上へ戻る

au版ニッカン★バトル

記事検索

セザーロがWWEユニバーサル王座挑戦権を懸けたシングル戦で勝利

ロリンズ(右)にニュートラライザーを成功させるセザーロ(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:スマックダウン大会>◇7日(日本時間8日)◇米タンパ

中邑真輔の盟友セザーロが、ついにWWEユニバーサル王座挑戦を手中に収めた。

オープニングに同王者レインズらがスマックダウン追放となったダニエル・ブライアンに向けた追悼10カウントをしていると、セザーロが登場。反発していると、背後からセス・ロリンズの襲撃を受けた。乱闘となってスタッフの制止がある中、ステージに姿をみせたスマックダウンの元GMテディ・ロングから「もしセザーロがロリンズに勝てばPPVでのユニバーサル王座挑戦権を獲得できるぞ」と両者に挑戦権を懸けたシングル戦を与えられた。

王者のいとこ、ウーソズ(ジェイ、ジミーのウーソ兄弟)が見守る中、セザーロがアッパーカット連打からクローズライン(ラリアット)で先制。ロリンズのスーパープレックスからファルコンアローの反撃をしのぐと、好機が到来した。終盤に介入を狙うジェイを突き飛ばしたロリンズがジミーのスーパーキックで報復されると、セザーロがクロスボディでジミーを撃退。最後はニュートラライザーでロリンズを沈めてみせた。これで16日のPPV大会レッスルマニア・バックラッシュで、王者レインズに挑戦することが決まった。

また大会エンディングでは、セザーロがリングでジミーともめていたレインズに奇襲を仕掛け、ニュートラライザーをレインズとジェイに成功させてKOに追い込んでいた。

大会エンディングでWWEユニバーサル王者レインズ(手前)らを撃退したセザーロ(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.
16日のPPV大会でWWEユニバーサル王者レインズ(左)に挑戦するセザーロ(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

関連するニュースを読む

まさか?キンシャサで仕留めたはずが WWE中邑真輔、策略はまり逆転負け

ゼイン(右)にキンシャサをたたきこんだ中邑(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:スマックダウン大会>◇7日(日本時間8日)◇米タンパ

「キング・オブ・ストロングスタイル」中邑真輔(41)が10人タッグ戦でキンシャサ成功後、相手チームの策略にはまって逆転負けを喫した。

ビッグE&ケビン・オーエンズ、ストリートプロフィッツ(アンジェロ・ドーキンス、モンテス・フォード組)とタッグを組み、アポロ・クルーズ、キング・コービン、サミ・ゼイン、オーティス、チャド・ゲイブル組と対戦した。

中邑はコーナーからのライダーキックをゼインに浴びせ、ゲイブルに打撃、コービンにはバックエルボーを放って勢い十分。再びゼインにスピンキックやスライディング式ジャーマン、ジャンピング・ニーを成功させ、試合を優勢に進めた。両チームの10人が入り乱れた激しい攻防から、リングで中邑はこん身のキンシャサをゼインにたたき込んでフォールに入ったが、直前にゼインからタッチしていたコービンに捕まり、エンド・オブ・デイズ(旋回式変形フェイスバスター)を決められて3カウントを許してしまった。必殺技で仕留めたはずが、まさかの逆転負けとなってしまった。

関連するニュースを読む

中邑真輔、因縁レインズの王座挑戦へ「オレは待っているぞ」出撃準備OK

バックステージでインタビューを受けた中邑はWWEユニバーサル王者レインズに宣戦布告(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:スマックダウン大会>◇4月30日(日本時間5月1日)◇米フロリダ州タンパ・イングリングセンター

「キング・オブ・ストロングスタイル」中邑真輔(41)が、WWEユニバーサル王座挑戦に向けて出撃準備を整えた。

同王者ローマン・レインズ-挑戦者ダニエル・ブライアンによる王座戦を前に、中邑はバックステージでインタビューに応じた。

勝敗予想を問われ「どっちが勝つかだって? ダニエル・ブライアンだ。ブライアンがこの勝負に負けると失うものが大きいからな」と旧友の勝利を信じた上で、最悪の事態も想定。「でも、もしローマンがダニエルを倒したら…。ヤツとは因縁がある。オレは待っているぞ」と出撃準備ができていることを明かした。メインでの王座戦は王者レインズが防衛成功。盟友セザーロも挑戦に意欲をみせている同王座挑戦に向け、中邑も動きだしそうだ。

今年1月、中邑はユニバーサル王座挑戦権をかけたガントレット戦で3連勝の快進撃をみせたが、レインズの策略で敗戦。以後、両者の遺恨が勃発。その後、1月の30選手による時間差出場バトルトイヤル、男子ロイヤルランブル戦直前には「世界王座だ。俺は世界王座を手にしたい。ローマン、お前を恐れていないぞ」とレインズを名指ししながら、WWE最高位の王座奪取に向けて動きだす姿勢を示している。

WWEユニバーサル王者レインズ(下)のギロチンで失神するブライアン(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

