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日本歴代1位16連勝、KO数、最短70秒など/井上世界戦記録アラカルト

ダスマリナスを攻める井上尚弥(AP)

<ボクシング:WBAスーパー、IBF世界バンタム級タイトルマッチ12回戦>◇19日(日本時間20日)◇米ネバダ州ラスベガス

WBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(28=大橋)が防衛(WBA5度目、IBF3度目)に成功した。 IBF同級1位マイケル・ダスマリナス(28=フィリピン)を3回TKOで倒し、日本人初となる2戦連続の「聖地」防衛に成功した。

★井上尚弥の世界戦記録アラカルト★

◆連勝 16連勝中で日本歴代1位。2位は具志堅用高の14連勝、3位は山中慎介の13連勝と続く。

◆KO数 14KO(16試合)で日本歴代1位。2位は10KOで内山高志(14試合)、井岡一翔(19試合)。3位は9KOで具志堅用高(15試合)、山中慎介(15試合)と続く。

◆海外防衛 4度成功は日本歴代1位。2位は2度の西岡利晃、亀田和毅

◆勝利数 16勝は歴代2位。1位は井岡一翔の持つ17勝。

◆最短KO 18年10月のパヤノ戦でマークした70秒(1分10秒)は日本歴代1位。2位は平仲明信が92年4月にマークした92秒(1分32秒)。

★井上尚弥の全階級通じての強さは…★

◆パウンド・フォー・パウンド(PFP) 全階級を通じた最強王者を示す称号。ボクシングは17階級(WBCのみ18階級)あり、世界主要の認定王座も4団体に分かれる。団体によって1階級にフランチャイズ、スーパー、暫定など王座そのものも増加しているため、最強ボクサーを示す意味で用いられ、米老舗誌ザ・リングのPFPが有名。世界ミドル級、世界ウエルター級両王座を獲得したシュガー・レイ・ロビンソンが最初にPFPと呼ばれたとされる。過去にはマイク・タイソン、ロイ・ジョーンズもPFPと呼ばれ、マニー・パッキャオ、フロイド・メイウェザー、ワシル・ロマチェンコ、現在はサウル・アルバレスがPFPとの評価を受ける。またキックボクシングや総合格闘技でも、同じく最強王者の称号として使われる。

▽「ザ・リング」誌のPFP10傑

順 選手名  (国  名) 階級

<1>アルバレス (メキシコ) ミドル

<2>井上 尚弥 (日  本) バンタム

<3>クロフォード(米  国) ウエルター

<4>ウシク   (ウクライナ)ヘビー

<5>テイラー  (英  国) Sライト

<6>スペンスJr (米  国) ウエルター

<7>ロペス   (米  国) ライト

<8>エストラーダ(メキシコ) Sフライ

<9>ロマチェンコ(ウクライナ)ライト

<10>井岡 一翔 (日  本) Sフライ

19年11月、WBSS世界バンタム級トーナメント決勝 5回、ドネア(左)を激しく攻める井上尚弥(2019年11月7日撮影)

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亀田和毅が井上TKO現地で見届け「自分の階級きた時に拳交える立場に」

亀田和毅(2021年4月6日撮影)

<ボクシング:WBAスーパー、IBF世界バンタム級タイトルマッチ12回戦>◇19日(日本時間20日)◇米ネバダ州ラスベガス

元2階級制覇王者の亀田和毅(29=3150ファイトクラブ)が、現地で井上尚弥(28=大橋)の衝撃的な3回TKO勝ちを見届けた。

所属ジムを通じて「井上選手はバンタム級で間違いなく最強です。今の自分には発言権がないのですが、いずれ彼が自分の階級(スーパーバンタム級)にまで侵略の手を伸ばしてきた時に拳を交える立場にいられるように強く意識したいと思います」とコメント。将来的な対戦も望んでいる。

和毅は22日に大阪で約1年9カ月ぶりの再起戦に臨み、判定勝ちした。今後は未定だが、世界戦を見据えている。

▽元世界3階級制覇王者の3150ファイトクラブ亀田興毅会長 ジム会長1年生の自分にとってチャンピオンメーカーの大橋会長には尊敬の念をおいています。

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【井上尚弥記録集】15連勝中で日本歴代1位、KO数、海外防衛なども1位

