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V8寺地拳四朗が一夜明け会見「10いきたい、きりよく」年内2試合を希望

オンラインで一夜明け会見に臨んだ王者寺地(C)BMBジム

WBC世界ライトフライ級王座の8度目の防衛に成功した寺地拳四朗(29=BMB)が25日、京都のBMBジムからオンラインで一夜明け会見に臨んだ。寺地は24日、エディオンアリーナ大阪で挑戦者の同級1位久田哲也(36=ハラダ)を判定で下した。

19年12月末以来、約1年4カ月ぶりの実戦だった。フルラウンドの激闘を制した寺地は「久しぶりだったんで、疲れがドッときました。筋肉痛もある。ここも腫れてるし」と左目下を示した。2回にダウンを奪うが、その後はベテランの久田の粘りに苦しめられた。久々の影響もあった。「ボクシングの試合は判断が難しいとあらためて思いました。ここでまとめにいくのか、控えるのか。結果勝ったからよかったが、こうすればよかったというのはあります」。

昨年、泥酔騒動で3カ月のライセンス停止などの処分を受けた。その重圧もあり、試合後は珍しく泣きじゃくった。知人から、その姿に対する反応もあったという。「あまり見せなかった(姿な)んで。つられた(もらい泣きした)とか、いただきました。ちょっと恥ずかしいですけど」と照れ笑いを浮かべた。

今後は、新型コロナウイルス感染拡大防止の緊急事態宣言発出中の状況もあり、練習の再開も含めて未定だが、年内にあと2試合を希望。「(防衛回数)10いきたいですね。きりよく」。前夜は久々に実家に戻り「久しぶりに猫に会ったんで、なでて癒やされました」。しばしの休息をへて、元WBA世界ライトフライ級王者具志堅用高氏の防衛記録13回更新へ、真っすぐに突き進む。【実藤健一】

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寺地拳四朗が号泣8度目防衛「負ければ人生が」1年超の空白と重圧乗り越え

試合後のインタビューで涙を見せる寺地拳四朗(撮影・和賀正仁)

<プロボクシング:WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦>◇24日◇エディオンアリーナ大阪

王者寺地拳四朗(29=BMB)が、号泣の8度目防衛を飾った。同級1位久田哲也(36=ハラダ)から2回にワンツーでダウンを奪って優位に進め、大差判定3-0で勝利した。王者が泥酔によるトラブルで試合が延期された経緯もあり、「負ければ人生が終わっていた」という重圧から解放されて涙を流した。今後は元WBA世界ライトフライ級王者具志堅用高氏の連続防衛13回の更新、同級4団体統一を目標に掲げた。

   ◇   ◇   ◇

まるで子どものように泣きじゃくった。試合後の勝利者インタビュー。マイクを手にした寺地は、おえつで言葉が続かなかった。「ありがとうございます。本当、昨年は自分の不祥事で久田選手や関係者の方に本当にご心配をかけ、これからどうしたらいいんだろうという不安の中、今回勝てて。本当にうれしいです」。いつもクールを貫く王者が感情をむき出しにした。

7度目の防衛を飾った19年12月末以来、約1年4カ月ぶりの実戦は厳しい戦いだった。2回に鮮やかなワンツーでダウンを奪う。そこから「倒せるかと、力んでしまった」。ベテランの久田の粘りに苦しめられた。「流れは悪くなかったが思った以上に相手が前に出てきた」。死にものぐるいで戦いを挑んできた相手を受け止め、フルラウンドの死闘を演じた。出し切っただけに涙があふれた。

コロナ禍で自粛生活の中、昨年7月に泥酔して東京都内のマンションに不法侵入し、他人の車を破損させるトラブルをおかした。日本ボクシングコミッション(JBC)により、発覚した昨年12月1日から3カ月のライセンス停止。制裁金300万円に社会奉仕活動の厳しい処分を受けた。

それだけに「いろいろ不安があった。負けたら人生終わりますからね。負けられない。絶対に勝たないといけないと思っていた」。普段はひょうひょうとしたスタイルだが、心の底では重いものを抱えていた。その重圧に打ち勝った。

