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ボクシング世界王者奥田朋子が前王者吉田実代と初防衛戦 敵地で再戦

奥田朋子(2016年7月20日撮影)

ボクシングのWBO女子スーパーフライ級王者奥田朋子(37=ミツキ)が6月29日、東京・後楽園ホールで前王者の吉田実代(33=三迫)と初防衛戦に臨むことが16日、発表された。

20年12月13日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で王者吉田に挑戦し、5回に偶然のバッティングで右目上をカットした影響で、6回に試合ストップ。3-0の負傷判定勝ちを収め、世界初挑戦で王座奪取に成功していた。今回は会場をホームからアウェーに移したダイレクトリマッチとなる。

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戦うシングルマザー吉田実代「自覚変わった」V2戦

前日計量をパスしたWBO女子世界スーパーフライ級王者吉田実代(左)と挑戦者の奥田朋子(写真提供:三迫ジム)

13日にエディオンアリーナ大阪第2で開催されるWBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチの前日計量が大阪市内で開かれ、王者吉田実代(32=三迫)が200グラム少ない51・9キロ、挑戦者となる東洋太平洋女子バンタム級王者奥田朋子(37=ミツキ)はリミット52・1キロでクリアした。

「戦うシングルマザー」となる吉田は、2度目の防衛戦に向けて新型コロナウイルス感染対策に徹した。試合前の2週間は愛娘の実衣菜ちゃんと一緒にホテルで生活。東京-大阪間の移動も新幹線を回避し、三迫会長ら関係者と一緒に約10時間かけた。長時間移動による疲労もみせず「みんなで一緒に試合やボクシングの話をして、なごやかに話せて逆に良かったです」と前向き。計量パス、PCR検査も陰性判定となり「自覚、自信、誇りを胸に持ってリングに上がりたい。娘や周り(のサポート)が熱いので、世界王者の自覚が変わった。みんなに『さすが王者』と言われるように必ず勝ちたい」と意気込んだ。

一方、世界初挑戦となる奥田は「(吉田は)人間のエネルギーがある人。やりたかった相手。明日は自分の人生を思い切り表現したい。次のステージのために」と世界王座奪取に向けて集中していた。

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吉田実代「試合できること感謝」12・13に防衛戦

オンラインで2度目の防衛戦の意気込みを口にしたWBO女子世界スーパーフライ級王者吉田実代

ボクシングのWBO女子世界スーパーフライ級王者吉田実代(32=三迫)が12月13日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で2度目の防衛戦に臨むことが13日、発表された。

東洋太平洋・日本バンタム級王者奥田朋子(37=ミツキ)を挑戦者に迎える。同日にオンラインで報道陣に対応した吉田は昨年大みそかの初防衛戦以来、約1年ぶりのリングとなり「(コロナ禍で)先が見えない状況の中で試合ができることをただ感謝しています」と素直な心境を口にした。

今年8月には「変化が欲しかった。練習環境がすごくいいと聞いていたので」とEBISU K,BOXから三迫ジムに移籍。三迫ジムの加藤健太トレーナーのもとで、あらためて基本的な動きや基礎的なトレーニングを積んできた。奥田の地元大阪に乗り込む形となる吉田は「すごくアウェーで嫌だなと思いましたが、それをかき消すぐらいの練習をしている。加藤トレーナーに教えてもらったことを試せるのが楽しみです」とプラス思考を貫いた。

指導する加藤トレーナーは「基本の動きはかたまってきている。前へ行く部分、足を使って距離感を取るメリハリの部分を練習してきた。基本は伸びている。基礎の部分をやればしっかり勝てる」と太鼓判を押していた。

吉田は昨年6月、モートン(米国)とのWBO女子世界スーパーフライ級王座決定戦を判定で制し、同王座を獲得。同12月に石麗萍(中国)を判定撃破し、初防衛に成功していた。

12月13日、大阪で2度目の防衛戦に臨むことが発表されたWBO女子世界スーパーフライ級王者吉田実代

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奥田朋子が王者吉田実代に挑戦「自分の人生に期待」

世界挑戦に意気込む女子ボクシングの奥田(ミツキジム提供)

WBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチ10回戦が12月13日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で行われることが13日、両陣営から発表された。

同級王者吉田実代(32=三迫)に東洋太平洋・日本バンタム級王者の奥田朋子(37=ミツキ)が挑む。

挑戦者の奥田は「こうして吉田選手に挑戦させていただけること、自分の人生に挑戦できることを大変ありがたく感じております。自分がどこまでいけるか楽しみでワクワクしていると同時に限界を感じなければならないかもしれないという狭間にいます。ただ、自分の人生に期待しており、見たことがないステージに自分がいけることをイメージしています」とコメントした。

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WBO世界王者の吉田実代が三迫ジム移籍 海外視野

吉田実代(2019年12月26日撮影)

日本ボクシングコミッション(JBC)は26日、ボクシングWBO世界女子スーパーフライ級王者吉田実代(32)が同日付で、EBISU K’BOXから三迫ジムに移籍したと発表した。

