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17歳吉井が初黒星「勝負どころ何個も見逃した」

一木(左)に攻められる吉井(撮影・鈴木正人)

<大相撲夏場所>◇4日目◇12日◇東京・両国国技館

元中学横綱の17歳、西幕下37枚目吉井(時津風)が今場所初黒星を喫した。

東幕下36枚目一木にはたき込まれて1勝1敗となった。攻め込まれる場面はなかったが、相手の引きを警戒して出足が鈍くなり、最後は両足がそろってしまったところを狙われた。

取組を振り返り「見ていきすぎた。勝負どころ、出られるところはたくさんあったけど、何個も見逃してしまった」と悔しさをにじませた。

序ノ口デビューとなった19年夏場所から10場所連続で勝ち越し、先場所は初めての負け越しを経験した。残り5番に向けて「守りに入っている。負けてもいいけど、攻めるような相撲を取りたい」と修正を誓った。

一木(右)にはたき込みで敗れる吉井(撮影・鈴木正人)

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吉井が白星発進 目標キッパリ「全勝優勝です」元中学横綱の17歳ホープ

鈴木(右)と攻め合う吉井(撮影・鈴木正人)

<大相撲夏場所>◇2日目◇10日◇東京・両国国技館

元中学横綱の17歳のホープ、西幕下37枚目の吉井(時津風)が、鈴木を送り出して白星発進した。

先場所は初めて番付に載ってから10場所目で初めて負け越した。その悔しさから稽古に精進「自分には得意(の型)がないんで」と立ち合い、左前みつを狙う形に取り組んでいる。「携帯でいろんな力士の方の相撲を見て研究しました」。最も参考にしているのが元大関豪栄道(現・武隈親方)という。「前みつを取って相手を起こしていく相撲をとっていきたい」と明確な目指す形を示した。

8月には18歳になる。目標の関取の座へ、前進していきたい。今場所の目標を「全勝優勝です」とキッパリ。「場所前の稽古も調子よかった。全勝できるように一番一番、気を引き締めて頑張りたい」。先場所の初負け越しで後退した分を一気に取り戻す。若い意欲に燃えている。

鈴木(手前)を送り出す吉井(撮影・河野匠)
鈴木(左)を送り出す吉井(撮影・河野匠)

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17歳のホープ吉井は初負け越し「悔しいですね」

豊翔(左)に寄り切りで敗れる吉井(撮影・河田真司)

<大相撲春場所>◇10日目◇23日◇東京・両国国技館

元中学横綱の17歳のホープ、東幕下21枚目の吉井(時津風)が初めて番付に載ってから10場所目で初めて負け越した。豊翔を突き放して攻めたが、うまく体を寄せられて寄り切られた。吉井は「背中に持っていたものがドッと下りた感じ。負け越さない人はいないんで、気にしないようにしてきた。でも、悔しいですね」と言った。

大勝ちはないが、負け越しもない。じわじわと番付を上げてきたが、幕下上位の壁にぶつかった。「幕下20枚目台までくるとそう簡単にはいかないと思った。今場所は気が入っていないところがあった。稽古します」。初めての試練は、先への財産となる。「あと2番勝てば落ち方も違う。集中して立て直したい」と切り替えを強調した。

豊翔に寄り切りで敗れ、土俵から引き揚げる吉井(撮影・河田真司)

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17歳ホープ吉井は白星発進 1年で2度の師匠交代

若隆元を下手投げで破り土俵を引き揚げる吉井(撮影・鈴木正人)

<大相撲春場所>◇初日◇14日◇東京・両国国技館

元中学横綱の17歳、東幕下21枚目吉井(時津風)が、序ノ口デビューから11場所連続勝ち越しに向けて白星発進した。

1番相撲の相手は、幕下上位の経験が豊富な西幕下21枚目若隆元(29=荒汐)。左四つに組み止められたが、豪快な下手投げで相手を転がした。「おっつける相撲を目指していた」と本意の内容ではなかったものの「初日に勝てたのは大きい」と、安堵(あんど)の表情を見せた。

場所前に再び環境が変わった。前時津風親方(元前頭時津海)が初場所中にマージャン店に出入りするなど日本相撲協会作成の新型コロナウイルス感染対策ガイドラインに違反し、先月22日に退職勧告を受けて協会を去った。部屋を継承した新時津風親方(元前頭土佐豊)の指導のもとで、春場所に向けて調整を重ねてきた。