計量クリアしたWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上(左)は挑戦者ダスマリナスと並んでガッツポーズ

WBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(28=大橋)が19日(日本時間20日)、米ネバダ州ラスベガスでIBF同級1位マイケル・ダスマリナス(28=フィリピン)との防衛戦(WBA5度目、IBF3度目)に臨む。昨年10月以来のリングは日本人初の2戦連続「聖地」防衛戦となる。これまで様々な記録を打ち立ててきた井上の記録を振り返る。

◆連勝 15連勝中で日本歴代1位。2位は具志堅用高の14連勝、3位は山中慎介の13連勝と続く。

◆KO数 13KO(15試合)で日本歴代1位。2位は10KOで内山高志(14試合)、井岡一翔(19試合)。3位は9KOで具志堅用高(15試合)、山中慎介(15試合)と続く。

◆海外防衛 3度成功は日本歴代1位、2位は2度の西岡利晃、亀田和毅

◆最短KO 18年10月のパヤノ戦でマークした70秒(1分10秒)は日本歴代1位。2位は平仲明信が92年4月にマークした92秒(1分32秒)。

◆世界戦勝利数 15勝は歴代2位。1位は井岡一翔の持つ17勝。

19日の井上-ダスマリナス戦をPRするラスベガスのビジョン(大橋ジム提供)

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井上尚弥、20日「聖地」で防衛戦 ドネア、カシメロの前で実力差見せる

WBAスーパー・IBF世界バンタム級王者井上尚弥

WBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(28=大橋)が19日(日本時間20日)、米ネバダ州ラスベガスでIBF同級1位マイケル・ダスマリナス(28=フィリピン)との防衛戦(WBA5度目、IBF3度目)に臨む。昨年10月以来のリングは日本人初の2戦連続「聖地」防衛戦となる。WBC王者ノニト・ドネア(38)、WBO王者ジョンリール・カシメロ(31=ともにフィリピン)も視察する一戦。対抗王者の目の前で実力を証明し、統一へ弾みをつける。

  ◇  ◇  ◇

バンタム級の4団体統一を狙う井上が「朗報」を受け取った。19日のダスマリナス戦には、昨年4月に統一戦で拳を交えるはずだったWBO王者カシメロ、5月下旬にWBC王者となったドネアが視察する予定。9日にラスベガス入りし、最終調整を続けているモンスターには大きな刺激になった。

試合1週間前となる12日には全米中継のボクシング興行に異例の出演を果たした。「実力差をみせ、次の統一戦に向けて良いパフォーマンスをみせたい」と宣言。解説者の元世界2階級制覇王者アンドレ・ウォード氏から「今のモチベーションは何か」と問われると「今、バンタム級でのモチベーションは4団体統一です。この試合に勝てば、土曜日に見に来るドネア、カシメロとの戦いになる。それに備えてです」と強い決意を示した。

「いつも通りです」。最終調整を続ける井上は、自信と手応えを込めた言葉を発してきた。昨年10月のジェーソン・モロニー(オーストラリア)戦以来約7カ月半ぶりに戻ったボクシングの本場。自身4度目の海外防衛戦でもあり、独特な空気にも「慣れました」と言えるほど冷静だ。

身長170センチのサウスポーのダスマリナスはIBF1位として指名試合を待っていた。独特なリズムと左ロングフックが武器。井上のようなオーソドックス(右構え)には、もっとも攻略が難しいとされるタイプだが、涼しい顔で言う。「そんなに攻め急がず、ゆっくりと調理しようかなと思う。一発だけに気をつけて、しっかりと組み立てられれば、いつかは捕まえられる相手」。16度目の世界戦で、14度目のKOを自らのハードルに課した。

昨年10月の無観客とは違い、今回は入場制限がない有観客興行となる。ラスベガス独特の雰囲気の中でリングに立つ。「毎回そうですけどリングに上がらないと分からない部分がある。本当にリングに上がって感覚的につかんでいくタイプなので。当日の自分にも楽しみです」。カシメロ、ドネア、会場を埋める観衆、そして画面越しで見る世界中のファン-。2戦連続となるラスベガス防衛戦のリングで、井上が再び躍動することになる。

