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天山「上等じゃ」因縁カーンに真モンゴリアンさく裂

新日本後楽園大会 グレート・O・カーンに真モンゴリアンチョップを浴びせる天山広吉(新日本プロレス提供)

<新日本プロレス後楽園大会>◇5日◇後楽園ホール◇観衆520人

2月28日大阪大会で、代名詞のモンゴリアンチョップを解禁した天山広吉(49)が、因縁の相手O・カーンに「真モンゴリアンチョップ」をさく裂させた。小島、ワトと組み6人タッグマッチに出場。1月30日の試合で敗れ、封印させられた恨みを晴らした。

まずはO・カーンが小島にモンゴリアンチョップを浴びせ「どうだ」と言わんばかりに天山をにらみ付けた。挑発を受けた天山は、変わってリングに入ると、O・カーンに突進。両手を思いっ切り振り下ろし、本家のモンゴリアンチョップを披露した。

約束とはいえ、苦しんだ1カ月間だった。条件反射的に動く体を必死に止めた。何の躊躇もなく使うのを見ながら「何でよりによって俺の技をやるのか」と自暴自棄になることもあった。「気にくわなかったが、まんまと乗せられたのかも」。心が折れ、落ち込み続ける中、小島や棚橋ら低迷期を一緒に支えてきた仲間からも励まされ、2月28日にようやく解禁。「スッキリした」と気持ち新たにデビュー30周年の再スタートを切り「嘘偽りのない」気持ちを技に込めた

試合には敗れたが、気持ちは7日のニュージャパンカップ1回戦の相手、オスプレイに向いている。あいさつがわりの真モンゴリアンチョップを見舞い「今ごろになって燃えてきやがって。上等じゃ」と一蹴。09年に手術した首のケガも良くなり、調子は上向きだ。「チャンスをつかんだら逃さない」。50歳での初優勝をつかんだその先には、IWGP世界ヘビー級のベルトが待っている。【松熊洋介】

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天山広吉「真モンゴリアンチョップや」コブ組撃破

オスプレイにラリアットを決める天山(右)(C)新日本プロレス

<新日本:CASTLE ATTACK>◇28日◇大阪城ホール

1カ月ぶりにモンゴリアンチョップ解禁! 第1試合で、小島聡(50)天山広吉(49)組がジェフ・コブ(38)、ウィル・オスプレイ(27)組を撃破した。

新日本マットでやりたい放題の新ユニット「THE EMPIRE」のコブに、小島がおきて破りのマシンガンチョップを浴びた。さらに天山も自身が封印している得意技モンゴリアンチョップを敵2人から連続浴びる屈辱を味わった。我慢の限界に達した天山は1月30日の愛知大会でグレート・O・カーンに敗れて以降、使っていなかったモンゴリアンチョップを解禁。次々とオスプレイとコブにチョップを繰り出して局面打開した。さらにダメージの大きいコブを捕獲し、小島との合体技テンコジカッター。最後は小島が剛腕ラリアットでコブを沈め、9分56秒で勝負を決めた。

天山は「普通のモンゴリアンちゃうねん。モンゴリアンチョップあらため『真モンゴリアンチョップ』や。これまもう、ウソも偽りもない、真(まこと)の、真実の『真』や。真モンゴリアンチョップ、もうそれでブチのめしていくよ」と勝ち残っていた。

27日の6人タッグでオスプレイに3カウントを奪われて敗れていた天山が、意地のモンゴリアンチョップ復活で「THE EMPIRE」の猛威を食い止めた。

オスプレイ(左端)にモンゴリアンチョップを打ち込む天山(中央)。右端はコブ(提供:新日本プロレス)

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棚橋弘至NEVERへの思い「ちょっくら長旅でも」

前哨戦に敗れ、グレート・O・カーンに踏み付けられる棚橋弘至(新日本プロレス提供)

<新日本:CASTLE ATTACK>◇27日◇大阪城ホール

小島聡、天山広吉、棚橋弘至×ジェフ・コブ、ウィル・オスプレイ、グレート・O・カーンのタッグ戦は10分22秒、オスプレイが天山をオスカッターからの片エビ固めで撃破した。

28日にNEVER無差別級王座戦で激突する王者の棚橋と挑戦者O・カーンの前哨戦となった。ともに意識した戦い。最後はオスプレイが決着を着けた。

O・カーンは棚橋を挑発。「IWGP(ヘビー級王座)より下だと見下し、腰にも巻かないそのNEVERのベルトに価値は、意味は、愛は、やる気は、輝きはあるのか。答えられるものなら答えてみろよ。貴様には豚に真珠だ! 明日、弟子もベルトもすべて略奪してやる!」。

受ける棚橋は「なぜNEVERのベルトを巻かないか。最初の考えと変わってきました。最初はね。IWGPをもう1回目指すんだと。でもそうじゃなくて棚橋弘至にNEVERのベルトを巻く資格があるのかどうか。だからNEVERを巻く日は俺が納得して初めて巻くんだと思います。それが明日か、その先かもしれないし。ちょっくら長旅でもしようぜ」と謎のコメントを残して、控室に消えた。

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天山モンゴリアン封印の初戦「やっていけないよ~」

ウィル・オスプレイから自らの代名詞モンゴリアンチョップを食らう天山(撮影・浅見桂子)

<新日本:後楽園大会>◇15日◇東京・後楽園ホール

モンゴリアンチョップを取り戻したい…。天山広吉(49)が、得意技を失ってから初めて新日本のリングに上がった。

棚橋、辻と組んで6人タッグに登場。相手には1月30日の封印マッチで敗れたO・カーンがいた。試合中に両手を振り上げるも、途中で頭突きに変更。久しぶりの試合で体調万全ながら、攻撃の流れをつかめず、力を発揮できなかった。「もうここまで出てきてるけど、出せない。我慢するしかない」と悔しさをにじませた。逆に相手3人に連続でモンゴリアンチョップを食らう屈辱を味わった。見かねた棚橋がO・カーンに見舞い、一矢報いたが、天山のイライラは解消されなかった。