昨年7月場所前には、入門時からの師匠だった中川親方(元前頭旭里)が、弟子に対して暴力を振るうなど不適切な指導をしていたことが発覚した。中川親方は協会から懲戒処分を受けて、中川部屋は閉鎖。吉井ら力士は同じ時津風一門の部屋などに移籍した。1年間で2度も師匠が代わる異例の経験をした17歳は「師匠としてお世話になっていた方たちなので寂しい」と心境を吐露。「寂しさはあるが、結局頑張るのは自分。これもいい経験と思って、自分の稽古に励んでいる」と前を向いた。

若隆元(手前)を下手投げで破る吉井(撮影・河田真司)

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17歳ホープ吉井勝ち越し「いい内容ではなかった」

彩の湖(手前)を腕ひねりで破る吉井(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇12日目◇21日◇東京・両国国技館

元中学横綱の17歳のホープ、東幕下26枚目の吉井(時津風)が、序ノ口デビューの2019年夏場所から10場所連続の勝ち越しを決めた。1番相撲から2連敗と厳しいスタートだったが、流れをつかんで4連勝とした。

「前に出ることができた。いい内容ではなかった。ギリギリでしたね」

初めて番付に載ってから大勝ちこそないが、勝ち越しを重ねて自己最高位まで上ってきた。スロースタートは本人も気がかり。「スイッチが入るのが自分でも遅い気がする。十両に上がったら、これじゃいけない。早く気合入れられるように頑張りたい」。

先を見据え、「スロースターター」返上を固く誓った。

彩の湖(右)を腕ひねりで破った吉井(撮影・鈴木正人)

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元中学横綱の吉井が今場所初日 親方から助言に気合

鳰の海(左)の攻めを耐える吉井(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇6日目◇15日◇東京・両国国技館

元中学横綱の17歳、東幕下26枚目吉井(時津風)が、今場所の初日を出した。

3番相撲で西幕下28枚目鳰の湖を突き落としで下して1勝2敗。立ち遅れて押し込まれ、何度もいなして回り込む防戦一方の展開となったが、最後は組み止めて強引に投げ飛ばした。

取組前にあこがれの元関脇嘉風の中村親方から「自分の好きなことをやれ。守りに入るな」などと助言をもらったという。気迫あふれる相撲で、中盤戦に向けて巻き返しのきっかけをつくった。

吉井(左)は鳰の湖を突き落としで破る(撮影・柴田隆二)

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元中学横綱の17歳吉井2連敗「悔しさしかない」

吉井(左)は北勝輝に寄り倒しで敗れる(撮影・小沢裕)

<大相撲初場所>◇3日日◇12日◇東京・両国国技館

元中学横綱の17歳のホープ、東幕下26枚目の吉井(時津風)は、試練の2連敗スタートとなった。

北勝輝にいなされて体勢を崩しながらいったんは立て直したが、最後は寄り倒された。「足が全然ついていっていない。あそこまでいったら押し出さなければいけないところ。悔しさしかない」と振り返った。

初めて番付に載ってから大勝ちこそないが、勝ち越しを重ねて自己最高位まで上ってきた。しかし、関取目前の幕下上位で「番付上の人たち、強いと思います」と壁も感じる。

ここからが地力の見せどころ。「気持ちを強く持って、あきらめず毎日頑張りたい」と気持ちを入れ直した。

北勝輝(右)の攻めに耐える吉井(撮影・河田真司)

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元中学横綱幕下17歳吉井、大鵬の孫破り勝ち越し

夢道鵬(手前)を肩すかしで破る吉井(撮影・鈴木正人)

<大相撲11月場所>◇13日目◇20日◇東京・両国国技館

元中学横綱の17歳のホープ、西幕下33枚目の吉井(時津風)が、大横綱大鵬の孫・夢道鵬(大嶽)を肩すかしで破り、7番相撲で勝ち越しを決めた。

ともに3勝3敗のしびれる一番。左をのぞかせた吉井が、絶妙のタイミングで肩すかしを決めた。3連敗からの4連勝。「うれしいです。初めて3連敗して気持ちが落ちていたところから戻して勝ち越せた」。地力の高さを証明した。

7月場所前に師匠の不適切指導で所属していた中川部屋が閉鎖となり、時津風部屋へ転籍となった。そんな1年を振り返り、「いろいろあった、勉強になった1年。もっといい相撲をとって(番付を)上げたい」。

将来を期待される逸材。「もっと必死に稽古して十両に上がれるよう頑張りたい」と目標を掲げた。

夢道鵬(手前)を攻める吉井(撮影・河田真司)

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吉井が白星で2勝3敗 元中学横綱の17歳ホープ

玉金剛(手前)を押し出しで破った吉井(撮影・丹羽敏通)