日本のジム所属選手で歴代5位タイの連続8回防衛を果たした。今後に向けて、これまでも公言している具志堅氏の13回超えに加え、「他団体も全部、ベルトはとりたい」と言った。「今回のことで、いい意味でメンタル的にも強くなれた」。1年4カ月のブランクをへて成し遂げたV8。ここから拳四朗の第2章が始まる。【実藤健一】

◆寺地拳四朗(てらじ・けんしろう) 1992年(平4)1月6日、京都府城陽市生まれ。奈良朱雀高→関大。アマ戦績は58勝(20KO・RSC)16敗。14年8月にプロデビュー。15年12月に日本ライトフライ級王者、16年8月に東洋太平洋同級王座を獲得。17年5月にWBC世界同級王座を獲得し8連続防衛。プロ戦績は18勝(10KO)無敗。身長163・8センチの右ボクサーファイター。

○…新型コロナウイルス感染症拡大防止のため25日に大阪府にも緊急事態宣言が発出される前日、ギリギリのタイミングで有観客の世界戦を実施した。プロモーターの真正ジム山下正人会長は「緊急事態宣言が発出される中で興行をできた。感染対策は万全にした。大成功だったと思う」。入場者制限で半分以下の2200人となったが、観客もルールに従って声を出さず拍手での応援に徹した。

2回、久田哲也(左)に右ストレートでダウンを奪う寺地拳四朗(撮影・和賀正仁)
判定で久田哲也(左)を破り拳を握る寺地拳四朗(撮影・和賀正仁)

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【評論】不調でも防衛の寺地拳四朗、日本記録可能性更にアップ/大橋秀行氏

2回、久田哲也(左)に右ストレートでダウンを奪う寺地拳四朗(撮影・和賀正仁)

<プロボクシング:WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦>◇24日◇エディオンアリーナ大阪

王者寺地拳四朗(29=BMB)が、号泣の8度目防衛を飾った。同級1位久田哲也(36=ハラダ)から2回にワンツーでダウンを奪って優位に進め、大差判定3-0で勝利した。

 ◇   ◇   ◇

<大橋秀行氏の目>

防衛に成功した寺地の出来は普段の50%ぐらいだったのではないか。過去の試合よりも動きがスローに感じた。2回に左ジャブの相打ちからの右でダウンを奪ったが、あの左ジャブが相打ちになるシーンは、これまで見たことがなかった。不祥事で謹慎し、奉仕活動を続けた上での世界戦は相当な重圧だっただろうと感じた。

不調の中でもペースを握ることができたのは、ステップの速さ、タイミングの良い左ジャブ、多彩な右を持っていたからだろう。ワンツーの右ストレート強度を巧みに変え、かつ同じモーションで右アッパーも放っていた。接近戦のボディーブローの打ち合いも勝り、技術が光った。本当はKOで倒したかっただろうが、不調を乗り越えて判定勝ちできたのは収穫。日本記録の13回防衛を破る可能性は、さらに高まったといえる。

一方の久田は全てを出し切った。王者の左ジャブをもらわず、持ち味の強打を狙う意図は伝わったが、中盤になるとパンチに力がなかった。中盤までに強打で勝負をかけても良かったかなと思う。ポイントは大差だったものの、久田は大健闘だった。(元WBA、WBC世界ミニマム級王者)

試合後のインタビューで涙を見せる寺地拳四朗(撮影・和賀正仁)

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寺地拳四朗に敗れた久田哲也が引退表明「やり切って負けたので悔いはない」

8回、寺地拳四朗(右)に左ストレー打つ久田哲也(撮影・和賀正仁)

<プロボクシング:WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦>◇24日◇エディオンアリーナ大阪

王者寺地拳四朗(29=BMB)に0-3の判定負けを喫した挑戦者の同級1位久田哲也(36=ハラダ)が現役引退を表明した。

19年10月、WBA世界同級スーパー王者京口紘人(ワタナベ)に判定負け以来、約1年6カ月ぶりとなるリングで、2戦連続の世界挑戦だったが、またもベルトをつかむことはできなかった。

これでプロ11敗目となった36歳は、試合後に「やり切って負けたので悔いはない。引退します。世界を取れなかったので悔いはないとは言えないが、やり切りました」とグローブを外す決意を示した。

