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古川夢乃歌、初防衛も反省「ふがいない試合」

初防衛に成功した古川

<プロボクシング:WBAライトミニマム級10回戦>◇13日◇東京・後楽園ホール

 「女子大生王者」古川夢乃歌(ゆのか、22=ワタナベ)が初防衛に成功した。前半は挑戦者の岩川美花(33=高砂)と打ち合いを演じ、「効いたのは何度かあった」。中盤からは体力で勝り、ボディーを軸にして下からの組み立てで打開。3人の審判も終盤3回は古川を優勢にする展開に持ち込み、辛くも勝利した。

 試合後の第一声は「ふがいない試合をしてしまった」。反省の弁が多く口をついた。8月に王座奪還した新鋭は「脚を動かさずに、止まってしまった」と過多な被弾に笑顔も少ない。現在日体大4年に在籍しており、来月1月締めきりの卒論のテーマは「女子ボクシングの現状と将来」。自らも王者として盛り上げる試合をしたかっただけに、悔しさもひとしおだった。

 ただ、17歳でプロデビューを飾り、2戦目の敗戦以降はこれで9連勝。若き王者は、「同じ階級にも強い選手がいるので、実力を上げて戦いたい」と貪欲だった。

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小野心12月タイで“リトル・パッキャオ”と世界戦

2度目の世界戦への意気込みを語った小野

 ボクシングのワタナベジムは12日、元東洋太平洋ライトフライ級王者小野心(33)が12月14日にタイでWBA世界ミニマム級王座戦に挑戦すると発表した。

 王者ノックアウト・CPフレッシュマート(26)は13戦13勝(6KO)の成績を誇り、風貌から「リトル・パッキャオ」と称される。相手の地元タイでの一戦に、「リングが滑ったり、まともじゃないと聞いている」と覚悟。高山勝成に敗れた14年5月のIBF同級王座戦以来の世界戦を前に、「タイで勝つのは難しいが、やってみたい」と意欲をみせた。12月13日に後楽園ホールで行う、WBA女子ライトミニマム級王者古川夢乃歌(22)の初防衛戦と、宮尾綾香(33)がWBO女子アトム級王者に挑戦するダブル世界戦も発表された。

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ワタナベ3人娘「光栄、感謝」世界戦&東洋太平洋だ

ワタナベジムの3人娘。左からチャオズ箕輪、古川夢乃歌、宮尾綾香(撮影・阿部健吾)

 ボクシングのワタナベジムは12日、都内の同ジムで会見を開き、12月13日に東京・後楽園ホールで「ワタナベ3人娘」が世界戦、東洋太平洋戦を行うと発表した。

 元WBA女子世界ライトミニマム級王者で、9月に大橋ジムから移籍してきた宮尾綾香(33)はWBO女子世界アトム級王者池山直(47)に挑戦。

 WBA女子世界ライトミニマム級王者の古川夢乃歌(22)は、東洋太平洋女子ライトフライ級王者岩川美花(33)を相手に初防衛戦と、ダブル世界戦を組む。

 宮尾は「移籍して1発目に世界戦を組んでいただき、光栄だし、感謝しています」、8月に王座に就いた古川は「自覚を持つことが大事」と述べた。

 元アマチュア全日本女子選手権7連覇のチャオズ箕輪(29)はプロ3戦目でカーリング・リヴァス(27=フィリピン)と東洋太平洋フライ級王座決定戦を行う。

 プロ2戦目でKO勝ちした10月の韓国の試合では、リング上に芝、血だらけという過酷な環境も経験したとし、「アマではやったことがない環境を経験できた」とタフさも獲得して、プロ初タイトル奪取に自信をみせた。

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小野心12・14タイで世界戦「チャンスをものに」

小野心

 世界ボクシング協会(WBA)ミニマム級14位の小野心(ワタナベ)が12月14日にタイで同級王者ノックアウト・CPフレッシュマート(タイ)に挑戦すると12日、所属ジムが発表した。

 2014年以来2度目の世界戦。東京都内で記者会見し「チャンスをものにしたい。倒す気持ちを強く持つ」と述べた。

 戦績は33歳の小野が29戦19勝(3KO)7敗3分け、26歳の王者が13戦全勝(6KO)。

 同ジムは女子のダブル世界戦(12月13日・後楽園ホール)も発表し、世界ボクシング機構(WBO)女子アトム級王者の池山直(フュチュール)が宮尾綾香(ワタナベ)と、WBA女子ライトミニマム級王者の古川夢乃歌(ワタナベ)は岩川美花(高砂)と防衛戦に臨む。