今月4日に「ジャイアント馬場23回忌追善興行」でリングに上がった時も出さなかった。代名詞を奪われてわずか5日、最愛の父が亡くなるというどん底の中「男だったら約束は守らないといけない」と思いとどまった。この日も最後まで我慢したが、試合後には「このままモンゴリアンなしではやっていけないよ~」と弱音を吐露。O・カーンからは「モンゴリアンがなくなっただけで、これだけ惨めな姿になるとは」と罵倒された。

それでも棚橋から「O・カーンから取り戻しましょう」と励まされ奮起。「毎日のようにやってきた技ができないなんて考えられない。ぶちのめしてやりたい」。先月デビュー30周年を迎えた天山。このまま引き下がるわけにはいかない。【松熊洋介】

モンゴリアンチョップをグレート-O-カーンに浴びせる棚橋(撮影・浅見桂子)

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「馬場さんありがとう」武藤敬司がGHC奪取宣言

メーンイベントを終えて「天国の馬場さん、ありがとう!」と、叫ぶ武藤敬司(撮影・丹羽敏通)

<ジャイアント馬場23回忌追善興行>◇4日◇後楽園ホール

馬場さんの思いを胸に武藤敬司(58)がタイトル奪取に向かう。

メインの6人タッグマッチで、諏訪魔、小島聡と組み、天山広吉、カズ・ハヤシ、河野真幸組に勝利。最後自らシャイニング・ウィザードで河野から3カウントを奪い、大会を締めた。「この6人は今は全然違う場所でやっているけど、同じ釜の飯を食った仲間。心地いい時間だった。馬場さんありがとう」と感謝した。

大きな挑戦が控える。12日ノア日本武道館大会で、GHCヘビー級王者の潮崎豪に挑む。「この中では俺が現役最年長。みんなからエネルギー頂きましたよ。最年長の俺がGHC取って大きな背中を見せてやりたい」と宣言した。これには横にいた天山も「こんな現役バリバリな58歳見たことない」と脱帽。武藤はさらに「長くやれるスポーツとして見本になりたい」と後輩や子どもたちへも思いを届ける。「(GHCを)取ればあと5年くらいいけそうじゃない?」。元気いっぱいの58歳武藤が12日、ベルトを巻いて天国の馬場さんに勝利の報告をする。

メーンイベントで得意のポーズを決める武藤敬司(撮影・丹羽敏通)

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天山広吉、父亡くし悲しみの中で馬場さん追善興行に

馬場さんの写真をてにする和田京平レフェリーと共に写真に納まる、左から小島聡、天山広吉、武藤敬司、1人おいて諏訪魔、カズ・ハヤシ、河野真幸(撮影・丹羽敏通)

<ジャイアント馬場23回忌追善興行>◇4日◇後楽園ホール

天国の馬場さんと愛する父への思いを胸にリングに立った。

新日本プロレスの天山広吉(49)が、悲しみの中、6人タッグマッチに出場。敗れはしたが「こんな機会にリングに立たせてもらって馬場さんに感謝します」としみじみと語った。

試合後、バックステージで1日に父・健治さんが、亡くなっていたことを明かした。「よく馬場さんの試合を見に連れて行ってもらった」と思い出を語った。最期をみとることはできなかったが、告別式までそばにいて「ありがとう」と感謝の思いを伝えたという。「めちゃくちゃ落ち込んでいたが、全部出し切って、自分を表現したいと思っていたので断ることはできなかった」とこの日の出場を決意。先月30日にO・カーンに敗れ、代名詞のモンゴリアンチョップを封印しており、流れをつかめない中、頭突きやラリアットでカバーした。途中技を出しかけるも、何とか思いとどまった。逆に相対した小島に代名詞を食らう屈辱も味わったが「男だったら約束は守らないといけない」と、決意が揺れ動くことはなく、最後まで両手を振りかざすことはなかった。

この日は多くのレジェンドたちと競演。12日にノアGHCヘビー級王座に挑戦する58歳の武藤が3カウントを奪う姿を見て胸を打たれた。「目標にできるし、自信にもなる」と背中を追い掛ける。コロナ禍で、代名詞を失い、さらに最愛の父の死。悲運が重なったが、この日レジェンドたちに刺激を受け、天国の馬場さんから背中を押された。「残りのレスラー人生を頑張っていきたい」。力強く前を向いた天山は、どん底からはい上がり、これからもリングに立ち続ける。

メーンイベントで得意のポーズを決める武藤敬司(撮影・丹羽敏通)
ジャイアント馬場23回忌追善興行で、あいさつする天竜源一郎氏(撮影・丹羽敏通)

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天山がモンゴリアンチョップ失う、O・カーンに敗れ

新日本愛知大会 モンゴリアンチョップ浴びせ合う天山広吉(右)とグレート・O・カーン(新日本プロレス提供)

<新日本:愛知大会>◇30日◇愛知県体育館

天山広吉(49)が代名詞であるモンゴリアンチョップを失った。グレート・O・カーンとの一戦は敗者がモンゴリアンチョップを封印する条件で行われたが、エリミネーターからの片エビ固めで3カウントを奪われた。

負けたら封印となるモンゴリアンチョップの応酬となった。序盤から、相打ちするなど、お互いに1歩も引かない展開。これまでと違い、椅子やテーブルは持ち込まれず、体だけで正々堂々とぶつかり合った。