シングルマザーで奮闘して昨年大みそかに初防衛。今後は海外進出を視野に移籍となった。

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井上尚弥らボクシング最優秀選手賞候補 2・7発表

アリトロフィーを掲げる井上尚弥(2019年11月7日撮影

日本ボクシングコミッションと東京運動記者クラブのボクシング分科会が12日、都内で19年の年間表彰ノミネート選考会を開いた。

最優秀選手賞候補はワールド・ボクシング・スーパーシリーズを制した井上尚弥(大橋)、日本人初の4階級制覇の井岡一翔(Reason大貴)、ミドル級王座奪回の村田諒太(帝拳)、唯一世界戦3勝の田中恒成(畑中)の4人。受賞者は2月7日に都内のホテルで発表、表彰される。他の各賞候補は次の通り。

◆技能賞 井岡、寺地拳四朗(BMB)、田中

◆殊勲賞 岩佐亮佑(セレス)、村田、井岡

◆KO賞 村田、寺地、栗原慶太(一力)、吉野修一郎(三迫)、勅使河原弘晶(輪島功一)

◆新鋭賞 重岡銀次朗(ワタナベ)、井上浩樹(大橋)、中谷潤人(M.T)

◆努力敢闘賞 野中悠樹(井岡弘樹)、渡部あきのり(角海老宝石)、永野祐樹(帝拳)、田中教仁(三迫)

◆年間最高試合 WBA&IBFバンタム級井上-ノニト・ドネア(フィリピン)、同井上-エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)、WBOスーパーフライ級井岡-アストン・パリクテ(フィリピン)、WBAミドル級村田-ロブ・ブラント(米国)

◆世界戦以外の最高試合 日本ミドル級竹迫司登(ワールド)-加藤収二(中野サイトウ)、WBOアジア太平洋ウエルター級別府優樹(久留米櫛間&別府優樹)-矢田良太(グリーンツダ)、日本ユース・バンタム級石井渡士也(REBOOT.IBA)-石川春樹(RK蒲田)

◆女子最優秀選手賞 天海ツナミ(山木)、佐伯霞(真正)、吉田実代(EBISU K’s BOX)

◆女子最高試合 WBCフライ級藤岡菜穗子(竹原&畑山)-天海、WBOミニマム級佐伯-エリザベス・ロペス(メキシコ)、WBAアトム級モンセラッット・アラルコン(メキシコ)-宮尾綾香(ワタナベ)

バトラーに5回TKO勝利して初防衛を果たし、1本指を立てる村田諒太(2019年12月23日撮影)

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井岡初防衛「ボクシングトリプル世界戦」9・4%

9回、井岡はシントロンに右ストレートを打ち込む(撮影・山崎安昭)

昨年12月31日にTBS系で生放送された「ボクシング トリプル世界戦」(午後5時)の視聴率が6・1%(関東地区)だったことが6日、ビデオリサーチ調べで分かった。

WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチでは、日本人初の4階級制覇王者井岡一翔(30=Reason大貴)が、ジェイビエール・シントロン(24=プエルトリコ)を3-0の判定で下し初防衛に成功した。

WBO世界世界フライ級タイトルマッチは、王者田中恒成(24=畑中)がウラン・トロハツ(26)に3回KO勝ちして3度目の防衛に成功。WBO世界女子スーパーフライ級タイトルマッチは、王者吉田実代(31=EBISU K’s BOX)が、初防衛戦でシー・リーピン(21=中国)を3-0の判定で下した。

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井岡V1、恒成V3、吉田V1/トリプル世界戦詳細

<トリプル世界戦>◇31日◇東京・大田区総合体育館

WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ

日本人初の4階級制覇王者井岡一翔(30=Reason大貴)は、WBO世界スーパーフライ級1位ジェイビエール・シントロン(24=プエルトリコ)を判定(3-0)で下し初防衛に成功した。

井岡一翔判定勝ちジェイビエール・シントロン

【井岡一翔の話】チャンピオンの強さと世界戦の厳しさを教えてやりたかった。息子が生まれて初めての試合。気持ちとしてプレッシャーもありました。

井岡は防衛に成功しリング上で長男を抱き笑顔を見せる(撮影・足立雅史)

【12回】王者井岡が前に出る。再びシントロンのグローブが緩み中断。試合再開。王者井岡が連打。王者井岡がコンビネーション。王者井岡がコーナーに追い詰め圧をかける。シントロンは足を使うので精一杯か。コーナーでお互い激しいパンチの交換。進撃の井岡が気迫のボディー。終盤に王者井岡が連打。判定は決着へ。王者井岡が判定3-0で初防衛に成功!