昨年12月に食道がんのため79歳で亡くなったハラダジム先代会長の原田実雄さんの墓前に王座奪取を報告できなかったことに「ベルトを届けられなくて…会長、ごめんなさい」と謝った。会場には淳子夫人と3人の愛娘も応援に駆けつけていた。久田は「支えてくれた妻、応援してくれた子供にありがとうと言いたい。19歳から17年間、42戦しました。丈夫な体に生んでくれた両親にも感謝したい」と口にしていた。

判定で久田哲也(左)を破り拳を握る寺地拳四朗(撮影・和賀正仁)

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寺地拳四朗、涙ながらのV8達成「不安の中、今回勝てて。本当にうれしい」

2回、久田哲也(左)に右ストレートでダウンを奪う寺地拳四朗(撮影・和賀正仁)

<プロボクシング:WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦>◇24日◇エディオンアリーナ大阪

王者寺地拳四朗(29=BMB)が、挑戦者の同級1位久田哲也(36=ハラダ)を3-0の判定で下し、8度目の防衛に成功した。

日本ジム所属選手の連続防衛記録で5位タイ。目指す日本記録の元WBA世界ライトフライ級世界王者具志堅用高氏の13回更新へ、前進した。寺地の主な一問一答は次の通り。

 ◇   ◇   ◇

-V8防衛成功

寺地 (涙ながらに)ありがとうございます。本当、昨年は自分の不祥事で久田選手や関係者の方に本当にご心配をかけ、これからどうしたらいいんだろうという不安の中、今回勝てて。本当にうれしいです。本当に応援に来てくれたみなさん、ありがとうございます。こんなボクをこれからも応援してくれたら、本当にうれしいです。コロナの中、こんなたくさん来ていただいて本当にうれしいです。ありがとうございます。

-1年4カ月ぶり

寺地 本当に不安の中、自信もありましたけれど不安もありました。支えてくれる方がたくさんいて恵まれている。ボクシングを続けられていて幸せだと思います。迷惑をかけ、どうしようもないことなので、これからボクが勝って少しでも恩返しできれば、うれしいです。これからどんどん勝っていくので、応援してくれたら幸せです。

-今後の決意

寺地 もっと王者らしく、もっと強く、まだまだボクは強くなれると思っている。もっとボクシングを大好きになって、みなさんに強い姿をみせられるようにしっかりトレーニングしていくので、ぜひまた応援してください。

2回、久田哲也(左)に右ストレートでダウンを奪う寺地拳四朗(撮影・和賀正仁)

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寺地拳四朗が大差判定V8 負けられない戦いでファンに恩返し

判定で久田哲也(左)を破り拳を握る寺地拳四朗(撮影・和賀正仁)

<プロボクシング:WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦>◇24日◇エディオンアリーナ大阪

王者寺地拳四朗(29=BMB)が、挑戦者の同級1位久田哲也(36=ハラダ)を3-0の判定で下し、8度目の防衛に成功した。日本ジム所属選手の連続防衛記録で5位タイ。目指す日本記録の元WBA世界ライトフライ級世界王者具志堅用高氏の13回更新へ、前進した。

約1年半ぶりの試合となった。同カードは当初、昨年12月19日に組まれていた。しかし、王者寺地が泥酔し、他人の車をボコボコにする騒動を起こし、延期となっていた。日本ボクシングコミッション(JBC)から12月1日から3カ月のライセンス停止などの処分を受けた寺地は「たくさんの人に迷惑をかけている。ただ勝つだけじゃなく、内容でも圧勝で、ちゃんとしたところを見てほしい」と思いを詰め込んだ。

絶対に負けられない戦い。「一方的な試合にします」とあえて、自身にプレッシャーをかけて臨んだ。その上で新たな目標も掲げていた。「防衛回数もだが、統一戦もやりたい。ベルトの数を増やしたい。応援してくれている人のありがたさを感じた。恩返しをしたい思いが強い」。

具志堅氏の記録に挑むと同時に、今後はビッグマッチも画策していく。

2回、久田哲也(左)に右ストレートでダウンを奪う寺地拳四朗(撮影・和賀正仁)

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ボクシング寺地拳四朗「一方的な試合に」 24日今年初の国内男子世界戦

計量を終えた王者寺地(左)と挑戦者の久田(2021・4・23 大阪市内 代表撮影)

