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朝鬼神克忠が朝鬼神閻魔、嶺刃常乃助は峰刃幾叉丸に改名/夏場所新番付

初場所の両国国技館(2021年1月10日撮影)

日本相撲協会は26日、大相撲夏場所(5月9日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。番付降下、改名、引退などの力士、年寄など協会関係者は以下の通り。

【降下】

<幕内から十両>

豊山(27=時津風)東前頭15枚目→東十両4枚目

琴勝峰(21=佐渡ケ嶽)西前頭11枚目→東十両5枚目

<十両から幕下>

矢後(26=尾車)西十両10枚目→西幕下筆頭

【改名<1>】(しこ名の上の部分)

<幕下>

中園→島津海(しまづうみ=二所ノ関)

津志田→時乃平(ときのひら=時津風)

大天馬→北勝丸(ほくとまる=八角)

<三段目>

琴粂→琴羽黒(ことはぐろ=佐渡ケ嶽)

嶺刃→峰刃(みねやいば=錣山)

横江→剛士丸(ごうしまる=武蔵川)

琴伊藤→琴拓也(ことたくや=佐渡ケ嶽)

佐々木→北勝栄(ほくとさかえ=八角)

琴進→琴大進(ことだいしん=佐渡ケ嶽)

若松永→透輝の里(ときのさと=西岩)

<序二段>

舛乃山→舛ノ山(ますのやま=常盤山)

中田→北勝岩(ほくといわ=八角)

琴長濱→琴大河(ことたいが=佐渡ケ嶽)

福井→北勝八雲(ほくとやぐも=八角)

札野→北勝大(ほくとひろ=八角)

秋山→北勝空(ほくとそら=八角)

松岡→北勝真(ほくとしん=八角)

青乃潮→北勝潮(ほくとしお=八角)

<序ノ口>

石坂→藤雄峰(ふじゆうほう=藤島)

【改名<2>】(しこ名の下の部分も含める)

朝鬼神克忠→朝鬼神閻魔(あさきしん・えんま=高砂)

嶺刃常乃助→峰刃幾叉丸(みねやいば・きしゃまる=錣山)

横江黎→剛士丸黎明(ごうしまる・れいめい=武蔵川)

琴粂貞→琴羽黒貞晴(ことはぐろ・さだはる=佐渡ケ嶽)

琴伊藤暉→琴拓也暉紘(ことたくや・あきひろ=佐渡ケ嶽)

琴進洸希→琴大進光輝(ことだいしん・こうき)

琴長濱大河→琴大河誠哉(ことたいが・せいや)

朝玉勢一嗣磨→朝玉勢大幸(あさぎょくせい・たいこう=高砂)

若松永輝透→透輝の里大(ときのさと・だい)

【改名<3>】(年寄)

錣山矩幸→錣山瑛一(しころやま・えいいち)

【引退】

舛東欧(常盤山)光源治、大勇人(以上、峰崎)斗城丸(宮城野)華王錦(東関)綾風、宙風(以上、尾車)富栄、勇富士、八百ツ富士(以上、伊勢ケ浜)播磨灘(尾上)琴今川(佐渡ケ嶽)大翔鶴(追手風)玉の星(片男波)清水(武蔵川)太田(山響)久之虎(出羽海)霧乃龍(陸奥)煌(朝日山)東照錦(錦戸)

【退職(年寄)】

時津風正博(元前頭時津海、退職勧告処分)

千賀ノ浦靖仁(元関脇舛田山=契約満了)

【停年退職(床山)】

床淀

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元前頭里山の佐ノ山親方が年寄「千賀ノ浦」継承、襲名 先代は元関脇舛田山

佐ノ山親方

日本相撲協会は16日、佐ノ山親方(元前頭里山)が16日付で年寄「千賀ノ浦」を継承、襲名したことを発表した。

元里山は18年九州場所限りで引退し、その後は尾上部屋付きの親方として後進の指導にあたっていた。

先代千賀ノ浦親方の元関脇舛田山は10日に70歳の誕生日を迎え、協会の再雇用制度を終えていた。

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70歳で角界去る千賀ノ浦親方、隆の勝に「唐揚げみたいな稽古を」とエール

左が千賀ノ浦親方(元関脇舛田山)、右は常盤山親方(元小結隆三杉)(2016年4月8日)

10日に70歳の誕生日を迎える千賀ノ浦親方(元関脇舛田山)が9日に日本相撲協会の再雇用制度を終える。拓大を経て74年春場所に初土俵。48年間も身を置いた角界を去ることになる。8日までに電話取材に応じ「9日が過ぎないとピンとこない。3月場所が最後と思うと、名残惜しい気持ちになりました」と心境を明かした。

定年後の5年間は「早かったけど、連れてきた子(弟子)が何人残っていたかを気にかけていた」と振り返る。89年名古屋場所限りで現役を引退して春日野部屋付きとなり、04年9月に独立して千賀ノ浦部屋を創設。10年九州場所では舛乃山(当時のしこ名は舛ノ山)が新十両昇進を果たし、部屋から初めて関取を輩出した。

16年4月に65歳となり協会の定年を迎え、現常盤山親方(元小結隆三杉)に部屋を継承したが、東京・台東区の稽古場は自宅でもある。現常盤山部屋が今年2月に東京・板橋区に移転するまでは、部屋内で力士らとコミュニケーションを取ることも多かったという。

