雄にアウェーで敗れた。本紙評論家で元WBA、WBC世界ミニマム級王者の大橋秀行氏(56=大橋ボクシングジム会長)が勝負の分かれ目を解説した。

  ◇  ◇  ◇

個人的には、ちょっとレフェリーストップが早かったかなと感じた。岩佐選手が相手ラッシュに合わせ、カウンターのタイミングを見計らっている時に止められた印象だった。しかし今は選手の安全面を考慮し、試合ストップが早い傾向にあるのも事実。レフェリー判断を尊重するしかない。

5回、最初に連打を浴びた岩佐選手だが、まだまだスタミナも残り、ダメージもなかったと思う。相打ち覚悟で勝負するシーンが来るのだろうと楽しみにしていたが、唐突に終わってしまった印象だ。何より岩佐選手本人が消化不良だっただろう。

開始1回の岩佐選手は非常に落ち着いていた。右ジャブが良く、ホームのアフマダリエフ選手の方が力んでいた。今まで海外試合を何度も経験している良い入りだったが、2回に入ると右ジャブの打ち合いで、打ち負けていた。あの打ち負ける姿は過去の世界戦でも、あまり見たことがない。勢いづいたアフマダリエフ選手の右ジャブ、ジャブと同じタイミングで右ボディーストレートを打ち込まれ、テクニックと引き出しの多さで押されていたところもある。5回には相手に狙われていたであろう左アッパーを被弾していた。あれは少し効いていたと思う。あの左アッパーの後ぐらいからレフェリーの頭に試合ストップが浮かんできたのだろう。

負けはしたものの、スーパーバンタム級で世界最高峰とされるアフマダリエフ選手とアウェーで互角に渡り合い、十分に実力は証明できたと思う。コンディションも仕上げ、試合の入り方も良かったが、それ以上にアフマダリエフ選手がホームアドバンテージを生かしたという内容だった。これが岩佐選手のラストというのは非常にもったいない。再起してほしいと願う。

ムロジョン・アフマダエリエフと対戦する岩佐亮佑(AP)
ムロジョン・アフマダエリエフに5回TKOで敗れた岩佐亮佑(AP)

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岩佐亮佑「侍の姿見て」ウズベキスタンで計量クリア

計量をクリアして右腕を突き上げる岩佐亮佑(セレスジム提供)

ボクシングIBF世界スーパーバンタム級暫定王者岩佐亮佑(31=セレス)が2日、ウズベキスタン・タシケント市内で前日計量をクリアした。

岩佐はリミット55・3キロより100グラム少ない55・2キロ、IBF&WBAスーパー世界同級2冠王者ムロジョン・アフマダリエフ(26=ウズベキスタン)は55・3キロでパスした。岩佐は「まず計量をクリアできほっとしてます。あすは僕のすべてをかけて戦ってきます!侍の姿を見てほしい」と決意のコメント。試合は日本時間の3日深夜に行われる。

フェイスオフする2冠正規王者ムロジョン・アフマダリエフ(左)と暫定王者岩佐亮佑(セレスジム提供)
計量をクリアした2冠正規王者ムロジョン・アフマダリエフ(左)と暫定王者岩佐亮佑(セレスジム提供)

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岩佐亮佑 統一2冠戦へ小林会長「減量も順調です」

岩佐亮佑(左)はホテルの自室で同行したパートナー南出とマスボクシングで調整(セレスジム提供)

ボクシングIBF世界スーパーバンタム級暫定王者岩佐亮佑(31=セレス)が1日、ウズベキスタン・タシケント市内で統一2冠戦への記者会見に出席した。

3日にIBF&WBAスーパー世界同級王者ムロジョン・アフマダリエフ(26=ウズベキスタン)と対戦する。岩佐は「コロナでこのような状況の中で試合を開催してくれ、みんなに感謝している。必ずいい試合にする」とスピーチした。

岩佐はホテル内のジムは使わずに自室で調整している。小林会長を相手にミット打ち、パートナー南出とマスボクシングなどで汗を流している。体をケアするトレーナーも同行して調整に余念がない。

米在住の岡部トレーナーも合流してセコンドに入る。伊藤雅雪、中谷潤人らを指導し、世界王者に育てた。岩佐のセコンドに入ってからは4連勝中と勝利の女神でもある。小林会長は「減量も順調」とコメントを寄せた。

現地にはトルコ・イスタンブール経由で3月27日に到着した。入国審査もなく、飛行機に横付けされた車でホテル入りと「国賓級の扱い」という。抑留された日本人墓地も訪問した。「日本人は真面目に働いて、今も尊敬されている。先人に感謝」とSNSを通じてコメント。王座統一へ決意を新たにしたようだ。