コロナ禍で今年、国内で男子初の世界戦が24日にエディオンアリーナ大阪で行われる。WBC世界ライトフライ級タイトルマッチで王者寺地拳四朗(29=BMB)と挑戦者の同級1位久田哲也(36=ハラダ)は23日、大阪市内で前日計量に臨み、ともにクリアした。新型コロナウイルス感染症拡大防止で関西では大阪、兵庫、京都に25日に緊急事態宣言が発出される。その前日に行われる世界戦は、入場者制限をした有観客で行う。

   ◇   ◇   ◇

見えない敵に屈するわけにはいかない。コロナ禍が拡大している大阪でボクシングの世界戦を行う。大阪府が要請している緊急事態宣言の発出は25日。ギリギリで開催する興行に、プロモーターの真正ジム山下正人会長(59)は「明日は通常通りで、有観客で開催したい」。当初から会場の収容人数の半分以下、2200人を想定しており、前売りで約2000人分が売れているという。その観客の期待に応えるべく、全力を尽くす。

男子の世界戦は国内で今年初となる。山下会長は「コロナで厳しい中でも、選手の頑張りを無駄にはできない」と話していた。過酷な減量を伴う、ボクサーの試合までの調整は厳しさしかない。その努力を「無」にするわけにはいかない。

王者の寺地は、リミットを300グラム下回る48・6キロでクリアした。「余裕を持って調整してきて、代謝で落ちただけ」と余裕の表情を見せる。7度目の防衛に成功した19年12月以来、約1年半ぶりの実戦となるが「(試合のプランは)圧勝ですね。一方的な試合にします」と宣言した。

出口が見えないコロナ禍で苦しむ人たちを勇気づけたい。「コンディションはすごくいいです。KOにはこだわらないが、自然の流れで」。同カードは当初、昨年12月19日に予定も、王者側のトラブルで延期となっていた。その責めも負うだけに気合が入る。

世界戦で初めてメインを務める。「メインとかあまり意識しません。いつも通りやるだけ」。コロナ禍の大阪で「戦う」魂を見せつける。【実藤健一】

○…挑戦者の久田が勝てば36歳6カ月、日本選手最年長での世界王座戴冠となる。前日計量を48・9キロのリミットでクリア。「コンディションはいいです。早めに調整できた」と自信を示した。無敗の王者に対し、自身は10敗を喫している。「何度も泥水をすすってきていて、苦しい状況でも最後まであきらめずに戦う。そこが自分の強みだと思う」。2度目の世界挑戦で遅咲きが歴史を刻む。

前日計量をクリアした王者寺地(2021・4・23 大阪市内 代表撮影)

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王者寺地拳四朗、久田哲也が前日計量で闘志 大阪で有観客開催へ

計量を終えた王者寺地(左)と挑戦者の久田

WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ(24日、エディオンアリーナ大阪)の前日計量が23日、大阪市内で行われた。王者寺地拳四朗(29=BMB)は48・6キロ、挑戦者の同級1位久田哲也(36=ハラダ)はリミット48・9キロでクリアした。

約1年半ぶりの試合となる寺地は、300グラムアンダーに「余裕を持って、代謝で落ちただけです」と話し、「コンディションはすごくいい。ホテルに戻って、ごはん食べてゆっくり過ごしたい」と7度防衛している余裕を漂わせた。

一方の久田も「コンディションはいいです。昨日の時点でリミット(に)いっていたし、早めに調整できた」と自信を示す。無敗の王者に対し、自身は10敗しているが「何度も泥水をすすってきてるんで、苦しい状況でも最後まであきらめずに戦う。それが自分の強みだと思う」と話した。

新型コロナウイルス感染拡大防止で、25日にも緊急事態宣言が発出され、大阪府の対象に入っている。試合はその前日となるため、入場制限を設けた有観客で実施の予定。通常の収容人数の半分以下、2200人を想定し、前売りで約2000人分が売れているという。プロモーターの真正ジム山下正人会長(59)は「明日は通常通り、有観客で開催したい」と話した。

計量後のオンライン会見に臨んだ王者寺地
計量後のオンライン会見臨んだ挑戦者の久田

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王者寺地拳四朗「圧倒的に勝つ」宣言 ジムは試合の実施を最優先に

24日の世界戦に臨む王者寺地(左)と挑戦者の久田(撮影・実藤健一)