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江畑佳代子「執念で勝つ」池原シーサー久美子に挑戦

左から宮尾綾香、古川夢乃歌、江畑佳代子、箕輪綾子、後藤あゆみ

 ワタナベジム女子5選手が8日、都内のジムで会見した。40歳の江畑佳代子は21日に東京・後楽園ホールで5度目の世界挑戦する。WBO世界ミニフライ級王者池原シーサー久美子(31=フュチュール)と昨年5月で負傷判定負け以来の再戦となる。前回は1-2の僅差で「ベストバウト。1度は辞めようと思ったが、お局としてもう少し現役を続けたい。5度目はありえないことだが、まだのびしろはある。執念で勝ちたい」と悲願を期した。

 元WBAライトミニマム級王者宮尾綾香(33)は、より実戦練習の充実のために大橋ジムから移籍を発表した。「前からよく練習に来ていた。江畑さんらたくさんの女子がいて、対人練習が充実している」と、すでに8月からワタナベジムで練習している。心機一転、WBCアトム級王者小関桃(34)との統一戦で失った王座奪回を目指す。

 アマで全日本7連覇した箕輪綾子(28)は21日に6回戦でプロデビュー戦に臨む。リオ五輪代表を逃しての転向。宇都宮にある実家で生花店を手伝いながら2時間かけて通勤する。「ミニフライ級からライト級までいける。ベルトはいくつでもとりたい」と、最大9階級制覇を豪語。10月9日に韓国でプロ第2戦を予定している。

 8月にWBAライトミニマム級新王者となった古川夢乃歌(22)は、日体大4年生で「ネットラジオに出ました」と初々しい。11年ミス府中の東洋太平洋スーパーバンタム級1位後藤あゆみ(28)は21日に無傷の5連勝を狙う。「これに勝てばA級になる。高野さんに挑戦したい」と、モデルの王者高野人母美(29)への挑戦で長身ビジュアル対決を熱望した。

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古川夢乃歌3回TKO 世界初挑戦でLミニマム王者

<WBA女子世界ライトミニマム級王座決定戦10回戦>◇13日◇埼玉・草加市文化会館ホール

 日体大4年で初挑戦の同級2位古川夢乃歌(22=ワタナベ)が、3回TKOで新王者になった。2度目の挑戦となった同級3位西村聡美(35=折尾)を初回から攻め、左フックでぐらつかせた。2回にはクリーンヒットも浴びたが、3回に相手を下がらせると、左に続く右ストレートで横倒しのダウンを奪う。ここでレフェリーがストップし、3回1分59秒TKO勝ち。13歳違いのママさんボクサーを打ち負かした。

 古川は「1回にいいのが当たったが詰められなかった。3回にいってみようと思って仕留められた」と屈託なく話した。2月にタイで東洋太平洋フライ級王座を獲得したが、今回は3階級下での世界初挑戦。1カ月半で8キロ落とした。渡辺会長は「常識的にはよくない。落ちないかとも思ったし、苦戦すると思った」と話すも、思わぬ快勝でジム2人の女子王者誕生となった。古川は「うれしいがこれからが大事。いろいろチャンスがあって楽しみ。みんな雲の上の人ばかり」と話す。試合後は我慢してきた大好きなかき氷を楽しみにしていた。

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古川夢乃歌、西村聡美が計量パス Lミニマム王座戦

WBA女子世界ライトミニマム級王座を争う西村聡美(左)と古川夢乃歌

 ダブル女子世界戦の前日計量が12日、都内で行われた。WBAライトミニマム級王座決定戦は、初挑戦の同級2位古川夢乃歌(22=ワタナベ)が46・0キロ、2度目の挑戦の同級3位西村聡美(35=折尾)が46・1キロ。ともにリミット以下でパスした。試合は13日に埼玉・草加市文化会館ホールでゴングとなる。

 古川は愛工大名電時代にボクシングを始め、日体大進学で上京してジムを移籍した。将来は体育教師を目指す女子大生で、2カ月前には4年生として教育実習を終えたばかり。東洋太平洋フライ級王座を獲得から2階級下になるが「やるかと聞かれて即答した。体調も大丈夫。意地のぶつかり合いで最初からバチバチになりそう」と初挑戦に意気込む。大好きなアイスを我慢しての減量を乗り越えて王座を狙う。

 西村は14年10月に元王者宮尾に初挑戦して、10回KO負けしている。当時は「挫折した」が、今度こその思いは強い。異例の沖縄で2週間のキャンプも張り、減量法も変えた。夫の西村会長は「びっくりする結果を出す」。当日は2人の娘も応援に来る。「普通は母が応援する身。子供の頑張っての声は励みになる」。13歳違いのママさんボクサーは悲願のベルトを目指す。

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