井岡はシントロンを破り防衛に成功する(撮影・足立雅史)

井岡(中央右)は防衛に成功しシントロンと互いの健闘をたたえ抱き合う(撮影・足立雅史)

【11回】王者井岡が激しく前へ。シントロンのグローブの緩みで試合ストップ。試合再開。シントロンと王者井岡がほぼ相打ち。王者井岡が圧をかけ左ボディー。ロープ際で井岡がガードの上からワン、ツー。終盤には王者井岡がコーナーに追い詰めボディー連打。

11回、シントロン(左)を連打で追い込む井岡(撮影・足立雅史)

11回、グローブを直すシントロン(左)を見つめる井岡(撮影・足立雅史)

【10回】王者井岡の圧にシントロンが上手く足を使えず。王者井岡が左ボディー。シントロンもアッパーで返す。シントロンの手数が少し多くなってきた。シントロン陣営は「とにかく凌げ」と指示。王者井岡の左フックにシントロンが一瞬足を止める。王者井岡が教科書通りのワン、ツーで徹底的にボディー攻め。シントロンはダウン寸前か。王者井岡が変幻自在にシントロンを追い詰める

10回、井岡(左)はシントロンを打ち込む(撮影・足立雅史)

【9回】静かな立ち上がりから王者井岡が懐に入り右。王者井岡が圧をかけ右アッパー。王者井岡がロープ際でガードの上から左右のボディー。シントロンはたまらずクリンチ。王者井岡の右でシントロンが一瞬ふらつく。王者井岡がたたみかけ連打。王者井岡が追って左ボディー。シントロンはジャブですら後退

9回、井岡はシントロンに右ストレートを打ち込む(撮影・山崎安昭)

【8回】変わらず追う井岡と逃げるシントロン。シントロンの左に王者井岡も合わせる。

王者井岡がコーナーで左ボディー。シントロンがスリップ。シントロンの左が王者井岡にヒット。王者井岡も返す。終盤にコーナー付近で激しいパンチの交換

8回、井岡(右)はシントロンを攻める(撮影・足立雅史)

【7回】王者井岡が前に出て右。シントロンも返す。王者井岡はシントロンのパンチが見切れてきた。井岡陣営は「頭を振ってアッパーを絡めていけ」と指示。王者井岡がロープ際でボディー連打。シントロンは王者井岡のボディー攻めに足を上手く使えなくなってきた

【6回】王者井岡が圧をかけ左ジャブ。シントロンの左に井岡は右ボディーを返す。再び王者井岡がボディー。シントロンがくの字に曲がる。王者井岡がロープ際でガードの上から連打。王者井岡は逃げるシントロンを追う。終盤にも王者井岡がガードの上から左ボディー。

【5回】王者井岡はプレッシャーを強めていく。シントロンの左が井岡にヒット。王者井岡が左フック。激しい打ち合いから井岡が左ストレート。立て続けに王者井岡がボディー。シントロンは口が歪み後ろに下がる。王者井岡が右からボディー。王者井岡が果敢に前に出て打ち込んでいく。井岡にはまだ余裕がみられる

5回、井岡(右)はシントロンに連打を浴びせる(撮影・足立雅史)

【4回】お互いにまずは間合いをはかる。相手の懐に入った王者井岡の右ストレートがシントロンにヒット。負けじとシントロンも長いリーチから左ストレート。王者井岡は前に出る。王者井岡がロープ際で連打。シントロンの足が一瞬もつれる。王者井岡がボディーからさらにコンビネーション。王者井岡が徹底的にボディー連打。王者井岡が距離感をつかんでくる

4回、井岡はシントロンに右ストレートを打ち込む(撮影・山崎安昭)

【3回】王者井岡はシントロンの懐に入り込もうとする。王者井岡の左ボディー。続けて井岡が連打。シントロンも返してくる。シントロン接近戦を嫌い足を使う。王者井岡のダブルがヒット。シントロンが左ストレート。井岡は変わらず前につめる。井岡の口から出血。シントロンも顔が腫れてきた

3回、井岡はシントロンに右ボディーを打ち込む(撮影・加藤諒)

【2回】王者井岡はシントロンのリーチの長さにどう対応していくか。王者井岡はやや前に出る。王者井岡が圧をかけ右ボディー。立て続けに王者井岡がガードの上から打ち込む。シントロンがノーモーションで左ストレート。王者井岡にヒット。王者井岡も右ストレートを返す。王者井岡が前に出る。お互い高い技術をみせる

2回、井岡はシントロンに右ストレートを打ち込む(撮影・山崎安昭)

【1回】王者井岡は足を使って距離をはかっていく。王者井岡が右ボディー。王者井岡が再び右ボディー。シントロンも合わせてくる。シントロンの左ストレートが王者井岡に当たる。王者井岡は足を使い様子を見る

【入場】王者井岡はAK-69の生歌で入場

井岡の登場曲を歌うAK-69(撮影・足立雅史)

WBO世界フライ級タイトルマッチ

WBO世界フライ級王者の田中恒成(24=畑中)は同級12位ウラン・トロハツ(26=中国)に3回KO勝ちで3度目の防衛に成功した。

田中恒成3回KOウラン・トロハツ

【田中恒成の話】序盤はジャブでペースを握ろうと。『もうそろそろ(相手との距離を)詰めていいな』と3回から圧力を強めた。いい手応えありました。

田中はトロハツを破り3度目の防衛に成功し笑顔を見せる(撮影・足立雅史)