WBC世界ライトフライ級王者寺地拳四朗(29=BMB)が、「圧倒的に勝つ」と宣言した。24日にエディオンアリーナ大阪で同級1位・久田哲也(36=ハラダ)との8度目防衛戦に臨む。22日に大阪市内で調印式が行われた。

同カードは昨年12月19日に指名試合として予定されていたが、王者側のトラブルにより延期となっていた。寺地は7度目の防衛に成功した19年12月以来、約1年半ぶりの実戦となる。ブランクも不安視されるが、王者は「圧倒的に勝つ。それだけです」と言った。

新型コロナウイルスの影響で、大阪府は緊急事態宣言を国に要請している。プロモーターの真正ジム山下正人会長(59)は「エディオンアリーナ大阪が閉館にならない限り、興行は行う。国から無観客を指示されたら無観客でやります」。

当初から定員の5割以下、2200人想定で2000人分のチケットが売れている。国の判断があれば、払い戻しする。「選手のここまでの頑張りをむだにはできない」と山下会長は試合の実施を最優先に掲げた。

この日、両者はPCR検査を受けた。ともに陰性判定で、試合は予定通り行われる方向となっている。

24日の世界戦に臨む左から寺地会長、王者寺地、挑戦者の久田、原田会長、山下会長(撮影・実藤健一)

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寺地拳四朗「今まで見たことない」コシノ・ジュンコ氏斬新ガウンでV8戦へ

寺地拳四朗(2019年12月24日撮影)

WBC世界ライトフライ級王者寺地拳四朗(29=BMB)が、世界的ファッションデザイナーの“衣装”をまとって出陣する。8度目防衛戦(24日、エディオンアリーナ大阪)でコシノ・ジュンコ氏デザインの斬新なガウンを着用することが15日に発表された。

同級1位・久田哲也(36=ハラダ)と対戦する。同カードは昨年12月19日に指名試合として予定されていたが、王者側のトラブルにより延期となっていた。寺地は7度目の防衛に成功した19年12月以来、約1年半ぶりの実戦となる。あらためて元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高氏の連続防衛13回更新へ、衣装も気持ちも新たに臨むことになった。

コシノジュンコ氏と寺地がコメントを発表した。

コシノジュンコ氏 白で統一されたロングガウンは拳四朗さんのさわやかなイメージと強さや大きな存在感を演出し、今までに見たことのないデザインで注目を集めてもらえたらと思い、このデザインにしました。

王者寺地拳四朗 今回、世界的に有名なコシノ先生にガウンをデザインしていただきほんとうれしいです。ガウンを着て入場するのが今から楽しみです。僕が4月24日に試合ができるのは、たくさんの人たちのサポートで成り立っているので、必ず勝って恩返ししたいと思います。

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久田哲也「勝つ自信しかないです」寺地拳四朗の王座挑戦 延期にも前向き

リモートでの公開練習の会見に臨んだ久田

WBC世界ライトフライ級タイトルマッチで、王者寺地拳四朗(29=BMB)に挑む同級1位の久田哲也(36=ハラダ)がリモートで会見した。試合は今月24日、エディオンアリーナ大阪で行われる。

同カードは昨年12月19日に指名試合として予定されていた。しかし寺地が騒動発覚により、日本ボクシングコミッション(JBC)から12月1日から3カ月のライセンス停止、制裁金300万円などの処分を受けて、延期となっていた。

久田は「勝つ自信しかないです」と語り、「メンタル的に試合がなくなったのはきつかったが、3カ月延びた期間でいろんな選手とスパーリングができた」と前向きを強調した。

36歳だけにラストチャンスが色濃いが、「負けることはないんで。(負けた想定は)考えていません」とキッパリ。「すべてをぶつけます」と意気込んだ。【実藤健一】

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寺地拳四朗が練習公開「たくさんの人に迷惑かけた」

リモートでの会見に臨んだ寺地拳四朗

WBC世界ライトフライ級王者寺地拳四朗(29=BMB)が5日、8度目の防衛戦(24日、エディオンアリーナ大阪)に向けて、東京都内の三迫ジムでの練習を公開した。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、すべてリモートと異例の形で行われた。

