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中野たむ組3度目の防衛 2冠王者でなつぽい戦へ

スターダム後楽園大会 アーティスト・オブ・スターダム選手権で3度目の防衛に成功した、左からウナギ・サヤカ、中野たむ、白川未奈(撮影・松熊洋介)

<スターダム後楽園大会>◇26日◇後楽園ホール

アーティスト・オブ・スターダム選手権は王者・中野たむ、白川未奈、ウナギ・サヤカ組が、上谷、渡辺、AZM組を破り、3度目の防衛に成功した。

中野は自分が立ち上げたユニット「COSMIC ANGELS」のリーダーとして、2人の前で3カウントを奪われるわけにはいかなかった。終盤、若い相手の速い連係技に苦しみ、集中攻撃を浴びた。それでも苦労してやっとつかんだ3人のベルトを簡単に渡すわけにはいかなかった。相手の攻撃をかわし、タイガー・スープレックス・ホールドを2度目で成功させ、渡辺をリングに沈めた。中野は「ギリギリのところで防衛できた」と胸をなで下ろした。

4月4日の横浜武道館大会では、なつぽいとワンダー・オブ・スターダム(WOS)の初防衛戦を行う。試合後、リング上に呼び出し「死に物狂いで地獄の底を、はいつくばってやっとやっとつかんだベルト。まだ渡すわけにはいかない」とにらみ付けた。以前は仲の良かった2人。24日の調印式では、なつぽい自ら2人の笑顔の写真を持ち込み、ビリビリに破くなど一触即発。さらに「いつも自己中心的で欲しいものを無理やり手に入れてきた」と挑発された。中野も、かわいさで売っている、なつぽいの振る舞いがずっと気にくわなかった。「いつもいい子ぶっている。どろどろに汚い精神を隠してる」と応戦。対戦が決まってから、両者の激しい口論が続いてきたが、あとはリングの上でぶつかり合い、決着をつけるだけだ。

昨年ユニットを結成し、同12月に岩谷らのSTARSから独立。今年3月3日の日本武道館大会では、メインでジュリアと髪切りマッチに挑み、WOSのベルトを獲得した。ウナギは22選手によるオールスターランブルを制し、白川も同試合で最後まで優勝争いに絡むなど、2人の活躍も目立った。

次の対戦について聞かれた中野は「全ユニットから防衛してみんなが欲しくなるベルトにしたい」と防衛回数を増やし、価値を上げていくつもりだ。昨年12月の初戴冠から白川、ウナギも発言が力強くなってきた。3人だけではあるが、強い絆で結ばれた「COSMIC ANGELS」が、勝利を重ね、最強ユニットを完成させる。

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髪守った中野たむベルトも守った、絶好調3人で連係

アーティスト・オブ・スターダムの初防衛に成功した、左から白川未奈、中野たむ、ウナギ・サヤカ(撮影・松熊洋介)

<スターダム:後楽園大会>◇7日◇東京・後楽園ホール

ワンダー・オブ・スターダム王者の中野たむが、所持していたもう1つのベルト、アーティスト・オブ・スターダムの初防衛に成功した。自身が立ち上げたユニット、COSMIC ANGELSの白川、ウナギと組み、岩谷、キッド、飯田組の挑戦を退けた。

3月3日の日本武道館大会では、中野がジュリアと髪切りマッチに挑み、初戴冠。さらにここ1カ月、7番勝負で力を付けたウナギが、22人で争ったオールスターランブルで優勝。同試合でケガから復帰した白川も、ウナギと一緒に最後まで残るなど、絶好調の3人が、しっかりとベルトを守った。中野は「これからどんどん防衛していく」と力強く宣言した。

王者の強さが試合にも出た。2本のベルトを引っ提げ、いつも以上に落ち着いた振る舞いで入場。相手のリーダー岩谷と1対1での撃ち合いを演じ、20回以上の強烈なエルボーを受けても倒れず、劣勢を跳ね返した。3人の連係技も決まり、最後はキッドに鮮やかなタイガー・スープレックス・ホールドで3カウントを奪った。