敗戦後は悔しさからか、珍しく、バックステージでもノーコメント。一方、勝利したO・カーンは笑みを浮かべながら「モンゴリアンチョップを獲得できたのは大きな収穫。弱い者いじめは楽しかった」と言い放った。

因縁の発端は6日東京ドームシティ大会だった。試合後にO・カーンが天山ツームストーンドライバーを見舞い、担架送りに。激高した天山は「1000倍返しだ」と23日の復帰戦から、椅子を持ち出し、殴打するなどして徹底的に痛めつけた。

両者の前哨戦は3試合連続で無効試合の大荒れ。日を追うごとに怒りが増した天山は「決着をつける」と真っ向勝負でこの日のシングルマッチに挑んだが、掟破りの天山ツームストーンドライバーを食らい、リングに沈んだ。

今月11日にデビュー30周年を迎えた。出はなをくじかれ、持ち技を失った天山は、今後どのように戦っていくのか。試練のスタートとなった。

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天山広吉2分で無効試合に激怒「血の海に沈める」

試合がノーコンテストとなり怒りをぶちまける天山広吉(撮影・横山健太)

<新日本:後楽園大会>◇25日◇東京・後楽園ホール

天山広吉(49)がまたしても天敵を仕留めることができなかった。

小島聡(50)とのタッグでO・カーン、オスプレイ組と対戦。前日同様、椅子、机などがリングに持ち込まれ、わずか2分25秒で無効試合となった。試合後も「(次は)血の海に沈めてブチのめしてやる」と怒りをあらわにした。

椅子を持って登場した天山はレフェリーを投げ飛ばし、いきなり襲いかかった。その後も机の設置を止めようとしたレフェリーを再び突き飛ばすなど、暴走は止まらなかった。O・カーンも負けじとコードでチョーク攻撃で応戦。殴る、蹴るの「大人のケンカ」は収まらず、そのまま終了となった。

23日の復帰戦から3日連続での対戦となり「ボコボコにする」と挑んたが、勝負は持ち越しとなった。24日の対戦後には「1000倍返しにする」と発言した天山に対し、O・カーンも「引退寸前のよぼよぼ老人。1万倍にして返す」と挑発。この日の試合後も「花を持たせてやろうと思ったけど、やめだ。貴様から全部奪ってやる」とさらに罵倒した。

30日愛知大会では、いよいよシングルマッチが行われる。モンゴリアンチョップ封印を提案するO・カーンに対し天山は「俺の技なんや。お前が言うことちゃうやろ」と言いつつも「何でもやってやるよ」と受けて立つ意志を見せた。連日の「場外戦」で怒りは増すばかりの2人。30日のリングで決着をつけるしかない。

試合がノーコンテストとなり怒りをぶちまける天山広吉(撮影・横山健太)
言い争う、左から小島聡、天山広吉、ウィル・オスプレイ、グレート・O・カーン(撮影・横山健太)
試合がノーコンテストとなり引き揚げる小島聡(左)と天山広吉(撮影・横山健太)

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天山広吉「試合する気あんのか」無効試合にブチギレ

O・カーン(右)にモンゴリアンチョップを浴びせる天山(撮影・中島郁夫)

<新日本:後楽園大会>◇24日◇東京・後楽園ホール

天山広吉(49)がブチギレた。前日と同様に小島聡と組んで、O・カーン、オスプレイ組と対決。途中で相手2人が椅子をリングに持ち出し、わずか3分39秒で無効試合となった。

4人の殴り合いは終了のゴングが鳴っても収まらず、しばらく続き、2日連続で大荒れの試合に。天山は「こんなの試合ちゃうぞ。お前ら試合する気あんのか。殴ったろか」とぶちまけた。

前日の試合は自らが椅子を持ち出し、反則負け。試合後も天敵O・カーンを殴り続けたが、納得がいかず「1000倍返しだ」と話していた。この日はO・カーンがいきなりレフェリーを場外に放り投げ奇襲攻撃を仕掛けた。のど元を踏み付けられた天山はヘッドバットなどで応戦したが、その痛めた首を狙われるなど防戦一方。ほとんど攻撃できずに終了した。「やり足らなかった。何もできなかった」と悔しさをあらわにした。

25、27日も同カードが組まれており、30日愛知大会ではシングルマッチで激突する。「明日(25日)もやるけど、ボコボコにするで、ホンマに。シングルマッチとか関係ない、その前に倒してやる。バカタレが」。怒りの収まらない天山だが、このまま消化不良の試合を続けるわけにはいかない。

天山(左)にモンゴリアンチョップを浴びせるO・カーン(撮影・中島郁夫)

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天山広吉「1000倍返しじゃ」久々復帰で天敵KO

タッグマッチでグレート・O・カーン(下)を締める天山広吉(撮影・滝沢徹郎)

<新日本:大田区大会>◇23日◇東京・大田区総合体育館

天山広吉(49)が17日ぶりに復帰し、6日に首を負傷させられたグレート・O・カーンにやり返した。小島聡と組んだ天山は、リングに上がった瞬間から怒り爆発。ゴングを待たずに、O・カーンに突っ込み殴打を繰り返した。途中、テーピングをはがされ、痛めた首を何度も攻められたが、モンゴリアンチョップやアナコンダバスターなど得意技を次々と披露し、因縁の相手に真っ向勝負を挑んだ。

最後は相手の持ち出した椅子を奪い、レフェリーを制し、何度もO・カーンの背中に振り下ろすなどして反則負け。ゴングが鳴った後も椅子で殴り続け、天敵をKOした。「こんなもんで済むと思ったら大間違いやぞ。その気になったら何でもできるんじゃ」と豪語した。