寺地は同級1位・久田哲也(36=ハラダ)と対戦。昨年12月に予定された試合だが、寺地が泥酔して都内マンションに侵入し他人の車を傷つける騒動を起こし、日本ボクシングコミッション(JBC)より12月1日から3カ月のライセンス停止、制裁金300万円などの処分を受けていたことにより、延期となっていた。処分は2月末で解除となっている。

寺地は「すごく順調。相手どうこうより、自分の調整。いい試合を見てもらうだけ」と自信を口にした。その上で、この試合にかける思いも。「たくさんの人に迷惑をかけている。ただ勝つだけじゃなく、内容でも圧勝で、ちゃんとしたところを見てほしい」と語った。

元WBA世界ライトフライ級王者具志堅用高氏の日本記録、連続防衛13回更新の目標は変わらない。その過程で「防衛回数もだが、統一戦もやりたい。ベルトを増やしていきたい」と新たな挑戦にも意欲を燃やした。

◆各団体の世界ライトフライ級王者 WBAは3王者。スーパー王者の京口紘人(ワタナベ)、王者カルロス・カニサレス(ベネズエラ)、暫定王者ダニエル・マテリョン(キューバ)。IBF王者フェリックス・アルバラード(ニカラグア)、WBO王者エルウィン・ソト(メキシコ)。

リモートでの公開練習を行った寺地拳四朗

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拳四朗泥酔で「弔い合戦」に原田会長「怒ってます」

4・24世界戦発表会見に臨んだ王者・寺地(左)と挑戦者の久田(撮影・実藤健一)

WBC世界ライトフライ級王者寺地拳四朗(29=BMB)の8度目防衛戦が8日、大阪市内で発表された。4月24日にエディオンアリーナ大阪で同級1位・久田哲也(36=ハラダ)と対戦する。

同カードは昨年12月19日に指名試合として予定されていた。しかし寺地が昨年7月に泥酔して都内マンションに侵入し他人の車を傷つける騒動を起こしたことが発覚。日本ボクシングコミッション(JBC)より12月1日から3カ月のライセンス停止、制裁金300万円などの処分を受けて、中止となっていた。寺地の処分は2月末で解除となり、今回の“再戦”が正式発表された。

待たされた挑戦者の久田は「弔い合戦」となる。先代の原田実雄会長が昨年12月末に死去した。当初の予定通り、試合が実施されていれば愛弟子の戴冠を見守ることもできた。息子の現会長・剛志氏は「個人的には怒ってます」。久田は「前会長に王者の姿を見せられなかった。100%の力を発揮するだけです」と王座奪取を誓った。

ソーシャルディステンス、マスク姿でフェイスオフの王者寺地(左)と挑戦者久田(撮影・実藤健一)

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寺地拳四朗“再戦”感謝、自粛中は奉仕活動で徳積む

マスク姿でフェイスオフの王者寺地(左)と挑戦者久田(撮影・実藤健一)

WBC世界ライトフライ級王者寺地拳四朗(29=BMB)が、悪夢のトラブルを乗り越えて、あらためて「具志堅超え」を目指す。8度目防衛戦が8日、大阪市内で発表された。4月24日にエディオンアリーナ大阪で同級1位・久田哲也(36=ハラダ)と対戦する。

同カードは昨年12月19日に指名試合として予定されていた。しかし、寺地が昨年7月に泥酔して都内マンションで他人の車を傷つけていたことが発覚。日本ボクシングコミッション(JBC)より12月1日から3カ月のライセンス停止、制裁金300万円などの処分を受け、中止となった。その処分は先月末で解除。“再戦”が正式発表された。

寺地は「私事の事件のせいで久田選手、関係者のみなさまにご迷惑をかけて申し訳ございません」と謝罪。その上で「この試合を組んでいただき、ありがとうございます」と感謝した。寺地は7度目の防衛に成功した19年12月以来、1年4カ月ぶりの実戦となる。

「これだけ空くことはなかったので緊張はあるが、ワクワク感もある」

自粛期間中は、護国寺(東京・文京区)で社会奉仕活動に従事。「重要文化財の掃除、ラジオ体操など普段はできない経験をさせてもらった」。徳を重ねてボクサーとして復帰した。

