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亀田3兄弟いとこ京之介が地元大阪のハラダジム移籍

亀田京之介(19年12月22日)

ボクシング東日本新人王MVPの亀田京之介(22)が、地元大阪のハラダジムに移籍して再起する。9月16日付での移籍が9日に判明した。元世界王者の亀田3兄弟のいとこ。昨年はフェザー級で東日本新人王を制したが、全日本新人王では判定負けしていた。

亀田は浪速の「狂拳」を自称し、18年にプロデビューも2回TKO負け。その後は元世界王者内山氏にも指導を受け、昨年11月の東日本決勝で3回TKO勝ちしてMVPも獲得した。12月の全日本直前には所属の協栄ジムが休会し、日本プロボクシング協会花形会長の救済で、花形ジムに暫定移籍して出場した。

協栄ジムは協栄新宿ジムとして再出発も、亀田は移籍先を探しながら、角海老宝石ジムなどで練習していた。春には大阪に戻って、3兄弟の父に指導を受けていた。ただ、このジムは未加盟で試合に出場できないため、ハラダジムで再出発することになった。

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亀田3兄弟のいとこ京之介、角海老宝石ジムに移籍

亀田京之介

亀田一族で昨年初の東日本新人王となったフェザー級亀田京之介(21)は角海老宝石ジムに移籍する。

元世界王者亀田3兄弟のいとこで、18年に協栄ジムからプロデビュー。初戦黒星から昨年フェザー級で東日本新人王となり、全日本は花形ジム所属で出場も判定負けした。角海老宝石ジム所属の東洋太平洋スーパーウエルター級王者渡部あきのりは、以前に協栄、亀田ジム所属で亀田家と親交がある。

有望選手も多い練習環境などからも移籍先に選択したとみられる。

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亀田3兄弟訴訟、JBCに4500万円賠償命令判決

亀田興毅氏

ボクシングの元世界王者の亀田興毅さん(33)ら3兄弟側が日本ボクシングコミッション(JBC)による処分に対し、JBCと理事長らに総額約6億6400万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は1月31日、計4550万円の支払いを命じた。

都内で会見した亀田興毅さんは「経済的ダメージは計り知れないものがあった。長かったが、一区切りついて安堵(あんど)している。JBCは公平、中立でないといけない」などと述べ、関わった幹部などの退陣を求めた。JBCは秋山理事長名で「判決内容を精査し、当法人としても論点整理含め、代理人と協議したうえで、今後の対応について考えたいと思っております」とコメントした。

この裁判は、13年12月に行われた次男大毅さんの世界戦を巡り、JBC側とトラブルに発展。14年2月、亀田ジムの会長とマネジャーの資格更新をJBCが認めない決定を下し、3兄弟は国内で試合ができなくなったもの。今回の損害賠償額は、資格があれば14年に3兄弟が1試合ずつ行ったとし、前年のファイトマネーを基に算出した額となっている。

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亀田3兄弟いとこ京之介「絶対優勝」決勝進出へ自信

東日本新人王フェザー級準決勝の前日計量をパスし、ほっとした表情の亀田

ボクシング東日本新人王準決勝は26日、東京・後楽園ホールで行われる。フェザー級準決勝(4回戦)に出場する亀田3兄弟のいとこ、亀田京之介(20=協栄)が25日、東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に臨み、100グラム軽い57・0でパス。

拳を交える小出太一(25=鴻巣茂野)も200グラムアンダーの56・9キロでクリアした。

7月の準々決勝は対戦相手の体調不良により不戦勝だった。6月以来の試合となる亀田は「こんなところで負けていられない。決勝に行くまで気が抜けない」と気合を入れ直した。ワタナベジムなどに出げいこしながら強化を続けてきた亀田は「ボクが絶対に優勝する。自分のボクシングをするだけです」と自信を示していた。

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亀田3兄弟いとこ京之介は不戦勝 東日本新人王戦

リング上で相手棄権で、不戦勝となったことを報告する亀田京之介

<プロボクシング:東日本新人王準々決勝>◇29日◇東京・後楽園ホール

ボクシング東日本新人王準々決勝フェザー級4回戦(29日、東京・後楽園ホール)に出場予定だった亀田3兄弟のいとこ、亀田京之介(20=協栄)は不戦勝で準決勝進出となった。