関連するニュースを読む

過去最多9人在籍、日本選手が求められる背景/WWEの世界(2)

アスカ(右)とWWE女子タッグ王者に君臨していたカイリ・セイン(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

4月22日配信のWWE・NXT大会では、Sareeeのリングネームで活躍していたサレイ(25)がWWEデビューを果たした。現在、中邑真輔(41)、アスカ(39)、戸沢陽(35)、カイリ・セイン(32)、紫雷イオ(30)、KUSHIDA(37)、里村明衣子(41=センダイガールズ)、樋口“イケメン”壮士朗(28=黒潮“イケメン”二郎)の日本人9選手がWWEと契約を結び、過去最多所属人数となっている。「WWEの世界」第2回は、WWEの「アンバサダー」を務めるカイリの証言をもとに日本人レスラーが増えつつある背景に迫る。【取材・構成=藤中栄二】

   ◇   ◇   ◇

WWEにはロウ、スマックダウン、NXT、NXT UKと4ブランドがある。ロウにアスカと戸沢、スマックダウンに中邑、NXTには紫雷、KUSHIDA、サレイ、NXT UKに里村が在籍し、各ブランドで活躍中だ。アスカとWWE女子タッグ王座も獲得したカイリは団体内に漂う日本プロレスへの敬意を感じてきたと明かす。

カイリ 日本のプロレスラー、日本のプロレスに対してのリスペクトがありますね。「あの選手が格好良い」とか、日本のプロレスの話をしているようなイメージです。

WWEの選手育成道場となるパフォーマンスセンターでは、日本の試合を見てプロレスの勉強をする選手も多いという。

カイリ 昼休みにはモニターがあるラウンジに選手たちが集まり、ランチを食べながらプロレスの試合を見るのですが、日本の試合もよく選ばれていました。小橋(建太)さんや三沢(光晴)さんの過去の試合をはじめ、もちろん今の試合もありましたね。日本で試合経験している選手はステータスが上がるようで「オレは日本に行ったことある」と自慢するのです。AJスタイルズさん、フィン・ベイラー(プリンス・デヴィット)さんは他選手から見られる目も違いましたね。

現在、WWEの選手統括トップは全日本プロレスで活躍したジョニー・エースことジョン・ローリナイティス氏(58)、パフォーマンスセンターのコーチは新日本プロレスでファイトしたジャイアント・バーナードことマシュー・ブルーム氏(48)が務めている。日本でキャリアを積んだ元選手が裏方に多い。

カイリ バックステージのプロデューサーもカメラマンも元プロレスラーが多く、日本のプロレスを知っている。欧州、米国とそれぞれプロレスのスタイルはありますが、日本は独特のジャンルに見られています。「なぜ日本人はやられても、やられても立ち上がり続けるのか」と。その侍スピリッツを驚かれます。

WWEと契約した選手はパフォーマンスセンターで一定期間、トレーニングを積むことにある。この場でも日本人レスラーであることが、1つのアドバンテージになるそうだ。

カイリ 真輔さん、アスカさんをはじめ、先輩方のご活躍があり、日本人レスラーは最初から注目されていると思います。その中でうまくステップアップしていくためには試合の技術だけでなく、マイクパフォーマンスやキャラクター、コミュニケーション力など、多くの要素が必要になってきます。

まだデビューしていない樋口“イケメン”もパフォーマンスセンターで切磋琢磨(せっさたくま)し、いずれデビューするだろう。世界のプロレスファンが注目するWWEでも「チーム・ジャパン」が一大勢力になりつつある。

NXT時代に紫雷イオ(左)ともリング上で並び立ったカイリ・セイン(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.
NXTでWWEデビューを果たしたSareeeことサレイ(上)(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

関連するニュースを読む

中邑真輔の盟友セザーロをロリンズが襲撃「まだ終わっちゃいないぞ」

WWEユニバーサル王者ローマン・レインズ(右端)に挑戦要求したセザーロ(左端)。中央はポール・ヘイマン(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:スマックダウン大会>◇16日(日本時間17日)◇米フロリダ州タンパ・イングリングセンター

中邑真輔の盟友でWWEユニバーサル王座挑戦に狙いを定めたセザーロ(40)が、因縁のセス・ロリンズに襲撃された。

大ブーイングの中でレッスルマニア37大会での3WAW形式にいる防衛戦で勝利したユニバーサル王者ローマン・レインズが「レッスルマニアのメイン戦で(ダニエル・)ブライアンとエッジから3カウントを奪取したぞ。もう誰も俺に挑むヤツはいないだろう」と主張しているところに、セザーロが姿を現した。

リングに上がってマイクを握ろうとすると、レインズたちは早々とリングを降りてしまった。侮辱的な態度を示されたセザーロは「誰も行かないなら俺が挑む。今日、レインズと試合がしたい」と宣言。WWEオフィシャルのアダム・ピアース、ソーニャ・デビルに要求すると、まずはレインズの「右腕」となるジェイ・ウーソとのシングル戦が組まれた。