自身が引き連れてきた力士も少なくなってきた。史上初のハンガリー出身力士として話題となった舛東欧は、春場所限りで引退。最高位は西幕下8枚目と関取の座に近づいたが、たび重なるケガに泣いた。「ケガがなければチャンスがあったと思うけど、こればかりはしょうがない」と千賀ノ浦親方。舛東欧は引退後、都内の飲食関連の企業に就職するという。「今までも何度も相談に乗ってきた。第2の人生も頑張ってほしい」とエールを送る。

躍進を期待するのが、関脇まで番付を上げた隆の勝(26=常盤山)だ。現在の活躍に、千賀ノ浦親方も「15歳で入門してきて、体を大きくするのに時間がかかった。メシの時間は逃げていたときもあったね(笑い)。素質は良かったけど正直、三役に定着するとは予想外」と驚く。「体重が増えてスピードと勢いが変わった。右を差して半身になるクセがあったが、左が入ったときのスピードがいい。自信もついてきたように見える」。

新関脇から3場所連続で勝ち越し、当然「次期大関」の期待も高まってくる。「(コロナ禍で)出稽古ができないけど、白鵬や照ノ富士みたいな四つ相撲の上位の人にも胸を借りて力をつけてほしいね。泥んこにならないと成果は出ない。お茶漬けを食ったような稽古じゃなくて、こってりした唐揚げみたいな稽古をしてほしいね」と独特な言い回しでエール。「幕下の頃のように、ある意味“バカ”になって頑張ればきっと(大関に)上がれると思いますよ」と笑った。

台東区の部屋には5月の夏場所後に立浪部屋が移転してくる。11月の九州場所後には完全譲渡する予定。自身も今年10月いっぱいまでは居住する。「相撲部屋として残ってくれるのはうれしい」と同親方。今後も相撲界を見守っていく。

【佐藤礼征】

隆の勝(2020年12月10日撮影)

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立浪部屋、5月の夏場所後に旧常盤山部屋に移転

茨城県つくばみらい市に拠点を構える立浪部屋が、大相撲夏場所(5月9日初日、東京・両国国技館)後に、東京都台東区にある旧常盤山部屋へ移転することが4日、分かった。2月中旬に東京都板橋区へ移転した旧常盤山部屋を改装し、新たに部屋を構える。

旧常盤山部屋は現在、3階に所有者である千賀ノ浦親方(元関脇舛田山)が住んでいる。9日に70歳の誕生日を迎え、日本相撲協会の再雇用制度が切れ退職となるが、今年10月いっぱいまでは居住。11月に予定される九州場所後に完全譲渡される。それまでは立浪親方(元小結旭豊)と力士らは1、2階に居住する。

建物の1、2階部分を改修するため、移転時期について立浪親方は「工事が間に合わないので5月場所後になると思う」と話した。移転話は昨年末あたりから進められ、今年に入って決まったという。最寄り駅の「みらい平」(つくばエクスプレス)から両国まで1時間ほどかかるが、台東区橋場に構える新しい部屋からは、車で15分ほどに短縮される。新型コロナウイルスの影響で現在は出稽古が禁止されているが、解禁されれば稽古環境も改善される。

地域密着で応援してくれた、つくばみらい市に対する恩もあり「残念がっている」と感じつつ「やっぱり力士のためを思って。出世していけばいくほど、力士のことを考えてやらないといけない」と立浪親方。3月の春場所では明生(25)が待望の三賞を初受賞し、三役も目前。元横綱朝青龍をおじに持つ豊昇龍(21)や十両天空海(30)らの、さらなる出世に思いを込めた移転となる。

移転した高砂部屋の後を受け、現在の台東区橋場に部屋を新設した千賀ノ浦親方も「ここに部屋を構えて21年になるかな。自分がここを離れる時は、その後は相撲部屋として引き継いでもらいたいと常に思っていた。一門とか縁はなくても、引き続き相撲部屋として存続してくれるのはうれしい」と話した。

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常盤山部屋が台東区→板橋区に移転「心機一転」親方

引っ越し作業が行われた東京都板橋区前野町の常盤山部屋

大相撲の常盤山部屋が16日、東京・台東区橋場から板橋区前野町に移転した。

新しい部屋は東武東上線・ときわ台駅から徒歩15分ほどで、物件は3階建て。電話取材に応じた師匠の常盤山親方(元小結隆三杉)によると、元々は建材を扱う会社だったという。2階は若い衆が住む大部屋、1階が稽古場で、地下1階は物置として使用する。

この日の引っ越し作業では早速、新調した部屋の看板を設置した。師匠は「長さは1メートル30から40センチ。(台東区橋場の部屋に設置していたものに比べて)倍以上の大きさで、幅も広いから大きく感じますね」と説明した。現在はブルーシートで覆っているが1階の土俵はすでに完成しており、19日から新拠点での稽古が始まる。テッポウ柱は2本から1本となるものの、稽古場は広くなっているという。

台東区橋場の部屋は4月に再雇用制度の任期が終わる先代常盤山親方の千賀ノ浦親方(元関脇舛田山)の自宅で、16年4月の部屋継承時から21年4月末までに拠点を移すように取り決めていた。

初場所後に貴健斗の新十両昇進が決まり、大関貴景勝ら力士10人中4人が白い稽古まわしを締める。活気ある部屋を束ねる常盤山親方は「引っ越して心機一転。みんなでもっともっと頑張っていきたい」と、部屋のさらなる繁栄を誓った。