次期挑戦者は、この日行われた試合で勝利した上谷、渡辺、AZM組。「強敵だけど力を合わせて防衛したい」と語った。さらに白川、ウナギがゴッテス・オブ・スターダムのベルトに挑戦することも表明。頼もしい後輩たちに「2人が取れば、全員が2つずつベルトを持つことになるので頑張って欲しい」とエールを送った。「COSMIC ANGELS旋風を巻き起こす」。たくましくなったアイドルレスラーは、力強い言葉を残して、悠々と会場を去った。【松熊洋介】

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ジュリア「ハゲ跡見つかった」髪切った姿でリングへ

髪を切った姿でリングに上がり、ゴキゲンです☆(右)に勝利したジュリア(中央)(撮影・松熊洋介)

<スターダム:後楽園大会>◇7日◇東京・後楽園ホール

3月3日の日本武道館大会でワンダー・オブ・スターダム選手権&髪切りマッチに敗れたジュリア(27)が、髪を切った姿でリングに上がった。

「デビュー戦の時のように緊張した」と帽子にサングラスでゆっくりと登場。これまでは黒の鮮やかな衣装を身にまとっていたが「あまりにもイメージが違う」と私服のミリタリーパンツを着用。リング上で帽子を取ると大きな拍手が沸き起こった。

再スタートの思いを込めて第1試合を直訴。髪を切ったからといっても、プロレスに関しては「今までのジュリアと変わらない」。対戦したゴキゲンです☆にはヘッドロックをされた際に「(髪が)ないでーす」と罵倒されたが、わずか3分であっさり勝利。集まったファンに向け「いろんなものがなくなったけど、これから再起していくところを見ていてください」とメッセージを送った。

細身ながら、クールで力強いイメージのジュリアでも「すごく恥ずかしいし、悔しい。ハゲ跡も見つかったし、惨めだった」と悲しい胸の内を吐露。それでも周りの選手からは「似合っているし、かっこいい」との声もあった。ジュリア自身も朝控室に入った時は「男の人が入ってきたと思って驚かれた」と話すなど、前向きな一面も。さらに「お風呂から上がって髪を乾かすのにドライヤーが要らないので楽」と笑顔を見せた。

「またメインに立ってベルトを巻いた姿を見せたい」。力強く王者奪還を誓った。【松熊洋介】

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「宇宙一かわいいアイドルレスラー」が長い髪を死守

中野たむ(左)に敗れ髪を切られるジュリア(撮影・滝沢徹郎)

<スターダム:日本武道館大会>◇3日◇東京・日本武道館

「宇宙一かわいいアイドルレスラー」が長い髪を死守した。敗者髪切りマッチとして行われたワンダー・オブ・スターダム選手権は、挑戦者中野たむが、王者ジュリア(27)に勝利し、シングル初タイトルを手にした。

終始ジュリアのペースだった。場外で首を絞められ鉄柵に何度もぶつけられた。テーブルの上に乗せられてパイルドライバーを食らったが、立ち上がった。トワイライトドリームで逆転の3カウント。「やっとジュリアに勝てた。もう十分。これ以上いらない。髪なんて切らなくていい」とジュリアに中止を促したが「髪の毛もベルトも人生もかけて戦ったから」と拒否された。リング上で潔く椅子に座り、美容師から髪を切られるジュリアを号泣しながら見守った。

16年のプロレスデビュー後「1度も髪を切ったことがない」という中野。長い髪をなびかせて戦うのが強いレスラーだというイメージを持ち、シャンプーやトリートメントは1本1万円のものを使用している。だが、今回は髪を切られるリスクよりも、ジュリアと戦いたい気持ちの方が上回った。昨年7月、10月とシングルマッチで連敗。同11月にはユニット「COSMIC ANGELS」を結成し、リーダーとなった中野にとって、どうしても倒しておきたい相手だった。

10周年記念大会の最後に新王者としてリングに立った。試合後は疲れた表情の中、傷だらけの体でバックステージへ。アイドルらしさこそなかったが、念願の白いベルトを腰に巻き、満面の笑みで余韻に浸った。「スターダムの中心になって、今後の人生をばら色にする」。髪はもう少しで理想の長さになるという。その時までベルトを守り続け、理想のアイドルレスラーとなる。【松熊洋介】

中野たむに敗れ髪を切られたジュリア(撮影・滝沢徹郎)
防衛に失敗したジュリア(左)は新チャンピオンの中野たむを称える(撮影・滝沢徹郎)