【3回】王者田中恒成は執着せずに様々なパンチを織り交ぜていく。王者田中恒成が左右のボディー。王者田中恒成がロープ際でワン、ツー。王者田中恒成が左フックから強烈左ボディー。王者田中恒成はさらに圧をかけ連打。王者田中恒成がロープ際で強烈左アッパー。トロハツがダウン。王者田中恒成がKOで3度目の防衛に成功!ゴング後もトロハツはなかなか起き上がれず

WBO世界フライ級タイトルマッチ 3回、田中(右)はトロハツに左アッパーを打ち込みKO勝ち(撮影・山崎安昭)

WBO世界フライ級タイトルマッチ 3回、田中(右)はトロハツに左アッパーを打ち込みKO勝ち(撮影・山崎安昭)

WBO世界フライ級タイトルマッチ 3回、田中(右)はトロハツに左アッパーを打ち込みKO勝ち(撮影・山崎安昭)

【2回】王者田中恒成がプレッシャーを強めていく。王者田中恒成の左ボディーがトロハツにヒット。待ちのトロハツに対し王者田中恒成が上手く細かいパンチを当てていく。王者田中恒成が立て続けに再び左ボディー。王者田中恒成が追って右ストレート。トロハツの顔がやや腫れてきたか

2回、田中(右)はトロハツに右ストレートを見舞う(撮影・足立雅史)

WBO世界フライ級タイトルマッチ 2回、田中(左)はトロハツに右フックを打ち込む(撮影・山崎安昭)

【1回】ドリームボーイのV3戦が幕開け。まずは距離をはかり王者田中恒成が細かいパンチで組み立て。王者田中恒成が懐に入り右ボディー。王者田中恒成が左ジャブ3つ。王者田中恒成がカウンターで左フックを合わせる。

1回、田中(右)はトロハツを攻める(撮影・足立雅史)

WBO世界女子スーパーフライ級タイトルマッチ

WBO女子世界スーパーフライ級王者の吉田実代(31=EBISU K’s BOX)はWBCアジア同級王者シー・リーピン(21=中国)を判定(3-0)で下し初防衛に成功した。

吉田実代判定勝ちシー・リーピン

【吉田実代の話】ふがいない試合をして申し訳ない。ダウンを取れなかったし、まだまだ自分は甘い。いい勉強になった。さらにレベルアップをして、防衛を続けたい。

吉田(左)は石麗萍を破り長女実衣菜ちゃんと笑顔を見せる(撮影・足立雅史)

【10回】王者吉田はこの回も強引に前へ。序盤からお互いに激しい打ち合い。リーピン

の顔が腫れてきた。リーピンの右に王者吉田が左を合わせる。王者吉田がロープ際で連打。最後まで王者吉田の手数は落ちず王者吉田が優勢の試合運び。王者吉田が判定3-0で初防衛に成功!

10回、吉田(左)は石麗萍に強烈な左ストレートを見舞う(撮影・足立雅史)

【9回】王者吉田はまずは距離をはかりカウンターを狙う。リーピンがホールディングで審判から1点減点を告げられる。王者吉田は相手の懐に飛びこむ。王者吉田の手数は減らない

9回、吉田(後方)はリーピンを攻める(撮影・足立雅史)

【8回】王者吉田は懐に入り右ストレート。リーピンのグローブが緩み一度タイム。試合再開。王者吉田のカウンターでワン、ツー。リーピンが一瞬ふらつく。王者吉田が連打でたたみかける。リーピンも何とかパンチを返していく

【7回】王者吉田はリーピンの打ち終わりに細かいパンチを繰り出しながら強引に距離をつめる。王者吉田には当てた後の次が欲しい。王者吉田が左ボディー。リーピンは苦悶の表情。王者吉田が左右のボディーでリーピンの体力を削りリーピンの足が止まってきた

7回、吉田(右)はリーピンに左を見舞う(撮影・足立雅史)

【6回】王者吉田が踏み込んで左フック。リーピンは足を使う。王者吉田が逃がさんとばかりに距離をつめる。王者吉田の左フック。終盤には王者吉田がリーピンをコーナーに追い詰め右ストレート。

6回、吉田(左)は石麗萍に右ストレートを打ち込む(撮影・山崎安昭)

【5回】この回も果敢に接近戦を挑んでいく王者吉田。吉田陣営は「強引にいきすぎるな」と指示。リーピンの大振りの右に王者吉田が左を合わせる。リーピンの手数がやや落ちてくる。

5回、吉田(左)はリーピンを攻める(撮影・足立雅史)

【4回】王者吉田が接近戦を嫌うリーピンに対してひたすら距離をつめていく。リーピンの右フックに王者吉田が左を合わせる。王者吉田に左フックがリーピンにヒット。王者吉田が終盤に圧をかけ再び連打

【3回】序盤はお互いに距離をはかっていく。王者吉田はリーピンの打ち終わりを狙う。

終盤には両者再び激しい打ち合い

3回、吉田(左)は石麗萍に左ストレートを打ち込む(撮影・山崎安昭)

【2回】お互いに激しいパンチの交換。王者吉田が圧をかけ右フック。大降りでパンチを繰り出すリーピンに対し王者吉田は距離をつめていく。リーピンの右ボディーに王者吉田が左でカウンターを合わせる。終盤には王者吉田がリーピンをコーナーに追い詰め連打。