<井上尚弥の世界戦記録アラカルト>

◆連勝 15連勝中で日本歴代1位。2位は具志堅用高の14連勝、3位は山中慎介の13連勝と続く。

◆KO数 13KO(15試合)で日本歴代1位。2位は10KOで内山高志(14試合)、井岡一翔(19試合)。3位は9KOで具志堅用高(15試合)、山中慎介(15試合)と続く。

◆海外防衛 3度成功は日本歴代1位、2位は2度の西岡利晃、亀田和毅

◆最短KO 18年10月のパヤノ戦でマークした70秒(1分10秒)は日本歴代1位。2位は平仲明信が92年4月にマークした92秒(1分32秒)。

◆世界戦勝利数 15勝は歴代2位。1位は井岡一翔の持つ17勝

★ダスマリナスとは 19年3月、デメリショ(フィリピン)とのIBF世界バンタム級挑戦者決定戦で判定勝ちし、IBF1位を2年近くキープする。同年10月が最新試合で、井上への挑戦が約1年8カ月ぶりのリングだ。身長170センチの左ボクサーファイターで、左拳を軸としたストレート、アッパーが武器となる。タイトルはWBCユース・スーパーフライ級王座を獲得。かつて元WBC世界バンタム級山中慎介氏をはじめ、19年10月には井上の弟で元WBC世界同級王者拓真の練習パートナーとして来日経験がある。

◆井上尚弥(いのうえ・なおや)1993年(平5)4月10日、神奈川・座間市生まれ。元アマ選手の父真吾さんの影響で小学1年から競技を開始。相模原青陵高時代にアマ7冠。12年7月にプロ転向。国内最速(当時)6戦目で世界王座(WBC世界ライトフライ級)奪取。14年12月にWBO世界スーパーフライ級王座を獲得し、史上最速(当時)の8戦目で2階級制覇。18年5月にWBA世界バンタム級王座を獲得し、国内最速(当時)の16戦目で3階級制覇。19年5月にWBA、IBF世界バンタム級王者に。同年11月、WBSSバンタム級トーナメント優勝。家族は夫人と1男2女。164・5センチの右ボクサーファイター。

◆テレビ放送 20日午前10時30分よりWOWOWプライムで生放送、WOWOWオンデマンドでライブ配信。

WBA、IBFの世界ベルトを両肩にかけて撮影に臨む井上尚弥(大橋ジム提供)
大型ビジュアルの前でガッツポーズを取る井上尚弥(大橋ジム提供)
元日本スーパーライト級王者のいとこ浩樹氏(右)を相手にマスボクシングで実戦感覚を保つ井上尚弥(大橋ジム提供)
井上尚弥-マイケル・ダスマリナス比較表
世界バンタム級王者表
井上尚弥のプロ全戦績

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亀田和毅が世界再挑戦へ自信 約1年10カ月ぶり試合に判定勝ち

約1年10カ月ぶりの試合を判定で制した亀田和毅(撮影・松本航)

<プロボクシング:56・5キロ契約8回戦>◇22日◇176BOX(大阪・豊中市)◇無観客開催

元2階級世界王者の亀田和毅(29=3150ファイトクラブ)が、世界再挑戦への自信をのぞかせた。

約1年10カ月ぶりの試合で、21戦9勝(1KO)10敗2分けだった三宅寛典(32=ビッグアーム)と対戦。5回にはダウンを喫したが、パンチは右を使わない意識で圧倒した。3-0(78-73、78-73、79-73)の判定で勝利し「スタミナは何も切れていない」と自信を見せた。

19年7月、WBC世界スーパーバンタム級王座統一戦でバルガス(メキシコ)に敗戦。世界再挑戦に向けて歩みだし「(自信は)ありますね。全然ありますね」と力を込める。兄の興毅会長はスーパーバンタム級を基本線としつつ「チャンスがあればフェザー級も選択肢。いろいろな可能性を探る。海外から選手を呼ぶのも(コロナ禍で)難しい。その時々、という感じです。(フェザー級で世界王座をとり)兄弟2人が3階級(制覇)もすごいこと」と見通しを示した。