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貴景勝所属の常盤山部屋が移転、先代親方自宅から

常盤山親方(右=元小結隆三杉)と、先代常盤山親方の千賀ノ浦親方(元関脇舛田山)

大相撲の大関貴景勝らが所属する常盤山部屋が2月中旬に東京・台東区橋場から板橋区前野町に移転することが20日、関係者の話で分かった。台東区橋場の部屋は先代常盤山親方の千賀ノ浦親方(元関脇舛田山)の自宅。同親方は4月に再雇用制度の任期が終わるため、4月末までに拠点を移すように取り決めていた。3月の春場所が大阪開催の予定のため、大阪に移動する前に引っ越し作業を済ませる。

新しい部屋は3階建てで3階に常盤山親方(元小結隆三杉)夫妻、2階は若い衆が住む大部屋、1階が稽古場となる。地下1階は物置として使用する予定。今場所後に土俵づくりを進める。初場所を10日目から途中休場した貴景勝は、かど番脱出に向けて新たな環境で再起を期す。

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貴景勝が待望の今場所初白星「いいきっかけに」

琴勝峰(手前)を突き落としで破る貴景勝(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇5日目◇14日◇東京・両国国技館

大関貴景勝(24=千賀ノ浦)に初日が出た。

埼玉栄高の3学年後輩、琴勝峰の挑戦を退けた。立ち合い、激しい当たりからのど輪で相手の上体を起こし、素早く左に開いて突き落とした。

1勝4敗。横綱昇進が懸かる場所で初日から星を伸ばせなかったが、復調に向けて待望の白星を手にした。「白星あがってまた明日、いいきっかけになってやっていければ」。場所は序盤5日間が終了。正代、朝乃山も勝って今場所初めての3大関安泰となり、中盤戦に向けて場所を引っ張る役割が求められる。「一生懸命やることしかできない。集中して力出し切ることしかない。また準備していきたい」と気を引き締めた。

琴勝峰(手前)を突き落としで破る貴景勝(撮影・鈴木正人)

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綱とり挑む貴景勝「もうちょっと」体力強化を継続

初場所に向けて稽古する貴景勝

大相撲初場所(来年1月10日初日、東京・両国国技館)で綱とりに挑む大関貴景勝(24=千賀ノ浦)が12日、都内の部屋で稽古を行った。

四股やテッポウなどの基礎運動のほか、バーベルを扱ったスクワットに時間を費やし、下半身を鍛えた。13日は稽古が休み。18日からは両国国技館内の相撲教習所で合同稽古が始まるが、相撲を取る稽古については「もうちょっと(基礎運動を)やらなきゃだめだと思う」と、体づくりに励む。

11日には茨城・つくばみらい市の立浪部屋で幕内力士の天空海ら7人が新型コロナウイルスに感染したことが判明した。感染者は計10人。貴景勝は「(感染者が)1日に何百人もなってる世界だから、気をつけないといけない」と緊張感を漂わせた。

若い衆にバーベルを使用したスクワットを指導する貴景勝(左)

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貴景勝 綱とりへ「あまり深く考えず、ノビノビと」

ダンベルを使って体を鍛える貴景勝

来年の大相撲初場所(1月10日初日、東京・両国国技館)で綱とりに挑む大関貴景勝(24=常盤山)が1日、報道陣の電話取材に応じた。

2年ぶり2度目の優勝を果たした11月場所後、この日が稽古始め。四股、すり足など基本運動で汗を流した。場所後の1週間のうち半分は完全休養に充てたといい「疲れを抜くのに少し時間がかかった」ようだ。それでも1週間の休みの後半は、体作りを始めていたようで、体の張りもある様子。「ここから、もう何段階も上げていければ」と稽古の虫がうずいた? ようだ。

一方で11月29日の「いい肉の日」には焼き肉を食べたように「食べたいものを食べさせてもらった1週間」と少しばかりの休養期間を満喫できた。軽めの始動には「来場所に向けて、いいスタートが切れているな、と思う」と話した。初場所までの調整法に特段の変化はなく「いつも通り基礎で体をつくり、実戦を踏んで、また基礎をしてという、自分の感覚でいい流れをつかんでやっていけたら」とイメージした。

秋場所後に続き、12月18日から6日間、両国国技館内の相撲教習所で合同稽古が行われる。それには「自分の体次第」と前置きしながら「参加したいと思っている。できる環境で一生懸命やれたら」と意思表示した。

2場所連続優勝が求められる綱とりについては「成績を残さないと上には上がれないので、とにかく一生懸命、頑張ることしかできない。あまり深く考えず、ノビノビやれたらいい」と自然体で臨むことを自分に求めた。

突き押し相撲一本で、ここまで上り詰めてきた。横綱昇進ともなれば、希少価値がある。「押し相撲の人は、そこまで体は大きくないし、幅を広げようとしても、あんまり取れない」と押し相撲で横綱が少ない要因を独自の視点で分析。その壁を破るべく「自分でその可能性を止めてしまったら一生、そこで終わる。(押し相撲で横綱になるのは)無理って言われているから、やりがいを感じている」と気概を示し「やっぱり自分は押し相撲しかない。小さい頃から目指してきた(押し相撲という)もので頂点に、横綱になりたいというのはある」とキッパリ話した。綱とり場所については「1日1日、トーナメントのように」と目の前の一番に集中して臨む。