6日の試合に敗れた直後、TTD(テンザン・ツームストーン・ドライバー)を食らい、担架送りにされた。「(O・カーンの)顔がちらついて寝られない。やられた借りは返す」と奮起し、わずか2週間でリングに帰ってきた。モンゴリアンチョップなど、自分の技を“横取り”する相手に「やすやすと使いやがって。本来は俺のものしかない。お前に使われるほど飢えていない」と強烈な打撃を何度も浴びせ、力比べで圧倒した。

十分痛めつけたようにも見えたが、反則負けとなったこともあり「首をぶちのめしてやる」と怒りは収まる気配がない。23日からもO・カーンとのマッチアップは続き、30日にはシングルマッチも行われる。「1000倍返しじゃ、覚悟しておけ」。今月11日にデビュー30周年を迎えた。出はなをくじかれた悔しさを晴らす戦いは、これからも続いていく。【松熊洋介】

タッグマッチでグレート・O・カーン(右)にブレーンバスターを見舞う天山広吉(撮影・滝沢徹郎)

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金丸、デスペラード組V2「田口はしゃいでるだけ」

ワト(右)にレフリーを投げつけ、防御する金丸(撮影・菅敏)

<新日本:東京ドーム大会>◇5日◇東京ドーム

タッグ選手権は金丸義信(44)、エル・デスペラードの王者組が2度目の防衛に成功した。

昨年9月に苦杯をなめさせられた田口隆祐(41)、マスター・ワト(23)組と対戦。試合開始直後は若いワトが勢いに乗って攻め立て、ベテランの田口が得意の「ケツ殺法」を繰り出し、主導権を握った。攻め立てる対象はデスペラードだったが、要所で邪魔をしたのが“ヒールマスター”金丸だった。

田口とワトがデスペラードに合体技を仕掛けて追い込むが、金丸がカット。それでも田口がスライディングケツで追い込むが、ウイスキーの角瓶を持ち出した金丸に気をとられた隙にデスペラードが顔面パンチを食らわせ、さらにピンチェ・ロコで撃沈させた。

試合後、デスペラードは「何だ、あのくそバカ野郎ども。ふさげやがって。ああ、頭いてー。あー、気持ち悪い」と言いながらインタビュールームへ。「この試合、もう1回ビデオでも何でも見てみろ。印象に残っているのは何だ? 俺たちがずーっといじめてる画と田口がしりではしゃいでるだけだろ」。

金丸は「見ての通り俺らのチーム、確立してるからよぉ。ええ!? どこのチームにも負けねえよ。仮に負けたってよ、痛くもかゆくもねえよ」と自信たっぷりに語り、角瓶を手に「今日もいい酒を飲めるか、おい」と高笑いした。

※挑戦者組

▽ワト「金丸、デスペラード、こんな反則してよお、勝ったと思うなよ! 俺はまだ終わってねえ! 俺の青い炎はまだ消えてねえからな!」

▽セコンドの天山広吉「ワトはこれからの人間やと思ってるし、だから俺はこうして後押ししている。近い将来ね、彼にジュニアをけん引する人間になってもらいたい」

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飯伏幸太G1連覇 蝶野、天山に続く史上3人目

SANADAに勝利し、G1クライマックスの優勝旗とトロフィーを掲げる飯伏(撮影・河田真司)

<新日本:G1クライマックス30>◇18日◇東京・両国国技館

Aブロック1位の飯伏幸太(38)が、Bブロック1位のSANADA(32)を破り、蝶野正洋、天山広吉に続く、史上3人目のG1連覇を果たした。

終盤、SANADAの猛攻を受け、ピンチの連続も、最後は得意のカミゴェを連発。G1決勝史上最長となる35分12秒、片エビ固めで勝利した。来年1月の東京ドーム大会でのIWGPヘビー級王座挑戦権を獲得し、悲願の初戴冠をファンに誓った。

    ◇   ◇   ◇

「G1男」蝶野から受け取ったトロフィーを、飯伏は両手で胸元へ抱き寄せ、おぼつかない足取りで優勝旗を掲げた。史上初の3年連続の決勝。蝶野、天山に続く連覇を果たし「僕は、逃げない、負けない、諦めない。そして裏切らなかった。体はぼろぼろだけど、めちゃくちゃうれしい」。繰り返してきた言葉に一層力を込め、勝利の味をかみしめた。

35分12秒。G1決勝史上最長の死闘だった。痛めていた左足を攻められ、SANADAのスピードに苦しんだ。終盤、カミゴェをTKOで返されると、ラウンディング・ボディープレスを背中に受け、オコーナーブリッジ(後方回転足折り固め)であわや3カウントの場面を迎えた。それでも、このピンチをどうにか回避すると、ハイキックからの膝蹴りで形勢逆転。最後はカミゴェ2連発を顔面に突き刺し、試合を決めた。

あらためて実力を証明し、進むべき道は明確となった。昨年はG1制覇も、年間最大のビッグマッチ「東京ドーム大会」でIWGPヘビー級王座獲得に失敗。再びチャンスをたぐり寄せた飯伏は「このテンションをキープして、東京ドームにつなげたい。一刻も早く、このG1をIWGPヘビー級のベルトに変えたい」と強い意欲を示した。【奥山将志】

SANADAに勝利し、マイクパフォーマンスで会場を沸かせる飯伏(撮影・河田真司)
SANADA(右)にカミゴェを放つ飯伏(撮影・河田真司)
SANADAに勝利し、蝶野(左)と写真に納まる飯伏(撮影・河田真司)

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内藤「息もあがって…」試合再開に新日本選手の声

SHO、YOH、オカダ組対高橋、鷹木、内藤組 試合に勝利し叫ぶ内藤(撮影・滝沢徹郎)

新日本プロレスが15日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で止まっていた試合を、無観客で110日ぶりに行った。3カ月半も試合が空いたのは団体史上初めて。全6試合34選手が、久々のリングの上で躍動した。以下、出場選手の主なコメント。