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ジュリアと中野たむ、スターダム初敗者髪切りマッチ

創立10周年を記念して行われるスターダム日本武道館大会が3日行われる。

メインのワンダー・オブ・スターダムでは、団体として初の敗者髪切りマッチが行われる。王者として迎え撃つジュリア(27)は、自らもリスクがある戦いを挑戦者の中野たむにぶつけた。「負けたら何にもなくなってしまう。わがままチンピラ女に取り返しの付かない憎悪だけが生まれるだけ」。

1月30日の大会で挑戦表明を受け、2月6日に「髪の毛を賭けられるのか」と逆に要求。中野が受諾し、実現となった。昨年スターダムの中心として活躍し、女子プロレス大賞を獲得したが「大事に守ってチビチビやっていくのは嫌い」とさらなる高みを目指し続ける。今年の目標である、自ら結成したユニット「ドンナ・デル・モンド」のベルトの総なめに向け、ここでの陥落は許されない。「21世紀最大のつぶし合いをやる。中野たむを見納めに来てやってください」と王者としてのプライドを見せた。

挑戦者の「宇宙一かわいいアイドルレスラー」中野も「入団後4年間1度も切っていない」。髪を切るリスクにも迷いはなかった。敗れれば丸坊主。「長い髪をなびかせて戦うのが、強い女子プロレスラーだというイメージがあった。もう少しで理想の長さになる」。色気のある大人のレスラーにあこがれを抱く中野。ベルトを奪い、象徴である長い髪を死守する。

昨年11月にユニット「COSMIC ANGELS」を結成し、リーダーとして責任感の出てきた中野にとって、どうしても倒しておきたい相手だった。「アイドルレスラーでなくなるかもしれないが、それでもやりたかった。勝ってスターダムの中心になって、今後のプロレス人生をバラ色にする」と闘志は負けていない。

過去の髪切りマッチでは、85年の長与千種や91年のアジャコング、バイソン木村などレジェンドたちがリング上で丸坊主になる屈辱を味わってきた。18日の記者会見ではジュリア、中野両者ともドレス姿で登場し、ファンを魅了。負けられない戦いに注目が集まる。

今大会は、長与のほか、1期生の愛川ゆず季や、現在他団体で活躍する高橋奈七永、世志琥も参戦。北斗晶も解説を務めるなど豪華な顔触れが日本武道館に勢ぞろいする。3月3日、華やかで激しい女子レスラーたちの戦いがいよいよ幕を開ける。【松熊洋介】

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スターダム中野たむ「楽しみ」初の髪切りマッチ挑戦

ポーズを決める王者ジュリア(左)と中野たむ(撮影・中島郁夫)

白いベルトを奪って長い髪を死守する。創立10周年を記念して行われるスターダム日本武道館大会(3月3日)の対戦カードが18日発表され、メインで団体として初の敗者髪切りマッチに挑む中野たむが意気込みを語った。調印式に登壇した中野は、ワンダー・オブ・スターダム(WOS)王者のジュリアに向かって「負けてリングに散れ」と罵倒した。

「宇宙一かわいいアイドルレスラー」が覚悟を持って挑む。「人の髪を切るのは楽しみ」と語るが、敗れれば丸刈りになる。16年にプロレスラーになって以降、1度も髪を切っていない。「長い髪をなびかせて戦うのが、強い女子プロレスラーだというイメージがあった。もう少しで理想の長さになる」と色気のある大人のレスラーにあこがれを抱く。

今月6日の試合後にジュリアが髪切りマッチを提案。一晩考えたが「どうしても対戦したかったので、考えは変わらなかった」と翌日受諾した。「アイドルにとってきれいな髪はなくてはならないもの」との思いはあるが、ジュリアからの勝利とベルト奪取への意欲が上回った。

昨年のシンデレラトーナメントを優勝したジュリアがWOSへの挑戦権を獲得するも、王者だった星輝の引退により白紙に。その後7月に何度もタッグを組んでいた中野が相手となり、対戦。「星輝の分まで」と挑んだが、ジュリアに王座を奪われた。10月の防衛戦でも敗戦。11月にユニット「COSMIC ANGELS」を結成し、リーダーとして責任感の出てきた中野にとって、ジュリアはどうしても倒しておきたい相手だった。「2回もベルトを奪われて憎しみが膨れ上がってきた。アイドルレスラーでなくなるかもしれないが、それでもやりたかった」と闘志を見せた。