めげないセザーロはメインイベントでウーソと対戦し、ガントレット・スープレックスやコークスクリュー・アッパーカットで先手を取った。ウーソのネックブリーカーなどをしのぎ、得意のセザーロスイング(ジャイアントスイング)で5回ほどスイングすると、ロリンズの襲撃を受けて反則裁定となった。

一方、レッスルマニア37大会でセザーロが倒した因縁のロリンズだが「レッスルマニアは運よくセザーロが勝利したが、まだ終わっちゃいないぞ」と因縁決着していないことを強調していた。

ジェイ・ウーソ(右)にセザーロスイングを仕掛けるセザーロ(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.
ロリンズ(右)に襲撃されたセザーロ(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

関連するニュースを読む

WWE王座を初戴冠したKUSHIDA「まだ実感がない。疑っている」

WWE王座初戴冠となるNXTクルーザー級王座を獲得したKUSHIDA(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

19年4月、新日本プロレスからWWEに移籍したKUSHIDA(37)が今週のWWE・NXT大会(米オーランド)で王座を初戴冠した。

15日配信のNXT大会で、NXTクルーザー急王者サントス・エスコバーに挑戦して勝利を飾った。16日に日刊スポーツのインタビューに応じ、2年を費やして到達したタイトル獲得までの道、今後の野望を明かした。

    ◇    ◇    ◇

ようやくたどり着いたWWEの王座に「まだ実感がない。祝福されても疑っている」と苦笑するKUSHIDAは、NXT総責任者トリプルH、NXTコーチのショーン・マイケルズのレジェンド2人に祝福されたことが何よりうれしかったという。「普通の試合では何も言われない。そこそこ良い試合はグッドジョブ、メチャメチャ良い試合だけほめてくれる。今回はベルトを取ったというおめでとう感もあり、ほめてくれた。自信になった」と納得の表情を浮かべた。

新日本時代はIWGPジュニア王座を6回戴冠。WWE加入当初、元新日本組となる中邑真輔やリコシェと比較されるギャップに苦しんだそうだ。「これが20歳代だったらへこんでいたかも。『自分は違う』と心を落ち着かせた。2人のようなカリスマ性のキャラではないし、自分のキャラクターを浸透させ、実力で見返してやると思った2年間だった」と振り返った。

リング内外も試行錯誤の連続だった。KUSHIDAは「すぐに超大活躍、日本人スーパースター、という訳ではなかったし。悩んで『うまくいかない』とネガティブになることもあった。でも、それがあってベルトが取れたと思う。この2年間のタメが効いている」と強調。苦悩するプロセスを他選手やプロデューサーら関係者にみせたことで「信頼を置いてくれたと思う」とうなずいた。

2年前は「WWEに入りたい」「米国で暮らしたい」だけで新たな世界に飛び込んだそうだ。今、WWEのベルトをつかみ「この2年で(王者になるには)何が必要なのかを学ばせてもらった。WWEで王者になるのは、名誉なことで大変なことが今、分かる。だから喜びは倍増する。WWEに入って中邑さんとアスカさんが上がってきた道が本当にすごいなと感じている。いつか2人と絡みたい。それが野望」。

NXTクルーザー級新王者となったKUSHIDAの野望は大きく、多い。年間最大の祭典レッスルマニア、真夏の祭典サマースラムという2大PPV大会名を挙げ「そこで防衛戦がしたい」と目標を掲げた後、こう続けた。

「(元WWEヘビー級王者)ダニエル・ブライアンがKUSHIDAと戦いたいと言ってくれているし、それを実現するためにWWEに来たようなものなので。あと(新日本時代に名勝負を繰り広げた)カイル・オライリーとレッスルマニアで試合がしたい。レイ・ミステリオJr.やジョン・シナとも絡みたい。シナは日本で言えば(新日本の)棚橋(弘至)さんかなと。近くでオーラとか人柄とか盗み取りたい。近くにいかなくてはいけないと思う」

前週8日のNXTのPPVテイクオーバー大会でKUSHIDAはピート・ダンとのシングル戦で敗れていた。しかし、翌週にタイトル挑戦のチャンスが巡り、あっという間に王座を初戴冠した。KUSHIDAは言う。「ここは何が起こるか分からない。負けたのに、数日後になぜに王座挑戦できるのか。来週、何が起こるか分からないです、マジで。すごくチャンスにあふれている。男女平等にチャンスが与えられる。女子選手が入場も格好いいし、キャラクターも人格も素晴らしい。より競争が激しくなっている」。

生き残りが厳しいWWEというプロレスの“メジャー舞台”。WWEのベルトを巻いたKUSHIDAは「野望」を大きく膨らませながら、日々勝負を続ける。【藤中栄二】

関連するニュースを読む

中邑真輔、アンドレ杯バトルロイヤルで惜しくも準V

ジェイ・ウーソ(右)にスピンキックを放った中邑真輔(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:スマックダウン大会>◇9日(日本時間10日)◇米フロリダ州セントピーターズバーグ