新型コロナウイルスの影響が続く中、男子世界戦では国内初。複数階級制覇が主流も、寺地は「目標はぶれていない」「自分のボクシングを貫くだけ」。同じ階級で連続防衛回数にこだわり、V8戦に臨む。元WBA世界ライトフライ級王者具志堅用高氏の連続13回防衛超えへ、再スタートを切る。【実藤健一】

世界戦発表会見に臨んだ王者・寺地(左)と挑戦者の久田(撮影・実藤健一)

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泥酔で車ボコボコ騒動の拳四朗、4・24にV8戦

4・24世界戦発表会見に臨んだ王者・寺地(左)と挑戦者の久田(撮影・実藤健一)

WBC世界ライトフライ級王者寺地拳四朗(29=BMB)の8度目防衛戦が8日、大阪市内で発表された。4月24日にエディオンアリーナ大阪で同級1位・久田哲也(36=ハラダ)と対戦する。

同カードは昨年12月19日に指名試合として予定されていた。しかし寺地が昨年7月に泥酔して都内マンションに侵入し他人の車を傷つける騒動を起こしたことが発覚。日本ボクシングコミッション(JBC)より12月1日から3カ月のライセンス停止、制裁金300万円などの処分を受けて、中止となっていた。寺地の処分は2月末で解除となり、今回の“再戦”が正式発表された。

寺地は「私事の事件のせいで久田選手、関係者のみなさまにご迷惑をかけて申し訳ございません」と謝罪。その上で「この試合を組んでいただき、ありがとうございます」と感謝した。

寺地は7度目の防衛に成功した19年12月以来、約1年半ぶりの実戦となる。「これだけ空くことはなかったので緊張はあるが、ワクワク感もある」。

一方、待たされた形の挑戦者・久田は2度目の世界挑戦。「待たされた分、勝つ確率は上がっている。(中止は)ショックだったが、今はモチベーションが高い状態です」と力強くベルト奪取を誓った。

ソーシャルディステンス、マスク姿でフェイスオフの王者寺地(左)と挑戦者久田(撮影・実藤健一)

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京口紘人「拳のみで会話」八重樫東と激しい打ち合い

1回、打ちあう八重樫(左)と京口(撮影・野上伸悟)

<ボクシング:エキシビション戦LEGEND>◇11日◇東京・代々木第1体育館◇スパーリング形式3分3回◇第2試合

WBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(27=ワタナベ)が最終3回、昨年9月に現役引退した元世界3階級制覇王者八重樫東(38=敬称略)と接近戦から激しい打ち合いを展開した。両者ともにヘッドギアありでスパーリング。1、2回は距離を保ちながらけん制していたものの「お客さんに楽しんでほしかった。1、2回は駆け引き、ラストは打ち合うのが礼儀というか、頭をくっつけて打ち合う、拳のみで会話して、向き合っただけにお客さんにも喜んでいただけたかなと思う」と充実した表情を浮かべた。

昨年11月に自らの新型コロナウイルス感染で試合中止となっており、有観客でのリングは19年10月の久田哲也とのV2戦以来だった。スパーリング形式とはいえ、京口は「こうやって大勢のお客さんの前に出ると『帰ってきた』と久しぶりに実感しました」としみじみ振り返った。

3月13日(日本時間14日)には米テキサス州でアクセル・アラゴン・ベガ(20=メキシコ)との3度目の防衛戦に臨むことになっている。英プロモート大手マッチルームと複数試合契約後初試合となり「防衛戦の前にメチャメチャいい刺激を受けた。大きなイベントでの久しぶりの感触、空気感はプラスになると思う」と手応えを口にした。

3回、打ちあう八重樫(左)と京口(撮影・野上伸悟)
戦いを終えた八重樫(左)と京口(撮影・野上伸悟)

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寺地拳四朗に3カ月停止、制裁金300万円など処分

寺地拳四朗(2019年12月24日撮影)

日本ボクシングコミッション(JBC)は15日、WBC世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(28=BMB)にライセンス停止3カ月、制裁金300万円に加え、6カ月の社会奉仕の処分を下した。

寺地は今月19日にエディオンアリーナ大阪で同級1位の久田哲也(36=ハラダ)と8度目の防衛戦を予定していた。しかし寺地が知人との会食で酔って東京都内のマンション敷地に不法侵入し、他人の車を破損させたと、週刊誌の報道で発覚。本人も事実関係を認め、予定された世界戦は中止となった。

