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リナレス「問題ない」ヘイニー戦セコンドは現地調達

元3階級制覇王者ホルヘ・リナレス(2019年9月7日撮影)

5月29日に米ラスベガスでWBC世界ライト級王座に挑戦する元世界3階級制覇王者で同級3位のリナレス(帝拳)が日本でギリギリまで調整し、米国入りする。

22歳の同王者ヘイニー(米国)挑戦が村田のV2戦予定と日程が近いため、日本からの帯同セコンドが少ない見通し。15日まで所属ジムで仕上げ、渡米する意向のリナレスは「セコンドは米国で探せばいい。どうしてもヘイニーと対戦したいから。自分にとって15度目の世界戦だし、問題ないね」と口にした。

ボクシングWBA世界ミドル級選手権 村田諒太対スティーブン・バトラー 5回TKO勝ちし、ホルヘ・リナレス(中央左)、田中繊大(右)と記念撮影する村田諒太(2019年12月23日撮影)

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リナレス、5・29ラスベガスで王者ヘイニーに挑戦

ホルヘ・リナレス(19年9月撮影)

ボクシング元3階級制覇王者のWBC世界ライト級3位ホルヘ・リナレス(35=帝拳)が、王座返り咲きを狙う。

5月29日に米ラスベガスで、同級王者デビン・ヘイニー(22=米国)に挑戦する。帝拳ジムが1日発表した。リナレスは16年にWBA世界同級王座を獲得し、18年のV4戦でワシル・ロマチェンコ(32=ウクライナ)に敗れて以来の世界戦となる。

53戦目で世界戦は15戦目となる今回は、アマ経験豊富で25戦全勝(15KO)の強敵相手となる。「若いがパンチ力はそれほどでもない。スピードには注意しないといけない。同じきれいなボクシングで、プレッシャーは嫌だろう」とコメントした。

3月26日からは村田諒太、尾川堅一と3人で、千葉・成田でキャンプイン。この朝で1週間の走り込みを終えた。「暖かくなり、たくさん走れ、調子もいいし、モチベーションもバッチリ。今回大事なのはコンディションを作ること。年だから、しっかりスタミナを作る」と王座奪回への意欲をコメントした。

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豊嶋亮太「ベルト格好いい」タイトル初挑戦で王者に

東洋太平洋ウエルター級王座を獲得した豊嶋亮太

<プロボクシング:東洋太平洋ウエルター級タイトルマッチ12回戦>◇16日◇東京・後楽園ホール

挑戦者で同級12位の豊嶋亮太(25=帝拳)が新王者となった。

王者長濱陸(29=角海老宝石)に挑戦。3-0の判定勝ちを収め、タイトル初挑戦で王座を獲得した。1回からプレッシャーをかけ、右ボディーや連打で攻め込み、7回には右ストレートでダウンも奪取。19年9月以来、約1年4カ月ぶりのリングというブランクも感じさせないファイトをみせ、6連勝で東洋太平洋の頂点に立った。豊嶋は「やっぱりベルトは格好いいですね」と笑顔をみせた。

ダウンを奪った右ストレートはカルロス・リナレストレーナーとの練習で続けてきたパンチでもあり「会心の右でした」と納得顔。前試合で右拳の骨を脱臼していたこともあり「この期間は、ボクシングに対して真摯(しんし)に向き合う1年になった。正直言うとパンチを打たれすぎた。改善点は多いですが、今戦うことのできる並みいる強豪を倒し、世界に羽ばたくためにまい進したい」と決意を新たにしていた。

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豊嶋亮太ピンク髪で初王座挑戦「食らい付いていく」

東洋太平洋ウエルター級タイトルマッチの前日計量をパスした王者長浜(左)と挑戦者の豊嶋(角海老宝石ジム提供)

ボクシング東洋太平洋ウエルター級タイトルマッチ12回戦は16日、東京・後楽園ホールで開催される。

15日には都内で前日計量が開かれ、王者長濱陸(29=角海老宝石)は500グラム少ない66・1キロ、挑戦者で同級12位の豊嶋亮太(25=帝拳)は300グラム少ない66・3キロでそれぞれクリアした。