「キング・オブ・ストリングスタイル」中邑真輔(41)がアンドレ・ザ・ジャイアント・メモリアル・バトルロイヤルで惜しく準優勝となった。

けいれん式ストンピングでリコシェやキング・コービンに襲いかかった。次々と脱落者が出る中、中邑は奮闘。エンジェル・ガルザを場外に蹴り落し、ジェイ・ウーソ、キング・コービンとリングに生き残った。

2人がかりで攻撃を受けた中邑だが、何とかランニング・ニーでコービンを脱落に追い込んだ。最後の一騎打ちとなったウーソからスーパーキックを浴びながらも、STOからのキンシャサで反撃。ダメージで動けないウーソを落とそうとすると、寸前のところで逆に投げ飛ばされ、まさかの脱落となった。ラストの2人まで残ったものの、最後の最後でウーソに優勝を持っていかれてしまった。

また戸沢陽(35)も出場したものの、得意の忍術を狙ったところでセドリック・アレキサンダー、シェルトン・ベンジャミンの2人に場外へと投げ飛ばされてしまった。

ジェイ・ウーソ(右)にキンシャサを放った中邑真輔(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.
ジェイ・ウーソ(奥)にリングから落とされる中邑真輔(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

関連するニュースを読む

昨年レッスルマニア出場カイリ・セインが入門指南/WWEの世界(1)

WWEの「アンバサダー」を務めるカイリ・セイン(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

米プロレスWWEには現在、中邑真輔(41)、アスカ(39)、紫雷イオ(30)らが在籍し、第一線で活躍している。

10日(日本時間11日)からは2日間にわたり、米タンパで年間最大の祭典レッスルマニア37大会が開催。世界中のプロレスファンが注目している。日刊スポーツ・コムでは「WWEの世界」と題し、米最大規模マットの話題を届ける。第1回はWWEの「アンバサダー」として活動するカイリ・セイン(32)が登場。レッスルマニアからのWWE入門を勧めた。【取材・構成=藤中栄二】

 ◇   ◇   ◇

85年3月、米ニューヨーク・マディソン・スクエア・ガーデンで開催された第1回大会から数え、今年で37回目を迎えるレッスルマニア。ハルク・ホーガンの登場で全米のプロレス熱が一気に高まり、レッスルマニアが始まった。レッスルと、ホーガンのキャッチフレーズ「ハルカマニア(ハルク狂)」をミックスさせた名称のイベントは現在、10万人規模のスタジアムで開催されている。

カイリは「レッスルマニアはWWE入門にうってつけです。見始めるにはベストタイミングだと思います。いろいろな試合が詰め込まれている。戦国で言うと天下分け目の戦。さまざまな国の将軍が集まって一騎打ちするイメージですね」と口調を強める。WWEはライバル団体だったWCW、AWA、ECWなどの米プロレスの歴史を受け継ぎ、各選手のキャラクターが際立つ試合や因縁が生まれている。

「感動する試合もあれば、本当に面白い試合、選手に火をつけてしまうような奇想天外な展開もあったり、女子の試合もある。バラエティーに富んでいる。こんな面白い団体なんだと分かります。WWEを見ようかと迷っている方、少しWWEが気になっている方に伝えたい。『今ですよ』と」

今年のレッスルマニアで注目の女子試合は王者アスカ-リア・リプリーのロウ女子王座戦、王者サーシャ・バンクス-ビアンカ・ブレアのスマックダウン女子王座戦の2カードだ。カイリは「(シングル戦としては)4人しか出られない狭き門。実力だけでなく、運も必要で、いろいろな流れが重なり、選ばれた。すごいと思いますし、プロ意識として出られずに悔しいと感じる選手もいると思います」と明かす。

特にアスカ-リプリー戦について、カイリは「入門編として言うと、アスカさんは、もう横綱。心技体が整い、誰もが認める存在です。リア選手は私のほぼ同期ですが、1~2年ほどチャンスをもらえなかった。本当に悔しい思いをしながら、ここまで上がり詰めてきた。同期として誇り」と喜ぶ。

リプリーとはWWE時代、同じマンションに住み、仲も良かったという。日本マットに参戦経験もあり、日本好きな一面も。昨年のレッスルマニア36大会でドラゴンボールのベジータのコスチュームで試合をしていたという。カイリは「2人ともレベルの高い選手。リア選手は未来を担う存在だと思いますし、すごい戦いになる」と分析した。

昨年のレッスルマニア36大会で、カイリはアスカとWWE女子タッグ王者として防衛戦に臨んだ。挑戦者のアレクサ・ブリス、ニッキー・クロス組に敗れはしたものの、反響は大きく、現在の自らのSNSの総フォロワー数は110万人近くに増えたそうだ。カイリは「PPVは世界配信されています。私にも中国語、スペイン語、インド語、多くの言語のメッセージを頂きました。そうやって世界中の方に応援していただけるのは本当にうれしいです」と注目度の大きさが世界規模になっている現状を明かした。