対戦相手となる小嶋夏生(26=石神井スポーツ)の体調不良による棄権によるもの。なお同級4回戦では、小出太一(25=鴻巣茂野)も西川勇気(33=角海老宝石)の棄権、スーパーフェザー級4回戦でも村田零士(23=渡嘉敷)が中村駿(23=横浜光)の棄権により、それぞれ不戦勝となった。

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亀田3兄弟いとこ京之介、8強もブーイング観客挑発

東日本新人王フェザー級2回戦を制し、観客をあおる亀田京之介

<ボクシング:東日本新人王戦フェザー級予選>◇11日◇東京・後楽園ホール

ボクシング亀田3兄弟のいとこ亀田京之介(20=協栄)が、東日本新人王戦フェザー級予選2回戦で、優勝候補の牛島龍吾(18=八王子中屋)に勝ち準々決勝に駒を進めた。判定でドローとなったが優勢点で上回った。

会場は牛島の応援が多く、亀田にとってはアウェー状態。心ないブーイングが飛び交う中、冷静に足を使い、打ち合い負けなかった。3回終盤にはコンビネーションで牛島の顔面を捉え、ふらつかせたがあと1歩倒しきれなかった。

試合後ブーイングした観客をリング上から挑発するらしさも見せたが、控室では冷静に試合を振り返った。「(3回)めっちゃ手応えがありました。あと1、2発入っていれば」とKO勝ちできなかったことを反省。相手牛島についても「パンチがあったし、リーチも長い。最初からジャブでつかれていたら、タイミングが崩されていた」と力を認めた。

「練習の半分も出せていない。勉強になった。次に生かします」と謙虚に亀田家初の新人王を目指す。

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亀田3兄弟いとこ京之介「オレが一番で優勝」と豪語

計量をクリアした牛島龍吾(左)と亀田京之介

ボクシング東日本新人王序盤戦の注目カードが、11日に東京・後楽園ホールで行われる。フェザー級予選2回戦で、亀田3兄弟のいとこ京之介(20=協栄)が、3連勝のホープ牛島龍吾(18=八王子中屋)と対戦する。

10日には前日計量が都内であり、亀田は57キロ、牛島は56・9キロと、ともにリミット57・1キロ以下でクリアした。

亀田は「絶好調。やるからには1回から倒しにいく。今までで一番やりやすい相手」と自信満々だった。「亀田の秘密兵器」として、18年元日デビューも2回TKO負けした。その後は元世界王者内山氏にも指導を受け、4月の予選1回戦では3回TKOなど3連勝してきた。

相手の試合は動画で1回見た。「これで優勝候補かと思った。フェイスオフでもへらへらして余裕なく、焦っている。どうみてもオレが一番で優勝」と豪語する。興毅トレーナーからは「落ち着いていけば勝てる」と言われている。「4回戦で負けているわけにいかん」と息巻いた。

牛島は昨年7月に、都立富士森高時代の17歳でプロデビューし、21世紀生まれで初勝利を挙げた。3歳から10年間ピアノをやっていたが熱が入らず。父親が極真空手出身の影響もあり、中2でジムに入門した。アマでは8勝7敗もプロにあこがれてプロ転向した。現在はバイト生活で「1戦1戦勝ち、まずは新人王で優勝を目指す」。

亀田の試合は1回戦を観戦した。「なんともない。自信を持って完璧に仕上げた。やってきたことを出すだけ」と冷静に話した。亀田の大口ぶりには、笑いながら「まあいいんじゃないですか。あとは結果で示す」とこちらも自信を見せた。