<大相撲11月場所>10日日◇17日◇東京・両国国技館

元中学横綱の17歳のホープ、西幕下33枚目の吉井(時津風)が玉金剛(片男波)を押し出し、2勝3敗と踏みとどまった。

右膝を痛めており、1番相撲から3連敗を喫した。そこから2連勝は地力の証明。「負けてもいいからどんどん前に出る若々しい相撲をとりたい」とけがを言い訳にしない。

「土俵に上がれば、痛い痛い姿は見せたくない。相撲にけがはつきもの。(ひざの負傷は)痛くない部分の筋力を鍛えるなどでカバーしている」。大人びた精神力で残り2番、連勝で勝ち越しを狙う。

吉井(左)は押し出しで玉金剛を破る(撮影・小沢裕)
勝ち名乗りを受ける吉井(撮影・小沢裕)

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辰吉寿以輝は負傷で12針 次戦は「時間おく」会長

11月6日、左目付近の流血でドクターチェックを受ける辰吉寿以輝(代表撮影)

元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(50)の次男で、日本スーパーバンタム級8位・寿以輝(24=大阪帝拳)の初タイトル戦が大幅にずれ込む。

6日に後楽園ホールで行われた今村和寛(22)とのスーパーバンタム級8回戦で左目上を負傷し、2回終了引き分けに終わった。7日に帰阪して治療を行い、12針縫ったという。大阪帝拳の吉井会長は次戦について「まずけがを治してから。今まで以上に時間をおくことになるでしょう」。勝ってタイトル戦への筋道をつけたかったプランが崩れ、屈辱から出直しを図る。

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辰吉寿以輝「久しぶり東京で暴れる」次戦決定初の左

プロ14戦目が決まった辰吉寿以輝(提供:大阪帝拳)

元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎の次男、寿以輝(24=大阪帝拳)の14戦目となる次戦が28日、発表された。

11月6日、後楽園ホールで今村和寛(28=本田フィットネス)とスーパーバンタム級8回戦。寿以輝にとって初めて、サウスポーとの対戦になる。

寿以輝は「このコロナ騒動の中、試合ができることに感謝します。世界戦の前座という舞台でもやらせてもらえるので、盛り上がるので応援よろしくお願いします。久しぶりの東京で思いっきり暴れますので、ぜひ楽しみにしてください」とコメント。

大阪帝拳の吉井寛会長は「コロナ禍の中、試合ができることに感謝いたしております。辰吉には初のサウスポー選手との試合ですので、しっかりクリアしてもらい来年につなげていってもらいたい」と先につなげる一戦として期待した。

プロ14戦目が決まり練習に励む辰吉寿以輝(提供:大阪帝拳)

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新幕下の深井勝ち越し「一安心」兄弟子朝乃山が手本

吉井(左)を攻める深井(撮影・河田真司)     

<大相撲秋場所>◇12日目◇24日◇東京・両国国技館

新幕下の西幕下41枚目深井(23=高砂)が、6番相撲で勝ち越しを決めた。

元中学横綱の17歳、西幕下44枚目吉井を問題にしなかった。立ち合いからもろ手で突き放すと、土俵際で右四つに。下手投げで振り回し、最後はすくい投げで土俵下に転がした。「前に出て相手を圧倒できればいいかなという感じだった」と、思い描いていた通りの一番だった。

東洋大4年時の昨年11月の学生選手権で個人8強に入り、春場所で三段目100枚目格付け出しでデビューした。7月場所は7戦全勝で三段目優勝。新幕下での勝ち越しについては「一安心です」と淡々としていた。

部屋には最高のお手本がいる。理想の相撲は兄弟子の大関朝乃山で「立ち合いのスピードと重さ、相手を圧倒して勝っている。目標としている」と尊敬のまなざしを向けた。学生出身で三段目100枚目格付け出しデビューは朝乃山と同じ。新幕下場所で5勝目を目指す高砂部屋のホープは「勝ち越しをしたので、最後は思い切り相撲を取りたい」と意気込んだ。

深井(右)は吉井をすくい投げで破る(撮影・柴田隆二)

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元中学横綱17歳吉井が勝ち越し王手 調子は上々

霧の富士を押し出しで破った吉井(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇10日日◇22日◇東京・両国国技館

元中学横綱の17歳のホープ、西幕下44枚目の吉井(時津風)が霧の富士(陸奥)を押し出し、3勝2敗で勝ち越しに王手をかけた。

「いい相撲がとれたと思います」と自画自賛。右差し得意の相手にさせじと脇を固め、低い立ち合いから一気の出足から、最後は相手に引かせる圧力をかけた。「まだ次はありますけど、場所に来る前に部屋で稽古して体も動いている。調子は上がっている」と自信を口にした。

