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井岡一翔の薬物疑惑騒動で「ゼロ回答」届く、畑中会長「会見を考えてます」

20年12月31日、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで田中恒成(手前)をTKOで破り喜ぶ井岡一翔

4階級制覇のWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(32=Ambition)の薬物疑惑騒動に関し、日本ボクシングコミッション(JBC)長岡勤コミッショナー宛てに4月30日付で内容証明で質問状を送付していた畑中ジムに8日、回答書が届いた。

同ジムの世界3階級制覇王者・田中恒成(25)が昨年末、井岡に敗れているが、その試合前のドーピング検査で井岡は、禁止薬物に陽性反応を示している。元WBC世界スーパーバンタム級王者の畑中清詞会長は「ゼロ回答です」と話し、「今後、各所と精査した上で会見を考えています」と話した。

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井岡ドーピング騒動でガバナンス委設置へ、JBC内部からの情報漏えい考慮

井岡一翔(2020年12月31日撮影)

日本ボクシングコミッション(JBC)の永田有平理事長は6日、世界4階級制覇王者でWBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(32=Ambition)のドーピング騒動に関し、JBC内部からの情報漏えいの可能性を考慮し、来月以降にガバナンス委員会を設置する意向を示した。

今回のドーピング騒動を最初に報じた一部週刊誌の報道を受け、永田理事長は「週刊誌にJBC幹部の話として書かれているものがある。JBCの信用にかかわることなので」と指摘。現在、調査と審議に入っている外部の有識者中心で構成される現在の倫理委員会の結論が出た後、JBC理事会でガバナンス委員会を設置する方針だという。

また今回の倫理委員会は外部の有識者らが入っており、永田理事長も同委員会メンバーから外れていることも明かしていた。

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井岡一翔のドーピング騒動は5月中に結論、JBC理事長が言及

井岡一翔(2020年12月31日撮影)

日本ボクシングコミッション(JBC)の永田有平理事長が6日、世界4階級制覇王者でWBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(32=Ambition)のドーピング騒動について、5月中に倫理委員会で結論を出す方針を示した。

先月下旬からJBCが依頼し、調査と審議に入っている外部の有識者中心で構成される現在の倫理委員会の審議状況について、永田理事長が言及。「コロナ禍で聴取にも影響が出ていると聞いているが、今月中に結論が出ると思う。絶対に解決したい」と説明した。

永田理事長はリングサイドで初視察した世界戦が昨年大みそかの井岡-元世界3階級制覇王者田中恒成(25=畑中)だったことを明かし、「非常に良い試合だった。井上(尚弥)選手の試合を抑えて年間最高試合になった。井岡選手は世界4階級制覇王者でもあるし、(週刊誌などで書かれている)敵対意識はありません。井岡選手は日本の宝です」とも強調した。

また、田中が所属する畑中ジムから4月30日付の内容証明で送付された質問状について、同理事長は回答書が完成し、7日に送付することも明かしていた。

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王者井岡一翔、SNSに英文で意味深投稿「結局、誰が何と言おうと…」

20年12月、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで田中をTKOで破りチャンピオンベルトを腰にポーズをとる井岡

ボクシング4階級制覇王者でWBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(32=Ambition)が3日、自らのSNSで意味深投稿を更新した。

ドーピング騒動が起こって以降、初めてインスタグラムを英文で投稿。「At the end of the day, no matter what anyone says,I look at my family and I feel thankful and proud of ths」(結局、誰が何と言おうと、自分の家族をみて感謝と誇りを感じる)とつづった。

井岡のマネジメント事務所は先月27日、ドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示し、大麻成分が検出されたなどとする報道を全面否定するコメントを発表。日本ボクシングコミッション(JBC)が倫理委員会での聴取でも潔白を主張していく方針を示している。一方、同日にJBCも「当該倫理委員会の審議に影響を及ぼすことを避けるために、現時点においてはこれ以上の発表は差し控えさせていただきます。尚、当該倫理委員会の結論に至りました段階で、速やかに報告する所存でございます」などとコメント発表している。

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井岡一翔ドーピング問題でJBCに質問状「大変な疑念持っている」畑中会長

20年12月31日、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで田中恒成(手前)をTKOで破り喜ぶ井岡一翔

4階級制覇のWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(32=Ambition)の薬物疑惑騒動に関し、畑中ジムは1日、日本ボクシングコミッション(JBC)の長岡勤コミッショナー宛てに、4月30日付で質問状を内容証明で送付したことを明らかにした。