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亀田3兄弟のいとこ京之介「空回り」TKO勝ちも涙

東日本新人王予選1回戦で勝利した亀田京之介

<プロボクシング:東日本新人王戦フェザー級予選4回戦>◇1日◇東京・後楽園ホール

ボクシング亀田3兄弟のいとこ亀田京之介(20=協栄)が、東日本新人王戦予選1回戦で稲森卓也(川崎新田)を3回TKOで下し、2回戦に駒を進めた。

勝利後、控室に戻った亀田は「全部空回り。悔しいです」と涙を流した。力の差はあり、余裕を持って試合に臨んだ。だが、1回1分過ぎに左フックでダウンを奪うと「倒そうと思って、焦ってしまった」。カウンターを狙おうとし、手数が落ちた。それでも左ジャブ、フック、右アッパーなどが効果的に当たり、3回終了時に相手が棄権。勝利が舞い込んだ。

亀田は18年元日にプロデビューも、2回TKO負け。その後2勝し、これがプロ4戦目だった。ジムの金平桂一郎会長は、涙を拭う亀田に「持ってるもの1つ1つはいい。まだ点と点で、線になっていないだけ。そんなに落ち込む内容ではない」と言葉をかけた。

前日計量では、新人王戦出場の理由を「亀田家で誰も(新人王戦に)出ていない。今まで“かませ犬”とか言われてきたけど、優勝したら、そうじゃないと言える」と語っていた。亀田家初のタイトルへ、まず1歩前進した。次戦の相手は優勝候補の牛島龍吾(八王子中屋)。「今のままでは100%(勝つのは)無理ですよね」と話し「負けたら笑いものになる。全部見直す」と自分を戒めた。

東日本新人王予選1回戦で勝利した亀田京之介

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亀田3兄弟いとこ亀田京之介判定圧勝も「謝りたい」

フェザー級4回戦 3回、右ストレートを打ち込む亀田京(右)(撮影・山崎安昭)

<プロボクシング:フェザー級4回戦>◇12日◇東京・後楽園ホール

亀田3兄弟のいとこで「浪速の狂拳」の愛称を持つ亀田京之介(20=協栄)がプロ3戦目で初連勝を飾った。2勝(2KO)1分無敗の溝越斗夢(19=緑)とフェザー級4回戦に臨み、3-0の判定勝利を挙げた。

試合開始からピリピリムードが漂う打ち合いになると亀田京は1回に左フック、2回終了間際にはワンツーをクリーンヒットさせた。最終4回には激しい打ち合いも展開。判定結果も39-37、40-37、40-36と最大4ポイント差がつく圧勝だった。

判定勝利にガッツポーズをみせた亀田京は「相手が強く、警戒して出が出せなかった。練習不足ですね。でも勝てて良かったです」とほっとした表情。SNS上で対戦相手を募集した際、挑発してきた溝越との対戦が決まり、試合中継したAbema TVの企画で両者がそろった時には乱闘劇も繰り広げていた。

今年1月のプロデビューから2勝1敗と勝ち越したものの「自分でも納得した試合内容ではない。高いチケットを買って来てくれたみんなには謝りたい。もっと頑張ってレベルアップしていきたい」と決意を新たにしていた。

亀田京対溝越 4回、溝越(右)にパンチを放つ亀田京(撮影・小沢裕)
フェザー級4回戦 判定勝ちで勝ち名乗りを受ける亀田京(右)(撮影・山崎安昭)

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王者田口良一、王座統一戦へ「強さが証明される」

公開練習を前に記念撮影に納まる田口(撮影・河野匠)

 プロボクシングWBA世界ライトフライ級王者・田口良一(31=ワタナベ)が21日、都内の所属ジムで練習を公開した。

 12月31日、東京・大田区総合体育館で、IBF世界同級王者ミラン・メリンド(29=フィリピン)との団体王座統一戦に備え、同門の木元紳之輔(20)とのスパーリングに臨んだ。1月1日に亀田3兄弟のいとこ、亀田京之介(協栄)と対戦(東京・ディファ有明)する木元を相手に、接近戦やスピードあふれる連打を放つなど多彩な攻撃をみせた。田口は「落ち着いて、毎日過ごせているかなと思います」と充実の笑み。7度目の防衛戦でもある統一戦へ、順調な調整ぶりをうかがわせた。