第2試合タッグ戦出場の金丸義信「いい汗かいたし。これで今夜もいい酒飲めるだろう」

第4試合6人タッグ戦で勝利した田口隆祐「やっぱり今までお客様にすごい力をいただいてたんだなと、無観客試合をしてあらためて感じました」

第4試合6人タッグ戦出場の天山広吉「やっとこの日が、待ちに待ったこの日がやって来てね。俺的には、コロナ、ふざけんな、タコ! 3カ月半、ほんまイライラして、ストレスがたまりまくって、どこにぶつけたらいいって。とにかく試合やって、リングに上がって、暴れて、全部をぶつけるって、その気持ちですよ」。

第4試合6人タッグ戦出場の小島聡「プロレスラー生活29年にして、初めての無観客での試合。このキャリアにしてこの初めての経験っていうのは本当に大きいから。これを経験した俺とか天山とかはっきり言って絶対に誰もかなわないぞ。自信もってやってやるよ。(16日から始まるニュージャパン杯で)ぶっちぎりで優勝してやる」

第5試合8人タッグ戦出場の永田裕志「キャリア28年で初の無観客試合。いろんな雑音、試合前あったけど何のことはなかったですね。客を意識するんじゃなく、客の目を向けさせろ。それを思い出して、なかなか今日はいい気持ちで試合ができた」

第5試合8人タッグマッチ出場の飯伏幸太「ちょっと興奮しすぎましたね。またこうやってみんなの前でプロレスができて、ほんと最高です」

第5試合8人タッグ戦出場の棚橋弘至「(無観客は)選手にとってすっごい経験になる! どう伝えるか、どう魅せるか、どう戦うかっていう経験値が。だからこそ会場でみんなに見てもらった時に今の経験が生きてくると思うし、応援してくれるファンのみなさんの存在がどれだけうれしくて、ありがたくて、プロレスラーにとって尊いものかっていうことを、今選手は感じていると思います」

第6試合6人タッグ戦出場の高橋ヒロム「ああ! ああ! ああああ! ああなんて面白すぎるんだ。なんて面白いんだプロレスって! こんなに面白くて、こんなに快感なんだ!」

第6試合6人タッグ戦で勝利した内藤哲也「久々のリング、久々の試合。息もあがって、非常に苦しい試合でしたよ。なんかこんなにプロレスってしんどかったかな、って。でも楽しかったな、楽しかったよ」

第6試合6人タッグ戦出場のオカダ・カズチカ「お客さんがいようがいなかろうが、リング上の戦いは変わらないんでね。こうやって110日ぶりに試合ができたということは、小さな一歩なのか、大きな1歩なのか。それを決めるのはまだ誰も分からない。でも、これから僕たちがしっかりやっていくことによって、今日の1歩が大きな1歩だったね、と言えるようになるんじゃないかなと思います。まだまだ大変な状態ですけど、新日本プロレスさすがだね、スポーツ界やエンターテインメント界みんなから、さすが新日本プロレス、今日の1日は良かったよって言ってもらえるように、これからもしっかりやっていきたいと思います」

オープニングで記念撮影する棚橋(前列右から2人目)ら(撮影・滝沢徹郎)
SHO、YOH、オカダ組対高橋、鷹木、内藤組 YOH(左)にデスティーノを決める内藤(撮影・滝沢徹郎)
真壁、永田、飯伏、棚橋組対DOUKI、鈴木、ザック・セイバーJr、タイチ組 入場しポーズを決める棚橋(撮影・滝沢徹郎)

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悪役演じ…本当は優しい/木村花さん訃報反応まとめ

木村花さん(2020年1月13日撮影)

恋愛リアリティー番組「テラスハウス」に出演する女子プロレスラー木村花さん(享年22)が23日に亡くなった。

死因など詳細については明かされていない。同番組への出演に関し、木村さんのSNSには誹謗(ひぼう)中傷のコメントが多く寄せられていたとされており、多くのプロレスラーや著名人がツイッターなどで、木村さんへの思いをつづった。

以下は主な著名人のコメント(ツイッターなどから。敬称略)

◇プロレス・格闘技

▼ロッシー小川(スターダムエグゼクティブ・プロデューサー)花は勝ち気そうで実はナイーブな女の子でした。きっともっともっとプロレスをやりたかったのだろう。ジュリアとの対決はまだまだ見せたかった。私の誕生日には「まだまだ自粛が続くので、今度小川さん邸でご飯作らせてください!一緒に食べたいです」というLINEをくれた。合掌!

▼星輝ありさ(24=元スターダム)今までごめんね。ありがとう。生きてね。がほとんど会話しない私に来た最後の言葉だった。謝るならちゃんと直接言ってほしかった。ありがとうも直接言ってもらいたかった。私はあなたこそ生きたほうがいいよと返したけどもう既読付くことはない。でも本当に気持ちは分かるんだ。死ぬという覚悟が決まると怖くなくなるものだよ。やった側の人間は「ちょっと」かもしれないけど、やられた側の感覚は「もの凄く」だからね。生きてる意味も分からなくなる。自分がやったことは大きく自分に返ってくる。この件も含めて本当に相手への言動や行動をまじで改めて欲しい。全部狂ってる。

▼岩谷麻優(27=スターダム)最後の試合になっちゃった。もう1回やろうって言ったのに

▼長与千種(55=マーベラス)SNS書き込みは言葉で人を殺める事が出来るツールではないはず。顔隠し言論の自由として狂気のナイフを振り飾した奴って絶対的に人事にするはず。言っておく!! これからの選手、これからのプロレスラーだった。悪役を演じただけ。本当の彼女は礼儀も優しさも兼ね備えた後輩でプロレスラーだったから。

いまいちどだけ。殺め言霊の主人公の方々様へ 消すくらいなら 書くな 知らぬ存ぜぬは するな。これは歴とした事件です。ツイッターが悪いのではない。道徳心無き言霊の綴りで追い込んだ主人公の問題 逃げても 真実に時効無くついて回るはず。皆悲しんで心の憤りしかないんだよ!