同ジムの世界3階級制覇王者田中恒成(25)は昨年末、井岡に敗れている。その試合前のドーピング検査で井岡は、禁止薬物に陽性反応を示した。元WBC世界スーパーバンタム級王者の畑中清詞会長は「井岡選手のドーピング問題に関して、JBCに対して大変な疑念を持っています。ゴールデンウイーク明けには返答がくることを信じております」とコメントした。

JBCは先月27日に同騒動について倫理委員会で調査、審議を行っていると発表した。同委員会で処分の有無などを決定する方針も「当該倫理委員会の審議に影響を及ぼすことを避けるために、現時点においてはこれ以上の発表は差し控えさせていただきます」と詳細への言及は避けている。

井岡側は検査で大麻成分が検出され、警察の事情聴取を受けたことは認めているが、薬物の摂取は全面否定。コンディション維持の効能などがあるとされる大麻草の成分が入るCBDオイルの使用に触れ、「井岡が使用していたCBDオイルから大麻成分が検出された可能性はあります」との見解を示している。

一方でドーピング検査に用いる検体の一部を警察に提供するなどで、調査に影響が及んだとされるJBCの対応も問題となり、対戦相手である田中陣営が、真実を求めて行動に移した。

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【識者に聞く】CBDとは? 精神作用なく濫用されない てんかんに効果的

20年12月、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで田中をTKOで破りチャンピオンベルトを腰にポーズをとる井岡

ボクシング4階級制覇王者のWBOスーパーフライ級王者井岡一翔(32=Ambition)に浮上した大麻疑惑報道で、井岡は大麻の摂取は否定する一方で、「CBDオイル」の使用を明らかにした。ネット通販サイトでも販売されているCBDオイルとは、どのようなものなのか。その成分について、専門家に聞いた。

  ◇   ◇   ◇

国立精神・神経医療センター依存性薬物研究室の舩田正彦室長 大麻には多くの成分が含まれているが、代表的なものが2つある。1つはデルタ9テトラヒドロカンナビノール(THC)で幻覚や多幸感という精神作用があり、乱用の原因成分と考えられている。もう1つがカンナビジオール(CBD)という成分で精神作用がなく乱用されないと考えられている。

CBDは、難治性てんかんに対する医薬品として米国などで使用されている。難治性小児てんかんに効果的な医薬品は少ないため、脚光を浴びている成分である。

ただ、国外から日本に輸入されて流通しているCBDオイルなどの商品には、日本の国の審査を受けていないものがある。内容物にCBDがどれだけ入っているか、THCが入っているか、あるいは有害な重金属などの混入がないかも不明なため、慎重な対応が必要である。

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井岡一翔が使用した「CBDオイル」とは? 販売サイトでは「合法」表記

20年12月、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで田中をTKOで破りチャンピオンベルトを腰にポーズをとる井岡

ボクシング4階級制覇王者のWBOスーパーフライ級王者井岡一翔(32=Ambition)に浮上した大麻疑惑報道で、井岡は「CBDオイル」の使用を明らかにした。CBDオイルとは、どのようなものなのか。

CBDオイルはインターネット通販大手のサイトでも多種多様な商品が出品されている。CBDはカンナビジオールの略で販売サイトなどによると大麻草の日本では規制されていない成分を使っており「合法」だとしている。使用方法はオイルを舌の裏に数滴垂らし、毛細血管から吸収させたり、電子たばこのように吸引するタイプ、カプセルタイプなど複数紹介されている。超高濃度という商品は30ミリリットルで約2万5000円だった。

CBD関連商品のオイルやグミ、肌に塗るバームなどは最近、複数の格闘家が使用している。激しい練習やスパーリングなどで疲弊した筋肉や体の痛み、けがを緩和したり、精神的にリラックスしたりする目的で使っていることが多いとされる。米国の総合格闘技選手でCBD利用者が増えており、日本でも自身のSNSなどで練習後や睡眠前などのCBD摂取を記述している格闘家も目立つ。格闘家のスポンサーをしている日本のCBD販売代理店もある。