 IBF王者メリンドとは約2年前に出会っている。初防衛成功後の15年7月、フィリピン・セブ島合宿の際に遭遇し「あの時から風格とオーラがあって強い印象を受けた」と振り返る。運命的に両拳を交えることになり「いろいろな団体があり、強いのが誰が分からない状態。メリンドに勝てば、強さが証明されると思います」と強調。お互いに世界王者としてリングで対峙できる大みそかを待ち望んでいた。

公開スパーリングで相手を攻める田口(撮影・河野匠)

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いとこ京之介「亀田戦眠い」興毅トレーナー挑発

左から亀田興毅トレーナー、ジョーブログ、いとこの亀田京之介

 ボクシングの元世界王者亀田3兄弟のいとこの亀田京之介(19)が、元日にプロデビューする。

 協栄ジムが8日に都内のジムで、1月1日に東京・ディファ有明での興行を発表。中卒後に3兄弟の父史郎さんから指導を受けた京之介はフェザー級4回戦で木元(ワタナベ)と対戦する。「今の日本人は亀田兄弟を含めて眠たい試合ばかり。1回から倒しにいく」と豪語。興毅トレーナーの「お前は口だけで強くない」とのツッコミにも「言ったからにはやる」と宣言した。

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亀田3兄弟のいとこ亀田京之介、元日にプロデビュー

 ボクシングの元世界王者亀田3兄弟のいとこが、元日にプロデビューする。協栄ジムが8日に都内のジムで、1月1日に東京ディファ有明での興行開催を発表した。

 浪速の狂拳を自称する亀田京之介(19)はフェザー級4回戦で木元紳之輔(20=ワタナベ)と対戦。3兄弟の父史郎さんの兄浩之さんの長男で小1からボクシングを始め、中卒後に史郎さんから指導を受けていた。「今の日本人ボクサーは亀田兄弟を含めて眠たい試合ばかり。まばたきできない試合をする。1ラウンドから倒しにいく」と3兄弟ばりのビッグマウスがさく裂。亀田興毅トレーナー(31)から「お前は口だけやんけ。コイツは強くない。しょーもない試合したら、しばいたる」とのツッコミにも「言ったからにはやる」と豪語した。

 また、AbemaTVの番組企画「亀田興毅に勝ったら1000万円」に出場した人気ユーチューバーのジョー・ブログ(26)も、バンタム級4回戦でデビューする。興毅トレーナーの指導を受け、9月に2度目のプロテストで合格した。ボクシング企画に登場後は約30万人だった登録者が1カ月で約50万人に増え、現在では約95万人に達したという。ジョーは「プロデビュー+引退試合。一発勝負で本気で勝ちにいきたい」。対戦相手は14日締め切りで募集している。

 1カ月前に初代王者に就いた日本女子ミニフライ級王者矢吹純(26)、銀座のホステスを務める元東洋太平洋女子アトム級王者神田桃子(31)らも出場する。午後1時開始でAbemaTVが生放送予定。

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亀田史郎氏、永久追放処分を反省「つらかった」

亀田史郎氏

 ボクシングの亀田3兄弟の父史郎氏(52)が、国内でのセコンドライセンス無期限停止に至った度重なる騒動を振り返り、現在の心境を語った。

 史郎氏は9日深夜放送のテレビ東京系「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」に出演。トレーナーとして3人の息子を世界王者に育て上げたが、次男の大毅が王者(当時)の内藤大助に挑戦した07年10月11日のWBC世界フライ級タイトルマッチで、大毅に反則を促す指示をした責任などを問われ、無期限のセコンドライセンス停止処分を受けた。

 事実上の永久追放となったことに、史郎氏は「それはもう自分のやったことやから仕方ないと思ってます」と反省。セコンドライセンスを剥奪されたことに「やっぱり一番悔しいのはそこですね。横に今までおったのにおられへんという辛さ。子どもらは36分の戦いで、俺は12分の戦いやから、セコンドは。そこに戻ってきたときの言葉って、遠い所からしか声かけられへんから、それはやっぱり辛かったですよ」と語った。