▼紫雷イオ(30=WWE)やりきれない気持ちです。美しく才能あふれていたあの子の、輝かしい未来が消えてしまった。22歳、これからもっと輝くべき人でした。その選択だけはして欲しくなかったと思うけど、そうせざるを得ないほどに辛かったのだと思うと心が痛みます

今となっては、彼女が苦しむ理由も相談も、誰もきいてあげられない。自分を愛してくれてる人のために生きてほしかった。せめて今度こそ、彼女を愛してくれる人の想いが届いてほしい。どうか、どうか安らかに

▼カイリ・セイン(31=WWE)心にぽっかりと穴があき、この現実を受け入れることが今は難しい

▼永田裕志(52=新日本)明るくて礼儀正しい選手でした。本当に残念です。ご冥福をお祈りいたします

▼中西学(53=元新日本)言葉にならない、信じられない。まだ22歳やぞ、ご冥福を心よりお祈り致します

▼天山広吉(49=新日本)本当に残念です。まだこれからという時に……心よりご冥福をお祈り致します

▼スペル・デルフィン(52=プロレスラー、大阪・和泉市議。自身が社長を務める沖縄プロレスに冠テレビ番組が誕生した際、当時中学生だった木村さんが、アイドルグループの一員に)花ちゃんとプロレスしたかった。合掌(ツイッターには、木村さんが「花 ママはプロレスラー」と自己紹介文を記したアイドルグループ時代のCDジャケットを掲載)

◇芸能・文化人

▼クロちゃん(43=安田大サーカス)木村花さんが22歳という若さで亡くなるなんて。ジムで一緒にトレーニングしてた花ちゃんが夢だったプロレスラーになり活躍してるのを良かったな、凄いなーって思ってたのに。早すぎるよ、トップレスラーになるの楽しみにしてたのに。もう会えなくなるなんて。御冥福をお祈りいたします

▼前澤友作(44=実業家)まだ22歳。。悲しすぎる。(合掌の絵文字)

▼乙武洋匡氏(44=作家)知り合いだったらなあ。相談してもらえてたらなあ。心から、そう思う。お会いしたこともないけれど、とてもつらいです。あなたがいないことが、とてもつらいです。あなたのことを大切に想ってきた方々は、どんなにつらい思いをされていることでしょう。そのことを思うだけで、胸が張り裂けそうです

◇テラスハウスのスタジオキャスト

▼山里亮太(43=南海キャンディーズ)謹んでお悔やみ申し上げます。突然のことに、どう言葉を発してよいか分からず、時間が過ぎてしまいました。それは木村さんのことを考えると、直ぐに言葉の整理ができませんでした。そのような不安定な状態で、自身の発した言葉がどのように解釈されるのかが分からず、しばらく言葉を発することに躊躇をしてしまいました。今、現実を受け止めて、なぜ画面の中で力強く立ち振る舞っているその姿の裏にある苦悩に気づけなかったのか、何かできることはなかったのかと強く感じています。ご冥福を心よりお祈り申し上げます

▼トリンドル玲奈(28)花ちゃんの訃報に関して、何らかの方法で花ちゃんを守ってあげることができたのではないかと、心を痛めております

▼葉山奨之(24)あまりに突然のことでいまだ信じられず、言葉が見つかりません。花さんの純粋で優しく仲間思いで真っ直ぐな部分と、プロレスに命を懸けて闘ってる姿がとても印象的でした。まだ気持ちの整理がついていませんが、このようなことがあってはいけないという悔しい気持ちでいっぱいです。心よりご冥福をお祈り申し上げます

◇テラスハウスのキャスト

▼新野俊幸(30=会社経営)ただただ悔しい。俺が袋だたきにされた時、真っ先に心配してくれた花の優しさを絶対に忘れない

▼水越愛華(22=出演時は大学生)あの日の夜中、たまたま遅くまで起きていて 彼女がストーリーを更新していて 何気なくDMを送りました。彼女からの返信はいつもと様子が違くて、途中から返信も来なくなって、気になってTwitterの投稿を見て異変に気づき、すぐに自宅を飛び出し彼女の家に向かいました。病院に着いたら、変わり果てた彼女が居ました。向かっている最中、私はどこかで生きてるだろうと思い込んでいました。そして、何事もなかったとしても抱きしめようと思っていました。“あなたが、こういう状況になったらいつでも駆けつける仲間がいるんだよ”って、“あなたが自分に傷を付けてもいいのはリングの上だけだよ”って伝えようと思っていました。プロレスの試合中のあなたはほんとうにかっこよかった。でも、恋愛をしている姿は本当に可愛かった。もう、あなたに会えないと思うと辛くてたまりません。どうか、どうか安らかに眠ってください。ゆっくり、休んでね。もうあなたを傷付ける人はいないよ。出会ってくれて、ありがとう。助けられなくて、ごめんなさい

▼田渡凌(26=バスケットボール選手)もっと寄り添えれば良かった。お互い意地を張らず仲良くしておけば良かった。自分の思いを伝え彼女の思いも聞いてまた仲良くできれば良かった(深夜に8ツイートを連続投稿)