師匠(元小結隆三杉)と先代(元関脇舛田山)の年寄名跡交換に伴い、11月場所までの「千賀ノ浦部屋」から「常盤山部屋」の力士として初めて臨む初場所でもある。最後の「千賀ノ浦」で優勝し「本当に良かった」とした上で「新しい名前の部屋でも、いい成績を残したいと思う」と新たな発奮材料に変える。

今年1年を1字で表すとしたらという、年末恒例の? 問い掛けには「まだ浮かばないので、また年末に」とした上で、今年1年は「ケガもあったし優勝もできた。いいことも悪いこともあったという感じ」と振り返っていた。

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貴景勝所属の千賀ノ浦部屋「常盤山部屋」に名称変更

貴景勝(20年11月10日)

日本相撲協会は26日、東京・両国国技館で理事会を開き、常盤山親方(69=元関脇舛田山)と千賀ノ浦親方(59=元小結隆三杉)が年寄名跡を交換し、千賀ノ浦部屋の名称が「常盤山部屋」の名称に変更することを承認した。

先代千賀ノ浦親方の常盤山親方は、来年4月に再雇用制度の任期が終わる。千賀ノ浦親方は16年4月の部屋継承前まで「常盤山」を襲名しており、今回の名跡交換は継承時から両者間で取り決めていた。

千賀ノ浦部屋には11月場所で2度目の優勝を果たした大関貴景勝や関脇隆の勝らが所属している。貴景勝は常盤山部屋の力士として来年1月の初場所に臨み、初めての綱とりに挑戦する。

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貴景勝の千賀ノ浦部屋が名称変更 1月に常盤山部屋

千賀ノ浦親方(左)と貴景勝(2019年4月30日撮影)

貴景勝が所属する千賀ノ浦部屋が来年1月の初場所前に部屋の名称を「常盤山部屋」に変更することが23日、日本相撲協会関係者の話で分かった。

師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)が、来年4月に再雇用制度の任期が終わる先代千賀ノ浦親方の常盤山親方(元関脇舛田山)と名跡交換するため。千賀ノ浦親方は16年4月の部屋継承前まで「常盤山」を襲名しており、今回の名跡交換は継承時から両者間で取り決めていた。今後手続きを進める予定で、相撲協会に承認されれば、貴景勝は初の綱とりに挑む初場所を常盤山部屋の力士として迎える。

千賀ノ浦部屋の看板を持つ貴景勝(2018年10月29日撮影)

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貴景勝「場所前に入籍」の思い 大関初V二重の喜び

11月場所で優勝し、一夜明け会見に臨む貴景勝

大相撲11月場所で18年九州場所以来2度目、大関として初めて優勝した貴景勝(24=千賀ノ浦)が23日、“新婚V”だったことを明かした。

都内の部屋でリモートでの会見に応じ、11月場所前に元モデルで元大関北天佑の次女、有希奈さん(28)と結婚していたことを報告。初の綱とり挑戦となる初場所(来年1月10日初日、東京・両国国技館)に向けて、突き押し1本で最高位に上り詰める決意も語った。

   ◇   ◇   ◇

激闘から一夜明けて、貴景勝は秘めていた思いを明かした。「私事ですが場所前に入籍しまして、頑張っていきたいなと思っていたので良かったです。本場所に集中しないといけないので、場所後に言えたらなと思っていた」。8月の婚約発表から3カ月。大関として初めて抱いた賜杯には、二重の喜びがあった。

婚姻届を出した具体的な日にちについては明かさなかったが、結婚した理由について「純粋に一緒に頑張っていきたいなと思ったから」と説明した。プロポーズの言葉は「それは力士だしね」と内緒。普段は相撲の話はしないが、有希奈さんからは食事面などでサポートを受けている。「(優勝は)喜んでくれた。これからもいい時ばかりじゃない。悪い時もある。そういう時に踏ん張っていければ」。二人三脚で今後の相撲人生を歩んでいく。

嫁とりから綱とりへ-。私生活に変化はあっても、相撲は今のスタイルを貫く。突き押し相撲だけで横綱昇進は厳しいという意見について「だから目指す価値はすごくある。無理って言われてるのをやり遂げたときの充実感というのは替えられないものもある」。身長175センチは力士として小柄。四つ相撲に不向きな体と自覚しているだけに「押し相撲の魅力も伝えたい」と意気込んだ。

今場所は横綱、大関戦が1度もなかった。「その状況、その状況でベストを尽くすしかない」。新年最初の場所で真価が問われる。【佐藤礼征】

貴景勝と入籍した有希奈さん

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貴景勝「だから価値ある」突き押しで横綱困難の声に

11月場所で優勝し、一夜明け会見に臨む貴景勝

大相撲の大関貴景勝(24=千賀ノ浦)が自身2度目の優勝を果たした11月場所千秋楽から一夜明けた23日、オンラインで一夜明け会見を行った。あらためて優勝を振り返り「初優勝とはまた違った優勝だったので、少し疲労感も多かったと思う。今場所は決定戦もあってつかみ取ったなという感じ」と話した。

人生の伴侶を得て臨んだ場所だった。9月の秋場所前に婚約を発表していた、06年に亡くなった元大関北天佑の千葉勝彦さんの次女で元モデルの有希奈さんと、11月場所前に結婚していたことを明かした。「私事ですけど場所前に入籍しまして、頑張っていきたいと思っていたので良かったです」と自身の結婚に、最高の形で花を添えた。妻の有希奈さんとは相撲の話はしないといい「食事の面とか、そういう所でいろいろとやってくれる」と土俵に集中できる環境を作ってくれることに感謝した。