アイドル時代、夢だった武道館に立つことはできなかったが、プロレスラーになって実現させた。「勝ってスターダムの中心になって、今後のプロレス人生をバラ色にする」。理想のレスラーに近づくため、因縁の相手を倒し、丸刈りを回避する。【松熊洋介】

ワンダー・オブ・スターダム選手権試合&敗者髪切りマッチ調印式で会見する中野たむ(撮影・中島郁夫)

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瓦反則ありで王者ジュリアV5 スターダム10周年

刀羅ナツコ(手前)をチェーンで締め上げるジュリア(撮影・滝沢徹郎)

<スターダム:10周年記念日大会>◇17日◇東京・後楽園ホール

反則ありのルールで行われたワンダー・オブ・スターダム選手権試合は王者ジュリア(26)が刀羅ナツコ(29)を破り、5度目の防衛に成功した。

2日の新木場大会後、ジュリア自らナツコを指名し、対戦を要求。ルールを考えるように言われていたナツコは反則ありの「ノールール」を提案した。普段からチェーンを武器とするナツコに対し、ジュリアは瓦割りで対抗。「初めて。使っている人を見たことがなかったので」と大量に用意した。

開始からレフェリーも「反則もありだ。どんどん行け」と促す異例の展開。ジュリアはパイプ椅子で仕掛けた相手の攻撃を止めると、そのまま椅子に横たわるナツコの上に6枚の瓦を乗せ、豪快に打ち砕く。さらに今度は約20枚をリング中央に置き、その上に、抱え上げたナツコを背中からたたきつけた。

中盤には逆襲を受け、机に乗せられ、ナツコにコーナー最上段から飛び込まれ、毒霧ならぬ、毒粉を吹き掛けられるなど、あわや3カウントのシーンが何度も訪れたが、仲間の助けもあり、何とか回避。最後はナツコの持ち込んだチェーンで逆に絞め、グロリアス・ドライバーからの片エビ固めで勝利。さまざまは道具が入り乱れた、大荒れの試合を制し、ベルトを守り抜いた。

試合後、リングに倒れ込んだままマイクを取り「ナツコ、生きてるか。お前マジで最高にぶっ飛んでて最高にクレイジーな女だな」と激闘の相手をたたえた。チェーン攻撃はダメージが大きかったようで「危ないから辞めたらいいのに。こんな凶器使わなくても強いよ」と会場を笑いに包んだ。

バックステージでも横たわったままでコメントした。青い粉まみれの顔ながら「たまにはこういう試合があってもいい。また機会があったらやりたい」と嫌いじゃない様子のジュリア。昨年はプロレス大賞を受賞するなど、団体を引っ張り、充実した1年を過ごした。今年も5日には2年連続で東京ドームのリングに立つなど、順調なスタートを切った。

「2月にも防衛戦をやりたい。まだまだ防衛したい」

目指すはユニット全員でのタイトル総なめ。達成するまでベルトを渡すつもりはない。

刀羅ナツコ(左)にミサイルキックを見舞うジュリア(撮影・滝沢徹郎)

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「ベルトはジュリア色に」中野たむを破り初戴冠 

中野たむとの王座決定戦を制し、ワンダー・オブ・スターダム新王者となったジュリア

<スターダム:後楽園大会>◇26日◇東京・後楽園ホール

前王者星輝ありさの引退により空位となったワンダー・オブ・スターダムの王座決定戦でジュリア(26)が中野たむを下し、初戴冠した。

エルボー、張り手の打ち合いなど感情むき出しの激しい攻防が続き、制限時間30分の残り3分になっても決まらない。最後のチャンスとジュリアがアームブリーカーで中野をとらえる。そのまま締め上げ、レフェリーストップとなった。

昨年11月にアイスリボンから電撃移籍し、約9カ月。ようやく団体シングル主要ベルトを手にしたジュリアは「このベルトはジュリア色に染まる。よそ者だの、部外者だの、ジュリアに歴史を壊されたくないという思いがあるやつ、かかってこいやー!」と勢いのある次期挑戦者を求めた。