レッスルマニア37大会はWWEイベントとしても1年以上ぶりに有観客で開催する舞台。カイリは「観客の声援は選手の何よりの特効薬です。それだけで本当にうれしいし、いつも以上の力を出せる、限界を超えられる。最高の舞台になります」と締めくくった。1年間続いたストーリーの終幕であり、新たなストーリーの幕開けとなる年に1度の祭典。米国、日本、欧州だけでなく、世界各国に多くのファンを持つWWEワールドへの入門として最高のタイミングとなる。

○…WWEのプロモーションとしてカイリ・セインがレッスルマニアのゲスト解説を務める。14日にJ SPORTSスポーツ・オンデマンド他で放送される日本語実況版に登場するカイリは「プロレスを知らない方、WWEの大ファンの方も聞いてうれしいような、私しか知らないバックステージのエピソードなどを伝えたい。選手の人間性や人柄をプラスし、試合をどうやって見たらいいのかを分かりやすく伝えることができたら。私の解説でも、ぜひ」とPRした。

レッスルマニア37大会からのWWE入門を勧めたカイリ・セイン(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

関連するニュースを読む

WWEレッスルマニア手がけるロビンソン氏「違った見せ方を楽しみにして」

レッスルマニア24大会のマイアミリゾートをイメージしたステージ(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

米プロレスWWEによる年間最大の祭典レッスルマニア37大会は10、11日(日本時間11、12日)、米フロリダ州タンパのレイモンド・ジェームス・スタジアムで開催される。レッスルマニアの舞台は、98年のレッスルマニア14大会からセットデザイナーのジェイソン・ロビンソン氏が担当している。同氏が手がけるセットに転機が訪れたのは01年のレッスルマニア17大会だったという。

久しぶりにスタジアム開催となったことを受け、上司であるエグゼクティブ・プロデューサー、ケビン・ダン氏に「何か違うことをやろう」と提案。同年からレッスルマニアのセットは会場の大きさとともに成長していった。

ロビンソン氏は人気ロックバンドとなるメタリカの90年代のツアーステージやスターウォーズから形や色使いなどを参考にした。特にスターウォーズ「帝国の逆襲」での深い青、紫、オレンジをバックにしたダースベイダーとルーク・スカイウォーカーによるライトセーバー戦に強い衝撃を受けたという。

同氏のデザインは約半年前に会場視察することからスタート。スタジアムの特徴的な部分、ショーのイメージを膨らませる。さまざまなアイデアを練り、議論を重ねるそうだ。すると「デザインの『神』が降りてくる」(同氏)瞬間があると強調する。その方向性で上司からゴーサインが出ると、すぐに実現に向けてアイデアを詰め、新しいチャレンジを模索。毎回レッスルマニアの前夜は、セットに囲まれた静かなスタジアムで、それまでのプロセスを振り返り感慨に浸るのだという。

ロビンソン氏自らが手がけたレッスルマニアデザインでのトップ4は次の通り。

(1)レッスルマニア29大会:会場を下見した瞬間に「ここにブルックリンブリッジを作ろう」と話し実現した。

(2)レッスルマニア33大会:最初に「ここにテーマパークを作ろう」と言った時はみんなに2度見されたそうだ。

(3)レッスルマニア24大会:スタジアムは広々と使うことができたため、マイアミのリゾートをイメージしてホテルを建設。

(4)レッスルマニア34大会:ニューオーリンズのお祭りマルディグラのマスクイメージは「神が降りてきた」。中邑真輔がWWEヘビー級王座挑戦時、大勢のバイオリン奏者の間を入場し、話題になった。

今年のセットについて、ロビンソン氏は「今年のスーパーボウルの会場でもあり、多くの人がスタジアムは見たことがあるでしょう。今度はWWEの番。WWEならではの違った見せ方を楽しみにしていて欲しい」と自信を示している。

レッスルマニア29大会でブルックリン橋をイメージしたステージ(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.
レッスルマニア33大会のステージはテーマパークをイメージコピーライト2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.
ニューオリンズのお祭りマルディグラのマスクのステージとなったレッスルマニア34大会。中邑真輔、アスカも入場した(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

関連するニュースを読む

WWE中邑ロリンズに連敗、セザーロにあだ討ち託す

ロリンズ(左)の顔面に蹴りを入れた中邑 (C) 2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:スマックダウン大会>◇26日(日本時間27日)◇米フロリダ州セントピーターズバーグ

「キング・オブ・ストロングスタイル」中邑真輔が、WWEグランドスラム達成者セス・ロリンズに連敗を喫し、盟友セザーロに敵討ちを託した。

21日のPPV大会ファストレーンに続きロリンズとのリマッチに臨んだ中邑はけいれん式ストンピングや断崖式ニー・ドロップで果敢に攻め込み先手を打った。「敬意を払え」といら立つロリンズのスワンダイブ式ジャンピング・ニーやファルコンアローを浴びると、スピンキックからのランドスライドで対抗。さらにキンシャサをかわされた後にも腕ひしぎ逆十字固めの三角絞めで捕獲した。しかし、そのまま持ち上げられ、パワーボムでたたきつけられると必殺のカーブ・ストンプを浴びてフォール負け。試合後も怒るロリンズに暴行されていると、盟友のセザーロに救援された。