一方、CBDオイルをめぐっては、昨年7月に厚労省が、埼玉県内の専門商社が販売するCBDオイルから、テトラヒドロカンナビノール(THC)を検出したと発表。大麻取締法上の「大麻」に該当する疑いがある製品として所持者に提出を求めた。関東信越厚生局麻薬取締部は、輸入された個別の商品からTHCが検出された場合、「『大麻に該当する』ものを輸入したものとして大麻取締法に基づき処罰を受ける可能性があります」と注意喚起している。

都の福祉保健局健康安全部の薬務課では、CBD関連商品を購入し、違法成分が含まれていないか調べるなどとしている。【沢田直人】

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井岡一翔事務所が大麻陽性報道を全面否定「摂取したことは一切ない」

20年12月、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで田中をTKOで破りチャンピオンベルトを腰にポーズをとる井岡

ボクシング4階級制覇王者でWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(31=Ambition)のマネジメント事務所が27日、ドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示し、大麻成分が検出されたなどとする報道を受け、薬物の摂取を全面否定するコメントを発表した。

同事務所公式SNSなどで警察の聴取などを受けたことを認めた上で、潔白を強調。一方、統括機関の日本ボクシングコミッション(JBC)は井岡の疑惑について倫理委員会で調査、審議中だと発表した。

   ◇   ◇   ◇

井岡のマネジメント事務所、トラロックエンターテインメントは27日午後、文書を発表し、薬物の摂取を全面否定した。「井岡は、大麻等の不正薬物、違法薬物を摂取したことは一切ありません」と強調。前日26日に日刊スポーツの取材に対し、弁護士を通じて示した文書での回答と同様、コンディション維持の効能などがあるとされる大麻草の成分が入るCBDオイルを使用に触れ、「井岡が使用していたCBDオイルから大麻成分が検出された可能性はあります」との見解を示した。

警察の事情聴取を受け、既に捜査が終了したとの報告を受けていたことも公表した。JBCから倫理委員会を開催する連絡を受けている状況も明かし「井岡の潔白は、倫理委員会で主張していくことになります」との方針を示した。最後に「報道によってお騒がせしておりますが、井岡は次戦に向けてトレーニングを続けていきます」と結んでいる。

一方、JBCは同日、永田有平理事長名による文書を発表した。「倫理委員会で調査、審議を行っております。当該倫理委員会の審議に影響を及ぼすことを避けるために、現時点においてはこれ以上の発表は差し控えさせていただきます」と現状報告。JBCがドーピング検査に用いる検体の一部を警察に提供していたこともあり、調査に遅れが生じているとみられる。JBCは「尚、当該倫理委員会の結論に至りました段階で、速やかに報告する所存でございます」としたが、ゴールデンウイーク直前かつ、倫理委員会メンバーには外部識者も含まれるため、結論は5月に持ち越される見通しだ。

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井岡一翔の薬物疑惑は2種類 大麻以外に禁止薬物も検出か

井岡一翔(2020年12月31日撮影)

ボクシング4階級制覇王者でWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(31=Ambition)のマネジメント事務所が27日、ドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示し、大麻成分が検出されたなどとする報道を受け、薬物の摂取を全面否定するコメントを発表した。

同事務所公式SNSなどで警察の聴取などを受けたことを認めた上で、潔白を強調。一方、統括機関の日本ボクシングコミッション(JBC)は井岡の疑惑について倫理委員会で調査、審議中だと発表した。

   ◇   ◇   ◇

井岡のドーピング検査で検出されたと報じられている薬物は複数あり、2つの疑惑が浮上している。まず大麻成分が検出されたという点。井岡のマネジメント事務所は警察の聴取を受け、既に捜査が終了したとの報告を受けていると発表。そして大麻に合わせ、世界反ドーピング機関(WADA)がスポーツ競技会で禁止している何らかの薬物も検出されたという疑惑も報じられている。

ドーピング検査は選手から採取した検体をAとBに分け、A検体で陽性となった場合はB検体を分析する流れ。JBC関係者によれば、A検体での検査を行ったものの、B検体は警察の捜査に協力するために提供しているという。もし井岡陣営が身の潔白を証明するために再検査を要求した場合、対応が難しいとみられている。

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井岡一翔事務所、大麻成分CBDオイルからと見解 コンディション維持効能

井岡一翔(2020年12月31日撮影)

ボクシング4階級制覇王者でWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(31=Ambition)のマネジメント事務所が27日、ドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示し、大麻成分が検出されたなどとする報道を受け、薬物の摂取を全面否定するコメントを発表した。