寺地は処分決定を受け、「今はJBCの処分を本当に真摯(しんし)に受け止めたいと思っています。これからは自分自身を見つめ直して、ひとつずつ信頼を取り戻したい。また、品格のある人になりたいと思いました。お酒は自分の体に合わないと思ったのでやめました」とコメント。元WBA世界ライトフライ級王者具志堅用高の連続防衛日本記録13回の更新を明言してきた。その目標について「(世界戦を)準備してくれた関係者の方々には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。防衛記録に関しては自分の責任なので考えていないです」と話し、「世界チャンピオンでもこんなことがあるのはよくない。本当に恥ずかしい限りです」と猛省した。

今後について、「報道が出たときはすごくいろんなことを考えました。今後、どうしていけばいいか、みたいな。すごく考えました。(進退も)そういうことも考えました。ただ、自分が信頼を取り戻すというか、僕にできることはボクシングしかないなとあらためて思ったし、ここで辞めたら何も返せなくなると考えました」と引退は否定した。

JBCの安河内剛事務局長は「本当に真摯に受け止めて反省していただいていると思う。WBCにはこの内容を先ほど報告した」と説明。その上で「現役の世界チャンピオンの地位は重いと思うので、これぐらいの処分になった。JBCでは体重超過やリング上での処分の規定は厳しく定まっているが、こういったリング外で、真相が分からないものは非常に考えづらい。本人がその処分をしっかり受け止めていただけると思っている」。

寺地の今後はすべて白紙。JBCの処分を受け、WBCの対応も注目される。

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泥酔→中止の寺地拳四朗がJBCに謝罪「判断待つ」

寺地拳四朗(2019年12月24日撮影)

WBC世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(28=BMB)が2日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)を訪れ、謝罪した。寺地は7月、知人と会食後に泥酔状態で都内のマンション敷地に不法侵入し、他人の車を破損させた。週刊誌の報道を受けて事実関係を認めた上で、先月末にマスコミ各社に「謝罪文」を送付。この日、19日に大阪で予定されていた同級1位・久田哲也(36=ハラダ)との8度目防衛戦の中止が正式に発表された。

今後はJBCの倫理委員会で処分の有無などが協議される。寺地は「JBCの判断を待ちます。被害者の方に申し訳ない気持ちでいっぱい」。被害者とは示談が成立も、父で所属ジムの寺地永会長は「厳しい判断が下される可能性も覚悟している」とした。JBCの安河内剛事務局長は「寺地選手は相当に反省している様子で、自分がやったことの責任を痛感しているのがうかがえた」と語った。

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泥酔騒動の王者・寺地拳四朗、防衛戦中止が正式発表

寺地拳四朗(19年12月撮影)

WBC世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(28=BMB)の8度目防衛戦の中止が2日、正式に発表された。

19日にエディオンアリーナ大阪で同級1位の久田哲也(36=ハラダ)が挑む予定だった。中止となった世界戦の今後は未定。当日に予定されていたその他の試合は、エディオンアリーナ大阪第2競技場で実施するという。

寺地は知人との会食で酔って東京都内のマンション敷地に不法侵入し、他人の車を破損させたと、週刊誌に報道された。事実関係を認めた上で、11月26日にマスコミ各社に「謝罪文」を送付している。

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V3戦へ京口「ありがたい」久田と連日スパーで強化

スパーリングした京口紘人(左)と久田哲也

ボクシングWBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(26=ワタナベ)が5日、都内のジムで強化スパーリングに突入した。11月3日に大阪でのV3戦で、同級11位タノンサック(タイ)を迎え撃つ。WBC世界同級1位久田哲也(ハラダ)を大阪から呼び、4日間連続スパーで強化する。久田には昨年10月のV2戦で判定勝ちした。9月の世界戦発表前日には、京口が出稽古してスパー。恒例の外国人選手が来日できないため、今回の強化スパー相手をお願いした。

4回をこなした京口は「ありがたい。ミニキャンプのよう。集中したいい練習ができた」と感謝した。通常スパーは1日おき。短いラウンドも異例の4連チャンで「防御を意識して」の仕上げに入った。

久田哲也(左)とスパーリングする京口紘人

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