▼鈴木志遠(23=モデル)花ちゃんはいつも僕が落ち込んでいたらすぐ心配してくれたね。『大丈夫?』とか『元気ないね、どうしたの?』など人の変化にすぐ気づける優しい女性だね。僕は花ちゃんが苦しんでいる状態から救えなかった。本当に悔しい。本当にごめんなさい。正直まだ信じられないよ。東京ドームで見た景色のこともっと話してよ。夜食で餃子食べようよ。みんなでマリカーやろうよ。1週間前にコロナ落ち着いたらタコパするって約束したじゃん。前に進まなければならないことはわかってる。花ちゃんに言われた『一生懸命やらないと恥ずかしい』『自信を持って努力しろ』とかが勇気付けてくれている。もっともっと頑張るから見ててね。これからもずっと友達だよ

▼金尾玲生氏(27=プロサーファー)何も整理がつかないよ。花… 今日は信じたくなくて携帯をあまり見たくなくて放置してました。何も考えることができず、ぼーっとしてました…起きてしまった事実は残念ながら変えることはできないので、花のトレードカラーのピンク色の花束をささげてきました。花は海も好きだったので海にも来てるかなーって思って。この事を無駄にはしない。絶対。ご冥福をお祈りします。ありがとう。花(ピンク色のカーネーションやカスミソウの花束を海に手向ける数枚の写真を添え)

▼ロン・モンロウ(25=タレント)昨日昼までラインをしてたけど、もう返信できないことに気付きました。辛いけど今伝えなければならないから。どうしても信じたくなかったんです、ハナがどうしてあの世界へ行ってしまったのか、ということを。最近、また新しい料理レシピを作ったんです、その料理で6人で一緒に食事したかったから。ハナはどんな激辛でも平気な人だった。本当にびっくりでしたよ。見た目は気が強いハナは、私がかわいいねとほめる時には、シャイな表情が見えて、そんな感じがすてきでしたよ。ハナが教えてくれた日本語、今もこうやって使っているんだから、わたしは一生忘れないから。もっとあなたに早く好きな気持ちをしっかりはっきり伝えたかった。それもできない私、悔しくて泣いていました。あの世界へ行っても、たくさんの人々に愛されていることを、信じてください

▼田辺莉咲子(22=トレーナー、共演なし)誰かが傷つけられた昨日の涙は、今日誰かがまたそれを笑っている。今日笑われた心の傷はまた明日誰かに傷つけられる。優しさで周りがかけてくれる言葉も追い込まれる気持ちになる。そうやって毎日が続いていく。毎秒涙を堪えるのに必死で生きている。苦しい、刺さるほど気持ちが伝わって涙が溢れてくる。でもそれを越えたら、楽しいことがたくさんある。その経験をする前よりもっと楽しくてキラキラしてる大きい世界がたくさんある。それを知って欲しかった。同じ場所にいた同じ歳の女の子にそれを伝えたかった。そんな思いをしている人を守れる人になりたい。そんな思いをさせてしまっている人に幸せを教えてあげたい。誰も傷つけず戦ったかっこいい女性へ。ご冥福をお祈りします

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永田、中西、天山…木村花さん死去にプロレス界衝撃

木村花さん

女子プロレス団体スターダムの木村花さん(享年22)の死去を受け、プロレス界にも大きな衝撃が走った。スターダムと親会社(ブシロード)が同じ新日本プロレスの永田裕志は自身のツイッターで「明るくて礼儀正しい選手でした。本当に残念です。ご冥福をお祈りいたします」と投稿。中西学も「言葉にならない、信じられない。まだ22歳やぞ、ご冥福を心よりお祈り致します」と書き込み、天山広吉も「本当に残念です。まだこれからという時に……心よりご冥福をお祈り致します」と、それぞれツイッターにつづるなど、ショックを受けていた。

スターダムで活躍し、現在は米プロレス団体WWEに所属する紫雷イオは「やりきれない気持ちです。美しく才能あふれていたあの子の、輝かしい未来が消えてしまった。22歳、これからもっと輝くべき人でした。その選択だけはして欲しくなかったと思うけど、そうせざるを得ないほどに辛かったのだと思うと心が痛みます」「今となっては、彼女が苦しむ理由も相談も、誰もきいてあげられない。自分を愛してくれてる人のために生きてほしかった。せめて今度こそ、彼女を愛してくれる人の想いが届いてほしい。どうか、どうか安らかに」と連続でツイッターに投稿していた。

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武藤敬司プロデュース公演、28日に予定通り開催

昨年行われたプロレスリング・マスターズ大会 後方左から2人目が武藤敬司(2019年8月30日撮影)

プロレスラー武藤敬司(57)がプロデュースする「プロレスリング・マスターズ」は27日、28日の東京・後楽園大会を予定通り開催すると発表した。

新型コロナウイルス対策として来場者にマスク着用などを呼びかけるほか、観戦キャンセル希望者には返金対応する。大会は武藤の師匠であるアントニオ猪木氏が来場。メインイベント出場予定だった新日本プロレス天山広吉、小島聡が欠場となり、藤波辰爾、藤原喜明組対武藤、スーパーJ組にカード変更となった。また、プロレスリング・ノアは3月8日の横浜文化体育館大会、全日本プロレスは3月7日千葉・銚子大会を延期するとそれぞれ発表した。

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中西学は最後も背骨折り…27年幕「感謝しかない」

引退セレモニーで新日本プロレスの選手たちに胴上げされねぎらわれる中西(撮影・河田真司)

<新日本:後楽園大会>◇22日◇東京・後楽園ホール

新日本の“野人”中西学(53)が27年間のプロレスラー人生に幕を下ろした。

22日の東京・後楽園ホール大会で同じ第三世代の永田裕志、天山広吉、小島聡と組み後藤洋央紀、飯伏幸太、棚橋弘至、オカダ・カズチカ組と対戦。最後は棚橋に抑え込まれたが、札止め1720人の前で全力のラストファイトを披露した。