加えて同会長は「年内に世界タイトルマッチ。ホップ、ステップ、ジャンプですね」とキッパリ。次の興行を夏に予定しており、弟をバックアップしていく。【松本航】

初めての興行を振り返る3150ファイトクラブの亀田興毅会長(撮影・松本航)
約1年10カ月ぶりの試合に臨んだ亀田和毅(右)(撮影・松本航)
約1年10カ月ぶりの試合を判定で制し、思いを語る亀田和毅(撮影・松本航)

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三宅寛典、亀田和毅に「これが世界チャンピオンか」判定負けも収穫

亀田和毅(右)に判定負けを喫した三宅寛典(撮影・松本航)

<プロボクシング:56・5キロ契約8回戦>◇22日◇176BOX(大阪・豊中市)◇無観客開催

9勝(1KO)10敗2分けの戦績で迎えた広島出身の三宅寛典(32=ビッグアーム)が、元2階級世界王者の亀田和毅(29=3150)相手に健闘した。

0-3(73-78、73-78、73-79)の判定負けとなったが、5回には相手の左ジャブに右を合わせてダウンを奪った。打ち込んだ感覚は「なかったです」と正直に振り返ったが「自分にとってはいい収穫でした」と充実感をにじませた。

試合前時点で相手は36勝(20KO)3敗の元世界王者。キャリアの差は歴然で、この日も亀田はほとんど右を使わず、左のパンチで組み立ててきた。三宅は「『わざとなのかな?』とは思いました。メッセージ性は感じていました」といい「ボディーが効きました。あとはスピード。その2つは僕の想像以上で『これが世界チャンピオンか』と感じました」と苦笑いした。

新型コロナウイルスの感染拡大で興行が減る中、三宅は亀田との対戦を歓迎し、前向きに捉えたという。

「コロナだからこそ、大きな壁の選手と試合ができる。チャレンジすることが大事。負けることにビビって、格闘技をするぐらいなら、やらなくていいと思っている。自分が成長するためにやっています」

関係者の尽力により、無観客で行われた一戦。当初は20~30人の友人が観戦予定だったというが「ワクワクが強かった。やっていて、楽しい時間でした」と感謝の思いを示した。【松本航】

約1年10カ月ぶりの試合を判定で制した亀田和毅(右)(撮影・松本航)

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亀田和毅ダウン判定も勝利「良かったです」1年10カ月ぶり試合

約1年10カ月ぶりの試合に臨んだ亀田和毅(右)(撮影・松本航)

<プロボクシング:56・5キロ契約8回戦>◇22日◇176BOX(大阪・豊中市)◇無観客開催

元2階級世界王者の亀田和毅(29=3150)がダウン判定を受けながらも、兄興毅氏(34)が会長として立ち上げた「3150ファイトクラブ」の初興行を3-0(78-73、78-73、79-73)の判定勝利で飾った。

和毅は「今回(試合が)決まった時から8ラウンド、フルに戦えるようにと。焦らんと、1ラウンドで倒すとかじゃなく、練習通りにしたかったので、良かったです」と振り返った。

過去21戦9勝(1KO)10敗2分けの三宅寛典(32=ビッグアーム)と対戦。序盤は実戦のブランクを埋めるように、感覚をつかみながら進めた。3回には興毅会長から「じわじわ出そう」という声もかかり、効果的に左ボディーなどを打ち込んだ。4回は左のジャブで相手の防御を崩し、フックやボディーでダメージを与える。終始主導権を握っていたが、5回2分30秒過ぎには、まさかのダウン。それでも最終盤は左ボディーを当てながらまとめ、圧倒する形で試合を締めくくった。

和毅は19年7月、WBC世界スーパーバンタム級王座統一戦でレイ・バルガス(メキシコ)に敗れて以来、約1年10カ月ぶりの試合だった。

約1年10カ月ぶりの試合に臨んだ亀田和毅(右)(撮影・松本航)

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亀田和毅1年10カ月ぶりリング 兄興毅会長の初興行、次につながる試合を

亀田和毅らの試合が行われる大阪・豊中市の176BOX(撮影・松本航)

ボクシングで元2階級世界王者の亀田和毅(29=3150)が22日、約1年10カ月ぶりの試合に臨む。

会場は大阪・豊中市の「176BOX」で無観客開催。関係者のみが見守る静かなリングから、新たな1歩を踏み出す。

当初は5日にエディオンアリーナ大阪で行われる予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大防止による緊急事態宣言発出を受けて延期。無観客となった。

