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原口健飛が判定で白鳥大珠に完勝「やっと終わった」

白鳥(右)に飛び膝蹴りを見舞う原口(撮影•滝沢徹郎)

<RISE横浜大会>◇28日◇横浜アリーナ

DEAD OR ALIVE 2020トーナメント覇者の原口健飛(22=FASCINATE FIGHT TEAM)が、同19年覇者の白鳥大珠(24=TEAM TEPPEN)に3-0で判定勝ちを収めた。19年から続いたライバル2人のストーリーに終止符が打たれ「やっと終わった。でもちょっと寂しい」と胸の内を吐露した。さらに「ここまで強くしてもらってありがとう。ごはん食べに行きたいんで、よろしくお願いします」とリングを去る白鳥に語りかけた。

ミスした方が負けというハイレベルな戦いの中、王者のディフェンスが光った。白鳥のスピードある攻撃をことごとく退け、ヒットさせなかった。攻撃では2Rに2回のダウンを奪い、その後も優位に試合を進めた。

2週間前の公開練習では「40%くらい」だった仕上がりを当日100%にしっかり持ってきた。20戦の経験から疲労を抜くことの大事さを覚えた。体重を毎日チェックし「何日で疲労が抜けるとか、減量してからの動きや息が上がる状況を自分で把握している」と自分の体と向き合い、トレーニングを続けてきた。

昨年10月の「DEAD-」では決勝で当たるかと思われたが、白鳥が準決勝で敗退。今大会は当初、それぞれ外国人選手との対戦が決まっていたが、緊急事態宣言延長による入国困難で、カード変更。思わぬ形での新旧王者対決に戸惑いもあった。「早すぎる。実績作ってから挑戦してこい」と思ったこともあった。それでもRISE伊藤代表から直々に変更を告げられ「今活躍できているのは伊藤代表のおかげ。こんな(緊急事態の)時に応えないチャンピオンはいない」と承諾。白鳥に対しても「正直国内で1番強い。立場は上でもずっと追い掛けていた人」と正直な気持ちを明かした。

普段から自信の発言が見られるが、実は少し怖がりな部分も持つ。「これまでで1番のプレッシャー。恐怖や不安もあったし、1人で泣いた日もあった」と明かした。12日の公開練習では「めちゃくちゃびびっている」と話し、前日計量でも「過去一びびっている」と不安を吐露。19年3月のマルティネス戦で、外国人に恐怖を感じ、フィジカルを徹底的に鍛え始めた。下半身を強化し、蹴る瞬間のトップスピードがアップ。「フィジカルで勝っていれば、相手もびびると思って」。さらに「(白鳥は)男前で、顔も身長も負けている。男として完璧。唯一勝っているのがフィジカル」と鋼の肉体で白鳥を圧倒した。

「運命だと感じる。20年で王者となって第1章が終わった。21年は追い掛けていた白鳥を倒して第2章を始めたい」。因縁の対決を制し、王者の意地を見せた原口が、21年好スタートを切った。【松熊洋介】

攻め合う白鳥(左)と原口(撮影•滝沢徹郎)

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原口VS白鳥RISE追加カード コロナ禍で実現

RISE ELDORADO2021で対戦する原口健飛(左)と白鳥大珠(撮影・松熊洋介)

今月28日に横浜アリーナで行われる立技格闘技「RISE ELDORADO2021」(横浜アリーナ)の追加カード発表会見が4日、都内で行われ、原口健飛(22=FASCINATEF FIGHT TEAM)が白鳥大珠(24=TEAM TEPPEN)と対戦することが決定した。両選手はそれぞれ外国人選手との対戦が決まっていたが、緊急事態宣言延長により、入国困難になったため、カード変更となった。

待ち望んでいた対決が思わぬ形で実現した。昨年10月のDEAD OR ALIVEトーナメントで両者の対戦が期待されていたが、白鳥が準決勝で敗退し、実現せず。同大会で優勝した原口は「ちょっと早すぎるかなと思ったけど、こんな状況の時に応えないチャンピオンはいない」と承諾した。もともと対戦の意志を示しており、実現しない状況にイライラが募っていた。それでも「実績作ってから挑戦してこいと言ったこともあったけど、ファイターとして強いし、立場は上でもずっと追い掛けていた人」と実力を認めた上で、受けて立つ。

挑戦する白鳥も「ここでやるタイミングではない」と迷ったが、コロナ禍の状況も考え、決断。「挑戦者なので相手を選んでいたら終わり。チャンスでしかないので全力で倒しにいく」と闘志を見せた。RISEの伊藤隆代表は「どうしようか迷ったが、お客さんを納得させるためにはこのカードしかない。大会を盛り上げようという2人の心意気に感謝している」と胸の内を明かした。

同大会では世界フェザー級王者の那須川天心とISKAムエタイ世界バンタム級王者の志朗との対戦カードも組まれている。原口対白鳥の対戦決定で、同大会の注目度がさらに増した。

この日発表されたその他のカードは以下の通り。後日残り数試合が追加で発表される予定。

寺山日葵(20=TEAM TEPPEN)-田淵涼香(20=拳聖塾)