タイトル初挑戦の豊嶋は日本ランキングで1位の実力者で現在5連勝中。強烈なボディーが武器で勝負強さもある。19年9月以来、約1年4カ月ぶりのリングとなる豊嶋はピンク色にヘアを染め「今回は(王座)挑戦ということで、少し食ってかかるじゃないですけど、王座をとることを意識しました」と勝負ヘアにしたことを明かした。

長濱戦に向けたスパーリングは同門で元世界3階級王者ホルヘ・リナレスと拳を交えて調整。リナレスの弟カルロス・トレーナーの指導を受けて初王座挑戦に備えてきた。「先手必勝で。自分から挑戦者なので、食らい付いていくボクシングがみせられれば。チーム帝拳として身近の方々の支えでここまでたどり着けた。ベルトを持って帰ることで感謝に代えたい」と決意を新たにしていた。

東洋太平洋ウエルター級王座挑戦を控え、前日計量をパスした豊嶋(写真提供:角海老宝石ジム)

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元3階級王者リナレスが始動、コロナ感染から復帰

ホルヘ・リナレス(2019年9月6日撮影)

ボクシング元3階級制覇王者ホルヘ・リナレス(34=帝拳)が31日、都内でのジムで練習を再開した。6日に新型コロナウイルスに感染が判明して入院したが、16日に退院して自宅療養していた。

HPを通じて再始動を報告し「久しぶりのジムで、動けてよかった。もう全然大丈夫。また練習して頑張るしかない」とコメント。28日に米国カリフォルニア州で、元世界2階級制覇王者ハビエル・フォルトゥナ(31=ドミニカ共和国)と対戦予定だったが、11月をメドに延期となっている。

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リナレスの試合11月メドに、コロナ感染で興行延期

ホルヘ・リナレス(2019年9月7日撮影)

ボクシング元3階級制覇王者ホルヘ・リナレス(34=帝拳)の試合が、11月をメドに延期となった。米メディアが20日に報じた。

28日に米国カリフォルニア州インディオで、元世界2階級制覇王者ハビエル・フォルトナ(31=ドミニカ共和国)と対戦予定も、6日に新型コロナウイルスに感染が判明していた。フォルトナは代役の対戦相手を探していたが交渉がまとまらず、興行自体が延期となった。11月に開催を目指すIBF世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(38=カザフスタン)の試合とセットで、仕切り直しでの開催を予定しているという。リナレスはすでに退院して自宅療養中で、一時休館していた帝拳ジムも17日からプロ選手の練習を再開している。

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村田諒太ら帝拳全員陰性 リナレス陽性でPCR検査

村田諒太(2019年12月22日撮影)

ボクシングの帝拳ジムは11日、WBA世界ミドル級王者村田諒太(34)らの所属選手とトレーナー全員が、新型コロナウイルスのPCR検査で陰性だったと発表した。

6日に元世界3階級制覇王者ホルヘ・リナレス(34)が陽性と診断され、この日までに検査を受けていた。

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元3階級制覇王者リナレスが感染、無症状で元気

ホルヘ・リナレス(2019年9月7日撮影)

ボクシング元3階級制覇王者ホルヘ・リナレス(34=帝拳)が新型コロナウイルスに感染した。帝拳ジムが7日に発表した。リナレスは28日に米国カリフォルニア州インディオで、元世界2階級制覇王者ハビエル・フォルトナ(31=ドミニカ共和国)とのライト級12回戦を予定していた。

試合に備えて4日にPCR検査を受け、6日に陽性と判明した。無症状で元気ながらも、医師から10日間静養を指示され、その後再検査を予定している。濃厚接触者については保健所の指示を待っている状況という。保健所の指示があるまでジムは休館とした。国内ボクシング界では都内で2人目、全国で24人目の感染者となった。

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リナレス、プロ初ダウン奪った一撃/木村悠氏の一撃

ホルヘ・リナレス

<ボクシング、忘れられない一撃~15>

<ボクシング、忘れられない一撃~15>

一発のパンチですべてが変わるボクシング。選手、関係者が「あの選手の、あの試合の、あの一撃」をセレクトし、語ります。元WBC世界ライトフライ級王者木村悠氏(37)の一撃は、3階級制覇したホルヘ・リナレスの「ロマチェンコ戦の右ストレート」です。現役最強と言われる相手に敗れはしたが、プロ初ダウンを奪った一撃。生で見た感動を話してくれました。(取材・構成=河合香)