また、空位となっているタッグタイトル、ゴッデス・オブ・スターダムの王座決定戦も行われ、上谷沙弥(23)、林下詩美(21)組が、小波(24)、ジャングル叫女(29)組を下し、初戴冠した。

タッグタイトル、ゴッデス・オブ・スターダム王座決定戦を制し、新王者となった上谷沙弥(左)と林下詩美

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中野たむとジュリアが王座決定戦へ スターダム

試合後、リング上で会話を交わすジュリア(右)と中野たむ(撮影・横山健太)

<スターダム:後楽園大会>◇17日◇東京・後楽園ホール

前王者星輝ありさの引退により空位となったワンダー・オブ・スターダムをかけた王座決定トーナメントの1回戦が行われ、中野たむが刀羅ナツコ(29)に、ジュリア(26)が小波(23)に勝利。因縁の2人が、26日後楽園大会の決勝で白いベルトをかけて戦うことが決まった。

ジュリアは小波の裸絞めで窮地に陥るも、グロリアスドライバー2連発で勝利。中野は刀羅に鎖で首を絞められるなど反則攻撃に苦しむも、最後は横入り式エビ固めで3カウント奪取した。

中野は試合後のバックステージで、前王者でタッグパートナーだった星輝からもらった黄色いリストバンドを披露。「果たさなきゃいけない約束がある」などと星輝への思いを語っていたところで、ジュリアが「(コメントが)なげえんだよ!」と乱入。リストバンドを奪って、足で踏みつけた。

激高した中野が「プロレスは1対1じゃない。いろんな人の気持ちを背負って戦う!」と言えば、ジュリアは「去った者を引きずるのはやめろ。プロレスは1対1だ」とばっさり。互いへの怒りをさらに深め、26日ベルトを奪い合う。

刀羅ナツコ(左)に蹴りを決める中野たむ(撮影・横山健太)

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スターダム星輝ありさ引退「脳の調子良くない状態」

スターダム9周年記念日大会 林下を破り9度目の防衛に成功した星輝ありさ(2020年1月19日撮影)

女子プロレス団体スターダムは20日、星輝ありさ(24)が首、頭部負傷のため引退すると発表した。

星輝が保持していたワンダー・オブ・スターダム王座は返上される。

星輝はスターダム1期生として11年にデビュー。打撃を武器に活躍するが、12年に引退。だが、18年11月に復帰し、団体のトップに君臨。今年1月4日には、団体を代表して新日本プロレス東京ドーム大会のダークマッチにも出場した。星輝は首の負傷のため、3月8日の後楽園大会を欠場していた。

星輝は団体を通じ、以下のコメントを発表した。

「スターダムファンの皆様、プロレスファンの皆様、お久しぶりです。そしていつもありがとうございます。星輝ありさです。一度『待っていてね』と言ってからやっと公表できることになりました。3月8日の後楽園大会から首と脳の不調で欠場しておりましたが、医師や原田さん(ブシロードファイト原田克彦社長)、小川さん(ロッシー小川エグゼクティブ・プロデューサー)との話し合いの結果、引退することとなりました。

不調が出たのは1年前からでしたが、プロレスをやることが楽しかったのと好きな気持ちが勝っていたのでなんとか続けることができていました。ですが、今年に入ってから体調が悪化してこれまでの試合でいろいろ蓄積していたこともあり、精神的にも肉体的にもバランスがとれなくなってしまいプロレスはもちろん、運動すら続けられる状態ではなくなってしまいました。

現在、首は良くなりましたが、脳の調子は変わらず良くない状態です。そして、私がこのような状態になってから早くベルトを返上したかったのですが、新型コロナウイルスなどの影響でタイミングが合わなくて返上できないままで、モヤモヤした方も多かったと思います。私もでした。

夏(すみれ)選手主催興行から始まった(刀羅)ナツコ選手との決着、東京ドームから始まったジュリア選手との決着、そして大切で大好きなツンデレな相方・(中野)たむちゃんとの約束。白いベルト(ワンダー・オブ・スターダム王座)をかけてこの3人とは特に闘いたかったのですが、私の身体のせいで果たせず、この3人、楽しみに待ってくれていたファンの皆様、ごめんなさい。最後はリング上でファンの皆様にお伝えしたかったのですが、引退と同時に返上する形になってしまいました。