来年1月の初場所は、自身初の綱とり場所になる。「今場所も自分の中で最高の形でやったつもり。来場所によって何か変わることはないけど、初場所までやれることをやり切って、しっかり勝負していきたいなと思います」と話した。

「一般的に突き押しで横綱は厳しいという声もあるが」と問われると「だから目指す価値がある。無理と言われたのをやり遂げた時の充実感というのは代えられないものがある。押し相撲の魅力も伝えたい。今から四つ相撲を覚えられないので、日々励んでいきたい」と幼き頃から磨き続けた突き押し一本で頂点を目指す。

11月場所で優勝し、一夜明け会見に臨む貴景勝
11月場所で優勝し、一夜明け会見に臨む貴景勝

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貴景勝Vから一夜「トーナメントやと思ってやった」

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大相撲の大関貴景勝(24=千賀ノ浦)が自身2度目の優勝を果たした11月場所千秋楽から一夜明けた23日、オンラインで一夜明け会見を行った。あらためて優勝を振り返り「初優勝とはまた違った優勝だったので、少し疲労感も多かったと思う。今場所は決定戦もあってつかみ取ったなという感じ」と話した。

秋場所の反省をしっかりといかして、賜杯を手にした。秋場所は1差で追いかける展開で優勝争いに加わるも、関脇正代に追いつけずに優勝次点。あらためて「一番の星の重さを感じました」と実感。だからこそ「15日間でどれだけ勝つかというよりも、トーナメントやと思ってやった。初日勝ったら2日目に進める、2日目に勝ったら3日目に進めるって考え方を変えた。今日負けても明日勝つ、という精神的なブレを直すのも大事だけど、今場所は視点を変えてやりました」とこれまで以上に、目の前の白星に強くこだわった。

人生の伴侶を得て臨んだ場所でもあった。9月の秋場所前に婚約を発表していた、06年に亡くなった元大関北天佑の千葉勝彦さんの次女で元モデルの有希奈さんと、11月場所前に結婚していたことを明かした。「私事ですけど場所前に入籍しまして、頑張っていきたいと思っていたので良かったです」と自身の結婚に、最高の形で花を添えた。妻の有希奈さんとは相撲の話はしないといい「食事の面とか、そういう所でいろいろとやってくれる」と土俵に集中できる環境を作ってくれることに感謝した。

来年1月の初場所は、自身初の綱とり場所になる。「今場所も自分の中で最高の形でやったつもり。来場所によって何か変わることはないけど、初場所までやれることをやり切って、しっかり勝負していきたいなと思います」と話した。

「一般的に突き押しで横綱は厳しいという声もあるが」と問われると「だから目指す価値がある。無理と言われたのをやり遂げた時の充実感というのは代えられないものがある。押し相撲の魅力も伝えたい。今から四つ相撲を覚えられないので、日々励んでいきたい」と幼き頃から磨き続けた突き押し一本で頂点を目指す。

11月場所で優勝し、一夜明け会見に臨む貴景勝
11月場所で優勝し、一夜明け会見に臨む貴景勝

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貴景勝、大関8場所目で悲願 感謝を体現した優勝

幕内優勝を果たし、賜杯を手に笑顔を見せる貴景勝(代表撮影)

<大相撲11月場所>◇千秋楽◇22日◇東京・両国国技館

綱とり初挑戦だ-。大関貴景勝(24=千賀ノ浦)が18年九州場所以来2年ぶり2度目、大関としては初めての優勝を果たした。

小結照ノ富士に本割で敗れて13勝2敗で並ばれたが、優勝決定戦では鋭い出足で立ち合いから圧倒した。昨年はけがに苦しんだが、在位8場所目で悲願成就。コロナ禍だからこそ、周囲への感謝の気持ちを忘れない24歳の看板力士。横綱、大関陣でただ1人の皆勤で重責を果たし、17年初場所の稀勢の里を最後に遠ざかっていた大関の優勝なしにも、終止符を打った。

   ◇   ◇   ◇

闘志を充満させていた表情が、わずかにゆがんだ。1人大関の重圧に耐えた貴景勝を、定員の半分ほどに制限が引き上げられた5000人の観客が万雷の拍手で包む。コロナ禍で、今場所から解禁された土俵下での優勝インタビュー。「お客さんの前でいい相撲を見せる、それだけ考えて一生懸命やった」と話す声は、少し震えていた。

決定戦で自分の立ち合いを貫いた。本割では照ノ富士を突き放し切れず、浴びせ倒しで敗れた。右肩に土がベッタリつきながら戻った花道。「情けなさと悔しさ」を押し殺し「もう一戦チャンスをもらった」と切り替えた。決定戦は低い踏み込みから3発で一気に相手を土俵外へ。「何も考えてなかった。脳の指令で体が動く。初めて脳を止めて、体に任せた」。未知の領域だった。

コロナ禍で揺れに揺れた1年。昨年の大関昇進時、伝達式の口上で述べた「感謝の気持ちと思いやり」を体現した。8月に自身を含めた埼玉栄高のOBで母校相撲部に反物で作製したマスク40枚とメッセージを送った。インターハイなど高校相撲の主要大会が中止となり、傷心の後輩を激励。恩師で相撲部の山田道紀監督は「ありがたいことだね」と感謝した。