▼試合VTR リナレスはWBA世界ライト級王者として、18年5月にWBO世界スーパーフェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)を迎え撃った。会場は聖地と言われる米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン。ロマチェンコのスピードあるパンチにリナレスは徐々に押され気味になったが、6回残り30秒で放った右カウンターをアゴに命中させる。プロ12戦目で初めてとなるダウンを奪った。ほぼ互角の展開となり、9回までの採点は三者三様のドロー。10回に回復したロマチェンコの細かいパンチを浴び、最後は左ボディーでついにダウン。10回2分8秒TKO負けで4度目の防衛に失敗したが、本田会長は「商品価値は高めた」と評した。ロマチェンコは世界最速での3階級制覇となった。

    ◇    ◇    ◇

あの試合は現地へ見に行った。米国での試合を見るのは初めて。一緒にずっと練習してきた仲間が、世界最強とも言われる相手に、どこまで通じるか、楽しみだった。

ともにスピードがあり、手数も多く、ロマチェンコが攻めてきても、リナレスも劣っていなかった。互角に近い劣勢ぐらいの感じ。そんな中で6回に、リナレスが右ストレートでダウンを奪った。彼らしい、すばらしいパンチだった。

その瞬間、会場が静まり返った。完全にアウェーだったのに、あの一発で雰囲気が一変した。完全に流れが変わり、9回で採点もドローとなって、ここから逆転できると思った。あの大きな舞台であと一歩、寸前まで追い込んだ。最後は負けたが、しびれた。

10回にダウンを喫したパンチは、ボクが座った席からは見えなかった。あとで見たら、左ボディーがいい角度で入っていた。リナレスは前の試合で脇腹を折っていた。治っていたが、ロマチェンコは試合後に「狙っていた」と言っていたそう。リナレスはまた折ったようで、ロマチェンコもすごかった。

リナレスの応援も兼ねての観戦だったが、行ったかいは十二分にあった。あらためてボクシングの面白さや深さを知ることができた。すでに会社を辞めて、新たな道に進み始めていた。あの試合を見たことで、ボクシングをもっともっと広めていきたいと思うようになった。

◆木村悠(きむら・ゆう)1983年(昭58)11月23日、千葉市生まれ。中2でボクシングを始め、習志野高をへて法大に進み、1年で全日本優勝。卒業後は帝拳ジムに入門し、06年10月にプロデビュー。6戦目で初黒星を機に、専門商社に入社してサラリーマンボクサーとなる。14年に日本ライトフライ級王座決定戦に判定勝ちで王座を獲得。3度防衛。15年11月に仙台市でWBC世界同級王者ペドロ・ゲバラ(メキシコ)に挑戦し、判定勝ちで王座獲得に成功した。翌年初防衛に失敗して引退。通算18勝(3KO)3敗1分。引退後は退職し、解説、執筆、講演やオンラインジム(オンラインサロン)を運営している。

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元3階級王者リナレス「きれいな試合を」モラレス戦

前日計量をクリアしたリナレス(左)とモラレス(c)TEIKEN

元世界3階級制覇王者ホルヘ・リナレス(34=帝拳)が14日(日本時間15日)、米アナハイムで、元NABA北米スーパーフェザー級王者カルロス・モラレス(30=メキシコ)とのノンタイトル12回戦に臨む。

13日の前日計量では、リナレスがリミットを100グラム下回る61・1キロ、モラレスは61・2キロでパス。リナレスは、昨年1月にWBC世界スーパーライト級挑戦者決定戦で敗れ、同9月に日本での再起戦で勝利。世界戦線への再浮上をかけた一戦に「相手は強いが、きれいな試合をすれば次の試合で大きなチャンスも来ると思う」と闘志を燃やした。