梅野源治(32=PHONENIX)-ノラシン・スペチアーレジム(33=タイ)

平塚大土(27=チームドラゴン)-YA-MAN(24=TARGET SHIBUYA)

力哉(24=BK GYM)-大森隆之介(21=EX ARES)

岡部晃志(25=NEXT STEP GYM)-星憂雅(19=IDEAL GYM)

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RISE追加カード、空手家田淵涼香VS寺山日葵

RISE ELDORADO2021で対戦する田淵涼香(右)と寺山日葵(撮影・松熊洋介)

今月28日に行われる立技格闘技「RISE ELDORADO2021」の追加カード発表会見が4日、都内で行われ、空手家の田淵涼香(20=拳聖塾)がGIRLS POWER QUEEN of QUEENS2020王者の寺山日葵(20=TEAM TEPPEN)に挑戦することが決まった。

昨年12月の発表では、寺山はアイーダ・ルークサイコンディンと対戦予定だったが、緊急事態宣言延長により、入国が困難になり、カード変更となった。寺山からの“逆指名”を受けた田淵は空手の練習着で登場し「格上の選手なので胸を借りるつもりでやりたい」と力強く語った。

昨年12月にRISE初参戦し、QUEENフライ級暫定王者の小林愛三にダウンを奪うなどして判定勝利。空手では顔面への打撃がないことが不利とされていたが、逆境を跳ね返した。「たまたま当たっただけ」と謙遜したが、会場で見ていた寺山は「顔面パンチは慣れていないと思っていたけどすごかった」と認めるほどだった。

小林に勝利したことで「すごく反響があった」と一気に注目度がアップした。この時も対戦予定だった選手のケガによる代役出場だった。2戦連続で巡ってきた王者との対戦に「チャンピオンに挑戦できることなどなかなかないこと。寺山選手、ありがとうございます」と感謝した。

3歳のころから兄2人と空手を始めた。「よくケンカをして負けていた」。弱かったメンタルを強化するため毎日練習に打ち込んだ。全日本極真連合会などジュニア大会で優勝を重ね、18年からキックボクシングと両立。4戦4勝3KO。これまで「負けたらどうしよう」と弱気だった挑戦が、小林を破ったことで自信がついた。田淵を指導する徳広隆最高師範も「有名になっててんぐになっていなかった。道場の道は道徳の道。あいさつや目配り、気配りがしっかりできている」と太鼓判を押す。RISE伊藤隆代表も「台風の目になる」と期待を寄せる田淵がRISEに再び旋風を巻き起こす。

発表されたその他のカードは以下の通り。

原口健飛(22=FASCINATEF FIGHT TEAM)-白鳥大珠(24=TEAM TEPPEN)

梅野源治(32=PHONENIX)-ノラシン・スペチアーレジム(33=タイ)

平塚大土(27=チームドラゴン)-YA-MAN(24=TARGET SHIBUYA)

力哉(24=BK GYM)-大森隆之介(21=EX ARES)

岡部晃志(25=NEXT STEP GYM)-星憂雅(19=IDEAL GYM)

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キック那須川出場RISEは5000人以下で開催

2月28日のRISE横浜アリーナ大会で組まれる那須川天心-志朗戦

キックボクシング界の「神童」那須川天心-志朗戦などが組まれた2月28日のRISE横浜アリーナ大会の大会概要が26日までに発表された。緊急事態宣言の発出に伴い、観客は5000人以下、午後8時までの終了を予定するイベントとして開催する。30日からチケットの一般販売がスタートする。

同大会では那須川-志朗の再戦をはじめ、原口健飛-ペットパノムルン・キャットムーカオ戦、寺山日葵-アイーダ・ルークサイコンディン戦が決定済み。キックボクサーに転向した元プロ野球西武の相内誠や第5代RISEライト級王者白鳥大珠らの参戦が決定している。

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大雅2回TKO負け「隙が生まれた」ダウン奪い油断

2回、フェレイラ(手前)の右パンチでノックダウンする大雅(撮影・河田真司)

<総合格闘技:RIZIN15大会>◇21日◇横浜アリーナ

キックボクシングルール61キロ契約3分3回で、元K-1スーパーフェザー級王者大雅(22=TRYHARD)が2回TKO負けを喫した。

タリソン・ゴメス・フェレイラ(23=ブラジル)に対し、1回に相手右脇腹への左ヒザ攻撃でダウンを奪取。勢いに乗ったように見えたが「1回が終わっていけると思ってしまった。隙が生まれてしまいました」と振り返るように、続く2回、相手の大振りな右を顔面に浴びてダウンを許した。立ち上がったものの、フェレイラの強引な攻撃に対応できずに左フック、左ストレートを浴びて2連続ダウン。同回2分34秒、TKOで敗れた。

17年にK-1スーパーフェザー級王者となった大雅は18年9月からRIZINに参戦し、原口健飛と引き分け。以後、中国での興行、RISEなどで連敗しており、大雅にとっては再起をかけたファイトだった。K-1離脱後の18年以降、これで4敗1分けと勝利から遠ざかる。