スターダムの大会ができない中での発表となってしまい本当にごめんなさい。今後は、身体やメンタルの様子を見つつ、この状態の私でも続けることができるお仕事をやっていきます。皆様、短い時間でしたが応援してくださり本当に本当にありがとうございました」

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王者星輝ありさ9度目防衛、流血林下との戦いに感激

星輝ありさ対林下詩美 林下詩美(左)を必殺のブラジリアンキックでマットに沈めた星輝ありさ(撮影・酒井清司)

<スターダム:9周年記念日大会>◇19日◇東京・後楽園ホール

女子プロレス団体スターダムの創設9周年記念日大会が行われ、ワンダー・オブ・スターダム選手権で王者星輝ありさ(24)が、林下詩美(22)を下し9度目の防衛を果たした。

星輝が非情な攻めで勝利をもぎとった。試合序盤の場外での攻防中、林下がおでこ付近を負傷し、流血。それでも構わず、リングに戻った林下に馬乗りになり、拳を連打。何度も頭部へのハイキックを打ち込んだ。力強いジャーマン・スープレックス・ホールドなどに苦戦も、最後は強烈なブラジリアンキックで3カウントを奪った。星輝は「林下さんの本気、本性を見られてうれしい。荒ぶった林下さんに勝てて、死にそうでした」と血が流れるほどの本気の戦いに感激。「林下詩美は本当に強い。このベルトの価値が上がった」と強敵を倒して、自信を深めた。

メインの後にビー・プレストリー(23)から挑戦表明を受けると、リングへ再び登場。「待ってました。ぜひ戦いましょう」と手を差し伸べると、中指を立てて拒否された。

星輝ありさ対林下詩美 林下を破り9度目の防衛に成功した星輝ありさ(撮影・酒井清司)
星輝ありさ対林下詩美 流血した林下詩美(手前)を攻める星輝ありさ(撮影・酒井清司)

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4冠女王の林下詩美が難敵下す、5冠チャンスも到来

林下詩美(2019年1月14日撮影)

<スターダム:後楽園大会>◇28日◇東京・後楽園ホール◇観衆795人

4冠女王の林下詩美(20)が、SWA世界王座戦で長身の難敵レベル・ケルを下し、2度目の防衛に成功した。

兄とおいが応援に訪れる中、序盤は180センチ超のケル相手に苦戦したが、コーナーから相手の背に飛びのるなど奮闘。最後は持ち前のパワーを生かし、相手の体を持ち上げて投げるトーチャーラック・ボムで、勝利した。林下は「でかすぎて大変だったけど、巨人をかつぎ上げて勝つことができた。(4月5日の)ニューヨーク大会へのいい弾みになった」とさらに自信を深めた。

5冠への道も開けた。メインで白いベルト、ワンダー・オブ・スターダムのV12を達成した渡辺桃が、次の防衛の相手に林下を指名。リングに呼ばれた林下は「5冠になるチャンスが到来です。いつでもどこでもやりますよ」とその場で快諾した。

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V3の渡辺桃、林下詩美組、次期挑戦者に叫女指名

ゴッデス・オブ・スターダム選手権で岩谷、星輝組を下し3度目の防衛を果たした渡辺桃(右)、林下詩美(左)の王者組

<スターダム:後楽園大会>◇17日◇後楽園ホール

メインでゴッデス・オブ・スターダム選手権が行われ、渡辺桃、林下詩美の王者組が、挑戦者の岩谷麻優、星輝ありさ組を下し3度目の防衛を果たした。

序盤は、星輝の強烈な蹴りと、岩谷との絶妙なコンビに渡辺が捕まり苦戦した。しかし、キック力で上回る渡辺が、徐々に盛り返し、星輝を攻め立てる。

林下も、岩谷をうまく抑えサポートすると、最後は渡辺が星輝にピーチ・サンライズを決め勝利した。試合後、渡辺は自らが保持するワンダー・オブ・スターダム王座について「次の防衛で、防衛回数の新記録(11回)になるんですよ。その相手、私はもう決めています。ジャングル叫女。私はあなたに最初の防衛戦で勝ちました。その後、あなたも成長しているんじゃないかと思うので、次の防衛戦であなたに勝って新記録をつくりたい」と、次期挑戦者にジャングル叫女を指名。