初の綱とり、来場所は年6場所制となった58年以降の初土俵では付け出しを除いて史上3位となる、所要38場所でのスピード昇進を狙う。一気に塗り替えたい。旧貴乃花部屋時代に宿舎を提供していた福岡・田川市の「相撲茶屋貴ノ花」では、店周辺に同部屋出身力士の幟(のぼり)を設置。業者との契約で3年に1回は全25本を交換するが、コロナ禍で交換が1年延長になった。入門来の付き合いで場所中も毎日のように連絡を取り合うという店主の今宮一成さん(55)は「今の幟には『大関』と書かれていないんですよ。来年上がってくれれば、いい替え時です」と笑う。一気に「横綱貴景勝」の幟に交換できる環境にある。

「強ければ勝つし弱ければ負ける。自分と向き合ってやっていきたい」。1909年に優勝制度ができて今場所がちょうど500場所目。節目の土俵で賜杯を抱いた貴景勝の新たな挑戦が始まる。【佐藤礼征】

<優勝アラカルト>

◆大関の優勝 17年初場所の稀勢の里以来、22場所ぶり。77年夏場所に当時大関の若三杉(2代目横綱若乃花)が優勝後、81年初場所で千代の富士が25場所ぶりに優勝した最長ブランクに次ぐ。

◆複数回優勝 現役力士では白鵬、鶴竜の両横綱、関脇で2度優勝した御嶽海、大関時代と幕尻で2度制した照ノ富士に次いで5人目。

◆埼玉栄高 2度目の優勝は初めて。豪栄道と合わせて計3度。

◆混戦イヤー 今年の優勝者は初場所から徳勝龍、白鵬、照ノ富士、正代、貴景勝。過去に年間で優勝者の顔触れが異なるのは(年5場所以上)57年、72年、91年に続き29年ぶり4度目の“戦国時代”となった。

優勝インタビューを終え、感慨深げな表情を浮かべる貴景勝(撮影・河田真司)
幕内優勝決定戦で照ノ富士を押し出しで破り、感極まった表情を浮かべる貴景勝(撮影・河田真司)

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八角理事長「いい大関」看板背負った貴景勝を絶賛

八角理事長(右)から優勝賜杯を受け取る貴景勝(撮影・鈴木正人)

<大相撲11月場所>◇千秋楽◇22日◇東京・両国国技館

看板力士の面目を保つ大関貴景勝(24=千賀ノ浦)の優勝と、優勝決定戦まで持ち込んだ小結照ノ富士(28=伊勢ケ浜)の奮闘を、協会トップの八角理事長(57=元横綱北勝海)が褒めたたえた。

優勝決定戦の勝負が決すると同理事長は「かけたね。照ノ富士が変わってこないと」と、まず口にした。照ノ富士の立ち合い変化も予想される中、貴景勝が「変化はない」と信じて臨んだ心中を察した。そして「よくやった。開き直ってたね」と本割で敗れてから優勝決定戦までの、貴景勝の心境の変化を読み解いた。「コロナ禍の中、これだけいい相撲を取ってくれて、来てくれたお客さんも喜んでくれたでしょう。本当に、いい大関です」と両横綱に他の大関2人が休場する中、看板を背負いながら重責を果たした貴景勝をほめた。

さらに間を置かず、敗者にもねぎらいの言葉をかけた。「照ノ富士が頑張って(ここまで)これたから、いい内容の相撲ができた。2人ともよくやった。お疲れさん」と言葉を弾ませた。

春場所の無観客開催、若手力士の死去、夏場所の中止、一部部屋でのクラスター発生…。新型コロナウイルスに揺さぶられた1年を振り返って「コロナ禍の中で今年1年、よく力士は頑張った。専門家の先生の協力をいただいて何とか、千秋楽まで感染者は出ていない」と万全を期した感染防止対策に胸をなで下ろした様子。「(感染が)拡大している中、国技館に足を運んでいただき本当にありがたいこと」と入場者への感謝の言葉を述べるとともに「専門家の先生の意見を踏まえて指導の下、(これからも)やっていく。1月場所をきちんとやることが大事」と来年の無事開催を見据えて話した。

貴景勝(下)を浴びせ倒しで破った照ノ富士(撮影・鈴木正人)

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貴景勝Vで今年はすべて優勝力士が別 戦国時代象徴

八角理事長(右)から優勝賜杯を受け取る貴景勝(撮影・鈴木正人)

<大相撲11月場所>◇千秋楽◇22日◇東京・両国国技館

今年2度目の優勝を目指した小結照ノ富士(28=伊勢ケ浜)を退け、大関貴景勝(24=千賀ノ浦)が2年ぶり2度目の優勝。看板力士の面目を保ったことで、逆に今年の“主役不在”を物語るデータが出た。

今年の幕内優勝力士は、初場所が徳勝龍、春場所が白鵬、7月場所が照ノ富士、秋場所が正代、そして11月場所が貴景勝と、年間複数回優勝者がなく、それぞれ違う顔触れとなった。

過去に年間で優勝者の顔触れが異なるのは91年(霧島、北勝海、旭富士、琴富士、琴錦、小錦)以来、29年ぶりのこと。年5場所以上に絞っても、57年(千代の山、朝汐、安念山、栃錦、玉乃海)、72年(栃東、長谷川、輪島、高見山、北の富士、琴桜)を合わせて29年ぶり4度目の“珍事”に。主役不在の戦国時代を象徴する年となった。