【1回】王者吉田は序盤から距離を詰めて細かいジャブを出していく。王者吉田はリーピンの懐に入りこもうとする。王者吉田がワン、ツー。リーピンも返していく。

1回、吉田(左)はリーピンを攻める(撮影・足立雅史)

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吉田実代、初防衛に号泣「最低限の約束守れたかな」

WBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチ 吉田実代(左)は石麗萍を破って王座を防衛し、娘と笑顔を見せる(撮影・加藤諒)

<プロボクシング:WBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチ10回戦>◇31日◇東京・大田区総合体育館

「戦うシングルマザー」こと王者吉田実代(31==EBISU K,S BOX)が初防衛に成功した。WBCアジア同級王者石麗萍(21=中国)の挑戦を受け、3-0の判定勝ち。

身長7・7センチ、リーチ6・5センチの劣勢を接近戦で埋め、クリンチされるとボディーを連打。相手の体力を消耗させた。4回には左フック、8回に右ショートでぐらつかせる快勝劇だった。愛娘実衣菜(みいな)ちゃん(4)から「ママ、おめでとう」と祝福を受けると「最低限の約束は守れたかな」と号泣した。

喜びよりも悔しい涙だった。日本初開催となる大みそか女子世界戦。自らが過去奪ったことのないダウンや、KO勝ちを狙っていたため「重圧があった」。元WBA世界スーパーフェザー級王者内山高志氏の指導を受け、自衛隊体育学校に足を運び、技術あるアマ選手と拳を交えた。低酸素トレーニングや肩周囲の筋トレ、食事制限も続け、体脂肪率も10%近くまで絞り「1パーセントでも勝率を上げる」とこだわっていた。

吉田は「ふがいない。もっと良いところをみせたかった。まだ自分は甘い。レベルアップして1日でも長く防衛したい」と反省を忘れず、防衛ロードを突き進む構えだ。【藤中栄二】

吉田(左)は石麗萍を破って王座を防衛し、娘とリングを後にする(撮影・加藤諒)

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吉田実代V1、娘から祝福も「まだまだ自分は甘い」

WBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチ 吉田実代(左)は石麗萍を破って王座を防衛し、勝ち名乗りを受ける(撮影・加藤諒)

<プロボクシング:WBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチ10回戦>◇31日◇東京・大田区総合体育館

「戦うシングルマザー」と呼ばれる王者吉田実代(31=EBISU K,S BOX)が初防衛に成功した。WBCアジア同級王者シー・リーピン(石麗萍(21=中国))の挑戦を受け、3-0の判定勝ちをおさめた。身長7・7センチ、リーチ6・5センチも劣るハンディは接近戦で埋め、ボディー連打を駆使。4回には強烈な左フックを打ち抜くなど、手数でも上回った。

観客席で熱い声援を送っていた長女実衣菜(みいな)ちゃん(4)をリングに上げて親子で観客からの大きな拍手を浴びた。愛娘から「ママ、おめでとう」と祝福を受けた吉田は「まだまだ自分は甘いと思うので、一からやり直して1日でも早く王者でいたい。もっと格好いい姿をみせたいと思います」と決意を新たにした。

大みそかの大舞台を想定し、先月8日から今月23日まで鹿児島県の実家に実衣菜ちゃんを預け「私は娘にボクシングをやらせてもらっている」との意識を胸に練習に集中した。元WBA世界スーパーフェザー級王者内山高志氏、元日本バンタム級王者益田健太郎氏の指導を受け、新たに週1回ペースで自衛隊体育学校にも足を運んだ。ロンドン五輪代表の須佐勝明氏からのアドバイスをもらい、アマチュアのトップ選手とのスパーリングも消化。筋トレと食事制限で体脂肪率も10%近くまで絞るなど「勝率を1パーセントでも上げたい」とこだわった。プロ初となるKO勝利を挙げるために準備してきた。

インパクトある試合内容を追求していた。「爪痕を残したい」と臨んだV1戦は狙っていたKOはならなかったものの、判定勝ち。悔しそうな表情も浮かべた吉田は「自分もKOやダウンを奪うために練習してきたのに、やってきたことが出せなかった」と反省も忘れなかった。

WBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチ 吉田実代(左)は石麗萍を破って王座を防衛し、娘と笑顔を見せる(撮影・加藤諒)
6回、吉田(左)は石麗萍に右ストレートを打ち込む(撮影・山崎安昭)

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吉田実代「おいしいもの食べに」山本美憂と勝利約束

前日計量をパスしてポーズを決める女子世界スーパーフライ級王者の吉田。奥は挑戦者のリーピン(撮影・丹羽敏通)

ボクシングWBO女子世界スーパーフライ級王者吉田実代(31=EBISU K,S BOX)が初防衛を成功させる。31日、東京・大田区総合体育館でWBCアジア同級王者シー・リーピン(石麗萍、21=中国)の挑戦を受ける吉田は30日、都内で前日計量に臨み、100グラム少ない52・0キロでクリアした。