7月場所前に師匠の不適切指導で所属していた中川部屋が閉鎖となり、時津風部屋へ転籍となった。部屋は両国国技館から近く、「プラスになっていると思います」。初めて番付に載った昨年夏場所から7場所連続で勝ち越し中。「今日みたいな相撲をとれるよう頑張りたい」。目指す関取の座へ着実に前進している。

霧の富士(手前)を押し出しで破る吉井(撮影・鈴木正人)

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元中学横綱17歳吉井は連勝ならず「脇がガラガラ」

靏林(右)に敗れる吉井(撮影・河田真司)

<大相撲秋場所>◇3日日◇15日◇東京・両国国技館

元中学横綱の17歳のホープ、西幕下44枚目の吉井(時津風)は、2番相撲で靏林(つるばやし、木瀬)に寄り切られ、今場所の初黒星を喫した。

「脇がガラガラで全然ダメでした。負けるにしてもこういう負け方はダメなんで。もっと前に出て引かれるぐらいの相撲をとらないといけない」と猛反省。出足が甘く、相手のペースで完敗した。

7月場所前に師匠の不適切指導で所属していた中川部屋が閉鎖となり、時津風部屋へ転籍となった。同じ部屋の関脇正代が初日から一気の出足で連勝と好調。「正代関みたいに立ち合いから一気の相撲をとりたい」と話し、「今日とった相撲は戻ってこない。また気持ちを切り替えていきたい」と話した。

靏林は吉井(右)を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)

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元中学横綱17歳吉井が白星発進「対応はよかった」

千代大豪(左)を押し出しで破る吉井(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇2日目◇14日◇東京・両国国技館

17歳のホープ、西幕下44枚目の吉井(時津風)が千代大豪(九重)を寄り切り、白星発進した。

「欲を言えば一気に走りたかったが止まってしまった。その後の対応はよかったと思います」。左差しから前へ。圧力をかけ続ける攻めは、成長の証しだった。

静岡県焼津市出身の元中学横綱。7月場所前に師匠の不適切指導で所属していた中川部屋が閉鎖となり、時津風部屋へ転籍となった。新しい部屋にも慣れ、場所前は正代、豊山の関取衆に胸を借りた。「圧力が全然違う。いい経験ができました。もっと体を大きくして作らないといけない」。

8月1日に17歳になったばかり。「もっと稽古して体を大きくして関取に上がる土台を作る1年にしたい。負けてもいいから前に出たい」。名門部屋で成長速度を速めていく。

千代大豪を押し出しで破った吉井(撮影・鈴木正人)

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貴花田以来!元中学横綱吉井が16歳で幕下勝ち越し

魁鵬を肩透かしで破り土俵を引き揚げる吉井(撮影・鈴木正人)

<大相撲7月場所>◇13日目◇31日◇東京・両国国技館

元中学横綱の西幕下54枚目吉井(16=時津風)が、1989年(平元)夏場所の貴花田以来31年ぶりとなる16歳での幕下勝ち越しを決めた。

西三段目3枚目魁鵬との顔合わせとなった7番相撲。左四つで前に出ることはできなかったが、相手の動きをよく見て肩透かしを決めた。新幕下場所を4勝3敗で終えたが「勝ち越したのは良かったけど、まだ前にいく相撲じゃない。もっと前に出る相撲を磨いていきたい」と、反省も忘れなかった。

場所前には中川親方(元前頭旭里)の不適切指導の影響で中川部屋が閉鎖となり、吉井は時津風部屋に転籍して初めての場所となった。異例の移籍を経て迎えた場所となったが「特に不安はなかった」と断言する。新しい部屋では関脇正代、前頭豊山らが胸を出してくれることもあり「とにかく相撲のことだけを考えて、兄弟子ともたくさん稽古した。時津風部屋にはたくさんの幕下の兄弟子がいる。幕下に上がってから、立ち合いを磨いてきた。いつもと違った当たりができた」と成長を実感した。

「とにかく自分は相撲を取るためにプロに入った。まだまだ体も子ども。もっとやれば必ず関取に上がれると自分を信じている。親方からまだ筋肉が全然ないと、パワーで負けていると言われている。いっぱい食べて、いっぱい筋トレして頑張りたい」。来年の目標として「幕下上位に定着できるようになりたい」と掲げた。注目を集めるホープは、焦らずに出世を目指す。

魁鵬(右)を攻める吉井(撮影・河田真司) 