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石浦飛び出しマス席付近でジャンプ/千秋楽写真特集

<大相撲11月場所>◇15日目◇22日◇東京・両国国技館

大関貴景勝(24=千賀ノ浦)が18年九州場所以来2年ぶり2度目、大関としては初めての優勝を果たした。本割一発で決めることはできなかったものの、最後は勝ち切った。

千秋楽の取組模様を写真で振り返ります。

八角理事長(右)から優勝賜杯を受け取る貴景勝(撮影・鈴木正人)

幕内優勝決定戦

貴景勝(13勝2敗)押し出し照ノ富士(13勝2敗)

貴景勝(右)にいなされ体勢を崩す照ノ富士(撮影・小沢裕)

互いに動きを止め相手の出方を伺う貴景勝(左)と照ノ富士(撮影・小沢裕)

優勝決定戦で照ノ富士(左)を押し出しで破る貴景勝(撮影・河田真司)

優勝決定戦で貴景勝(手前)は照ノ富士を押し出しで破る(撮影・小沢裕)

幕内優勝決定戦で照ノ富士を押し出しで破り、感極まった表情を浮かべる貴景勝(撮影・河田真司)

幕内

貴景勝(13勝2敗)浴せ倒し照ノ富士(13勝2敗)

貴景勝(右)を浴びせ倒しで破る照ノ富士(撮影・鈴木正人)

貴景勝(左)を浴びせ倒しで破る照ノ富士(撮影・河田真司)

貴景勝(左)を浴びせ倒しで破る照ノ富士(撮影・河田真司)


御嶽海(7勝8敗)突き落とし宝富士(9勝6敗)

宝富士(手前)を突き落としで破る御嶽海(撮影・河田真司)


栃ノ心(9勝6敗)叩き込み隆の勝(8勝7敗)

隆の勝(右)をはたき込みで破る栃ノ心(撮影・河田真司)


玉鷲(8勝7敗)寄り切り高安(8勝7敗)

玉鷲(左)を寄り切りで破った高安(撮影・鈴木正人)


霧馬山(3勝12敗)上手投げ隠岐の海(6勝9敗)

隠岐の海(右)は霧馬山を上手投げで破る(撮影・小沢裕)


琴ノ若(7勝8敗)寄り切り若隆景(7勝8敗)

琴ノ若(右)を寄り切りで破る若隆景(撮影・河田真司)


阿武咲(7勝8敗)押し出し妙義龍(4勝11敗)

☆阿武咲 とりあえず負けを最小限に抑えられた。コロナで場所がなくなった中で相撲を取れることが幸せ。

阿武咲(左)は押し出しで妙義龍を破る(撮影・小沢裕)


琴勝峰(8勝7敗)首投げ大栄翔(10勝5敗)

☆大栄翔 千秋楽で星を拾えたのはよかった。今年は関脇にもなれたし三役でも勝ち越せた。良いところもあれば悪いところもあった。来年はもっといい1年にできればと思う。

★琴勝峰 肩に力が入った。(最後手をついてしまったが)考える暇もなくて、勝手に手が出てしまった。(今場所振り返って)圧力で負けている内容が多い。もっと地力をつけないといけない。

同体取り直しとなる琴勝峰(下)と大栄翔(撮影・河田真司)

琴勝峰(左)を首投げで破る大栄翔(撮影・鈴木正人)


輝(5勝10敗)押し出し豊山(6勝9敗)

★輝 土俵際で攻めきれずに負ける相撲が多かった。土俵際まではいいけど、詰め切れない。(今年は)いろんなことがあって忘れないような1年になった。ただ過ごすだけじゃいけない。


北勝富士(11勝4敗)寄り切り竜電(9勝6敗)

☆北勝富士 馬力がしっかり生きてくれたと思います。(1年を振り返り)いいこともあり、けがもあった。最後、いい形(11勝)で締められてよかったと思う。

竜電(右)を寄り切りで破る北勝富士(撮影・鈴木正人)


炎鵬(3勝12敗)寄り切り翔猿(6勝9敗)

☆炎鵬 何も言うことないです。ただただ自分が弱いだけ。またゼロから鍛え直して、絶対にはい上がろうと思います。

★翔猿 勉強不足でした。入らせないようにしたけど、まんまと入らせてしまった。(先場所優勝争いして観客から)声を掛けられることが多くなったけど、今日はどうだったでしょうか? 炎鵬関の方が多かったですかね。

翔猿(右)を寄り切りで破る炎鵬(撮影・鈴木正人)

炎鵬に寄り切りで敗れ、マス席手前まで飛ぶ翔猿(撮影・河田真司)

炎鵬(手前右)と翔猿(左)は勢いあまって観客席まで立ち入る熱の入った取組に館内から拍手が巻き起こった(撮影・小沢裕)


豊昇龍(7勝8敗)叩き込み遠藤(8勝7敗)

★豊昇龍 悔しいですね。遠藤関はお相撲さんになって一番やりたかった相手。負けたのはまだまだ稽古が足りない。一生懸命稽古してまた一から。

豊昇龍(右)をはたき込みで破る遠藤(撮影・鈴木正人)


碧山(6勝9敗)押し出し千代大龍(9勝6敗)

☆碧山 やっと気持ちがいい相撲がとれた。いいことで締められたんで、また来年につながる。


徳勝龍(8勝7敗)首投げ天空海(9勝6敗)