同事務所公式SNSなどで警察の聴取などを受けたことを認めた上で、潔白を強調。一方、統括機関の日本ボクシングコミッション(JBC)は井岡の疑惑について倫理委員会で調査、審議中だと発表した。

   ◇   ◇   ◇

井岡のマネジメント事務所、トラロックエンターテインメントは27日午後、文書を発表し、薬物の摂取を全面否定した。「井岡は、大麻等の不正薬物、違法薬物を摂取したことは一切ありません」と強調。前日26日に日刊スポーツの取材に対し、弁護士を通じて示した文書での回答と同様、コンディション維持の効能などがあるとされる大麻草の成分が入るCBDオイルを使用に触れ、「井岡が使用していたCBDオイルから大麻成分が検出された可能性はあります」との見解を示した。

警察の事情聴取を受け、既に捜査が終了したとの報告を受けていたことも公表した。JBCから倫理委員会を開催する連絡を受けている状況も明かし「井岡の潔白は、倫理委員会で主張していくことになります」との方針を示した。最後に「報道によってお騒がせしておりますが、井岡は次戦に向けてトレーニングを続けていきます」と結んでいる。

一方、JBCは同日、永田有平理事長名による文書を発表した。「倫理委員会で調査、審議を行っております。当該倫理委員会の審議に影響を及ぼすことを避けるために、現時点においてはこれ以上の発表は差し控えさせていただきます」と現状報告。JBCがドーピング検査に用いる検体の一部を警察に提供していたこともあり、調査に遅れが生じているとみられる。JBCは「尚、当該倫理委員会の結論に至りました段階で、速やかに報告する所存でございます」としたが、ゴールデンウイーク直前かつ、倫理委員会メンバーには外部識者も含まれるため、結論は5月に持ち越される見通しだ。

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井岡一翔の大麻疑惑報道巡りJBC「現時点でこれ以上発表ない」

20年12月、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで田中をTKOで破りチャンピオンベルトを腰にポーズをとる井岡

ボクシング4階級制覇王者のWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(32=Ambition)がドーピング検査で大麻成分が検出されたとの報道に対し、日本ボクシングコミッション(JBC)は27日、報道陣にプレスリリースを出した。JBC永田有平理事長名で「井岡一翔(Ambitionジム)選手に関して報道がなされておりますが、現在、倫理委員会にて調査、審議を行っております」と現状を報告するにとどめた。

調査、審議中であることで「JBCといたしましては、当該倫理委員会の審議に影響を及ぼすことを避けるために、現時点においてはこれ以上の発表は差し控えさせていただきます」と強調。「尚、当該倫理委員会の結論に至りました段階で、速やかに報告する所存でございます」とした。

井岡は27日の週刊新潮のニュースサイト「デイリー新潮」などが26日に報じたドーピング検査で大麻成分が検出されたとの報道に対し、使用を否定した。またフラッシュ(光文社)5月11日・18日号の報道では井岡の薬物問題とともに、JBCのドーピング検査に用いる検体の扱いや疑惑への対応に問題があるとも報じられていた。

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井岡一翔「身に覚えない」大麻疑惑報道否定 警視庁からの聞き取りは認める

20年12月、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで田中をTKOで破りチャンピオンベルトを腰にポーズをとる井岡

ボクシング4階級制覇王者のWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(32=Ambition)が、ドーピング検査で大麻成分が検出されたとの報道に対し、使用を否定した。昨年12月に都内で2度目の防衛に成功した際、大麻など禁止薬物が検出されていたと、週刊新潮のニュースサイト「デイリー新潮」などが26日に報じた。井岡サイドは警視庁から大麻検出への聞き取りがあったことは認めたが、捜査は終了したと伝えられたとし、禁止薬物の摂取を否定した。

井岡は日刊スポーツの取材に対し、弁護士を通じて文書で回答した。ドーピング検査結果については「警察から大麻成分が検出されたことは聞いた」という。警視庁による聞き取りがあったことも認めたが「大麻を摂取したことはない」と述べたとしている。

「心当たりがあるものとして、CBDオイルを使用していたという事実を伝えた。数日後に、警察から捜査は終了したと伝えられた」とも回答した。一部で塗ったり摂取したりすることで、コンディション維持につながるという見方もあるCBDオイルとは、大麻草に含まれる天然に存在する成分のうちのカンナビジオール(CBD)を抽出したもの。他にも禁止薬物の成分が検出されたと報じられているが「検出された事実の確認はしていない。もちろん、身に覚えのない事実」。いずれも意図的摂取は否定している。