アフマダリエフはプロ入り後米国を拠点としてきた。9戦目で初のホームと凱旋(がいせん)試合。国を挙げてのイベントとあって「ウズベキスタンでできてうれしい。頑張ります」と初防衛を目指す。

岩佐亮佑(左)はホテルの自室で小林昭司会長とミット打ちで調整(セレスジム提供)

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岩佐亮佑タシケント入り、対戦相手は「VIP待遇」

岩佐亮佑

ボクシングIBF世界スーパーバンタム級暫定王者岩佐亮佑(31=セレス)が27日、統一戦に臨むウズベキスタン・タシケントに到着した。4月3日にIBF&WBAスーパー世界同級2冠王者ムロジョン・アフマダリエフ(26=ウズベキスタン)と対戦する。トルコ・イスタンブールを経由しての長旅で、決戦の地に入った。

アフマダリエフは16年リオデジャネイロ五輪銅メダルで、プロ入り後は米国を拠点に経験を積んできた。今回がプロ初の凱旋(がいせん)試合で、国を挙げての興行となるという。小林会長によると「VIP待遇」で、空港にも宣伝する特大ポスターがあり、岩佐は早速現地マスコミからインタビューを受けた。厳しいアウェーでの試合ながらも、2度目の王座を獲得した対戦相手としてリスペクトされているようだ。

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岩佐亮佑が統一戦へ出発「必ずベルト2本持ち帰る」

ウズベキスタンへ出発した岩佐亮佑(セレスジム提供)

ボクシングIBF世界スーパーバンタム級暫定王者岩佐亮佑(31=セレス)が26日、統一戦に向けてウズベキスタンへ出発した。

4月3日にタシケントで、IBF&WBAスーパー世界同級2冠王者ムロジョン・アフマダリエフ(26=ウズベキスタン)と対戦する。トルコ・イスタンブール経由の長旅だが、一気に2冠戦に「必ず勝ってベルトを2本持ち帰ります」と宣言した。

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岩佐亮佑1年4カ月ぶり統一2冠戦 敵地ウズベクで

岩佐亮佑(2019年11月27日撮影)

ボクシングIBF世界スーパーバンタム級暫定王者岩佐亮佑(31=セレス)が、アウェーでの統一2冠戦に挑む。4月3日にウズベキスタン・タシケントで、IBF&WBAスーパー世界同級2冠王者ムロジョン・アフマダリエフ(26=ウズベキスタン)と対戦する。16日に千葉・柏市内のジムでのオンライン会見で発表した。

岩佐は19年に米ニューヨークで王座奪回以来、1年4カ月ぶりの試合となる。二転三転しての決定も、統一だけでなく一気に2本のベルトが掛かる。「よく耐えた。人生で一番大きな試合。このフラストレーションを爆発させたい」と力を込めた。

アフマダエリエフは16年リオ五輪銅メダルで、300勝15敗という元アマエリート。米国でプロ経験を積み、今回がプロ初の凱旋(がいせん)試合。国を挙げてのプロモートで、同地で日本人初の世界戦は完全アウェーとなる。

岩佐は海外で過去3戦し、15年には英国でも世界挑戦した。「1回経験して不安はない」と言い切る。左を苦手にしていたが、暫定王座決定戦で11回TKO勝ち。「前回結果を出した。鬼門は突破した」と自信をみせた。

昨年1月にアフマダリエフがプロ8戦目で王座奪取した試合は現地観戦した。「アマ出身で技術があり、自由奔放で勢いがある」と分析。史上初めて4団体を統一したバーナード・ホプキンスから、会場で「おまえなら勝てる」と声をかけられ、自信は深まった。

2冠獲得後の標的もぶち上げた。WBC王者ルイス・ネリ(26=メキシコ)。唯一黒星を喫した日本人の山中慎介に連勝も、薬物疑惑に体重超過の問題児。「いけ好かない。山中さんの意思を引き継いでのあだ討ち。ぶっ飛ばしたい」と息巻いた。

それにはアウェーで2冠奪取が絶対となる。昨年の自粛期間中には約10万円でバーベルなどの器具を購入し、ファンダメンタルの強化を図ってきた。2月からアマ上がりの左相手に、スパーリングは60回こなしてきた。小林会長は「相手に勢いをつけさず、前半は腹に打ち込みたい。5回まで五分ならいける」と読んでいる。

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