叫女の地元名古屋で防衛戦を行うことを宣言した。同じクイーンズ・クエスト(QQ)の小波が、岩谷のアーティスト・オブ・スターダム王座への挑戦を表明。一方、林下は「これからQQはベルト総取りを目指す。自分たちもどんどん防衛していく」と話していた。

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スターダム王者渡辺桃6度目防衛「2冠が今の目標」

ワンダー・オブ・スターダム王座の6度目の防衛を果たした渡辺桃(撮影・桝田朗)

<スターダム:後楽園大会>◇23日◇後楽園ホール

ワンダー・オブ・スターダム選手権は、王者渡辺桃が、挑戦者岩谷麻優を下し6度目の防衛に成功した。

「スターダムのアイコン」と呼ばれる岩谷と、若きエースの対決は、互いの意地をかけた激闘となった。エルボー合戦からキック合戦と一歩も引かない戦いは、岩谷の技術の高さに、渡辺のパワーで一進一退の攻防が続いた。最後は、19分57秒に渡辺がピーチ・サンライズを岩谷に決め勝利。

渡辺は「11月に(タッグリーグの)ゴッデス・オブ・スターダムを取って、ゴッデス・オブ・スターダム王座に挑戦したい。(所属するユニットの)クイーンズ・クエストはベルトの総取りをねらっているので。タッグを取って、ワールド・オブ・スターダム王座と2冠が今の目標」と壮大な目標を口にした。

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紫雷イオ「迷ったが…さらなる飛躍」6・17ラスト

紫雷イオ

 女子プロレス界の女王、紫雷イオ(28)が29日、都内で会見し、所属するスターダムを退団することを正式に発表した。

 紫雷は6月10日のスターダム新木場大会で、スターダムの全選手と1分1本勝負の全員掛けを行い、同17日の後楽園大会の壮行試合を最後に退団する。今後は米国プロレス団体WWEを目指すことになる。

 紫雷は「今後のプロレス生活のさらなる飛躍を目指し、スターダムを退団します。1年以上前からお話、予兆があった中で、迷ったが若手の底上げや、私が引っ張り上げた若手が独り立ちして自分が目標に向かっていいのかなという気持ちが大きくなった。自分のプロレスをよりたくさんの人に見てもらいたい。今やっていることを、別の方向で証明したい」と決意を話した。

 スターダムのロッシー小川社長は「女子プロレス界でここ10年で1番の選手。団体の精神的支柱を失うのはつらいが、次々に新人をデビューさせていくのが我々の使命。次にスターダムにどんな新人が出てくるか期待してほしい」と話した。

 紫雷は07年にデビューし、12年にスターダムに正式入団した。女子プロレス大賞を3年連続受賞するなど、国内女子のトップとして活躍。スターダムでは、ワンダー・オブ・スターダムなど団体の全タイトルを史上初めて獲得している。最近までワンダー・オブ・スターダムのベルトを保持していたが、23日の後楽園大会で挑戦者の渡辺桃に敗れ、11度目の防衛に失敗していた。

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女王紫雷イオがスターダム退団、米WWE目指す

紫雷イオ

 女子プロレス界の女王、紫雷イオ(28)が所属するスターダムを退団し、米国プロレス団体WWEを目指すことが28日、明らかになった。

 29日に都内で会見を行い正式発表する。紫雷は、07年にデビューし、12年にスターダムに正式入団した。女子プロレス大賞を3年連続受賞するなど、国内女子のトップとして活躍。スターダムでは、ワンダー・オブ・スターダムなど団体の全タイトルを史上初めて獲得している。

 最近までワンダー・オブ・スターダムのベルトを保持していたが、23日の後楽園大会で挑戦者の渡辺桃に敗れ、11度目の防衛に失敗していた。

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渡辺桃が初V「プロレスキャリアの中で1番の勝利」

スターダム・シンデレラ・トーナメントに初優勝し、ドレス姿で表彰式に臨んだ渡辺桃(撮影・桝田朗)