試合を管理して検査を実施した日本ボクシングコミッション(JBC)からは、検査結果の開示は受けていないという。「これまで10年間、何度もドーピング検査を受け、これまでと同様に今回も臨み、なぜ、今回に限り、不正薬物が検出されたのか、疑念しかない」とも回答した。

これに対してJBC執行理事の浦谷信彰倫理委員会委員長は「回答することはない。記者会見の予定はない」と取材に応じなかった。その後、職員を通じて「明日(27日)か明後日(28日)プレスリリースを出す」とコメントするにとどめた。井岡サイドは「一連のJBCの動きは、適正手続きを大きく逸脱したもの」と主張している。

試合は日本人選手による初の複数階級制覇王者同士の対決だった。初の4階級制覇王者の井岡が、元3階級制覇王者田中恒成(畑中)を8回TKO。完勝でV2と格の違いを見せつけ、年間表彰で技能賞と年最高試合賞を受賞している。

▼フラッシュ(光文社)5月11日・18日号の報道 「日本ボクシングコミッション(JBC)の闇 井岡一翔の疑惑の尿が消えた!」との記事で、井岡の尿から「大麻」や「覚醒剤または合成麻薬の摂取が疑われる物質が検出されたと聞きました」との関係者のコメントを伝えている。また、JBCのドーピング検査に用いる検体の扱いや、疑惑への対応に問題があるとも報じている。

◆井岡一翔(いおか・かずと)1989年(平元)3月24日、大阪生まれ。11年に当時日本最速7戦目でWBC世界ミニマム級王座、12年にWBAライトフライ級、15年にWBAフライ級王座を獲得し3階級制覇。17年に1度引退したが、18年に復帰。19年にWBOスーパーフライ級王座を獲得し、日本初の4階級制覇達成。164センチの右ボクサーファイター。

20年12月、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで田中(手前)をTKOで破り喜ぶ井岡

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5月のK1 WGPは大田区総合体育館と発表

5月23日にK-1WGPの開催が決まった大田区総合体育館

K-1実行委員会は20日、5月23日に「K-1 WGP 2021」を東京・大田区総合体育館で行うと発表した。

同会場はプロボクシング世界戦の舞台として知られ、昨年末にはWBOスーパーフライ級の王者井岡一翔-田中恒成戦も行われた。

中村拓己K-1プロデューサーは、ボクシングに負けない盛り上がりを期待。対戦カードなどの詳細は、後日発表される。

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ロマゴン、エストラーダとも52キロで計量パス

ローマン・ゴンサレス(19年12月撮影)

ボクシング世界スーパーフライ級タイトルマッチの前日計量が、12日に米ダラス市内で行われた。

WBAスーパー王者ローマン・ゴンサレス(33=ニカラグア)に、WBC王者ファン・エストラーダ(30=メキシコ)ともリミットより100グラム軽い52キロでパスした。両者は12年11月のライトフライ級時代以来の再戦で、前回はゴンサレスが3-0で判定勝ちした。WBO王者井岡一翔(31=Ambition)が勝者との統一戦を熱望している。

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「井岡2世」桑原拓が無傷8連勝、ホープ対決制す

湊に勝利した桑原(撮影・鈴木みどり)

<プロボクシング:スーパーフライ級8回戦>◇11日◇東京・後楽園ホール

東洋太平洋フライ級7位の「井岡2世」桑原拓(25=大橋)が「ホープ対決」を制し、プロデビューから無傷8連勝を飾った。

関西のホープ湊義生(22=JM加古川)と1階級上のウエートで対戦。湊の強打に対し、スピードとカウンターパンチで勝負し、6回から動きが止まってきた湊にワンツー、右ボディーなどを打ち込み、3-0の判定勝利を収めた。

当初は昨年3月に臨む試合がコロナ禍で延期となり、今年1月には自らの右拳故障で約2カ月延びた。19年12月のリカルド・スエノ(フィリピン)戦での判定勝ち以来約1年4カ月ぶりのリングで勝利し「勝てたことはほっとしているが、思い描いた試合ではない。ちょこちょこ打たれ(相手パンチを)外せなかった自分に納得いかない。今後も打たせず打つ、スピードと足で勝つボクシングしていきたい」と決意をにじませた。