吉田は交流のある女子格闘家、山本美憂とのダブル勝利に意欲を示した。自らの所属ジムまで打撃トレーニングに足を運ぶ山本も、同じ大みそかのRIZIN20でロケット戦に臨む。吉田は「同じシングルマザーで交流が多い。同じ日、同じ時間帯になりそう。『お互いに勝っておいしいものを食べに行こう』と約束しました。大みそかに爪痕を残したい」と口にした。

RIZIN20の公開計量をクリアしポーズを決める山本美憂(撮影・滝沢徹郎)

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吉田実代 計量クリア「はじめの一歩」でイメトレ

前日計量をパスして写真に納まる女子世界スーパーフライ級王者の吉田実代(左)と挑戦者のシー・リーピン(右)(撮影・丹羽敏通)

ボクシングWBO女子世界スーパーフライ級王者吉田実代(31==EBISU K,S BOX)が「はじめの一歩」イメトレで初防衛を成功させる。31日、東京・大田区総合体育館でWBCアジア同級王者シー・リーピン(石麗萍、21=中国)の挑戦を受ける吉田は30日、都内で前日計量に臨み、100グラム少ない52・0キロでクリア。計量前日にはアニメ「はじめの一歩」をチェックし、試合までのイメージを膨らませていることを口にした。

好きなキャラクターとなる鷹村守、伊達英二の登場シーンを見ながら「娘(長女実衣菜ちゃん)と見ましたね。がーっとテンションを上げるのではなく、普通上がっていくので」と効果を説明。大みそかの世界戦という舞台に立つことを感謝しつつ「私はシングルマザーということで取り上げてもらっているし、もっと選手としても注目されたい。爪痕は残したいですね」と決意を示した。

前日計量をパスしてポーズを決める女子世界スーパーフライ級王者の吉田実代。奥は挑戦者のシー・リーピン(撮影・丹羽敏通)

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吉田実代「10歳年下でかわいい」初防衛戦の相手

予備検診を終えてポーズを決める吉田(左)とシー・リーピン(撮影・山崎安昭)

31日のボクシング3大世界戦の予備検診が、29日に都内で行われた。初防衛戦となるWBO女子世界スーパーフライ級王者吉田実代(31=EBISU K’s BOX)は、WBCアジア同級王者石麗萍(21=中国)と初対面した。「10歳年下で、若くてかわいい。勢いがあって、いい試合になる」と持ち上げた。

体格では身長で7・7センチ低く、リーチも6・5センチ短かった。「背の高い選手ともやっているので気にしない。いろんな局面を練習してきて、引き出しの幅も広げた」という。すべての行事に長女実衣菜ちゃん(4)を連れてきている。「一緒にいるだけでリラックスして癒やされている。ベストを尽くして防衛する」と自信を見せた。

石は子ども連れの王者に「いいお母さん」との印象を口にした。15歳の時に趣味で始めて6年目での世界挑戦となる。「勝って富士山に行きたい。120%の自信がある」と王座奪取を期した。

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吉田実代「ママ、笑顔だよ」娘に癒やされ初防衛戦へ

ミット打ちを終え、笑顔でグローブを外してもらう吉田(撮影・大野祥一)

ボクシングWBO女子世界スーパーフライ級王者吉田実代(31=EBISU K,S BOX)が週5日スパーリングの実戦重視トレで初防衛成功を狙う、

31日、東京・大田区総合体育館でWBC女子アジア同級王者シー・リーピン(21=中国)とのV1戦を控え、26日には都内のジムで練習を公開。2カ月前から週3~5日のスパーリングを消化し「1日で多い時に8~10回のラウンドもやりました」と実戦に近いメニューを積んできた。

挑戦者が14歳からアマチュアでボクシング経験を積み、身長も170センチ近いとされる。試合動画もダイジェストで3分程度のシーンしかなく、研究や対策が難しい現状にある。吉田は「とにかく対応力をつける。10ラウンドあるということも頭に入れて動いてきました」と柔軟に作戦を変更する意向だ。所属ジムの加山利治会長(48)も「相手は身長もあるし、距離を詰めていくことになると思います」と接近戦を予告した。

1カ月近く鹿児島県の実家に預けていた長女実衣菜(みいな)ちゃん(4)との生活が再開し、さらに気持ちの高揚感も出てきた。戦うシングルマザーでもある吉田は「娘にボクシングをやらせてもらっていると思っている。私が疲れていると『ママ、笑顔だよ』と言われ、そうだなと思った。本当に癒やされています」と最終調整の刺激になっている様子だった。

WBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチに向けて意気込む吉田(撮影・大野祥一)
ミット打ちをする吉田(撮影・大野祥一)
真剣な表情でシャドーボクシングをする吉田(撮影・大野祥一)
ミット打ちをする吉田(左)(撮影・大野祥一)

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吉田実代、長女激励で初防衛戦へ励み「ママ頑張れ」

吉田実代(2019年6月20日撮影)

大みそかのボクシング・トリプル世界戦の宣伝イベントが25日に羽田空港内で行われた。WBO女子世界スーパーフライ級王者吉田実代(31=EBISU K’s BOX)は東京・大田区総合体育館での初防衛戦で、WBCアジア同級王者シー・リーピン(21=中国)の挑戦を受ける。