<スターダム:後楽園大会>◇30日◇後楽園ホール

 スターダム・シンデレラ・トーナメント2018が行われ、渡辺桃(18)が初優勝を果たした。

 3回目の出場で、過去2回はいずれも1回戦負けという渡辺は、1回戦で小波を撃破。2回戦では強敵のジャングル叫女を破って準決勝に進出した。同じく準決勝に残った、紫雷イオと岩谷麻優が時間切れ引き分けで両者失格となったため、渡辺とビー・プレストリーの試合が事実上の決勝戦となった。

 試合は両者一歩も引かない激戦となったが、最後は渡辺が変形タイガースープレックスのテキーラ・サンライズを決めて勝利した。

 試合後は、勝者に贈られるドレスを着て再びリングに登場。団体のロッシー小川代表からティアラを頭の上に乗せてもらった。

 渡辺はリング上で「プロレスキャリアの中で、1番の勝利。紫雷イオさんの白いベルトにもう1度挑戦させてください」と、紫雷イオの持つワンダー・オブ・スターダム王座への挑戦を表明した。

 リングに登場した紫雷も「悔しいけど優勝おめでとう。渡辺の力が本物なのか、この白いベルトをもって確かめてみましょう。防衛戦は受けます」と了承した。

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紫雷イオJK下しV6 熱い叱咤“私を乗り越えろ”

渡辺桃(下)をムーンサルトでマットに沈めた紫雷イオ(撮影・酒井清司)

<スターダム:後楽園大会>◇18日◇後楽園ホール

 スターダムの後楽園大会が18日行われ、ワンダー・オブ・スターダム選手権は、王者紫雷イオ(27)が挑戦者で現役高校生の渡辺桃(17)を激戦の末下し、6度目の防衛を果たした。同じクイーンズ・クエストに所属する2人の対決は、挑戦者の「スターダムの未来を背負う」意気込みと王者の意地がぶつかり合う大激戦。

 王者紫雷は、渡辺の攻撃を受けきり、パイルドライバーからムーンサルトプレスで17分7秒、試合を決めた。紫雷は「桃の気持ちは伝わったが、だからと言って私は勝ちを譲るつもりはない。力ずくで私を乗り越えてほしい」と熱く語った。

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紫雷イオ6度目防衛も17歳渡辺桃の成長に驚き

6度目の防衛戦を果たした紫雷イオ

<スターダム:後楽園大会>◇18日◇後楽園ホール

 ワンダー・オブ・スターダム選手権は、王者紫雷イオ(27)が挑戦者で現役高校生の渡辺桃(17)を激戦の末下し、6度目の防衛を果たした。

 同じクイーンズ・クエストに所属する2人の対決は、「スターダムの未来を背負う」と意気込む渡辺が、試合開始から紫雷に激しいエルボー攻撃。さらに助走をつけてのドロップキックやハイキックなどで、ベルト奪取への執念を見せつけた。スイング式DDTで紫雷の動きを鈍らせる場面もあった。それでも、王者紫雷は、渡辺の攻撃を受けきり、パイルドライバーからムーンサルトプレスで17分7秒、試合を決めた。紫雷は「桃の気迫と気持ちは伝わった。同じクイーンズ・クエストとして誇らしかった。桃の成長に驚かされた。だからと言って私は勝ちを譲るつもりはない。力ずくで私を乗り越えてほしい」と熱く語った。

紫雷イオ対渡辺桃。挑戦者渡辺桃(下)をムーンサルトでマットに沈めた紫雷イオ(撮影・酒井清司)

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 女子プロレスのスターダム後楽園大会が21日行われ、ワンダー・オブ・スターダム王者で女子プロレス大賞3年連続受賞の紫雷イオ(27)率いるクイーンズ・クエスト(QQ)が大江戸隊との5対5勝ち抜き戦に勝利した。

 最後の5人目で負けた選手が、所属するユニットを脱退するという過酷なルールで対戦。QQの5人目、渡辺桃が同じく大江戸隊の中野たむを破った。試合後、渡辺が「今日はメインでQQ守り抜きました。紫雷イオ、お前の持つ白いベルトに挑戦します。高校卒業前に私は白いベルトを巻きたい」と、王座挑戦を表明し、紫雷も快諾した。

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