世界4階級制覇王者で現WBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(Ambition)と同じく興国高から東京農大へと進み「井岡2世」と呼ばれる軽量級ホープとして注目される。通算戦績は8勝(4KO)無敗。年内に王座挑戦を希望している桑原は「僕はこんなもんではないことを証明していきたい」と約束していた。

8回、湊(下)を攻める桑原(撮影・鈴木みどり)

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「井岡2世」桑原拓、湊義生との東西ホープ対決へ

約1年3カ月ぶりのリングに臨むフライ級ホープの桑原(左)。右は対戦相手となる関西のホープ湊(大橋ジム提供)

ボクシングの「井岡2世」と言われる桑原拓(25=大橋)が「ホープ卒業」マッチに臨む。

11日に東京・後楽園ホールで開催されるフェニックスバトル76大会(日刊スポーツ新聞社後援)で関西のホープ湊義生(22=JM加古川)とのスーパーフライ級8回戦を控え、10日には都内での前日計量に出席、51・9キロでパスした湊に対し、52・0キロでクリアした。

19年12月のリカルド・スエノ(フィリピン)戦での判定勝ち以来1年4カ月ぶりのリングとなる。4階級制覇王者で現WBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(Ambition)と同じく興国高から東京農大へと進み「井岡2世」と呼ばれる軽量級ホープは今年5月でプロデビューから丸3年が経過し、7勝(4KO)無敗の戦績。湊との対戦は「東西ホープ対決」としても注目されるが、桑原は「ホープというのは…もうそろそろ。王者になれるように」と湊撃破をステップに年内の王座挑戦を目指している。

対戦相手の湊は昨年9月に元日本バンタム級王者大場浩平(SUN-RISE)に2回TKO勝ちしている。桑原は「ボクを食うつもりできてくれる相手は楽しみですし、面白いなと。向こうの良いところ出させず、空回りさせて勝ちたいです」と、持ち前のスピードとテクニックで完勝するイメージを膨らませていた。

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京口紘人V3戦へ米ダラスに到着「気を抜かず調整」

ボクシングWBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(27=ワタナベ)が5日、米ダラスに到着した。ホテル内にあるジムでシャドーをこなして早速汗を流す様子などをSNSに投稿。「気を抜かず調整します」とコメントしている。13日に米ダラスでのV3戦で、同級10位アクセル・アラゴン・ベガ(20=メキシコ)の挑戦を受ける。

メインはスーパーフライ級で、WBAスーパー王者ローマン・ゴンサレス(33=ニカラグア)とWBC王者ファン・エストラーダ(メキシコ)の王座統一戦となる。12年のライトフライ級以来の再戦で、前回はゴンサレスが判定勝ちしている。WBO王座井岡一翔(31=Ambition)が勝者との統一戦を熱望している。

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井岡に敗れた田中恒成が沖縄合宿 再起戦は未定

田中恒成(2019年12月31日撮影)

WBO世界スーパーフライ級7位の田中恒成(25=畑中)が沖縄から再起への道をスタートさせていた。昨年大みそかに世界最速16戦目での4階級制覇を狙って同級王者井岡一翔(31=Ambition)に挑んだが、8回TKO負けで初黒星を喫した。

試合後に「完敗です。こんなに差があったのかとびっくりしました」とコメント。再び4階級制覇挑戦へ土台から作り直すべく先週、父の斉トレーナーらと沖縄で1週間、走り込み合宿を行った。ジムの畑中清詞会長によると、ジムワークも再開しており、基礎練習を繰り返しているという。

ただ、新型コロナウイルス感染症の影響で、再起戦のスケジュールが組めない。畑中会長は「(興行は)組めないねえ。まだ会場も押さえていない」。コロナ禍で先行きは見えないが、じっくり一から鍛え直している。

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京口紘人「モチベは高い」V3戦を米国で正式発表

京口紘人(2021年1月21日撮影)

ボクシングWBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(27=ワタナベ)が本場米国デビューする。29日にオンライン会見でV3戦を正式発表した。3月13日に米テキサス州ダラスで、アクセル・アラゴン・ベガ(20=メキシコ)と対戦する。

海外では18年大みそかにマカオで2階級制覇して以来3試合目となる。「世界王者になって米国で防衛戦をやりたいと思っていた。モチベーションは高い。米国のファンに面白い選手がいると印象を残したい」と抱負を披露した。