挑戦者はまだ来日していないため、吉田は代わりに長女実衣菜ちゃんを同伴してきた。1カ月は故郷鹿児島の実家に預けていた。電話すると「ママ頑張れ」といわれることで大きな励みになっているという。初防衛戦に向けては「鬼門といわれる。しっかりした内容で勝ちたい」と話した。

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井岡一翔ら大みそか世界戦ラウンドガールが大会PR

大みそかに行われるWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔の初防衛戦でラウンドガールを務める保科凜(左)とウェディシンハ理沙(撮影・小沢裕)

大みそかに東京・大田区総合体育館で開催されるボクシングWBOトリプル世界戦でラウンドガールを務める宮城県出身の保科凛さん(23)と大阪府出身のウェディシンハ理沙さん(28)が17日、東京・中央区の日刊スポーツ新聞社を訪れ、大会をPRした。

先月末に開催された最終オーディションで選ばれた2人は25日に羽田空港国際線ターミナルで予定されるフェースオフイベント用の特別コスチュームで来社。ウェディシンハさんがブラック、保科さんがホワイトの水着を着用した。

WBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔の初防衛戦、WBO世界フライ級王者田中恒成の3度目防衛戦、WBO女子世界スーパーフライ級王者吉田実代の初防衛戦でラウンドガールを担当する。保科さんは「井岡選手が海外のラスベガスで合宿しているそうなので、本当に日本でのファイトが楽しみです」と声を弾ませれば、ウェディシンハさんは同じ名古屋在住の田中がイチオシで「田中選手の東京で試合することが久しぶりなので、その姿を見ていただきたいです」と見どころを口にした。

今回のラウンドガール決定後、保科さんは人生初のエステに通い始め「少しでも見栄えを良くしたくて、痛いのですが育乳をしています」と明かす。また食事で肉類を多く摂取し、プロポーションのキープに集中している。またモデル経験がないウェディシンハさんは自宅で腹筋、スクワットでさらに健康美を追求。「ラウンドガールに決まってから友人に『モデルを目指しているの?』と言われましたが、みんな応援してくれるのでやりがいがあります」と気合十分だ。

25日のフェースオフイベントは一般にも公開されるため、保科さんは「イベントとともに、私の親しみやすい笑顔も見てください」とチャームポイントを強調。ウェディシンハさんは「写真だけではなくて、本物の私も見に来ていただけたら、うれしいです」とはにかんでいた。

大みそかに行われるWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔の初防衛戦でラウンドガールを務める保科凜(左)とウェディシンハ理沙(撮影・小沢裕)
大みそかに行われるWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔の初防衛戦でラウンドガールを務める保科凜(左)とウェディシンハ理沙(撮影・小沢裕)

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トリプル世界戦イメージガール異例未経験美女ら選出

大みそかボクシング興行イメージガールに選ばれたウェディシンハ理沙さん(左から2番目)と保科凛さん(同3番目)。左端は田口良一氏、右端は吉田実代

大みそかのボクシングWBOトリプル世界戦(東京・大田区総合体育館)のイメージガールに保科凛さん(23)、ウェディシンハ理沙さん(28)が選出された。

30日、都内で約250人の応募者から書類審査などを通過した10人による最終選考会が開催され、選ばれた2人が試合当日の3大世界戦でラウンドガールを務めることになった。

宮城・仙台市出身の保科さんは身長162センチ、体重47キロで、3サイズは81-60-85の和風美女。今秋は小学館の日本ラグビー応援ガールズ「80ミニッツガールズ」メンバーとしても活動していた。「すごく今日は緊張していて昨夜も1時間ぐらいしか寝られなかった。本当にうれしいです」と満面の笑み。

また大阪府出身で名古屋在住のウェディシンハさんはスリランカ人の父と日本人の母を持つ。身長160センチ、体重45キロで、3サイズはDカップ(数字非公表)-58-84の健康美女。モデルやタレント活動の経験がないため、異例の抜てきととなる。「まさか選ばれると思わなかったです。年末にラウンドガールをできることが楽しみです」と意気込んだ。

今回、大みそかに初防衛戦を控えるWBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチに臨む王者吉田実代(31=EBISU K,S BOX)、現役引退したばかりの元2団体統一ライトフライ級王者田口良一氏(33)らが審査員を務めた。吉田は「試合に花を添えてもらえること楽しみにしています。2人とも笑顔が素敵です」と歓迎。田口氏は「今まで選ぶ側はやったことがなかったので、新鮮でした」と振り返った。

大みそかには吉田のほか、WBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔の初防衛戦、WBO世界フライ級王者田中恒成の3度目の防衛戦が開催される。

大みそかボクシング興行イメージガールに選ばれたウェディシンハ理沙さん(左から2番目)と保科凛さん(同3番目)。左端は田口良一氏、右端は吉田実代
大みそかボクシング興行のイメージガールの最終選考会に選ばれた10人