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リナレス再起戦で判定勝ち「また世界を取りたい」

4年9カ月ぶりの日本リングで判定勝利を収めた元3階級制覇王者ホルヘ・リナレス

「世界取る」4年9カ月ぶり日本リング

ボクシングの元3階級制覇王者ホルヘ・リナレス(34=帝拳)が再起戦を飾った。7日、東京・後楽園ホールでフィリピン・スーパーフェザー級5位アル・トヨゴン(21)との62・1キロ契約体重10回戦に臨み、3-0で判定勝利。頭から突進してくる相手に手を焼き、バッティングで両目上をカットしたがボディー連打で主導権を握った。5回には強烈な右拳を打ち下ろしてぐらつかせた。最大11点差の大差判定勝ち。「相手はタフで頭も危なかった。勝てて良かった」とほっとした表情を浮かべた。

14年12月以来4年9カ月ぶりの日本リング。07年2月以来、12年7カ月ぶりとなる後楽園登場に「久しぶりで良かった」と満足げな笑み。昨年5月、現3団体統一王者ロマチェンコ(ウクライナ)からダウンを奪いながらも10回KO負けしWBAライト級王座から陥落。今年1月の再起戦も敗れていたため「10回まで戦えて収穫。また世界を取りたい」と意欲を示した。

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リナレス12年ぶり「後楽園ホールだけは意味がある」

4年9カ月ぶりに日本での試合に臨む元3階級制覇王者リナレス。右は対戦相手のアル・トヨゴン

ボクシングの元3階級制覇王者ホルヘ・リナレス(33=帝拳)が4年9カ月ぶりの日本リングに臨む。7日、東京・後楽園ホールでフィリピン・スーパーフェザー級5位アル・トヨゴン(21)と62・1キロ契約体重10回戦を控え、6日には東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に臨み、リミットでクリア。トヨゴンも61・5キロでパスした。

14年12月30日のWBC世界ライト級王座決定戦(東京体育館)以来となる日本マッチ。07年2月以来、12年7カ月ぶりとなる後楽園ホールでの試合だ。リナレスは「いつも試合会場は関係ないけれど後楽園ホールだけは意味がある。12年ぶりなので。若返って17歳ぐらいの気持ち。昔からの試合を全部覚えている」と感慨深げに話した。

昨年5月に現3団体統一王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)からダウンを奪いながらも10回KO負けでWBA王座から陥落。今年1月、WBC世界スーパーライト級挑戦者決定戦でパブロ・セサール・カノ(メキシコ)に1回KO負けを喫して以来の再起戦となる。

「相手(トヨゴン)は打たれ強いみたいだけど、チャンスがあればKOを狙う」と自信をみなぎらせるリナレスは「ライト級でいけるのでチャンスは欲しいですね。ロマチェンコとの再戦が1つのゴールだから」と意気込んでいた。

4年9カ月ぶりに日本での試合に臨む元3階級制覇王者リナレス。右は対戦相手のアル・トヨゴン

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元旭道山のおい波田大和がKO勝利「焦らず」助言も

3回TKO勝ちを収め、決定トーナメント決勝進出を決めた波田

<ボクシング:日本ユース・スーパーフェザー級王座決定トーナメント準決勝6回戦>◇2日◇東京・後楽園ホール

大相撲の元小結旭道山のおい、波田大和(22=帝拳)が初メインを6連続KO勝ちで締めくくり、決勝進出を決めた。

大保龍球(23=神奈川渥美)と拳を交え、3回2分39秒、TKOで仕留めた。1回に右からの強烈な左ストレートで1度目のダウンを奪取。3回にも3連打でダウンを奪うと相手陣営からの棄権要望を受けてレフェリーストップ勝ちとなった。

初メインで鮮やかな勝利を飾った波田は「KOで勝てて気持ち良いです。メチャメチャ緊張しましたが、気持ち良かったです」と達成感いっぱいの笑み。スタンドで見守ったおじの元旭道山からは試合前に「焦らずにやれ」とのアドバイスをもらったことを実践し「1発をもらったら分からないので注意していきました」と明かした。

これで日本ユース王座に王手をかけた。9月16日、大阪・堺市で開催されるトーナメント反対ブロックの準決勝、脇田将士(ミツキ)VS石井龍誠(伴流)の勝者と決勝を争うことになる。波田は「どちらが勝ってもサウスポー。カルロス(・リナレス)トレーナーと一緒に練習していきたい」と意気込んでいた。