バックステージで「セザーロの軽蔑にはうんざりだ。レッスルマニアで対戦して敬意というものを教えてやる」と息巻くロリンズに対し、セザーロはセザーロ・スイング(ジャイアント・スイング)で襲撃。「その挑戦受けてやる」と受諾し、両者が年間最大の祭典で激突することが決まった。WWE年間最大の祭典レッスルマニア37大会は4月10、11日、米タンパで開催される。

ロリンズ(右)のカーブ・ストンプを浴びた中邑 (C) 2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

関連するニュースを読む

アンドラデことラ・ソンブラがWWEと契約解除

WWEは21日(日本時間22日)、新日本プロレスでマスクマンのラ・ソンブラとしても活躍していたアンドラデ(31=メキシコ)と契約解除したと発表した。

15年11月に契約を結び、素顔に戻して活動。17年にWWE傘下のNXT王座を獲得し、18年にはスマックダウンに昇格。女子レスラーのゼリーナをマネジャーに伴って活動するなど存在感を示した。しかし20年10月以降は一気に出番が減っていた。自ら契約解除を申し出たとされるアンドラデは90日間、他団体での活動はできない。

07年にメキシコCMLLに入団したアンドラデは10年6月に新日本プロレスに初参戦。獣神サンダー・ライガーと熱戦を繰り広げ、当時、中邑真輔が保持していたIWGPインターコンチネンタル王座にも挑戦していた。

関連するニュースを読む

中邑ロリンズに惜敗カーブ・ストンプ浴び3カウント

マントのようにガウンをなびかせて入場した中邑(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:PPV大会ファストレーン>◇21日(日本時間22日)◇米フロリダ州セントピーターズバーグ

「キング・オブ・ストロングスタイル」中邑真輔(41)が、遺恨勃発したWWEグランドスラム達成者セス・ロリンズ(34)に惜敗した。18年11月のサバイバー・シリーズ以来、約2年4カ月ぶりとなるPPV大会でのロリンズとの一騎打ち。ニー・ドロップで先制した中邑が得意の「カモーン」ポーズで挑発すると、マットや解説席にたたきつけられる反撃を浴びた。

盟友セザーロの侮辱を始めたロリンズに怒り心頭の中邑は腕ひしぎ逆十字固めからのけいれん式ストンピング、ヒザ攻撃と猛攻。スピンキックからスライディング式ジャーマンと続けると、ロリンズのバックルボムからファルコンアローで反撃されるなど一進一退の攻防となった。

中邑はランドスライドやリバースパワースラムを成功させ、必殺のキンシャサ(ランニング式膝蹴り)を狙うも回避された。すると後頭部にロリンズの蹴りを浴びて大ダメージ。「侮辱しやがって」と怒りをあらわにされながら必殺のカーブ・ストンプを浴び、3カウントを許してしまった。

走り込んできたロリンズ(右)に前蹴りを入れる中邑(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

関連するニュースを読む

中邑、ロリンズ必殺技浴びて敗戦 キンシャサ不発

PPV大会でセス・ロリンズとのシングル戦に臨んだ中邑真輔(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:PPV大会ファストレーン>◇21日(日本時間22日)◇米フロリダ州セントピーターズバーグ

「キング・オブ・ストロングスタイル」中邑真輔(41)が、WWEグランドスラム達成者セス・ロリンズ(34)とのシングル戦に敗れた。

18年11月のサバイバー・シリーズ以来、約2年4カ月ぶりとなるPPV大会での両者の対決。ランドスライド、リバースパワースラムと連続技で追い詰めたものの、得意のキンシャサ(ランニング式ニーストライク)を2度も回避された。さらにロリンズの蹴りを避けた後、背後から延髄に右ふくらはぎで巻きつけるような蹴りを浴びてダウン。倒れたところで、ロリンズ必殺のカーブ・ストンプで頭を踏みつけられ、フォール負けを喫した。

関連するニュースを読む

中邑真輔、PPV大会でロリンズとシングル対決へ

両者ともに不敵な笑みを浮かべてリングで対峙(たいじ)する中邑真輔(左)とセス・ロリンズ(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:スマックダウン大会◇19日(日本時間20日)◇米フロリダ州セントピーターズバーグ

「キング・オブ・ストロングスタイル」中邑真輔(41)が21日(日本時間22日)のPPV大会ファストレーンで、WWEグランドスラムを達成しているセス・ロリンズ(34)と対戦すると発表された。PPV大会での両者の対決は、US王者中邑がインターコンチネンタル王者ロリンズと「王者対決」に臨んだ18年11月サバイバーシリーズ以来、約2年4カ月ぶりとなる。