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JBCと亀田ジムが和解、大毅世界戦で資格剥奪処分

 2013年12月の世界戦で混乱が生じたことなどを理由に日本ボクシングコミッション(JBC)から事実上の資格剥奪処分を受けた当時亀田ジム会長の吉井真二氏、マネジャーの嶋聡氏が処分不当としてJBC相手に資格回復の地位確認や損害賠償を求め東京地裁に起こした訴訟で、JBCは19日、和解が成立したと発表した。

 両氏が損害賠償を求めないこと、JBCが両氏に2017年度の各ライセンスを付与することを確認した。JBC認可を受けてのジムとしての再活動が可能となる。

 スーパーフライ級世界王座統一戦で次男亀田大毅が体重超過の相手に敗れながら王座を保持。混乱を招いたとして吉井氏らが処分され「亀田3兄弟」は国内で試合ができない状態が続いた。長男興毅と大毅は引退し、昨年10月に三男和毅(協栄)が新たに所属契約を結びライセンス発行を受けた。

 吉井氏、嶋氏の代理人の北村晴男弁護士は「不当な処分と認められ、こちらの名誉回復がなされたと理解している」とコメントした。

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亀田和毅「お前が亀田家の主役」父史郎氏も見守る

7回、マイク(左)に右パンチを放つ亀田和毅(撮影・小沢裕)

<プロボクシング:55・8キロ契約10回戦>◇10日◇東京・後楽園ホール

 ボクシングの亀田3兄弟の末弟で元WBO世界バンタム級王者亀田和毅(25=協栄)が、3年3カ月ぶりの国内戦を3-0の圧勝判定勝ちで飾った。10日に東京・後楽園ホールでIBF世界スーパーバンタム級6位マイク・タワッチャイ(タイ)と55・8キロ契約10回戦で対戦。6回には右ストレートでダウンを奪った。「試合で右で倒したのはあまりない。練習の成果を出せた」と実感を込めた。

 07年からメキシコに移住し、海外が主戦場だった。13年の世界戦で次男大毅氏が敗れても王座を保持した問題で、日本で試合ができない状態に。昨年10月に協栄ジムと契約し、ライセンスを再取得して国内での活動が認められていた。

 リングイン直前、元3階級王者の長男興毅氏から「お前が亀田家の主役や」と背中を押され、以前は気持ちに弱い部分もあった三男は、「俺が引っ張らないといけない」と気迫をみせた。スタンドからは父史郎氏も見守る中、世界王者返り咲きの1歩をしるした。

和毅(中央)は長男興毅氏(左)、次男大毅氏と亀田トレインで入場(撮影・小沢裕)

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亀田和毅3年ぶり国内戦は判定勝利、聖地から再出発

10回、マイク(左)に右パンチを放つ亀田和(撮影・小沢裕)

<プロボクシング:55・8キロ契約10回戦>◇10日◇東京・後楽園ホール

 ボクシングの亀田3兄弟の末弟で元WBO世界バンタム級王者亀田和毅(25=協栄)が、3年3カ月ぶりの国内戦を3-0の判定勝ちで飾った。IBF世界スーパーバンタム級6位マイク・タワッチャイ(タイ)と対戦。終始プレッシャーをかけ続け、6回には右ストレートでダウンを奪った。

 07年からメキシコに移住し、海外が主戦場だった。13年の世界戦で次男大毅氏が敗れても王座を保持した問題で、当時所属した亀田ジムの会長らが14年に処分を受け、日本で試合ができない状態に。昨年10月に協栄ジムと契約し、ライセンスを再取得して国内での活動が認められていた。

 「亀田家の再スタート」と期した一戦だった。チーフトレーナーで元3階級制覇王者の長男興毅氏と大毅氏と「亀田トレイン」で入場し、スタンドからは、妻シルセさん、父史郎氏も見守った。初登場だった「聖地」後楽園ホールから、再び世界の頂を目指す。

3年ぶりの国内復帰戦を果たした亀田和毅(中央)は長男興毅(左)、次男大毅(右)とともに亀田トレインを組んで入場する(撮影・小沢裕)