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元3階級王者リナレス、4年9カ月ぶりに日本で試合

ホルヘ・リナレス(2014年12月30日撮影)

ボクシングの元3階級制覇王者ホルヘ・リナレス(33=帝拳)が4年9カ月ぶりに国内リングで試合に臨む。

22日に帝拳ジムの公式サイトで発表されたもので、9月7日に東京・後楽園ホールでノンタイトル10回戦に出場する。対戦相手は後日発表される。

WBC世界ライト級王座決定戦を制した14年12月30日以来の日本での試合となる。なお同日のメインイベントには日本ウエルター級王者永野祐樹(帝拳)の同級9位川崎真琴(RK蒲田)との初防衛戦が組まれている。

昨年5月にワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)との4度目の防衛戦に敗れていたリナレスは今年1月、1階級上のスーパーライト級で臨んだ再起戦で1回KO負けを喫していた。

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村田諒太に強力な援軍!王者ドネア指導者が合流へ

ミット打ちでパンチを放つ村田(撮影・大野祥一)

ボクシング前WBA世界ミドル級王者村田諒太(33=帝拳)が6月10日から強力な「援軍」を迎える。

7月12日にエディオンアリーナ大阪で、昨年10月に判定負けを喫した現王者ロブ・ブラント(28=米国)との再戦を控え、6日には都内の所属ジムで練習を公開。84年ロサンゼルスオリンピック(五輪)の米国ボクシング代表監督などを務め、プロでも過去20人以上の世界王者を指導したケニー・アダムス・トレーナー(78)が9日から約1週間の日程で来日。ブラント攻略に向けた戦術面のアドバイスを受けるという。

村田は「ボクシングの指導ではなく、戦術の相談ということです。試合まであと1カ月で作戦の相談をするには良い時期だと思う」と名トレーナーの合流を歓迎した。アダムス氏は現在も、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ決勝でWBA・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(大橋)と対戦する5階級制覇王者で現WBA世界同級スーパー王者ノニト・ドネア(フィリピン)を指導するバリバリの現役トレーナー。旧知の関係にある帝拳ジムの本田明彦会長も「やっていることの確認と万全を期すため」と招く意図を明かした。

5日に8回のスパーリングを消化したという村田は「きつかったですけれど、ボクシングの調子はいいです」と順調な調整ぶりを強調。6日のジムワークではカルロス・リナレス・トレーナーとの入念なミット打ちなどで汗を流した。来週からは名伯楽の“頭脳”も入れ、ブラント撃破へのイメージを膨らませていく方針だ。

スパーリングパートナーのアリアス(左)とともに笑顔を見せる村田(撮影・大野祥一)
ロープが張られたリングでシャドーをする村田(撮影・大野祥一)

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岩田翔吉「真っ向勝負」KOで国内デビュー戦飾るぞ

国内デビュー戦に備え、計量パスした岩田翔吉

13年ボクシング高校総体ライトフライ級覇者の岩田翔吉(23=帝拳)が国内プロデビュー戦をKO勝利で飾る意気込みを示した。

4日に東京・後楽園ホールで昨年の全日本ライトフライ級新人王亀山大輝(22=ワタナベ)と同級6回戦を控える。3日には都内での前日計量に臨み、100グラムアンダーの48・8キロでパスした。

18年12月、米国で4回TKO勝ちのプロデビューを果たした岩田は、国内ライセンス取得のために今年1月31日、都内でプロテストを受験(B級)して合格。国内初陣を迎え「メチャメチャ楽しみでした。調整も順調だったので」と自信を示した。担当のカルロス・リナレス・トレーナーのもと、パンチ力の強度を上げるトレーニングを積んできた。調整期間ではトップアマチュアとのスパーリングでダウンも奪ったことが大きな自信になったという。

「計量が終わってほっとしています」とリラックスした表情の岩田は「(亀山とは)真っ向勝負をしたいですね。その準備をしてきたので。倒すことをテーマに掲げてやってきました」と派手な国内デビューを飾る意気込みを示していた。