昨年11月に大阪での前日計量後、新型コロナウイルス感染が判明した。興行中止となった後、英プロモート大手マッチルームと契約した。「ファイトスタイルが評価されたと思う」。世界王者、2階級制覇と次々達成した目標をまた実現。さらに本場デビューでの勝利で存在感を示すつもりだ。

昨年12月には始動したが、後遺症があった。「今も睡眠は不安定」というが「強い気持ち、自分を信じてメンタルで乗り切りたい」。年明けからはスパーも開始し、今後は週3日こなして仕上げる。ジムも京口の練習時は専用フロアにするなど万全の対策をとる。

メインではスーパーフライ級のWBC王者エストラーダ(メキシコ)と、WBAスーパー王者ゴンサレス(ニカラグア)が王座統一戦に臨む。WBO王者井岡一翔が勝者を標的とする注目カード。京口にも願ってもない舞台で1年5カ月ぶりのリング。「久しぶりの思いをぶつけたい」と誓った。【河合香】

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井上尚弥1試合でもインパクト大MVP最多更新意欲

3年連続4回目のボクシング年間最優秀選手となったWBAスーパー・IBF世界バンタム級王者井上尚(代表撮影)

プロボクシングの2020年度年間表彰選手が28日に発表され、WBAスーパー・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(27=大橋)が3年連続4度目の最優秀選手賞(MVP)に選ばれた。昨年10月のジェーソン・モロニー(30=オーストラリア)戦の7回KO撃破もKO賞に選ばれ、2冠に輝いた。また、WBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(31=Ambition)は技能賞、昨年大みそかの田中恒成(25=畑中)戦が年間最高試合に選出された。

   ◇   ◇   ◇

1試合でもインパクト絶大だった。昨年10月、米ラスベガスに初進出した井上はメインイベントでモロニーに7回KO勝ち。2団体統一王者として防衛成功し、海外で存在感を示した。2年ぶり4度目のKO賞も獲得し「1試合だけでしたが、ラスベガスでのメインの試合がすごく評価されたのかなと。自分も納得する内容での勝ち方もできた。受賞はうれしい」と自信に満ちた笑みを浮かべた。

3年連続MVPは01~03年の徳山以来、史上6人目。平成以降の4度目受賞は長谷川に並びトップ。12年のプロデビューから8年で4度もMVP受賞というハイペース。最多の5年連続も狙えそうな勢いだ。35歳まで現役を続ける意向の井上は「自分が考える現役はあと8年。それに向け(今後も)受賞できたら」と最多記録更新に意欲的だ。

1月から所属ジムで本格的なスパーリングを開始しており「強度的にはハードにやっている。いつ試合が決まってもいい準備をしている」。コロナ禍で世界戦開催は不透明な状況だが、21年の目標は「今年こそ、もう1つベルトを増やしていきたい」と日本選手初の3団体統一王者を掲げた。

MVPは36票の有効投票のうち、井上が20票、続いて井岡が16票と4票差だった。井上は「井岡選手に票がいっても全然おかしくない」と田中との2度目の防衛戦を絶賛しつつエースの自覚も十分。「ボクシング界だけに限らず、日本のスポーツ界で、もっともっとトップの存在にいけるようにしたい」と、高い頂を見据えていた。【藤中栄二】

▽WBO世界スーパーフライ級王者井岡も2冠に輝いた。MVPは逃したものの、2年連続の技能賞、大みそかの田中との2度目の防衛戦が年間最高試合に選出。コロナ禍で、注目の日本人対決実現に尽力した関係者、ファンに感謝しつつ「その試合を年間最高試合、技能賞として評価して頂きまして大変うれしく思っておりますし、また励みになります。今年もさらなる高みを目指して精進して参ります」とコメントした。

◆年間MVP連続受賞メモ 日本初の世界王者となった白井義男(1949~53年)、具志堅用高(76~80年)の2人が5年連続でトップ。4年連続は渡辺二郎(82~85年)、3年連続はファイティング原田(64~66年)、徳山昌守(2001~03年)、今回の井上尚弥の3人。3年連続以上のMVP受賞は6人だけ。なお最多受賞も白井、具志堅の5度が最高で、原田、渡辺、長谷川穂積、井上が4度で続く。

オンラインで取材に応じたWBAスーパー・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(代表撮影)

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