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亀田和毅が興毅氏入場曲「バーニング・ハート」継承

計量後に健闘を誓い合う亀田和毅(右)とタワッチャイ

 亀田家のテーマ曲がよみがえる。ボクシングの元WBO世界バンタム級王者亀田和毅(25=協栄)が9日、3年ぶりの国内試合となるノンタイトル8回戦(10日、東京・後楽園ホール)の前日計量に都内で臨み、55・8キロ契約のリミットちょうどでパスした。相手となるIBF世界スーパーバンタム級6位マイク・タワッチャイ(タイ)も55・5キロでクリア。和毅は「仕上がりました。自信をもって自分のボクシングをするだけです」と落ち着いた様子をみせた。

 「亀田家の再スタート」と期する試合に向け、亀田3兄弟の長男でチーフトレーナーも務める元世界3階級王者興毅氏は、「和毅に俺の曲を継承した」と明かした。入場曲を、自身が現役中に使用していた映画「ロッキー4」の挿入曲「バーニング・ハート」に変えるという。「もっと気持ちを前面に出して戦ってほしいから。和毅の欠点はそこだからね」と、“魂が燃える”ような気持ちを前面に出す戦いを期待した。

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亀田和毅が練習公開 3兄弟「トレイン」も復活する

「亀田トレイン」の予行演習をした興毅氏、和毅、大毅氏(左から)

 ボクシングの元WBO世界バンタム級王者亀田和毅(25=協栄)が7日、3年ぶりとなる国内での試合を10日(東京・後楽園ホール)に控え、都内のジムで練習を公開。IBF世界スーパーバンタム級6位マイク・タワッチャイ(タイ)を迎えるが、亀田3兄弟の三男をサポートするため、次男で元世界王者の大毅氏がトレーナーライセンスを取得することになった。

 練習に先立った会見で、すでにチーフトレーナーとして活動する長男興毅氏は、「今回、大毅が一緒に和毅の試合のサポートをしてくれることになりました。久しぶりに亀田トレインで入場します」と宣言。亀田家の代名詞だった縦一列に並んでの入場も復活させることになった。なお、誰が先頭かは「じゃんけんでもいいですね。まあ、当日まで楽しみにしていてください」と興毅氏。

 和毅は「大ちゃんがついてくれるのは心強い。チームが整ったという感じですね」と笑顔で歓迎した。「亀田家の最終兵器」が、日本のリングから再び世界の頂点返り咲きを目指す。

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亀田大毅リベンジ 日本初の兄弟王者が誕生/復刻

2010年2月8日付日刊スポーツ1面(東京版)

<日刊スポーツ:2010年2月8日付>

 プレーバック日刊スポーツ! 過去の2月8日付紙面を振り返ります。2010年東京版は、亀田大毅がWBA世界フライ級タイトルマッチで勝ち、日本初の兄弟世界王者が誕生したことを伝えています。

 ◇ ◇ ◇

<プロボクシング:WBA世界フライ級タイトルマッチ12回戦>◇7日◇兵庫・神戸ワールド記念ホール

 日本初の兄弟世界王者が誕生した。亀田3兄弟の次男大毅(21=亀田)が、WBA世界フライ級王者デンカオセーン・カオウィチット(33=タイ)との再戦に3-0判定でリベンジし、新王者となった。クリンチの連続でリズムに乗れなかったが気持ちを切らさず、WBC同級王者の長男興毅(23)に続き、3度目の挑戦で世界王座を獲得。反則を連発した07年10月の前WBC同級王者内藤大助(宮田)戦の苦い敗戦からはい上がり、リング上で男泣きした。日本ジム所属の男子世界王者は最多タイの7人に並んだ。

 抑えていた感情があふれ出した。判定勝利を聞いた大毅は、兄興毅と、弟和毅とリング上で泣きながら抱き合った。デンカオセーンへのリベンジを果たし、日本初の兄弟世界王者が誕生。「この日のために練習してきて、ううっ、ありがとうございます。21年間生きて来て、一番うれしいです」。人目もはばからず、震える声が響きわたった。