今回は契約体重56・5キロの8回戦で行われ、三宅寛典(32=ビッグアーム)と対戦する。三宅の戦績は21戦9勝(1KO)10敗2分け。亀田は19年7月、WBC世界スーパーバンタム級王座統一戦でレイ・バルガス(メキシコ)に敗れて以来の試合となる。

兄の亀田興毅氏(34)が会長として立ち上げた「3150ファイトクラブ」としては初の興行になる。21日に計量をクリアした和毅は「久々の日本での試合ですが、次につながる試合をして、亀田和毅を存分にアピールしたいと思います」とコメントしている。

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亀田和毅が計量クリア 1年10カ月ぶり試合、興毅会長「成果披露を」

約1年10カ月ぶりの試合へ計量をクリアした亀田和毅(右)と対戦相手の三宅(JBC提供)

元2階級世界制覇王者の亀田和毅(29=3150)が21日、19年7月以来約1年10カ月ぶりとなる試合に向けて計量をクリアした。試合は22日に大阪・豊中市の「176BOX」で行われ、和毅はメインの契約体重56・5キロの8回戦で広島の三宅寛典(32)と対戦する。和毅は56・4キロ、三宅は55・9キロでともに一発パスした。

和毅は関係者を通じ、「無事に計量をクリアできて、いい感じに仕上がりました。試合は1回延期になりましたが、切り替えて練習できたのでさらにコンディションは上がったと思います。久々の日本での試合ですが、次につながる試合をして、亀田和毅を存分にアピールしたいと思います」とコメントした。

元世界3階級制覇王者・亀田興毅会長(34)の3150ファイトクラブによる初興行となる。当初は5日にエディオンアリーナ大阪で行われる予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大防止による緊急事態宣言発出を受け、延期となっていた。

緊急事態宣言下で無観客での開催となる。興毅会長は「今回の興行は厳しい状況になりますが、調整が大変な中でも必死に練習に取り組んできた選手たちの成果を披露させてあげたい」と“選手ファースト”での興行実施を示していた。

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井上尚弥日本人初「聖地」複数防衛挑む「KOこだわりある」ダスマリナス戦

6月19日のラスベガス連続防衛戦の会見で笑顔をみせるWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上(大橋ジム提供)

ボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(28=大橋)が日本人初となる「聖地」での複数防衛成功を狙う。14日、横浜市内の所属ジムで6月19日(日本時間20日)の米ラスベガスでのIBF同級1位マイケル・ダスマリナス(28=フィリピン)との防衛戦(WBA5度目、IBF3度目)に向けた国内向け発表会見に臨んだ。昨年10月のジェーソン・モロニー(オーストラリア)戦に続く「聖地」、ラスベガス2連戦で、KO防衛に自信を示した。

    ◇    ◇    ◇

余裕の表情からは時折、笑みものぞいた。日本人初となる2戦連続のラスベガス防衛戦へ、井上は静かに燃えていた。「ここからの1カ月はケガをしないように、気を抜かずに」と冷静。昨年10月のモロニー戦以来約8カ月ぶりの「聖地」帰還に向け「KOに対してのこだわりは、どの試合もあります。前回のラスベガスの経験もあるので、今回はリラックスして良い戦いをみせられると思う」とKO防衛への自信を示した。

ラスベガスの防衛戦で日本人王者は過去3勝2敗というデータが残る。西岡利晃、亀田和毅、井上の各1勝。井上がダスマリナスを撃破すれば、日本人初の複数防衛成功となる。前回の無観客と違い、今回は有観客興行。井上は「ラスベガスのお客さんの心をグッとつかんで帰ってきます。日本のファンにはテレビを通じて、勇気を与えられたら」とキッパリ。父真吾トレーナー(49)も「高いレベルで安定している。あとはナオが相手に何をするかが大事」と太鼓判を押した。

指名試合で拳を交えるダスマリナスは身長170センチのサウスポー。14年12月以降、6年以上負けなしの挑戦者だ。井上は「攻めて良し守って良し。どちらの形でも準備ができている」と自信は揺らがない。その視線の先には、4団体統一の目標がある。「今度の試合にしっかり勝ち、年内にもう1試合(3団体統一戦)。来春ごろに4団体統一」と青写真を描いた。