先陣を切ってリングインし「最高のパートナーに助けられ、最高の相手4人」と渡り合った。永田に誤爆されると、得意のアルゼンチン式背骨折りを2度繰り出す。棚橋も担ぎ上げて仕留めにいくが、最後はハイフライフローに沈んだ。

引退セレモニーでは坂口征二顧問から「一番最高やった」、藤波辰爾から「まだいい体なのに」、馳浩専大OB会長に「面白かった」と惜しまれた。10カウントゴング後、選手に3回胴上げされリングをおりた。

五輪出場、G1優勝にIWGPヘビー級王座も手にした。首のケガが引退を早めたが「みんなに感謝しかない」と涙ぐんだ。「死ぬまでプロレスラー。トレーニングも続けて携わっていきたい」。家業の茶栽培を手伝いながら、新日に恩返しをしていくつもりだ。

◆中西学(なかにし・まなぶ) 1967年(昭42)1月22日、京都市生まれ。専大時代にレスリング全日本選手権4連覇。92年バルセロナ五輪代表。同年8月に新日本に入団。97年に小島聡とIWGPタッグ王座獲得。99年G1優勝。09年IWGPヘビー級王座。得意技はアルゼンチン式背骨折り、原爆固めなど。186センチ、120キロ。

引退セレモニーで新日本プロレスの選手たちにとポーズを決める中西(中央)(撮影・河田真司)
引退セレモニーで10カウントゴングに臨む中西(撮影・河田真司)

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中西学、2・22ラストマッチは8人タッグに決定

中西学(2020年1月7日撮影)

新日本プロレスは10日、19~22日の後楽園4連戦と3月3日の旗揚げ記念日大会(大田区総合体育館)のカードを発表した。

19日のタイガー服部レフェリー引退記念大会のメインは後藤洋央紀、石井智宏、オカダ・カズチカ組対SANADA、鷹木信悟、内藤哲也組の6人タッグ戦に決まった。

20日は、NEVER無差別級王者鷹木信悟が、石井智宏相手に初防衛戦を行う。また、IWGPジュニアタッグ選手権で王者SHO、YOH組にロッキー・ロメロ、田口隆祐組が挑戦する。

21日は、IWGPタッグ選手権で棚橋弘至、飯伏幸太の新タッグが王者タンガ・ロア、タマ・トンガ組に挑む。

22日の中西学引退試合のカードも決定。中西と永田裕志、小島聡、天山広吉が組み、後藤洋央紀、飯伏幸太、棚橋弘至、オカダ・カズチカ組と対戦。試合後に引退セレモニーが行われる。

3月3日の旗揚げ記念日大会では、IWGPヘビー、同インターコンチネンタルの2冠王者内藤哲也とIWGPジュニアヘビー級王者高橋ヒロムがスペシャルシングルマッチを行う。

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中西学が大阪最終戦「鍛えて頂いた」ファンに感謝

勝利し肩を組む左から天山、永田、中西、小島(撮影・清水貴仁)

<新日本:大阪大会>◇9日◇大阪城ホール

今月22日に引退する“野人”中西学(52)が大阪ラストマッチとなる8人タッグに臨んだ。今シリーズでは天山広吉(48)とタッグを組んできたが、米国遠征から戻った永田裕志(51)、小島聡(49)が合流。第3世代勢ぞろいのチームで、田口、ヘナーレ、本間、真壁組と対戦した。

92年10月にデビューした地大阪で、力がみなぎった。「ホー」のかけ声でパワーをため、本間、真壁に同時にラリアットをさく裂。さらに真壁を持ち上げ、得意のアルゼンチンブレーカー。小島に本間の体を押さえつけさせ、すぐコーナーによじのぼり、飛びながらチョップする上からドンを決める。そこに小島がラリアットでトドメ。豪快な暴れっぷりで、チームに勝利を引き寄せた。

試合後、中西はマイクを求め、大阪のファンにあいさつ。「27年前、大阪で中西学はデビューさせていただきました。しょっぱい試合した時もぼろかす言われ、自分なりにええ試合した時もぼろかす言われた時もある。そやけど、思いきり鍛えて頂いたのが大阪のお客様。ほんまにありがとうございました。残された4試合。全力で乗り切っていきます」と京都出身らしく関西弁で感謝の言葉を述べた。

トップロープから本間(中央)に攻撃を決める中西(撮影・清水貴仁)
味方の援護のなか真壁に技を決める中西(撮影・清水貴仁)

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中西学が北の大地に別れ「覚醒しちゃう戦いできた」

真壁刀義にアルゼンチンバックブリーカーを決める中西学(撮影・奥村晶治)

<新日本:札幌大会>◇2日◇札幌・北海きたえーる

“野人”こと中西学(53)が北の大地のファンに別れを告げた。22日に引退する中西にとって最後の札幌大会となったこの日は天山広吉、タイガーマスクと組み、上村優也、本間朋晃、真壁刀義組と対戦。結果はタイガーマスクが上村にタイガースープレックスホールドを決め9分48秒で勝利を収めた。

勇姿を見せた。序盤からラリアットでなぎ倒しておくと、真壁に代名詞のアルゼンチンバックブリーカー。試合後は珍しくマイクを持ち、ファンにあいさつした。この日、最高気温でも0・2度の札幌にこれまでの冬の遠征を思い出し「極寒の真冬でもお客さんの熱が冷めない。それに負けないくらい選手も熱いものを見せるから覚醒しちゃう戦いができた」と振り返った。

引退まであと20日を切った。残すは東京と大阪のみとなった。「その時で最大の力を出していかなあかん」と気を引き締めていた。

真壁にラリアットを見舞う中西(撮影・奥村晶治)
試合終了後、両手を挙げてファンに感謝する中西(撮影・奥村晶治)
試合終了後、勝ち名乗りを上げる左からタイガーマスク、1人おいて中西、天山(撮影・奥村晶治)

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