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吉田実代が大みそか初防衛戦 娘から「頑張ってね」

12月31日、東京・大田区総合体育館で初防衛戦に臨むWBO女子世界スーパーフライ級王者吉田実代

プロボクシングWBO女子世界スーパーフライ級王者吉田実代(31=EBISU K's BOX)が12月31日、東京・大田区総合体育館で初防衛戦に臨むことが22日、発表された。

WBC女子アジア同級王者シー・リーピン(21=中国)の挑戦を受ける。同日、東京・渋谷区の所属ジムで加山利治会長(47)とともに記者会見に臨み「大みそかに、まさか自分が試合をできると思っていなかった。年の暮れは特別なイメージがある。身の引き締まる思いです」と驚きを交えた笑顔をみせた。

同日、同会場で男子のWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(Reason大貴)の初防衛戦、WBO世界フライ級王者田中恒成(畑中)の3度目の防衛戦とのトリプル世界戦となる。吉田は「井岡選手、田中選手というすごい王者の興行の中なので、失礼のないようにしっかり防衛したいと意気込んでいます」と気合を入れ直した。

戦うシングルマザーとなる吉田は今月8日から鹿児島県の実家に4歳の長女実衣菜(みいな)ちゃんを預け、初防衛戦に向けた調整を続けている。「娘に『おばあちゃんのところでいいよ。練習頑張ってね』と言われた。1番頑張らなくちゃと思っている」と母としての自覚ものぞかせた。

親子で離れたことで練習や睡眠の時間を確保。週1回のペースで自衛隊体育学校にも出げいこし、身長169センチとされるリーピン対策を練っている。吉田は「今までの相手と違い、ボクシングがうまい。技術もあるし、スピードもある。自分の限界を決めないで限界突破していく練習をしたい」と気持ちを高揚させた。

所属ジムの加山会長は「ビッグイベントに出させてもらえるのはありがたい。大みそかに世界戦はなかなかできないので」と感謝の言葉を口にしつつ「相手はかなり強いが、吉田も1戦1戦強くなっている。前回の試合でもスパーリングの内容も出せているし、練習内容を試合で出せているので」と初防衛成功に向け、万全の調整を進めていく方針を示した。

所属ジムの加山利治会長(左)とともに初防衛戦の発表会見に臨んだWBO女子世界スーパーフライ級王者吉田実代

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新王者の吉田実代 昨夜は愛娘と風呂「成長してた」

一夜明け会見でベルトを手に記念撮影に臨むWBO女子世界スーパーフライ級王座の吉田(撮影・小沢裕)

ボクシングWBO女子世界スーパーフライ級王者となった吉田実代(31=EBISU K’s BOX)が20日、一夜明けて都内で会見した。闘うシングルマザーは長女実衣菜ちゃん(4)を鹿児島の実家に1カ月半預けての世界初挑戦。ケーシー・モートン(35=米国)に判定勝ち。「率直にうれしい。世界王者になる約束を実現してホッとした」と笑顔を見せた。

前夜は一緒に風呂に入り、久しぶりに母子水入らずで過ごした。「すごく成長していて、言葉とか走り方も変わってお姉さんになっていた。娘も頑張っていた」と感心。朝には保育園へ送っていくと「勝ったよ、凱旋(がいせん)してました」と笑った。

20歳で単身ハワイに渡って格闘技を始め、その後ボクシングに転向し、結婚、出産、離婚も経験した。「自分の人生の中でも一つのけじめをつけられた。自分をほめてあげたいし、少しだけ自信もついた」と振り返った。

この一戦に備えて、5階級制覇王者の藤岡奈穂子(竹原&畑山)を追いかけ回してスパーリングをこなした。藤岡は7月に天海ツナミ(山木)との国内最強女王決定戦を控える。吉田は休みは2日だけで、藤岡の相手をして恩返しするという。

一夜明け会見の席で記念撮影に臨む井岡(左)と吉田(撮影・小沢裕)

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モートン「私の責任」吉田実代の圧力に屈し判定負け

吉田対モートン、3回、モートン(左)に左パンチを放つ吉田(撮影・小沢裕)

<WBO女子世界スーパーフライ級王座決定戦>◇19日◇千葉・幕張メッセ

吉田実代(31=EBISU K,S BOX)が新王者となった。

ケーシー・モートン(35=米国)と王座を争い、左ボディー攻撃で主導権を握り、右アッパーなどの有効打で攻め続けた。ジャッジ2人がフルマークを付ける3-0の判定で圧勝。東洋太平洋女子、日本女子バンタム級王座も保持する吉田が、男女を通じて令和初の新王者となった。これで吉田の通算戦績は13勝1敗となった。

モートンが再戦を願った。序盤から吉田の圧力に屈し、下がったところでパンチを浴びて判定で敗れた。距離を取って戦う自分の形に持ち込めず、「相手の作戦をさせてしまったのは私の責任」と反省した。それでも、「どのパンチも効かなかった。ポイントを取るパンチ」と話し、「やれるならもう1度やりたい」と話した。

吉田対モートン 9回、パンチを放つ吉田(右)(撮影・滝沢徹郎)
吉田対モートン チャンピオンになり愛娘と記念撮影する吉田(撮影・滝沢徹郎)

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