5月29日にWBC王者ウバーリ(フランス)が同級1位ドネアと対戦。8月にはWBO王者カシメロ(ともにフィリピン)がWBA正規王者リゴンドー(キューバ)と対戦する。大橋秀行会長は「この勝者たちと対戦する夢のカードへの大きな試合」と強調。聖地2連戦で複数防衛を達成すれば本場での評価はさらに上がる。ベルト統一の道へ、井上が最短コースで突き進む構えだ。【藤中栄二】

6月19日のラスベガスでの防衛戦に向け、会見に臨んだWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上(中央)。左は父真吾トレーナー、右は大橋会長(大橋ジム提供)
ラスベガスでの防衛戦に向けた会見で、ファイティングポーズを取るWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上(大橋ジム提供)

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亀田興毅会長の初興行5・22に無観客開催 メインは亀田和毅の復帰戦

亀田興毅会長(2021年3月1日撮影)

元世界3階級制覇王者・亀田興毅会長(34)の3150ファイトクラブによる初興行が、22日に大阪・豊中市の「176BOX」で行うことが13日に発表された。

当初は5日にエディオンアリーナ大阪で行われる予定だったが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止による緊急事態宣言発出を受け、延期としていた。

試合は日本ボクシングコミッション(JBC)の要請を受けて、無観客で行われる。メインは元2階級世界王者亀田和毅(29)の復帰戦となる。

興毅会長は「今回の興行は厳しい状況になりますが、調整が大変な中でも必死に練習に取り組んできた選手たちの成果を披露させてあげたい。万全の感染症対策を実施した上で無観客試合で行うことになりました」とコメントした。

その上で、今後はABEMATVとタッグを組むことも明かした。「選手たちがより注目を集め、選手たちにより還元できるような新しいボクシングの形をABEMAさんと一緒につくりあげていきたいと考えています」。新たな興行形態を模索していく上で、ひとつの指針を示した。

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亀田興毅会長「苦渋の決断」ボクシング、緊急事態宣言期間内の興行を延期

亀田和毅(右)と亀田興毅会長

日本ボクシングコミッション(JBC)関西事務局は26日、新型コロナウイルス感染拡大防止による緊急事態宣言を受け、期間内の興行の延期を発表した。

その中に元世界3階級制覇王者、亀田興毅会長(34)の3150ファイトクラブによる初興行も含まれる。真正ジムとの共同で5月5日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で予定していたが、宣言発令を受けて延期を余儀なくされた。

メインとして元2階級世界王者、亀田和毅(29)の約1年9カ月ぶりの試合が予定されていた。今後に向けては模索している。

プロモーターとして、初陣を迎えるはずだった興毅会長は「苦渋の決断です。緊急事態宣言が発出された中で、政府とJBC(日本ボクシングコミッション)の判断に従います。いきなりの試練を迎えましたが、まだまだこれからです。いろいろ(興行の)新しいやり方を考えているので、楽しみにしていてください」とコメントした。

29日に予定していた千里馬神戸の興行は5月30日、会場は変わらず神戸芸術センターに延期される。

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亀田興毅氏「会長としてのデビュー戦で正念場」緊急事態宣言で手腕に期待

亀田興毅会長(2021年3月1日撮影)

新型コロナウイルス感染拡大防止で、25日にも緊急事態宣言が発出されることになった。関西は大阪、兵庫、京都の3府県にわたる。「またもか…」。見えない敵を相手に、どうしようもないもやもやばかり募る。

1年前はすべての興行を中止にしたボクシング業界も直撃するだろう。元世界3階級制覇王者の亀田興毅会長(34)の3150ファイトクラブは、5月5日に真正ジムとの共同でエディオンアリーナ大阪第2競技場で初の興行を予定している。興毅会長は「会長としてのデビュー戦で正念場を迎えてますよ」と言った。

メインは弟の元世界2階級制覇王者・亀田和毅(29)の8回戦。1年9カ月ぶりと久々の実戦になり、和毅も「8ラウンド、フルで戦いたい。タイミングで倒れたらしょうがないけど」と実戦勘を取り戻すプランを描いていた。その前に目に見えない敵が、立ちはだかる。