「勝っても負けても判定はないと思っていましたけれど…悔しいですね」と唇をかんだ。

また対戦を熱望するキックボクシング界の「神童」那須川天心とのファイトからまた後退した形となり「かなり遠のきましたね」と肩を落としていた。

1回、フェレイラ(奥)に膝蹴りを見舞い、ダウンを奪う大雅(撮影・河田真司)

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大雅ドロー「自分をコントロールできなかった」

3R、原口(右)にパンチを放つ大雅(撮影・横山健太)

<RIZIN13>◇30日◇さいたまスーパーアリーナ

元K-1スーパーフェザー級王者大雅(22)が、RIZINデビュー戦で引き分けた。キックボクシングルール59キロ級3分3回で、同世代の原口健飛(20)と対戦。3人のジャッジのうち、1人が原口を支持(30-29)し、残り2人がドロー(29-29)だった。

「倒そうとしすぎて自分をコントロールできなかった。自分の力を出せなかった」

当初宣言していた実力差を見せつける試合はできなかった。

RIZIN参戦に備え、大雅は3カ月前から週3回のペースで神奈川から都内にあるサーキットトレのジムに通ってきた。「重心が良くなってスピード、パワーともに良くなる」と順調な調整ぶりを明かし、年末に「キックボクシング界の神童」那須川天心(20)との対戦を希望していたが、試合後は発言も後退気味。

「今日、あんな試合をしたので、あまり言えないです。オファーがあれば(RIZINに)出させてもらいます」とだけ口にした。

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元K1王者大雅がRIZINデビュー原口戦引き分け

3R、原口(右)にパンチを放つ大雅(撮影・横山健太)

<総合格闘技:RIZIN13大会>◇30日◇さいたまスーパーアリーナ

元K-1スーパーフェザー級王者大雅(22)が、RIZINデビュー戦で引き分けた。

キックボクシングルール59キロ級3分3回で、同世代の原口健飛(20)と対戦。3人のジャッジのうち、1人が原口を支持(30-29)し、残り2人がドロー(29-29)だった。「オレとはまだ早いよ、というをみせたい」と話していた大雅だが、実力差を見せつけられなかった。

RIZIN参戦に備え、大雅は3カ月前から週3回のペースで神奈川から都内にあるサーキットトレのジムに通ってきた。「重心が良くなってスピード、パワーともに良くなる」と順調な調整ぶりを明かし、年末に「キックボクシング界の神童」那須川天心(20)との対戦を希望。

「ここで周囲をビックリさせるような強さをみせて年末に(那須川と)やるところまで持っていきたいです」と名乗りを上げていた。

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元K1王者大雅は順調、RIZIN初参戦へトレ公開

美女トレーナーのもとでサーキットトレを積んできた元K-1スーパーフェザー級王者大雅(中央)

元K-1スーパーフェザー級王者大雅(22=TRYHARDGYM)が初参戦となるRIZIN13大会(30日、さいたまスーパーアリーナ)での原口健飛(20=KickLab聖武会館)とのキックルール戦に向け、美女トレーナー陣の指導によるサーキットトレを公開した。

26日に東京・目黒区にあるGRITNATIONジムで体幹を鍛え、動きのスピードを上げる練習メニューを精力的に消化した。RIZIN参戦に備え、3カ月前から週3回のペースで同ジムに通っている大雅は「ここに来るたびに動きが良くなった。ここまで練習で変わることはなかった」と確かな手応えを口にした。

「重心が良くなってスピード、パワーともに良くなる」と順調な調整ぶりを明かした大雅は原口戦を見据え「本当に良い選手でこの先、伸びていくだろうと思います。でも今の時点では『オレとはまだ早いよ』というのを見せたい」と格の違いを示すファイトを予告した。

RIZIN13大会では同じキックルールで那須川天心-堀口恭司の注目対決が組まれている。大雅は「勝ってほしいのは天心くん。自分もここで周囲をビックリさせるような強さをみせて年末に(那須川と)やるところまで持っていきたいです」と名乗りを上げていた。

RIZIN初戦を控え、サーキットトレを公開した元K-1スーパーフェザー級王者大雅(左)

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元K-1王者大雅がRIZIN参戦「すごい舞台」

RIZIN13大会で、原口健飛(右)と対決する元K-1スーパーフェザー級王者大雅

元K-1スーパーフェザー級王者の大雅(22)が9月30日のRIZIN13大会(さいたまスーパーアリーナ)に参戦することが24日、発表された。今年2月、契約上の問題でK-1王座を剥奪され、フリーでの活動を表明。5月には中国のキックボクシング興行で試合復帰していた。

大雅は「ずっと試合できない時期があっていろいろ考える時もありましたが、この場に立てるのはずっと応援してくれたみなさんのおかげです」と感謝。対戦相手は今年6月、RISEのワンデートーナメントとなるRoad to RIZINキックトーナメントに優勝した原口健飛(20)となった。大雅は「ずっと試合をしていなかった分、ぶっ倒したいと思います」と意欲満々。RIZINについて「PRIDEなどをずっと見ていて会場にも行っていた。すごい舞台だと思います。でも総合格闘技はできないです」と笑わせていた。

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