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16歳吉井は3勝3敗 7番相撲に勝ち越しかける

<大相撲7月場所>◇11日目◇29日◇東京・両国国技館

16歳で幕下昇進を果たした西幕下54枚目の吉井(時津風)が、元亀(阿武松)に敗れ、3勝3敗で最後の7番相撲に勝ち越しをかけることになった。

「自分から組みいく流れになってしまった」。突き放して前に出る相撲を狙ったが、相手のペースとなり「まだまだ稽古が足りない」と反省した。

静岡県焼津市出身の元中学横綱。場所前に師匠の不適切指導で所属していた中川部屋が閉鎖となり、時津風部屋へ転籍となった。初めて番付に載った昨年夏場所から負け越し知らずで順調に番付を上げてきたが、幕下の壁に当たるのか。

「あと1番。勝ち負けは気にせず、集中していきたいと思います。目先の白星ではなく、上にいける相撲をとりたい」。ひたすら前に出る相撲を貫き、同時に勝ち越しを目指す。

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16歳吉井、三番相撲2敗目「足出なくて全然だめ」

玄武丸(右)は吉井を寄り切りで下す(撮影・小沢裕)

<大相撲7月場所>◇5日目◇23日◇東京・両国国技館

16歳で幕下昇進を果たした西幕下54枚目の吉井(時津風)が、三番相撲で2敗目を喫した。

東幕下56枚目玄武丸に寄り切られた。立ち合い前みつを狙ったが「あまり足が出なくて全然だめ。とにかく当たって差されないようにと思ったが、前に出ることができなかった」と肩を落とした。

場所前に師匠の不適切指導で所属していた中川部屋が閉鎖となり、時津風部屋に転籍した。神奈川・川崎市の部屋から、国技館まで徒歩圏内の部屋に移り「時間帯も全然違う。時間に余裕が持てる」と話す。

幕下昇進にあたり、あこがれの中村親方(元関脇嘉風)から博多帯をもらった。「中学の大会で日本一になったときにインタビューで『嘉風関のような力士になりたい』と話したら、気にかけてもらうようになった。『脇が甘い』と言われる。もっと期待に応えられるような相撲を取りたい」と意気込む。

8月1日の誕生日で17歳になるホープは「強くなるのに年齢は関係ない。同じ番付だと思って、『強くなるんだ』という強い気持ちで頑張りたい」と力強く話した。

玄武丸(左)は吉井を寄り切りで破る(撮影・柴田隆二)

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吉井が初黒星 高立に押し込まれすくい投げに屈す

立ち合いで高立(右)からのど輪攻めを受ける吉井(撮影・小沢裕)

<大相撲7月場所>◇3日目◇21日◇東京・両国国技館

16歳で幕下昇進を果たした西幕下54枚目の吉井(時津風)が、初黒星を喫した。高立(木瀬)の体を生かした攻めに押し込まれ、左からのすくい投げに屈した。星は1勝1敗となった。

静岡県焼津市出身で、元中学横綱のホープ。場所前に師匠の不適切指導で所属していた中川部屋が閉鎖となり、時津風部屋へ。環境の変化など「あまり気にしないで。本場所中なんで相撲に集中したい」と気合を入れ直した。

高立にすくい投げで敗れ土俵から引き揚げる吉井(撮影・河田真司)

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元中学横綱16歳吉井が幕下1勝「いい相撲とれた」

武玄大(左)を攻める吉井(撮影・河田真司) 

<大相撲7月場所>◇2日目◇20日◇東京・両国国技館

16歳で幕下昇進を果たした西幕下54枚目の吉井(時津風)が、1番相撲を白星で飾った。武玄大(藤島)を左差しから一気の寄り切り。「幕下に上がったら強い人ばかり」と言うが、「立ち合いも踏み込めていた。いい相撲がとれた」と手ごたえを口にした。

静岡県焼津市出身で、元中学横綱のホープ。場所前に師匠の不適切指導で、所属していた中川部屋が閉鎖となり、部屋を移った。「みなさんが優しく受け入れてくれた」と環境に順応。「稽古場は稽古場で集中してやれた。(3月以来の本場所も)体作りに集中できていい時間だった」と前向きに話す。

「まず勝ち越しを目指して1番1番頑張りたい」。8月1日が17歳の誕生日。史上最年少の関取昇進は元横綱貴乃花(当時・貴花田)の17歳2カ月。その記録更新は現実的に厳しいが、10代で関取へ、順調に幕下デビューを飾った。

武玄大を寄り切りで破った吉井(撮影・河田真司)   

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