大会では先にリングに登場したロリンズが「皆、俺を王様のように扱うが1人セザーロだけは無礼だった」と挑発的な態度。先週セザーロを襲撃した映像を示して「2度と俺に無礼はできないぞ」とののしると、そこにセザーロの盟友となる中邑が姿をみせた。ロリンズの制止を無視し、リングに上がるとマイクを奪って「黙れ」と言い放った。さらに襲いかかってきたロリンズにバックスピンキックを成功させ「カモーン」と挑発。最後はSTOから必殺のキンシャサをたたき込んで制裁した。さらに中邑は自らのツイッターに「口は災いの元だ」と投稿すると、PPV大会ファストレーンでの両者のシングル対決が発表された。

PPVファストレーンでセス・ロリンズ(右)との対戦が決まった中邑真輔(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.
バックスピンキックをセス・ロリンズ(左)に見舞った中邑真輔(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

関連するニュースを読む

中邑真輔、危険技で盟友急襲のロリンズとにらみ合い

バックステージでロリンズとのにらみ合いを展開した中邑(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:スマックダウン大会> ◇12日(日本時間13日)◇米フロリダ州セントピーターズバーグ

「キング・オブ・ストロングスタイル」中邑真輔が、盟友セザーロを襲撃したセス・ロリンズと無言のにらみ合いを展開した。

先にロリンズがリングで大暴れ。マーフィーとシングル戦で激突していたセザーロを背後から襲撃し、反則裁定となった試合後も「俺のレベルには届かない」と言い放ちながらカーブ・ストンプ2発をたたき込むなど暴動した。スタッフの制止を受け、ようやく退場したロリンズの前に、満を持して中邑が登場。バックステージで、ロリンズを無言のままにらみつけ、火花を散らしていた。

ロリンズ(右)のカーブ・ストンプを浴びたセザーロ(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

関連するニュースを読む

飯伏幸太が世界ヘビー級初代王者「世界一ベルトに」

飯伏幸太対エル・デスペラード 勝利した飯伏幸太は2本のベルトを掲げて雄たけびを上げる(撮影・浅見桂子)

<新日本プロレス>◇4日◇日本武道館

IWGPヘビー級、同インターコンチネンタル(IC)2冠王者の飯伏幸太(38)が、エル・デスペラードに2度のカミゴェを決めて勝利し、今回から統一となったIWGP世界ヘビー級の新王者に輝いた。1月4日に2冠王者となってから言い続けた統一の願いが、2月28日の内藤戦でのIC防衛後に実現。最初のタイトルマッチでベルトを手にし、新たな歴史を作り始めた。

   ◇   ◇   ◇

最後の2冠戦を制したのは飯伏だった。終始左足を攻められ続けた苦しい戦いに、右膝2発でピリオドを打った。試合後は崩れ落ちたデスペラードとガッチリ握手。「本当に強かった。(試合前に)しょっぱいとか言ってごめんなさい」と相手の力を認めた。リング上で見納めとなる2つのベルトを手にし「これを1つにして世界のベルトにしたい」と高らかに叫んだ。

1月5日の2冠初防衛後に統一を宣言。新日本プロレスに受け入れられず、2度目の防衛戦後に改めて要求。2月末に内藤に勝利し、ようやく実現となった。以前から「歴史を残した上で統一する」と話していたが、否定的な意見もあり、この日はデスペラードへの手拍子の方が多いというまさかの事態。そんな劣勢も王者のプライドではね返し、ベルトを死守した。

87年、アントニオ猪木が初代王者となったヘビー級。11年に創設され、飯伏の尊敬する中邑真輔らが支えてきたIC。実力者たちが巻いてきた2つのベルトに終止符を打った。初の防衛戦は4月4日。この日始まったニュージャパン杯の勝者と戦う。「いつでも誰でもいい。強い相手と戦って世界一のベルトにする」。初代王者となった飯伏は、これから歴史を作り出す。【松熊洋介】

飯伏幸太対エル・デスペラード エル・デスペラード(手前)にカミゴェを見舞って試合を決める飯伏幸太(撮影・浅見桂子)
飯伏幸太対エル・デスペラード エル・デスペラード(手前)にキックを見舞う飯伏(撮影・浅見桂子)

関連するニュースを読む

中邑真輔41歳初戦で黒星 伏兵クルーズにまさかの

クルーズ(手前)にスライディング式キンシャサをたたき込んだ中邑(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:スマックダウン大会>◇26日(日本時間27日)◇米フロリダ州セントピーターズバーグ

「キング・オブ・ストロングスタイル」中邑真輔が41歳初戦で痛恨の黒星を喫した。

2月24日にバースデーを迎えたばかりの中邑は先週スマックダウン大会に続き、アポロ・クルーズとダイレクトリマッチに臨んだものの、ゴング前から襲撃されてリズムを狂わされ、アングルスラムを浴びてフォール負けを喫した。

リング入場後、すぐにクルーズに奇襲を仕掛けられ、場外にある鉄製ステップにたたきつけられた。ゴング後も髪を引っ張られて原爆固めを食らう屈辱を味わった中邑は負けじと顔面へのハイキックからスライディング式キンシャサで反撃した。原爆固め3連打を受けると、中邑もスライディング式ジャーマンでお返し。拮抗(きっこう)した展開だったものの、最後はアングルスラムを浴び、フォール負け。「伏兵」クルーズにまさかの黒星を喫してしまった。