 18歳で迎えた07年10月の内藤戦で、大毅の人生は一変した。初の世界挑戦で反則行為などもあり大差判定負け。1年間の謹慎処分と世間からの大バッシングを受け、亀田家の風向きも変わった。それから2年。兄興毅は昨年11月に2階級制覇を達成。弟和毅も1月にメキシコでベルトを手にした。一方、大毅は昨年10月のデンカオセーンとの世界戦も敗退。3兄弟の次男で「昔からみんな『強いな興毅君、和毅君』やった。オレはほめられたことなかった」という男は、プロでも置いてけぼりをくった。「オレは亀田家で邪魔なんかな…」。自分を卑下するしかなかった。

 だが、前世界戦の数時間後に起きた出来事が大毅の心を救った。当初、亀田側は大阪の宿泊先ホテルの1室を大毅の祝勝会会場として押さえて案内も出していたが、王座奪取に失敗し中止になった。亀田兄弟が会場に片付けに訪れると、扉の前に約200人が立っていたという。中に招き入れ、急きょ残念会を開催。「おれらは元気がないし大毅はシュンとしてる」(興毅)というほど空気は重かった。だが、周囲は笑顔で大毅を励まし続けた。

 大毅 みんなが『もう1回やろう』って…。やるしかないんや、おれもな。ありがたかった。

 再起の決断が事態を動かした。翌朝に亀田ジムがWBAに判定を不満として再戦要求し、WBA総会で認められ合意に至った。それでも「オレの2009年はまだ終わってない」と、大みそかの柴又帝釈天での鐘つきも欠席。前回の対戦翌日からほぼ無休で練習し、スパーリングは約100回を消化した。練習法も、慣れ親しんだ入場曲も変えた。すべてをかけ、やっと結果を出した。大毅は「21年間で最大の仕事をやり遂げた」と胸をなで下ろした。

 ただ、内容はもろ手を挙げて喜べるものではなかった。前半こそ足を使った新スタイルを見せようとはした。だが、相手が2度の減点を受けるほどのホールディングとクリンチを終盤にかけ多発したこともあり、内容が乏しい世界戦になってしまった。大毅も「内容は全然」と認めつつも「プレッシャーに打ち勝った。負けたら亀田家におられへんって思ってたから。最終的には勝つことだけやった」と振り返った。

 リング上で大毅は「2年間、ご迷惑かけてすみませんでした」と謝罪した。次戦は元同級王者の坂田(協栄)との対戦が義務づけられているが「ちょっとゆっくり休むわ」と笑った。大毅がようやく重い十字架をおろし、新たな道を歩き始めた。

※記録や表記は当時のもの

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亀田和毅3・10照準スパー「課題クリアしていく」

スパーリングを終えて取材に応える亀田和毅(撮影・阿部健吾)

 ボクシングの元WBO世界バンタム級王者で亀田3兄弟の三男、亀田和毅(25=協栄)が6日、都内の所属ジムでスパーリングを開始した。

 3月10日に東京・後楽園ホールで、IBF世界スーパーバンタム級8位マイク・タワッチャイ(タイ)と13年12月以来の国内での試合が待つ。

 この日は同ジム所属のバンタム級吉松大樹(22)と6回のスパーリングを消化。素早いジャブを中心に上下の打ち分け、前後のフットワークを確認。

 「今日はリラックスすることに集中した。それだけ。1つ1つ課題をクリアしていって、3月10日を迎えたい」と汗を拭きながら答えた。

 これまで主戦場はバンタム級だったが、15年に2連敗を喫し、今後はスーパーバンタム級で戦う。

 チーフトレーナーを務める長男興毅氏は「階級が上がるので、倒す力もないといけない。スピードだけでなく」と末弟に要求。スピード豊かな動きとパンチで世界王座にまで上り詰めたが、新たな戦場ではパワーも重視していくという。スタイルの幅をつけて、再び世界に挑んでいく。

スパーリングで軽快な動きをみせた亀田知毅(撮影・阿部健吾)

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