日本ボクシングコミッション(JBC)の安河内事務局長は「(緊急事態)宣言が発出された段階で(対応を)考えたい」と話す。西日本ボクシング協会の会長でもある真正ジムの山下正人会長は、24日の世界戦を前に「JBCの判断に従う。無観客でとなれば、無観客でやります。選手が頑張ってきたことを無駄にはできない」と言った。

ボクサーは試合までにまさに「身を削る」。激しい練習を積み、厳しい減量に耐えてリングに上がる。その努力が「無」になってしまうのは、何とも表現する言葉がない。

興毅会長は「待つしかないですよね、JBCの判断を。興行していいのか」と話しつつ、発信の方法などさまざまな手も考えている。培ってきた人脈も幅広く、独自の経験値から逆に新たなチャレンジができる機会となるかもしれない。ピンチをチャンスに。若き会長の発想力と行動力に期待したい。【実藤健一】

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亀田和毅100万高級ガウン、YOSHIKI衣装手がけた京都老舗業者から

復帰戦に向けて超豪華ガウンを披露した亀田和毅(右)と亀田興毅会長

元世界2階級制覇王者の亀田和毅(29=3150ファイトクラブ)が、約100万円の高級ガウンをまとって復帰戦に臨む。

5月5日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で契約体重56・5キロの8回戦で三宅寛典(32)と対戦する和毅は20日、オンラインで会見。京都の老舗着物業者から約100万円の入場時のガウンを贈られたことを明かした。同社はX JAPANのYOSHIKIの衣装も手がけた実績がある。

和毅は「強い試合を見せないといけない」。興毅会長は「X TOMOKIやな」と新生を強調した。

100万円ガウンを披露した亀田和毅(右)と興毅会長(C)3150ファイトクラブ

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亀田和毅「楽しみ」5・5に1年10カ月ぶりの実戦

練習を公開した元2階級世界王者の亀田和毅(撮影・実藤健一)

元世界2階級制覇王者の亀田和毅(29=3150ファイトクラブ)が、5月5日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で契約体重56・5キロの8回戦で三宅寛典(32=広島)と対戦する。19年7月以来、約1年10カ月ぶりの実戦となる。

6日に大阪市内で練習を公開した和毅は「約2年も試合をしてなかったんでうれしい。大阪(での試合)は8年ぶりなんでめっちゃ楽しみです」。ただ、テーマを持って臨む。「8ラウンド、フルで戦いたい。タイミングで倒れたらしょうがないけど」。実戦から遠ざかっているだけに、手探りで感触を確かめる。

新型コロナウイルス感染症の影響により、多くのイベントに含まれる形でボクシングも厳しい興行形態をしいられている。ボクシングでいえば、特に関西では厳しく、興行として成り立つ「個」の登場が求められている。

和毅も、事情は理解している。「正直、(業界は)厳しいと思う。その中で自分たちがやれることはいい試合を見せることしかない。生まれ育った大阪だから気合は入っています」と話す。興行主は感染拡大防止へ、最大限の対策を施す。それでも防ぎきれない現状がもどかしい。

チケットを買って、会場で生観戦する。これまでの当たり前が、通用しない時代となった。和毅も「いろんな発信のやり方はあると思う」。それは兄で、3150ファイトクラブ会長の亀田興毅氏(34)が最も力を入れている部分だ。

コロナ禍でのボクシング興行。ともされている火を消すわけにはいかない。さまざまなチャレンジが行われている中、若い亀田興毅会長の発進力も注目される。【実藤健一】

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亀田和毅が王座奪還宣言5・5復帰リング「楽しみ」

練習を公開した元2階級世界王者の亀田和毅(撮影・実藤健一)

元世界2階級制覇王者の亀田和毅(29=3150ファイトクラブ)が、大阪での王座返り咲きを宣言した。6日、大阪市内のジムで練習を公開した。5月5日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で契約体重56・5キロの8回戦で三宅寛典(32=広島)と対戦。和毅は19年7月以来、約1年10カ月ぶりの試合となる。

和毅は「約2年も試合をしてなかったんでうれしい。大阪(での試合)は8年ぶりなんでめっちゃ楽しみです」。目指す世界王座へのステップにする。「8ラウンド、フルで戦いたい。タイミングで倒れたらしょうがないけど」。