21年に入ってヒールからヘビーフェースにターン。入場曲もコスチュームもボディースーツ型から18年途中まで着用していたパンタロンに戻し、WWE最高位のヘビー級王座を狙う意気込みを示していたが、スマックダウンにある最高位王座、WWEユニバーサル王座挑戦に向け、中邑の道のりは険しそうだ。

ゴング前にクルーズ(左)に襲撃された中邑(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

関連するニュースを読む

中邑真輔がクルーズに「借り」返す快勝も王者が担架

クルーズ(下)に膝を落とす中邑(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:スマックダウン大会>◇19日(日本時間20日)◇米フロリダ州セントピーターズバーグ

「キング・オブ・ストロングスタイル」中邑真輔(40)が、アポロ・クルーズに「借りを」返す勝利を挙げた。

先週12日にインターコンチネンタル(IC)王座挑戦時に試合妨害してきたクルーズとのシングル戦が第1試合に組まれ、飛びつき式腕ひしぎ逆十字固めからの丸め込みで快勝した。

IC王者ビックEが場外に設置されたソファでリラックスしながら解説する中、中邑はドロップキック3発を浴び、場外戦ではビックEに投げ付けられた。負けじと中邑も延髄斬りからライダーキック、スライディング・ジャーマンと連続攻撃。スパインバスターを食らった後、飛びつき式腕ひしぎ逆十字固めで絞るとそのままクルーズを丸め込んで3カウントを奪ってみせた。

試合後、背後からクルーズに襲撃された中邑は場外に投げ飛ばされると防護壁にたたきつけられた。さらに鉄製階段で殴打された。ビックEの制止でクルーズの襲撃が1度は終わるかに見えたが、今度はビックEも鉄製階段で殴打されてしまった。IC王者が担架で運ばれ、病院送りにされる後味の悪さも残った。

中邑(左から2人目)の目の前でクルーズ(右端)に襲われるビックE(左から3番目)(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.
クルーズ(右)にミドルキックを打ち込む中邑(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

関連するニュースを読む

中邑が王者ビッグEと激突もクルーズ妨害で反則裁定

インターコンチネンタル王者ビッグE(右)にローキックを浴びせる中邑(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved

<WWE:スマックダウン大会>◇12日(日本時間13日)◇米フロリダ州セントピーターズバーグ

WWE最高位王座(ヘビー級王座、ユニバーサル王座)の獲得を目指す中邑真輔(40)が、過去に保持していたインターコンチネンタル(IC)王座挑戦で「腕試し」した。

リングに登場したIC王者ビッグEから広く挑戦者を募るオープンチャレンジが宣言されると、最初に先週も挑戦したアポロ・クルーズが姿をみせるも却下。続いて登場した中邑が正式な挑戦者に指名された。

なぜか場外でクルーズが見守る中、蹴り連打、コーナーでのけいれん式ストンピングの“中邑ムーブ”で先手を打てば、王者のクローズライン(ラリアット)からのスプラッシュを浴びた。エプロンまでよじ登ったクルーズの邪魔で隙をみせたビッグEに対し、中邑は延髄斬りやセカンドロープからのジャンピングニーをさく裂させた。

ついにキンシャサ(ランニング式膝蹴り)を放つチャンスを迎えたが、王者に回避された。逆にビッグEの必殺ビッグエンディングの態勢に入られるピンチを迎えたものの、乱入したクルーズのドロップキックがビッグEに直撃。そのまま試合は反則裁定となってしまった。3者ともに後味の悪い結果となった。

中邑(左奥)の目前でアポロ・クルーズ(右端)に襲撃されたインターコンチネンタル王者ビッグE(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved

関連するニュースを読む

中邑がエッジと遭遇し初対戦歓迎 米英メディア注目

21年男子ロイヤルランブル戦を制したエッジと遭遇した中邑(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:スマックダウン大会>◇5日(日本時間6日)◇米フロリダ州セントピーターズバーグ

「アーティスト」中邑真輔が、10年以来2度目の男子ロイヤルランブル戦制覇を成し遂げたホットな男、エッジと遭遇した。

セザーロとダニエル・ブライアンのシングル戦の試合映像をモニターで見届けた中邑は、バックステージでエッジと対面。何かを話し掛けられ、握手を求められると中邑は笑顔で応じた。

WWEを中継する英BTスポーツが公式SNSで、その中邑がエッジと握手するツーショットを添えて「まさにその感触」と投稿すれば、米メディアも「この試合は驚異的だろう」などと反応。さらにスマックダウンを中継する米FOXスポーツが公式ツイッターで「エッジ対中邑が見たい。質問してくれてありがとう」とつづった投稿に中邑が反応。「いいですよ、お願いします」とリツリートしていた。

年間最大の祭典レッスルマニア37大会(4月10、11日、米タンパ)での王座挑戦権を保持するエッジとの初シングル対決が今後、実現するのか。米英メディアも注目している。

関連するニュースを読む