岩田は日の出高時代、同学年で現3階級制覇王者のWBO世界フライ級王者田中恒成(畑中)、WBC世界バンタム級暫定王者井上拓真(大橋)から勝利を挙げ、アマチュアで実力者として注目されていた。

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総体V岩田翔吉が5・4国内初戦、リナレス弟が指導

カルロス・リナレストレーナー(右)からパンチ指導を受ける岩田

13年ボクシング高校総体ライトフライ級覇者の岩田翔吉(23=帝拳)が27日、5月4日に東京・後楽園ホールで国内デビュー戦に臨むことが決まった。18年全日本同級新人王の亀山大輝(22=ワタナベ)と6回戦で対戦する。

昨年12月に米国で4回TKO勝ちのプロデビューを果たした後、1月に国内ライセンス取得のために日本ボクシングコミッションのプロテスト(B級6回戦)を受けて合格。プロ2戦目は帝拳ジム所属としての初試合でもある。

東京・日出高時代に同学年のWBO世界フライ級王者田中恒成(畑中)、WBC世界バンタム級暫定王者井上拓真(大橋)から勝利を挙げた岩田が早くも好選手と拳を交える。

日本同級13位にもランクする亀山との国内プロ初試合に向け「ランカーとの対戦は光栄。勝てばランク入りするチャンスなのでありがたいです」と声をはずませた。

元3階級制覇王者ホルヘ・リナレス(帝拳)の実弟でトレーナーのカルロス氏から指導を受け、着実な成長を実感しており「KOで倒すような練習と助言を受けています。キャリアは相手が上でリスペクトしていますが、面白い試合がしたいです」と自信をのぞかせていた。【藤中栄二】

コンビを組むカルロス・リナレストレーナー(左)からグローブを装着してもらう岩田
5月4日に国内デビュー戦が決まった岩田

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リナレスがまさか初回TKO負け、3度ダウンで無念

ホルヘ・リナレス(14年12月撮影)

<ボクシング:WBC世界スーパーライト級次期挑戦者決定12回戦>◇18日◇米ニューヨーク

WBC世界スーパーライト級2位ホルヘ・リナレス(33=帝拳)が、まさかの初回TKO負けを喫した。同級14位で元WBA暫定王者パブロ・セサール・カノ(29=メキシコ)に、初回早々の右ストレートを皮切りに3度ダウン。3度立ち上がったもののワンツーに後退するとレフェリーストップ。1回2分48秒TKO負けした。

リナレスは通算50戦目で衝撃の黒星となった。開始からカノに攻め込まれて、14秒に右ストレートを首の左あたりに浴びてダウン。持ち直したかに見えたが、1分半を過ぎて右フックでまたダウン。ここも立ち上がったが、残り30秒で右ストレートに3度目のダウン。三たび立ち上がったが、ワンツーにフラフラとロープまで後退。レフェリーが割って入り、09年の初黒星以来の初回KO負けとなった。

カノの兄イバンとは15年のWBCライト級王者時代に対戦し、4回TKOでV2に成功していた。弟に敵を討たれた格好だが、リナレスは「右のパンチが強くて驚いた。負けたが次に向かって進みたい」とリング上でインタビューに答えた。カノは「偉大なファイターに勝ててうれしい。最高のファイトだった」と満面の笑みだった。

リナレスはこれまでフェザー級からライト級まで3階級を制覇した。昨年5月にはワシル・ロマチェンコ(30=ウクライナ)に敗れて王座陥落も、9月の再起戦では階級を上げてアブネル・コット(38=プエルトリコ)を3回TKO。WBC王者ホセ・ラミレス(26=米国)は2月10日に米国カリフォルニア州で、ホセ・セペダ(29=同)との防衛戦を予定。リナレスは勝者に挑戦して、4階級制覇を狙うはずだった。

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井上尚弥、拳四朗ら4人が最優秀選手候補 年間表彰

井上尚弥(2018年8月21日撮影)