あくまで世界王座を見据える。スーパーバンタム級でチャンスがくれば、臨戦体勢を整える。「海外でもどこでもやりたいが、生まれた大阪に帰ってきた。大阪で世界王者になりたい」。地元・大阪での世界王者返り咲きを熱烈希望した。【実藤健一】

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亀田和毅が練習公開「楽しみ」8年ぶり大阪で試合

練習を公開した元2階級世界王者の亀田和毅(撮影・実藤健一)

元世界2階級制覇王者の亀田和毅(29=3150ファイトクラブ)が、大阪での王座返り咲きを宣言した。

6日、大阪市内のジムで練習を公開した。5月5日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で契約体重56・5キロの8回戦で三宅寛典(32=広島)と対戦。和毅は19年7月以来、約1年10カ月ぶりの試合となる。

和毅は「約2年も試合をしてなかったんでうれしい。大阪(での試合)は8年ぶりなんでめっちゃ楽しみです」。目指す世界王座へのステップにする。「8ラウンド、フルで戦いたい。タイミングで倒れたらしょうがないけど」。

あくまで世界王座を見据える。スーパーバンタム級でチャンスがくれば、臨戦体勢を整える。「海外でもどこでもやりたいが、生まれた大阪に帰ってきた。大阪で世界王者になりたい」。地元・大阪での世界王者返り咲きを熱烈希望した。【実藤健一】

練習を公開した亀田和毅(撮影・実藤健一)
会見に臨む元2階級世界王者の亀田和毅(撮影・実藤健一)

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亀田興毅氏の「3150」ジム、初興行が発表

5・5共同開催の興行を発表した亀田興毅会長(右)と山下会長(撮影・実藤健一)

元世界3階級制覇王者の亀田興毅氏(34)が会長を務める3150ファイトクラブの初興行が29日、大阪市内の同ジムで発表された。

5月5日に真正ジムとの共同開催で、エディオンアリーナ大阪第2競技場で実施する。メインは元2階級制覇王者・亀田和毅(29)の19年7月以来となる復帰戦。契約体重56・5キロの8回戦で、対戦相手は三宅寛典(32=広島)に決まった。

真正ジムの山下正人会長(58)も会見に同席。「(亀田興毅会長は)知名度抜群。関西のボクシング界を盛り上げていくために協力していきたい」。興毅会長は「マッチメークの難しさを痛感した。(和毅が)どれだけ強い勝ち方をしてくれるか楽しみです」と話し、試合の見せ方についても「新しい配信の方法を考えている」と予告した。

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亀田和毅「年内に」兄興毅会長のジムから世界王者へ

会見に臨む亀田興毅会長(左)と和毅(撮影・実藤健一)

元2階級制覇王者の亀田和毅(29=3150ファイトクラブ)が9日、大阪市内の所属ジムで会見に臨んだ。「1年半以上、試合していない。(国内で試合できる)ライセンスも届いて気合入っている」と意気込んだ。

試合日程に関して、亀田興毅会長(34)は「近々です」と話した。

19年12月に休止状態となった協栄ジムを離れて以降、所属ジムもなく国内で試合ができない状態が続いていた。兄の興毅会長がジムをたち上げ、受け皿となった形。和毅は「年内に(世界)チャンピオンになりたい」と意気込んだ。

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亀田和毅が長男のためにユーチューブチャンネル開設

亀田和毅(2018年11月12日撮影)

ボクシング元WBCスーパーバンタム級暫定王者亀田和毅(29)が12日、自身の誕生日に合わせYouTubeチャンネルを開設した。

始めた理由は、5月に生まれた長男望有(のあ)くんの成長記録を残すことと、メキシコと日本のかけ橋になるため。

亀田は「一番は子どものためで、子どもが物事を理解できるようになった時に成長を見せてあげたいと思ったから。また、僕は15歳の頃からメキシコで単身武者修行をして、人生のほぼ半分をメキシコで過ごしてきました。メキシコ人の妻と出会い、子どももメキシコで生まれ、今では日本語よりもスペイン語を使うことのほうが多いぐらいです。このチャンネルでは、メキシコの素晴らしさをいろんな角度から日本のみなさんに伝えたり、日本のことをメキシコのみなさんに伝えたい」と意気込みを語った。

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