☆天空海(場所序盤に乗車していた車がダンプカーに追突されて首を負傷)座薬を入れて、痛み止めも飲んでいる。来場所に響かないようにしっかりとケアしていきたい。基礎からやり直して、今度は三賞だったり、2桁取れるように頑張りたいです。

★徳勝龍 1月に優勝できて、そこから負け越しが続いた。最後に勝ち越せたのはよかったが、今日の相撲が…まだまだ甘いと思う。

天空海(右)は首投げで徳勝龍を破る(撮影・小沢裕)


千代の国(10勝5敗)小手投げ琴恵光(6勝9敗)

☆千代の国 (勝てば敢闘賞を)知らなかった。相撲をとる前に(テレビの)画面で知りました。意識せず平常心でいった。自分1人の力では無理なんで、まわりの人に感謝です。


志摩ノ海(11勝4敗)押し出し明生(9勝6敗)

☆明生 相手のことは考えずに、今年最後の相撲でいい相撲を取りたいと思っていた。出来れば2桁で終わりたかったけど、自分の相撲は取れたと思う。

★志摩ノ海(敢闘賞に)とりたかったのが本望だが、思い切っていった結果、とれたのかもしれない。もっと前に出る相撲を心がけていきたい。

志摩ノ海(右)を押し出しで破る明生(撮影・鈴木正人)


佐田の海(5勝10敗)寄り切り石浦(8勝7敗)

☆佐田の海(幕内残留濃厚な5勝目に)勝つと負けるじゃ大きく違いますから。いい相撲で勝ててよかった。

佐田の海は石浦(左)を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)

佐田の海に寄り切りで敗れ、土俵下を走る石浦(撮影・河田真司)

佐田の海に寄り切りで敗れマス席付近でジャンプする石浦(撮影・鈴木正人)

佐田の海に寄り切りで敗れ、マス席手前で止まる石浦(撮影・河田真司)

十両優勝決定戦

翠富士(13勝2敗)押し出し旭秀鵬(13勝2敗)

十両優勝決定戦で旭秀鵬(左)を押し出しで破る翠富士(撮影・鈴木正人)

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大関Vは稀勢の里以来 22場所ぶり2番目ブランク

幕内優勝決定戦で照ノ富士を押し出しで破り、感極まった表情を浮かべる貴景勝(撮影・河田真司)

<大相撲11月場所>◇千秋楽◇22日◇東京・両国国技館

大関貴景勝(24=千賀ノ浦)が18年九州場所以来2年ぶり2度目、大関としては初めての優勝を果たした。本割一発で決めることはできなかったものの、最後は勝ち切った。

<優勝アラカルト>

◆大関の優勝 17年初場所の稀勢の里以来、22場所ぶり。77年夏場所に当時大関の若三杉(2代目横綱若乃花)が優勝後、81年初場所で千代の富士が25場所ぶりに優勝した最長ブランクに次ぐ。

◆複数回優勝 現役力士では白鵬、鶴竜の両横綱、関脇で2度優勝した御嶽海、大関時代と幕尻で2度制した照ノ富士に次いで5人目。

◆埼玉栄高 2度目の優勝は初めて。豪栄道と合わせて計3度。

◆混戦イヤー 今年の優勝者は初場所から徳勝龍、白鵬、照ノ富士、正代、貴景勝。過去に年間で優勝者の顔触れが異なるのは(年5場所以上)57年、72年、91年に続き29年ぶり4度目の“戦国時代”となった。

八角理事長(右)から内閣総理大臣杯を受け取る貴景勝(撮影・鈴木正人)

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照ノ富士V逸も「来場所につながる」大関復帰へ起点

貴景勝(下)を浴びせ倒しで破った照ノ富士(撮影・鈴木正人)

<大相撲11月場所>◇千秋楽◇22日◇東京・両国国技館

大関貴景勝(24=千賀ノ浦)が18年九州場所以来2年ぶり2度目、大関としては初めての優勝を果たした。本割一発で決めることはできなかったものの、最後は勝ち切った。

   ◇   ◇   ◇

照ノ富士は決定戦にまで持ち込んだが、あと1歩、賜杯に届かなかった。本割では貴景勝の強烈な突き押しに屈することなくつかまえ、土俵際で執念の浴びせ倒し。しかし、決定戦では貴景勝の低く激しい立ち合いに力負けし、一気に土俵外へ持っていかれた。本割は思い通りの相撲だったというが、決定戦では「悪い癖が出た。上体が高かった」。自身3度目の決定戦。三度目の正直とはならなかったが「今できることは精いっぱいやった。来場所につながると思う」と前を向いた。

三役返り咲きの今場所は、13勝を挙げて技能賞を獲得した。大関昇進の目安「三役で3場所33勝」に向けて起点で、大関復帰への道を作った。師匠の伊勢ケ浜審判部長も「13勝は今後に生きる」と評価。照ノ富士は「とりあえず2桁が目標だった。達成できたけど…悔しいです」と優勝を逃したことを悔やんだ。負傷を抱える両膝は「よくもった感じだと思う」。ギリギリの状態で土俵に上がっていた。ただ、日に日に力が戻っていることは実感できているという。「来場所に全部をぶつけていきます」と、来年初場所で今場所の悔しさを晴らす。【佐々木隆史】

優勝決定戦で貴景勝(手前)は照ノ富士を押し出しで破る(撮影・小沢裕)

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