日本ボクシングコミッションと東京運動記者クラブのボクシング分科会が、10日に都内で18年の年間表彰ノミネート選考会を開いた。

最優秀選手賞候補は3階級制覇を達成して連続初回KOの井上尚弥(大橋)、史上最速タイ12戦目で3階級制覇の田中恒成(畑中)、3度防衛した拳四朗(BMB)、海外奪取にKO防衛した伊藤雅雪(伴流)の4人。受賞者は2月8日に都内のホテルで発表、表彰される。

技能賞は井上、ホルヘ・リナレス(帝拳)、拳四朗、田中、亀田和毅(協栄)、殊勲賞は伊藤、田中、KO賞は井上、清水聡(大橋)、竹迫司登(ワールド)、新鋭賞は小浦翼(E&Jカシアス)、勅使河原弘晶(輪島功一)、竹迫、吉野修一郎(三迫)、矢田良太(グリーンツダ)、努力敢闘賞は中谷正義(井岡)、細川バレンタイン(角海老宝石)、黒田雅之(川崎新田)、久田哲也(ハラダ)が候補となった。

年間最高試合候補はWBAライト級ワシル・ロマチャンコ(ウクライナ)-リナレス、WBOフライ級田中-木村翔(青木)、WBAバンタム級井上-ファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)の3試合。世界戦以外の最高試合は日本スーパーバンタム級和気慎吾(FLARE山上)-久我勇作(ワタナベ)、日本スーパーライト級細川-デスティノ・ジャパン(ピューマ渡嘉敷)、日本&東洋太平洋スーパーフェザー級末吉大-三代大訓(ワタナベ)、日本ミドル級竹迫-西田光(川崎新田)の4試合。

女子最優秀選手賞候補は天海ツナミ(アルファ)、藤岡奈穂子(竹原畑山)、多田悦子(真正)の3人。最高試合はWBOライトフライ級天海-チャオス箕輪(ワタナベ)、WBOアトム級岩川美花(高砂)-池山直(フュチュール)、WBCフライ級藤岡-イルマ・サンチャス(メキシコ)、WBOミニマム級多田悦子(真正)-江畑佳代子(ワタナベ)が候補となった。

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井岡一翔、リナレス育てた名伯楽と緻密ニエテス対策

イスマエル・サラストレーナー相手にマスボクシングを行う井岡一翔(撮影・加藤裕一)

大みそかに中国マカオでのWBO世界スーパーフライ級王座決定戦で、日本選手初の世界4階級制覇に挑む同級3位井岡一翔(29)が27日、現地で練習を公開した。同級1位ドニー・ニエテス(36=フィリピン)との戦いに向け「大きな目標を達成して、新たな歴史を作りたい」と意欲を語った。

日本ボクシング界初の偉業を狙う意欲だけでなく、個人的にも大きなモチベーションがある。サッカー日本代表で浦和レッズDF槙野智章(31)が前日26日、都内で女優高梨臨(30)と挙式・披露宴を行った。「式に呼ばれたんです。でも、僕はマカオ入りした後になるんで…」。5年来の友人で、互いが会場まで応援に出向くほど親交が深い。トレーニング法を教え合ったりもする。「互いに刺激を与える関係」と言い、今回は式に出席できなかったが「大みそかに僕が勝つことで、お祝いにしたい」とメッセージを送った。

ニエテス戦は“結婚祝い”にふさわしいグレードがある。ミニマム、ライトフライ(いずれもWBO)フライ(IBF)と自分と同じ階級で世界をとった“世界3階級覇者対決”だ。「駆け引きが重要になる。ディフェンスがすごくいい選手。パンチを当てさせずに当てる、すごく難しい展開になると思うけど、頭を使ってやる」。世界3階級覇者ホルヘ・リナレスら20人近い世界王者を手がけた名伯楽イスマエル・サラストレーナー(61)と、9月の復帰戦前から7年ぶりにコンビを復活させ、緻密な対策を練ってきた。

大みそかのファイトは2年ぶり7度目。「4階級制覇は復帰した時の大きな目標。海外で挑戦するために復帰したので、今回はそれを達成して、来年につなげたい」。友への結婚祝いと同時に、新たなビクトリーロードの出発点にするつもりだ。

佐々木修平トレーナー(左)とイスマエル・サラストレーナー(右)とともに笑顔を見せる井岡一翔(撮影・加藤裕一)

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